JPS6315058Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6315058Y2 JPS6315058Y2 JP7891081U JP7891081U JPS6315058Y2 JP S6315058 Y2 JPS6315058 Y2 JP S6315058Y2 JP 7891081 U JP7891081 U JP 7891081U JP 7891081 U JP7891081 U JP 7891081U JP S6315058 Y2 JPS6315058 Y2 JP S6315058Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- rotating
- rotary
- rotary shaft
- protrusions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 9
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は回転ユニツト、さらに詳しく言えば
たとえばバン型乗用車などの回転座席に用いられ
る回転ユニツトに関するものである。
たとえばバン型乗用車などの回転座席に用いられ
る回転ユニツトに関するものである。
回転ユニツトは当然のことながら、着座者の重
量を受けつつ回転面内の円滑な回転が保証され、
しかも回転面以外のあらゆる方向の振動やガタは
確実に防止されるものでなくてはならない。この
目的に沿つて従来各種の回転ユニツトが開発され
ているが、これらは一般に回転面以外の方向の振
動やガタの発生を十分におさえることができなか
つたり、あるいは構造が複雑すぎて製作、組立の
コスト高を招くなどの欠点があつた。
量を受けつつ回転面内の円滑な回転が保証され、
しかも回転面以外のあらゆる方向の振動やガタは
確実に防止されるものでなくてはならない。この
目的に沿つて従来各種の回転ユニツトが開発され
ているが、これらは一般に回転面以外の方向の振
動やガタの発生を十分におさえることができなか
つたり、あるいは構造が複雑すぎて製作、組立の
コスト高を招くなどの欠点があつた。
この考案はこれら従来の欠点を排除するために
なされたものであつてその一実施例を図について
説明する。
なされたものであつてその一実施例を図について
説明する。
第1図ないし第3図、特に第3図を参照して、
車内の床表面に固着される基板1は中心孔1Aを
有する円板状をなし、その半径方向の中程には円
環状の低い環状段丘部2が形成され、これによつ
て基板1の上面はこれより中心寄りの中央平面部
32とこれより外周寄りの外周平面部31とに区
画される。外周平面部31には円環板状の外周部
回転受板5が載置され、また中央平面部32には
同じく円環板状の中央回転受板4が載置される。
これら中央および外周部両回転受板4,5はいず
れも同様の構造を有する。すなわちたとえば中央
回転受板4は円環板状の取付板41の円周等分位
置に、複数個のベアリングボール13を回転自在
に保持させたものであつて、そのベアリングボー
ル13の球面は取付板41を越えて突出してい
る。
車内の床表面に固着される基板1は中心孔1Aを
有する円板状をなし、その半径方向の中程には円
環状の低い環状段丘部2が形成され、これによつ
て基板1の上面はこれより中心寄りの中央平面部
32とこれより外周寄りの外周平面部31とに区
画される。外周平面部31には円環板状の外周部
回転受板5が載置され、また中央平面部32には
同じく円環板状の中央回転受板4が載置される。
これら中央および外周部両回転受板4,5はいず
れも同様の構造を有する。すなわちたとえば中央
回転受板4は円環板状の取付板41の円周等分位
置に、複数個のベアリングボール13を回転自在
に保持させたものであつて、そのベアリングボー
ル13の球面は取付板41を越えて突出してい
る。
基板1の中心孔1Aに回転自在に配置される回
転軸8には、基板1と同心的な円板状の回転板6
が固着される。回転板6は基板1と同様に、半径
方向の中程の、基板1の環状段丘部2に対応する
位置に環状段丘部61が形成され、これが回転板
6の表面を外周平面部63と中央平面部62とに
区画する。しかして中央平面部62の下面は前述
した中央回転受板4のベアリングボールに、また
外周平面部63の下面は同じく外周部回転受板5
のベアリングボールに接触し、これにより上方よ
りかかる重量が支持されると共に、回転板6の回
転軸8のまわりの円滑な回転が保証されるのであ
る。つまり中央回転受板4、外周部回転受板5は
ともにスラストベアリングの役目を果すわけであ
る。
転軸8には、基板1と同心的な円板状の回転板6
が固着される。回転板6は基板1と同様に、半径
方向の中程の、基板1の環状段丘部2に対応する
位置に環状段丘部61が形成され、これが回転板
6の表面を外周平面部63と中央平面部62とに
区画する。しかして中央平面部62の下面は前述
した中央回転受板4のベアリングボールに、また
外周平面部63の下面は同じく外周部回転受板5
のベアリングボールに接触し、これにより上方よ
りかかる重量が支持されると共に、回転板6の回
転軸8のまわりの円滑な回転が保証されるのであ
る。つまり中央回転受板4、外周部回転受板5は
ともにスラストベアリングの役目を果すわけであ
る。
回転板6の周囲および上部をおさえるように円
環板状のおさえ板7が基板1にねじ73によつて
取つけられる。おさえ板7の下面の円周等分箇所
には小円形あるいは図示のようなほぼ小楕円形の
突起部71が形成され、この突起部71が回転板
6の外周平面部63の上面に接触し、この回転板
6を基板1上の中央回転受板4および外周部回転
受板5に対して適宜の圧力をもつておしつけると
共に、回転板6とおさえ板7との間の相対滑動の
まさつ力を軽減する作用をするのである。
環板状のおさえ板7が基板1にねじ73によつて
取つけられる。おさえ板7の下面の円周等分箇所
には小円形あるいは図示のようなほぼ小楕円形の
