JPS63155604A - 多層磁性膜及びその製造方法 - Google Patents

多層磁性膜及びその製造方法

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JPS63155604A
JPS63155604A JP30233486A JP30233486A JPS63155604A JP S63155604 A JPS63155604 A JP S63155604A JP 30233486 A JP30233486 A JP 30233486A JP 30233486 A JP30233486 A JP 30233486A JP S63155604 A JPS63155604 A JP S63155604A
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JP
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thin film
compounds
magnetic film
film layer
compound
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JP30233486A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Fujimori
藤森 啓安
Koki Takanashi
弘毅 高梨
Masuhiro Shoji
益宏 庄司
Aisaku Nagai
愛作 永井
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Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y25/00Nanomagnetism, e.g. magnetoimpedance, anisotropic magnetoresistance, giant magnetoresistance or tunneling magnetoresistance
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F10/00Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure
    • H01F10/32Spin-exchange-coupled multilayers, e.g. nanostructured superlattices

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Thin Magnetic Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、磁気光学効果を有し、レーザー光により情報
の記録、再生、消去を行う光磁気ディスクの記録媒体材
料として用いることのでとる磁性膜及びその製造方法に
関する。
[従来の技術] 現在までに実用化の段階にある光磁気ディスクの媒体材
料としては、Gcl、Dy、Tb等の希土類元素とFe
、 Co、N1等の遷移金属元素からなるアモルファス
合金薄膜があるが、酸化しやすいという欠点を有してお
り、PL、/M、Ti、Cr等の添加元素により耐酸化
性を向」ニさせたり、Sl、513N−5AβN等の保
護膜をコーティングしたりする工夫が必要とされている
耐酸化性に優れ、磁気光学効果も大きい材料としてガー
ネット、フェライト等の酸化物も知られでいるが、未だ
研究段階にある。
本出願人は、磁気カー効果を有するP t M n S
 11化合物の薄膜化の成功に基づき、更にその後の研
究から磁気カー効果を向上させることのできる改良製造
法を見い出したことに基づき、これらの発明について先
に出願している(特開昭60−227404号、特開昭
61−75511号、特開昭61−77316号、特開
昭61−11531、7号)。しかしながら、単一の化
合物からなる薄膜の場合、膜全体が物性的に均一のもの
となりにくく、加えて高価な白金化合物を用いるので製
品の価格が高くなり、将来光磁気ディスクとして汎用化
する際の障害となるという問題があった。
[発明が解決しようとする問題点1 本発明は、上記PtMnSb化合物の薄膜化に成功した
スパッタリング法による薄膜製造技術を応用して、Pt
、MnSb化合物に限らず、2種以上の化合物の積層化
による人工格子の新材料の開発に取り組むことにより、
単一の化合物からなる単層膜よりも物性的に均一であり
、磁気カー効果を有する新規な多層磁性膜であって、P
t化合物単一の薄膜よりも廉価に提供できる磁性膜を得
るべくなされたものである。
磁性人工格子膜については、Fe等の磁性元素と■、M
17、S I)等の非磁性元素を交互に積層したもの等
についての報告(権田俊−者、1人工格子」p157〜
170.1985年3月25日 (株)シーエムシー発
行、日本応用磁気学会誌Vol、1.0. No、4.
