JPS6315042Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6315042Y2 JPS6315042Y2 JP16635982U JP16635982U JPS6315042Y2 JP S6315042 Y2 JPS6315042 Y2 JP S6315042Y2 JP 16635982 U JP16635982 U JP 16635982U JP 16635982 U JP16635982 U JP 16635982U JP S6315042 Y2 JPS6315042 Y2 JP S6315042Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outside air
- damper
- air inlet
- air switching
- sound absorbing
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 8
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
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- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 5
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車用空調装置の内外気切替装置
の内部を通る空気の通風抵抗および騒音の低減を
目的とする内外気切替装置の改良に関する。
の内部を通る空気の通風抵抗および騒音の低減を
目的とする内外気切替装置の改良に関する。
従来、自動車用空調装置の内外気切替装置で発
生する騒音については、あまり考慮されていなか
つたが、空調システムの低騒音化の要求が強くな
るとともに、内外気切替装置で発生する騒音をで
きるだけ押える必要がある。
生する騒音については、あまり考慮されていなか
つたが、空調システムの低騒音化の要求が強くな
るとともに、内外気切替装置で発生する騒音をで
きるだけ押える必要がある。
そこで、本考案者らによつて、内外気切替箱内
部に、通風口を囲むように厚さ10mmのエステル系
ウレタンの吸音材を貼付し、吸音効果を持たせて
騒音を押える試みが行なわれたが、内外気切替箱
にブロワを取りつけた内外気切替装置においてブ
ロワモータの端子電圧12V、ブロワ接続口の風量
350m2/h、通風抵抗が50mmAg程度の通風系の場
合、騒音は0.5dB(A)程度しか低減できないこ
とがわかつた。
部に、通風口を囲むように厚さ10mmのエステル系
ウレタンの吸音材を貼付し、吸音効果を持たせて
騒音を押える試みが行なわれたが、内外気切替箱
にブロワを取りつけた内外気切替装置においてブ
ロワモータの端子電圧12V、ブロワ接続口の風量
350m2/h、通風抵抗が50mmAg程度の通風系の場
合、騒音は0.5dB(A)程度しか低減できないこ
とがわかつた。
本考案者らの研究によれば、従来構造では、内
外気切替箱内部の角部で空気流の乱れが生じ、こ
れが騒音発生の大きな原因となつていることが判
明した。
外気切替箱内部の角部で空気流の乱れが生じ、こ
れが騒音発生の大きな原因となつていることが判
明した。
以上の点に鑑み、本考案は吸音材の使用による
吸音効果に加えて内外気切替箱内での空気流の乱
れを取り除くことにより、騒音を効果的に低減す
ることを目的とする。
吸音効果に加えて内外気切替箱内での空気流の乱
れを取り除くことにより、騒音を効果的に低減す
ることを目的とする。
すなわち、内外気切替箱内面に吸音部材を設
け、さらに内外気切替ダンパ面上に、通風口に沿
つて吸音部材で形成されたガイドを設け、内気導
入口または外気導入口から導入された空気を、上
記ガイドに沿つて通風口に滑らかに流れ込むよう
にしたものである。
け、さらに内外気切替ダンパ面上に、通風口に沿
つて吸音部材で形成されたガイドを設け、内気導
入口または外気導入口から導入された空気を、上
記ガイドに沿つて通風口に滑らかに流れ込むよう
にしたものである。
以下本考案の実施例について説明する。第1図
は本実施例を示す正面断面図で、第2図は第1図
をAB矢視の上面断面図である。内外気切替箱1
の傾斜面1aには、第1図において右側に内気導
入口2が、左側に外気導入口3が設けられてお
り、内外気切替箱1の上部に内外気切替箱内部を
貫通してシヤフト4が回動自在に取りつけられ、
このシヤフト4には内気導入口2と外気導入口3
を切替開閉するダンパ5が取りつけられており、
内気導入口2側に面したダンパ5の面上にはエス
テル系ウレタンの吸音材で形成された通風のガイ
ド6が後述の支持部材14を介して固着されてい
る。このダンパ5の下方には通風口7が設けられ
ている。内外気切替箱1の内面1bには通風口7
を囲むように所定厚さ例えば10mmのエステル系ウ
レタンの吸音部材8を貼付する。
