JPS63155675A - 半導体圧力センサ - Google Patents

半導体圧力センサ

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JPS63155675A
JPS63155675A JP30229986A JP30229986A JPS63155675A JP S63155675 A JPS63155675 A JP S63155675A JP 30229986 A JP30229986 A JP 30229986A JP 30229986 A JP30229986 A JP 30229986A JP S63155675 A JPS63155675 A JP S63155675A
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crystal silicon
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哲夫 藤井
Susumu Azeyanagi
進 畔柳
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は半導体圧力センサに関し、高温においても好適
なものに関する。
〔従来の技術〕
機械的応力を加える事によってピエゾ抵抗効果によりそ
の抵抗値が変化する事を利用して、羊結晶シリコン基板
の−・部の肉厚を薄くしダイヤフラムを形成し、そのダ
イヤプラムに形成されたエピタキシャル層内に歪ゲージ
を拡散層等で形成して、ダイヤフラムに加わる圧力によ
り歪ゲージを変形させ、ピエゾ抵抗効果による抵抗値の
変化を検出して圧力を測定する半導体圧力センサが用い
られている。
しかしながら、上記の半導体圧力センサによると、単結
晶シリコン基板と歪ゲージとの電気的分離は単結晶シリ
コン基板内に形成されるPN接合にて行っており、この
様なセンサを高温において使用する場合、PN接合部に
おいてリーク電流が増加してしまい安定した測定が困難
になるという問題があった。
上記の問題を解決し、しかも小型な圧力センサとして第
6図に示すようなマイクロダイヤフラム圧力センサが提
案されている。図において、100は(100)面の単
結晶シリコン基板であり、その凹部である空洞100a
は後述のエツチングにより形成される。101は単結晶
シリコン基板101の主表面上の所定領域に形成された
シリコン酸化膜、102はシリコン酸化膜101の形成
されない部分(空洞100aが形成される部分)及びそ
の周辺のシリコン酸化膜101上の所定領域に形成され
る多結晶シリコン層であり、後述のエツチングにより除
去される。103は多結晶シリコン層102及びシリコ
ン酸化膜101上に形成される第1のシリコン窒化膜で
あり、エツチング孔106部分は除去される。この第1
のシリコン窒化膜103上には所定のパターンの多結晶
シリコンより成る歪ゲージ104と第2のシリコン窒化
膜105が形成される。そして、エツチング孔106よ
りアンダーカットエツチングを行い、多結晶シリコンの
エツチング速度が比較的速い事を利用して所望の位置に
空洞100aを形成し、この空洞100a上部のシリコ
ン窒化膜をダイヤフラムとしている。そして最後にCV
 D (Chemi−cal Vapor Depos
ition)により形成される第3のシリコン窒化膜1
07によりエツチング孔106を封止する事により圧力
センサを構成するものである。
〔発明が解決しようとする問題点] 上記の第6図に示すマイクロダイヤフラム圧力センサに
よると、歪ゲージ104が絶縁層である第1のシリコン
窒化膜103上に形成されているので、高温においても
歪ゲージ104を単結晶シリコン基板100と電気的に
完全に分離する事ができ、又、ダイヤフラムの形成を単
結晶シリコン基板の歪ゲージが形成される側とは反対の
表面よりエツチングして形成している従来の半導体圧力
センサに対して、この圧力センサは単結晶シリコン基板
100の歪ゲージ104が形成される側の表面よりエツ
チングし空洞100aを形成し、その上部のシリコン窒
化膜をダイヤフラムとしているので、エツチングされる
単結晶シリコン基板100の体積を比較的小さくする事
ができ、さらに、ダイヤフラムの厚さを薄く形成する事
