JPS6314688Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314688Y2 JPS6314688Y2 JP1983065941U JP6594183U JPS6314688Y2 JP S6314688 Y2 JPS6314688 Y2 JP S6314688Y2 JP 1983065941 U JP1983065941 U JP 1983065941U JP 6594183 U JP6594183 U JP 6594183U JP S6314688 Y2 JPS6314688 Y2 JP S6314688Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stay
- slit
- lock spring
- lock
- headrest
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 102100027340 Slit homolog 2 protein Human genes 0.000 description 1
- 101710133576 Slit homolog 2 protein Proteins 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用シートのヘツドレストの上下調
節装置、詳しくはヘツドレストの上下動を規制す
るストツパと、このストツパによるロツク状態を
解除する操作レバーとが同一体で形成されている
ものの改良に関するものである。
節装置、詳しくはヘツドレストの上下動を規制す
るストツパと、このストツパによるロツク状態を
解除する操作レバーとが同一体で形成されている
ものの改良に関するものである。
従来、この種の装置として、実開昭56−73448
号公報記載(第1図a,b)のものが開示されて
いる。これは、ヘツドレストのステー1を嵌挿す
るガイド筒2内の固定部2aに鋼線製のストツパ
兼用操作レバー4との一端を固定し、他端とに設
けた摘み4aをガイド筒2外に突出せしめた構造
である。なお図中1aはステー1に設けた係止溝
で、この係止溝1aにストツパ兼用操作レバー4
が弾性により係合することによりステー1の上下
動は規制され、その弾性に抗して摘み4aを回動
することにより、ストツパ兼用操作レバー4が係
止溝1aより外れてステー1が上下方向に移動自
在になる。
号公報記載(第1図a,b)のものが開示されて
いる。これは、ヘツドレストのステー1を嵌挿す
るガイド筒2内の固定部2aに鋼線製のストツパ
兼用操作レバー4との一端を固定し、他端とに設
けた摘み4aをガイド筒2外に突出せしめた構造
である。なお図中1aはステー1に設けた係止溝
で、この係止溝1aにストツパ兼用操作レバー4
が弾性により係合することによりステー1の上下
動は規制され、その弾性に抗して摘み4aを回動
することにより、ストツパ兼用操作レバー4が係
止溝1aより外れてステー1が上下方向に移動自
在になる。
従つて、この従来品はストツパ兼用操作レバー
4の一端をガイド筒2内に固定する構造であるた
め、キヤツプ3を被せなければ、組立できない
し、また、使用中においてキヤツプ3が摘み4a
を回動する際に指先に接触するため脱落する虞れ
がある。更にストツパ兼用操作レバー4が線材製
であるからその係止溝1aに係合する部分が長期
使用によつて変形する不具合もある。
4の一端をガイド筒2内に固定する構造であるた
め、キヤツプ3を被せなければ、組立できない
し、また、使用中においてキヤツプ3が摘み4a
を回動する際に指先に接触するため脱落する虞れ
がある。更にストツパ兼用操作レバー4が線材製
であるからその係止溝1aに係合する部分が長期
使用によつて変形する不具合もある。
本考案はこれらの問題を解決し、構造簡単且つ
組立が容易であるヘツドレストの上下調節装置を
提供せんとするものである。
組立が容易であるヘツドレストの上下調節装置を
提供せんとするものである。
以上の目的を達成するための本考案の基本的構
成は、略α字形に折曲成形した線材製ロツクスプ
リングをガイド筒のスリツトに、摘み部が外部に
突出するように配設して、ヘツドレストのステー
の左右両側面に設けた係止溝にロツクスプリング
が係合し、ステーの上下動を規制するようにした
ものである。
成は、略α字形に折曲成形した線材製ロツクスプ
リングをガイド筒のスリツトに、摘み部が外部に
突出するように配設して、ヘツドレストのステー
の左右両側面に設けた係止溝にロツクスプリング
が係合し、ステーの上下動を規制するようにした
ものである。
以下、本考案の一実施例を図面にもとずいて説
明する。
明する。
図中10はヘツドレストaのステー、20はシ
ートバツクbを構成するシートフレームの上部に
固定され、ステー10を上下方向に摺動自在に嵌
挿するガイド筒、30はガイド筒20の上部に装
着されステー10の上下動を規制するロツクスプ
リング、40はロツクスプリング30を固定する
係止ピンを夫々示す。
ートバツクbを構成するシートフレームの上部に
固定され、ステー10を上下方向に摺動自在に嵌
挿するガイド筒、30はガイド筒20の上部に装
着されステー10の上下動を規制するロツクスプ
リング、40はロツクスプリング30を固定する
係止ピンを夫々示す。
ステー10はその外側面上下方向に多段状に適
