JPS63153527A - 自動露出制御装置 - Google Patents

自動露出制御装置

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JPS63153527A
JPS63153527A JP61300474A JP30047486A JPS63153527A JP S63153527 A JPS63153527 A JP S63153527A JP 61300474 A JP61300474 A JP 61300474A JP 30047486 A JP30047486 A JP 30047486A JP S63153527 A JPS63153527 A JP S63153527A
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shutter blade
current
aperture
exposure
control device
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Takanori Kono
孝典 河野
Norifumi Nakagawa
憲史 仲川
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Nidec Precision Corp
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Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は絞り羽根兼用のシャ・ツタ羽根を使用したプロ
グラムシャッタのための自動露出制御装置に関し、特に
、シャッタ羽根の走行開始からピンホール塩の内の所定
距離を走行する時間を検出して、シャッタ羽根の閉鎖タ
イミングを補正する様にした自動露出制御装置に関する
【従来の技術及びその問題点】
自動露出制御の目的はフィルム面の積算受光量がフィル
ム感度に対応して決定される値になる様にすることにあ
り、そのため自動露出制御装置は受光素子に流れる光電
流をシャッタ羽根の開口動作に連動して積分し、その積
分値が所定の基準電圧に達したタイミングで露出動作を
終了する様になされている。 さて、絞り羽根兼用のシャッタ羽根を使用したプログラ
ムシャッタにおいては、シャッタ羽根を徐々に開口して
おり、従って、開放口径に至る迄の三角開口領域におい
てはフィルム面照度は露出時間の経過に伴って上昇する
ことになる。 しかしながら、被写界輝度が一定である限りシャッタ羽
根の開口位置に関わりなく、光電流は一定であるので、
シャッタ羽根の開口動作に連動して光電流を一様に積分
したのでは、適正な露出制御をすることができない。 そこで、一般的には、設計時に意図したシャッタ羽根の
開口特性に適合させる様に適宜露出補正を行っている。 しかしながら、カメラの出荷時に適正露出が得られる様
に自動露出制御装置を調整しても、必ずしもシャッタ羽
根の開口特性が常に安定している保証はなく、経年変化
や撮影姿勢の変化等によってシャッタ羽根の開口特性が
変動すると、それに伴って露出誤差が生じる可能性があ
る。 このシャッタ羽根の開口特性の変動に起因する露出誤差
を防止する為に、シャッタ羽根の実際の開口特性を例え
ばフォトインクラブタ等によって検出して自動露出制御
装置に補正を加える手法も考えられるが、この場合には
シャッタ羽根の開口位置検出のためのフォトインクラブ
タを2系列設けることが要求される。 何故ならば、この種のプログラムシャッタを有するカメ
ラは、一般に内蔵ストロボを使用したフランシュマチッ
ク制御装置を有しており、フランシュマチック制御装置
はストロボの発光タイミング検出用のフォトインクラブ
タを備えているが。 ストロボはサイリスクトリガであり、その動作遅延は考
慮する必要がない一方で、自動露出制御は機構的な閉鎖
遅延が生じるために、同一のフォトインクラブタを使用
することが適切でないからである。 従って、フォトインクラブタによって露出補正をする場
合には、フラッシュマチック制御用のフォトインクラブ
タの他に露出補正用のフォトインクラブタを各々別系列
で設けることになり、シャッタ羽根の関連機構が複雑化
するという問題が生しる。
【問題点を解決するための手段】
本発明はこの様な問題点に鑑みてなされたものであり、
フランシュマチック制御用の羽根位置検出機構の他に別
