JPS63153706A - 磁気ヘツド用コアの製造方法 - Google Patents

磁気ヘツド用コアの製造方法

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JPS63153706A
JPS63153706A JP30061586A JP30061586A JPS63153706A JP S63153706 A JPS63153706 A JP S63153706A JP 30061586 A JP30061586 A JP 30061586A JP 30061586 A JP30061586 A JP 30061586A JP S63153706 A JPS63153706 A JP S63153706A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、磁気ヘッド用コアの製造方法に係り、特にフ
ェライト材料からなる磁気ヘッド用コアにおいて、トラ
ック幅の狭い磁気ヘッド用コアを有利に製造する方法に
関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来から、トラック幅の狭い磁気ヘッド用コアの製造方
法としては、トラックをレーザー加工により形成する方
法が知られており、特開昭57−212617号公報や
特開昭53−80212号公報等に示されている。例え
ば、特開昭57−212617号公報には、トラック幅
より数倍厚いセンターレールを形成した後、トラ・ツタ
部を残し、両側の不要箇所をレーザー加工により除去す
る方法が明らかにされている。そして、この製造方法に
よって、第3図に示される如き磁気ヘッド用コアが得ら
れるのである。
しかしながら、これらの方法においては、コア1個毎に
加工を施さなければならないという煩わしさがある上に
、レーザー加工によって形成されたトラック8の幅を規
定する溝20内にトラック部を保護するためのガラスを
埋設する工程を工業的に実施することが極めて困難であ
るため、実際には、上記溝20内にガラスを充填するこ
となく使用されており、磁気ヘッド用コアとして信頼性
に欠ける等の欠点があった。
また、他の例として、長尺のC型コアとI塑成いはC型
コアとからなる、所謂ギャップバーのギャップ線上に、
トラック幅を残すように、コイル巻線溝まで達する溝(
孔)を連続的に複数条レーザー加工によって形成し、そ
の溝内にガラスを埋設した後、個々の磁気ヘッド用コア
(コアチップ)に切断する方法がある。
しかしながら、この方法においては、ギャップバーの平
坦な面上に直接レーザー加工を行なうため、トラック幅
を規定するための前記a(孔)の外への被加工物の排除
が効率的に行なえず、加工に時間がかかり、そのために
、トラック部にクラックが発生したり、溶融物が固着す
る等の問題があった。また、溝(孔)壁面の各箇所にお
ける温度分布が不均一になり、溝(孔)壁面にうねりが
生じて、トラック幅の寸法精度が低下する等の問題点が
あるため、磁気ヘッド用コアの製造方法として工業的に
実施することが困難であった。
(発明の目的) ここにおいて、本発明は、かかる問題を解消するために
為されたものであって、その目的とするところは、トラ
ック幅が狭く且つ信頼性の高い磁気へノド用コアを安価
に製造し得る方法を提供することにある。
(発明の構成) そして、かかる目的を達成するために、本発明に従う磁
気ヘッド用コアの製造方法の特徴とするところは、所定
間隙の磁気ギャップを有する環状の磁路が形成されたギ
ャップバーからコアチップを切り出し、目的とする磁気
ヘッド用コアを製造するに際して、かかるギャップバー
の前記磁気ギヤツブが形成された面に対して、該磁気ギ
ャップの延びる方向に前記磁気ヘッド用コアのトラック
幅より充分広い間隔をもって、該磁気ギャップを横切る
方向に延びる少なくとも一対の第一の溝を設けた後、更
に、該ギャップバーの磁気ギャップ形成部位に、該一対
の第一の溝からそれぞれ互いに近接する方向に延びる第
二の溝を、中間部に所定幅のトラ・ツク部が残るように
して形成することにより、該一対の第一の溝にて挾まれ
るギャップバ一部分において該トラック部のみに磁気ギ
ャップが存在するようにしたことにある。
また、このような本発明の磁気ヘッド用コアの製造に際