宜間隔をおいて係止溝11,11′…が切欠され、
この各係止溝11,11′は図示するが如くステ
ー10の周方向に環状又はロツクスプリング30
の左右が係合するように左右両外側面に設けてあ
る。
宜間隔をおいて係止溝11,11′…が切欠され、
この各係止溝11,11′は図示するが如くステ
ー10の周方向に環状又はロツクスプリング30
の左右が係合するように左右両外側面に設けてあ
る。
ガイド筒20は金属又は硬質合成樹脂で上端部
には鍔状の固定部21が一体に形成されその固定
部21上にスリツト22が生じるように被部23
が一体に形成されている。スリツト22はその大
きさがガイド筒20のステー嵌挿孔24より大径
で、一側部に開口部22aが設けてあり、この開
口部22a反対側の被部23より固定部21に渉
つて、係止孔25が開孔され、係止ピン40が挿
入係止し得るようになつている。
には鍔状の固定部21が一体に形成されその固定
部21上にスリツト22が生じるように被部23
が一体に形成されている。スリツト22はその大
きさがガイド筒20のステー嵌挿孔24より大径
で、一側部に開口部22aが設けてあり、この開
口部22a反対側の被部23より固定部21に渉
つて、係止孔25が開孔され、係止ピン40が挿
入係止し得るようになつている。
ロツクスプリング30は一本の鋼線を略α字状
に折曲成形しその環状部に内方に弾性が生じよう
にしたロツク部30aと、鋼線の両遊端に合成樹
脂等で一体に形成した摘み部30b,30b′とか
ら構成されている。従つて両摘み部30b,30
b′を摘み、内方にロツク部30aの弾性に抗して
押圧すると、ロツク部30aが外方に拡開され
る。そして、このロツクスプリング30はロツク
部30aがガイド筒20のスリツト22内に、ま
た摘み部30b,30b′がガイド筒20より突出
し固定部21上に位置するように装着されてい
る。
に折曲成形しその環状部に内方に弾性が生じよう
にしたロツク部30aと、鋼線の両遊端に合成樹
脂等で一体に形成した摘み部30b,30b′とか
ら構成されている。従つて両摘み部30b,30
b′を摘み、内方にロツク部30aの弾性に抗して
押圧すると、ロツク部30aが外方に拡開され
る。そして、このロツクスプリング30はロツク
部30aがガイド筒20のスリツト22内に、ま
た摘み部30b,30b′がガイド筒20より突出
し固定部21上に位置するように装着されてい
る。
係止ピン40はスリツト22に装着したロツク
スプリング30が、ガイド筒20よりヘツドレス
トaのステー10を抜き取つた際に、スリツト2
2より脱落することのないように、ロツクスプリ
ング30を係止するものであり、図示するものは
被部23よりロツク部30a固定部21に渉つて
貫通されている。
スプリング30が、ガイド筒20よりヘツドレス
トaのステー10を抜き取つた際に、スリツト2
2より脱落することのないように、ロツクスプリ
ング30を係止するものであり、図示するものは
被部23よりロツク部30a固定部21に渉つて
貫通されている。
斯して、第4図、第5図に示す如く、ロツクス
プリング30はその弾性によつてステー10の係
止溝11に係合するため、ステー10の上下動が
規制される。そして、ロツクスプリング30の摘
み部30b,30b′を摘み、ロツクプリング30
の弾性に抗して内方に押圧すると(第6図)、ロ
ツク部30aが拡開しステー10の係止溝11よ
り外れるため、ロツク状態が解除し、ステー10
は上下方向に移動自在となる。ヘツドレストaを
適宜位置に調節後、摘み部30b,30b′より手
を放せばロツク部30aの弾性によつて所定の係
止溝11に係止され、ヘツドレストaは所定の高
さに保持される。
プリング30はその弾性によつてステー10の係
止溝11に係合するため、ステー10の上下動が
規制される。そして、ロツクスプリング30の摘
み部30b,30b′を摘み、ロツクプリング30
の弾性に抗して内方に押圧すると(第6図)、ロ
ツク部30aが拡開しステー10の係止溝11よ
り外れるため、ロツク状態が解除し、ステー10
は上下方向に移動自在となる。ヘツドレストaを
適宜位置に調節後、摘み部30b,30b′より手
を放せばロツク部30aの弾性によつて所定の係
止溝11に係止され、ヘツドレストaは所定の高
さに保持される。
尚、第7図に示すロツクスプリング30′はロ
ツク部30a′の支端部に環状の係止部30c′を延
折したものであり、この係止部30c′に前記係止
ピン40を挿通して、ロツクスプリング30′を
取付けることにより、前記実施例に比べロツクス
プリング30′の取付状態が良好になる。
ツク部30a′の支端部に環状の係止部30c′を延
折したものであり、この係止部30c′に前記係止
ピン40を挿通して、ロツクスプリング30′を
取付けることにより、前記実施例に比べロツクス
プリング30′の取付状態が良好になる。
本考案に係るヘツドレストの上下調節装置は叙
上の如く、上下方向に複数の係止溝を切欠したヘ
ツドレストのステー、このステーを上下方向に摺
動自在に嵌挿するガイド筒、このガイド筒の上部
に側面に開口部を有しステー嵌挿孔より大径の内
径を有するスリツト、ガイド筒の上面よりスリツ
トを貫挿する係止ピン、線材を略α字状に折曲成
形し両遊端に摘み部を有するロツクスプリングと
からなり、前記ロツクスプリングはその摘み部が