系列の羽根位置検出機構を設けることなく、シャッタ羽
根の実際の開口特性に適合した露出補正をすることがで
きる様になされた新規な自動露出制御装置を提供するこ
とを目的とするものである。 本発明の自動露出制御装置は、シャッタ羽根の開口レリ
ーズ後にピンホールになる以前の期間において、シャッ
タ羽根が所定量走行するのに要する時間を検出すること
によって、シャッタ羽根の実際の開口特性を予め把握し
て露出補正をするものであり、上記目的を達成するため
に以下の様な手段を有する。 (a)、シャッタ羽根上の、又はシャッタ羽根と連動す
る部材上の、走行動作線上に沿ってマークポイントを連
設する。 To+、該マークポイントの通過地点に該マークポイン
トの通過に応答してパルスを発生するセンサを設ける。 (C)、前記マークポイント中のピンホール以前の少な
くとも2以上のマークポイントに応答して前記センサが
発生するパルス間隔によって前記シャッタ羽根の開口特
性を把握して露出補正をする。 (d)、更に望ましくは、前記マークポイント中のピン
ホール以後のマークポイントに応答して前記センサが発
生ずるパルスによってストロボ同調タイミングを制御す
る。
【作用】
本発明の自動露出制御装置は1系列の羽根位置検出装置
によってシャッタ羽根の開口特性の変動に対応した露出
補正とストロボ同調タイミングの制御を行う。 シャッタ羽根の開口特性の変動に対応した露出補正は、
前記マークポイント中のピンホール以前の少なくとも2
以上のマークポイントがセンサの位置を通過するのに要
する時間を計測することによってシャッタ羽根の開口立
ち上がり速度を把握し、シャッタ羽根が急速に立ち上が
る場合には露出をマイナス補正し、逆にシャッタ羽根が
緩やかに立ち上がる場合には露出プラス補正することに
より行う。 この露出補正はより具体的には、光アンプの出力電流の
調整や光電流の積分値と比較される基準電圧の調整によ
って行う。 ストロボ同調タイミングの制御は、前記マークポイント
中のピンホール以後のマークポイントに応答して前記セ
ンサが発生ずるパルスによって開口位置を検出して行い
、シャッタ羽根の開口位置がフィルム感度と撮影距離に
対応したタイミングでストロボを同調させる。 1系列の羽根位置検出装置を、ピンホール以前において
は露出補正に使用し、ピンホール以後においてはフラッ
シュマチック制御に使用するので。 シャッタ羽根の閉鎖遅延時間を考慮する必要がない。
【実施例】
以下図面を参照して本発明の1実施例を詳細に説明する
。 第1図は本発明の実施例に係るプログラムシャッタに使
用される絞り羽根兼用のシャッタ羽根の平面図である。 シャッタ羽根1は地板上の軸2によって揺動自在に支持
されており、軸2にはシャッタ羽根1と開閉部分が対象
形状の図示せぬシャッタ羽根が支持されている。このシ
ャッタ羽根1に形成された長孔1aには図示せぬ羽根開
閉部材のボス3が係合しており、このボス3を図面上で
下方に移動させると、シャッタ羽根1は軸2を中心にし
て右旋し、シャッタ羽根1に形成されたVilbがアパ
ーチュア5を開口して露出動作がなされる。そして、ア
パーチュア5のシャッタ羽根1に対する相対位置が第1
図の一点鎖線に示す状態になった時点が開放口径である
。 シャッタ羽根1には軸2を中心とした円周上に沿って例
えば9カ所の穿孔がなされ、これらの穿孔箇所が順次マ
ークポイントP。−P6となっている。 そして、シャッタ羽根lが右旋する時に各マークポイン
トP0〜P8は順次光電センサ4の箇所を通過する。 尚2本実施例ではマークポイントP0〜pHが穿孔マー
クであるので、光電センサ4はシャッタ羽根1の両側に
発光器・受光器を配置した透過式のものが使用されるが
2例えば、マークポイントP、−PIlが反則マークの
場合には光電センサ4は反射式のものが使用される。 尚、各マークポイントP。−P8とシャッタ羽根の位置
とは第1表の様な対応関係を有する。 第1表 ところで、プログラムシャッタを有するコンパクトカメ
ラは所謂フランシュマチック制御においてストロボ同調
タイミングを検出するために一般的にマークポイントP
2〜Ps及び光電センサ4を有しており1本実施例にお
いて特徴的な点は。 ピンホール検出用のマークポイントP2の手前にマーク
ポイントP0 ・P+ を配設し、マークポイントP0
を検出後マークポイントP1を検出するまでの時間によ
り露出補正をすることにより、1系列のフォトインタラ
