JPS6315031B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6315031B2
JPS6315031B2 JP3225080A JP3225080A JPS6315031B2 JP S6315031 B2 JPS6315031 B2 JP S6315031B2 JP 3225080 A JP3225080 A JP 3225080A JP 3225080 A JP3225080 A JP 3225080A JP S6315031 B2 JPS6315031 B2 JP S6315031B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
film layer
active film
dye
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3225080A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56129062A (en
Inventor
Takao Sumi
Yoshimi Kaneda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissha Printing Co Ltd
Fuji Kogyo KK
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
Fuji Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissha Printing Co Ltd, Fuji Kogyo KK filed Critical Nissha Printing Co Ltd
Priority to JP3225080A priority Critical patent/JPS56129062A/ja
Publication of JPS56129062A publication Critical patent/JPS56129062A/ja
Publication of JPS6315031B2 publication Critical patent/JPS6315031B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C28/00Coating for obtaining at least two superposed coatings either by methods not provided for in a single one of groups C23C2/00 - C23C26/00 or by combinations of methods provided for in subclasses C23C and C25C or C25D

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は絵付耐熱性基材の製造法に関するもの
であり更に詳しくは、表面に細かな凹凸を有する
物品にも均一、美麗な染着を施すことができ、又
染料を効率よく利用できる絵付耐熱性基材の製造
法を提供することを目的としたものである。
従来、絵付耐熱性基材を得る方法としては、基
材表面に形成したアルミナ層に昇華性転写紙を用
いて転写印刷する方法がある(特開昭53−74907
号公報参照)。しかしながら、この方法は次のよ
うな欠点を有している。即ち(1)昇華性転写紙を用
いて絵付するため表面に細かい凹凸を有する基材
に対しては凹凸部分の着色が不完全である。(2)円
筒形等の物品の全周囲に絵付しようとすると継目
が生じる。(3)昇華転写を行つている間に転写紙が
ずれて、均一な絵柄が得られないおそれがある。
(4)昇華性染料の一部が転写紙の基体紙に残留し、
染料を効率的に利用することができない。
このような欠点を解決するために本願出願人
は、予め感熱圧転写シートに設けた熱移行性着色
剤を含むインキ層を被着色面に一担転写し、基体
シートを剥離後加熱する方法を発明し、既に出願
している(特開昭55−107493号)。この発明によ
れば、前記諸欠点のうち(3)については解決するこ
とができる。また着色方法として古くから知られ
ているスプレー方法又は浸漬方法によれば、前記
諸欠点のうち(1)(2)の欠点が生じないことは自明で
ある。しかしいずれの方法においても前記諸欠点
のうち(4)を解決することはできなかつた。即ち前
記いずれの方法によつても加熱の際に昇華性染料
が外気中に昇華、拡散するため染料を効率的に利
用することはできないのである。何故なら前記特
開昭55−107493号の発明による場合には基体シー
トをはずした状態で加熱し、またスプレー方法又
は浸漬方法の場合にも被着色体面に付着させた昇
華性染料を含むインキ層の外側に何も存在させな
い状態で加熱するからである。
本発明者らは、昇華性染料を含むインキを活性
