JPS63156615A - ホブ盤における歯切り方法 - Google Patents

ホブ盤における歯切り方法

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JPS63156615A
JPS63156615A JP29864986A JP29864986A JPS63156615A JP S63156615 A JPS63156615 A JP S63156615A JP 29864986 A JP29864986 A JP 29864986A JP 29864986 A JP29864986 A JP 29864986A JP S63156615 A JPS63156615 A JP S63156615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
cutting
feed rate
finishing
axial
Prior art date
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Pending
Application number
JP29864986A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Miki
哲郎 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はホブ盤における歯切り方法に関し加工サイクル
タイムの短縮と工具寿命の延長を図ったものである。
〈従来の技術〉 ホブ盤は、ラック形歯形を有するウオーム状の工具であ
ろホブを用いて歯車を創成加工する工作m械であり、高
能率な歯切りを行うことができるものである。このホブ
歯切りはホブとワークとを同調させて回転させろと共に
それらをワークの軸方向に相対移動(アキシャル切削送
り)させることで成される。第3図はその加工サイクル
を表わす説明図であるが、第3図においてホブ11の中
心の軌跡を表わす矢線に示すように、ホブ11は原点1
2から先ずラジアル早送り13により所要の切込み深さ
位置までワーク14に近付き、次にアキシャル切削送り
15によりワーク14を加工し、加工完了後はラジアル
単房り16によりワーク14から離れると共に1キシャ
ル早戻り17により原点12に1jlt帰するという加
工サイクルをとる。
アキシャル切削送り15において、ホブ】1の中心が点
0.に到った時にホブ11とワーク14とが接触して実
際に切削が開始され、その後送りが進むに従って次第に
切削量が増加すると共に、ホブ11の中心が点0□に到
った時、即ちホブ11の中心がワーク14の端面位置に
到った時に完全な歯形を加工する正味切削に入る。この
正味切削では最終的な歯形を加工するのでその加工精度
が歯車精度を決定するのに対し、ホブ11の中心が点0
2より手前にある時の加工は完全な歯形を削り出すわけ
ではないので歯車精度に直接には影響しない。そこで従
来は、点02以前を荒領域、点0□以後を仕上領域とし
、アキシャル送り速度を荒領域においては高速とする一
方、仕上領域においては低速として、サイクルタイムの
短縮と加歯車加工精度の確保を図っている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 第4図に上述した従来のホブ歯切りにおけろホブ11の
アキシャル位置に対する切削力変化のグラフを示す。第
4図において、削り始めは切削量が微少であるので切削
力は小さく、送りの進行に従って次第に切削力が増大す
ると共に、点02を越えた正味切削において略一定の切
削力となる。ここで、更にサイクルタイムの短縮を図る
とき、送り速度を高めればよいが、仕上領域においては
精度確保の要請から送り速度は自ずと制限されるため荒
領域において送り速度を上げることとなる。
ところが、荒領域の送り速度を過度に上げると、荒領域
から仕上領域に切換わるときの切削力がピーク値18を
とり、このピーク時の切削力がワーク14がクランプ剛
性に打勝ってワーク14を動かし、それがワーク14を
破損したり工具寿命を短縮するという問題点があった。
本発明は、このような問題点に鑑みて成されたものであ
り、ホブ盤による歯切り加工のサイクルタイムの短縮と
工具寿命の延長を図った歯切り方法を提供することを目
的としている。
く問題点を解決するための手段〉 この目的を達成する本発明にかかる歯切り方法は、ホブ
盤のアキシャル切削送すにおいて、ホブの中心がワーク
の前端位置から後端位置に到るまでを仕上領域、該仕上
領域より前を荒領域、該仕上領域より後を切上り領域と
し、前記荒領域において切削力を前記仕上領域における
切削力を越えない範囲で可及的にその切削力に近付ける
べ(アキシャル切削送り速度を該仕上領域におけるそれ
よりも高く且つ漸次減少するように設定すると共に、前
記切上り領域におけるアキシャル切削送り速度を前記仕
上領域におけるそれよりも高く設定して歯切りを行うこ
とを特徴とする。
く作   用〉 荒領域及び切上り領域におけろアキシャル切削送り速度
を仕上領域におけるそれよりも高く設定し、且つ荒領域