プタのみによってフラッシュマチック制御及び自動露出
制御をする様になされていることである。 さて、ここで具体的な実施例の説明に先立って。 第2図及び第3図を参照して本発明の基本原理を説明す
る。 先ず、第2図は絞り羽根兼用のシャッタ羽根の開口面積
(縦軸)と露出時間(横軸)の関係を示しており、シャ
ッタ羽根1は開口後概ね直線的に開口して開放口径に至
る。尚、この開口特性の詳細はシャッタ羽根1の形状や
その駆動機構により異なるが、基本的には上記の様な傾
向を示す。 第2図において、太線で示すカーブaが出荷時に予定し
ている特性曲線とした場合、シャッタ羽根がカーブaの
様な特性で開口した場合にフィルム面の受光量が適正な
ものとなる様に露出制御装置が調整される。 しかしながら、シャッタ羽根の開口特性は経年変化やカ
メラ姿勢の変化等によって変動することがあり8例えば
細線で示すカーブbの様により緩やかに立ち上がった場
合に同一の露出制御をすればアンダー露出になり、又2
点線で示すカーブCの様により急激に立ち上がった場合
に同一の露出制御をすればオーバー露出になる。 そこで1本実施例ではシャッタ羽根の走行開始後ピンホ
ールになる迄の領域に設けられたマークポイントP0〜
P、の通過時間を検出することにより、シャッタ羽根1
の実際の開口特性を予測し。 それによって露出補正をする様にしている。 第3図は露出制御装置を原理的に示したブロック図であ
り、10は光アンプ、11は受光素子の一例であるシリ
コン・フォト・ダイオード(以下単にSPDと略称する
)、20は光アンプ10のバイアス電圧回路、6はシャ
ッタ羽根1の閉鎖レリーズ用のマグネット、30はコン
パレータ、31は被写界光積分用のコンデンサ、40は
コンパレータ30の基準電圧回路を各々示す。 基本的な動作を説明すると、光アンプ10は5PDII
に入射する被写界光に対応した電流を出力し、光アンプ
10の出力電流によって積分用のコンデンサ31を充電
する。このコンデンサ31の充電レベルが基準電圧回路
40の出力電圧に達するとコンパレータ30の出力はH
レベルに反転してマグネット6を消磁するので、シャッ
タ羽根1は閉鎖動作をして露出を終了する。 さて、露出補正の第1の態様はマークポイントP0〜P
1の通過時間に応じて基準電圧回路40の出力電圧を調
整するものである。第3図の回路において被写界輝度一
定条件下で、基準電圧回路40の出力電圧を上昇させれ
ば露出はプラス補正され、基準電圧回路40の出力電圧
を低下させれば露出はマイナス補正される。そこで、マ
ークポイントPo−PIの通過時間が長期化するほど基
準電圧回路40の出力電圧を上昇させる様にすれば適正
な露出補正がなされる。 次に、露出補正の第2の態様はマークポイントP0〜P
、の通過時間に応じてバイアス電圧回路20の出力電圧
を調整するものである。第3図の回路において被写界輝
度一定条件下で、バイアス電圧回路20の出力電圧を上
昇させれば光アンプ10の出力電流が増大するので露出
はマイナス補正され、バイアス電圧回路20の出力電圧
を低下させれば光アンプ10の出力電流が減少するので
露出はプラス補正される。そこで、マークポイン) P
 o〜P1の通過時間が長期化するほどバイアス電圧回
路20の出力電圧を低下させる様にすれば適正な露出補
正がなされる。 第4図は第1の態様の露出補正を行う回路を含む実施例
を示しており、第3図に示した要素に関しては第3図と
同一の符号を付している。 4は第1図においても示した光電センサであり。 マークポイン)P。−Psが通過する毎に光電センサ4
が発生するパルスはウィンドゲート回路50・ラッチ回
路60・カウンタ61に加えられる。 先ず、ランチ回路60は被写界光の積分開始タイミング
を1till 4卸するためのものであり、それ14本
は公知である。 第2図の特性曲線にも示す様にシャッタ羽根1が走行を
開始してから所定時間が経過した後にアパーチュア5は
ピンホールになる。ランチ回路60は光電センサ4が発
生ずる第1発目のパルスをトリガとしてランチ動作をし
、ディレィ回路62を起動する。 このディレィ回路62の遅延時間はマークポイン)P。 が光電センサ4を通過してからアパーチュア5が現実に
ピンホールになるまでの時間や羽根の閉鎖遅延時間を基
準に設定され、設定時間の経過後にディレィ回路62の
出力が立ち下がることによってスイッチング用のトラン
ジスタ63が遮断されてコンデンサ31の充電が開始さ
