JPS6315212B2 - - Google Patents
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- JPS6315212B2 JPS6315212B2 JP54081461A JP8146179A JPS6315212B2 JP S6315212 B2 JPS6315212 B2 JP S6315212B2 JP 54081461 A JP54081461 A JP 54081461A JP 8146179 A JP8146179 A JP 8146179A JP S6315212 B2 JPS6315212 B2 JP S6315212B2
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- supply chamber
- ticket
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- pressing plate
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Description
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、小切手、伝票などの有価証券あるい
はカード等の紙葉類を積層状態でセツトしてお
き、このセツトされた紙葉類を1枚ずつ取出す紙
葉類の取出装置に関する。 (従来の技術) 最近、たとえば小切手、伝票などの有価証券を
一定の基準に従つて複数種類に分類し、この分類
された紙葉類を計数し一定計数毎に把束するよう
にした紙葉類処理装置が開発され、実用化されて
いる。 このような紙葉類処理装置においては、計数、
把束などの紙葉類の処理を行うために、予め積層
状態でセツトされている紙葉類を順次1枚ずつ取
出し、この取出された紙葉類を後続の処理工程に
送るようにしている。たとえば、特開昭49−3638
号公報に示されているように、載置台上に載置さ
れた紙葉類を順次1枚ずつ取出すと共に、載置上
の紙葉類が取り出されてなくなると、予めセツト
しておいた予備の紙葉類を載置台上に供給するよ
うになつている。 しかしながら、このような装置においては、載
置台上の紙葉類と、予備の紙葉類とが隣接して載
置されているため、これら両紙葉類が混合してし
まう恐れがある。 ところが、紙葉類の中でも有価証券類を処理す
る際には各処理単位(以下ロツトと言う)間で紙
葉類が混合すると各ロツトにおける紙葉類の枚数
が誤つた枚数となつて、計数上問題である。 従つて従来の装置においては各ロツト毎の紙葉
類の枚数が保障できないという問題を有してい
た。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記事情に基づいてなされたもので、
各ロツト間で紙葉類が混入することなく、各ロツ
トの枚数を保障した状態で紙葉類を連続して取出
すことができる紙葉類の取出装置を提供しようと
するものである。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために積重ねた
多数の紙葉類を収納し得る第1の供給室102
と、この第1の供給室に並設された第2の供給室
101と、上記第1の供給室に収納されている紙
葉類を第2の供給室に移送する第1の押圧帯10
4と、上記第2の供給室内に設けられ第1の押圧
体を介して送込まれた紙葉類を所定方向に押圧す
る第2の押圧体103と、上記第2の供給室に対
応して設けられ第2の押圧体によつて押圧される
紙葉類を順次一枚ずつ取出す取出部200と、上
記第1の供給室と第2の供給室との間を仕切る仕
切板106を設けたものである。 (作用) そして上記仕切板106は上記第1の押圧体に
よる第2の供給室への紙葉類移送時および戻り動
作時のみ両供給質間を解放するように動作させる
ものである。 (実施例) 以下、本発明を図示の一実施例を参照しながら
説明する。 以下に説明する実施例は、例えば小切手、伝票
などの有価証券を取扱う紙葉類処理装置の紙葉類
取出装置であつて、紙葉類を高速にしてかつ連続
的に取出を行なうものである。以下、各部の詳細
な、構成・作用を述べる。 供給部100 まず第1図を参照して供給部を説明する。供給
部100は第2の供給室101と第1の供給室1
02とに分けられており、第2の供給室101に
は押圧板103が、第1の供給室102には押圧
板104がそれぞれ設けられている。両供給室1
01,102の間には突没自在な仕切板105が
設けられている。また、第1又は第2の供給室1
01,102の前面をおおい、両供給室101,
102間を摺動する透明なカバー106が設けら
れている。押圧板103は紙葉類P(以下、単に
「券」と略称する)を載置したまま上方に押上げ、
一定圧力で券Pを取出部200側に押圧するもの
である。この押圧板103はスライダー107に
固定されており、さらにこのスライダー107は
駆動ベルト108に結びつけられている。駆動ベ
ルト108はアイドルローラ125及び駆動ロー
ラー109に掛渡されていて、駆動ローラー10
9の回転に伴つて、スライダー107と、このス
ライダー107を摺動自在に支持するスライドレ
ール111方向(第1図では上下方向)に沿つて
押圧板103を移動せしめる。駆動ローラー10
9は駆動装置110により回転駆動を受ける。駆
動装置110は例えばスピードコントロールモー
ター等の回転スピードを可変制御できるモーター
で構成される。なお、押圧板103の券Pを載置
する部分には第1図に示すように、券Pの取出さ
れる方向の部分と、その反対方向の部分が高くな
るように押上板112,113が設けられてい
て、券Pが載置される中央部分は凹部を形成して
いる。押上部112は、券Pの取出し側先端を取
出部200に確実に押しつける作用をなし、一方
押上部113は、押圧板103の移動(上昇)に
伴つて生じうる券Pの荷くずれを防止する作用を
なす。なお、第1図に示す実施例においては、押
上部112は、あまり強くない板ばねで構成され
ていて押圧板103に取り付けられているから、
押圧板103に載置する券Pが多量の場合、その
券Pの重量によつてつぶれて水平になつている。
そして、券Pが取出されて行き、残り少くなつて
くると、板ばねである押上部112のスプリング
復帰力により、残り少ない券Pに対しても確実
に、しかも適正な押圧力で押上げ、取出部200
に券Pを押しつけることが可能となる。押圧板1
03上に載置された券Pは、押圧板103が急速
上昇することにより、急速に取出部200に接近
せしめられる。押圧板103の上昇方向上側には
レバー114が支点115を中心にして回動自在
に軸支されていて、急速上昇して来た券Pと接触
する。なおレバー114は自重もしくは図示しな
いスプリング等の力により常に反時計方向に付勢
されているものとする。このレバー114と一体
的に回動する垂直部分は、券Pの上昇に伴つて、
フオトセル等からなる検知器116,117,1
18を順次さえぎるシヤツター122となつてい
る。急速上昇して来た券Pはまずレバー114に
接触し、レバー114を時計方向に回動せしめ
る。さらに所定距離上昇すると、レバー114の
シヤツター122が検知器116をさえぎる。こ
の信号により、駆動装置110の回転速度が切換
えられ低速となる。即ち押圧板103の上昇速度
も遅くなる。さらに、その低速状態でさらに所定
距離だけ、押圧板103及び券Pが上昇すると、
レバー114シヤツター122が検知器117を
さえぎり、検知器117の信号により駆動装置1
10を停止する。即ち、押圧板103及び券Pの
上昇は停止する。この停止位置を、取出部200
にとつて券Pを1枚ずつ取出して行くのに最適の
範囲の押圧力になる様に設定してある。さらに同
時にこの信号で、後述する取出部200を駆動す
るので、押圧板103上の券Pは取出部200に
より一枚ずつ取り出されて行く。のとき、押圧板
103は停止しているが、券Pが取出されていく
と載置されている券Pが減少してゆくので、その
減少に追従して、レバー114が反時計方向に回
動する。従つて、検知器117をさえぎつてレバ
ー114のシヤツター122がそのさえぎりを解
放する。これによる信号で押圧板103の駆動装
置110は低速で回転し、レバー114のシヤツ
ター122が再び検知器117をさえぎるまで、
押圧板103を微小距離移動せしめる。この動作
繰り返すことによつて、連続的に無理なく券Pが
取出されて行く。押圧板103の駆動装置110
の低速回転数は、取出されて行く券の量と駆動装
置110及び押圧板103の応答速度との関係で
