JPS63152713A - 複列玉軸受およびその製造方法 - Google Patents

複列玉軸受およびその製造方法

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JPS63152713A
JPS63152713A JP61298093A JP29809386A JPS63152713A JP S63152713 A JPS63152713 A JP S63152713A JP 61298093 A JP61298093 A JP 61298093A JP 29809386 A JP29809386 A JP 29809386A JP S63152713 A JPS63152713 A JP S63152713A
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balls
row
ring
raceway surface
wheel
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JP61298093A
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Toshiharu Ishii
石井 俊治
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/14Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
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    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、ボールを保持するS字型保持器を備える複
列玉軸受およびその製造方法に関する。
〈従来の技術〉 S字型保持器は、その形状がS字状であるため、総ボー
ルタイプに次いで多くのボールを配列できて負荷能力が
大きく、製作が容易かつ安価であるため、各種の軸受に
多く用いられている。ところで、上記S字型保持器は、
第4図に示すようにポケット部の開口の向きを交互に逆
向きにし1.ボールを両側から受は入れるようになって
いる。このため、単列玉軸受の場合はS字型保持器の軸
方向両側から半数ずつボールを装着できるが、複列玉軸
受の場合は、一般にS字型保持器の軸方向内側にボール
を入れることができないという問題がある。そこで、複
列であってもS字型保持器にボールを装着できるように
した玉軸受としては第13図に示すものがある。この複
列玉軸受は、一体型の内輪2に複列の軌道面1.1を形
成し、内輪2の軌道面1.1に対応する複列の軌道面3
.3を外輪5に形成し、上記内輪2の一方の内周端部に
は、第14図に示すように、ボール入れ溝8を形成する
と共に、上記外輪5の内周端部にボール入れ溝11を形
成している。
しかして、第14図に示すように、上記内、外輪2.5
のボール入れis、t tの側を下にし、内輪2を外輪
5に対して浮かせる。これらの内、外輪2.5の間へ一
列の半数のボール6.6.・・・を順次大れる。次にS
字型保持器7(第16図参照)を入れ、残りの半数のボ
ール6.6.・・・を入れる。そして、内輪2が外輪5
に対向する元の位置に内輪2を戻す。次いで、内、外輪
2.5のボール入れ1ff8.11の側を上にする。次
に、手で内、外輪2゜5のボール入れN8,11の部分
を拡げて、一列の半数のボール6.6.・・・をボール
入れM8.+ 1に沿って内、外輪2.5の間へ順次−
個ずつ入れる。次に、別のS字型保持器14を入れる。
次いで、第15.16図に示すようにプレス機9の駆動
により、略くさび形状のボール挿入治具I2を下方へ降
ろして、ボール挿入治具12で内、外輪2.5のボール
入れiR8,11の部分を押し拡げて、残りの半数のボ
ール6.6.・・・を1個ずつボール入れ溝8.11を
通して入れていく。そして、複列玉軸受が得られる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが、上記従来の複列玉軸受およびその製造方法で
は、内、外輪2.5の間へボール6.6゜・・・を1個
ずつ挿入する毎に、ボール挿入治具12で内、外輪2.