しては、(a)所定間隙の磁気ギャップを有する、環状
の磁路が形成されたギヤツブバーの磁気ギャップ形成面
に、該磁気ギャップの延びる方向に前記磁気ヘッド用コ
アのトラック幅より充分広い間隔をもって、該磁気ギャ
ップを横切る方向に延びる少なくとも一対の第一の溝を
形成する工程と、(b−)該ギャップバーの磁気ギヤソ
プ形成部位に、該一対の第一の溝からそれぞれ互いに近
接する方向に、中間部に所定幅のトラック部が残るよう
にして第二の溝を形成する工程と、(C)かかる第一の
溝内及び第二の溝内にガラス等の非磁性材料を埋設して
、コアバーを形成する工程と、(d)該コアバーより、
前記トラックを含んで、所定のコア幅に切り出し、コア
チップを形成する工程とを含む手法が、好適に採用され
ることとなる。
ところで、かかる本発明において、磁気ヘッド用コアの
材料としては、従来から知られている各種磁性材料、好
ましくはフェライト材料が使用され、また第一の溝内及
び第二の溝内に充填せしめられる非磁性材料と゛しては
、ガラスが好適に使用されることとなる。
また、本発明に従う第二の溝の加工には、超音波加工や
放電加工等の、所謂穴開は加工手法が適宜に採用される
ことになるが、この第二の溝は、磁気ヘッド用コアにお
いて磁気記録媒体への記録幅を決定するトラック幅を規
定するものであり、そして信号が出入りする磁気ギャッ
プ部の近傍を加工して、該第二の溝を形成することにな
るため、その加工方法には、寸法精度が高いこと及び加
工歪の少ないことが要求される。従って、かかる第二の
溝の加工には、好適にはレーザー加工が使用されること
になる。しかしながら、レーザー加工は、レーザー光の
熱で被加工物を溶融、蒸発させるものであり、被加工面
には熱による加工歪やクランク等が発生したり、加工面
に熔融物が固着する恐れがあるため、より好適には、被
加工物の除去を化学的反応で行なう、レーザー誘起エツ
チング手法が採用される。なお、本発明で言うレーザー
加工とは、このレーザー誘起エツチングをも含んだ総称
として用いられていることが理解されるべきである。
ここで、本発明に従ってギャップバーに形成される少な
くとも一対の第一の溝は、上記の如く第二の溝をレーザ
ー加工する際に、被加工物が第二の溝の外へ飛散するた
めの経路としての役割を果たしているのである。従って
、そのような第一の溝の存在によって、第二の溝の加工
速度を向上することが出来る上に、トラック部における
クランクの発生や、溶融物の固着を防止する効果が奏さ
れ得るのである。更に、レーザー誘起エツチングを適用
する場合においては、この第一の溝が、被加工物と雰囲
気との反応生成物の排出経路となると共に、反応物質の
被加工点への拡散を起こり易くして、加工速度を上げる
役割も果たすこととなるのである。
なお、磁気ヘッド用コアの摺接面において、トラック部
のギャップ部分以外に、磁気ギャップ部分が残ることは
許されないのは明白であり、それ故前記した第二の溝は
、トラック幅を規定するだけでなく、不要なギャップ部
分を除去する役目をも果たしているのである。従って、
これらの点を考慮して、かかる第二の溝は、その幅を所
定磁気ギャップ長(間隙)の10倍以上とすることによ
って、擬似ギャップ的効果によるノイズ等の悪影響を避
けるように形成されることが望ましいのである。
(構成の具体的説明) 以下に、本発明を更に具体的に明らかにするために、本
発明の具体的構成について、図面を参照し7つつ詳述す
ることとする。
先ず、かかる本発明において、コイル巻線用の孔の存在
にて環状の磁路が形成されると共に、該磁路を横切る方
向に所定間隙の磁気ギャップが設けられたギャップバー
を形成すべく、用いられるコアブロックを与える材料と
しては、従来がら知られている各種の磁性材料が用いら
れ得るが、一般に、Mn−ZnフェライトやNi−Zn
フェライト等のフェライト材料が用途に応じて使い分け
られることになる。そして、それらは、−iに同一の材
質のものが有利に使用されることとなる。
また、それぞれのフェライト部材の微細構造に関して、
各フェライト材料は、多結晶材であっても、単結晶材で
あっても、また多結晶部分と単結晶部分とを含む複合材
の何れであっても良く、更にはそれら組織構造の異なる
フェライト部材を組み合わせて用いることも、可能であ
る。
そして、かくの如きフェライト材料を用いて、本発明に