は本実施例を示す正面断面図で、第2図は第1図
をAB矢視の上面断面図である。内外気切替箱1
の傾斜面1aには、第1図において右側に内気導
入口2が、左側に外気導入口3が設けられてお
り、内外気切替箱1の上部に内外気切替箱内部を
貫通してシヤフト4が回動自在に取りつけられ、
このシヤフト4には内気導入口2と外気導入口3
を切替開閉するダンパ5が取りつけられており、
内気導入口2側に面したダンパ5の面上にはエス
テル系ウレタンの吸音材で形成された通風のガイ
ド6が後述の支持部材14を介して固着されてい
る。このダンパ5の下方には通風口7が設けられ
ている。内外気切替箱1の内面1bには通風口7
を囲むように所定厚さ例えば10mmのエステル系ウ
レタンの吸音部材8を貼付する。
なお、本実施例では、内外気切替箱1は、ブロ
ワケース9と一体に樹脂で形成されており、第2
図の接合部Cで2分割されたものを、板バネ、ビ
ス等の公知の締結手段により接合されている。ブ
ロワケース9の内部にはブロワフアン10が装着
されブロワフアン10の下流部には0接続口11
が設けられている。ブロワケース9の外部にはブ
ロワフアンを駆動するブロワモータ12が取りつ
けられている。
ワケース9と一体に樹脂で形成されており、第2
図の接合部Cで2分割されたものを、板バネ、ビ
ス等の公知の締結手段により接合されている。ブ
ロワケース9の内部にはブロワフアン10が装着
されブロワフアン10の下流部には0接続口11
が設けられている。ブロワケース9の外部にはブ
ロワフアンを駆動するブロワモータ12が取りつ
けられている。
第3図は、ガイド6のダンパ5への取付状態を
示した斜視図である。鉄製のダンパ5の両面には
エステル系ウレタンで形成された風洩れ防止用パ
ツキン13が貼付され、内気導入口2側の面に通
風口7に沿つて折曲げ形成された鉄板製ガイド支
持部材14を溶接し、その鉄板製ガイド支持部材
に例がば厚さ6mmのエステル系ウレタンの吸音材
で形成されたガイド6を貼付(接着)する。
示した斜視図である。鉄製のダンパ5の両面には
エステル系ウレタンで形成された風洩れ防止用パ
ツキン13が貼付され、内気導入口2側の面に通
風口7に沿つて折曲げ形成された鉄板製ガイド支
持部材14を溶接し、その鉄板製ガイド支持部材
に例がば厚さ6mmのエステル系ウレタンの吸音材
で形成されたガイド6を貼付(接着)する。
次に、本実施例の動作について説明する。第1
図において例えばダンパ5が矢印Dで示される方
向に回動して外気導入口3を閉じると、内気導入
口2から内気のみが内外気切替箱1内に導入され
る。導入された内気は、ガイド6に沿つて滑らか
に通風口7を通過し、ブロワモータ12で駆動さ
れたブロワフアン10によつて接続口11から、
図示してないエバポレータの方へ流れ込む。
図において例えばダンパ5が矢印Dで示される方
向に回動して外気導入口3を閉じると、内気導入
口2から内気のみが内外気切替箱1内に導入され
る。導入された内気は、ガイド6に沿つて滑らか
に通風口7を通過し、ブロワモータ12で駆動さ
れたブロワフアン10によつて接続口11から、
図示してないエバポレータの方へ流れ込む。
本考案者らによつて、前記実施例を適用した内
外気切替装置について騒音特性を調べたところ、
ブロワ接続口11の風量が350m3/h、通風抵抗
が50mmAg程度の通風系で、ブロワモータ12の
端子電圧が12Vの場合、第4図に示すように従
来の内外気切替装置(第4図中実線α)に比べ、
本実施例(第4図中点線β)は、1.5dB(A)程
度騒音を低下させることができることが判明し
た。
外気切替装置について騒音特性を調べたところ、
ブロワ接続口11の風量が350m3/h、通風抵抗
が50mmAg程度の通風系で、ブロワモータ12の
端子電圧が12Vの場合、第4図に示すように従
来の内外気切替装置(第4図中実線α)に比べ、
本実施例(第4図中点線β)は、1.5dB(A)程
度騒音を低下させることができることが判明し
た。
前記の実施例は、鉄製の内外気切替ダンパ5に
鉄製のガイド支持部材14を溶接しているが、ダ
ンパ5とガイド支持部材14を樹脂で一体成形し
てもよい。また第5図に示すように支持部材14
を使用せずに吸音材6をダンパ5に直接固着して
もよい。なお、内外気切替箱の内部下面1bとガ
イド6の吸音部材に使用されている吸音材の材質
としては、ウレタン材に遮音性を持たせるためコ
ールタール等の粘着材を含浸させたものを使用し
てもよいし、エステル系ウレタンではない吸音材
を使用してもよいとは言うまでもない。
鉄製のガイド支持部材14を溶接しているが、ダ
ンパ5とガイド支持部材14を樹脂で一体成形し
てもよい。また第5図に示すように支持部材14
を使用せずに吸音材6をダンパ5に直接固着して
もよい。なお、内外気切替箱の内部下面1bとガ
イド6の吸音部材に使用されている吸音材の材質
としては、ウレタン材に遮音性を持たせるためコ
ールタール等の粘着材を含浸させたものを使用し
てもよいし、エステル系ウレタンではない吸音材