5の間を押し拡げるため、このボール入れ作業に手間と
時間を要するという問題がある。また、上記従来の複列
玉軸受およびその製造方法では、ボールの径よりも狭い
内、外輪2゜5の間へボール6.6.・・・を入れるた
め、内、外輪2.5にボール入れ′7R8,11を設け
なければならず、内、外輪2,5の製造コストが高くつ
くという問題がある。また、上記従来の複列玉軸受およ
びその製造方法では、内、外輪2.5の内周端部にボー
ル入れ溝8.11を設けているため、内、外輪2.5の
内周端部の肉厚が薄くなり、内、外輪2.5が強度的に
弱くなるという問題がある。
さらに、軌道内にボール入れ溝S、t tを設けている
ため、スラスト荷重を受ける場合、ボールがボール入れ
溝8,11の上を転走してボール等の寿命低下をきたす
という問題もある。
そこで、この発明の目的は、ボール入れ溝を必要と仕ず
、したがって、丈夫、安価で、組立が迅速、簡単にでき
るS字型保持器を有する複列玉軸受およびその製造方法
を提供することにある。
く問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この発明の複列玉軸受は、複
列の軌道面を形成した第1輪と、上記各軌道面に対応す
4単列軌道面を形成した複数の第2輪と、上記第1輪と
上記第2輪との間に介装された複数のボールと、上記ボ
ールを保持するS字型保持器と、上記複数の第2輪を分
離不可に互いに連結する連結手段とを備えることを特徴
としている。
また、この発明の複列玉軸受の製造方法は、複列の軌道
面を有する第1輪の一方の軌道面と保持治具との間に一
列のボール数のうちの半数のボールを挿入して、上記ボ
ールを上記保持治具で保持し、次に、S字型保持器の一
つおきの半数のポケット部を上記半数のボールに嵌め込
み、残りの半数のポケット部に残りの半数のボールを嵌
め込み、次に、2個の第2輪のうちの一方の第2輪を上
記保持治具と置き換えて、上記一列のボールを°上記第
1輪の一方の軌道面と上記一方の第2輪の軌道面との間
に配置し、次に、組み合わされた上記第1輪、上記一方
の第2輪および上記一列のボールの上下を逆にして、上
記第1輪の他方の軌道面と上記保持治具との間に一列の
ボール数のうちの半数のボールを挿入して、上記ボール
を保持治具で保持し、次に、別のS字型保持器の一つお
きの半数のポケット部を上記半数のボールに嵌め込み、
残りの半数のポケット部に残りの半数のボールを嵌め込
み、次に、上記2個の第2輪のうちの他方の第2輪を上
記保持治具と置き換えて、上記一列のボールを上記第1
輪の他方の軌道面と上記他方の第2輪の軌道面との間に
配置すると共に、上記他方の第2輪の端面と上記一方の
第2輪の端面とを当接させ、上記2個の第2輪を連結手
段で互いに分離不可に連結することを特徴としている。
〈実施例〉 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第2.3図において、21は固定台、22は取付台、2
3,23.・・・は板バネ部材で、保持治具は取付台2
2と板バネ部材23,23.・・・とからなる。
また、25は分離防止治具、26は複列玉軸受である。
上記固定台2Iには、第2図に示すように、円形の凹部
27とこの凹部27と同軸であって凹部27の内径より
も小径の凹部28を設けている。
上記凹部28には取付台22を配置している。上記取付
台22は円柱部31とこの円柱部31の上に同軸上に形
成した断面7角形の角柱部32とからなる。上記円柱部
31は凹部28の底部にボルト33,33.・・・で固
定している。上記角柱部32の各側面には板バネ部材2
3,23;・・・を取り付けている。上記板バネ部材2
3は鋼製や合成樹脂製の弾性力がある長尺の板バネ34
と垂直断面台形かつ水平断面扇状の保持部35とからな
る。上記板バネ34の上端部には保持部35をボルト3
6で固定する一方、上記板バネ34の下端部を角柱部3
2の側面にボルト37で固定し、保持部35゜35、・
・・を外方へ突出させている。隣り合う仮バネ部材、2
3.23は、第3図に示すように、互いに近接した位置
関係にある。上記固定台21の凹部27には円柱状の上
記分離防止治具25を嵌め込んでいる。上記分離防止治
具25の上面には凹部38を設け、この凹部38にはそ
れと軸線を共有する貫通孔4Iを設けている。上記凹部
38には複列玉軸受26を嵌め込んでいる。取付台角柱
部32は合成樹脂等により板バネ部材23.23・・・
と一体に形成することも可能である。
上記複列玉軸受26は、第1図に示すように、第1輪と
しての外輪42と2個の第2輪としての、内輪30.4
0と複数のボール44,44.・・・とS字型保持器4
5.55と連結手段としての連結リング46とからなる
。上記外輪42の内周面には、複列の軌道面471 .
