JPS63158460A - 検定の方法 - Google Patents

検定の方法

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JPS63158460A
JPS63158460A JP22288987A JP22288987A JPS63158460A JP S63158460 A JPS63158460 A JP S63158460A JP 22288987 A JP22288987 A JP 22288987A JP 22288987 A JP22288987 A JP 22288987A JP S63158460 A JPS63158460 A JP S63158460A
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assay
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JP22288987A
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ジャン−マリエ・サン−レミ
ジャン−クロード・マレシャル
ジャン・ギュイ・ジル
ピエール・ルシエ・マッソン
テレンス・アーサー・ウィルキンス
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AKADE DEIYAGUNOSUTEITSUKU SHIS
Akade Deiyagunosuteitsuku Shisuteemu SA Nv
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AKADE DEIYAGUNOSUTEITSUKU SHIS
Akade Deiyagunosuteitsuku Shisuteemu SA Nv
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Publication date
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    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/563Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor involving antibody fragments
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    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
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    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54313Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals the carrier being characterised by its particulate form

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、生物体液中の検体に対して検定を行う方法に
関する。この種の検定は、該生物体液に存在する他の粒
子種による妨害をしばしば受ける。
このような妨害を克服する方法の1つとして、検定前に
検体を生物体液中の残りから分離することを含む予備工
程を行うことがある。本発明はこの種の方法に関する。
米国特許第3720760号は、アレルゲンに対する抗
体に対して、体液分析のイン・ゲイトロ法に関する。該
体液試料は、不溶性粒子上に予じめ固定化されたアレル
ゲンと接触される。該粒子は分離・洗浄され、次に標識
した、試薬、アレルゲンまたは抗体と反応される。該不
溶性粒子への標識物の結合度は、元々の試料中の抗体濃
度を示す。
英国特許第2030290号は、遊離型及び結合型の両
方の検体を含有する生物体液中における、サイロイド・
ホルモンのような遊離型の検体を検定する方法を記述す
る。最初の工程で、該液体試料は、検体に対する非標識
受容体と接触されるが、この受容体は、遊離した検体を
受容体に結合させるために、検定チューブ壁土にコーテ
