JPS6315604A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガス絶縁開閉装置に係り、特に１組立て据付け
に好適な母線の構造に関する。

〔従来の技術〕

従来、伸縮継手のガス絶縁開閉装置への適用は、電気協
同研究第３９巻第６号第２７頁〜第２９頁に論じられて
いる。しかし、埋込基礎ベースと伸縮継手とを組合せた
適用方法については記載されていない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術はガス絶縁開閉装置の温度変化による伸縮
、あるいは、内部ガス圧力により生じる軸方向権力を軽
減するため、バネバランス型、あるいは、圧力バランス
型伸縮継手の適用について述べている。しかし、このよ
うな軸方向権力補償ｉ能をもつ伸縮継手は機構が複雑で
高価であり、又、組立時の調整も難しかった。

本発明の目的は安価で組立ての簡単な伸縮継手を用いた
ガス絶縁開閉装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、伸縮継手で連結しているガス絶縁母線の両
端末を、固定用金具を用いて埋込基礎ベースに固定する
ことにより達成される。

〔作用〕

ガス絶耘母線の両端末を埋込基礎ベースに固定している
金具は、伸縮継手により連結されたガス絶縁母線が内部
ガス圧力によって外方向に伸びようとするのを押え、か
つ、ガス絶縁母線の真空引の際は内方向に縮もうとする
のを押えている。このように、ガス絶縁母線の両端末を
固定することにより、単体では軸方向権力補償機能を持
たない伸縮継手を、母線の熱伸縮吸収用継手として用い
る事ができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第４図を用いて
説明する。

第２図は本発明を適用したガス絶縁開閉装置の平面図で
ある。伸縮継手１により連結されたガス絶縁母線２は、
開閉ユニット１２を介して、一部省略して図示された分
岐母線１３に接続されている。

第１図は本発明を適用したガス絶縁開閉装置の一部省略
した正面図、第３図は同じく側面図を示す。

伸縮継手１によって連結されたガス絶縁母線２の両端末
に固定用金具３を取り付け、固定用金具３の下端を、両
端のユニット１２の埋込基礎ベース４ｂに固定している
。又、各ユニットはそれぞれのベース４ａに固定されて
いる。一方、ガス絶縁母線に溶接された金具６と埋込基
礎ベース４ｂに固定された母線用架台５は、スタッドボ
ルト７により連結されている。

第２図は、母線用架台５と母線２に取付けた金具６の連
結部分を一部断面にした構造を示す。

金具６と架台５はスタッドボルト７によって連結されて
おり、スタッドボルト７はばね座金８゜ナツト９．座金
１０が取り付けられている。又、スタッドボルト７を通
すため金具６に明けられた孔１１は楕円状にする。

母ｖＡ２の両端末を埋込基礎ベース４ｂに固定すること
により、母線２を真空引きした場合、伸縮継手１が第１
図の矢印すの方向に縮もうとするのを押え、母線２内に
高圧ガスを充填した場合、伸縮継手１が矢印ａの方向に
伸びようとするのを押えており、伸縮継手１には軸方向
権力補償の機能が不要となる。又、母線２に溶接した金
具６に明けた孔１１を母線軸方向に長い楕円孔とするこ
とにより、母線２が熱伸縮する際、架台５の部分で母線
が矢印ａ、ｂ方向に移動可能となり、熱伸縮運動が、伸
縮継手１により吸収される。又、固定用金具３を構成す
る部材を母線２の内側に向けて斜めに取り付けることに
より、寸法的に他の設備に影響を与えることなく、ガス
絶縁母線を据付けることができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ガス絶縁母線の熱伸縮を吸収でき、安
価で、据付作業の簡単なガス絶縁開閉装置を提供するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のガス絶縁開閉装置の正面図
、第２図は第１図の平面図、第３図は第１図の側面図、
第４図は第１図母線支持部の一部断面にした側面図を示
す。 １・・・伸縮継手。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、伸縮継手で連結しているガス絶縁開閉装置において
   、 前記伸縮継手を用い、母線の両端末部を固定用金具を用
   いて、両端ユニットの埋込基礎ベースに固定したことを
   特徴とするガス絶縁開閉装置。 ２、前記固定用金具を、前記母線の固定部より基礎に向
   つてほぼ垂直に下した部材及び前記固定部より前記母線
   の中心方向に斜めに下した部材により構成することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のガス絶縁開閉装置
   。