適切なものに設定されている。この様にして、順
次押圧板103が上昇していくと、券Pは全て取
出されて押圧板103上に券が無くなる。する
と、第3図に示すように、レバー114と押圧板
103とは入れ子状態になる様に構成してあるの
で、レバー114が反時計方向に回動する。従つ
て、レバー114のシヤツター122が検知器1
16,117のさえぎりを解放する。この信号に
より、取出部200の駆動を停止し押圧板103
の駆動装置110は一定時間急速に逆回転するよ
う制御される。即ち、押圧板103は急速に下降
する。この一定時間を、押圧板103がその全移
動工程の1/2から1/4程度移動するのに必要な時間
となるように設定にしてあるので、押圧板103
は取出部200から全移動工程の1/3から1/4程度
下つた位置で停止していることになる。この押圧
板103の降下によつて形成されるスペースに、
後述する様に再投入する必要のある券Pを再び載
置し、図示しない連続取出のスイツチを押すと再
び前述したプロセスに従つて券Pを取り出す。こ
の様にして処理すべき券Pの投入を終了し、図示
しない処理終了スイツチを押すと、押圧板103
の駆動装置110は急速に逆回転するので押圧板
103は急速に下降し、スライダ107に一体的
に固着されている。シヤツター121が押圧板下
位置を検知する検知器119をさえぎるまで下降
する。検知器119がシヤツター121によつて
さえぎられると、その信号で押圧板103の駆動
装置110の回転を停止せしめる。なお、押圧板
103上に載置された券Pがレバー114と接触
し、レバー114のシヤツター122が検知器1
16,117を順次さえぎつて行き、それに伴つ
て、駆動装置110も制御駆動されるのは前述の
通りであるが、押圧板103と券Pの慣性力が大
きい等の理由により所定の位置以上に押圧板10
3が上昇しすぎたりした場合、券Pが取出部20
0に異常に接近しすぎ、その結果として取出不良
を起こしたり、最悪の場合には、機器を破壊する
といつた事故が考えられるので、検知器118
は、万一レバー114とともに回動するシヤツタ
ー122がこの検知器118をさえぎつた時は、
取出部200を停止させ、押圧板103の駆動装
置110を低速で逆回転させ検知器118をさえ
ぎりを解放するまで押圧板103を下降せしめる
信号を出す。この様な異常状態は常にある訳でな
く、あくまでも万一のための保護手段である。同
様に押圧板上位置検知器120も同様の理由で設
置されていて、例えば検知器116が故障を起こ
し押圧板103上の券Pが全て取り出されてしま
つているにもかかわらず、下降しろという信号が
出ず、引き続き押圧板103が上昇を続けた場合
もシヤツター121が検知器120をさえぎると
取出部200の駆動を停止し、押圧板103の駆
動装置110を逆回転する様になつている。 次に右側供給室102について説明する。 押圧板104はスライダー123に固定されて
おり、さらにこのスライダー123は、駆動ベル
ト124に結びつけられている。駆動ベルト12
4はアイドルローラ125及び駆動ローラ126
に掛渡されていて、駆動ローラー126の回転に
伴つて、スライダー123とこれを摺動自在に支
持するスライドレール127の摺動方向(第1図
においては水平左右方向)に沿つて押圧板104
とを移動せしめる。駆動ローラ126は駆動装置
128により回転駆動を受ける。第2図を参照し
て説明すると、押圧板104の水平部分104a
は第1の供給室102の底部102aと入れ子状
態となるように棒状部材が簀子状に配列されて構
成されており、この部分に券Pが水平に載置され
るようになつている。また、第1図を参照すると
押圧板104の垂直部分104bは、その水平部
分104aに載置された券Pの一端を揃える作用
をする。ランプ129と検知器130とにより、
押圧板104上に券Pが載置されたことを検出す
る。スライダー123に取付けられているシヤツ
ター131が検知器132をさえぎることによ
り、押圧板104が第1の供給室102の初期定
位置にあることが検出される。押圧板104が後
述する動作順序に従つて移動した時、載置されて
いる券Pの進行方向側端部を第2の供給室101
の垂直部分101bに押しつけることの出来る位
置に到達すると、スライダー123に取付けられ
ているシヤツター131が検知器133をさえぎ
る。この信号により駆動装置128を停止する。
なおこのとき、上記位置関係は押圧板104に載
置する券Pの最大券に合せて設定されているの
で、本実施例の様に検知器133を1つだけ使用
する場合には、押圧板104に載置する券Pが最
大券でない時には、シヤツター131が検知器1
33をさえぎつた後、さらに押圧板104を慣性
で進行させるか、押圧板104の駆動装置128
を所定時間継続して駆動する様に設定されてい
る。さらに、押圧板104に載置される券が不揃
いの場合には、シヤツター131が検知器133
を基準にして、ある設定時間だけ駆動装置128
を数回正逆転してやると、押圧板104が載置し
ている券Pを第2の供給室の垂直部分101bに
何度か押しつける事になり、不揃いの券を取り揃
える効果を待つ。一方第2図を参照して押圧板1
04が左側に移動すると、右側供給室102の水
平面は、供給室102の底部102aのみ残り、
押圧板104がスライドして移動してしまうの
で、溝が生じている。この時この溝に他の券Pが
落ち込んだりしない様に押圧板104の駆動ベル
ト124が溝をカバーするように設定されてい
る。なお図示していないが押圧板104が左に移
動する時、押圧板103の待機停止位置は高さ方
向で押圧板104の水平部分104aよりも低く
設定されている。押圧板104で券Pを所定位置
まで運んで来た後に押圧板103が上昇して券P
をすくい上げる様に券Pを移送するようになつて
いる。押圧板103と押圧板104も入れ子形状
になつていて押圧板103の部材の配列の位相は
第1の供給室102の底部102aと同じになつ
ている。この様に押圧板103,104,底部1
02aの入れ子の向きを券Pを移送(スライド)
する方向と同じにしたので構造が非常に簡単にな
つた。 次に仕切板105について説明する。 仕切板105はスライダー134に固定されて
おり、このスライダー134は駆動ベルト135
に固定されている。駆動ベルト135は、アイド
ルローラ136及び駆動ローラ137に掛渡され
ていて駆動ローラ137の回転に伴つてスライダ
ー134及びこのスライダー134を摺動自在に
支持するスライドレール138に沿つて(第1図
においては、基板139と直交する方向)に仕切
板105を移動せしめる。駆動ローラ137は図
示しない駆動装置140により回転駆動を受け
る。仕切板105が左側供給室101と第1の供
給室102とを仕切つている時は、仕切板105
に取付けられているシヤツター141が検知器1
42をさえぎつているから、この信号でその旨検
出し、開いた時はシヤツター141が検知器14
3をさえぎつているからこの信号でその旨検出す
る。 次に透明カバー106を説明する。 カバー106は通常第1の供給室102の前面
を蔽つている。押圧板104上に券Pを補充する
時には、第2の供給室101の前面を蔽うよう
に、カバー106を移動させる。第1の供給室の
底部102aにはカバー106が嵌合して摺動す
る溝144が設けてあり、供給室の上面部材10
2cにも図示しない同様の溝が設けてある。この
カバー106の作用効果は第1及び第2の供給室
101,102を同時に開放しないことである。
即ち、券Pを補充するときに供給ロツト相互間の
順番に混乱を生ずる恐れがなく、従つて、計数間
違いを起こさないことを保証する。 次に第1及び第2の供給室101,102のカ
バー106と対向する奥側には、券Pの側端位置
を規制する手段として基準板146a,146b
が同位相で共通して配置され、供給室101,1
02内に載置されている券Pに対してその端部を
後面側から規制する作用をなす。この基準板14
6a,146bは上記第1,第2の供給室内にセ
ツトされる紙葉類の券種を指定する券種設定手段
として設けられた券種指定ダイアル147を操作
することにより、第3図で基板139と直交する
方向に摺動するようになつている。券種設定ダイ
アル147は、この装置100で取扱う券Pの券
種を設定するものである。本実施例においては取
扱う券種はx,y,zの3券種であり、それぞれ
券の幅及び長さが異なるものである。従つて基準
板146a,146bは取扱う券Pの幅に従つて
その規制位置を設定するべく前後に摺動するよう
になつている。第3図及び第4図において、券種
設定ダイヤル147及びそのダイヤルシヤフト1