ィングされ可溶化しないようになっている。上清液を除
去し、洗浄した後、該チューブは標識検体または標識受
容体と接触される。該チューブへの標識物の結合度は、
最初に液体中に遊離していた検体濃度を示す。
これらの先行技術による方法の不都合な点は、2回目の
インキュベーションが、検体が可溶化されない状態で行
われることである。このため、明らかに該検体が物理的
に反応しにくくなっている。
即ち、検体の反応性をも低下させたり、その性質を変え
ることもありうる。
欧州特許第51985号は、特異的1gHに対する試験
として、試料を該1gHに対する抗原(アレルゲン)を
有する吸収性ディスクと接触される方法を記述する。該
ディスクは次にプロテアーゼと接触され、結合したIg
Eを分解し、抗原に独特のフラグメントを生成、次いで
それが検定される。
本工程の不都合点は、該ディスク表面が小さく、また、
同じ特異性をもつ他のアイソタイプと競合するために、
該特異的1gEの濃度を過小評価することになる、とい
うことである。
本発明は、生物体液中の検体に対する検定を行う方法で
あって、 a)生物体液を、特定結合体へ検体を結合させるような
条件下で該検体に対する特異的な結合体を有する第一粒
子と接触させて、検体を該特異的結合体に結合させ、検
体/特異的結合体の複合体を有する第一粒子を回収し、 b)該複合体を有する第一粒子を処理し、検体あるいは
、抗原として認識しうるフラグメントを溶液内に移行さ
せ、 C)該溶液に第二粒子を、該第二粒子の凝集をもたらす
ような条件下で加えて検定液をつくり、そして、 該試料中の検体の検定として、この凝集の程度を測定す
る、 各工程からなる方法を提供する。
該橋体の性質からみて、本発明は広く適用が可能である
。該検体は抗原またはハプテンでありうるが、その場合
には、該特異的結合体は、一般にそれに対応する抗体で
ある(必ずしも抗体でなければならないわけではない)
。また、該検体は抗体でありうるが、その場合には、該
特異的結合体は、都合の良いように、検体に親和性のあ
る抗原かそれに対する第二の抗体でありうる。本発明は
定性的及び定量的な検定に適用できる。定量的に適用さ
れる場合、本発明は全検体濃度あるいは(代替的に)遊
離型の検体濃度の検定に適用されうる。全検体及び遊離
型の検体の検定における本法の実施例を、以下に述べる
。また、該生物体液の性質は、本発明にとっては全く重
要でないことも述べる。
本法の第一工程は、該生物体液の試料を、該検体に対す
る特異的結合体を有する第一粒子と接触させることによ
って、反応混合物を生成することを含む。該混合物は、
検体が特異的結合体に結合するのに適した既知条件下で
インキュベートされる。該特異的結合体は、様々な既知
技術のいずれによっても可溶化されない。該特異的結合
体は、例えば反応溶媒中に懸濁化している小さな不溶性
粒子(例えばポリスチレン)に共有結合されうる。
該反応溶媒中からの分離を容易にするために、該粒子に
は磁気誘引性をもたせうる。
全検体を検定し、該検体のほとんどあるいは全てを特異
的結合体に確実に結合させるために、一般に、該試料中
に存在することが期待される検体量よりも過剰全の特異
的結合体を使用することが好ましい。一方1、遊離型の
検体濃度の検定に際しては、一般に、遊離している検体
と天然蛋白結合体に結合した検体との平衡に実質的な影
響を及ぼすような高い濃度の、該特異的結合体を使用す
るのは望ましくない。特異的結合体の絶対量は重要では
ないだろうが、その量が検定ごとに正確に同一であるこ
とが一般に重要である。標品を使用して検定すれば検量
線をつくることができるので、この検量線を用いて未知
試料の検体濃度が実質的に読みとられうるのである。
可溶化されない、検体/特異的結合部複合体は、該反応
混合物の残存物から、いずれか適当な手段(例えば、遠
心、磁気誘引または上清液の単純な吸引)によって分離
される。好ましくは、該非可溶化複合体は、未付着試薬
の除去を確実にするために、洗浄される。次いで、これ
は、本発明の第二工程により、該検体または抗原に独特
のそのフラグメントを溶液に戻すために処理を受ける。
はとんどの場合に、本処理は、ペプシンまたはその代わ
りにトリプシンのような酵素により、効果的に実現され
うる。例えば、可溶化されない抗体が、工程a)におい
て、非蛋白性の抗原あるいはハプテンをとらえるために
使用された場合、ペプシンによる処理は、該抗体を破壊
し、該抗原またはハプテンを溶液中に放出するために行