れる。 次に、カウンタ61はフラッシュマチック制御において
アパーチュア口径を数値化するためのものである。即ち
、光電センサ4はマークポイントP o ”” P l
lが通過する毎にパルスを発生するのであるから、光電
センサ4が発生するパルスを開数すれば口径値を数値化
することができる。 周知の通り、ガイドナンバが一定のストロボを使用した
場合におけるストロボ同調時の口径値はフィルム感度と
撮影距離が決定されれば一義的に決定される。そこで9
口径値を示すカウンタ61の出力はISO情報及び撮影
距離情報とともにデコーダ64に加えられ、デコーダ6
4はカウンタ61の計数値とISO情報と撮影距離情報
の組み合わせが適切な組み合わせになった時に公知のス
トロボ発光回路65に対して発光用トリガ信号を加える
。 次に、ウィンドゲート回路50は光電センサ4が発生す
る第1発目のパルスから第2発目のパルス化の間、その
出力を立ち上げるためのものであり1例えばSRタイプ
のフリップフロップ51・Dタイプのフリップフロップ
52及びアントゲ−ト53によって構成される。 その作用を説明する。 フリップフロップ52は初期状態ではリセットされてそ
のζ出力はHレベルになっている。従って、マークポイ
ントP。が通過した時に光電センサ4が発生するパルス
によってフリップフロップ51がセントされるとアンド
ゲート53の出力は立ち上がる。その後マークポイント
P1が通過した時に光電センサ4が発生するパルスによ
ってフリップフロップ52はフリップフロップ51のQ
出力をラッチするので、フリップフロップ52のζ出力
は立ち下がって、アンドゲート53の出力は立ち下がる
。従って、アンドゲート53の出力は光電センサ4の箇
所をマークポイントP0が通過してからマークポインP
1が通過する迄の間Hレベルになる。 従って、アンドゲート53の出力をウィンドとして、こ
のウィンドの立ち上がり時間中に発生する基準パルスを
計数すれば光電センサ4がマークポイントP0を検出し
てからマークポインP+ を検出する迄の時間を知るこ
とができる。 本実施例ではアンドゲート53の出力はアンドゲート6
6に加えられており、アンドゲート66の他方の入力に
は発振器67が発生する基準パルスが加えられている。 従って1発振器67が発生する基準パルスはアンドゲー
ト53の出力がHレベルの期間にアンドゲート66を通
過してカウンタ68を歩進するので、カウンタ68の計
数値はマークポイントP。−Plの通過時間を示すこと
になり、カウンタ68の計数値によって基準電圧回路4
0が制御される。 既に、説明した様に被写界輝度一定条件下では基準電圧
回路40の出力電圧を上昇させれば露出はプラス補正さ
れ、基準電圧回路40の出力電圧を低下させれば露出は
マイナス補正される。 そして、マークポイントP。−P、の通過時間が長いほ
ど(即ち、カウンタS8の計数値が大きいほど)露出を
プラス補正することが必要とされるので、カウンタ68
の計数値が大きいほど基準電圧回路40の出力電圧を上
昇させる様にずれば適正な露出補正がなされる。 基準電圧回路40の具体例を第5図に示す。 第5図の回路は抵抗41に対して電流を流した時に抵抗
41に発生する電圧を基準電圧とするものであり、カウ
ンタ68の計数値に対応して電流加算回路の作動パター
ンを決定することにより。 シャッタ羽根1の開口特性をコンパレータ30の基準電
圧に反映させる。 第5図において、■、〜■4は加算用の定電流源+Sl
 〜S、は電流スイッチを各々示し、電流スイッチS、
〜S5はスイッチング用のトランジスタsw並びにカレ
ントミラー回路を構成するダイオードd及びトランジス
タtによって構成される。 ここで各電流スイッチS I= S s の作用を説明
する。 各電流スイッチS、〜S5を構成するダイオードdのコ
レククベース接続点に加えられた電流はスイッチング用
のトランジスタswが導通しているとトランジスタsw
を通ってグランドに流れるが、トランジスタswが遮断
されるとダイオードdに流れる。そして、トランジスタ
tはダイオードdとカレントミラー回路を構成するので
、ダイオードdに流れる電流と等しい電流がトランジス
タtに流れることになる。 そして、各電流スイッチ81〜S4には定電流源11〜
I、から電流が供給されるとともに、その出力トランジ
スタtはダイオード42に接続されているので、定電流
源■1〜I4の電流値に適宜の重み付けするとともに、
