JPS63152677A - 電着塗装方法および塗装物品 - Google Patents

電着塗装方法および塗装物品

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JPS63152677A
JPS63152677A JP29481387A JP29481387A JPS63152677A JP S63152677 A JPS63152677 A JP S63152677A JP 29481387 A JP29481387 A JP 29481387A JP 29481387 A JP29481387 A JP 29481387A JP S63152677 A JPS63152677 A JP S63152677A
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JP
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formula
group
carbon atoms
mol
fluorine
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JP29481387A
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Tatsushiro Yoshimura
吉村 達四郎
Nobuyuki Takahashi
信行 高橋
Tsutomu Terada
寺田 勉
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規含フツ素共重合体を用いる電着塗装方法
および塗装物品に関する。
[従来の技術] 電着塗装では、普通水を電着媒体の主成分として使用す
るので、火災、爆発等の危険が少ない。また、複雑な形
状をした基材にも比較的均一な厚みを持つ塗膜を形成す
ることができるので、電着塗装は工程の自動化が容易で
、製品の量産化に適する。
以前、従来からよく知られている含フツ素重合体のポリ
ビニリデンフルオライド等の電着塗装が試みられたこと
がある(特公昭49−28858号公報参照)。しかし
、従来の含フツ素重合体は、塗装後車膜を基材とともに
200℃以上の比較的高い温度で焼成しなければならな
いので、塗装基材に制限があり、前記利点があるにもか
かわらず、含フツ素重合体の電着塗装の利用範囲は広く
ない。
[発明の目的] 本発明者らは、含フツ素重合体の電着塗装について鋭意
研究した結果、アニオン性の官能基を有する新規含フツ
素共重合体が、比較的低温(200℃以下)で焼成、硬
化することができ、またこの電着塗装塗膜が優れた耐汚
染性、耐候性、防食性等を有することを見出し本発明に
達した。
本発明の第一の目的は、新規含フツ素共重合体の電着塗
装方法を提供することである。
本発明の一第二の目的は、新規含フツ素共重合体を塗装
した塗装物品を提供することである。
[発明の構成] 本発明の要旨は、水性系樹脂、硬化剤および水を主成分
とする組成物を電着塗装するに際し、該樹脂が式: %式%() (式中、Xは塩素またはフッ素を示す。)で表わされる
構造単位20〜80モル%、式:%式% (式中、R1は炭素数2〜6のアルキレン基または炭素
数4〜10の二価の脂環式基、問は水素、アルカリ金属
、NllR2R3R4[但し、R2、R3およびR4は
同一または相異なって水素、炭素数1〜6のアルキル基
または炭素数1〜6のヒドロキシアルキル基である。コ
またはJ?lI基[但し、Rは炭素数4〜9の含窒素環
状化合物である。〕、nは2〜6の整数を示す。)で表
わされる構造単位5〜60モル%、式:−CH−CH2
− 0−(C−0)、  R5(iii) (式中、R5は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数4
〜10の一価の脂環式基または炭素数2〜10のフルオ
ロアルキル基、kはOまたは1を示す。) で表わされる構造単位0〜40モル%および式:%式% (式中、jは2〜6の整数を示す)で表わされる構造単
位0〜40モル%からなる含フツ素共重合体(但し、前
記構造単位(+)〜(ト)の合計は100モル%。)で
あることを特徴とするNM塗装方法および当該組成物を
電着塗装した塗装物品に存する。
前記含フツ素共重合体の数平均分子量は、通常2000
〜100000、好ましくは5000〜80000であ
る。前記分子量が前記範囲よりも小さくなると、電着塗
装塗膜の耐水性、耐薬品性等が低下する傾向がみられ、
前記分子量が上記範囲より太きくなると、含フツ素共重
合体を水に溶解させた場合、水溶液の粘度が高くなり、
これより得られる電着塗装塗膜の平滑性が低下すること
がある。
前記含フツ素共重合体のJIS K 0070記載の方