を使用してもよいとは言うまでもない。
また上記の実施例では、ダンパの内気導入口側
の片面のみに、ガイド6を取付けている。この理
由は、外気に比べ内気の方が風量が多いため、内
気の騒音が問題になつているからである。しか
し、必要に応じて外気側のダンパ5の面上にもガ
イドを設けてもよいことは言うまでもない。
の片面のみに、ガイド6を取付けている。この理
由は、外気に比べ内気の方が風量が多いため、内
気の騒音が問題になつているからである。しか
し、必要に応じて外気側のダンパ5の面上にもガ
イドを設けてもよいことは言うまでもない。
さらに上記実施例では、内外気切替箱1に設け
られた通風口7はブロワフアン10が収納された
ブロワケース9内に直接通じているが、ダンパ7
の直後にブロワがない場合にも同様な効果があ
る。
られた通風口7はブロワフアン10が収納された
ブロワケース9内に直接通じているが、ダンパ7
の直後にブロワがない場合にも同様な効果があ
る。
以上述べたように、本考案では、内外気切替箱
内面1bに吸音部材を貼付し、ダンパ5の面上に
通風のための吸音部材よりなるガイド6を設けた
ことにより、内外気切替装置内部に導入された内
気または外気は、ある程度で吸音され乱れを生ず
ることなく滑らかに通風口7に吸込まれるため、
空気流の乱れによる騒音を低減できるという効果
がある。
内面1bに吸音部材を貼付し、ダンパ5の面上に
通風のための吸音部材よりなるガイド6を設けた
ことにより、内外気切替装置内部に導入された内
気または外気は、ある程度で吸音され乱れを生ず
ることなく滑らかに通風口7に吸込まれるため、
空気流の乱れによる騒音を低減できるという効果
がある。
第1図は本考案の実施例を示す正面断面図、第
2図は第1図をAB斜視断面図、第3図は本考案
の内外気切替ダンパの矢視図、第4図は従来装置
と本考案とを比較する騒音の特性曲線図である。
第5図は本考案の他の実施例のダンパ斜視図であ
る。 1……内外気切替箱、1b……内外気切替箱内
面、2……内気導入口、3……外気導入口、5…
…ダンパ、6……ガイド、7……通風口、8……
吸音部材。
2図は第1図をAB斜視断面図、第3図は本考案
の内外気切替ダンパの矢視図、第4図は従来装置
と本考案とを比較する騒音の特性曲線図である。
第5図は本考案の他の実施例のダンパ斜視図であ
る。 1……内外気切替箱、1b……内外気切替箱内
面、2……内気導入口、3……外気導入口、5…
…ダンパ、6……ガイド、7……通風口、8……
吸音部材。
Claims (1)
- 内気導入口と、外気導入口と、前記内気導入口
と前記外気導入口を切替開閉するダンパと、前記
ダンパを内部に収納する内外気切替箱と、前記内
気導入口または前記外気導入口から導入された空
気を空調用通風系へ通風する通風口と、前記通風
口を囲むように、前記内外気切替箱の前記通風口
が設けられている内面の全部または大部分に固着
した吸音部材と、前記ダンパの片面あるいは両面
上に設けられ、かつ吸音材にて前記通風口に沿つ
た形状に形成されている吸音部材からなるガイド
を有することを特徴とする内外気切替装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16635982U JPS5969010U (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | 内外気切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16635982U JPS5969010U (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | 内外気切替装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5969010U JPS5969010U (ja) | 1984-05-10 |
JPS6315042Y2 true JPS6315042Y2 (ja) | 1988-04-27 |
Family
ID=30364218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16635982U Granted JPS5969010U (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | 内外気切替装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5969010U (ja) |
-
1982
- 1982-11-01 JP JP16635982U patent/JPS5969010U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5969010U (ja) | 1984-05-10 |
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