膜層面にスプレー方法又は浸漬方法によつて付着
させた後、その表面に樹脂層を形成してから加熱
すれば上記欠点をすべて解決し得ることを見出し
て、種々研究した結果、本発明を完成するに至つ
たものである。
即ち本発明は耐熱性基材表面にコロイド性アル
ミナ又はコロイド性シリカの少なくとも1以上を
塗布し、焼成して活性膜層を形成し、該活性膜層
上に昇華性染料を含ねインキをスプレー方法又は
浸漬方法によつて付着させ、その上に樹脂層を形
成して、次に加熱することにより前記昇華性染料
を活性膜層の微細孔中に染着せしめることを特徴
とする絵付耐熱性基材の製造法である。
次に本発明について更に詳しく説明する。
本発明において対象とする耐熱性基材とはガラ
ス、セラミツク、金属等である。基材にコロイド
性アルミナ、又はコロイド性シリカの少なくとも
1以上をスプレー方法、浸漬方法等によつて塗布
した後、焼成する。焼成は、350℃〜850℃で10分
〜180分間行う。この焼成によつて基材表面には
透明な活性膜層が形成される。この活性膜層は活
性な微細孔を多数有しており、多量の染料を吸着
することができる。
形成された活性膜層には昇華性染料を含むイン
キを付着させる。このインキの付着はスプレー方
法又は浸漬方法によるが局所的に付着させようと
する場合やインキの付着の程度に階調を施そうと
する場合はスプレー方法が好ましい。また比較的
大きな物品や複雑な形状の物品に対しては、浸漬
方法ではインキの「むら」や「たまり」が生じる
おそれがあるのでスプレー方法が好ましい。尚、
浸漬方法においては付着工程中にインキの濃度が
変化したり、汚染されたりすることのないように
注意しなければならない。
染着部分に抜き柄として図柄、文字等を形成し
ようとする場合は通常の防染剤を用いて防染層を
形成し、しかる後インキを付着させる。
インキの付着工程の後表面に樹脂を塗布し樹脂
層を形成する。樹脂はスプレー方法、浸漬方法等
により塗布される。この樹脂層は昇華性染料を昇
華せしめる際に染料が外側へ昇華して拡散するの
を防ぐために設けられるものである。このような
ものに適したものとしては例えばフエノール樹
脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、
ポリエステル樹脂、アニリン樹脂、ジアリルフタ
レート樹脂等の熱硬化性樹脂やポリカーボネイ
ト、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、アクリル
樹脂、フツソ樹脂等の熱可塑性樹脂や或いはポリ
フエニレンオキサイドカルボキシメチルセルロー
ズ、ポリアクリル酸等の樹脂を使用することがで
きる。尚樹脂層の膜厚は特に限定されないが0.1μ
m〜20μmが好ましい。
樹脂層が形成された後、加熱する。この加熱は
昇華性染料を昇華せしめ活性膜層の微細孔内に吸
着せしめるために行うものである。100℃〜250℃
で1分〜60分間の加熱により活性膜層が染着され
る。染着後、樹脂層は洗浄除去してもよいが、除
去せずにいわゆるオーバーコート層として利用し
てもよい。洗浄除去する場合は、樹脂層として例
えばカルボキシメチルセルローズ、ポリアクリル
酸ソーダ等の水溶性樹脂を用いれば除去すること
がより簡単である。又、除去しない場合は、例え
ばフエノール樹脂、ユリア樹脂、ポリカーボネイ
ト等を用いれば該樹脂層がオーバーコート層とし
て染着部の耐候性、耐薬品性等を高める役割を果
たす。
本発明は以上のような方法であるから特に表面
に細かな凹凸のある基材に対して均一、美麗な染
着を施した絵付耐熱性基材を得ることができる。
又、染料を効率的に利用することができる。従つ
て本発明によつて得られるガラス、セラミツク、
金属等の絵付耐熱性基材は装飾性に優れているの
で、化粧品容器、絵付ホーロー容器、タイル等多
種の用途に適したものとなる。
以下本発明の実施例を説明する。
実施例 1 透明ガラスコツプ表面にコロイド性アルミナ
(アルミナゾル200日産化学製)をスプレーコート
し、乾燥後550℃40分間焼成して、ガラスコツプ
表面に厚さ3.0μmの活性アルミナよりなる活性膜
層を設けた該コツプに、下記配合の染料含有塗料
をスプレーコートした。
エポミツクR−304(三井石油化学) 5部 エポミツクT−440( 〃 ) 2.8部 DCZ−6040シラン(東レシリコーン) 0.1部 Hostatherm Pink FBL(FH) 2.6部 ジアセトンアルコール 42.7部 キシレン 29.8部 セルソルブアセテート 17.0部 乾燥後下記配合の透明な樹脂をスプレーコート
し、200℃15分間乾熱処理した。
エポミツクR−304 6部 エポミツクT−440 3.4部 ジアセトンアルコール 43.3部 キシレン 30.2部 セルソルブアセテート 17.1部 ガラスコツプ全面に美しいワインレツドの透明
カラーが得られた。
実施例 2 ホーロー容器表面に、コロイド性シリカ(スノ
ーテツクスN日産化学製)をスプレーコートし
450℃40分間焼成して、ホーロー容器表面に厚さ
