JPS63149047A - 無限軌道式鋳造機のブロツク鋳型搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は無限軌道式鋳造機のブロック鋳型搬送装置に関
するものである。

［従来の技術］ 第３図は近年考えられている移動鋳型式ブロック連続鋳
造機の一例を示すもので、複数のブロック鋳型ｌを連ね
た１組の移動鋳型２．２°の対向部により連続した鋳型
空間を形成し、上記移動ｔｊｊ型２，２°を、その対向
部が同方向に移動するように駆動させながら、前記鋳型
空間の一側にタンディツシュ３により溶鋼４を注ぎ、他
側から鋳片５をピンチロール６にて引抜いて連続的に鋳
造を行うようにしている。

又、前記移動鋳型２．２′は、第４図に示す如く、各ブ
ロック鋳型１を固定するキャリヤ本体７をピンにより無
端状に連結し、且つキャリヤ本体に取付けたチェーン８
とそれに噛合する駆動ホイール９により固定フレーム１
０に案内されて移動するようになっている。

前記ブロック鋳型ｌは、キャリヤ本体７上に固定金具１
１及び固定ボルト１２を介して固定されており、該キャ
リヤ本体７下部に一体に固定されたキャリヤ脚１３，１
４．１５及び脱着脚１５°によりチェーン８か取付けら
れると共に、固定フレーム１０に形成した上下案内溝１
６に案内されて移動するようにした上下案内ローラ１７
が取付けられている。図中１８は固定フレームｌＯに設
けられた左右案内レール１９に沿って移動するようにキ
ャリヤ本体７に設けられた左右案内ローラを示す。

［発明か解決しようとする問題点］ 上記したような移動鋳型式ブロック連続鋳造機において
は、出口部２０における鋳片５のブレークアウト時（鋳
片の凝固殻が破壊されて内部溶湯が外部に流出したとき
）、溶湯がブロック鋳型１．１間から流出してチェーン
８等に付着固化したり、上下案内溝１６内に入り込んで
上下案内ローラ１７との間に付着固化したり、又左右案
内レール１９に付着固化する問題があり、この場合には
装置を止めて前記付着した固体物を除去し補修する必要
かある。

しかし、前記従来装置においては、前記キャリヤ脚１３
，１４．１５か夫々キャリヤ本体７に一体に固定される
ようになっているために、上下案内ローラ１７を取外し
て該ローラ１７及び上下案内溝１６内の固体物除去等の
メンテナンスを行う際、上記案内ローラ１７の取外し作
業が非常に大変であり、作業に多大の手数と時間を要す
る問題を存し、又、左右案内レール１９及び左右案内ロ
ーラ１８部のメンテナンスも大変であるといった問題を
有していた。

本発明は、上記従来の問題点に着目してなしたもので、
鋳片のブレークアウト時におけるメンテナンスの容易化
を図ることを目的としている。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、上記技術的課題を解決しようとしたもので、
複数のブロック鋳型をキャリヤ本体に支持して無端状に
連ねた上下の移動鋳型を対向配置し、該移動鋳型をその
対向部か同方向に移動する如く固定フレームに沿って駆
動させることにより連続した鋳型空間を形成するように
した無限軌道式鋳造機において、前記各ブロック鋳型を
固定支持するキャリヤ本体に、固定フレームの案内に沿
って移動する案内ローラ及び移動鋳型の移動を駆動する
ための動力伝達部を支持し、且つ隣接する相互を連結ピ
ンにて連結するようにした一体構造のキャリヤ支持脚を
有してなる支持ユニットを、着脱可能に取付けたことを
特徴とする無限軌道式鋳造機のブロック鋳型搬送装置、
に係るものである。

［作　　　用］ 従って、本発明では、鋳片のブレークアウトによって流
出した溶湯が周辺部に付着固化した場合、一体構造を有
する支持ユニットをキャリヤ本体から取外してメンテナ
ンスする。

