JPH04308438A - 軸受構造体およびスピンドルモータ - Google Patents
軸受構造体およびスピンドルモータInfo
- Publication number
- JPH04308438A JPH04308438A JP10053891A JP10053891A JPH04308438A JP H04308438 A JPH04308438 A JP H04308438A JP 10053891 A JP10053891 A JP 10053891A JP 10053891 A JP10053891 A JP 10053891A JP H04308438 A JPH04308438 A JP H04308438A
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- Japan
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- bearing structure
- spheres
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 9
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 239000011553 magnetic fluid Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
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- Rolling Contact Bearings (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、軸受構造体およびその
軸受構造体を用いたスピンドルモータに関する。
軸受構造体を用いたスピンドルモータに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、磁気ディスクや光ディスクなどを
回転駆動するスピンドルモータにおいて、２個のラジア
ル型の玉軸受を、シャフトに沿って併設する構造が広く
使用されている。
回転駆動するスピンドルモータにおいて、２個のラジア
ル型の玉軸受を、シャフトに沿って併設する構造が広く
使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】近時においては、ラッ
プトップ型パソコンなどの薄型（コンパクト）化に象徴
されるように、この種のＯＡ機器などの薄型化が求めら
れている。ところが、上述の玉軸受は、円筒状の内輪と
外輪、およびその間に介装されるボール（球体）から成
り、その剛性、耐久性などを維持する上から、玉軸受の
寸法を小さくすることは困難であり、また、上述のよう
にシャフトに沿って、このような玉軸受を２個併設する
と、軸方向寸法も必然的に大きくなるという問題があっ
た。
プトップ型パソコンなどの薄型（コンパクト）化に象徴
されるように、この種のＯＡ機器などの薄型化が求めら
れている。ところが、上述の玉軸受は、円筒状の内輪と
外輪、およびその間に介装されるボール（球体）から成
り、その剛性、耐久性などを維持する上から、玉軸受の
寸法を小さくすることは困難であり、また、上述のよう
にシャフトに沿って、このような玉軸受を２個併設する
と、軸方向寸法も必然的に大きくなるという問題があっ
た。
【０００４】この発明は、このような問題点を解決し、
回転軸心のぶれを防止し、振動および騒音の発生を抑制
するに必要な剛性および耐久性を保ちつつ、コンパクト
化〓（薄型化）を図ることを目的とする。
回転軸心のぶれを防止し、振動および騒音の発生を抑制
するに必要な剛性および耐久性を保ちつつ、コンパクト
化〓（薄型化）を図ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る軸受構造体
は、円筒状の内輪と、円筒状の外輪と、該内輪と外輪と
の間に介在された複数の球体とを備えた軸受構造体にお
いて、上記球体と上記内輪の外周面との接触角および／
または上記球体と上記外輪の内周面との接触角が軸方向
に対して斜めに交差しており、かつ上記球体を押圧して
支持する支持部材を備えたことを特徴とする。
は、円筒状の内輪と、円筒状の外輪と、該内輪と外輪と
の間に介在された複数の球体とを備えた軸受構造体にお
いて、上記球体と上記内輪の外周面との接触角および／
または上記球体と上記外輪の内周面との接触角が軸方向
に対して斜めに交差しており、かつ上記球体を押圧して
支持する支持部材を備えたことを特徴とする。
【０００６】また、本発明に係るスピンドルモータは、
前記請求項１に記載の軸受構造体を有し、さらに上記内
輪と外輪の内のいずれか一方がロータに固設またはロー
タの一部を形成し、他方がブラケットに固設またはブラ
ケットの一部を形成していることを特徴とする。