472を形成する一方、上記各軌道面471,472に
対応する内輪30゜40の内周面には単列の軌道面48
1.482を夫々形成している。上記外輪42の軌道面
471゜472と内輪30.40の軌道面481,48
2の間にはボール44,44.・・・を介装し、各列の
ボール44,44.・・・をS字型保持器45.55で
夫々保持している(第4図参照)。上記連結リング46
を2個の内輪30.40に跨って内輪30.40に嵌入
して、連結リング46で2個の内輪30.40を分離不
可に互いに連結している。
上記板バネ部材23と分離防止治具25と複列玉軸受2
6との相互の位置関係は次のようになっている。すなわ
ち、板バネ34が分離防止治具25の貫通孔41および
内輪30に近接してあり、保持部35がボール44,4
4.・・・の下部を外輪42の軌道面471に向けて押
し、ボール44を下方から保持し、板バネ34のバネ力
で保持部35の先端が内輪30を外輪42に向けて押し
て、内輪30を内側から支えるようになっている。
しかして、複列玉軸受を次のようにして製造する。まず
、第5図に示すように、外輪42を分離防止治具25の
凹部38に嵌め込み、外輪42を位置決めして固定する
。板バネ部材23,23.・・・の保持部35,35.
・・・と外輪42の一方の軌道面471との間に一列の
ボール数のうちの半数のボール44,44.・・・をボ
ール径の間隔を互いにあけて連続的に挿入する。隣り合
う保持部35.35の各一端部でボール44の下部の左
右2箇所を下方から確実に保持すると共に、板バネ34
のバネ力によりボール44を外輪42の軌道面471に
向けて付勢する。このようにして一列の半数のボール4
4.44.・・・を保持する。次に、第6図に示すよう
に、S字型保持器45の1−ピッチ毎のポケット部51
,51.・・・を半数のボール44,44.・・・に嵌
め込む。残りの半数のポケット部52,52.・・・に
残りの半数のボール44,44.・・・を入れる。一列
のボール44,44.・・・が保持部35,35.・・
・により保持される。第7図に示すように、一方の内輪
30をボール44,44.・・・と保持部35,35゜
・・・との間へ挿入する。板バネ34のバネ力により、
保持部35,35.・・・の帯状の先端部が内輪30を
外方に付勢する。内輪30は保持部35,35.・・・
で保持される。一列のボール44.44.・・・が外輪
42の一方の軌道面471と一方の内輪30の軌道面4
81との間に確実に配置される。次に、分離防止治具2
5と同一形状のもう一つの分離防止治具53を外輪42
の外周端部に嵌める。外輪42を上下両側から2117
Jの分離防止治具25,53で挾む。この状態で、外輪
42と一列のボール44.44.・・・とS字型保持器
45と一方の内輪30を固定台2Iから外し、上下を一
逆にする。第8図に示すように、一方の分離防止治具5
3を固定台21の凹部27に嵌め込む。他方の分離防止
治具25を外輪42から外す。一方の内輪30の径方向
の移動が板バネ34.34.・・・で阻止され、内輪3
0が分離防止治具53により下方から支持されて、外輪
42から分離せず位置決めされる。上述の一列のボール
44,44.・・・が散れることなく、内、外輪30.