1.9861)442〜448)、希土類あるいは酸化
物等を用いた人工格子についての報告(日本応用磁気学
会誌Vol。
1.0. N o、4+ p455−467)等がある
が、光磁気ディスクの媒体材料として実用可能な人工格
子膜はいまだ開発されていなかった。
r問題点を解決するための手段1 本発明は、ホイスラー合金型の結晶構造を有する化合物
から選ばれた少なくとも2種類の化合物それぞれで構成
される各薄膜層が交互に積層して形成されでいることを
特徴とする多層磁性膜及びその製造方法に関する。
ホイスラー合金A 2 M n X型の結晶構造を有す
る化合物には、L 2 、型と、A原子の半分が規則的
に欠如した構造のC1,型とがある。本発明においては
、L 2 、型としてはト”e2NiAI、Fe2Mn
Al、Fe2CrALCo、FeAl、Fe2N1Ga
、Fe2CoGa。
Fe2CrGaXCo2FeGa、Co2MnGa、C
o2HfSn。
Co2Fe5 i、Co2FeGe、Fe2CoGe5
Co2FeI n等の化合物を用いることができ、C1
b型の化合物としては、PtMnSb、NiMnSb、
PdMnSb。
PhMnSb、PtMnSn等の化合物を用いることが
できる。
本発明の多層磁性膜は、上記CI、型又はL2□型の結
晶構造を有する化合物のうちより少なくとも2種の化合
物を選び交互に積層して形成された多層膜である。交互
に積層する化合物は、エピタキシャル成長が可能なよう
にC11,型同士、L21型同士から選択するのが望ま
しい。
各薄膜層の厚さは1分子層以上である。具体例としては
P tMns b(111,)面におけるPtMnSb
分子の配列面間隔が典型的には3.59人が1単位にな
っており、N 1Mn5 I)(111)面におけるN
iMnSb分子の配列面間隔の場合には3.42 Aで
ある。各薄膜層の厚さは、化合物の種類、配列面および
何分子ずつ積み重ねるかによるが、3〜200人であり
、望ましくは、5〜200人である。
多層磁性膜全体の厚さは、50〜7000八であり、望
ましくは、100・〜2000Aである。
積層の段数は、上記各薄膜層の厚さと多層磁性膜全体の
厚さにより決定され、例えば、2種類の化合物の各薄膜
層の厚さを100人づつ積層して、全体の厚さが500
0人の多層磁性膜を作成した場合それぞれの化合物の薄
膜層が各257Fl交互に積層されたものとなる。
また、3種以上の化合物を用いて積層することも可能で
ある。
本発明にかかる多層磁性膜の製造法は、基板上に、ホイ
スラー合金型の結晶構造を有する化合物から選ばれた少
なくとも2種類の化合物の構成元素を、各化合物の構成
元素ごとに交互にスパッタリングすることを特徴とする
方法である。すなわち2種の化合物を積層する場合につ
し・では、基板」二に、ホイスラー合金型の結晶構造を
有する第1の化合物を構成する元素を同時にスパッタリ
ングして該第1の化合物の薄膜層を形成し、次にこの薄
膜層上にホイスラー合金型の結晶構造を有する第2の化
合物を構成する元素を同時にスパッタリングして該第2
の化合物の薄膜層を形成し、前記第1の化合物の薄膜層
と第2の化合物の薄膜層を交互に積層するものである。
スパッタリングは、高周波スパッタリング、直流スパッ
タリング等を用いることができる。
第1図は、本発明方法に用いるスパッタリング装置の一
例の原理図であり、2種の化合物の層を交互に積層する
場合を示している。図においで、1は真空槽であり、ア
ース電位に保持される。真空槽1内の回転式ホルダー2
に基板3が取り付けられる。基板は複数取り付けてもよ
い。4はホイスラー合金型の結晶構造を有する第1の化
合物の構成元素からなるターデッドであり、5はホイス
ラー合金型の第2の化合物の構成元素からなるターゲッ
トである。ターゲット4および5は、それぞれインピー
ダンス調整のためのマツチングボックス6.7を介して
高周波電源8.9に接続され、ターゲット4.5と真空
層1の間に印加される高周波電圧によって高周波放電を
生し、ターゲットの元素がスパッタリングされる。基板
3は、その表面上部を覆うシャッター10の開閉によっ
て、スパッタリングに対して制御される。すなわち、基
板3上にターゲット4の元素をスパッタリングする場合
には、ホルダー2を回転して基板3をターゲット4の上
部に位置するようにし、シャッター10を開き、基板3
−トに第1の化合物の薄膜層を形成し、所定時間後シャ
ッター10を閉じる。