48は、ベアリング149及びブロツク150か
らなるハウジング151によつて供給室の上面部
材102cに固定されていて、回転自由になつて
いる。ダイヤルシヤフト148の先端にはベベル
ギヤ152aが固定されていて、ダイヤルシヤフ
ト148と垂直な軸153に取りつけられたベベ
ルギヤ152bと噛合つている。即ちダイヤル1
47の回転が軸153に伝達できる。なお軸15
3は図示しない軸受で軸支されている。軸153
には位置検出シヤツター154,カム155及び
プーリー156bが固定されている。また、第4
図に示すように、カム155に摺接する摺接板1
57,この摺接板157と基準面146bとを固
着する連続部材158、カム155及び摺接板1
57の動きに伴つて連結部材158をガイドする
ブロツク159がそれぞれ設けられており、ブロ
ツク159は基板139に固定されている。さら
に摺接板157をカム155に向つて付勢するス
プリング160が基準面146a,146bと基
板139とを連結している。さらにプーリー15
6bは、ベルト161を介によつてプーリー15
6aと連結されているダイヤル147の回動を同
位相で回転伝達するようになつている。プーリー
156aは、軸162に固定されていて、前述と
同様の構成により基準面146aをも同一位相で
移動せしめるようになつている。また、シヤツタ
ー154と対応して検知器163,164,16
5が設けられていて、設定中の券種を検出できる
ようになつている。 取出部200 以下、本発明とは直接関連はしないが、取出部
200の具体的構成を第5図乃至第10図を用い
て説明する。第5図は、取出部200の全体を示
す部分断面図である。第6図は、第5図において
切断線―′に沿つて切断して矢印方向から見
た吸着チツプの部分断面図である。第7図は、吸
着チツプの側面図である。第8図は第5図におい
て、線―′に沿つてこの部分を分解して矢印
方向から見た側面図である。第9図は、第5図に
おいて、切断線―′に沿つて切断して矢印方
向から見たバルブの部分断面図である。第10図
は、第5図において、線―′に沿つてこの部
分を分解して矢示方向から見た側面図である。 吸着チツプ201A,201Bはスピンドルブ
ロツク202に着脱自在に設けられている。スピ
ンドルブロツク202はスピンドルシヤフト20
3に固定されている。本実施例においては2つの
吸着チツプ201A,201Bがあり、その吸着
穴201Aa,201Bbは、スピンドルブロツク
202及びスピンドルシヤフト203の各々独立
した管路202a,202b,203a,203
bに各々連通している。スピンドルブロツク20
2の管路202a,202bには塵埃の吸引を防
止するフイルター204a,204bが配設され
ている。このフイルター204a,204bは蓋
205を取りはずすことにより簡単に交換でき
る。蓋205を取りはずすには、蓋205にピン
206で軸支されているフツクレバー207を開
き、スピンドルシヤフト203に設けられている
溝203cとの嵌合を解除することにより簡単に
取りはずすことができる。本実施例の場合にはこ
のフツクレバー207を2組設け互いにスプリン
グ208で係止するようにしているので、蓋20
5の着脱とロツクとを簡単に行える。 スピンドルシヤフト203はベアリング209
によりローター210に対して回転自由に軸支さ
れ、しかもカラー211,シヤフトワツシヤー2
12,シヤフトナツト213によつて円滑に回転
できるようになつている。スピンドルシヤフト2
03のスピンドルブロツク202側の管端は盲栓
214a,214bで密閉されている。他方の側
の管端には回転バルブ215が固着されている。
回転バルブ215にはスピンドルシヤフト203
の管路203a,203bに連通する管路215
a,215bが設けられている。この回転バルブ
215に対して一定のクリアランスxを保つよう
に、固定バルブ216がハウジング217にスタ
ツド218及びナツト219で2重ロツクされて
固定されている。第8図の固定バルブ216の回
転バルブ215とのクリアランス面には穴216
aが開いていて配管部材220を介して図示しな
い真空源に連通している。さらに同じクリアラン
ス面には穴216bが開口していて大気と連通し
ている。本実施例においてはクリアランス面xを
0.005〜0.5mm程度に設定することが真空源の吸引
効率や騒音、部材の加工精度、組立精度の点及び
経済的観点から良好な値であることが判明した。
従来この種の取出装置の真空源切換バルブとして
は、回転方向(ラジアル)バルブが使われてい
た。しかしこのタイプのバルブには次のような欠
点があることが判明した。 すなわち、フイルターを設けても5μ程度の大
きさの塵埃の侵入を防ぐことはできず、長の使用
に伴つてその塵埃が累積して、ついにはバルブは
回転不能になる。また、ラジアルバルブは軸の管
路と直角方向に管路を遮断するので流体抵抗が増
加し真空源にとつて負担となる。さらに、この種
の取出部ではバルブによる空気の開閉音が問題で
あり、しかもその開閉の速度及び回数が騒音発生
の重要な要因となることが判明した。従つて、ラ
ジアルバルブはその構成条件から空気開閉面の回
転半経上の距離が大きくなつてしまい、同一の回
転数の場合、バルブ開閉速度が大きくなり騒音を
発生しやすくなる。 以上の欠点を本実施例に示すフラツトバルブは
全て改善している。 すなわち、フラツトバルブの場合、塵埃が累積
しても間隙が形成されているので、これらの塵埃
は次々押し出されてついにはバルブクリアランス
の外に出てしまう。従つてバルブが回転不可能に
なることはない。また、フラツトバルブの場合、
管路を直角方向に遮断することがないので空気の
流れ及び応答性がよい。又常に一定のクリアラン
スが設けられているので真空源に超負荷がかから
ない。さらに、フラツトバルブの場合、そのバル
ブ開閉面を必要最小径の所におけるのでバルブ開
閉速度が小さく、必然的に騒音の発生を最小限に
することができる。 さて、ローター210は、ベアリング221,
カラー222,カラー223,ベアリング押えプ
レート224,シヤフトワツシヤ225及びシヤ
フトナツト226によつて円滑に回転するように
支持されている。ローター210には、ローラー
227が固着されベルト228を介して図示しな
い駆動装置により回転駆動を受ける。スピンドル
シヤフト203には遊星ギヤ229が固着されて
いてハウジング217に固着されたインターナル
ギヤ230と噛合つている。即ち、ローター21
0がローラー227により回転運動を伝達される
と、スピンドルシヤフト203を含む回転系は、
遊星ギヤ229により遊星運動をすることにな
る。本実施例においてはインターナルギヤ230
と遊星ギヤ229の比を5:4に設定したのでロ
ーラー227を4回転すると、スピンドルが1回
転するようになる。第1図において吸着チツプ2
01Aの軌跡を破線と矢印で示す。吸着チツプ2
01Aは押圧板103上の券Pの一番上の券を吸
着し、第1図に示した軌跡のように、一度上方に
めくり上げた後、搬送ローラー231及びベルト
232からなる券取りこみ部233に券の先端を
さし込むように送りこむ。第1図に示した吸着チ
ツプ201Aの軌跡と対応して、回転バルブ21
5の管路215aの開端面即ち、固定バルブ21
6とクリアランスxを形成する面穴部の軌跡を第
8図に破線と矢印で示す。第8図に示されたバル
ブ215の軌跡線と穴216aとが重なつている
時、図示しない真空源と、配管部材220,穴2
16a,管路215a,203a,202a及び
201Aaが連通しているので吸着チツプ201
Aが最上位に位置する券Pを吸着することができ
る。第1図に示された吸着チツプ201Aの軌跡
のように、券Pを一度上方にめくり上げた後、券
とりこみ部233に券の先端をさし込むときに、
第8図に示されたバルブ215の軌跡線は穴21
6bとが重なるので大気と連通し、吸着を解放す
る。 上述した取出部の作用効果をまとめると以下の
ようになる。 先行技術による取出方式では、取り出す1枚
目の券と次の券とのすきまが、1枚目が取り出
される瞬間にはあまり開かないので、券相互の
摩擦力で同時に重なつて取り出されたりした。
本発明の場合、軌跡から明らかなように、券を
上方にめくり上げた後、券とりこみ部233に
送りこむので、不良取り出しの回数が少く、効
率の良い取出ができる。 また、本発明では券をめくり上げるにもかか
わらず、回転運動で構成できるのでメカニズム
に無理を生じない。従つて、高速化に耐えう
る。 なお補足的説明を加えると、ローラー227が
4回転すると、吸着チツプ201A,201B