［実　施　例］ 以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。

第１．２図は本発明の一例を示すもので、図中節３．４
図と同一の符号を付した部分は同一物を表わす。

図示するように、各ブロック鋳型Ｉのキャリヤ本体７の
幅方向両端部下側面に、嵌合溝２１を介して嵌合し且つ
固定ボルト２２によりキャリヤ本体７に固定可能な上面
材２３と、該上面材２３と一体に固定されて上下案内ロ
ーラ１７及びチェーン８の支持を行うためのキャリヤ支
持脚２４，２５゜２６とからなる支持ユニット２７を設
ける。図中２８はチェーン８の支持を行い且つチェーン
８を取外すことができるようにホルト２９によりキャリ
ヤ支持脚２６に着脱できるようにした脱着脚、３゜は連
結ピンを示す。

又、前記キャリヤ本体７の側部に張出部７°を設けて左
右ガイド材３１を設け、且つ該左右ガイド材３１を案内
する左右ガイド輪３２を固定部材３３上に設ける。

上記したように、上面材２３とキャリヤ支持脚２４．２
５．２６が、一体の支持ユニット２７構造を有して、固
定ボルト２２によりキャリヤ本体７に着脱自在に取付け
られているので、鋳片のブレークアウト時、流出した溶
湯が前記上下案内溝１６及び上下案内ローラ１７、並び
にチェーン８等に付着固化するようなことかあっても、
固定ボルト２２により支持ユニット２７を取外して、容
易にメンテナンスすることかできる。

また、取外した支持ユニッ゛ト２７は、適当な作業し易
い場所に運搬して効率的にメンテナンスすることかでき
、又支持ユニット２７の取付時も固定ボルト２２により
容易に取付けを行うことができる。

又、左右ガイド材３１及び左右ガイド輪３２をキャリヤ
本体７の側方外部に設けるようにしているので、ブレー
クアウト時に溶湯かかかるようなことがなく、よってメ
ンテナンスの必要をなくすことかできる。

尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく
、動力伝達部がチェーン以外にラックの場合にも適用し
得ること、その池水発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ること、等は勿論である。

［発明の効果］ 上記したように、本発明の無限軌道式鋳造機のブロック
鋳型搬送装置によれば、鋳片のブレークアウトによって
流出した溶湯が周辺に付着固化した場合、一体構造を存
する支持二ニア１・をキャリヤ本体から取外すことによ
り容易にメンテナンスすることかでき、メンテナンス作
業の容易化、作業時間の短縮を図れる優れた効果を奏し
得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す切断正面図、第２図は
第１図の側面図、第３図は無限軌道式鋳造機の一例を示
す側面図、第４図は従来装置の一例を示す切断正面図で
ある。 ｌはブロック鋳型、２，２゛は移動鋳型、３はり／アイ
ッシュ、７はキャリヤ本体、７°は張出部、８はチェー
ン、９は駆動ホイール、ｌＯは固定フレーム、１６は上
下案内溝、１７は上下案内ローラ、２２は固定ボルト、
２３は上面材、２４，２５．２Ｇはキャリヤ支持脚、２
７は支持ユニット、２８は脱着脚、３０は連結ピン、３
１は左右ガイド材、３２は左右ガイド輪を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）複数のブロック鋳型をキャリヤ本体に支持して無端
   状に連ねた上下の移動鋳型を対向配置し、該移動鋳型を
   その対向部が同方向に移動する如く固定フレームに沿っ
   て駆動させることにより連続した鋳型空間を形成するよ
   うにした無限軌道式鋳造機において、前記各ブロック鋳
   型を固定支持するキャリヤ本体に、固定フレームの案内
   に沿って移動する案内ローラ及び移動鋳型の移動を駆動
   するための動力伝達部を支持し、且つ隣接する相互を連
   結ピンにて連結するようにした一体構造のキャリヤ支持
   脚を有してなる支持ユニットを、着脱可能に取付けたこ
   とを特徴とする無限軌道式鋳造機のブロック鋳型搬送装
   置。