JP3165571B2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP3165571B2 JP25515193A JP25515193A JP3165571B2 JP 3165571 B2 JP3165571 B2 JP 3165571B2 JP 25515193 A JP25515193 A JP 25515193A JP 25515193 A JP25515193 A JP 25515193A JP 3165571 B2 JP3165571 B2 JP 3165571B2
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    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/04Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
    • F16C35/06Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
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    • F16C2226/00Joining parts; Fastening; Assembling or mounting parts
    • F16C2226/30Material joints
    • F16C2226/40Material joints with adhesive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸体に対し、その外周
側に、ラジアル玉軸受を介して外周壁体が相対回転自在
に支持されてなるスピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】図4は、ステ
ンレス鋼製の固定軸体cの外周側にステンレス鋼製のラ
ジアル玉軸受a及びラジアル玉軸受bを介してアルミニ
ウム製のロータハブdが回転自在に支持されてなる従来
のハードディスク駆動用スピンドルモータの要部断面図
である。
【0003】この種のスピンドルモータにおいては、回
転精度を良くするために、ラジアル玉軸受a及びラジア
ル玉軸受bに、それらの両外輪a1・b1がロータハブ
dを径方向外向きに押圧しつつそのロータハブdの内方
突部d1を軸線方向に挟圧するよう、すなわち1点鎖線
の方向に定位置予圧が加えられている。
【0004】ところが、内方突部d1を含めたロータハ
ブdはアルミニウム、すなわち線膨張係数が比較的大き
い材料により形成され、ラジアル玉軸受a・bの各外輪
a1・b1は、ステンレス鋼、すなわち線膨張係数が比
較的小さい材料により形成されているので、スピンドル
モータの温度が上昇した場合、熱膨張により、内方突部
d1は、ラジアル玉軸受a・bの各外輪a1・b1より
も大きく径方向外向きに変位する。
【0005】すると、両外輪a1・b1が内方突部d1
を軸線方向に挟圧し、内方突部d1からみると両外輪a
1・b1を逆向きに押圧しているので、両外輪a1・b
1が、その内方突部d1に接する部分の近傍部を中心
に、内方突部d1の径方向外向きの変位に追随してほぼ
図4における矢印の向きに変形し、これによって軸線方
向の予圧が緩み、ロータハブdの回転精度が低下してし
まうこととなる。
【0006】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、外周壁体の内方突部を軸線方向に挟圧する両玉
軸受の外輪が熱膨張による内方突部の径方向外向きの変
位に追随して変形すること、及びそれに伴う定位置予圧
の緩みが防止されて回転精度が維持されるスピンドルモ
ータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスピンドルモータは、軸体に対し、その外
周側に、ラジアル玉軸受A及びラジアル玉軸受Bを介し
て外周壁体が相対回転自在に支持されてなるスピンドル
モータであって、外周壁体は線膨張係数が比較的大きい
材料Cにより形成され、ラジアル玉軸受A・Bの各外輪
は、線膨張係数が比較的小さい材料Dにより形成されて
おり、ラジアル玉軸受A・Bに、それらの両外輪が外周
壁体を径方向外向きに押圧しつつ外周壁体の内方突部を
軸線方向に挟圧するよう定位置予圧が加えられており、
熱膨張による内方突部の径方向外向きの変位により、両
外輪が内方突部を軸線方向に挟圧した状態で外輪と内方
突部の間に径方向のずれが生ずるよう、両外輪と内方突
部との接触をそれぞれほぼ線接触状としている。
【0008】また本発明の別のスピンドルモータは、軸