42の間で保持される。外輪42の他方の軌道面472
と保持部35,35.・・・との間に一列のボール数の
うちの半数のボール44゜44、・・・を挿入する。隣
り合う保持部35.35の各一端部でボール44の下部
の左右の2箇所を下方より支え、ボール44,44.・
・・を確実に保持する。第9図に示すように、S字型保
持器55のlピッチ毎のポケット部56,56.・・・
を一列の半数のボール44,44.・・・に嵌め込む。
S字型保持器55の残りの半数のポケット部57,57
.・・・に残りの半数のボール44.44.・・・を入
れる。一列のボール44,44.・・・を保持部35,
35.・・・で保持する。第1O図に示すように、保持
部35とボール44,44.・・・との間に別の内輪4
0を挿入する。
仮バネ34,34.・・・のバネ力により、保持部35
で内輪40を外輪42に向けて付勢し、ボール44.4
4.・・・と内輪40を確実に保持する。分離防止治具
53を付けたまま、外輪42と2個の内輪30.40と
ボール44,44.・・・とS字型保持器45.55を
固定台21の凹部27から外す。次に、第11図に示す
ように、連結リング46を2個の内輪30.40に嵌め
込み、2個の内輪30゜40を互いに分離できないよう
に連結する。分離防止治具53を外輪42から外す。複
列玉軸受26が得られる。
このように、仮バネ部材23を用いて複列玉軸受26を
製造するので、S字型°保持器45.55を使用でき、
ボール数を増加して負荷を大きく採れる。また、外輪4
2と板バネ部材23の保持部35との間にボール44,
44.・・・を連続的に挿入し、ボール44,44.・
・・を保持部35で保持するので、ボール44,44.
・・・が外輪42の軌道面471.472から散ること
なく、組み込むことができ、時間と手間を削減できる。
また、外輪42と保持部35の広い間口にボール44,
44.・・・を挿入するので、内、外輪30,40.4
2にボール挿入d−マを設ける必要がなく、内、外輪3
0,40゜42の製作コストが安くなると共に、内、外
輪30.4.0.42の強度を強くできる。
第12図は上記実施例の連結リングの変形例の断面図で
ある。この変形例は、2個の内輪61゜62の内周端部
に断面矩形の切欠部63,65を夫々形成し、この切欠
部63,65側の内輪61゜62の端面を互いに当接し
て、内輪61.62を配置し、断面口字状の連結リング
66を切欠部63.65に係合して内輪61.62を分
離不可に連結している。
上記実施例では、板バネ部材の板バネを弾性がある合成
樹脂で成形したが、この板バネを弾性がない材料で成形
し、円周上の隣り合う仮バネの間にバネを縮装して、板
バネを半径方向外方へ向けて付勢するようにしてもよい
し、また円周上の各板バネにバネを連結し、板バネを半
径方向外方へ向けて付勢するようにしてもよい。
また、上記実施例では、保持治具を取付台と仮バネとで
構成したが、保持治具は要するにボールを保持できるも
のであればよい。また、上記実施例では内輪の数が2個
であるが、この数は2個に限らず3個以上であってもよ
い。
〈発明の効果〉 以上の説明より明らかなように、この発明の複列玉軸受
は、複列の軌道面を形成した第1輪と、上記各軌道面に
対応する単列軌道面を形成した2個の第2輪と、上記第
1輪と上記第2輪との間に介装された複数のボールと、
上記ボールを保持するS字型保持器と、上記2個の第2
輪を分離不可に互いに連結する連結手段とを備えている
ので、内、外輪にボール入れ溝を設ける必要がなくなり
、内、外輪を強度的に強くできると共に、製作コストを
安くできる。また、S字型保持器を用いるので、ボール
数を増加して負荷を大きく採れる。
また、この発明の製造方法によれば、複列の軌道面を有
する第1輪の一方の軌道面と保持治具との間に一列のボ
ール数のうちの半数のボールを挿入して、上記ボールを
上記保持治具で保持し、次に、S字型保持器の一つおき
の半数のポケット部を上記半数のボールに嵌め込み、残
りの半数のポケット部に残りの半数のボールを嵌め込み
、次に、2個の第2輪のうちの一方の第2輪を上記保持
冶具と置き換えて、上記一列のボールを上記第1輪の一
方の軌道面と上記一方の第2輪の軌道面との間に配置し
、次に、組み合わされた上記第1輪。
上記一方の第2輪および上記一列のボールの上下を逆に