法で測定したカルボン酸の酸価は、通常10〜150、
好ましくは30〜120である。前記構造単位(O中、
Mが水素のものは通常172未満である。
前記含フツ素共重合体は、次の(ト)〜(ト)の一連の
反応により調製することができる。
(I)〔共重合コ 式:    CPX= CF2       (i ’
)(式中、Xは前記と同じ。) で表わされる単量体、式; %式% (式中、nは前記と同じ。) で表わされる単量体および式: (式中、R5およびkは前記と同じ。)で表わされる単
量体を共重合させ、式:(1)および[株]で表わされ
る構造単位を有する共重合体を得る。
なお、単量体(111°)は、必要に応じ共重合せるの
で、共重合体に含有されない場合がある。
(1)[共重合に含有されるヒドロキシル基のエステル
化コ 前記mで得られた共重合体と式: %式%) (式中、R1は前記と同じ。) で表わされる酸無水物を反応させて式;(へ)で表わさ
れる構造単位を式: %式% (式中、R1およびnは前記と同じ。)で表わされる構
造単位に変換する。
本反応において、構造単位(へ)を一部残したい場合は
、酸無水物を当量未満反応させればよい。
(III) [構造単位(・/)に含有されるカルボキ
シル基の中和] 前記(1)で得られた式=(1)、(至)および(V)
で表わされる構造単位を有する共重合体(場合によって
は構造単位0を有する)と中和剤を反応させ、構造単位
(V)に含有されるカルボキシル基を中和し前記の共重
合体を得る。
なお、共重合体の構造単位0)に含有されるHが水素の
もの、即ち構造単位(V)が必要な場合は、中和反応圓
は全く行わないか、または不完全にしか行わない。
前記(T)の共重合は、通常水溶性媒体中、温度−20
〜150℃、好ましくは5〜95℃、圧力O〜30kg
/cjG、好ましくはO〜lokg/aJGで行われる
水溶性媒体の例としては、アセトン、メチルエチルケト
ン、シクロヘキサノン等のケトン類、メタノール、エタ
ノール、1−プロパツール、1−ブタノール、n−ブタ
ノール等のアルコール類、ジメチルカルピトール、セロ
ソルブ、テトラヒドロフラン等のエーテル類、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、酢
酸メチルセロソルブ等の酢酸エステル類等が挙げられる
前記共重合を行う際、重合開始剤が単量体合計100重
量部に対し、通常0.01〜5重量部、好ましくは0.
05〜1.0重量部使用される。重合開始剤の例として
は、ジー1−プロピルパーオキシジカーボネート、t−
ブチルパーオキシブチレート、ベンゾイルパーオキサイ
ド等の過酸化物、アゾビス−1−ブチロニトリル、アゾ
ビスバレロニトリル等のアゾ化合物が挙げられる。
前記共重合を行う際、共重合体からフッ化水素が脱離し
て系内のpuが低下し、式=(11°)の単量体のビニ
ル基とヒドロキシル基が反応してこの単量体が環化する
ことがあるので、第三アミン等のpH調整剤を全単量体
あたり 011〜5重量部添加するのが好ましい。
前記(1)の共重合が終わった後は、通常得られた反応
混合物を減圧に引き、アルコール等官能基を有する重合
媒体を除去する。
前記CI[)のエステル化反応は、通常該共重合体、酸
無水物および触媒を反応媒体に混合し、30〜100℃
で1〜10時間行う。触媒としては、例えばナフテン酸
ジルコニウム、テトラブチルジルコネート、テトラブチ
ルチタネート、テトラオクチルチタネート等が挙げられ
る。反応媒体は、たとえばアセトン、メチルエチルケト
ン、シクロヘキサノン、ジメチルカルピトール、酢酸メ
チルセロソルブ等が挙げられる。共重合体と酸無水物と
の反応モル比は、通常170.5〜115である。触媒
は、共重合体100重量部に対し通常0.01〜1重量
部使用する。
なお、構造単位(v)は、前記酸無水物の他、式: %式%( (式中、R1は前記と同じ、R6およびR7は同一また
は相異なって、ヒドロキシル基、炭素数1〜5のアルコ
キシル基、−OH基(但し、Mは前記と同じ。)、トリ
メチルシリル基またはテトラヒドロピラニル基を示す。
)で表わされる化合物、式: %式%() (式中、R1は前記と同じ、Xはハロゲン、R8はハロ
ゲンまたは炭素数1〜5のアルコキシ基を示す。)、 式: %式%() (式中、R1は前記と同じ。) または式: %式%) (式中、R1およびXは前記と同じ。)で表わされる化
合物を式:(へ)で表わされる構造単位に含有される一
〇H基と前記式: (a)中のR60C−基、式:山)
中ノxo−基、式:(C)中のII OOC−基または
式:曲中のXo−基と反応させてエステル結合を形成さ
せ、次いで、前記式:(a)で表される化合物に含有さ
れるR7基がヒドロキシル基および一〇M基(但し、M
は前記と同じ。)の場合を除き、−COR7基、−CO