3.2μm活性シリカよりなる活性膜層を設けた。該
ホーロー容器に下記配合の水溶性染料含有塗料を
スプレーコートした。
コーポニールPK40 50%メタノール溶液(日本合
成) 10部 Hostatherm Blue HBL(FH) 2部 Hostatherm Yellow H・3GL(FH) 1部 メタノール 87部 得られた活性膜層上に下記組成からなる防染剤
を花柄にスクリーン印刷方法で印刷した。
Sncl2・2H2O 8部 3Al2O3・2SiO2 17部 メイプロNP 6部 P−フエニールフエノール 5部 水 64部 しかる後、下記配合の透明な樹脂をスプレーコ
ートした後200℃10分間乾熱処理をおこなつた。
ヒドロキシプロピルセルロースSL(日本曹達)
5部 エチルアルコール 30部 イソプロピルアルコール 65部 冷却後、ホーロー容器を水洗し各樹脂層を除去
すると、美しい花柄の抜き柄を有する青緑色のホ
ーロー容器が得られた。
実施例 3 乳白ビンを下記配合の溶液に浸漬し、デツプコ
ーテイングをおこなつた。
アルミナゾル200(日産化学) 80部 スノーテツクス0(日産化学) 10部 水 10部 乾燥後、該乳白ビンを500℃1時間焼成して、
乳白ビン表面に2.5μmの活性アルミナ−シリカよ
りなる活性膜層を設けた。次に該乳白ビンを下記
配合の染料含有塗料溶液に浸漬し、デツプコート
をおこなつた。
コーボニールPK40(日本合成)50%メタノール溶
液 50部 Seriplas Blue G(YCL) 7部 Seriplas Pink RFL(YCL) 7部 メタノール 36部 乾燥後、下記配合の透明な樹脂をスプレーコー
トした後200℃15分間乾熱処理をおこなつた。
ヒドロキシプロピルセルロースSL(日本曹達)
5部 エチルアルコール 30部 イソプロピルアルコール 65部 冷却後、乳白ビンを水洗し、各樹脂層を除去す
ると美しいバイオレツト不透明ビンが得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 耐熱性基材表面にコロイド性アルミナ又はコ
    ロイド性シリカの少なくとも1以上を塗布し、焼
    成して活性膜層を形成し、該活性膜層上に昇華性
    染料を含むインキをスプレー方法又は浸漬方法に
    よつて付着させ、その上に樹脂層を形成して、次
    に加熱することにより前記昇華性染料を活性膜層
    の微細孔中に染着せしめることを特徴とする絵付
    耐熱性基材の製造法。 2 活性膜層上に抜き柄を形成するように防染層
    を設けた後、該活性膜層上に昇華性染料を含むイ
    ンキをスプレー方法又は浸漬方法によつて付着さ
    せることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の絵付耐熱性基材の製造法。
JP3225080A 1980-03-13 1980-03-13 Production of heat-resistant printed substrate Granted JPS56129062A (en)

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JP3225080A JPS56129062A (en) 1980-03-13 1980-03-13 Production of heat-resistant printed substrate

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JP3225080A JPS56129062A (en) 1980-03-13 1980-03-13 Production of heat-resistant printed substrate

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JPS56129062A JPS56129062A (en) 1981-10-08
JPS6315031B2 true JPS6315031B2 (ja) 1988-04-02

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JP3225080A Granted JPS56129062A (en) 1980-03-13 1980-03-13 Production of heat-resistant printed substrate

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JPH0638099Y2 (ja) * 1988-08-11 1994-10-05 艶金興業株式会社 絵模様付き陶磁器
CN102173252A (zh) * 2010-12-23 2011-09-07 傅祥正 橡胶板表面喷绘工艺方法

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