従って目的とする磁気ヘッド用コアを製造する一つの具
体的な手法が、第1図に概略的に示されている。
すなわち、長手の角材形状の一対のコアブロック1.1
′の一方にコイル巻線用の溝1aを形成し、そしてそれ
らコアブロック1.1′を突き合わせて、接合せしめる
ことにより、その突合わせ部分に所定の間隙(長さ)の
磁気ギャップ2を形成せしめ、また溝1aの存在に基づ
くコイル巻線用孔3の形成によって環状の磁路が形成さ
れたギャップパー4を得る。
ここで、一対のコアブロック1.1′の接合操作や磁気
ギャップ2の形成操作、更にはコイル巻線用の溝1aの
形成操作等にあっても、公知の手法が適宜に採用される
ものであり、例えばコアブロック1.1′の接合にあっ
ては、ガラスによる接合の他、固相反応による接合等の
手法が採用されることとなる。何れにしても、ギャップ
バー4は、公知の手法に従って製造されるものであると
ころから、ここでは詳しい説明は避けることとするが、
必要ならば本願出願人の出願に係る特願昭58−246
261号、特願昭58−246262号、特願昭61−
131)96号等を参照されたい。
次いで、このようなギャップバー4に対して、磁気ギャ
ップ2を横切る方向に延びる、互いに略平行なる複数対
の溝6.6′を、目的とする磁気ヘッド用コアのトラッ
ク幅より充分広い幅の凸部5を残すように、磁気ギャッ
プ2の延びる方向に所定間隔を隅でて順次形成した後、
前記凸部5の磁気ギャップ形成部位において、所定幅の
トラック8を残して、その両側に磁気ギャップ長の10
倍以上の幅を有する第二の溝7をレーザー加工、より好
ましくはレーザー誘起エツチングで形成するのである。
そして、このような一対の第一の溝6.6′及び第二の
溝7の設けられたギャップバー4の上には、所定の非磁
性材料どしてのガラス9が載置されて、加熱、熔融せし
められることにより、かかるガラス9にて第一の溝6.
6′及び第二の溝7が充填せしめられ、以てコアパー1
0が形成されるのである。このコアパー10において、
第一の;蒋6.6′に沿って浮上面′/l#17を加工
すると同時に、センターレール12の幅を規制し、その
後、ヨーク15、テーパ一部16を形成した後、浮上面
14及びコア18が所定の幅になるように切り出し、目
的とする磁気ヘッド用コア18が形成されることとなる
かくして得られた磁気ヘッド用コア18は、第3図に示
される従°来法による磁気ヘッド用コア21と比べると
、トラック8の両側面にトラック部を保護するためのガ
ラス9を埋設せしめてあり、トラ・7り8の機械的強度
等の信頼性は、従来の磁気ヘッド用コアに比べて著しく
向上することが出来るのである。
以上、本発明に従う磁気ヘッド用コア並びにその製造の
一例について述べてきたが、本発明が、それら例示の具
体例にのみ限定して解釈されるものでは決してなく、本
発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に
基づいて種々なる変更、修正、改良等が加え得ることは
言うまでもないところであり、本発明が、そのような実
施形態のものをも含むものであることが理解されるべき
である。
例えば、上記では、モノリシック型RDDヘッド用コア
の製造方法を例として述べてきたが、本発明は、これに
限定されるものではなく、第2図に示される如きコンポ
ジット型RDDやVTRヘッド用コアなどの他の構造の
磁気ヘッド用コアの製造にも有利に適用され得るもので
ある。
また、以上詳述してきた本発明の各種の特徴は、以下の
実施例からも容易に理解されるところである。
(実施例) 先ず、第1図に示される、磁気ディスク装置(RDD)
等に使用されるモノリシック型RDDヘッド用コアの、
本発明による製造プロセスに従って、目的とするコアを
製造した。そこで、Mn −Znフェライト多結晶材で
構成されたギャソプハ−4に、磁気ギャップ2と直交す
る方向に、ダイヤモンドカッタによる機械加工で、切残
し凸部5の幅が0.5 tmとなるように幅0.3 m
mの互いに平行な一対の第一の溝6.6′を3.51間
隔で複数対形成した。なお、溝6.6′の深さは、ギャ
ップ2の底部、所謂デプス部の最下端より0.2鶴深い
ものとした。
次いで、切残し凸部5のギャップ部2において、トラッ
ク8の幅が20μm、溝7の幅がギャップ部2の両側に