各電流スイッチSl〜S、のスイッチング用のトランジ
スタSWの作動パターンをカウンタ68の各段出力(本
実施例ではローアクティブ)で制御すれば、カウンタ6
8の計数値に対応して加算された電流がダイオード42
に流れることになる。 そして、ダイオード42はトランジスタ43とカレント
ミラー回路を構成するので、トランジスタ43にはダイ
オード42に流れる電流と等しい電流が流れ、この電流
が抵抗41に供給される。 次に、電流スイッチS5には定電流源46から電流が供
給されるとともに、そのスイッチング用のトランジスタ
swにはワンショト回路44が発生するパルスによって
セントされるフリップフロップ45のQ出力が接続され
ており、電流スイッチS、の出力トランジスタtはダイ
オード47に接続されている。 又、49は抵抗41にバイアス電流を供給するための定
電流源である。 従って、フリップフロップ45がセントされるまでは定
電流源46に流れる電流が電流スイッチS5を介してダ
イオード47に流れ、これと等しい電流がダイオード4
7とカレントミラー回路を構成するトランジスタ48に
流れるので、抵抗41にはトランジスタ43に流れる電
流と定電流源49に流れる電流とトランジスタ48に流
れる電流とが加算されて供給されるが、フリップフロッ
プ45がセットされた後は、抵抗41にはトランジスタ
43に流れる電流と定電流源49に流れる電流とが加算
されて供給されることになる。 次に上記事項を参照して本実施例の動作を説明しよう。 尚、各定電流源I、−14の電流比はシャッタ羽根1の
開口特性によって異なるが、ここでは仮に定電流源I、
・I2 ・I3 ・I4の電流比が1:’2:4:8で
あるものとする。 先ず、シャッタ羽根1のセント状態においては総ての@
路素子は初期状態におかれる。 5PDIIは常時被写界光に露呈されており。 光アンプ10は被写界輝度に対応した電流を出力するが
、初期状態ではディレィ回路62の出力はHレベルであ
り、トランジスタ63が導通しているので、コンデンサ
31の充電はなされない。 又、第5図におけるフリップフロ・ノブ45は初期リセ
ットされているので、電流スイッチS、のスイッチング
用のトランジスタswが遮断されて。 定電流源46に流れる電流が電流スイッチS、を介して
ダイオード47に流れ、これと等しい電流がトランジス
タ48に流れる。従って、抵抗41の端子にはトランジ
スタ63のコレクタレベルよりも十分に高い電圧が発生
して、コンパレータ3Oの出力はLレベルになり、マグ
ネット6が励磁されてシャッタ羽根1はセント状態でホ
ールドされる。 さて1図示せぬシャッタボタンが押されると。 シャッタ羽根1は軸2を中心にして右旋してアパーチュ
ア5を開口してゆくが、その開口過程でマークポイント
P0〜P8が順次光電センサ4の箇所を通過し、光電セ
ンサ4はマークポイントP。 〜P8が通過する毎にパルスを発生する。 そして、光電センサ4が発生するパルスはウィンドゲー
ト回路50.ラッチ回路60及びカウンタ61に加えら
れる。 先ず、ラッチ回路60はマークポイントP。が光電セン
サ4を通過した時に光電センサ4が発生するパルスによ
ってセントされ、この出力によってディレィ回路62が
起動される。 又、ウィンドゲート回路50は光電センサ4の位置をマ
ークポイントP。が通過してからマークポイントP1が
通過するまでの間、その出力をHレベルにし5発振器6
7が発生する基準パルスはウィンドゲート回路50の出
力がHレベルの間アンドゲート66を通過してカウンタ
68を歩進する。 このウィンドゲート回路50の出力がHレベルになって
いる時間はシャッタ羽根の走行速度が速いほど短くなる
。 今、ウィンドゲート回路50の出力がHレベルの間に8
発の基準パルスがカウンタ68に加えられる様にシャッ
タ羽根1の開口特性が調整されているものとする。 シャッタ羽根が予定されている特性通りに開口した場合
には8発の基準パルスが加えられるので。 カウンタ68はその第4段出力のみがアクティブ(Lレ
ベル)になり、電流スイッチS4内のスイッチング用の
トランジスタswのみが遮断される。 従って、定電流源I4を流れる重め〔8〕の電流が電流
スイッチS、を介してダイオード42に流れ、これと等
しい電流がトランジスタ43に流れる。 そして、フリップフロップ45はアンドゲート53の出
力の立ち下がりエツジでワンショト回路44が発生する
パルスによってセットされるので電流スイッチS5は遮