前記請求項１に記載の軸受構造体を有し、さらに上記内
輪と外輪の内のいずれか一方がロータに固設またはロー
タの一部を形成し、他方がブラケットに固設またはブラ
ケットの一部を形成していることを特徴とする。
【０００７】
【作用】球体と内輪の外周面との接触角および／または
球体と外輪の内周面との接触角が軸方向に対して斜めに
交差しているので、相対的に軸心の回りに回転する内輪
と外輪のラジアル方向および軸方向の位置が規制され、
相対的に回転する内輪と外輪の軸心の振れ（振動）が規
制される。
球体と外輪の内周面との接触角が軸方向に対して斜めに
交差しているので、相対的に軸心の回りに回転する内輪
と外輪のラジアル方向および軸方向の位置が規制され、
相対的に回転する内輪と外輪の軸心の振れ（振動）が規
制される。
【０００８】したがって、内輪と外輪、あるいはこれを
用いたスピンドルモータのブラケットとロータは、同軸
的相対回転における回転軸心のぶれが確実に抑制され、
コンパクト化、薄型化を実現しつつ、振動および騒音を
低減できる。
用いたスピンドルモータのブラケットとロータは、同軸
的相対回転における回転軸心のぶれが確実に抑制され、
コンパクト化、薄型化を実現しつつ、振動および騒音を
低減できる。
【０００９】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明の実施例を説明
する。図１は本発明の一実施例に係る軸受構造体１を有
するスピンドルモータを示す。このスピンドルモータは
磁気ディスク駆動用のラジアルギャップ型モータである
。この図において、軸受構造体１は、固定軸としての円
筒（円柱）状の内輪１１と、この内輪１１を包囲する円
筒状の外輪１２と、両者の間に介装される球体２，３…
とを備えている。内輪１１は中実短円柱状であって、そ
の上面近くの外周面には凸部３３が設けられている。 凸部３３は内輪１１の外周に沿って軸心を中心とする円
環状に設けられている。
する。図１は本発明の一実施例に係る軸受構造体１を有
するスピンドルモータを示す。このスピンドルモータは
磁気ディスク駆動用のラジアルギャップ型モータである
。この図において、軸受構造体１は、固定軸としての円
筒（円柱）状の内輪１１と、この内輪１１を包囲する円
筒状の外輪１２と、両者の間に介装される球体２，３…
とを備えている。内輪１１は中実短円柱状であって、そ
の上面近くの外周面には凸部３３が設けられている。 凸部３３は内輪１１の外周に沿って軸心を中心とする円
環状に設けられている。
【００１０】外輪１２は、円筒部２５ａを有している。
円筒部２５ａの内周面には凸部３４が設けられている。
凸部３４は外輪１２の内周に沿って軸心を中心とする円
環状に設けられている。円筒部２５ａの内周面は微小間
隙をもって内輪１１の外周面に対向している。内輪１１
の凸部３３に隣合う外周斜面３６と外輪１２の凸部３４
に隣合う内周斜面３５との間に一群の球体２が転動自在
に介装される。球体２と外周斜面３６との接触角および
球体２と内周斜面３５との接触角はいずれも軸心Ｃに対
して交差するように斜めに、例えば、軸心Ｃに対して実
質上４５度傾斜している。
環状に設けられている。円筒部２５ａの内周面は微小間
隙をもって内輪１１の外周面に対向している。内輪１１
の凸部３３に隣合う外周斜面３６と外輪１２の凸部３４
に隣合う内周斜面３５との間に一群の球体２が転動自在
に介装される。球体２と外周斜面３６との接触角および
球体２と内周斜面３５との接触角はいずれも軸心Ｃに対
して交差するように斜めに、例えば、軸心Ｃに対して実
質上４５度傾斜している。
【００１１】球体３は外輪１２の凸部３４に隣合う内周
斜面３７（軸心Ｃに対して実質上４５度傾斜して延びて
いる。）に軸心Ｃに対して交差するような接触角で接触
している。球体３は環状の押え部材３８により支持され
ている。押え部材３８は軸心Ｃに対して実質上４５度傾
斜して延びる傾斜面を有し、皿ばね３９により図の上方
に向けて押え付けられている。したがって、球体３は押
え部材３８により図の上方に向けて押え付けられて支持
されている。皿ばね３９の中央部は内輪１１に装着され
た係止リング３９に係止されている。
斜面３７（軸心Ｃに対して実質上４５度傾斜して延びて
いる。）に軸心Ｃに対して交差するような接触角で接触
している。球体３は環状の押え部材３８により支持され
ている。押え部材３８は軸心Ｃに対して実質上４５度傾
斜して延びる傾斜面を有し、皿ばね３９により図の上方
に向けて押え付けられている。したがって、球体３は押
え部材３８により図の上方に向けて押え付けられて支持
されている。皿ばね３９の中央部は内輪１１に装着され
た係止リング３９に係止されている。
【００１２】この軸受構造体では、球体２の荷重方向線
Ｅおよび球体３の荷重方向線Ｇは、いずれも軸心Ｃに対
し斜めに交差している。かつ図１から明らかなように、