体に対し、その外周側に、ラジアル玉軸受A及びラジア
ル玉軸受Bを介して外周壁体が相対回転自在に支持され
てなるスピンドルモータであって、外周壁体は、線膨張
係数が比較的大きく、硬度が比較的低い材料Cにより形
成され、ラジアル玉軸受A・Bの各外輪は、線膨張係数
が比較的小さい材料Dにより形成されており、ラジアル
玉軸受A・Bに、それらの両外輪が外周壁体を径方向外
向きに押圧しつつ外周壁体の内方突部と両外輪の間にそ
れぞれ薄板材を挟んでその内方突部を軸線方向に挟圧す
るよう定位置予圧が加えられており、熱膨張による内方
突部の径方向外向きの変位により、両外輪が内方突部を
軸線方向に挟圧した状態で外輪と薄板材との間に径方向
のずれが生ずるよう、硬度が比較的高い材料Eにより薄
板材を形成したものとしている。
【0009】
【作用】請求項1の発明においては、外周壁体は線膨張
係数が比較的大きい材料Cにより形成され、ラジアル玉
軸受A・Bの各外輪は、線膨張係数が比較的小さい材料
Dにより形成されているので、スピンドルモータの温度
が上昇した場合、熱膨張により、外周壁体の内方突部
は、ラジアル玉軸受A・Bの各外輪よりも大きく径方向
外向きに変位する。
【0010】この内方突部の径方向外向きの変位によ
り、両外輪が内方突部を軸線方向に挟圧した状態で外輪
と内方突部の間に径方向のずれが生ずるよう、両外輪と
内方突部との接触がそれぞれほぼ線接触状とされている
ので、両外輪が内方突部の径方向外向きの変位に追随し
て変形すること、及びそれに伴う定位置予圧の緩みが防
止される。
【0011】請求項2の発明においては、外周壁体は線
膨張係数が比較的大きい材料Cにより形成され、ラジア
ル玉軸受A・Bの各外輪は、線膨張係数が比較的小さい
材料Dにより形成されているので、スピンドルモータの
温度が上昇した場合、熱膨張により、外周壁体の内方突
部は、ラジアル玉軸受A・Bの各外輪よりも大きく径方
向外向きに変位する。
【0012】内方突部は硬度が比較的低い材料Cにより
形成されているが、内方突部と両外輪の間にそれぞれ薄
板材が挟まれており、内方突部の径方向外向きの変位に
より、両外輪が内方突部を軸線方向に挟圧した状態で外
輪と薄板材との間に径方向のずれが生ずるよう、硬度が
比較的高い材料Eにより薄板材が形成されているので、
両外輪が内方突部の径方向外向きの変位に追随して変形
すること、及びそれに伴う定位置予圧の緩みが防止され
る。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を、図1乃至図3を参照しつ
つ説明する。図1は、本発明の1実施例としてのスピン
ドルモータの断面図である。ブラケット10は、その上
方開口の円形凹部10aの中央部に円形突部10bを有
し、円形突部10bの外周側に、環状溝部10cをはさ
んで円筒状突部10dを有する。
【0014】円筒状突部10dには、ステータコイル1
2が捲回されたステータコア14が外嵌固定されてい
る。ブラケット10の円形突部10bの中央貫通孔10
b1に円柱形状の固定軸16の下端部が嵌合固定される
ことによりステンレス鋼製の固定軸16が立設され、ス
テンレス鋼製の上玉軸受18及び下玉軸受20(何れも
ラジアル玉軸受である。)を介して固定軸16の外周側
にアルミニウム製のロータハブ22が回転自在に支持さ
れている。ロータハブ22の線膨張係数は、ステンレス
鋼製の固定軸16、上玉軸受18及び下玉軸受20の約
2倍である。
【0015】ロータハブ22(外周壁体)は円筒状をな
し、その内周部の上下中間位置に全周に亙る環状の内方
突部22aが形成されている。内方突部22aの上下端
部は、それぞれ上向き及び下向きの断面尖状の環状突部
22a1・22a2に形成され、内方突部22aの上下
基部には、環状切欠部22bが形成されている。上下玉
軸受18・20の各内輪18a・20aの内周面は固定
軸16の外周面に接着固定されている。各外輪18b・
20bの外周面は、環状切欠部22bがあるため、上玉
軸受18の外輪18bの下端面18b1及び下玉軸受2
0の外輪20bの上端面20b1がそれぞれ環状突部2
2a1及び22a2とのみほぼ線接触状に接触する状態
で、ロータハブ22の内周面に接着固定されている。こ
れによって上下玉軸受18・20には、それぞれ1点鎖
線で示される方向の定位置予圧、すなわち両外輪18b
・20bがロータハブ22を径方向外向きに押圧しつつ
ロータハブ22の内方突部22aを上下の環状突部22
a1・22a2において軸線方向に挟圧するよう定位置
予圧が加えられている。
【0016】スピンドルモータの温度が上昇した場合、
熱膨張により、ロータハブ22の内方突部22aは、上
下玉軸受18・20の各外輪18b・20bよりも大き
く径方向外向きに変位する。この際、上玉軸受18の外