われうる。
可溶化されない、抗原またはハプテンが、工程a)にお
いて、抗体をとらえるために使用された場合、制御され
た酵素作用は、該抗体を分解し、そのFcフラグメント
を溶液中に放出するために使われうる。本工程の好都合
な点は、該Fcフラグメントの中に、抗原性が非常に高
く、抗体全体としてよりもはるかに高感度で検定されう
ろことが知られているものがある、ということである。
本検定が以下に述べる凝集の技術によって行われる場合
、これらのフラグメントは、無傷性抗体よりも安定した
凝集体を形成するという、さらなる利点をもつことにな
り、一層、耐久性及び感度が上昇する。
可溶化されない抗体が工程a)において使用された場合
、抗体をはずし、該検体を溶液中に放出させるために、
酵素以外の試薬を使用することが可能であろう。このよ
うな試薬の例としては、3〜6モル/gの濃度で使用さ
れる、グアニジニウムハイドロクロライドがある。該検
体(または、上で述べたような、そのフラグメント)を
溶液中に移行させるのに必要な本処理の性質及び程度は
、常法の実験によって、認識あるいは決定される。
検体は、それが存在していた生物体液由来の妨害粒子種
が存在しない溶液中に移行すれば検定可能となる。溶液
の工程の好都合な点は、本工程が、検体に対して、ペテ
ロジイニアスな方法より経費、速さ、簡便さ及び耐久性
の点で一般に好適なホモジイニアスな方法で検定される
ことを許容する、ということである。本発明の方法は特
に、該検体(またはフラグメント)が凝集法により検定
される場合によく適用される。凝集の程度は比濁分析に
より決定されうるが、我々のIMPACT (商標)診
断技法のような粒子計数法によりうまく決定される。本
システムは、一定体積の液体中の粒子数の計算を含む。
該粒子は既知の一定の大きさであり、装置はおおよそそ
の大きさの粒子だけを計算するように目盛調整がされて
いる。このため、凝集によって形成される、2つあるい
はそれ以上の粒子の集合体は除外され、計算されない。
本発明に依るこの好適な方法において、工程a)におい
て使用される特異的結合体は、事前に特定の大きさくサ
イズA)の第一粒子に付着することによって不溶化され
る。不溶化された検体/特異的結合部複合体を有する粒
子は、反応混合物から分離され、洗浄の後、該検体を再
可溶化するために酵素で処理される。次いで検体を含有
する溶液は、異った大きさくサイズB)の被覆第二粒子
を用いた既知の凝集法によって検定されるが、その際、
この液体(溶液中の粒子種、サイズA粒子、サイズ8粒
子、及び凝集したサイズ8粒子を含む。)は粒子計数計
に通される。後者はサイズ8粒子のみを数え、大きすぎ
る(または小さすぎる)サイズA粒子及び凝集サイズ8
粒子は数えない。この代わりに、該第一粒子は、第二粒
子の凝集(度)が決定される時に磁気誘引されて、検定
液から簡便に除去されうる。
本発明のこの面についての2つの好適な実施態様が、こ
こで記述される。
1、この態様は、一群の抗体から特定の抗体をとり出す
ために、抗原で被覆された2、3ミクロンのラテックス
粒子の使用を含む。この適用は、ヒトの血清または血漿
中の特定のアレルゲンに対するIgE抗体を同定する際
に特に有用である。
この実施態様において試料はラテックス粒子に共有結合
した過剰量の抗原(アレルゲン)を含む2.3マイクロ
ンのラテックスとインキュベートされる。IgE(該ア
レルゲンに対する特定の結合部位を有する。)は粒子に
結合し、次いで遠心分離される。上清液は傾瀉され、非
特異的IgE分子を含む血清が除かれる。該粒子は緩衝
液中に再び懸濁化され、ペプシンが加えられて、ラテッ
クスに結合した、アレルゲン/特異的IgE複合体を分
解する。この工程は特異的IgE分子のFcフラグメン
トを溶液中に放出させる。
中性pHの緩衝液で反応停止後、混合物(2,3ミクロ
ンの粒子、ペプシン分解物及びFcフラグメント)はI
MPACTまたは他のラテックス凝集/粒子計数自動分
析計に移行される。共有結合した、ウサギ抗ヒト(Ig
E−Fc)血清を含む0.8ミクロンのラテックス粒子
の懸濁液が加えられる。該Fcフラグメントは多価であ
るために、ラテックス凝集はペプシン分解物中に存在す
るFcフラグメント量に正比例して生じる。装置の判別
計又はパルス高分析計は、凝集しなかった、0.8マイ
クロンの粒子を計数するようにセットされ、2.3マイ
クロンの粒子の存在は無視する。標品を使用して、患者