ができるので小型の半導体圧力センサを提供できるとい
う効果がある。
しかしながら、第6図に示す圧力センサにおいても、エ
ツチング孔106部分においてダイヤフラムが平滑でな
いがために、その部分が機械的応力に対して弱くなって
おり、又、エツチング孔106を封止する際に第3のシ
リコン窒化膜107がエツチング孔106へ埋まる状態
にばらつきが生じ易く、このばらつきの為に圧力センサ
の出力特性が不安定になる。又、エツチング孔106が
空洞100aの周辺の単結晶シリコン基板100上に形
成される構成では、そのエツチング孔106の面積の分
だけ圧力センサの小型化に不利であるという問題がある
そこで本発明は上記の点に鑑みなされたものであって、
高温においても歪ゲージと基板とを電気的に完全に分離
でき、小型に形成可能で、しがも、その出力特性が安定
である半導体圧力センサを提供する事を目的としている
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成する為に、本発明は、凹部をその一部
に有する基板と、 前記凹部上及び該凹部の周辺にほぼ平滑に形成され、そ
の少なくとも一部に絶縁性を有する部分を形成したダイ
ヤフラムと、 前記絶縁性を有する部分上の所定領域に形成される感圧
素子部と、 を備えることを特徴とする半導体圧力センサを採用して
いる。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本発明の詳細な説明する
第1図(a)乃至(j)は本発明の第1実施例を示す断
面図である。まず第1図(a)乃至((至)を用いて本
実施例の半導体圧力センサの製造工程を順に説明する。
第1図(a)において、1は(100)面の第1の単結
晶シリコン基板であり、2は第1の単結晶シリコン基板
1の主表面上の所定領域に形成するシリコン酸化膜(S
iOz)である。このシリコン酸化膜2をマスクとして
水酸化カリウム(KOH)等による異方性のエツチング
液を用いてエツチングし、同図(b)に示すような凹部
3を形成する。尚、ここで用いる基板としてはその結晶
面は(110)でもよく、又、パイレックスガラス、サ
ファイア等に凹部を形成したものであってもよい。
一方、同図(C)に示すように、例えば、その比抵抗が
3〜5Ωcm、N型導電型、結晶面が(100)/’7
> あるいは(110)の第2の単結晶シリコン基板4の主
表面上の所定領域に、シリコン酸化膜5を形成し、同図
(d)に示すように、そのシリコン酸化膜5をマスクと
してボロン(B)等のP型不純物を高濃度に拡散しピエ
ゾ抵抗層6を<110>方向に形成する。引き続き、シ
リコン酸化膜5を除去した後に第2の単結晶シリコン基
板4の主表面上の全面にLPCVD法又はプラズマCV
D法により膜厚が0.1〜2.0μmのシリコン窒化膜
(Si2H4)7を形成し、さらにこのシリコン窒化膜
7上にBPSG膜8を形成する。尚、この時、BPSG
膜8の表面はほぼ平滑な状態となっている。
そして、同図(e)に示すように、第1の単結晶シリコ
ン基板1の主表面上に、上下のパターンが設定通り重な
るように例えば赤外顕微鏡で位置合せを行い第2の単結
晶シリコン基板4に形成されたBPSG膜8を配置する
。ここで本実施例においては第1、第2の単結晶シリコ
ン基板1.4(あるいはそれらのウェハ)の周辺部を真
空中でレーザにより溶融接着して仮止めを行う。しかる
後に/Q  ) 真空炉内に入れ約1000°Cに加熱し、BPSG膜8
を溶融し第1、第2の単結晶シリコン基板1゜4の両者
の接着を行う。この際、両者の接着は真空中で行われる
ので基準圧室となる凹部3内は真空となる。又、接着が
完全に行われるように基板上に重しを乗せて行っている
。尚、両者の接着を行う為の接着(接合)層としてBP
SG膜8を用いているが、他の低融点ガラス等を用いて
もよ(、又、その両者の接合は低融点ガラスの溶融接着
に限定される事なく、例えば第1の単結晶シリコン基板
1上のシリコン酸化膜2を除去して、いわゆる陽極接合
(アノ−ディックポンディング)により接合してもよく
、又、仮止めを行わずに真空中高温炉内で直接接合して
もよい。又、接着用のBPSG膜8はシリコン窒化膜7
上の全面に形成する事な(接着部分のみに部分的に形成
してもよい。