次に、ホルダー2を回転して基板3をターデッド5の上
部に位置するようにし、所要時間シャッター10を開い
て、上記第1の化合物の薄膜層の」−に第2の化合物の
薄膜層を形成する。これを繰り返すことにより、第1の
化合物の薄膜層と第2の化合物の薄膜層とが交互に積層
した多層膜を作製することができる。また、ホルダー2
に基板を複数個取リイ」け、ホルダー2の回転によって
各基板が各ターゲット上部に位置するようにすれば、同
8一 時に複数の多層膜を作製することができる。
3種以上の化合物からなる交互積層の多層膜を作製する
場合には、ターゲットを3種以上設置し、基板上に各タ
ーゲットの元素を交互にスパッタリングすればよい。
基板は、特に加熱することなく常温でも製造可能である
が、加熱保持した状態でスパッタリングを行った方が磁
気カー効果の大きい多層磁性膜を得ることができる。加
熱保持の温度は100℃以上500℃以下であり、加熱
温度が高いと異なる層間において構成元素の相互拡散が
生じるおそれがあるので、望ましくは300℃以下であ
る。
基板の加熱方法としては、基板と熱源を直接接触させず
、熱線の輻射により基板温度を上昇させる方法又はヒー
ターを埋め込んだ金属ブロック等と基板を接触させ、金
属ブロックから基板への伝熱を利用し、基板を加熱する
方法等通常真空機器で用いられる基板加熱の方法が適宜
用いられる。
薄膜を形成する基板は、金属、耐熱性プラスチックス、
ガラス、セラミックス等を用いることができ、実際に薄
膜を形成する際の温度に応じで選択すればよい。
スパッタリングに際しては、化合物の構成元素の各独立
のターデッドを用意してこれらの構成元素がプラズマ中
で混合されるようにしても良いか、プラズマ中で十分な
混合状態が保持され出来るだけ均一な化合物の薄膜が形
成されるようにするためには構成成分の複合ターゲット
を用いるのが望ましい。複合ターデッドとしては例えば
P+、 M n S l)の薄膜層を形成する場合、M
nのターゲット上にS l)のチップとP tのチップ
を適当な配置で複数載せたもの、あるいはPlとMnの
合金のターゲット−1−にsbのチップを載せたもの等
を用いることか′できる。これらの場合、ターゲットの
大きさ及びチップの大きさと数によって成分の組成を調
整することかできる。また、各構成元素の合金をターゲ
ットとして用いることもできる。
スパッタリングの雰囲気は、通常Arh’スを用いるが
、スパッタリング中におけるターゲット及び作成された
膜の酸化を防止するために、還元性ガスである水素を適
当量添加してもがまわない。
Ar圧力はスパッタリングか生じるグロー放電領域であ
る]O−’ −10−’Torrが用いられる。
J二連のようにして2種以上のホイスラー型の結晶構造
を有する化合物を交互にスパッタリングされた多層膜が
、薄膜層か交互に積層した構造の人工格子膜となってい
ることかX線回折により確認できる。広角X線回折の測
定によれば、特定の結晶面例えば(111,)面で2つ
の化合物の層が積層すると、各層が1ゾい場合は(例え
ば500A位)、2つの化合物それぞれの(ill、)
面に対応する2つのピークが現れるが、各層が薄くなる
と(例えば′10()バイ立)、この2つのビーり(土
苔11′え、その代わりにこの2つのピークの中間の位
置に、2つの化合物の(1,11)方向の平均の面間隔
に対応する強いピークが現れ、そのまわりにサテライト
ピークか現れる。このサテライトピークの位置から、人
]−的に作成された格子すなわち2つの化合物のI R
4ずつの積層の周期の厚さが計算できる。この計算方法
は、例えば萌掲の権田俊−者「人工格子」1l− p160に記載されているように、サテライトピークの
現れる角度θについて、2 sinθ/λ=(II/c
l)±(n/D)の式に、回折線の次数n=1として、
使用X線の波長λ、2つの化合物の(1,11)面の平
均面間隔dを代入すれば、人]―的に作成された格子の
間隔すなわち積層の1段の周期りが求められる。
また、小角X線回折の測定によれば、ブラッグの回折条
件の式2 sinθ=λ/Dにより、近似的にDが求め
られる。
[作用1 本発明の多層磁性膜は、ホイスラー合金型の結晶構造を
有する2種以上の化合物の薄膜の積層化による新規な人
工格子膜であって、磁気カー効果を有する。また、本発
明の方法によれば、ホイスラー合金型の結晶構造を有す
る多層磁性膜を、膜桶成及び各1(りの厚さを制御して