からとった試験試料の判定のために、検量線が作成され
うる。
先の章で述べた2、3ミクロンの粒子を使用する代わり
にもっと小さな粒子(例えば直径0.2ミクロンのもの
)が使用できただろうことが明らかとなるだろう。また
もうひとつの異った例として磁気誘引されるようにした
2、3ミクロンのラテックス粒子も使用しうる。この粒
子を用いれば0.8ミクロンの粒子存在下、該粒子を懸
濁液からとり出されうるし、粒子計数法の代わりに比濁
分析法を用いることも可能になる。
特定のIgHに対する検定としてこの方法は、欧州特許
出願第51985号において述べられた方法よりも有利
点をもつ。第一に、IgEは通常、試料中の免疫グロブ
リン成分(これらのほとんどまたは全てが該アレルゲン
と免疫反応性をもちうる)の少量成分であるため、アレ
ルゲンで被覆された、広範な表面領域はIgEと完全に
結合することを必要とする。このような表面領域は、吸
収性ペーパーディスクによってごく容易に提供されうる
が、アレルゲンで被覆した第一粒子を適当量使用するこ
とによっても容易に得られる。第二に、該アドレス/I
 gE複合体がIgEまたはフラグメントを可溶化する
ために酵素で処理される場合、該第一粒子は検定液から
簡単に除かれるので、この段階で分離工程は必要ない。
2、この態様は、蛋白結合抗原も含有する血清から遊離
型抗原をとり出すために、抗体で被覆された、2.3 
ミクロンラテックス粒子を使用することを含む。この適
用は、小分子(チロキシン(T)、)リョードチロニン
(T3)、コルチゾール、テストステロン及び、ジフェ
ニルヒダントイン、パルプロ酸ナトリウム及びカルバマ
ゼピンのような薬剤)の非蛋白結合部を決定するのに特
に有用である。これらの物質は、キャリアー蛋白に可逆
的に結合して、血液中に運搬される。T4の場合では9
9.98%が、血清中の3つの蛋白、すなわちチロキシ
ン結合アルブミン、プレアルブミン及び血清アルブミン
に結合している。コルチゾールの約90%が血清蛋白(
トランスコルチン及びアルブミン)に結合している。テ
ストステロンの場合では約98%が2つの蛋白(性ホル
モン結合アルブミン及びアルブミン)に結合している。
前述した3つの薬剤は抗てんかん治療において使用され
ており、これらの薬剤の各々95%が血清中のアルブミ
ンと結合している。以上の全ての場合において、臨床的
に最も関係が深いのは、遊離型の検体濃度である。これ
らのことから、はるかに多い蛋白結合体からの妨害なし
に、遊離型の部分を測定することは、診断及び患者の治
療を助ける上で非常に有用な手段となるのである。
該技法は、測定される検体に特異的な抗体で被覆された
ラテックスの使用を必要とする。該抗体量は一般に、期
待される遊離した検体量より過剰であるが、蛋白結合型
と遊離型との間の平衡を実質的に移動させるほどの量で
あるべきではない。該抗体量が検定チューブによって同
一であることが特に重要である。先の実施態様の場合の
ように、抽出工程a)において使用されるラテックス粒
子の大きさは、検定の第二段階で使用されるそれよりも
大きく (または小さく)すべきである。
遊離型の検体濃度に比例した、一定食の検体をとり出す
ために第一ラテックスが次のように使用される二 − 全蛋白濃度がPi  (i=1〜n)の一連のi蛋白と
結合した結合型との平衡において、遊離型の検体の濃度
(F)は全濃度(T)の検体に対して次の式で与えられ
る二 一 検体の小さい部分をとり出すために、ラテックス抗体試
薬1を用いると、開式は次のようになる: − T= ・・・・・・・・・・・・・・・ (り該抗体ff1(
Pn+1)及び親和性(K n11)は、次の条件が成
り立つようにされるべきである二 −F′、clLF 及び 多くの点で、モノクローナル抗体のような低親和性の抗
体は特に有用である。というのは、とり出される検体量
が、広範囲にわたって遊離型の検体濃度に正比例するか
らである二 −とり出される検体量” Kn+I Pn
+l F’一方、高親和性抗体に対しては となる: − これらの条件の下、遊離型の検体濃度が高い場合におい
ては、限界値(抗体の容量Pn+1と等価である。)が
得られるが、これは遊離型の検体濃度とは独立である。
本法は、初めの短いインキュベーションの工程において
検体をとり出すために、ラテックスの第一抗体試薬を使
用することを含む。反応混合物が遠心分離され、上清が
デカントされ、ラテックス試薬から検体を放出するため
に沈殿にペプシン(HCfI)が加えられる。溶液中の