球体２…群と球体３…群の間には軸心Ｃに沿ってベクト
ルの分力の大きさが同じで向きが逆になるように予圧が
加わっている。すなわち、内輪１１は球体２…群によっ
て図の上方向の分力を受け、球体３…群によって図の下
方向の分力を受け、両分力は釣り合っている。ラジアル
方向については、球体２…群内で釣り合うとともに、球
体３…群内で釣り合っている。
Ｅおよび球体３の荷重方向線Ｇは、いずれも軸心Ｃに対
し斜めに交差している。かつ図１から明らかなように、
球体２…群と球体３…群の間には軸心Ｃに沿ってベクト
ルの分力の大きさが同じで向きが逆になるように予圧が
加わっている。すなわち、内輪１１は球体２…群によっ
て図の上方向の分力を受け、球体３…群によって図の下
方向の分力を受け、両分力は釣り合っている。ラジアル
方向については、球体２…群内で釣り合うとともに、球
体３…群内で釣り合っている。
【００１３】次に、図１に示した上記軸受構造体１を用
いたスピンドルモータについて説明する。１６はロータ
であり、倒立の浅い帽子型であって、回転軸としての前
記外輪１２にこのロータが固設される。すなわち、ロー
タ１６は、内円筒部２５と平板壁部２６と、外円筒部２
７からなるロータ本体２８と、その内円筒部２５の孔部
２５ａに内挿固定された外輪１２と、から構成される。 また、このロータ１６の外周面に外鍔部１９を突設して
、図示省略の磁気ディスクを受ける。２０はロータマグ
ネットであって、リング状または所定の磁極数に対応し
たセグメント形状をなし、ロータ１６の内周面に固着さ
れている。このように外輪１２をロータ１６に固設した
場合を示す。
いたスピンドルモータについて説明する。１６はロータ
であり、倒立の浅い帽子型であって、回転軸としての前
記外輪１２にこのロータが固設される。すなわち、ロー
タ１６は、内円筒部２５と平板壁部２６と、外円筒部２
７からなるロータ本体２８と、その内円筒部２５の孔部
２５ａに内挿固定された外輪１２と、から構成される。 また、このロータ１６の外周面に外鍔部１９を突設して
、図示省略の磁気ディスクを受ける。２０はロータマグ
ネットであって、リング状または所定の磁極数に対応し
たセグメント形状をなし、ロータ１６の内周面に固着さ
れている。このように外輪１２をロータ１６に固設した
場合を示す。
【００１４】他方、ブラケット２３の中央部には孔部２
２が設けられ、この孔部２２に内輪１１の軸部１８を挿
入して固着する。すなわち、図１は内輪１１がブラケッ
ト２３の一部を形成している場合を例示している。２４
はステータであり、ブラケット２３のフランジ部から突
出した円筒壁部２９の内周面に固着され、ロータマグネ
ット２０と対向して配置される。また、外輪１２の一端
部内周面には段部が形成され、この段部にプレート状の
キャップ部材９が装着されている。
２が設けられ、この孔部２２に内輪１１の軸部１８を挿
入して固着する。すなわち、図１は内輪１１がブラケッ
ト２３の一部を形成している場合を例示している。２４
はステータであり、ブラケット２３のフランジ部から突
出した円筒壁部２９の内周面に固着され、ロータマグネ
ット２０と対向して配置される。また、外輪１２の一端
部内周面には段部が形成され、この段部にプレート状の
キャップ部材９が装着されている。
【００１５】図２は、本発明の別の実施例に係る軸受構
造体１を有するスピンドルモータを示す。この実施例の
スピンドルモータでは、内輪１１を回転側、外輪１２を
静止側として用いている。また、軸受構造体１は球体と
内輪および外輪との接触角が図１のものとは異なる。す
なわち、内輪１１の中ほどの外周面には凸部４３が設け
られている。凸部４３は内輪１１の外周に沿って軸心を
中心とする円環状に設けられている。外輪１２は、円筒
部８を有している。円筒部８の内周面は微小間隙をもっ
て内輪１１の外周面に対向している。一群の球体２は内
輪１１の凸部４３に隣合う外周斜面４６と外輪１２の凸
部４８に隣合う内周斜面４９により回動自在に支持され
ている。
造体１を有するスピンドルモータを示す。この実施例の
スピンドルモータでは、内輪１１を回転側、外輪１２を
静止側として用いている。また、軸受構造体１は球体と
内輪および外輪との接触角が図１のものとは異なる。す
なわち、内輪１１の中ほどの外周面には凸部４３が設け
られている。凸部４３は内輪１１の外周に沿って軸心を
中心とする円環状に設けられている。外輪１２は、円筒
部８を有している。円筒部８の内周面は微小間隙をもっ
て内輪１１の外周面に対向している。一群の球体２は内
輪１１の凸部４３に隣合う外周斜面４６と外輪１２の凸
部４８に隣合う内周斜面４９により回動自在に支持され
ている。
【００１６】また、一群の球体３は内輪１１の凸部４３
に隣合う外周斜面５０と押え部材５１に規定された傾斜
面より回動自在に支持されている。押え部材５１は円筒
部８に装着された皿ばね５２により図の上方に押え付け
られている。また、皿ばね５２の内周縁部は外輪１２に