輪18bの下端面18b1及び下玉軸受20の外輪20
bの上端面20b1はそれぞれ環状突部22a1・22
a2とほぼ線接触状に接触しているので、上下両外輪1
8b・20bの下上両端面18b1・20b1が内方突
部22aを軸線方向に挟圧した状態で、内方突部22a
の環状突部22a1・22a2は上下両外輪18b・2
0bの下上両端面18b1・20b1に対し径方向外向
きにずれる。そのため、両外輪18b・20bが内方突
部22aの径方向外向きの変位に追随して変形するこ
と、及びそれに伴う定位置予圧の緩みが防止され、常時
十分な予圧により良好な回転精度を維持することが可能
となる。
【0017】ロータハブ22の内周下端部22cは、ブ
ラケット10の環状溝部10c内に若干の間隙を隔てて
挿入されている。またロータハブ22の外周部に設けら
れた鍔状部22dの下側に、ロータマグネット24を内
嵌保持した略円筒状のロータヨーク26の上端部が固定
され、ロータマグネット24がステータコア14と径方
向空隙を隔てて相対しており、ロータヨーク26が円形
凹部10aの周面と若干の径方向間隙を隔てて相対して
いる。これらによるラビリンスシール状効果により、下
玉軸受20の潤滑剤等がモータ外部へ漏出することが防
止される。
【0018】ロータハブ22の内周上端部には、磁性流
体シールアセンブリ28を内周側に保持した環状保持部
30が内嵌保持されている。磁性流体シールアセンブリ
28における永久磁石板28aを上下に挟持する上下ポ
ールピース28bの内周部と固定軸16の外周面との間
に磁性流体32が磁気的に保持されることにより、磁性
流体シールが構成されている。この磁性流体シールによ
り、上玉軸受18の潤滑剤等がモータ外部へ漏出するこ
とが防止される。また上ポールピース28bの上側に
は、磁性流体シールを保護するための環状のシールキャ
ップ34が固定されている。
【0019】図2は、本発明の別の実施例としてのスピ
ンドルモータの半断面図である。この実施例のスピンド
ルモータは、図1の実施例のものとほとんど同一である
が、内方突部22fの上下端部は、それぞれ径方向内方
に向かって下向き及び上向きに傾斜する環状傾斜面22
gに形成され、内方突部22fの上下基部には、環状切
欠部22hが形成されている。
【0020】上下玉軸受18・20の各内輪18a・2
0aの内周面は固定軸16の外周面に接着固定され、各
外輪18b・20bの外周面は、上玉軸受18の外輪1
8bの下端外周部18b1及び下玉軸受20の外輪20
bの上端外周部20b1のみが、上下の環状傾斜面22
gとほぼ線接触状に接触する状態で、ロータハブ22の
内周面に接着固定されている。これによって上下玉軸受
18・20には、それぞれ1点鎖線で示される方向の定
位置予圧が加えられている。
【0021】スピンドルモータの温度が上昇して熱膨張
によりロータハブ22の内方突部22fが上下玉軸受1
8・20の各外輪18b・20bよりも大きく径方向外
向きに変位する際、上玉軸受18の外輪18bの下端外
周部18b1及び下玉軸受20の外輪20bの上端外周
部20b1はそれぞれ環状傾斜面22gとほぼ線接触状
に接触しているので、上下両外輪18b・20bの下端
外周部18b1及び上端外周部20b1が内方突部22
fを軸線方向に挟圧した状態で、内方突部22fの環状
傾斜面22gは上下両外輪18b・20bに対し径方向
外向きにずれる。そのため、両外輪18b・20bが内
方突部22fの径方向外向きの変位に追随して変形する
こと、及びそれに伴う定位置予圧の緩みが防止され、常
時十分な予圧により良好な回転精度を維持することが可
能となる。
【0022】図3は、本発明の更に別の実施例としての
スピンドルモータの半断面図である。この実施例のスピ
ンドルモータも、図1の実施例のものとほとんど同一で
あるが、内方突部22jの上下端部はそれぞれ軸線に対
し垂直な環状面に形成され、その環状面上にそれぞれ、
上下玉軸受18・20の外輪18b・20bにおける下
上端面に対し比較的滑り易いステンレス鋼製の環状の薄
板材36(シム)が配装され、内方突部22jの上下基
部には環状切欠部38が形成されている。薄板材36の
硬度はアルミニウム製のロータハブ22及びその内方突
部22jに比し相当に高い。
【0023】上下玉軸受18・20の各内輪18a・2
0aの内周面は固定軸16の外周面に接着固定され、各
外輪18b・20bの外周面は、上玉軸受18の外輪1
8bの下端面及び下玉軸受20の外輪20bの上端面が
それぞれ薄板材36の上下面と接する状態で、ロータハ
ブ22の内周面に接着固定されている。これによって上
下玉軸受18・20には、それぞれ1点鎖線で示される
方向の定位置予圧、すなわち両外輪18b・20bがロ
ータハブ22を径方向外向きに押圧しつつロータハブ2