突起部71が形成され、この突起部71が回転板
6の外周平面部63の上面に接触し、この回転板
6を基板1上の中央回転受板4および外周部回転
受板5に対して適宜の圧力をもつておしつけると
共に、回転板6とおさえ板7との間の相対滑動の
まさつ力を軽減する作用をするのである。
おさえ板7の内側縁の立上り部分には円周等分
的に複数の係止切欠き72が形成される。この係
止切欠き72には回転軸8に、基板1と直交する
平面内において回動できるよう枢着される係止ロ
ツド9が嵌入することにより、回転板6の基板1
に対する回転が係止されるのである。なお係止ロ
ツド9の一端にはハンドル10が取つけられ、ま
た他端には第2図に破線で示されているように板
ばね14が取つけられて常時係止ロツド9を係止
切欠き72に嵌合させる方向に押しつける。した
がつてハンドル10を第2図に示される破線位置
に動かすことにより、係止ロツド9とおさえ板7
の係止切欠き72との係止が解除され、回転板6
は自由に回転できる状態となるのである。
的に複数の係止切欠き72が形成される。この係
止切欠き72には回転軸8に、基板1と直交する
平面内において回動できるよう枢着される係止ロ
ツド9が嵌入することにより、回転板6の基板1
に対する回転が係止されるのである。なお係止ロ
ツド9の一端にはハンドル10が取つけられ、ま
た他端には第2図に破線で示されているように板
ばね14が取つけられて常時係止ロツド9を係止
切欠き72に嵌合させる方向に押しつける。した
がつてハンドル10を第2図に示される破線位置
に動かすことにより、係止ロツド9とおさえ板7
の係止切欠き72との係止が解除され、回転板6
は自由に回転できる状態となるのである。
さいごに回転板6の上面にはたとえば井げた状
に組み合わされるフレーム部材11A,11B,
12A,12Bが固着される。これは上部の座席
を支持するフレームである。
に組み合わされるフレーム部材11A,11B,
12A,12Bが固着される。これは上部の座席
を支持するフレームである。
この考案は以上に詳述したように、(i)ベアリン
グボールを保持した回転受板を回転板と基板との
間に設けたことによつて回転板の十分円滑な回転
が保証される、(ii)滑動案内用の突起部を下面にも
つおさえ板によつて回転板をおさえつけているた
め回転板、したがつてその上部構造であるフレー
ムおよび座席の回転面以外の方向の振動やガタが
完全に防止される効果がある。
グボールを保持した回転受板を回転板と基板との
間に設けたことによつて回転板の十分円滑な回転
が保証される、(ii)滑動案内用の突起部を下面にも
つおさえ板によつて回転板をおさえつけているた
め回転板、したがつてその上部構造であるフレー
ムおよび座席の回転面以外の方向の振動やガタが
完全に防止される効果がある。
第1図はこの考案の一実施例を示す平面図、第
2図はその側面図、、第3図は第1図の−線
による断面図である。 1……基板、6……回転板、7……おさえ板、
71……突起部、72……係止切欠き、9……係
止ロツド。
2図はその側面図、、第3図は第1図の−線
による断面図である。 1……基板、6……回転板、7……おさえ板、
71……突起部、72……係止切欠き、9……係
止ロツド。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車内の床面等に固着される基板1の中心孔1A
に回転軸8を回転自在に配置すると共に基板1上
にベアリングボール13を保持した回転受板
(4,5)を載置し、回転軸8に固着され下面を
ベアリングボール13に接触するように回転板6
を回転自在に設け、この回転板6の上面に接触す
る滑動案内用の複数の突起部71が形成されたお
さえ円板7を不動に設けて回転板6をこれら突起
71とベアリングボール13とで挾持した車両用
シートの回転ユニツトであつて、 おさえ円板7に立上り部分を形成してこの部分
の円周等分位置に複数の係止切欠き72を設け、、 回転軸8に回動できるように係止ロツド9を枢
着し、 係止ロツド9の延出しおさえ円板7の立上り部
分をまたぐ個所と係止切欠き72とが重なつたと
きに係止ロツド9を係止切欠き72に係合させて
回転板6の回転をロツクすることを特徴とする車
両用シートの回転ユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7891081U JPS6315058Y2 (ja) | 1981-05-28 | 1981-05-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7891081U JPS6315058Y2 (ja) | 1981-05-28 | 1981-05-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57189939U JPS57189939U (ja) | 1982-12-02 |
JPS6315058Y2 true JPS6315058Y2 (ja) | 1988-04-27 |
Family
ID=29874524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7891081U Expired JPS6315058Y2 (ja) | 1981-05-28 | 1981-05-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6315058Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-28 JP JP7891081U patent/JPS6315058Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57189939U (ja) | 1982-12-02 |
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