50μmずつ、計0.1鶴となるように、第二の溝7を
、下表に示す条件でレーザー加工により形成した。なお
、溝7の深さは、デプス部の最下端より0.1 mm深
いものとした。
しかる後、ギャップバー4の上に埋め込み用ガラス9を
載せ、電気炉内に設置して加熱することにより、かかる
ガラス9を溶融してトラック8の幅を規定する′s(第
二の溝)7及び第一の溝6.6′内に充填せしめた。な
お、ガラス9の溶融時には、炉内の雰囲気を、炉内の酸
素とフェライトとの反応によりフェライトの磁気特性が
劣化しないように、フェライトの平衡酸素分圧と略同様
の条件に制御した。かくしてガラスを充填したギャップ
パー4のギャップ面、換言すればガラス9を載置した面
を、所定デプス長まで研磨して、コアパー10を得た。
このコアパー10において、第一の溝6.6′に沿って
0.40の間隔で浮上面溝17を形成した後、更に所定
角度のテーパ一部16を加工し、次いでヨーク15をQ
、4 mmの幅で形成した。しかる後、浮上面14の幅
が0.75 鶴、コア18の幅が3.4鶴になるように
切り出し、浮上面14及びセンターレール12の面取り
加工をして、モノリシック型RDDヘッド用コア18を
得た。
かくして得られた磁気ヘッド用コア18は、第3図に示
す磁気ヘッド用コア21とは異なり、トラック部8が両
側からガラス9で補強されているため、トラック部の機
械的強度が高く、信頼性の高い磁気ヘッド用コアであっ
た。また、トラック8の幅を規定する第二の溝7を形成
する前に、一対の第一の溝6.6′を形成しておくこと
により、被加工物の排除を効率的に行なえるようになり
、従来のギャップバーにレーザー加工で穴を開ける方法
に比べて、加工時間を半分に短縮することが出来、また
トラック部8の側面の平坦度も著しく改善され、トラッ
ク幅の寸法精度を±2μm以内に収めることが出来た。
更に、トラック部8におけるクランク及び溶融物の付着
も殆ど見い出し得なかった。
なお、前述の如く、本発明は、モノリシック型RDDヘ
ッド用コアの製造方法に何等限定されるものではなく、
例えば第2図に示された、磁気ディスク装置に使用され
るコンポジット型RDDヘッド用コアの製造工程にも適
用され得るものであって、そしてそれに従う例にあって
は、先ず、ギャップ構成面が(100)面、記録媒体と
の摺接面が(1)0)面である単結晶Mn−Znフェラ
イトで構成されたギャップパー4に、ギャップ2と直交
する方向に、ダイヤモンドカッタによる機械加工で、切
残し凸部5の幅が220μmとなるように、輻0.2 
mmの互いに平行な第一の?a 6.6・・・を、22
0μmの間隙で複数条形成した。なお、溝6.6・・・
の深さは、ギャップ2の底部、所謂デプス部の最下端よ
り0.1)深いものとした。
次いで、切残し凸部5のギャップ部2において、トラッ
ク8の幅が13μm、溝7の幅がギャップ部2の両側に
50μm、計0.1 amとなるように、第二の溝7を
、前記と同様の条件でレーザー加工で形成した。
しかる後、前記と同様にガラス9を埋め込み、テーパ一
部15を加工し、所定のデプス長まで研磨して、コアパ
ー10を得、更にこのコアパー10をコアの幅が220
μmになるように第一の講6.6・・・に沿って切断し
た後、コアの両側面をそれぞれ20μmずつ研磨して、
コンポジット型RDDヘッド用コア19を得た。
かくして得られた磁気ヘッド用コア19は、第4図に示
す従来のコンポジット型RDDヘンド用コア22とは異
なり、摺接面1)においてガラスの露出する面積割合を
効果的に小さくすることが出来たため、耐摩耗特性を著
しく低減することが出来た。また、再生出力、オーバー
ライド特性、クコストーク等は、従来のヘッド用コア2
2と同等またはそれ以上の特性が得られた。
さらに、第2図に示す本発明の製造方法を応用すれば、
vrR1気ヘッド用コアの製造も可能であり、その場合
、トラック幅を規定するための溝7の加工が1回(第一
の溝の機械加工を含めて2回)、ガラス、埋め込み操作
が1回であり、更にトラックの位置合わせ工程がない等
、従来のダイヤモンドカッタ等による機械加工による磁
気ヘッド用コア23 (第5図)の製造工程における加
工工数、加工数量、ガラス埋め込み回数に比較して、著
しく低減されるのである。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明に従う磁気ヘッ