各々1回転して券を1枚ずつ取り出して行くので
ローラー227の回転数の半分だけの取り出し枚
数速度になる。また、本実施例では2吸着チツプ
方式だつたが、これを4吸着チツプ方式に変形す
ることも可能である。さらに遊星ギヤ229とイ
ンターナルギヤ230との遊星運動を利用してい
るので、スピンドルシヤフト203を偏心荷重と
する。偏心回転運動をするから、ローラー210
の肉厚等の工夫により回転動バランス、回転静バ
ランスを取るという工夫は当然実施している。 次に、以上述べた供給部100及び取出部20
0の動作を説明する。まず、ダイアル147を操
作して取扱うべき券種を設定する。すると、基準
面146a及び146bが前後して取扱う券Pに
応じた幅が設定され、これに応答してシヤツター
154が検知器163,164,165をさえぎ
り、この信号によつて券種設定信号を得られる。
なお初期状態においては押圧板103は供給室1
01底部の定位置にセツトされている。この状態
で透明カバー106を左側に摺動させて、押圧板
104上に券Pを例えば1000枚単位で揃えて水平
に載置する。このときランプ129と検知器13
0とにより券Pがセツトされていることが検出さ
れる。ここでオペレーターは図示しない「供給ス
イツチ」を押す。その信号により仕切板105の
図示しない駆動装置が駆動され、仕切板105を
基板139と直交する角方向に移動せしめられ
る。そして、この仕切板についているシヤツター
141と検知器143とにより仕切板105が確
実に基板139に没していることが検出される。
つづいて検知器143の信号により、押圧板10
4の駆動装置128が駆動されて、押圧板104
は券Pを載置したまま左側供給室101側へ移動
せしめられる。検知器133が押圧板104のシ
ヤツター131を検出してから所定時間駆動を続
け、続いて所定時間逆駆動をし又再び正駆動をす
ることにより、押圧板104の垂直部分104b
は券Pの進行方向端を確実に取り揃えて、左側供
給室101の垂直部分101bに押しつける。こ
の時券Pは押圧板104の垂直部分104b、左
側供給室101の垂直部分101b及び基準面1
46aによつて3方から位置が規制される。 なお、オペレーターが右側供給室102の押圧
板104上に券Pを載置する時には、押圧板10
4の垂直部分104bと基準面146bとによつ
て2方から位置を規制して載置する。ところで押
圧板104、供給室の底部102a及び押圧板1
03は相互に入れ子状態となるように、棒状部材
が簀子状に配列されているので、押圧板104
は、押圧板103及び供給室の底部102aに何
ら妨げられることなく、左側供給室101にセツ
トされる。次いで押圧板103が押圧板104に
代つて券Pの積重ねを載置して急上昇する。上昇
方向側にはレバー114,シヤツター122,支
点115及び検知器116,117,118があ
り、押圧板103の上昇スピードを切換え、券P
を一定圧力で押圧する。この時取出部のローター
210が駆動され、それに伴つて吸着チツプ20
1A,201Bが第1図のような軌跡で回転し、
吸着チツプ201Aが押圧板103上の最上位の
券Pを吸着し、取出し、券Pを券取りこみ部23
3に送りこむ。こうして取出された券は、ローラ
ー231及びベルト232によつて後方処理部へ
搬送されていく。押圧板103上の最後の券Pが
取り出されるとレバー114,シヤツター12
2,支点115及び検知器116,117により
券Pのなくなつたことを検出し、その信号により
押圧板103は全移動工程の1/3から1/4程度下つ
た位置まで急速に降下して停止する。さらに同じ
信号により取出部のローター210の駆動も停止
するので吸着チツプ201A,201Bの回転も
停止する。ここで、オペレーターはカバー106
を右側にスライドさせて取出部と押圧板103の
間に生じたスペースに再投入する必要のある券を
載置し、再び図示しない「供給スイツチ」を押
す。押圧板103は再び上昇し上記取出プロセス
が繰返される。一方、最初の押圧板103の上昇
スピード切換え信号により押圧板104の駆動装
置128を逆駆動することにより、押圧板104
を右に移動させ押圧板104のシヤツター131
を検知器132が検出することのできる。右側供
給室102の所定位置にセツトする。この検知器
132の信号により仕切板105の駆動装置を逆
駆動し、検知器142が仕切板105のシヤツタ
ー141を検出する所定の位置まで仕切板105
を移動せしめる。即ち仕切板105が突出する。
この状態でオペレーターは次に供給するべき券P
を押圧板104の水平部104a上に載置してお
く。押圧板103上の券Pが全て取り出され再投
入する必要がなくなると、オペレーターは図示し
ない「供給停止スイツチ」を押す。すると押圧板
103は急速に降下して供給室101底部の定位
置にセツトされる。押圧板103のシヤツター1
21が検知器119によつて検出され、さらにラ
ンプ129と検知器130とによつて押圧板10
4上に券Pが載置されていることが検出される
と、自動的に仕切板105の駆動装置が駆動さ
れ、前述した取出のプロセスが連続的に繰り返さ
れるようになつている。 上述した構成に基づく作用効果をまとめると次
のようになる。 (1) 紙葉類の供給を行なう供給室が複数並設され
ているので、積重ねた紙葉類を連続して供給す
ることができる。 (2) 各供給室間を仕切る仕切板は、供給室間を積
重ねた紙葉類が移動するとき以外は、定位置に
あつて供給室間を仕切つているので、処理すべ
き紙葉類のロツト間の処理順序が混同すること
はない。 (3) 供給室の前面を蔽うカバーは、紙葉類を現に
供給し、又は紙葉類を移送している供給室の前
面を蔽うから、紙葉類をセツトすべき供給室を
誤るおそれがなくなり、しかも紙葉類をセツト
しようとするオペレータに対する保護にもな
る。 (4) フラツトバルブを使用することにより、バル
ブの開閉が円滑に行なわれ、しかもバルブの開
閉に伴なう騒音の発生を減少せしめることがで
きる。 (5) 吸着チツプは、取出す紙葉類に向つて斜めに
進入して吸着し、吸着した紙葉類をめくり上げ
つつ取出し方向に向つて送り出すから、重ね取
りのおそれがなくなる。 (6) 券種指定ダイアル147の設定により基準板
146a,146bが移動して券種に応じた位
置に移動するので、券の中心を一定とすること
ができる。従つて複数種類の券を取扱うことが
できる。 [発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、各ロツト
間で紙葉類が混入することがないので各ロツトの
紙葉類枚数を保障した状態で紙葉類を連続的に取
出すことができるとともに、複数の大きさの紙葉
類を取り扱うことができる。
はカード等の紙葉類を積層状態でセツトしてお
き、このセツトされた紙葉類を1枚ずつ取出す紙
葉類の取出装置に関する。 (従来の技術) 最近、たとえば小切手、伝票などの有価証券を
一定の基準に従つて複数種類に分類し、この分類
された紙葉類を計数し一定計数毎に把束するよう
にした紙葉類処理装置が開発され、実用化されて
いる。 このような紙葉類処理装置においては、計数、
把束などの紙葉類の処理を行うために、予め積層
状態でセツトされている紙葉類を順次1枚ずつ取
出し、この取出された紙葉類を後続の処理工程に
送るようにしている。たとえば、特開昭49−3638
号公報に示されているように、載置台上に載置さ
れた紙葉類を順次1枚ずつ取出すと共に、載置上
の紙葉類が取り出されてなくなると、予めセツト
しておいた予備の紙葉類を載置台上に供給するよ
うになつている。 しかしながら、このような装置においては、載
置台上の紙葉類と、予備の紙葉類とが隣接して載
置されているため、これら両紙葉類が混合してし
まう恐れがある。 ところが、紙葉類の中でも有価証券類を処理す
る際には各処理単位(以下ロツトと言う)間で紙
葉類が混合すると各ロツトにおける紙葉類の枚数
が誤つた枚数となつて、計数上問題である。 従つて従来の装置においては各ロツト毎の紙葉
類の枚数が保障できないという問題を有してい
た。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記事情に基づいてなされたもので、
各ロツト間で紙葉類が混入することなく、各ロツ
トの枚数を保障した状態で紙葉類を連続して取出
すことができる紙葉類の取出装置を提供しようと
するものである。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために積重ねた
多数の紙葉類を収納し得る第1の供給室102
と、この第1の供給室に並設された第2の供給室