断される。従って、抵抗41にはトランジスタ43に流
れる重み〔8〕の電流と定電流源49に流れるバイアス
電流とを重畳した電流が流れ、この時に抵抗41に発生
する電圧がコンパレータ30に基準電圧として印加され
る。 そして、ランチ回路60によってトリガされた後に所定
時間が経過したタイミングでディレー回4路62の出力
がI、レベルになってトランジスタ63が遮断されると
、コンデンサ31は光アンプ10から供給される電流に
よって充電され、その充電電圧がコンパレータ30の基
準電圧に達したタイミングでコンパレータ30の出力が
Hレベルになってマグネット6を消磁し、シャッタ羽根
1を閉鎖レリーズする。 さて、経年変化やカメラ姿勢その他の理由によってンヤ
ソタ羽filの立ち上がりカーブが緩やかになると、ウ
ィンドゲート回路50の出力がHしヘルになっている時
間は長くなり、カウンタ68には8発以上のパルスが加
えられる。 例えば、ウィンドゲート回路50の出力がHレベルにな
っている間にカウンタ68に12発のパルスが加えられ
たとすると、カウンタ68の第3段出力と第4段出力が
Hレベルになる。 従って、定電流源I3を流れる重み〔4〕の電流と定電
流s14を流れる重み〔8〕の電流が電流スイッチS3
 と電流スイッチS4を介してダイオード42に流れる
で、ダイオード42には重み〔12〕の電流が流れる。 そして、ダイオード42に流れる電流が上記の経路でト
ランジスタ48に流れるので、コンパレータ30に加え
られる基準電圧は上昇する。 従って、光アンプ10の出力電流が同一の場合にはコン
パレータ30の出力がHレベルに反転するのに要する時
間が長くなり、露出はプラス補正される。 逆に、何らかの原因によってシャッタ羽根1が第2図の
カーブCの様に急激に立ち上がると、つインドゲート回
路50の出力がHレベルになっている時間は短くなり、
カウンタ68に加えられるパルスは8発以下になる。 例えば5ウインドゲ一ト回路50の出力がHレベルにな
っている間にカウンタ68に4発のパルスが加えられた
とすると、カウンタ68の第3段出力のみがHレベルに
なる。 従って、定電流源I3を流れる重み(4〕の電流が電流
スイッチS3を介してダイオード42に流れるで、ダイ
オード42には重み〔4〕の電流が流れる。そして、ダ
イオード42に流れる電流が上記の経路でトランジスタ
48に流れるので。 コンパレータ30に加えられる基準電圧は低下する。 従って、光アンプ10の出力電流が同一の場合にはコン
パレータ30の出力がHレベルに反転するのに要する時
間が短くなり、露出はマイナス補正される。 尚、ストロボ↑最影の場合には光電センサ4が発生した
パルスをカウンタ61で計数して現在の口径値を数値化
し2口径値がフィルム感度と撮影距離に対応して決定さ
れる値になった時にストロボ発光回路65をトリガする
。尚、このフィルム感度や撮影距離の入力方式は公知で
ある。 次に、第6図は光アンプ10のバイアス電圧回路20の
レベル調整をする様にした実施例を示しており、カウン
タ68の前段迄の構成は既に説明した第4図・第5図の
例と同一である。 バイアス電圧回路20のレベル調整をする場合は第4図
・第5図に示した実施例とは逆に、マークポインl−P
。−P+ の通過時間が長期化するほどバイアス電圧回
路20の出力電圧を低下させる様にすれば適正な露出補
正がなされるのであるから、第6図の実施例ではカウン
タ68の計数値に対応して電流減算回路の作動パターン
を決定する様にしている。 第6図の実施例では抵抗21に電流を流した時に抵抗2
1に発生する電圧をバイアス電圧として光アンプ10に
印加する様になされている。初期状態において、定電流
源22からダイオード23に電流を供給すると、ダイオ
ード23とカレントミラー回路を構成するトランジスタ
24にダイオード23に流れる電流と等しい電流が流れ
、この電流はダイオード25から供給される。そして。 ダイオード25に流れる電流と等しい電流がダイオード
25とカレントミラー回路を構成するトランジスタ26
に流れ、この電流が抵抗21に流れた時に抵抗21に発
生する電圧が光アンプ10にバイアス電圧として供給さ
れる。 尚、光アンプ10はオペアンプ12・対数圧縮用のダイ
オード13及び対数伸張用のトランジスタ14を有して
おり、5PDIIに被写界光が入射すると被写界輝度に
対応した光電流が、ダイオード13を介して、5PDI