又、絶縁膜としてのシリコン窒化膜7はシリコン酸化膜
等の他の絶縁膜であってもよい。
そして、同図(f)に示すように、第1の単結晶シリコ
ン基板1の他主面(裏面)をワックス等で覆(Φ) い(図示はしない)、第2の単結晶シリコン基板4の他
主面(裏面)側より、例えばエチレンジアミン(260
d)、ピロカテコール(45g)、水(120ml)を
主成分とする異方性エツチング液により第2の単結晶シ
リコン基板4をエツチング除去している。この際、エツ
チングはN型導電型である領域を選択的に進行し、高濃
度にボロンを拡散したピエゾ抵抗層6部分及びシリコン
窒化膜7はほとんどエツチングされずに残る。このよう
にして絶縁膜としてのシリコン窒化膜7上に単結晶のピ
エゾ抵抗層6が形成される。そして、同図(g)に示す
ように、表面保護膜9、及びAffi等から成る配線層
10を形成して本実施例の半導体圧力センサを構成する
そこで本実施例によると、ピエゾ抵抗層6はシリコン窒
化膜7等により第1の単結晶シリコン基板1と電気的に
完全に分離でき、高温において使用してもその特性は安
定となる。しかも、本実施例においては、シリコン窒化
膜7上に単結晶のピエゾ抵抗層6が形成されるので、従
来の多結晶のピエゾ抵抗層と比較して感度を高く、ばら
つきを小さくできる。又、従来、絶縁膜上に多結晶のシ
リコンを形成し、それを再結晶化してピエゾ抵抗層を形
成するものがあるが、そのようなピエゾ抵抗層と比較し
ても特性のばらつきを小さくでき、製造コストを低くで
きるという点で本実施例の半導体圧力センサは有効であ
る。
又、本実施例によると、第1の単結晶シリコン基板1の
ピエゾ抵抗層6側にあたる表面(主表面)に凹部3が形
成されており、凹部3を形成するのにエツチングされる
体積は比較的小さくなっており、その分、第1の単結晶
シリコン基板1を有効に使用する事ができ、第1の単結
晶シリコン基板1内に半導体圧力センサからの信号を処
理する回路を形成する場合、全体として小型にする事が
できる。又、本実施例の場合、シリコン窒化膜7とBP
SG膜8とで構成されるダイヤフラムは、凹部3の上部
、及び凹部3の周辺である第1の単結晶シリコン基板1
上にわたってほぼ平滑に形成されており、何ら従来構成
のようなエツチング孔は/+   11 存在する事がな(、機械的応力に対してその介強く、又
、出力特性もその分安定である。
尚、上記実施例ではダイヤフラムの厚さはシリコン窒化
膜7の膜厚によって調整されるが、接着前の第2の単結
晶シリコン基板4を、同図(h)に示すように、シリコ
ン窒化膜7上に適当な熱膨張係数を有する多結晶シリコ
ン層11あるいは再結晶化した単結晶シリコン層を形成
し、その上にBPSG膜8を形成する構成とし、ダイヤ
フラムの厚さを例えば多結晶シリコン層11の厚さによ
り任意に調整してもよい。又、上記実施例ではピエゾ抵
抗層6のパターンは予め形成されているが、第2の単結
晶シリコン基板4内に主表面側より所定の厚みをもって
全面にP型不純物を拡散し、第2の単結晶シリコン基板
4のエツチング後に所定のパターンを形成してもよい。
又、上記実施例は絶圧センサであるか、同図(i)示す
ように、第1の単結晶シリコン基板1に予め導通孔12
を開けておき、相対圧センサとして使用してもよい。又
、上記実施例の説明では簡単の為に省略したが、半導体
圧力センサの出力を処理する回路を第1の単結晶シリコ
ン基板1内に形成してもよい。同図(j)は出力処理回
路の構成要素として、例えばMOS F ETを表す断
面図であり、図において、13は第1の単結晶シリコン
基板1内に形成されるP−ウェル領域、14.15はP
−ウェル領域13内に形成されるそれぞれN+ソース拡
散領域、N゛ ドレイン拡散領域、16はフィールド絶
縁膜、17.18はそれぞれソース電極、ドレイン電極
、19はゲート電極、20は絶縁膜であり、その各々は
公知の半導体加工技術により形成される。
次に、本発明の第2実施例を第2図(a)乃至(C)の
断面図を用いて説明する。本実施例は上記第1実施例で
いう第2の単結晶シリコン基板4側に特徴があり、その
部分を中心に説明する。同図(a)において、4aは第
2の単結晶シリコン基板、21は第2の単結晶シリコン
基板4aの主表面上に形成されるシリコン酸化膜、22