101と、上記第1の供給室に収納されている紙
葉類を第2の供給室に移送する第1の押圧帯10
4と、上記第2の供給室内に設けられ第1の押圧
体を介して送込まれた紙葉類を所定方向に押圧す
る第2の押圧体103と、上記第2の供給室に対
応して設けられ第2の押圧体によつて押圧される
紙葉類を順次一枚ずつ取出す取出部200と、上
記第1の供給室と第2の供給室との間を仕切る仕
切板106を設けたものである。 (作用) そして上記仕切板106は上記第1の押圧体に
よる第2の供給室への紙葉類移送時および戻り動
作時のみ両供給質間を解放するように動作させる
ものである。 (実施例) 以下、本発明を図示の一実施例を参照しながら
説明する。 以下に説明する実施例は、例えば小切手、伝票
などの有価証券を取扱う紙葉類処理装置の紙葉類
取出装置であつて、紙葉類を高速にしてかつ連続
的に取出を行なうものである。以下、各部の詳細
な、構成・作用を述べる。 供給部100 まず第1図を参照して供給部を説明する。供給
部100は第2の供給室101と第1の供給室1
02とに分けられており、第2の供給室101に
は押圧板103が、第1の供給室102には押圧
板104がそれぞれ設けられている。両供給室1
01,102の間には突没自在な仕切板105が
設けられている。また、第1又は第2の供給室1
01,102の前面をおおい、両供給室101,
102間を摺動する透明なカバー106が設けら
れている。押圧板103は紙葉類P(以下、単に
「券」と略称する)を載置したまま上方に押上げ、
一定圧力で券Pを取出部200側に押圧するもの
である。この押圧板103はスライダー107に
固定されており、さらにこのスライダー107は
駆動ベルト108に結びつけられている。駆動ベ
ルト108はアイドルローラ125及び駆動ロー
ラー109に掛渡されていて、駆動ローラー10
9の回転に伴つて、スライダー107と、このス
ライダー107を摺動自在に支持するスライドレ
ール111方向(第1図では上下方向)に沿つて
押圧板103を移動せしめる。駆動ローラー10
9は駆動装置110により回転駆動を受ける。駆
動装置110は例えばスピードコントロールモー
ター等の回転スピードを可変制御できるモーター
で構成される。なお、押圧板103の券Pを載置
する部分には第1図に示すように、券Pの取出さ
れる方向の部分と、その反対方向の部分が高くな
るように押上板112,113が設けられてい
て、券Pが載置される中央部分は凹部を形成して
いる。押上部112は、券Pの取出し側先端を取
出部200に確実に押しつける作用をなし、一方
押上部113は、押圧板103の移動(上昇)に
伴つて生じうる券Pの荷くずれを防止する作用を
なす。なお、第1図に示す実施例においては、押
上部112は、あまり強くない板ばねで構成され
ていて押圧板103に取り付けられているから、
押圧板103に載置する券Pが多量の場合、その
券Pの重量によつてつぶれて水平になつている。
そして、券Pが取出されて行き、残り少くなつて
くると、板ばねである押上部112のスプリング
復帰力により、残り少ない券Pに対しても確実
に、しかも適正な押圧力で押上げ、取出部200
に券Pを押しつけることが可能となる。押圧板1
03上に載置された券Pは、押圧板103が急速
上昇することにより、急速に取出部200に接近
せしめられる。押圧板103の上昇方向上側には
レバー114が支点115を中心にして回動自在
に軸支されていて、急速上昇して来た券Pと接触
する。なおレバー114は自重もしくは図示しな
いスプリング等の力により常に反時計方向に付勢
されているものとする。このレバー114と一体
的に回動する垂直部分は、券Pの上昇に伴つて、
フオトセル等からなる検知器116,117,1
18を順次さえぎるシヤツター122となつてい
る。急速上昇して来た券Pはまずレバー114に
接触し、レバー114を時計方向に回動せしめ
る。さらに所定距離上昇すると、レバー114の
シヤツター122が検知器116をさえぎる。こ
の信号により、駆動装置110の回転速度が切換
えられ低速となる。即ち押圧板103の上昇速度
も遅くなる。さらに、その低速状態でさらに所定
距離だけ、押圧板103及び券Pが上昇すると、
レバー114シヤツター122が検知器117を
さえぎり、検知器117の信号により駆動装置1
10を停止する。即ち、押圧板103及び券Pの
上昇は停止する。この停止位置を、取出部200
にとつて券Pを1枚ずつ取出して行くのに最適の
範囲の押圧力になる様に設定してある。さらに同
時にこの信号で、後述する取出部200を駆動す
るので、押圧板103上の券Pは取出部200に
より一枚ずつ取り出されて行く。のとき、押圧板
103は停止しているが、券Pが取出されていく
と載置されている券Pが減少してゆくので、その
減少に追従して、レバー114が反時計方向に回
動する。従つて、検知器117をさえぎつてレバ
ー114のシヤツター122がそのさえぎりを解
放する。これによる信号で押圧板103の駆動装
置110は低速で回転し、レバー114のシヤツ
ター122が再び検知器117をさえぎるまで、
押圧板103を微小距離移動せしめる。この動作
繰り返すことによつて、連続的に無理なく券Pが
取出されて行く。押圧板103の駆動装置110
の低速回転数は、取出されて行く券の量と駆動装
置110及び押圧板103の応答速度との関係で
適切なものに設定されている。この様にして、順
次押圧板103が上昇していくと、券Pは全て取
出されて押圧板103上に券が無くなる。する
と、第3図に示すように、レバー114と押圧板
103とは入れ子状態になる様に構成してあるの
で、レバー114が反時計方向に回動する。従つ
て、レバー114のシヤツター122が検知器1
16,117のさえぎりを解放する。この信号に
より、取出部200の駆動を停止し押圧板103
の駆動装置110は一定時間急速に逆回転するよ
う制御される。即ち、押圧板103は急速に下降
する。この一定時間を、押圧板103がその全移
動工程の1/2から1/4程度移動するのに必要な時間
となるように設定にしてあるので、押圧板103
は取出部200から全移動工程の1/3から1/4程度
下つた位置で停止していることになる。この押圧
板103の降下によつて形成されるスペースに、
後述する様に再投入する必要のある券Pを再び載
置し、図示しない連続取出のスイツチを押すと再
び前述したプロセスに従つて券Pを取り出す。こ
の様にして処理すべき券Pの投入を終了し、図示
しない処理終了スイツチを押すと、押圧板103
の駆動装置110は急速に逆回転するので押圧板
103は急速に下降し、スライダ107に一体的
に固着されている。シヤツター121が押圧板下
位置を検知する検知器119をさえぎるまで下降
する。検知器119がシヤツター121によつて
さえぎられると、その信号で押圧板103の駆動
装置110の回転を停止せしめる。なお、押圧板
103上に載置された券Pがレバー114と接触
し、レバー114のシヤツター122が検知器1
16,117を順次さえぎつて行き、それに伴つ
て、駆動装置110も制御駆動されるのは前述の
通りであるが、押圧板103と券Pの慣性力が大
きい等の理由により所定の位置以上に押圧板10
3が上昇しすぎたりした場合、券Pが取出部20
0に異常に接近しすぎ、その結果として取出不良
を起こしたり、最悪の場合には、機器を破壊する
といつた事故が考えられるので、検知器118
は、万一レバー114とともに回動するシヤツタ
ー122がこの検知器118をさえぎつた時は、
取出部200を停止させ、押圧板103の駆動装
置110を低速で逆回転させ検知器118をさえ
ぎりを解放するまで押圧板103を下降せしめる
信号を出す。この様な異常状態は常にある訳でな
く、あくまでも万一のための保護手段である。同
様に押圧板上位置検知器120も同様の理由で設
置されていて、例えば検知器116が故障を起こ
し押圧板103上の券Pが全て取り出されてしま
つているにもかかわらず、下降しろという信号が
出ず、引き続き押圧板103が上昇を続けた場合
もシヤツター121が検知器120をさえぎると
取出部200の駆動を停止し、押圧板103の駆
動装置110を逆回転する様になつている。 次に右側供給室102について説明する。 押圧板104はスライダー123に固定されて
おり、さらにこのスライダー123は、駆動ベル
ト124に結びつけられている。駆動ベルト12
4はアイドルローラ125及び駆動ローラ126
に掛渡されていて、駆動ローラー126の回転に
伴つて、スライダー123とこれを摺動自在に支
持するスライドレール127の摺動方向(第1図
においては水平左右方向)に沿つて押圧板104