Iに逆方向に流れ。 ダイオード13の両端には光電流を対数圧縮した電圧が
生しる。オペアンプ12の正相入力にはバイアス電圧が
印加されているので、オペアンプ12の出力にはダイオ
ード13の両端に発生する電圧にバイアス電圧を重畳し
た電圧が発生し、トランジスタ14にはこれを対数伸張
した電流が流れ。 B 被写界輝度積分用のコンデンサ31はトランジスタ14
に流れる電流によって充電される様になされている。 さて、ウィンドゲート回路50の出力がHレベルの間に
8発の基準パルスがカウンタ68に加えられる様にシャ
ッタ羽根1の開口特性が調整されているという条件のも
とで、シャッタ羽根Iが予定されている特性通りに開口
した場合にはカウンタ68はその第4段出力のみがアク
ティブ(Lレベル)になり、電流スイッチS4内のスイ
ッチング用のトランジスタswのみが遮断される。  
 φ従って、定電流源I4を流れる重み〔8〕の電流と
等しい電流が電流スイッチS4のトランジスタtを介し
てグランドに流れる。 電流スイッチS4のトランジスタtに流れる電流は定電
流源22から供給されるので、ダイオード23に流れる
電流は重み〔8〕に相当する成分だけ減少する。抵抗2
1に流れる電流はダイオード23に流れる電流と等しい
のであるから、抵抗21に流れる電流は定電流#22の
電流から重み〔8〕の電流を減算した値になり、この時
抵抗21に生しる電圧が光アンプ10に対してバイアス
電圧として印加されて光アンプ10の出力電流に反映さ
れる。 さて2 シャッタ羽根1の開口特性が第2図のカーブb
の様に緩やかになった時は露出をプラス補正することが
要求される。 シャッタ羽根1の開口特性が第2図のカーブbの様に緩
やかになった時はカウンタ68の計数値は大きくなり2
例えば、ウィンドゲート回路50の出力がHレベルの間
にカウンタ68が12カウントすると、カウンタ68の
第3段出力及び第4段出力がアクティブ(Lレベル)に
なる。 従って、この場合であれば電流スイ・ノチS3及び電流
スイッチS4内のスイッチング用のトランジスタswが
遮断されるので、定電流源■3を流れる重み〔4〕の電
流と定電流源r4を流れる重み〔8〕の電流が電流スイ
ッチS!I及びS4を介してグランドに流れる。 その結果、ダイオード23に流れる電流は重み〔12〕
に相当する成分だけ減少するので、シャッタ羽根が所期
の特性で開口した場合よりも光アンプIOのバイアス電
圧は低下し、光アンプ10の出力電流も減少するので、
露出はプラス補正される。 逆に、シャッタ羽根1の開口特性が第2図のカーブCの
様に急になった時は露出をマイナス補正することが要求
される。 シャッタ羽根1の開口特性が第2図のカーブCの様に急
になった時はカウンタ68の計数値は小さくなり1例え
ば、ウィンドゲート回路50の出力がHレベルの間にカ
ウンタ68が4カウントすると、カウンタ68の第3段
出力のみがアクティブ(Lレベル)になる。 従って、この場合であれば電流スイッチS3内のスイッ
チング用のトランジスタswが遮断されるので、定電流
源■、を流れる重み〔4〕の電流が電流スイッチS3を
介してグランドに流れる。 その結果、ダイオード23に流れる電流は重み〔4〕に
相当する成分だけ減少するので、シャ・ノ夕羽根が所期
の特性で開口した場合よりも光アンプ10のバイアス電
圧は上昇し、光アンプ10の出力電流も増加するので、
露出はマイナス補正されることになる。 尚、シャッタ羽根1の現実の開口特性はシャツタ羽根1
自体の形状や駆動機構によって種々の態様が考えられる
が、基本的な傾向は上記の通りであるので、その開口特
性に併せて、定電流源49(第6図の例では定電流源2
2)や定電流aI。 〜I4の電流値を適宜調整することによって適正な露出
補正を行うことができる。 又、上記においては、カウンタ68の出力によって電流
スイッチS、〜S、を直接作動させる様にしたが、カウ
ンタ68の出力をデコードして電流スイッチを作動させ
る様にすれば、電流スイッチの段数を増加させることが
でき、より精密な露出補正が可能となる。 又、上記においては1羽根位置を検出する手段の一例と
してフォトインクラブタを使用した例を示したが1本発
明はコンバク1−カメラが有するフラッシュマチック用
の羽根位置検出装置を流用し。 しかもフランシュマチック制御においては未だ使用しな
いピンホール以前の領域を使用してシャッタ羽根の現実
の開口特性を把握し、自動露出撮影における露出補正を