はシリコン酸化膜21上に形成した多結晶シリコン層を
再結晶化する事により形成したいわゆるSOI層であり
、同図(b)に示すようにこのSo IJi22内の所
定領域に不純物を導入する事にピエゾ抵抗層22aを形
成し、その後ピエゾ抵抗@ 22 a以外のSOI層を
エツチング除去して所定のパターンを形成する。
そして、ピエゾ抵抗層22aの周囲は熱酸化する事によ
り膜厚が1000〜2000人のシリコン酸化膜23が
形成され、さらにシリコン酸化膜23及びシリコン酸化
膜21上にエッチバック法等により膜厚が1〜2μmで
その表面をほぼ平滑にしたプラズマナイトライド膜24
を形成し、引き続き、そのプラズマナイトライド膜24
上にBPSC膜25膜形5する。
そして、同図(C)に示すように、上記第1実施例と同
様に形成された第1の単結晶シリコン基板1との接着を
同様に行い、そして、第2の単結晶シリコン基板4aを
シリコン酸化膜21までエツチング除去し、半導体圧力
センサの主要部を構成する。尚、本実施例におけるダイ
ヤフラムはBPSG膜25、プラズマナイトライド膜2
4、シリコン酸化膜23の3層から成っている。
そこで、本実施例においても第1実施例と同様の効果が
得られるが、プラズマナイトライド膜24内のピエゾ抵
抗層22aの周辺に、′図示はしないが、半導体圧力セ
ンサからの信号を処理する回路を形成し、又、第1の単
結晶シリコン基板1内にも第1図(j)に示すような回
路を形成する事により、いわゆる三次元ICを実現でき
る。
次に、本発明の第3実施例を第3図(a)乃至(C)の
断面図を用いて説明する。本実施例は上記第1実施例で
いう第1の単結晶シリコン基板1側に特徴があり、その
部分を中心に説明する。同図(a)において、1bは第
1の単結晶シリコン基板、2bは第1の単結晶シリコン
基板1bの主表面上に形成されるシリコン酸化膜、26
はシリコン酸化膜2b上に形成した多結晶シリコン層を
再結晶化したSOI層であり、301層26上の所定領
域に形成されるシリコン酸化It!!27をマスクとし
て801層26を部分的にシリコン酸化膜2bまでエツ
チング除去する平により凹部3bを形成している。
そして、上記第1実施例と同様に第2の単結晶シリコン
基板を他主面側より選択的にエツチング除去する事によ
り、凹部3bの上部、及び凹部3bの周辺であるシリコ
ン酸化膜27上にBPSG膜8b、シリコン窒化膜7b
、ピエゾ抵抗層6bを形成する。
そこで本実施例においても第1実施例と同様の効果が得
られるが、凹部3bの周辺であるSOI層2層内6内導
体圧力センサからの信号を処理する回路を形成し、又、
第1の単結晶シリコン基板Ib内にも第1図(j)の第
1の単結晶シリコン基板1内に形成した処理回路と同様
の回路を形成する事により三次元ICを実現できる。尚
、SOI層2層内6内理回路等を形成しない場合には、
この301層26の代わりに多結晶シリコン層を形成し
てもよい。又、第3図(b)に示す構成は、第1の単結
晶シリコン基板1bの他主面側より、凹部3b側に向け
てKOH等のエツチング液によりエツチングして凹部2
8を形成したものであり、この状態にて使用すれば絶対
圧センサとなり、同図(C)に示すように凹部3bと凹
部28間のシリコン酸化膜29を除去すれば相対圧セン
サとなる。
次に、本発明の第4実施例を第4図(a)乃至(e)の
断面図を用いて説明する。同図(a)において、ICは
第1の単結晶シリコン基板であり、上記第1実施例と同
様に凹部3Cを形成し、その後、マスクとして用いたシ
リコン酸化膜を除去している。同図(b)において、4
Cは第2の単結晶シリコン基板であり、その主表面上の
全面にシリコン酸化膜5Cを形成する。尚、このシリコ
ン酸化膜5C内には後述する陽極接合を行う為に、Na
、Li等の可動イオンをイオン注入するのが望ましい。
そして、同図(C)に示すように第1の単結晶シリコン
基板ICの主表面と、第2の単結晶シリコン基板4C上
のシリコン酸化膜5Cとを位置合せした後に陽極接合を
行い、同図(d)に示すように、第2の単結晶シリコン
基板4CをKOH等のエツチング液によりエツチング除
去し、ダイヤフラムとなるシリコン酸化膜5Cを第1の
単結晶シリコン基板IC上に残す。その後、同図(e)
に示すようにシリコン酸化膜5c上の所定領域に、公知