とを移動せしめる。駆動ローラ126は駆動装置
128により回転駆動を受ける。第2図を参照し
て説明すると、押圧板104の水平部分104a
は第1の供給室102の底部102aと入れ子状
態となるように棒状部材が簀子状に配列されて構
成されており、この部分に券Pが水平に載置され
るようになつている。また、第1図を参照すると
押圧板104の垂直部分104bは、その水平部
分104aに載置された券Pの一端を揃える作用
をする。ランプ129と検知器130とにより、
押圧板104上に券Pが載置されたことを検出す
る。スライダー123に取付けられているシヤツ
ター131が検知器132をさえぎることによ
り、押圧板104が第1の供給室102の初期定
位置にあることが検出される。押圧板104が後
述する動作順序に従つて移動した時、載置されて
いる券Pの進行方向側端部を第2の供給室101
の垂直部分101bに押しつけることの出来る位
置に到達すると、スライダー123に取付けられ
ているシヤツター131が検知器133をさえぎ
る。この信号により駆動装置128を停止する。
なおこのとき、上記位置関係は押圧板104に載
置する券Pの最大券に合せて設定されているの
で、本実施例の様に検知器133を1つだけ使用
する場合には、押圧板104に載置する券Pが最
大券でない時には、シヤツター131が検知器1
33をさえぎつた後、さらに押圧板104を慣性
で進行させるか、押圧板104の駆動装置128
を所定時間継続して駆動する様に設定されてい
る。さらに、押圧板104に載置される券が不揃
いの場合には、シヤツター131が検知器133
を基準にして、ある設定時間だけ駆動装置128
を数回正逆転してやると、押圧板104が載置し
ている券Pを第2の供給室の垂直部分101bに
何度か押しつける事になり、不揃いの券を取り揃
える効果を待つ。一方第2図を参照して押圧板1
04が左側に移動すると、右側供給室102の水
平面は、供給室102の底部102aのみ残り、
押圧板104がスライドして移動してしまうの
で、溝が生じている。この時この溝に他の券Pが
落ち込んだりしない様に押圧板104の駆動ベル
ト124が溝をカバーするように設定されてい
る。なお図示していないが押圧板104が左に移
動する時、押圧板103の待機停止位置は高さ方
向で押圧板104の水平部分104aよりも低く
設定されている。押圧板104で券Pを所定位置
まで運んで来た後に押圧板103が上昇して券P
をすくい上げる様に券Pを移送するようになつて
いる。押圧板103と押圧板104も入れ子形状
になつていて押圧板103の部材の配列の位相は
第1の供給室102の底部102aと同じになつ
ている。この様に押圧板103,104,底部1
02aの入れ子の向きを券Pを移送(スライド)
する方向と同じにしたので構造が非常に簡単にな
つた。 次に仕切板105について説明する。 仕切板105はスライダー134に固定されて
おり、このスライダー134は駆動ベルト135
に固定されている。駆動ベルト135は、アイド
ルローラ136及び駆動ローラ137に掛渡され
ていて駆動ローラ137の回転に伴つてスライダ
ー134及びこのスライダー134を摺動自在に
支持するスライドレール138に沿つて(第1図
においては、基板139と直交する方向)に仕切
板105を移動せしめる。駆動ローラ137は図
示しない駆動装置140により回転駆動を受け
る。仕切板105が左側供給室101と第1の供
給室102とを仕切つている時は、仕切板105
に取付けられているシヤツター141が検知器1
42をさえぎつているから、この信号でその旨検
出し、開いた時はシヤツター141が検知器14
3をさえぎつているからこの信号でその旨検出す
る。 次に透明カバー106を説明する。 カバー106は通常第1の供給室102の前面
を蔽つている。押圧板104上に券Pを補充する
時には、第2の供給室101の前面を蔽うよう
に、カバー106を移動させる。第1の供給室の
底部102aにはカバー106が嵌合して摺動す
る溝144が設けてあり、供給室の上面部材10
2cにも図示しない同様の溝が設けてある。この
カバー106の作用効果は第1及び第2の供給室
101,102を同時に開放しないことである。
即ち、券Pを補充するときに供給ロツト相互間の
順番に混乱を生ずる恐れがなく、従つて、計数間
違いを起こさないことを保証する。 次に第1及び第2の供給室101,102のカ
バー106と対向する奥側には、券Pの側端位置
を規制する手段として基準板146a,146b
が同位相で共通して配置され、供給室101,1
02内に載置されている券Pに対してその端部を
後面側から規制する作用をなす。この基準板14
6a,146bは上記第1,第2の供給室内にセ
ツトされる紙葉類の券種を指定する券種設定手段
として設けられた券種指定ダイアル147を操作
することにより、第3図で基板139と直交する
方向に摺動するようになつている。券種設定ダイ
アル147は、この装置100で取扱う券Pの券
種を設定するものである。本実施例においては取
扱う券種はx,y,zの3券種であり、それぞれ
券の幅及び長さが異なるものである。従つて基準
板146a,146bは取扱う券Pの幅に従つて
その規制位置を設定するべく前後に摺動するよう
になつている。第3図及び第4図において、券種
設定ダイヤル147及びそのダイヤルシヤフト1
48は、ベアリング149及びブロツク150か
らなるハウジング151によつて供給室の上面部
材102cに固定されていて、回転自由になつて
いる。ダイヤルシヤフト148の先端にはベベル
ギヤ152aが固定されていて、ダイヤルシヤフ
ト148と垂直な軸153に取りつけられたベベ
ルギヤ152bと噛合つている。即ちダイヤル1
47の回転が軸153に伝達できる。なお軸15
3は図示しない軸受で軸支されている。軸153
には位置検出シヤツター154,カム155及び
プーリー156bが固定されている。また、第4
図に示すように、カム155に摺接する摺接板1
57,この摺接板157と基準面146bとを固
着する連続部材158、カム155及び摺接板1
57の動きに伴つて連結部材158をガイドする
ブロツク159がそれぞれ設けられており、ブロ
ツク159は基板139に固定されている。さら
に摺接板157をカム155に向つて付勢するス
プリング160が基準面146a,146bと基
板139とを連結している。さらにプーリー15
6bは、ベルト161を介によつてプーリー15
6aと連結されているダイヤル147の回動を同
位相で回転伝達するようになつている。プーリー
156aは、軸162に固定されていて、前述と
同様の構成により基準面146aをも同一位相で
移動せしめるようになつている。また、シヤツタ
ー154と対応して検知器163,164,16
5が設けられていて、設定中の券種を検出できる
ようになつている。 取出部200 以下、本発明とは直接関連はしないが、取出部
200の具体的構成を第5図乃至第10図を用い
て説明する。第5図は、取出部200の全体を示
す部分断面図である。第6図は、第5図において
切断線―′に沿つて切断して矢印方向から見
た吸着チツプの部分断面図である。第7図は、吸
着チツプの側面図である。第8図は第5図におい
て、線―′に沿つてこの部分を分解して矢印
方向から見た側面図である。第9図は、第5図に
おいて、切断線―′に沿つて切断して矢印方
向から見たバルブの部分断面図である。第10図
は、第5図において、線―′に沿つてこの部
分を分解して矢示方向から見た側面図である。 吸着チツプ201A,201Bはスピンドルブ
ロツク202に着脱自在に設けられている。スピ
ンドルブロツク202はスピンドルシヤフト20
3に固定されている。本実施例においては2つの
吸着チツプ201A,201Bがあり、その吸着
穴201Aa,201Bbは、スピンドルブロツク
202及びスピンドルシヤフト203の各々独立
した管路202a,202b,203a,203
bに各々連通している。スピンドルブロツク20
2の管路202a,202bには塵埃の吸引を防
止するフイルター204a,204bが配設され
ている。このフイルター204a,204bは蓋
205を取りはずすことにより簡単に交換でき
る。蓋205を取りはずすには、蓋205にピン
206で軸支されているフツクレバー207を開
き、スピンドルシヤフト203に設けられている
溝203cとの嵌合を解除することにより簡単に
取りはずすことができる。本実施例の場合にはこ
のフツクレバー207を2組設け互いにスプリン
グ208で係止するようにしているので、蓋20
5の着脱とロツクとを簡単に行える。 スピンドルシヤフト203はベアリング209