装着された係止リング５３に係止されている。球体２と
外周斜面４６との接触角および球体２と内周斜面４９と
の接触角はいずれも軸心Ｃに対して交差するように実質
上４５度斜めになっている。球体３についても同様であ
る。
に隣合う外周斜面５０と押え部材５１に規定された傾斜
面より回動自在に支持されている。押え部材５１は円筒
部８に装着された皿ばね５２により図の上方に押え付け
られている。また、皿ばね５２の内周縁部は外輪１２に
装着された係止リング５３に係止されている。球体２と
外周斜面４６との接触角および球体２と内周斜面４９と
の接触角はいずれも軸心Ｃに対して交差するように実質
上４５度斜めになっている。球体３についても同様であ
る。
【００１７】この軸受構造体では、球体２の荷重方向線
Ｈおよび球体３の荷重方向線Ｉは、いずれも軸心Ｃに対
し斜めに交差している。かつ図２から明らかなように、
球体２…群と球体３…群の間には軸心Ｃに沿ってベクト
ルの分力の大きさが同じで向きが逆になるように予圧が
加わっている。すなわち、内輪１１は球体２…群によっ
て図の下方向の分力を受け、球体３…群によって図の上
方向の分力を受け、両分力は釣り合っている。ラジアル
方向については、球体２…群内で釣り合うとともに、球
体３…群内で釣り合っている。
Ｈおよび球体３の荷重方向線Ｉは、いずれも軸心Ｃに対
し斜めに交差している。かつ図２から明らかなように、
球体２…群と球体３…群の間には軸心Ｃに沿ってベクト
ルの分力の大きさが同じで向きが逆になるように予圧が
加わっている。すなわち、内輪１１は球体２…群によっ
て図の下方向の分力を受け、球体３…群によって図の上
方向の分力を受け、両分力は釣り合っている。ラジアル
方向については、球体２…群内で釣り合うとともに、球
体３…群内で釣り合っている。
【００１８】上記軸受構造体１を用いた図２のスピンド
ルモータでは、内輪１１の小突起１８をロータ１６の中
央部に挿入して固着する。外輪１２はブラケット２３の
フランジ部２１の孔部２２に挿入して固着する。すなわ
ち、外輪１２とブラケットフランジ部２１をもって、ブ
ラケット２３を構成する。言い換えれば、外輪１２はブ
ラケット２３の一部を形成している。ステータ２４は、
ブラケット２３の一部である外輪１２の円筒壁部８外周
面に固着され、ロータマグネット２０と対向して配置さ
れている。
ルモータでは、内輪１１の小突起１８をロータ１６の中
央部に挿入して固着する。外輪１２はブラケット２３の
フランジ部２１の孔部２２に挿入して固着する。すなわ
ち、外輪１２とブラケットフランジ部２１をもって、ブ
ラケット２３を構成する。言い換えれば、外輪１２はブ
ラケット２３の一部を形成している。ステータ２４は、
ブラケット２３の一部である外輪１２の円筒壁部８外周
面に固着され、ロータマグネット２０と対向して配置さ
れている。
【００１９】なお、上記の実施例では通常の玉軸受と同
様の保持器（リテーナ）の図示を省略したが、所望によ
り球体２…群および球体３…群を円周当分配状に保持さ
せるために使用する。また、上述の実施例では潤滑剤の
飛散を防止するシール装置・シール部材の図示を省略し
たが、ラビリンスシールや磁性流体シールなどを適宜使
用するのが好ましい。
様の保持器（リテーナ）の図示を省略したが、所望によ
り球体２…群および球体３…群を円周当分配状に保持さ
せるために使用する。また、上述の実施例では潤滑剤の
飛散を防止するシール装置・シール部材の図示を省略し
たが、ラビリンスシールや磁性流体シールなどを適宜使
用するのが好ましい。
【００２０】なお、本発明は上述の実施例以外にも設計
変更自由であって、例えば光ディスク（光磁気ディスク
）用のディスククランプ部を有するスピンドルモータ、
あるいはそれ以外のモータなどの回転軸受部位に本発明
の軸受構造体を応用することもできる。さらに、スピン
ドルモータとしての構造では、図示のラジアルギャップ
型以外にアキシャルギャップ型とすることもできる。ま
た、軸としての内輪１１は中空としてもよい。さらに、
内輪とロータ（あるいはブラケット）を一体的に形成し
たり、外輪とロータ（あるいはブラケット）を一体的に
形成することもできる。
変更自由であって、例えば光ディスク（光磁気ディスク
）用のディスククランプ部を有するスピンドルモータ、
あるいはそれ以外のモータなどの回転軸受部位に本発明
の軸受構造体を応用することもできる。さらに、スピン
ドルモータとしての構造では、図示のラジアルギャップ
型以外にアキシャルギャップ型とすることもできる。ま
た、軸としての内輪１１は中空としてもよい。さらに、
内輪とロータ（あるいはブラケット）を一体的に形成し
たり、外輪とロータ（あるいはブラケット）を一体的に
形成することもできる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
球体と内輪の外周面との接触角および／または球体と外