検体は次いで、例えば米国特許第4184849号また
は第4427781号において記述される技法によって
検定される。粒子径分析器(計数計)で使用するのに適
当な粒子径の第ニラテックスが用いられる。前述のよう
に、比較的大きい(または小さい)不活性化された、第
一抗体ラテックスは、計数計にはかからず、第二抗体ラ
テックスのラテックス凝集反応が、I MPACTシス
テムによる計数計によって分析される。本法は英国特許
第2030290A号(上で述べた)で記述される方法
より優れているが、これは本法がより迅速で、偏差がな
いからである。抗体で被覆した第一ラテックス粒子の使
用は、試料に存在する抗体量の適切な制御を許容する。
このような制御は、上で述べた通り、検体の蛋白結合型
と遊離型の間の平衡を実質的に移動させることなしに、
試料から充分な遊離型の検体をとり出すために非常に重
要である。
次の実施例は、本発明を例示する。付属の表は、次の実
験によって決定された、特定1gE濃度に対する非凝集
粒子の割合を示したグラフである。
実施例 1、試薬及び緩衝液 次の試薬が購入された:ローンーポウレンク(Rhon
e −Poulenc)クールベボア、フランスからカ
ルボキシル基(エスタポールK 150)を有するラテ
ックス粒子(0,8ミグ0210%W/Vエスタポール
に99)及びそれをもたない乳液状粒子(2,3ミクロ
ン、10%W/V) ;シグマ化学(セントルイス。
Mo)から1−エチル−3(3−ジメチル−アミノ−プ
ロピル)カルボジイミド−HCρ;テクニコン(Tec
hnicon、  タリタウン、NY)からトウイーン
20そしてカルバイオケミカル(う・ジヨウ。
CA)からウシ血清アルブミン(BSA)である。
緩衝液は、90g/!l N a Cfl及び20mM
ホウ酸を用いる、pH8,2のホウ酸緩衝生理食塩水(
B B S)  ; 90g/I! N a C1l 
、 50mMグリシンを用い、0.1%トゥイーン20
 (CB S −Tveen)または1%BSA (C
BS−BSA)を含む、pH9,2のグリシン緩衝生理
食塩水そして、90g/lNaC1及び8mMリン酸を
用いる、p117.4のリン酸緩衝生理食塩水(P B
 S)であった。
2、アレルゲンの調製 ダーマトファゴイズ・ブテロニシヌス (Dermatophagoidas ptcrony
sstnus、 DPT)由来のグリセリン性アレルゲ
ン抽出液及びオオアワガエリの花粉がベンカード社(ニ
ブツム、サリー。
イングランド)から購入された。これらはPBSに対し
て4℃で広く透析され、YM−10膜(アミコン社、ダ
ンバース、MA)上での限外i濾過によって濃縮された
。本溶液は使用直前まで一80℃で保存された。
3、ラテックス(Lx )粒子の調製 2.3ミクロンの直径のラテックス(Lx −2,3)
が、アレルゲン吸着体(al lcrgosorbcn
t)として使用された。100マイクロリツトルの該1
0%懸濁液がBBS中で洗浄され、同緩衝液200マク
ロリツトル中に再び懸濁化される;100マクロリツト
ルがとり出され、カルボジイミド10mg/ml水溶液
200マイクロリットルを混合、アレルゲンの10mg
/m1BBs溶液10マイクロリットルが加えられる。
最終容量は水で1mlに調整され、懸濁液は室温で4時
間、ポルテックスミキサーにかけながらインキュベート
された。10.000gで10分間遠心後、Lx−2,
3は、GBS −BSA、GBS −トウイーン及びC
BS−BSAで連続的に洗浄された。
沈殿物は、CB5−B5A1m1に再び懸濁化され、4
℃に保存された。ラテックスに存在するアレルゲン量を
はかるために、こん踏量の放射標識アレルゲンが、ラテ
ックスとのインキュベーションの際に加えられ、洗浄後
、該粒子上に残った放射活性が測定された。0.5%ラ
テックス懸濁液100マイクロリットル当り約5マクロ
グラムのアレルゲンが吸着された。
直径0.8マクロンのラテックス(Lx −0,8)は
、抗ヒトFcEウサギ抗血清由来1gGのFab’ 2
フラグメントで被覆された(マグヌソン(Magnus
son)ら、臨床アレルギー(CIin。
AIlergy)、 11巻、453ページの記述によ
る)。
4、特異的IgEに対する検定 試料(希釈しないか、通常のウサギ血清中115または
1/10に希釈したもの)100マクロリツトルが、円
錐形のポリスチレンチューブ(エッペンドルフ)中、ア