においては段階的又は連続的にアキシャル切削送り速度
を漸次減少させるので、切削時間が短縮すると同時に全
切削領域において略均−な切削力が得られる。
く実 施 例〉 以下、本発明の一実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例にがかるホブのアキシャル位
置に対するアキシャル切削送り速度変化及びその切削力
変化のグラフ、第2図はその加工状態の説明図である。
本発明では、アキシャル切削送すにおいて、第2図に示
すように、ホブ11の中心がワーク14の前端位置02
から後端位置03に到るまでを仕上領域a1仕上領域a
より前を荒領域b1仕上領域aの後を切上り領域Cとす
る。
即ち、仕上領域aはホブ11が完全な歯形を加工して歯
車精度を直接決定する正味切削域、荒領域すはホブ11
の刃先がワーク14に当たり始めた時から不完全な歯形
を削り出している領域、また切上り領域Cは仕上領域a
が終った後のホブ11がワーク14から離れるまでの領
域である。
第1図に示すように、本実施例にかかる方法では、先ず
荒領域すにおけるアキシャル切削送り速度を仕上領域a
におけるアキシャル切削送り速度よりも高く設定すると
共に荒領域すの中間位置05で一度減速する。ここで、
仕上領域aにおけるアキシャル切削送り速度は歯車精度
確保の要請から決定されると共に、荒領域すにおけるア
キシャル切削送り速度は、荒領域すでの切削力が仕上領
域aにおける切削力を越えない範囲で可及的に仕上領域
aでの切削力に近付くように高速に設定する。即ち、荒
領域すの前の部分では切削量が少ないためその部分のア
キシャル切削送り速度を高く設定し、後の部分では切削
量が増大して来るのでその分アキシャル切削送り速度を
下げ、その間の切削力が仕上領域aの切削力に近付ける
ように制御する。尚、本実施例では荒領域すにおいて2
段階で漸次減速しているが、この他3段階以上に分けて
もよく、また無段+Uで連続して減速するようにしてI
Jとい。
さらに、切上り領域Cでは実質的には切削が肖われてい
ないので、切上り領域Cにおけろアキシャル切削送り速
度は仕上領域aにおけるものよりも高く設定する。
このようにアキシャル切削送り速度を変1ヒさせると、
荒領域すと切上り領域Cにおけるアキシャル切削送り速
度の高速化により加工のサイクルタイムが短縮すると同
時に、全切削領域において略均−な切削力が得られるの
で、ホブ11の寿命に悪影響を及ぼす切削力の急変が解
消される。一方、短縮された加工時間の一部を切削速度
の低減に当てれば、その分さらに工具寿命の延長が図ね
、且つサイクルタイムの短縮も達成できる。
〈発明の効果〉 以上、一実施例を挙げて詳細に説明したように本発明に
よれば、ホブ歯切りにおけるサイクルタイムを短縮する
ことができると共に、工具寿命の延長も図ることが5I
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかろホブのアキシャル位
置に対するアキシャル切削送り速度変化及びその切削力
変化のグラフ、第2図はその加工状態の説明図、第3図
はホブ歯切りの加工サイクルの説明図、第4図は従来の
ホブ歯切りにおけるホブのアキシャル位置に対する切削
力変化のグラフである。 図  面  中、 11はホブ、 14はワーク、 15はアキシャル切削送り、 aは仕上領域、 bは荒領域、 Cは切上り領域である。 特  許  出  願  人 三菱自動車工業株式会社 代     理     人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ホブ盤のアキシャル切削送りにおいて、ホブの中心がワ
    ークの前端位置から後端位置に到るまでを仕上領域、該
    仕上領域より前を荒領域、該仕上領域より後を切上り領
    域とし、前記荒領域において切削力を前記仕上領域にお
    ける切削力を越えない範囲で可及的にその切削力に近付
    けるべくアキシャル切削送り速度を該仕上領域における
    それよりも高く且つ漸次減少するように設定すると共に
    、前記切上り領域におけるアキシャル切削送り速度を前
    記仕上領域におけるそれよりも高く設定して歯切りを行
    うことを特徴とするホブ盤における歯切り方法。
JP29864986A 1986-12-17 1986-12-17 ホブ盤における歯切り方法 Pending JPS63156615A (ja)

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JP (1) JPS63156615A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102554362A (zh) * 2012-03-01 2012-07-11 南京工业大学 一种错齿铣刀盘加工精度的微进给包络检测方法
WO2022224291A1 (ja) * 2021-04-19 2022-10-27 株式会社Fuji ホブ盤

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