によりローター210に対して回転自由に軸支さ
れ、しかもカラー211,シヤフトワツシヤー2
12,シヤフトナツト213によつて円滑に回転
できるようになつている。スピンドルシヤフト2
03のスピンドルブロツク202側の管端は盲栓
214a,214bで密閉されている。他方の側
の管端には回転バルブ215が固着されている。
回転バルブ215にはスピンドルシヤフト203
の管路203a,203bに連通する管路215
a,215bが設けられている。この回転バルブ
215に対して一定のクリアランスxを保つよう
に、固定バルブ216がハウジング217にスタ
ツド218及びナツト219で2重ロツクされて
固定されている。第8図の固定バルブ216の回
転バルブ215とのクリアランス面には穴216
aが開いていて配管部材220を介して図示しな
い真空源に連通している。さらに同じクリアラン
ス面には穴216bが開口していて大気と連通し
ている。本実施例においてはクリアランス面xを
0.005〜0.5mm程度に設定することが真空源の吸引
効率や騒音、部材の加工精度、組立精度の点及び
経済的観点から良好な値であることが判明した。
従来この種の取出装置の真空源切換バルブとして
は、回転方向(ラジアル)バルブが使われてい
た。しかしこのタイプのバルブには次のような欠
点があることが判明した。 すなわち、フイルターを設けても5μ程度の大
きさの塵埃の侵入を防ぐことはできず、長の使用
に伴つてその塵埃が累積して、ついにはバルブは
回転不能になる。また、ラジアルバルブは軸の管
路と直角方向に管路を遮断するので流体抵抗が増
加し真空源にとつて負担となる。さらに、この種
の取出部ではバルブによる空気の開閉音が問題で
あり、しかもその開閉の速度及び回数が騒音発生
の重要な要因となることが判明した。従つて、ラ
ジアルバルブはその構成条件から空気開閉面の回
転半経上の距離が大きくなつてしまい、同一の回
転数の場合、バルブ開閉速度が大きくなり騒音を
発生しやすくなる。 以上の欠点を本実施例に示すフラツトバルブは
全て改善している。 すなわち、フラツトバルブの場合、塵埃が累積
しても間隙が形成されているので、これらの塵埃
は次々押し出されてついにはバルブクリアランス
の外に出てしまう。従つてバルブが回転不可能に
なることはない。また、フラツトバルブの場合、
管路を直角方向に遮断することがないので空気の
流れ及び応答性がよい。又常に一定のクリアラン
スが設けられているので真空源に超負荷がかから
ない。さらに、フラツトバルブの場合、そのバル
ブ開閉面を必要最小径の所におけるのでバルブ開
閉速度が小さく、必然的に騒音の発生を最小限に
することができる。 さて、ローター210は、ベアリング221,
カラー222,カラー223,ベアリング押えプ
レート224,シヤフトワツシヤ225及びシヤ
フトナツト226によつて円滑に回転するように
支持されている。ローター210には、ローラー
227が固着されベルト228を介して図示しな
い駆動装置により回転駆動を受ける。スピンドル
シヤフト203には遊星ギヤ229が固着されて
いてハウジング217に固着されたインターナル
ギヤ230と噛合つている。即ち、ローター21
0がローラー227により回転運動を伝達される
と、スピンドルシヤフト203を含む回転系は、
遊星ギヤ229により遊星運動をすることにな
る。本実施例においてはインターナルギヤ230
と遊星ギヤ229の比を5:4に設定したのでロ
ーラー227を4回転すると、スピンドルが1回
転するようになる。第1図において吸着チツプ2
01Aの軌跡を破線と矢印で示す。吸着チツプ2
01Aは押圧板103上の券Pの一番上の券を吸
着し、第1図に示した軌跡のように、一度上方に
めくり上げた後、搬送ローラー231及びベルト
232からなる券取りこみ部233に券の先端を
さし込むように送りこむ。第1図に示した吸着チ
ツプ201Aの軌跡と対応して、回転バルブ21
5の管路215aの開端面即ち、固定バルブ21
6とクリアランスxを形成する面穴部の軌跡を第
8図に破線と矢印で示す。第8図に示されたバル
ブ215の軌跡線と穴216aとが重なつている
時、図示しない真空源と、配管部材220,穴2
16a,管路215a,203a,202a及び
201Aaが連通しているので吸着チツプ201
Aが最上位に位置する券Pを吸着することができ
る。第1図に示された吸着チツプ201Aの軌跡
のように、券Pを一度上方にめくり上げた後、券
とりこみ部233に券の先端をさし込むときに、
第8図に示されたバルブ215の軌跡線は穴21
6bとが重なるので大気と連通し、吸着を解放す
る。 上述した取出部の作用効果をまとめると以下の
ようになる。 先行技術による取出方式では、取り出す1枚
目の券と次の券とのすきまが、1枚目が取り出
される瞬間にはあまり開かないので、券相互の
摩擦力で同時に重なつて取り出されたりした。
本発明の場合、軌跡から明らかなように、券を
上方にめくり上げた後、券とりこみ部233に
送りこむので、不良取り出しの回数が少く、効
率の良い取出ができる。 また、本発明では券をめくり上げるにもかか
わらず、回転運動で構成できるのでメカニズム
に無理を生じない。従つて、高速化に耐えう
る。 なお補足的説明を加えると、ローラー227が
4回転すると、吸着チツプ201A,201B
各々1回転して券を1枚ずつ取り出して行くので
ローラー227の回転数の半分だけの取り出し枚
数速度になる。また、本実施例では2吸着チツプ
方式だつたが、これを4吸着チツプ方式に変形す
ることも可能である。さらに遊星ギヤ229とイ
ンターナルギヤ230との遊星運動を利用してい
るので、スピンドルシヤフト203を偏心荷重と
する。偏心回転運動をするから、ローラー210
の肉厚等の工夫により回転動バランス、回転静バ
ランスを取るという工夫は当然実施している。 次に、以上述べた供給部100及び取出部20
0の動作を説明する。まず、ダイアル147を操
作して取扱うべき券種を設定する。すると、基準
面146a及び146bが前後して取扱う券Pに
応じた幅が設定され、これに応答してシヤツター
154が検知器163,164,165をさえぎ
り、この信号によつて券種設定信号を得られる。
なお初期状態においては押圧板103は供給室1
01底部の定位置にセツトされている。この状態
で透明カバー106を左側に摺動させて、押圧板
104上に券Pを例えば1000枚単位で揃えて水平
に載置する。このときランプ129と検知器13
0とにより券Pがセツトされていることが検出さ
れる。ここでオペレーターは図示しない「供給ス
イツチ」を押す。その信号により仕切板105の
図示しない駆動装置が駆動され、仕切板105を
基板139と直交する角方向に移動せしめられ
る。そして、この仕切板についているシヤツター
141と検知器143とにより仕切板105が確
実に基板139に没していることが検出される。
つづいて検知器143の信号により、押圧板10
4の駆動装置128が駆動されて、押圧板104
は券Pを載置したまま左側供給室101側へ移動
せしめられる。検知器133が押圧板104のシ
ヤツター131を検出してから所定時間駆動を続
け、続いて所定時間逆駆動をし又再び正駆動をす
ることにより、押圧板104の垂直部分104b
は券Pの進行方向端を確実に取り揃えて、左側供
給室101の垂直部分101bに押しつける。こ
の時券Pは押圧板104の垂直部分104b、左
側供給室101の垂直部分101b及び基準面1
46aによつて3方から位置が規制される。 なお、オペレーターが右側供給室102の押圧
板104上に券Pを載置する時には、押圧板10
4の垂直部分104bと基準面146bとによつ
て2方から位置を規制して載置する。ところで押
圧板104、供給室の底部102a及び押圧板1
03は相互に入れ子状態となるように、棒状部材
が簀子状に配列されているので、押圧板104
は、押圧板103及び供給室の底部102aに何
ら妨げられることなく、左側供給室101にセツ
トされる。次いで押圧板103が押圧板104に
代つて券Pの積重ねを載置して急上昇する。上昇
方向側にはレバー114,シヤツター122,支
点115及び検知器116,117,118があ
り、押圧板103の上昇スピードを切換え、券P
を一定圧力で押圧する。この時取出部のローター
210が駆動され、それに伴つて吸着チツプ20
1A,201Bが第1図のような軌跡で回転し、
吸着チツプ201Aが押圧板103上の最上位の
券Pを吸着し、取出し、券Pを券取りこみ部23
3に送りこむ。こうして取出された券は、ローラ
ー231及びベルト232によつて後方処理部へ
搬送されていく。押圧板103上の最後の券Pが