して、上記第1輪の他方の軌道面と上記保持治具との間
に一列のボール数のうちの半数のボールを挿入して、上
記ボールを保持治具で保持し、次に、別のS字型保持器
の一つおきの半数のポケット部を上記半数のボールに嵌
め込み、残りの半数のポケット部に残りの半数のボール
を嵌め込み、次に、上記2個の第2輪のうちの他方の第
2輪を上記保持治具と置き換えて、上記一列のボールを
上記第1輪の他方の軌道面と上記他方の第2輪の軌道面
との間に配置すると共に、上記他方の第2輪の端面と上
記一方の第2輪の端面とを当接させ、上記2個の第2輪
を連結手段で互いに分離不可に連結するので、S字型保
持器を用いた複列玉軸受を迅速かつ容易に製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の複列玉軸受の断面図、第2
図は固定台と取付台と保持治具と分離防止治具の断面図
、第3図は第2図のlll−[線矢視図、第4図はS字
型保持器の断面図、第5〜第11図は複列玉軸受を製造
する手順を示す図、第12図は上記実施例の連結リング
の変形例を示す断面図、第13図は従来例の複列玉軸受
の断面図、第14図は従来例の複列玉軸受の製造過程を
示す図、第15図はボール挿入治具の斜視図、第16図
は従来例の複列玉軸受の製造過程を示す図である。 23・・・板バネ部材、30.40・・・第2輪、42
・・・第1輪、      44・・・ボール、46.
66・・・連結手段。 特 許 出 願 人  光洋精工株式会社代 理 人 
弁理士 青 山 保 ほか2名第3図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複列の軌道面を形成した第1輪と、 上記各軌道面に対応する単列軌道面を形成した複数の第
    2輪と、 上記第1輪と上記第2輪との間に介装された複数のボー
    ルと、 上記ボールを保持するS字型保持器と、 上記複数の第2輪を分離不可に互いに連結する連結手段
    とを備えることを特徴とする複列玉軸受。
  2. (2)複列の軌道面を有する第1輪の一方の軌道面と保
    持治具との間に一列のボール数のうちの半数のボールを
    挿入して、上記ボールを上記保持治具で保持し、 次に、S字型保持器の一つおきの半数のポケット部を上
    記半数のボールに嵌め込み、残りの半数のポケット部に
    残りの半数のボールを嵌め込み、次に、2個の第2輪の
    うちの一方の第2輪を上記保持治具と置き換えて、上記
    一列のボールを上記第1輪の一方の軌道面と上記一方の
    第2輪の軌道面との間に配置し、 次に、組み合わされた上記第1輪、上記一方の第2輪お
    よび上記一列のボールの上下を逆にして、上記第1輪の
    他方の軌道面と上記保持治具との間に一列のボール数の
    うちの半数のボールを挿入して、上記ボールを保持治具
    で保持し、 次に、別のS字型保持器の一つおきの半数のポケット部
    を上記半数のボールに嵌め込み、残りの半数のポケット
    部に残りの半数のボールを嵌め込み、 次に、上記2個の第2輪のうちの他方の第2輪を上記保
    持治具と置き換えて、上記一列のボールを上記第1輪の
    他方の軌道面と上記他方の第2輪の軌道面との間に配置
    すると共に、上記他方の第2輪の端面と上記一方の第2
    輪の端面とを当接させ、上記2個の第2輪を連結手段で
    互いに分離不可に連結することを特徴とする複列玉軸受
    の製造方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05277855A (ja) * 1992-03-31 1993-10-26 Ntn Corp ボールの供給装置
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JP2016011705A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 日本精工株式会社 エンコーダ付軸受ユニット

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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