R’基または−CN基を加水分解して得ることもできる
本エステル化反応において、式=(へ)で表わされる構
造単位に含有される一01l基と反応させる式:(ω〜
市に含有される基がカルボキシルまたはエステルの場合
、通常のエステル化反応で使用されている触媒と同じも
のを触媒として使用することができる。触媒の例として
は、パラトルエンスルホン酸、硫酸等の酸性触媒、水酸
化ナトリウム、カリウム、ナトリウムメチラート等の塩
基性触媒、その他ナフテン酸ジルコニウム、ナフテン酸
ニッケル、アセチルアセトン亜鉛、アセチルアセトンコ
バルト等が挙げられる。
触媒は、共重合体100重量部に対し0.01〜10重
量部使用する。反応温度は、50〜130°Cである。
前記−COR7基、−COR”基または一〇N基の加水
分解反応は、共重合体100重量部に対し、0.1〜1
0重量部の触媒を使用し、30〜100℃の反応温度で
行うことができる。触媒としては、例えば0.5〜10
重−%の鉱酸、アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金
属水酸化物、アルカリ土属炭酸塩等が挙げられる。
前記(5)の中和反応は、(I)で得られた共重合体を
水あるいはアルコールに10〜70重量%になるように
溶解し、中和剤を添加して行うことができる。中和剤と
して鵠、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカ
リ金属水酸化物、アンモニア、モノエチルアミン、ジエ
チルアミン、トリエチルアミン、ジェタノールアミン、
トリエタノールアミン等の式: %式% (式中、R2R3およびR4は前記と同じ。)で表わさ
れる化合物、ピリジン、ピペリジン等の含窒素環状化合
物等が挙げられる。共重合体と中和剤との反応モル比は
、通常170.5〜l/2である。アルコールの例とし
ては、メタノール、エタノール、1−プロパツール、t
−ブタノール等が挙げられる。
前記硬化剤は、前記含フツ素共重合体に含有されるヒド
ロキシル基および/またはカルボキシル基と反応して、
前記含フツ素共重合体を架橋する機能を有するもので、
例えばヘキサメチレンジイソシアネート三量体等のブロ
ックイソシアネート、アミノ樹脂等が挙げられる。アミ
ン樹脂としては、例えば従来から公知のメラミン樹脂、
ベンゾグアナミン樹脂、尿素樹脂等があるが、好ましい
ものは、メチルエーテル化型または炭素数4以下のアル
コールの混合エーテル型のアルコキシメチル化メラミン
樹脂である。
硬化剤の使用量は、含フツ素共重合体に含有されるヒド
ロキシル基とカルボキシル基の総量に対して通常0.2
〜4当量、好ましくは0.5〜2.5当量である。硬化
剤の使用量が多すぎると、塗膜の耐候性が低下する。硬
化剤の使用量が少ないと塗膜の硬度が低下する。
本発明の電着塗装方法において、電着浴に含ませる水と
含フツ素共重合体の重量比は、通常70〜99対1〜3
0、好ましくは80〜95対5〜20である。
含フツ素共重合体が前記範囲より少ないと、塗装電圧が
高くなりすぎ、多いと塗装ロスが多くなり経済的でない
前記成分の他、補助溶媒、例えばセロソルブ系溶媒、カ
ルピトール系溶媒、グライム系溶媒、アルコール系溶媒
、ケトン系溶媒、アミド系溶媒等や顔料、塗料、その他
添加剤等を使用することができる。
本発明の電着塗装方法において、浴温は通常10〜40
℃、好ましくは15〜35℃、電圧は通常50〜500
V、好ましくは100〜300V (非塗布物は、陽極
)、極間距離は、通常1〜100C11、好ましくはl
O〜503、時間は通常0.5〜IO分、好ましくは1
〜5分である。
電着塗装後、非塗布物は、水洗が必要な場合は水洗し、
その後150〜200℃で5〜60分間加熱し、硬化さ
せることができる。基材が高温に耐えるものであれば、
300℃前後に加熱してもよい。
塗装皮膜の厚さは、通常2〜50項、好ましくは5〜1
3−である。厚くなればコスト高になるうえ平滑性がわ
るくなり、また気泡などが生じやすくなり、塗膜欠陥の
原因となる。また、薄くなるとピンホールおよびブリス
ターが発生しやすくなる。
本発明の電着塗装方法を適用することができる基材は、
導電性があるものであれば特に制限されない。基材が特
にアルミニウムまたはアルミニウム合金の場合、耐候性
、防食性、耐汚染性等に優れた均一で平滑な塗膜を得る
ことができる。
[実施例コ 含フツ素共重合体の調製例 (1)  1000 mlのガラス製オートクレーブに
ヒドロキシブチルビニルエーテル(以下、HBVEとい
う。>  lOBg−、ジグライム60g:、l−プロ
パノ−゛ル180gおよびN−ジメチルベンジルアミン
1 mlを仕込み、空間部を窒素で置換した後、クロロ
トリフルオロエチレン(以下、CTFEという。)  