レルゲン被覆したLx  −2,3、50マイクロリツ
トルとともに21℃90分間連続振盪しながらインキュ
ベートされた。
懸濁液は次いで5414 Sエッペンドルフ・、マイク
ロセントリフユージ中2分間、10劃00RPMで遠心
分離され、一旦90g/INaCρ溶液¥mlで洗浄、
最終的に同溶液50マイクロリツトルに再び懸濁化され
、lff1g/mlペプシンを含有する0、15NHC
fI80マイクロリツトルが加えられた。分解反応は2
M)リス−NaOH20マイクロリツトルを加えるまで
、30分間37℃で続けられた。
試料は次いで、自動粒子計数システム(IMPACT。
アケード診療システム、ブリュッセル、ベルギー)にか
けられたが、ここで懸濁液30マイクロリツトルが、ウ
サギ抗ヒトFcE  Fab’  2で被覆されたLx
 −0,8(CBSの0.5%懸濁液)30マイクロリ
ツトルに加えられた。非凝集粒子の計数前、インキュベ
ーションは30分間、37℃で連続振盪しながら行われ
た。IgEの計量は、標準量のIgE(IgE−標準一
血清、カルバイオケミカル、う・ジヨウ、Ca)のペプ
シン分解によって得られる凝集曲線との対照によって行
われた(マグヌソンらの記述の通り(上記をみる)であ
る)。
結    果 1、検定の特異性 本検定におけるIgE検出の特異性は、Fcと呼ばれる
IgEフラグメントのペプシンに対する抵抗性に基づい
ており、このことはすでに充分に証明されている。Ig
EのLx−2,3への非特異的吸着を避けるために、血
清試料が、D P T !:対する特異的IgEではな
くて、高濃度のIgEとともに用いられた。ヒト骨髄W
i1gE、IgE(DES)もまた量を増やしてLx−
2,3懸濁液に加えられた。これらの実験は、本検定が
試料中の全1gHの曾には依存しないことを示した。
実験は、Lx2Jとのインキュベーション中、量を増や
しながら可溶性1gEも加えて行われ、Lx−0,8凝
集の完全な阻害を示した。
2、検定の感度 典型的な曲線が図中に示されている。特異的抗DPT 
 IgEの既知fil(非可溶化されたDPTへの免疫
吸着により決定される)を含む血清試料はPBS中で2
倍に希釈され、t、x −2,3と混合された。濃度の
範囲は、25pg/m1〜200ng /mlで、最大
感度は200pg /mlと1100n /mlの間で
あった。200ng /mlより高い濃度においては、
阻止帯の影響はみられなかった。同様の実験が、DPT
の代わりにオオアワガエリの花粉を用いて行われ、DP
Tに匹敵する検出範囲を与えた。
血清特異的IgEの検出は、1972年以来広く適用さ
れており、アトピー性疾患の診断の正確さは大きく進歩
してきた。上で検討された米国特許第3720780号
の発明に基づく放射性アレルゲン吸着試験(RAST)
が好ましいとされてきた。本試験は、ペーパーディスク
へのアレルゲンのカップリング及び、アレルゲンに特異
的な抗体をペーパーディスクに結合させる条件下での、
検定される生物体液の試料とディスクとの接触を含んで
いた。該ディスクは次いで洗浄され、結合度が、放射性
標識アレルゲンまたは放射性標識抗体を用いて決定され
る。
しかしながら本検定は2つの大きな欠点を有する。第一
に、該アレルゲンは、高頻度の非特異的蛋白吸着を有す
るペーパーディスクとカップルされており、高いバック
グラウンド値と全1gEffiへの依存性を生む結果と
なる。第二に、ディスク表面は小さいため、同じ特異性
をもってはいる他のアイソタイプとの競合が、特異的I
gEの濃度の過小評価を与える。
ここで記述されるラテックス凝集検定はいくつかの有利
点を有している。第一に、感度がはるかに進歩し、RA
STの0.71U/mlに比較して0.011U/ml
に達している。この感度はいくつかの要因の結果である
:即ち、有効なディスク表面が10倍に増加したことや
、非常に低頻度のラテックスへの非特異的蛋白結合及び
試料とLx−24との間の接触時間の短縮の結果である
。興味深いことに、該表面は非常に増加するが、非可溶
化されたアレルゲンの量は、RASTに使用されたペー
パーディスクと同じオーダーの大きさく試験当り、約5
μg対7μg)である。しかしながら、該アレルゲンの
ほとんどは、RASTにおける抗体結合に対して必ずし
も近づきえない。ラテックスの検定の感度は、濃度が培
養培地、気管支−肺胞洗液、唾液あるいは眼房水のよう
に著しく低い液体中での特異的IgEの検出を可能とす
る。第二に、該ラテックス検定は、カバの花粉が非可溶
