JPS6314986A - 岩盤穿孔装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は回転打撃式岩盤穿孔機の穿孔装置に係るもので
ある。

（従来の技術λ 第６図は従来汎用されている回転打撃式穿孔機を示し、
コンプレッサまたは油圧駆動源を搭載した装軌式走行装
置を有するは−スマシン（α）に設けられ次系内部材ｆ
ｂｌに、同部材を案内として穿孔駆動装置（６］及び同
駆動装置によって駆動されるロッド（ｄｌ及び同ロッド
先端に配設されたカッタビット（ａ）が上下移動可能に
装架され、前記駆動装置によって生起した回転及び打撃
がロッドを介して先端のカッタビットに伝達され、岩盤
の穿孔が行なわれるように構成されている。

（発明が解決しようとする問題点） 前記従来の回転打撃式岩盤穿孔機においては、カッタビ
ットに与えるスラスト力を微妙に加減しながら回転灯ｓ
を与えて穿孔作業を行なう必要があつ次。

これはロッドが細長いため、スラスト力に対して撓曲し
易く、また岩盤自体が不均質であるため穿孔に対する抵
抗力のアンバランスが常に存在するので、第７図に示す
工うな孔曲り現象が生起するのを防止するためである。

従って前記従来の岩盤穿孔機によれば十分なスラスト力
を加えることができないため、迅連な穿孔作業が不可能
であるとともに、特に不均質性の強い岩盤穿孔時には常
に孔曲りを生起するという問題点があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明はこのような問題点を解決するために提案された
岩盤穿孔装置に係り、従来同様、回転打撃作用によって
岩盤に所定の径の孔を穿設するように構成され穴先端に
カッタビットを有するロッドの内部に、同ロッドによる
所定の径の穿孔の前段階としての先導孔を穿設する次め
のウォータジェット装置を前記ロッドの軸方向に可摺動
的に配設することによって、前記問題点全解決するもの
である。

（作用） 本発明は前記したように構成されているので、前記ウォ
ータジェットノズル装置によってその先端よシジェット
水を噴出して、岩盤に小径の孔を穿設する。

この際前記ノズル装置にはスラスト力を作用させること
なく穿孔できるので、岩盤にその不均質性にかかわらず
ノ」＼径の孔が真互に穿設される。

かくして所定深さの小径孔をウォータジェットノズル装
置に穿設し次のち、同装置をセンターガイドとして回転
打撃する先端にカッタビット？具えたロッドに工って、
岩盤に所定の径の礼金穿設する。

（実施例〉 以下本発明を図示の実施例について説明する。

第１図及び第２図において、（Ｉ）は先端にカッタビッ
ト＋２１　ｔ−具えた中空のロッドで、図示せぬ穿孔駆
動装置によって回転打撃が与えられる工うに構成されて
いる。

前記ロッド（１）の中空部にはクォータジェットノズル
装置（３）が、同ロツ）”（ＩＪＯ軸方向に亘って摺動
自在なように嵌挿されている。

図示の実施例は前記したように構成されているので、第
３図に示すように、ウォータジェットノズル装置（３）
に高圧水を通じ、同装置（３）の先端よシジェット水を
噴出せしめて岩盤（４）に小径の孔（５）を穿設する。

この際、前記クォータジェットノズル装ｆ（３）にスラ
スト力を作用させることなく穿孔可能なため真直な小径
の孔［５Ｊ　ｔ−効率よく、而も岩盤（４）の不均質性
にかかわらず穿設できる。

かくして所定深さの小径の孔（５）をウォータジェット
ノズル装置（３）によって穿設したのち、同ノズル装置
（３）をそのままの状態としてこれをセンタガイドとし
て、回転打撃する先端にカッタビット（２）を具えたロ
ッド（１）によって所定の径の孔（６）を岩盤（４）中
に穿設する。（第４図参照） この場合、岩盤（４）の不均質性によってカッタビット
（２）及びロッド（１）が彎曲しようとするが、同ロツ
ｒ（＋１内に貫挿されたウォータジェットノズル装置（
３）が抵抗するために孔面り全生起することがなく、従
ってスラストカ金十分に作用させることが可能となり、
穿孔速度が増大し、迅速に穿孔作業が完了する。（第５
図参照） （発明の効果） 本発明に係る岩盤穿孔装置においては前記したように、
従来装置と同様に回転、打撃作用によって所定の径の孔
を穿設する先端にカッタビットｔ−具えた中空のロッド
内に、同ロッドによる穿孔作業の前段階としての先導孔
を穿設するウォータジェットノズル装置全、前記ロッド
の軸方向に亘って可摺動的に配設することによって、カ
ッタビットを先端に具えた前記ロッドに十分なスラスト
力を作用させても孔開シを生起することがなく、同スラ
ストカに見合って十分な速度で岩盤に所定の径の孔を正
確に穿設することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る岩盤穿孔装置の一実施例を示す縦
断面図、第２図は第１図の矢視■−■図、第３図乃至第
５図は本発明に係る穿孔装置による穿孔作業工程を示す
縦断面図、第６図は従来の回転打電式岩盤穿孔機の側面
図、第７図は同穿孔機による穿孔作業時に発生する孔面
り現象の説明図である。 （１）・・・カッタビット、（２）・・・ロッド（３）
・・・ウォータジェットノズル装置復代理人　弁理士　
岡　不　重　文 外２名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転打撃式岩盤穿孔装置において、先端にカッタビット
   を有する中空のロッドの内部に、同ロッドの軸方向に可
   摺的にウオータジエツトノズル装置を配設してなること
   を特徴とする岩盤穿孔装置。