スリツトより突出しスリツト内の係止ピンに一端
を係止してなることを特徴とするから、前記従来
品に比べ、以下の効果を有する。
上の如く、上下方向に複数の係止溝を切欠したヘ
ツドレストのステー、このステーを上下方向に摺
動自在に嵌挿するガイド筒、このガイド筒の上部
に側面に開口部を有しステー嵌挿孔より大径の内
径を有するスリツト、ガイド筒の上面よりスリツ
トを貫挿する係止ピン、線材を略α字状に折曲成
形し両遊端に摘み部を有するロツクスプリングと
からなり、前記ロツクスプリングはその摘み部が
スリツトより突出しスリツト内の係止ピンに一端
を係止してなることを特徴とするから、前記従来
品に比べ、以下の効果を有する。
(1) 本案品は、少なくともヘツドレストのステー
の左右両側をロツクスプリングで係止するた
め、ステーの一側面に設けた係止溝に係止する
従来品に比べステーの係止状態(ロツク状態)
が確実で、ステーがガタ付くことがない。
の左右両側をロツクスプリングで係止するた
め、ステーの一側面に設けた係止溝に係止する
従来品に比べステーの係止状態(ロツク状態)
が確実で、ステーがガタ付くことがない。
(2) 本案品は組立に際して、ガイド筒に設けたス
リツトにロツクスプリングを挿入して係止ピン
で係止すれば良いため、従来品に比べ組立が簡
単に行える。
リツトにロツクスプリングを挿入して係止ピン
で係止すれば良いため、従来品に比べ組立が簡
単に行える。
(3) 従来品の如き、キヤツプが必要でないため、
部品点数が少なく、使用により、キヤツプが外
れ落ちる虞れもない。
部品点数が少なく、使用により、キヤツプが外
れ落ちる虞れもない。
第1図aは従来品の横断平面図、第1図bは従
来品の一部縦断面図、第2図乃至第7図は本考案
を示し、第2図は本案品を備えたシートを示す斜
視図、第3図は分解斜視図、第4図はロツク状態
の横断平面図、第5図は同縦断側面図、第6図は
ロツク解除状態を示す横断平面図、第7図は他の
実施例におけるロツクスプリングの平面図であ
る。 図中10はヘツドレストのステー、20はガイ
ド筒、30,30′はロツクスプリング、40は
係止ピンを夫々示す。
来品の一部縦断面図、第2図乃至第7図は本考案
を示し、第2図は本案品を備えたシートを示す斜
視図、第3図は分解斜視図、第4図はロツク状態
の横断平面図、第5図は同縦断側面図、第6図は
ロツク解除状態を示す横断平面図、第7図は他の
実施例におけるロツクスプリングの平面図であ
る。 図中10はヘツドレストのステー、20はガイ
ド筒、30,30′はロツクスプリング、40は
係止ピンを夫々示す。
Claims (1)
- 上下方向に複数の係止溝を切欠したヘツドレス
トのステー、このステーを上下方向に摺動自在に
嵌挿するガイド筒、このガイド筒の上部に側面に
開口部を有しステー嵌挿孔より大径の内径を有す
るスリツト、ガイド筒の上面よりスリツトを貫挿
する係止ピン、線材を略α字状に折曲成形し両遊
端に摘み部を有するロツクスプリングとからな
り、前記ロツクスプリングはその摘み部がスリツ
トより突出しスリツト内の係止ピンに一端を係止
してなることを特徴とするヘツドレストの上下調
節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983065941U JPS59171551U (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | ヘツドレストの上下調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983065941U JPS59171551U (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | ヘツドレストの上下調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59171551U JPS59171551U (ja) | 1984-11-16 |
JPS6314688Y2 true JPS6314688Y2 (ja) | 1988-04-25 |
Family
ID=30196158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983065941U Granted JPS59171551U (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | ヘツドレストの上下調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59171551U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009268897A (ja) * | 2008-04-09 | 2009-11-19 | Bizen Hatsujo Kk | ヘッドレスト支持装置 |
-
1983
- 1983-04-30 JP JP1983065941U patent/JPS59171551U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59171551U (ja) | 1984-11-16 |
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