することを特徴とするものであり1羽根位置検出装置は
フランシュマチック制御において公知のものを総て使用
することができ2又、マークポイントの配設箇所もシャ
ッタ羽根上に限定されるものではなく、シャッタ羽根の
開口動作に連動する部材であればよい。 更に、ピンホール以前の領域を使用してシャッタ羽根の
現実の開口特性を把握する手法自体はフラッシュマチッ
ク制御回路を持たないカメラにも適用できることは勿論
である。
【効果】
以上説明した様に2本発明によれば各撮影時におけるシ
ャッタ羽根の開口特性を把握して適正な露出補正を行う
ことができるので、各撮影毎にシャッタ羽根の開口特性
にバラツキが生じても適正露出を与えることができる。 然も、1系列の羽根位置検出装置をピンホール以前にお
いては自動露出制御のために使用し、ピンホール以後に
おいてはフランシュマチック制御のために使用するので
1羽根位置検出装置が1系列ですむ。
【図面の簡単な説明】
第1図はシャッタ羽根の平面図、第2図はプログラムシ
ャッタの開口特性を示す特性図、第3図は本発明を原理
的に示すブロック図、第4図は本発明の1実施例を示す
回路図、第5図は第4図に示す実施例中の基準電圧回路
を中心にして示した回路図、第6図は本発明の他の実施
例の主要部の回路図。 1・・・シャッタ羽根   4・・・光電センサP0〜
P8マークポイント 10・・・光アンプ    20・・・バイアス電圧回
路30・・・コンパレータ  40・・・基準電圧回路
50・・・ウィンドゲート回路 67・・・発振器     68・・・カウンタ■1〜
I4・・・定電流源 S、〜S4・・・電流スイッチ 特許出願人 株式会社コ ノマル 代 理 人 弁理士 村上光司

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、被写界光に常時露呈された受光素子の照度に対
    応した光アンプの出力電流を積分し、その積分値が基準
    電圧と一致したタイミングで絞り羽根兼用のシャッタ羽
    根を閉鎖させる自動露出制御装置において、 前記シャッタ羽根上の、又は該シャッタ羽根の開口動作
    に連動する部材上の、走行動作線に沿ってマークポイン
    トを連設し、 該マークポイントの通過地点に該マークポイントの通過
    に応答してパルスを発生するセンサを設けるとともに、 前記マークポイント中のピンホール以前の少なくとも2
    以上のマークポイントに応答して前記センサが発生する
    パルス間隔によって前記シャッタ羽根の開口特性を把握
    して露出補正をする様にしたことを特徴とする自動露出
    制御装置。
  2. (2)、特許請求の範囲第1項記載の自動露出制御装置
    において、 前記マークポイント中のピンホール以前の少なくとも2
    以上のマークポイントに応答して前記センサが発生する
    パルス間隔によって前記基準電圧を制御することにより
    前記シャッタ羽根の開口特性に適合した露出補正をする
    様にしたことを特徴とする自動露出制御装置。
  3. (3)、特許請求の範囲第1項記載の自動露出制御装置
    において、 前記マークポイント中のピンホール以前の少なくとも2
    以上のマークポイントに応答して前記センサが発生する
    パルス間隔によって前記光アンプの出力電流を制御する
    ことにより前記シャッタ羽根の開口特性に適合した露出
    補正をする様にしたことを特徴とする自動露出制御装置
  4. (4)、特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載
    の自動露出制御装置において、 前記マークポイント中のピンホール以後のマークポイン
    トに応答して前記センサが発生するパルスによってスト
    ロボ同調タイミングを制御することを特徴とする自動露
    出制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0398443U (ja) * 1990-01-26 1991-10-14

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JPH0398443U (ja) * 1990-01-26 1991-10-14

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