2の内方突部22jを薄板材36を挟んで軸線方向に挟
圧するよう定位置予圧が加えられている。
【0024】スピンドルモータの温度が上昇して熱膨張
によりロータハブ22の内方突部22jが上下玉軸受1
8・20の各外輪18b・20bよりも大きく径方向外
向きに変位する際、上玉軸受18の外輪18bの下端面
及び下玉軸受20の外輪20bの上端面はそれぞれ薄板
材36の上下面と接しているので、上下両外輪18b・
20bの下上両端面が内方突部22jを軸線方向に挟圧
した状態で、薄板材36は上下両外輪18b・20bの
下上両端面に対し径方向外向きにずれる。そのため、両
外輪18b・20bが内方突部22jの径方向外向きの
変位に追随して変形すること、及びそれに伴う定位置予
圧の緩みが防止され、常時十分な予圧により良好な回転
精度を維持することが可能となる。
【0025】なお、以上の実施例についての記述におけ
る上下位置関係、構成部品の寸法、個数、材質、形状、
その相対配置などは、特にそれらに限定される旨の記載
がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではなく、単なる説明例に過ぎない。
【0026】
【発明の効果】請求項1のスピンドルモータでは、熱膨
張による内方突部の径方向外向きの変位により、両外輪
が内方突部を軸線方向に挟圧した状態で外輪と内方突部
の間に径方向のずれが生ずるよう、両外輪と内方突部と
の接触がそれぞれほぼ線接触状とされている。また請求
項2のスピンドルモータでは、熱膨張による内方突部の
径方向外向きの変位により、両外輪が内方突部を軸線方
向に挟圧した状態で外輪と薄板材との間に径方向のずれ
が生ずるよう、硬度が比較的高い材料Eにより薄板材が
形成されている。
【0027】そのため、何れにおいても、両外輪が内方
突部の径方向外向きの変位に追随して変形すること、及
びそれに伴う定位置予圧の緩みが防止されて、常時十分
な予圧により良好な回転精度を維持することができる。
従って、例えばハードディスク等を始めとする記録媒体
駆動装置に用いる場合に、記録容量の増大或は装置の小
型化に効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】スピンドルモータの断面図である。
【図2】別のスピンドルモータの半断面図である。
【図3】更に別のスピンドルモータの半断面図である。
【図4】従来のスピンドルモータの断面図である。
【符合の説明】
16 固定軸 18 上玉軸受 18a 内輪 18b 外輪 18b1 下端面 20 下玉軸受 20a 内輪 20b 外輪 20b1 上端面 22 ロータハブ 22a 内方突部 22a1 環状突部 22a2 環状突部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸体に対し、その外周側に、ラジアル玉軸
    受A及びラジアル玉軸受Bを介して外周壁体が相対回転
    自在に支持されてなるスピンドルモータであって、 外周壁体は線膨張係数が比較的大きい材料Cにより形成
    され、ラジアル玉軸受A・Bの各外輪は、線膨張係数が
    比較的小さい材料Dにより形成されており、 ラジアル玉軸受A・Bに、それらの両外輪が外周壁体を
    径方向外向きに押圧しつつ外周壁体の内方突部を軸線方
    向に挟圧するよう定位置予圧が加えられており、熱膨張
    による内方突部の径方向外向きの変位により、両外輪が
    内方突部を軸線方向に挟圧した状態で外輪と内方突部の
    間に径方向のずれが生ずるよう、両外輪と内方突部との
    接触をそれぞれほぼ線接触状としたことを特徴とするス
    ピンドルモータ。
  2. 【請求項2】軸体に対し、その外周側に、ラジアル玉軸
    受A及びラジアル玉軸受Bを介して外周壁体が相対回転
    自在に支持されてなるスピンドルモータであって、 外周壁体は、線膨張係数が比較的大きく、硬度が比較的
    低い材料Cにより形成され、ラジアル玉軸受A・Bの各
    外輪は、線膨張係数が比較的小さい材料Dにより形成さ
    れており、ラジアル玉軸受A・Bに、それらの両外輪が
    外周壁体を径方向外向きに押圧しつつ外周壁体の内方突
    部と両外輪の間にそれぞれ薄板材を挟んでその内方突部
    を軸線方向に挟圧するよう定位置予圧が加えられてお
    り、 熱膨張による内方突部の径方向外向きの変位により、両
    外輪が内方突部を軸線方向に挟圧した状態で外輪と薄板
    材との間に径方向のずれが生ずるよう、硬度が比較的高
    い材料Eにより薄板材を形成したことを特徴とするスピ
    ンドルモータ。
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