JPS63154274A - インバ−タ式抵抗溶接機 - Google Patents

インバ−タ式抵抗溶接機

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JPS63154274A
JPS63154274A JP29934386A JP29934386A JPS63154274A JP S63154274 A JPS63154274 A JP S63154274A JP 29934386 A JP29934386 A JP 29934386A JP 29934386 A JP29934386 A JP 29934386A JP S63154274 A JPS63154274 A JP S63154274A
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JP
Japan
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inverter
frequency
welding
width
pulse width
Prior art date
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Pending
Application number
JP29934386A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Namiki
三夫 並木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miyachi Electronic Co
Original Assignee
Miyachi Electronic Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、インバータ式の抵抗溶接機に関し、特に溶接
トランスの小型化とインバータ部品の安全性という2つ
の要件を同時に満たすように工夫したものである。
(従来の技術) 最近、電源回路にインバータを用いる抵抗溶接機が市場
に現れ、普及の兆しを見せている。このようなインバー
タ式抵抗溶接機は、これまで最も多用されている単相交
流式抵抗溶接機に比較して次のような特長がある。
(り、溶接トランスに高周波交流を通すため、溶接トラ
ンスを小型にできる。したがって、例えばロボット溶接
に適用した場合、ロボットアーム先端部に溶接トランス
を搭載して二次ケーブルを不要にすることが可能であり
、そうするとケーブルコストが浮くたけでなく、ケーブ
ルによる電力損失がなくなり省電力化が図れる。
(2)、直流の溶接電流なので、発熱効率が高い。した
がって、溶接電流を比較的小さくしたり、あるいは通電
時間を比較的短くすることが可能であり/181費電力
の節約と溶接電極の長寿命化が図れる。
(3)三相の商用交流電源が使用可能で、その場合三相
平衡負荷になり、力率がよい。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記(1)に関し、溶接トランスの小型化を
推し進めていくと、被溶接材への供給電力を大きくする
ためにインバータのパルス状高周波交流出力のパルス幅
を大きく設定した場合に、インバータの出力ドライブ回
路を構成するGTO(ゲート拳ターン昏オフ・サイリス
タ)またはGTR(ジャイアント・トランジスタ)など
の半導体素子が破壊するという不具合が生じる。
この問題を現象的に調べてみると、溶接トランスの一次
側で通電開始直後にGTOまたはGTRの最大定格電流
を大幅に越える一種のサージ電流が流れることが認めら
れる。他方、溶接トランスの二次側、つまり負荷側の回
路では何ら異常な現象は認められない。したがって、原
因は溶接トランスにあると考えられる。
いずれにせよ、従来のインバータ式抵抗溶接機では、溶
接トランスが単相交流式抵抗溶接機のそれに比較してず
っと小型になるとはいうものの、上記のような不具合に
よって小型化が制限されているのが実情であった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、溶接
トランスの小型化とインバータ部品の安全性という従来
相反していた2つの要件を同時に満たすようにしたイン
バータ式抵抗溶接機を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 」二足目的を達成する本発明の構成は、商用交流を整流
して直流にし、この直流をインバータにより所定周波数
のパルス状高周波交流に変換し、この高周波交流を溶接
トランスに通したのち整流器に通して再び直流にし、こ
の直流を溶接電極を介して被溶接材に供給するようにし
た抵抗溶接機において、通電開始直後の複数のサイクル
にわたりパルス状高周波交流のパルス幅が小さな幅から
段々と増大して定常の幅に達するようにインバータを制
御する手段を備えることを特徴とする。
(作用) 第3図につき本発明の詳細な説明する。
第3図(A)はパルス状高周波交流のパルス幅が通電開
始直後から比較的狭い一定の幅TNに設定された場合に
得られるインバータ出力電流の波形図、 第3図(B)はパルス状高周波交流のパルス幅が通電開
始直後から比較的広い一定の幅TVに設定された場合に
得られるインバータ出力電流の波形図、および 第3図(C)は本発明にしたがってパルス状高周波交流
のパルス幅が通電開始直後の複数のサイクル(図示の例
では5サイクル)にわたり小さな幅Toから段々と増大
して定常の幅TVに達するように変化した場合に得られ
るインバータ出力電流の波形図である。
溶接トランスが小型の場合、被溶接材への供給電力を太
き(するためにインバータのパルス状高周波交流出力の
パルス幅を大きく設定すると、第3図(B)に示すよう
に溶接トランスの一次側でGToまたはGTRの最大定
格電流を大幅に越える一種のサージ電流SIが流れる。
第3図(A)では同じ溶接トランスなのにサー′)電流
SIは流れず正常である。
この現象を検Δ1してみると、小型の溶接トランスはコ
アが少ないため、パルス電圧に対して磁気飽和に至りや
すく、通電開始直後にいきなり直流に相当するような大
きな幅のパルスが溶接トランスに入力すると電圧に追随
して磁束か増大しなくなり、この結果その磁束不足分を
補うように励磁電流がサージ電流SIとして急激に流れ
るものと考えられる。また、第3図(B)に示すように
、サージ電流SIは片側の極性にのみ発生するが、これ
は最初のパルスの極性方向に片励磁現象か起きることを
意味する。
一方、第3図(A)のようにパルス幅を抑えた場合に片
励磁が起きずサージ電流が生じないのは、通電開始直後
の衝撃、特に最初のパルスのパルス幅が比較的小さいの
で、溶接トランスの磁束が一次側電圧に追従できるため
と考えられる。
しかして、本発明によれば、第3図(C)に示すように
