JPS6314864B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6314864B2
JPS6314864B2 JP20038083A JP20038083A JPS6314864B2 JP S6314864 B2 JPS6314864 B2 JP S6314864B2 JP 20038083 A JP20038083 A JP 20038083A JP 20038083 A JP20038083 A JP 20038083A JP S6314864 B2 JPS6314864 B2 JP S6314864B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode foil
lead
foil
welding
horn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20038083A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6091620A (ja
Inventor
Shinichi Kaneko
Soshichi Aoki
Takashi Morya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marcon Electronics Co Ltd
Original Assignee
Marcon Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Marcon Electronics Co Ltd filed Critical Marcon Electronics Co Ltd
Priority to JP20038083A priority Critical patent/JPS6091620A/ja
Publication of JPS6091620A publication Critical patent/JPS6091620A/ja
Publication of JPS6314864B2 publication Critical patent/JPS6314864B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電解コンデンサの電極箔と引出端子を
接続する方法に関し、特に小形品の電極箔と引出
端子とを超音波溶接で接続する方法を提供するも
のである。
近年、電子部品の小形化への要請は強く、リー
ド線形アルミ電解コンデンサも3mmφ×5mmの
寸法のものも実用化されている、このサイズでは
電極箔の寸法が幅2〜2.5mm×長さ8〜12mm程度
であるが、電極箔と引出端子との接続はこれらを
重ね合せた上から穿孔し、該穿孔により生じたバ
リをプレスして接続するステツチの穴を2個所以
上設ける必要があつた。しかしながら電極箔幅は
前記のように2〜2.5mmと狭く、かつ引出端子の
接続部分の幅も狭いことからステツチを用いるこ
とは極めて困難であつた。他の手段として超音波
やレーザーなどの溶接、コールドウエルドなども
考えられるが、作業の容易性、溶接の信頼性など
から超音波溶接が一般的に使用されている。該超
音波溶接では発振体(以下ホーンという)と固定
台(以下アンビルという)の間に電極箔と引出端
子とを重ね合せホーンを落下させ発振させて溶接
する。これら超音波溶接では振動を溶接点に有効
に伝達するにはホーンおよびアンビルの先端面は
平担であつては滑りが生じ不都合であるのでなん
らかの凹凸を設けホーンの振幅を溶接面に伝える
ことが肝要である。このホーンおよびアンビルの
先端形状はたとえば第1図に示した綾目状のホー
ンを用いた場合には該ホーンの当接した電極箔に
は対応する綾目状が痕跡を生じるとともに亀裂も
生じるので長さ方向の引張り強度が弱くなる。ま
た連続的に溶接した場合には電極箔に生成された
エツチングピツトが破壊するのでその粉末が先端
面に形成された綾目状の凹部分に詰まつて振動が
正確に伝達されなくなり、溶接条件の変化を生じ
接続強度の低下やバラツキを生じていた。同様の
ことは第2図に示した平目状の凹凸を設けたホー
ンの場合も発生する。またホーンの先端面に第3
図に示すような筋目状の凹凸を形成したもので溶
接した場合には連続使用によつてもアルミ粉末に
よる詰まりはないが当接された電極箔が筋目の方
向に沿つて著しく延びるので亀裂を生じコンデン
サとしたときの電気的特性、特に漏れ電流が大き
くなる問題点があつた。上記のホーン先端面への
アルミ粉末の詰まりは圧搾空気などで吹き飛ばす
方法もあるが、奥深く入つたアルミ粉末は現実に
は除去困難である。第1図〜第3図に示した以外
の複雑な形状を有するホーン,アンビルも考えら
れるが形状が複雑なほど摩耗が激しい欠点を有し
ていた。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので電極箔
と引出端子の超音波溶接における接続強度大で電
極箔の亀裂が少なく、しかも連続溶接してもホー
ン,アンビル先端面へのアルミ粉末の詰まりもな
い電極箔と引出端子の接続方法を提供するもので
ある。以下実施例により説明する。第4図に示す
ように粗面化し化成皮膜を生成した0.08mm厚×2
mm幅×11mm長さのアルミ箔を陽極箔1とし、同様
に0.05mm厚×2mm幅×13mm長さのアルミ箔を陰極
箔とする。前記陽極箔1に引出端子2のアルミ平
線部3を超音波溶接するが、該引出端子2はアル
ミ線をプレスした0.22mm厚×0.8mm幅のアルミ平
線部3とアルミ線にリード線4を溶接したものか
らなる。超音波溶接は第5図に示すように先端面
がピツチ0.2mm、深さ0.1mmの三角形の稜5に直角
に交叉する2本のV形溝を設けることによつて形
成した四角錐6を有するホーン7と第6図に示す
ように前記三角形の稜5と同一ピツチの三角形の
稜8を形成したアンビル9との間にホーン7に陽
極箔1が当接しアンビル9にアルミ平線部3が当