製造することが可能であり、多様な多層磁性膜を製造す
ることかで外る。
[実施例11 壬 1ocu径のMnターデッド」−に1011R角、
厚さ2zzのsbチップ20枚及び10uz角、厚さ1
■のPLチップ4枚を対称となるように配置した複合タ
ーデッドをF’tMnSb薄膜作製用スパンタリングタ
ーデ7トとした。また、1.0cm径のMnターデッド
」二に10IIM角、厚さ2rspのS 11チップ2
4枚及び10mm角、厚さ11N#のNiチップ12枚
を対称となるように配置した複合ターゲットをNiMn
Sb薄膜作製用スパッタリングターデッドとした。
スパッタリング装置としては、日本真空(株)製、マル
チターゲット高速スパンタ装置を用い、マグネトロンス
パンタリング法によりスパッタリングを行った、。
基板は回転可能な円板−トに取り付け、F’ t M 
n S b薄膜を形成する際は、P 1. M n S
 l]複合ターゲット上に基板を移動し、所定時間シャ
ッターを開き、PtMnSb化合物を成長させ、NiM
n5I〕曽膜を形成する際は、NiMnSb複介ターゲ
ット上に基板を移動して同様に所定時間シャッターを開
きNiM n S b化合物を成長させた。
スパッタリング条flは、投入電力200W、アルゴン
雰囲気下で圧力2 X J O1T orrであり、タ
ーデンF面」−の汚れ、酸化膜等を除くまで20分間シ
ャッターを閉じてプレスパツタを行った。各々の膜の成
膜速度は2C)0人/ +n i nとした。
多/M膜の一層当tこりの膜厚の制御はシャッターを開
<0、ν開を調整することにより行い、厚す50人の場
合で15秒、厚さ100人の場合で30秒とした。
薄膜形成時の基板温度は、特に加熱処理を行わず、測定
によれば80℃であった。
形成された薄膜の特性については、633 nm波波長
磁気カー回転角を測定した。多層膜の積層構造の確認に
ついてはFeKa線を用いた小角X線回折と広角X線回
折により行なった。
作製した試料の膜表面側から測定した磁気カー回転角を
第1表に示す。
多層膜の下地は、試料No、1.2についてガラスであ
り、No、3.4についてはそれぞれプラス基板上に予
め作成したNiMnSb膜、またはF)LMnSb膜で
ある。
No、2の試料に一ついて、広角X線回折図を第2図に
、小角X線回折図を第3図に示す。
第2図において、P LMnS b(1,11)、N 
1Mn5 l](111)回折線の中間の位置であって
両者の平均面間隔に相当する角度に最も強いピークが現
れ、その両側に多層膜の周期構造に伴うサテライトビー
ク1.2か現れでいる。
サテライトビークの現れる角度2θ=30.8゜及び2
θ=32.9°にライて、2 sinθ/λ0(]/d
)±(n/ D )の式に、回折線の次数n=1として
、使用X #itF e Kα線の波長 λ= 1 、
937人、2つの化合物の(]1.1)而の平均面開隔
d−3,53Aを代入して計算すると、人工的に作成さ
れた格子の間隔すなわち積層の1段の周期りが、サテラ
イトビーク1について]OOA、サテライトビーク21
こつい゛て109人と求められた。
また、小角X線回折の測定によれば、第3図においで、
2θ=1.2°に多層膜の周期構造に伴うビークを止し
ている。ブラッグの回折条件の式2式%7 人を代入するとD−92人か゛近似的に求められ、いず
れのX線解析のデータからも周期が100λ程度でP 
t M n S b層とNiMnSb層が積層しでおり
、(111,)面においで結晶がエピタキシャル的に成
長しでいることが確認された。
第1表 No、 ]ガラス 〜100人 〜100λ PLMn
SI〕0.13    各25層No、 2ガラス 〜
50人 〜50人 PtMnSb   0912   
 各507M[実施例2] スパッタリングの際の基板を200℃の温度に加熱保持
した以外は実施例1と同一の方法でrjS2表の試料N
o、5−8のF’tMnSb/NiMn5l+多層膜を
作成し、膜表面側からカー回転角を測定した。
測定結果を第2表に示す。なおX線回折によれば、P 
1. M n S b層4とNiMnSbノ1りとか積
層した多層構造となっており、その周期は多層膜の作成
条件から推定した値とほぼ同一・であった。
第2表 No、5 Nラス 〜100八 −1,00A  Pt
MnSb   0.9    各25ノ脅No、6ff
ラス 〜50人 〜50人 Pl、MnSb   1.