輪の内周面との接触角が軸方向に対して斜めに交差して
おり、かつ球体を押圧して支持する支持部材を備えてい
るので、回転軸心のぶれを防止し、振動および騒音の発
生を抑制するに必要な剛性および耐久性を保ちつつ、コ
ンパクト化（薄型化）を図ることができる。
球体と内輪の外周面との接触角および／または球体と外
輪の内周面との接触角が軸方向に対して斜めに交差して
おり、かつ球体を押圧して支持する支持部材を備えてい
るので、回転軸心のぶれを防止し、振動および騒音の発
生を抑制するに必要な剛性および耐久性を保ちつつ、コ
ンパクト化（薄型化）を図ることができる。
【図１】本発明の一実施例に係る軸受構造体を有するス
ピンドルモータの断面図
ピンドルモータの断面図
【図２】本発明の他の実施例に係る軸受構造体を有する
スピンドルモータの断面図
スピンドルモータの断面図
１ 軸受構造体
２，３ 球体
９ 上面部
１１ 内輪
１２ 外輪
１６ ロータ
２０ ロータマグネット
２３ ブラケット
２４ ステータ
２５ａ 円筒部
３３，３４，４３ 凸部
３６，４６，５０ 外周斜面
３５ 内周斜面
３８，４８，５１ 押え部材
３９，４９，５２ 皿ばね
Ｃ 軸心
Claims (2)
- 【請求項１】 円筒状の内輪と、円筒状の外輪と、該
内輪と外輪との間に介在された複数の球体とを備えた軸
受構造体において、上記球体と上記内輪の外周面との接
触角および／または上記球体と上記外輪の内周面との接
触角が軸方向に対して斜めに交差しており、かつ上記球
体を押圧して支持する支持部材を備えたことを特徴とす
る軸受構造体。 - 【請求項２】 前記請求項１に記載の軸受構造体を有
し、さらに上記内輪と外輪の内のいずれか一方がロータ
に固設またはロータの一部を形成し、他方がブラケット
に固設またはブラケットの一部を形成していることを特
徴とするスピンドルモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10053891A JPH04308438A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 軸受構造体およびスピンドルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10053891A JPH04308438A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 軸受構造体およびスピンドルモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04308438A true JPH04308438A (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=14276732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10053891A Withdrawn JPH04308438A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 軸受構造体およびスピンドルモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04308438A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9183876B1 (en) | 2014-05-30 | 2015-11-10 | Nidec Corporation | Spindle motor and disk drive apparatus |
| US9692273B2 (en) | 2013-07-12 | 2017-06-27 | Nidec Corporation | Spindle motor, electronics device and disk drive apparatus |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP10053891A patent/JPH04308438A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9692273B2 (en) | 2013-07-12 | 2017-06-27 | Nidec Corporation | Spindle motor, electronics device and disk drive apparatus |
| US9183876B1 (en) | 2014-05-30 | 2015-11-10 | Nidec Corporation | Spindle motor and disk drive apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980711 |