取り出されるとレバー114,シヤツター12
2,支点115及び検知器116,117により
券Pのなくなつたことを検出し、その信号により
押圧板103は全移動工程の1/3から1/4程度下つ
た位置まで急速に降下して停止する。さらに同じ
信号により取出部のローター210の駆動も停止
するので吸着チツプ201A,201Bの回転も
停止する。ここで、オペレーターはカバー106
を右側にスライドさせて取出部と押圧板103の
間に生じたスペースに再投入する必要のある券を
載置し、再び図示しない「供給スイツチ」を押
す。押圧板103は再び上昇し上記取出プロセス
が繰返される。一方、最初の押圧板103の上昇
スピード切換え信号により押圧板104の駆動装
置128を逆駆動することにより、押圧板104
を右に移動させ押圧板104のシヤツター131
を検知器132が検出することのできる。右側供
給室102の所定位置にセツトする。この検知器
132の信号により仕切板105の駆動装置を逆
駆動し、検知器142が仕切板105のシヤツタ
ー141を検出する所定の位置まで仕切板105
を移動せしめる。即ち仕切板105が突出する。
この状態でオペレーターは次に供給するべき券P
を押圧板104の水平部104a上に載置してお
く。押圧板103上の券Pが全て取り出され再投
入する必要がなくなると、オペレーターは図示し
ない「供給停止スイツチ」を押す。すると押圧板
103は急速に降下して供給室101底部の定位
置にセツトされる。押圧板103のシヤツター1
21が検知器119によつて検出され、さらにラ
ンプ129と検知器130とによつて押圧板10
4上に券Pが載置されていることが検出される
と、自動的に仕切板105の駆動装置が駆動さ
れ、前述した取出のプロセスが連続的に繰り返さ
れるようになつている。 上述した構成に基づく作用効果をまとめると次
のようになる。 (1) 紙葉類の供給を行なう供給室が複数並設され
ているので、積重ねた紙葉類を連続して供給す
ることができる。 (2) 各供給室間を仕切る仕切板は、供給室間を積
重ねた紙葉類が移動するとき以外は、定位置に
あつて供給室間を仕切つているので、処理すべ
き紙葉類のロツト間の処理順序が混同すること
はない。 (3) 供給室の前面を蔽うカバーは、紙葉類を現に
供給し、又は紙葉類を移送している供給室の前
面を蔽うから、紙葉類をセツトすべき供給室を
誤るおそれがなくなり、しかも紙葉類をセツト
しようとするオペレータに対する保護にもな
る。 (4) フラツトバルブを使用することにより、バル
ブの開閉が円滑に行なわれ、しかもバルブの開
閉に伴なう騒音の発生を減少せしめることがで
きる。 (5) 吸着チツプは、取出す紙葉類に向つて斜めに
進入して吸着し、吸着した紙葉類をめくり上げ
つつ取出し方向に向つて送り出すから、重ね取
りのおそれがなくなる。 (6) 券種指定ダイアル147の設定により基準板
146a,146bが移動して券種に応じた位
置に移動するので、券の中心を一定とすること
ができる。従つて複数種類の券を取扱うことが
できる。 [発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、各ロツト
間で紙葉類が混入することがないので各ロツトの
紙葉類枚数を保障した状態で紙葉類を連続的に取
出すことができるとともに、複数の大きさの紙葉
類を取り扱うことができる。
第1図は本発明の一実施例の正面図、第2図は
同例の要部の平面図、第3図は同例の平面図、第
4図は同例の要部の部分断面を含む平面図、第5
図は同例の要部の断面図、第6図は第5図の切断
線―′に沿つた部分断面図、第7図a,bは
同例の要部の平面図及び右側面図、第8図は第5
図の切断線―′に沿つて分解した状態を示す
右側面図、第9図は第5図の切断線―′に沿
つた部分断面図、第10図は第5図の切断線―
′に沿つた部分断面図である。 100……供給部、101……左側供給室、1
02……右側供給室、103,104……押圧
板、109,128……駆動装置、200……取
出部、P……紙葉類。
同例の要部の平面図、第3図は同例の平面図、第
4図は同例の要部の部分断面を含む平面図、第5
図は同例の要部の断面図、第6図は第5図の切断
線―′に沿つた部分断面図、第7図a,bは
同例の要部の平面図及び右側面図、第8図は第5
図の切断線―′に沿つて分解した状態を示す
右側面図、第9図は第5図の切断線―′に沿
つた部分断面図、第10図は第5図の切断線―
′に沿つた部分断面図である。 100……供給部、101……左側供給室、1
02……右側供給室、103,104……押圧
板、109,128……駆動装置、200……取
出部、P……紙葉類。
Claims (1)
- 1 積重ねた多数の紙葉類を収納し得る第1の供
給室102と、この第1の供給室に並設された第
2の供給室101と、上記第1の供給室に収納さ
れている紙葉類を第2の供給室に移送する第1の
押圧体104と、上記第2の供給室内に設けられ
第1の押圧体を介して送込まれた紙葉類を所定方
向に押圧する第2の押圧体103と、上記第2の
供給室に対応して設けられ第2の押圧体によつて
押圧される紙葉類を順次一枚ずつ取出す取出部2
00と、上記第1の供給室と第2の供給室との間
を仕切るべく設けられ、上記第1の押圧体による
第2の供給室への紙葉類移送時および戻り動作時
のみ両供給室間を解放する仕切板106とを備え
たことを特徴とする紙葉類の取出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8146179A JPS567843A (en) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | Taking-out device for paper |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8146179A JPS567843A (en) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | Taking-out device for paper |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS567843A JPS567843A (en) | 1981-01-27 |
| JPS6315212B2 true JPS6315212B2 (ja) | 1988-04-04 |
Family
ID=13747028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8146179A Granted JPS567843A (en) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | Taking-out device for paper |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS567843A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010137960A (ja) * | 2008-12-11 | 2010-06-24 | Toshiba Corp | 紙葉類供給装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0526385U (ja) * | 1991-09-19 | 1993-04-06 | 株式会社小森コーポレーシヨン | 印刷機のローラ洗浄装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS563301B2 (ja) * | 1972-07-24 | 1981-01-24 | ||
| JPS56810Y2 (ja) * | 1977-06-13 | 1981-01-10 |
-
1979
- 1979-06-29 JP JP8146179A patent/JPS567843A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010137960A (ja) * | 2008-12-11 | 2010-06-24 | Toshiba Corp | 紙葉類供給装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS567843A (en) | 1981-01-27 |
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