の半導体加工技術を用いて多結晶シリコン層、あるいは
再結晶化したシリコン層から成るピエゾ抵抗層6Cを形
成し、半導体圧力センサの主要部を構成する。
次に、本発明の第5実施例を第5図(a)乃至(c()
の断面図を用いて説明する。同図(a)において、上記
第4実施例と同様に1dは第1の単結晶シリコン基板、
3dは凹部であり、同図(b)において、4dは第2の
単結晶シリコン基板、5dばシリコン酸化膜であり、第
4実施例と異なる点は、この状態のシリコン酸化膜5d
上に予め多結晶シリコン層、あるいは再結晶化したシリ
コン層から成るピエゾ抵抗層6dを形成しておく事であ
り、このピエゾ抵抗層6dは同図(C)に示すように第
1の単結晶シリコン基板1dの主表面とシリコン酸化膜
5dとを陽極接合する際に、基準圧室となる凹部3dに
入り込むように配置している。そして、同図(d)に示
すように、第2の手結晶シリコン基板4dを選択的にエ
ツチング除去する事によりタイヤフラムとなるシリコン
酸化膜5dを残し、ダイヤフラム上に凸部のない半導体
圧力センサの主要部を構成する。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によると、感圧素子部はダイ
ヤフラムの絶縁性を有する部分により高温においても基
板と電気的に完全に分離され、又、ダイヤフラムは基板
の凹部上及び凹部の周辺部にわたってほぼ平滑に形成さ
れているので、機械的強度が比較的強く、出力特性は安
定となる。又、感圧素子部側の基板より凹部を形成して
いるので、その凹部を小さくする事ができ、又、ダイヤ
フラムの厚さを薄く形成できるので小型の半導体圧力セ
ンサを提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至(j)は本発明の第1実施例を説明す
るための断面図、第2図(a)乃至(C)は本発明の第
2実施例を説明するための断面図、第3図(a)乃至(
C)は本発明の第3実施例を説明するための断面図、第
4図(a)乃至(e)は本発明の第4実施例を説明する
ための断面図、第5図(a)乃至(d)は本発明の第5
実施例を説明するだめの断面図、第6図は従来技術の圧
力センサを説明するための断面図である。 1・・・第1の単結晶シリコン基板、3・・・凹部、4
・・・第2の単結晶シリコン基板、6・・・ピエゾ抵抗
層。 7・・・シリコン窒化膜、8・・・BPSG膜。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)凹部をその一部に有する基板と、 前記凹部上及び該凹部の周辺にほぼ平滑に形成され、そ
    の少なくとも一部に絶縁性を有する部分を形成したダイ
    ヤフラムと、 前記絶縁性を有する部分上の所定領域に形成される感圧
    素子部と、 を備えることを特徴とする半導体圧力センサ。
  2. (2)前記感圧素子部は、ピエゾ抵抗効果を有するピエ
    ゾ抵抗層である特許請求の範囲第1項記載の半導体圧力
    センサ。
  3. (3)前記ダイヤフラムは、絶縁層である特許請求の範
    囲第1項又は第2項に記載の半導体圧力センサ。
  4. (4)前記ダイヤフラムは、絶縁層及び該絶縁層と前記
    基板とを接合するための接合層との少なくとも2層から
    成るものである特許請求の範囲第1項乃至第3項のいず
    れかに記載の半導体圧力センサ。
JP61302299A 1986-12-18 1986-12-18 半導体圧力センサ Expired - Lifetime JP2570712B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014055837A (ja) * 2012-09-12 2014-03-27 Azbil Corp 圧力測定器及び圧力測定器の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55162272A (en) * 1979-06-05 1980-12-17 Mitsubishi Electric Corp Semiconductor pressure converter

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