化されるディスクに対する対照によって結果が評価され
るRASTとは違って、標準1gE調製液に対する対照
による特異的IgEの定量的評価を許容する。これは、
アトピー性及び非アトピー性患者の間のより正確な記述
を考慮する。
第三に、アレルゲンの表面及び近づきやすさが増えたた
めに、同じ特異性を有する他のアイソタイプ(IgG、
IgA及びIgM)との競合性は完全ではないとしても
、かなり低下している。特異的抗DPT抗体を含有する
血清試料は、LX −2,3との一回のインキュベーシ
ョン後、DPIに対していかなるクラスの残存抗体活性
ももたなかった。さらに、ラテックス検定は、約4時間
で行われ、自動化されることが可能である。また本検定
は、IgE検出前のペプシン分解工程の使用に付随する
有利点をもっている;例えば、IgEに対する自己抗体
に由来する妨害がなくされる。
い4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)生物体液中の検体に対して、検定を行う方法におい
    て、 a)生物体液の試料を、特定結合体へ検体を結合させる
    ような条件下で該検体に対する特異的な結合体を有する
    第一粒子と接触させて、検体を該特異的結合体に結合さ
    せ、検体/特異的結合体の複合体を有する第一粒子を回
    収し、 b)該複合体を有する第一粒子を処理し、検体あるいは
    、抗原として認識しうる断片を溶液内に移行させ、 c)該溶液に第二粒子を、該第二粒子の凝集をもたらす
    ような条件下で加えて検定液をつくり、そして、該試料
    中の検体の検定として、この凝集の程度を測定する、 各工程からなる。 2)検体が抗原または抗体であり、第二粒子が、該検体
    の免疫結合のパートナーを有している、特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 3)検体がハプテンであり、第二粒子が該ハプテンを有
    し、前記工程c)が該ハプテンに対する抗体の存在下で
    行われる、特許請求の範囲第1項記載の方法。 4)該特異的結合体が、不溶性ポリマー状粒子に共有結
    合している形で使用される、特許請求の範囲第1項から
    第3項のいずれかの項に記載された方法。 5)該複合体が、工程b)において酵素で処理される、
    特許請求の範囲第1項から第3項のいずれかの項に記載
    された方法。 6)工程a)における該第一粒子が均一のサイズであり
    、工程c)において使用される該第二粒子が、第一粒子
    とは異った大きさでかつ均一であり、そして凝集度は工
    程c)において、検定液中の非凝集第二粒子濃度の測定
    により決定さされることからなる特許請求の範囲第1項
    から第5項のいずれかの項に記載された方法。 7)該検体が、アレルゲンに対する特異的抗体である、
    特許請求の範囲第1項から第6項のいずれかの項に記載
    された方法。 8)可溶化されない抗体と特異的結合体との複合体が、
    工程b)において酵素で処理して該抗体のFc断片溶液
    とし、次いでそれを検定する、特許請求の範囲第7項記
    載の方法。 9)該検体が、遊離形と1以上の天然結合体に結合する
    形との両者として生物体液中に存在する遊離部分である
    、特許請求の範囲第1項から第6項のいずれかの項に記
    載された方法。 10)該第一及び第二粒子がラテックス粒子である、特
    許請求の範囲第1項から第9項のいずれかの項記載の方
    法。
JP22288987A 1986-09-05 1987-09-05 検定の方法 Pending JPS63158460A (ja)

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GB868621495A GB8621495D0 (en) 1986-09-05 1986-09-05 Assay
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EP0260079A1 (en) 1988-03-16
AU7798287A (en) 1988-03-10
GB8621495D0 (en) 1986-10-15

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