接するように前記陽極箔1と引出端子2のアルミ
平線部3とを挾みホーン荷重3.2Kg発振時間0.15s
の超音波を発振し溶接する。
なお溶接方向は引出端子2の長さ方向と同方向
に四角錐6が位置するようにしなければならな
い。これは引出端子2の幅方向に合せると三角形
の稜5の上端縁によつて陽極箔1が切断するから
である。この現象は陰極箔の場合も同様に生ず
る。
また陰極箔にも陽極箔1に使用したと同じ引出
端子2のアルミ平線部3をホーン荷重2.0Kg、発
振時間0.04sの条件で溶接した。このようにして
引出端子2をそれぞれ超音波溶接した陽極箔1と
陰極箔との間に0.05mm厚のコンデンサ紙を挾んで
巻回し駆動用電解液を含浸して外径3mmφ×長さ
5mmのアルミケースに収函し密閉した。
このようにして作成した定格16V―4.7μFの電
解コンデンサは超音波溶接後の陽極箔1および陰
極箔の亀裂が少なく巻取り時に加わるストレスに
よつても漏れ電流やtanδの増加はない。また陽極
箔1および陰極箔に当接するホーン7の三角形の
稜5には2本のV形溝を形成し四角錐6を設けた
だけであるので、第1図や第2図に示したような
アルミ粉末が詰まる凹部がなく、よつて溶接に寄
与する超音波が減衰することを防止できる。なお
発明者の実験によれば陽極箔に第5図に示す形状
のホーンを、また引出端子には第6図に示すアン
ビルを当接させたが、発振体と固定台とを逆にし
ても溶接する陽極箔および陰極箔に接するのは第
5図に示す三角形の稜5に四角錐6を形成した形
状のものであり、該三角形および四角錐6の深さ
は当接する陽極箔または陰極箔の厚さの0.5〜1.5
倍が適当である。0.5以下では溶接に必要な超音
波振動が溶接面まで伝達されず、また1.5倍を越
えると四角錐の先端が陽極箔または陰極箔を突き
抜けて対向する引出端子へ達し、溶接面へ超音波
振動が伝達しなくなり溶接強度不足となつて好ま
しくない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のホーンの先端面形状を示す斜視
図、第2図および第3図は従来のホーンの先端面
形状の他の例を示す斜視図、第4図は本発明にな
る方法で接続した陽極箔と引出端子を示す斜視
図、第5図は本発明になるホーンの先端面形状の
実施例を示す斜視図、第6図は本発明になるアン
ビルの先端面形状の実施例を示す斜視図である。 1……陽極箔、2……引出端子、3……アルミ
平線部、4……リード線、5,8……三角形の
稜、6……四角錐、7……発振体、9……固定
台。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電極箔と引出端子のアルミニウム平線部とを
    超音波溶接によつて接続する方法において、発振
    体および固定台が三角形の稜に直角に交叉する2
    本のV形溝を設けることによつて形成した四角錐
    を有するものと該三角形の稜と同一ピツチの三角
    形の稜を形成したものとからなり、前記四角錐を
    有するものを引出端子の長さ方向と同方向に四角
    錐が位置するように電極箔に当接し、かつ三角形
    の稜を形成したものをアルミニウム平線部に当接
    して超音波溶接してなる電解コンデンサの電極箔
    と引出端子の接続方法。 2 三角形の稜の深さが電極箔の厚さの0.5〜1.5
    倍であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の電解コンデンサの電極箔と引出端子の接
    続方法。
JP20038083A 1983-10-25 1983-10-25 電解コンデンサの電極箔と引出端子の接続方法 Granted JPS6091620A (ja)

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JP20038083A JPS6091620A (ja) 1983-10-25 1983-10-25 電解コンデンサの電極箔と引出端子の接続方法

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JPS6091620A JPS6091620A (ja) 1985-05-23
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JP20038083A Granted JPS6091620A (ja) 1983-10-25 1983-10-25 電解コンデンサの電極箔と引出端子の接続方法

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0797540B2 (ja) * 1990-08-18 1995-10-18 エルナー株式会社 アルミニウム電解コンデンサの電極箔と引出端子との超音波溶接方法およびこの方法に使用するアンビル
JP4310621B2 (ja) * 2003-03-31 2009-08-12 日本ケミコン株式会社 電解コンデンサの製造方法及びその装置並びに電解コンデンサ
EP2027760A2 (en) * 2006-05-22 2009-02-25 Philips Intellectual Property & Standards GmbH Interconnection arrangement and method for interconnecting a high-cuurent carrying cable with a metal thin-film
JP6277620B2 (ja) * 2012-07-25 2018-02-14 日本ケミコン株式会社 コンデンサおよびその製造方法

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JPS6091620A (ja) 1985-05-23

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