0     各50ノ台〜1o00人 [発明の効果1 本発明によれば、ホイスラー合金型の結晶構造を有する
各種の化合物の薄膜層が槓JCりした新規な多層膜であ
って磁気カー効果を有する磁性膜をljることができる
ので、光磁気ディスクの記録媒体材料として有用かつ多
様な多層磁性膜を提供することができる。しかも、高価
な白金化合物以外の化合物を構成化合物として用い・る
ことかできるので、白金化合物のみからなる磁性膜より
も廉価な材料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の多層磁性膜を製造するためのスパッ
タリング装置の一例の原理図である。 152図は、実施例1の試料N002についての広角X
線回折図であり、第3図は、小角X線回折図である。 第1図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ホイスラー合金型の結晶構造を有する化合物から
    選ばれた少なくとも2種類の化合物それぞれで構成され
    る各薄膜層が交互に積層して形成されていることを特徴
    とする多層磁性膜。
  2. (2)薄膜層を構成する化合物の1種類が PtMnSbである特許請求の範囲第1項に記載の多層
    磁性膜。
  3. (3)PtMnSbで構成される薄膜層とNiMnSb
    で構成される薄膜層が交互に積層して形成されたもので
    ある特許請求の範囲第1項に記載の多層磁性膜。
  4. (4)薄膜層の厚さが1分子層以上である特許請求の範
    囲第1項〜第3項に記載の多層磁性膜。
  5. (5)薄膜層の厚さが3〜200Åである特許請求の範
    囲第1項〜第4項に記載の多層磁性膜。
  6. (6)多層磁性膜の厚さが50〜7000Åである特許
    請求の範囲第1項〜第5項に記載の多層磁性膜。
  7. (7)基板上に、ホイスラー合金型の結晶構造を有する
    化合物から選ばれた少なくとも2種類の化合物の構成元
    素を、各化合物の構成元素ごとに交互にスパッタリング
    することを特徴とする、ホイスラー合金型の結晶構造を
    有する各化合物の薄膜層が交互に積層した多層磁性膜の
    製造方法。
  8. (8)各化合物の薄膜層を形成するためのスパッタリン
    グのターゲットが各化合物の構成元素からなる複合ター
    ゲットである特許請求の範囲第7項に記載の多層磁性膜
    の製造方法。
  9. (9)各化合物の薄膜層を形成するためのスパッタリン
    グのターゲットが各化合物の構成元素の合金である特許
    請求の範囲第7項に記載の多層磁性膜の製造方法。
  10. (10)スパッタリングによる薄膜層形成時に基板を1
    00℃以上500℃以下の温度に加熱保持する特許請求
    の範囲第7項〜第9項に記載の多層磁性膜の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6721149B1 (en) * 2000-02-11 2004-04-13 Western Digital (Fremont), Inc. Tunneling magnetoresistance spin-valve read sensor with LaNiO3 spacer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6721149B1 (en) * 2000-02-11 2004-04-13 Western Digital (Fremont), Inc. Tunneling magnetoresistance spin-valve read sensor with LaNiO3 spacer

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