ド用コアの製造方法によれば、トラック幅が狭く、且つ
信顛性の高い、磁気ヘッド用コアを安価に製造すること
が可能となったのであり、そこに、本発明の大きな工業
的意義が存するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従う磁気ヘッド用コアの一つの製造
工程を示す説明図であり、第2図は、本発明に従う異な
る磁気ヘッド用コアの製造工程の一例を示す説明図であ
る。また、第3図、第4図及び第5図は、それぞれ、従
来の磁気ヘッド用コアの一例を示す斜視図である。 1.1’  :コアブロック  2:磁気ギャップ3:
コイル巻線用孔    4;ギャップバー5:切残し凸
部   6.6’  :第一の溝7:第二の溝    
 ゛  8ニドランク9;ガラス       10:
コアバー1):摺接面      12:センターレー
ル18.19,21.22,23: 磁気ヘッド用コア 13ニシンパル取付用溝 14:浮上面      15:ヨーク16:テーバ部
     17:浮上面溝20ニドラック幅規定溝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コイル巻線用の孔の存在にて環状の磁路が形成さ
    れると共に、該磁路を横切る方向に所定間隙の磁気ギャ
    ップが設けられたギャップバーからコアチップを切り出
    し、目的とする磁気ヘッド用コアを製造するに際して、 かかるギャップバーの前記磁気ギャップが形成された面
    に対して、該磁気ギャップの延びる方向に前記磁気ヘッ
    ド用コアのトラック幅より充分広い間隔をもって、該磁
    気ギャップを横切る方向に延びる少なくとも一対の第一
    の溝を設けた後、更に、該ギャップバーの磁気ギャップ
    形成部位に、該一対の第一の溝からそれぞれ互いに近接
    する方向に延びる第二の溝を、中間部に所定幅のトラッ
    ク部が残るようにして形成することにより、該一対の第
    一の溝にて挟まれるギャップバー部分において該トラッ
    ク部のみに磁気ギャップが存在するようにしたことを特
    徴とする磁気ヘッド用コアの製造方法。
  2. (2)前記ギャップバーの材料がフェライトである特許
    請求の範囲第1項記載の磁気ヘッド用コアの製造方法。
  3. (3)前記第二の溝の形成をレーザー加工で行なう特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の磁気ヘッド用コア
    の製造方法。
  4. (4)前記第二の溝の形成を超音波加工で行なう特許請
    求の範囲第1項または第2項記載の磁気ヘッド用コアの
    製造方法
  5. (5)前記第二の溝の形成を放電加工で行なう特許請求
    の範囲第1項または第2項記載の磁気ヘッド用コアの製
    造方法
  6. (6)前記第二の溝の幅が、前記磁気ギャップの間隙の
    10倍以上である特許請求の範囲第1項乃至第5項の何
    れかに記載の磁気ヘッド用コアの製造方法。
  7. (7)前記コアチップの切り出しに先立って、前記第一
    の溝内及び前記第二の溝内に、ガラス等の非磁性材料が
    、それぞれ充填せしめられる特許請求の範囲第1項乃至
    第6項の何れかに記載の磁気ヘッド用コアの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008136113A1 (ja) * 2007-04-26 2010-07-29 三菱電機株式会社 金属閉鎖形スイッチギヤ
JPWO2009001425A1 (ja) * 2007-06-25 2010-08-26 三菱電機株式会社 金属閉鎖型スイッチギヤ

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KR101111012B1 (ko) * 2007-06-25 2012-02-13 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 금속폐쇄형 스위치기어

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