、定常的には(第5サイクル以後は)第3図(B)の場
合と同じパルス幅TVになるのにサージ電流SIが発生
しない。これは、通電開始直後のパルス状高周波交流の
パルス幅が小さな幅Tnであるから、溶接トランスに与
える衝撃度が小さく、パルス幅が段々と増大しても(し
たがって電圧実効値が段々と増大しても)それに磁束が
追随して増大するためと考えられる。
いずれにせよ、本発明によれば、溶接トランスの小型化
を推進してもインバータ部品を破壊することなく比較的
大きな溶接電力を被溶接材に供給することが可能となる
(実施例) 以下、第1図および第2図を参照して本発明の詳細な説
明する。
第1図は、本発明の一実施例によるインバータ式抵抗溶
接機の主要な構成を示す。
三相の商用交流電源端子10に整流回路12の入力端子
が接続され、整流回路12の出力端子には直流が得られ
る。この直流はコイル14とコンデンサ16からなる平
滑回路で平滑されてからインバータ回路18に入力され
る。このインバータ回路18は、GTOまたはGTRを
出力ドライブ回路のスイッチング素子とする周知のもの
で、入力した直流を高周波のスイッチングで切り刻むよ
うにしてパルス状(矩形)の高周波交流を出力する。イ
ンバータ回路18のスイッチングひいてはその高周波交
流出力のパルス幅は、後述するようにインバータドライ
ブ回路30を介してパルス幅制御回路32により制御さ
れる。
インバータ回路18より出力される高周波交流は従来よ
りも小型の溶接トランス20の一次側に供給され、その
二次側には降圧された高周波交流が得られ、これはダイ
オード22a、22bからなる整流回路24により直流
に整流される。そして、この直流の電流Iが溶接電極2
6a、28bを介して被溶接材28a、28bに供給さ
れる。
さて、この実施例のパルス幅制御回路32は、パルス幅
変調(PWM)方式によりインバータ回路18の出力高
周波交流のパルス幅を制御するもので、シーケンス回路
36からスタート信号STを受けると周波数発生器34
から例えば一定周波数の三角波信号SFを変調波として
入力し、これを内部の電圧発生器より出力される電圧信
号ELと比較(第2図A)することによってPWM信号
SPWM(第2図B)を生成し、これに基づいてインバ
ータ回路18の各GTOまたはGTRをオン書オフ制御
する。第2図(A)に示すように、電圧信号ELが通電
開始時刻toより次第に上昇して時刻te付近で定常レ
ベルに達することにより、通電開始直後の5サイクルに
わたってPWM信号S PI!Hのパルス幅が通電開始
直後の小さい幅Tnから段々と増大して第5サイクル付
近で定常の幅TWに達する。このような通電開始直後の
パルス幅変化期間tO〜teは、例えば数m5ecに選
ばれる。
しかして、インバータ回路18では、PWM信号S P
WMにしたがって入力の直流がGTOまたはGTRでス
イッチングされることにより、第3図(C)と同様なイ
ンバータ出力電流IOが得られ、これが小型の溶接トラ
ンス20に入力されても片励磁ないしサージ電流が発生
することはなく、シたがってGTOまたはGTRなどの
インバータ部品が破壊されることもない。
なお、通電開始直後にインバータ出力のパルス幅が段々
と増大する時間範囲またはサイクル数は上記のように数
m5eCまたはSサイクルに限定されるものではなく、
適宜変更可能である。
また、上記実施例のパルス幅制御回路329周波数発生
器34の機能をマイクロコンピュータで実施することも
可能である。また、上記実施例ではインバータ回路18
の高周波交流出力をオープンループで制御したが、クロ
ーズトループ制御を行う場合にも本発明は適用可能であ
る。したがって、本発明における定常なパルス幅(TV
 )は厳密に一定であることに限定されず、必要に応じ
て可変制御される場合も含まれる。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、通電開始直後の複数の
サイクルにわたりインバータ回路より溶接トランスに供
給されるパルス状高周波交流のパルス幅が小さい幅から
段々と増大して定常の幅に達するようにしたことにより
、定常のパルス幅を比較的太き(設定してもサージ電流
SIが発生しなくなるので、インバータ部品の破壊を招
くこともなく、溶接トランスの一層の小型化を図ること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例によるインバータ式抵抗溶
接機の主要な構成を示すプロ、り図、第2図は、第1図
のパルス幅制御回路の動作を説明するための信号波形図
、および 第3図は、本発明の詳細な説明するための信号波形図で
ある。 12・・・整流回路、18・・・・インバータ回路、2
0・・・・溶接トラ7ス、24・・・・整流回路、26
 a + 26 b・・・・溶接電極N 28a、28
b・・・・被溶接材、32・・・・パルス幅制御回路、
34・・・・周波数発生器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 商用交流を整流して直流にし、前記直流をインバータに
    より所定周波数のパルス状高周波交流に変換し、前記高
    周波交流を溶接トランスに通したのち整流器に通して再
    び直流にし、この直流を溶接電極を介して被溶接材に供
    給するようにした抵抗溶接機において、 通電開始直後の複数のサイクルにわたり前記パルス状高
    周波交流のパルス幅が小さい幅から段々と増大して定常
    の幅に達するように前記インバータを制御する手段を備
    えることを特徴とするインバータ式抵抗溶接装置。
JP29934386A 1986-12-16 1986-12-16 インバ−タ式抵抗溶接機 Pending JPS63154274A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0357568A (ja) * 1989-07-25 1991-03-12 Miyachi Electric Co インバータ式抵抗溶接制御装置
KR20030018826A (ko) * 2001-08-31 2003-03-06 박응덕 인버터 용접기의 안전장치

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JPS4825125A (ja) * 1971-08-07 1973-04-02
JPS5482051A (en) * 1977-12-12 1979-06-29 Nec Corp Smooth start circuit for switching regulators
JPS61159290A (ja) * 1984-12-29 1986-07-18 Honda Motor Co Ltd 直流抵抗溶接機の制御回路

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