116gを加え、65℃まで加熱した。
温度が安定した時の圧力は、8 、2kg / crj
 Gであった。
次いで、アゾビスイソブチロニトリル2.5gを溶解し
たジグライム71−プロパツール(ii量で111)の
混合物40gを加え、重合を開始した。攪拌しながら該
温度に20時間保った。
該時間経過後のオートクレーブの圧力は、0.2kg/
CIjGであった。非揮発成分42.5重量96のワニ
ス475gを得た。
前記ワニスを60〜80℃に加熱しながらエバポレータ
ーで 100〜300tsHgに引き、■−プロパツー
ルを除去して共重合体混合物を得た。
(II)  前記(1)で得られた共重合体混合物を5
00 mlのガラス製フラスコに入れ、攪拌しながら1
09gの1,2−シクロヘキサンジカルボン酸無水物(
エステル化剤) 、50gのアセトンおよび100μg
のナフテン酸ジルコニウムを加え、加熱してアセトンを
還流させながら5時間反応させた。
(IID  前記の反応混合物を室温薫で冷却した後こ
れを攪拌しながら70gのトリエチルアミン(中和剤)
と45gのエタノールの混合物を1時間かけて滴下し、
含フツ素共重合体を含有するワニスを得た。
得られたワニスに脱イオン水400gを加え、固形分濃
度を40重量%にし、含フツ素共重合体の水酸基価と酸
価を月S K 0070記載の方法で測定したところ、
それぞれ25と 100であった。
調製例2〜7 調製例1で使用した単量体、エステル化剤または中和剤
にかえて、第1表に示すものを使用した他は、調製例1
と同様の方法で含フッ素共重合体ワニスを調製した。
第1表中、VAとTFEは、それぞれバーサチック酸ビ
ニルとテトラフルオロエチレンを、示し、エステル化剤
と中和剤の重量は、含フツ素共重合体100 gに対す
るものである。
[以下余白] 第1表 実施例1 調製例1で得られた含フツ素共重合体のワニス1100
ff1部に8026メチルメチロール化メラミン樹脂(
日立化成工業株式会社製、メラン620、固形分含有f
f170重責%)7.4重量部を加え、均一になるよう
によく混合した。混合物に脱イオン水269gを加え、
固形分の濃度を12重量%にし、電管塗装に供する組成
物を調製した。
前記組成物を電着塗装用槽に入れ、アルマイト処理をほ
どこした8083Sアルミニウム合金板(アルマイト皮
膜の厚み9μm)を被塗布物(陽極)とし、浴温22℃
、電圧200Vで3分間通電し、前記組成物をアルミニ
ウム合金板に塗布した。
前記アルミニウム合金板を水洗し、180’cに30分
間保ち、前記組成物を焼付、硬化させた。
得られた塗膜について、その膜厚と特性(光沢、耐候性
、基材への付着性、耐アルカリ性および平滑性)を下記
の方法で調べた。結果を第3表に示す。
膜 厚:膜厚計(株式会社ゲット科学研究所製パーマス
コープEW型)を使用して測定した(単位二μ1lI)
光 沢:光沢計(日本電色工業株式会社製VC−2PD
を使用し60@鏡面反射率(単位二%)を測定した。
耐候性:ウェザオーメーター(スガ試験機株式会社製、
デユーサイクル、照射60分/暗黒60分、ブラックパ
ネル温度63℃)で360時間の促進耐候性試験を行い
、光沢保持率(単位二%)を測定した。
基材への付着性:塗膜にカッターナイフでllff1角
の折目100個の切り目を入れ、セロハン粘着テープで
10回剥離試験を行い、残存した折目数を求めた。
耐アルカリ性:1重量%の水酸化ナトリウムの水溶液に
72時間浸漬した後の塗膜の外観を肉眼で観察し、ブリ
スター発生の有無を調べた。
平滑性:塗布後の塗膜の外観を肉眼で観察し、ピンホー
ルの有無と凹凸の具合を調べた。
実施例2〜8および比較例1〜2 実施例1で使用した組成物にかえ、第2表に示す組成の
組成物を使用した他は、実施例1と同じ方法で電着塗装
を行っん。えられた塗膜について前記と同じ方法で塗膜
と特性を調べた。結果を第3表に示す。
[以下余白] 第2表 表中、タケネートB−87X−Mは、武田薬品工業■製
のイソホロンジイソシアネートブロック体(NCO含有
量: 12.8重量%、有効成分:60重量%・)、メ
ラン620は、前記と同じ。
比較例3〜4 調製例1で得られた含フツ素共重合体のワニス100重
量部にメラン620を7.4ffi量部加え、均一にな
るようによく混合した。混合物に脱イオン水を比較例3
では2151g 、比較例4では118g加え、固形分
の濃度をそれぞれ2重−%と20重量%にし、電着塗装
に供する組成物を調製した。
実施例1と同じ被塗布物に、浴温22℃、電圧200v
で1分間通電し、電着塗装を行なった。水洗後、180
℃で30分間焼付、硬化させた。得られた塗膜について
前記と同じ方法で膜厚と特性を調べた。結果を第3表に
示す。
第3表 表中、耐候性の欄、■)比較例2の塗膜はクラックが入
