JPS6315271Y2 - - Google Patents

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JPS6315271Y2
JPS6315271Y2 JP1981186215U JP18621581U JPS6315271Y2 JP S6315271 Y2 JPS6315271 Y2 JP S6315271Y2 JP 1981186215 U JP1981186215 U JP 1981186215U JP 18621581 U JP18621581 U JP 18621581U JP S6315271 Y2 JPS6315271 Y2 JP S6315271Y2
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JP
Japan
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boom
center
crawler
counterweight
crane
Prior art date
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Application number
JP1981186215U
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English (en)
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JPS5892291U (ja
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Publication of JPS6315271Y2 publication Critical patent/JPS6315271Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車体側部にクレーン作業を行うブー
ムを有するサイドクレーン改良に関する。
従来この種サイドクレーンとして第１図に示す
ように、足まわりａの中心Ｏに対して車体ｂの中
心O′をカウンタウエイトｃ側へオフセツトさせ
て、ブームｄの吊上げ能力を増大させたものがあ
る。しかしこのようなサイドクレーンでは全幅ｌ
が大きくなるため、車両などに積載して運搬する
場合、制限幅を越えて輸送が困難となつたり、作
業時広いスペースを必要とするため、幅員の狭い
道路で作業する場合、他の車両の交通を妨たげる
などの不具合があつた。
この考案はかかる不具合を改善する目的でなさ
れたもので、全幅を大きくすることなく吊り上げ
能力を増大させたサイドクレーンを提供して、輸
送の容易化や狭いスペースでの作業の容易化など
を図ろうとするものである。
以下この考案を第２図以下に示す一実施例によ
り詳述すると、図において１は履帯２により走行
自在な足まわり、３は上記足まわり１の左右トラ
ツクフレーム４間を連結するメインフレーム５上
に設置された車体で、図示しない動力源が搭載さ
れており、この動力源により上記足まわり１の履
帯２が回転されて走行すると共に、上記車体３の
中心O1は第４図に示すように足まわり１の中心
O2より後述するカウンタウエイト６側距離l3オフ
セツトされている。
また上記足まわり１の左右履帯２のうち例えば
ブーム７側の履帯２ａの幅l2は反対側の履帯２ｂ
の幅l1より幅広となつていて、かつ履帯２ａの中
心O3もトラツクフレーム３ａの中心O4より内側
へ距離l4オフセツトされている。
そしてこのトラツクフレーム４ａの側面にブー
ム７の基端部が枢支されていて、上記ブーム７の
先端より垂下したフツク８によりクレーン作業が
行なえるようになつている。
一方幅狭側履帯２ｂのトラツクフレーム４ｂは
履帯２ｂの中心位置に設けられていると共に、こ
のトラツクフレーム４ｂの側面には外方へ張出し
自在なカウンタウエイト６が設けられており、こ
のカウンタウエイト６は不使用時履帯２ｂの上方
へ格納できるようになつている。
しかして上記構成されたサイドクレーンでクレ
ーン作業を行うべくブーム７より垂下させたフツ
ク８に荷重WFを吊り上げると、足まわり１の転
倒支点は第２図△印の位置となり、全幅ｌを大き
くすることなくブーム７の吊り上げ能力を大幅に
増大できる。また吊り上げ荷重WFをカウンタウ
エイト６側の履帯２ｂが浮き上る寸前まで増加し
た場合、各履帯２ａ，２ｂの接地圧R1，R2（第５
図参照）、はR2＝WT＋WF、R1＝Ｏとなり、荷
重の全てがブーム７側の履帯２ａ側に加わるが、
予めこの履帯２ａを幅広に形成してあるため、接
地圧の増加を少なくできると共に、無負荷時カウ
ンタウエイト６側履帯２ｂの接地圧R1は高くな
るが、最大吊り上げ時のブーム７側履帯２ａの接
地圧R2より予め小さくなるように設計すること
により、吊り上げ時及び無負荷時の接地圧のアン
バランスは解消できる。
この考案は以上詳述したように、ブーム側履帯
の幅をカウンタウエイト側の履帯より幅広にする
と同時にこの履帯の中心をトラツクフレームの中
心より内側へオフセツトしたことから、全幅を増
すことなく吊り上げ能力を大幅に増大できる。こ
れにより輸送が容易になると共に、幅員の狭い道
路などでも他車両の交通を妨げることなく作業が
行なえる。またブレーム側履帯を幅広とすること
によつてクレーン作業時ブーム側履帯の接地圧の
増加を少なくでき、これにより履帯が軟弱地など
で埋没するなどの虞れも少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第１図は従来のサイドクレーン正面図、第２図
はこの考案の一実施例になるサイドクレーンの正
面図、第３図は同側面図、第４図は車体及びトラ
ツクフレームの位置関係を示す説明図、第５図は
作用説明図である。 １は足まわり、２ａ，２ｂは履帯、３は車体、
４ａはトラツクフレーム、６はカウンタウエイ
ト、７はブーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 足まわり１の片側にクレーン作業を行うブーム
    ７をまた反対側に伸縮自在なカウンタウエイト６
    を具えていると共に、上記足まわり１の中心O2
    に対して車体３の中心O1がカウンタウエイト６
    側へオフセツトされたものにおいて、上記足まわ
    り１のブーム７側履帯２ａを、カウンタウエイト
    ６側の履帯２ｂより幅広に構成すると共に、この
    履帯２ａの中心O3をブーム７を取付けたトラツ
    クフレーム４ａの中心O4より内側へオフセツト
    してなるサイドクレーン。
JP1981186215U 1981-12-16 1981-12-16 サイドクレ−ン Granted JPS5892291U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981186215U JPS5892291U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 サイドクレ−ン
IT8224795A IT1155400B (it) 1981-12-16 1982-12-16 Trattore per la posa di tubazioni

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981186215U JPS5892291U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 サイドクレ−ン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5892291U JPS5892291U (ja) 1983-06-22
JPS6315271Y2 true JPS6315271Y2 (ja) 1988-04-28

Family

ID=16184379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981186215U Granted JPS5892291U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 サイドクレ−ン

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS5892291U (ja)
IT (1) IT1155400B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6220187B2 (ja) * 2013-08-13 2017-10-25 株式会社神戸製鋼所 クローラクレーン
DE102016009013B4 (de) * 2016-07-25 2020-12-10 Liebherr-Werk Ehingen Gmbh Ballastiervorrichtung sowie Kranoberwagen

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4816826U (ja) * 1971-07-06 1973-02-26
JPS516330A (ja) * 1974-07-06 1976-01-19 Schwing Gmbh F
JPS5651920A (en) * 1979-10-03 1981-05-09 Iseki Agricult Mach Crawler in combined harvester

Patent Citations (3)

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Also Published As

Publication number Publication date
IT8224795A0 (it) 1982-12-16
IT1155400B (it) 1987-01-28
JPS5892291U (ja) 1983-06-22
IT8224795A1 (it) 1984-06-16

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