って測定不能。2)比較例3〜4は測定せず。耐アルカ
リ性の欄、○は変化なし、×はブリスター発生を示す。
平滑性の欄、0は滑らか、Δはピンホールあり、×は凹
凸が著しいことを示す。
[発明の効果] アニオン性官能基の一〇〇〇M基(式中二Mは前記と同
じ。)を有する含フツ素共重合体を主成分とする組成物
を用いる本発明の電着塗装方法によれば、従来の含フツ
素共重合体を主成分とするものに比べ、低温で基材に焼
き付けることができる。また、前記組成物の電着塗装皮
膜は、光沢性、耐候性、基材への付着性、耐アルカリ性
、平滑性に優れている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水性系樹脂、硬化剤および水を主成分とする組成物
    を電着塗装するに際し、該樹脂が式:−CFX−CF_
    2−(i) (式中、Xは塩素またはフッ素を示す。) で表わされる構造単位20〜80モル%、式:▲数式、
    化学式、表等があります▼(ii) (式中、R^1は炭素数2〜6のアルキレン基または炭
    素数4〜10の二価の脂環式基、Mは水素、アルカリ金
    属、NHR^2R^3R^4[但し、R^2、R^3お
    よびR^4は同一または相異なって水素、炭素数1〜6
    のアルキル基または炭素数1〜6のヒドロキシアルキル
    基である。]またはRH基[但し、Rは炭素数4〜9の
    含窒素環状化合物である。]、nは2〜6の整数を示す
    。) で表わされる構造単位5〜60モル%、式:▲数式、化
    学式、表等があります▼(iii) (式中、R^5は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数
    4〜10の一価の脂環式基または炭素数2〜10のフル
    オロアルキル基、kは0または1を示す。) で表わされる構造単位0〜40モル%および式:▲数式
    、化学式、表等があります▼(iv) (式中、jは2〜6の整数を示す)で表わされる構造単
    位0〜40モル%からなる含フッ素共重合体(但し、前
    記構造単位(i)〜(iv)の合計は100モル%。)
    であることを特徴とする電着塗装方法。 2 水性系樹脂および硬化剤を主成分とする組成物を電
    着塗装した電着塗装物品において、該樹脂が式: −CFX−CF_2−(i) (式中、Xは塩素またはフッ素を示す。) で表わされる構造単位20〜80モル%、式:▲数式、
    化学式、表等があります▼(ii) (式中、R^1は炭素数2〜6のアルキレン基または炭
    素数4〜10の二価の脂環式基、Mは水素、アルカリ金
    属、NHR^2R^3R^4[但し、R^2、R^3お
    よびR^4は同一または相異なって水素、炭素数1〜6
    のアルキル基または炭素数1〜6のヒドロキシアルキル
    基である。]またはRH基[但し、Rは炭素数4〜9の
    含窒素環状化合物である。]、nは2〜6の整数を示す
    。) で表わされる構造単位5〜60モル%、式:▲数式、化
    学式、表等があります▼(iii) (式中、R^5は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数
    4〜10の一価の脂環式基または炭素数2〜10のフル
    オロアルキル基、kは0または1を示す。) で表わされる構造単位0〜40モル%および式:▲数式
    、化学式、表等があります▼(iv) (式中、jは2〜6の整数を示す)で表わされる構造単
    位0〜40モル%からなる含フッ素共重合体(但し、前
    記構造単位(i)〜(iv)の合計は100モル%。)
    であることを特徴とする電着塗装物品。
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JP29481387A Pending JPS63152677A (ja) 1987-11-20 1987-11-20 電着塗装方法および塗装物品

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JP (1) JPS63152677A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259676A (ja) * 1985-09-09 1987-03-16 Honny Chem Ind Co Ltd 電着塗料組成物
JPS62127362A (ja) * 1985-11-28 1987-06-09 Daikin Ind Ltd 電着塗装用組成物

Patent Citations (2)

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