JPS63146635A - デ−タリンク制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［慨　要〕 親局と複数の子局とが通信線路により接続されていて、
一斉放送（以下マルチキャストともいう　）によりデー
タ伝送が行なわれろ系において、従来、一斉放送後に親
局が各子局をボーリ〉グして送達確認を行なう際に子局
がら否定応答が成されると、ぞ、力都度該子局に対して
データを再送するという制御方式を採っていた。そのた
め、伝送路エラー等によりデータの再送を行なわなけれ
ばならない子局が多く発生した場合には、データ伝送の
劾茎が悪化するという問題点があった。本発明はこのよ
うな従来の問題点を解決するため、一斉放送後のポーリ
ングによる送達確認に際し、子局からの否定応答を受信
した場合に、親局がその都度、再び一斉放送によりデー
タをで云送する。二とにより各子局が正常にデータを受
信する機会を増やして、従来方式の場合に有り談ちな子
局への個別的なデータの再送が頻発してデータ伝送に係
る効率を悪化せしめる現象を防止することのできる技術
について開示している。

［産業上の利用分野］ 本発明はマルチキャストによるデータ伝送を行なうネッ
トワークの制御に関するものであって、特にデータ伝送
後のポーリングによる送達確認に対して子局より否定応
答が成された場合のデータの再送の制御に係る。

［従来の技術］ 第５図はマルチキャストによるデータ伝送を行なう系の
構成の例を示す図であって、５０は親局、５１．〜５１
ｎはそれぞれ子局、５２は通信線路を表している。

第５図において、親局５０が子局　５１１〜５１ｎに対
してデータを一斉放送にｊ：り伝送するときは、親局５
０がデータを通信線路５２に送出し、各子局５１．〜５
１ｎがそれぞれ通信線路上の該データを読み込む。

そして、親局５０は各子局５１．〜５Ｉｎに対して順次
ポーリングを行ない、各子局ごとにデータが正常に受信
されたか否かを確認する。このとき、該データを正常に
受信できなかった子局は自己へのポーリングに対して否
定応答を返送する。

該否定応答を受信した親局５０は該子局に対してデータ
を再送する。

第６図は上述した従来のマルチキャストにおけるデータ
の再送手順を説明する図であって、○印は子局において
データが正常に受信されたことを示しており、×印は受
信に際してエラーが検出されたことを示している。また
、ＯＫは子局からの肯定応答を、ＮＧは子局からの否定
応答を表している。

このように従来は、マルチキャストによるデータ送信後
、親局から各子局へのポーリングにより送達ｉ認を行な
い、否定応答を受信すると、親局は該当子局から肯定応
答が返るまで個別通信によって再送を繰り返していた。

「発明が解決しようとする問題点］ 上述したように、従来のマルチキャストによるデータ伝
送においては、一斉放送によってデータの伝送を行なっ
た後にポーリングを行なって親局が各子局に順次データ
が正常に受信できたか否かを問い合わせ、これに対して
正常に受信できなかった子局が否定応答を返すと、該子
局に対して親局がデータを個別に再送するという制御を
行なっていたから、伝送すべきデータ景が多く、伝送路
エラー等により、データを再送しなければならない子局
が多く発生した場合には、データの伝送の終了までに長
時間を要することになり、一度の送信で複数の子局へ同
時にデータを送ることができるというマルチキャストの
特徴が損なわれるという問題点があった。

本発明はこのような従来の問題点に鑑み、一斉放送によ
るデータの伝送に際して、伝送路エラー等が発生した場
合であっても効率よくデータの再送を行なうことのでき
る制御方式を提供することを目的としている。

［問題点を解決するための手段］ 本発明によれば上述の目的は、前記特許請求の範囲に記
載のとおり、親局と複数の子局とが通Ｉ′２を線路によ
り９．続されていて親局が各子局に対して一斉放送によ
りデータの伝送を行なった役名子局をＩｉ！！￥次ポー
リングしてデータが正常に送達されたか否かを確認する
ごとく制御される系において、親局に、一斉放送を行な
った後の各子局に対するポーリングによる送達確認に際
して子局からの否定応答を受信したとき、直前の一斉放
送の場合と同一のデータを再び一斉放送によ−・て伝送
する手段を設けると共に、子局に、一斉放送された・ア
ークを正常に受信したにもかかわらず再度一斉放送によ
り同一データの伝送が行なわれた場合に該データの受信
を抑止する手段を設けたことを特徴とするデータリンク
制御方式により達成される６ ［ｆｐ　　　眉コ 第１図は本発明の詳細な説明する口であって、Ｏ印は局
においてデータが正常に受信されたことを、Ｘ印は受信
に際してエラーが検出されたことを、−印はそのデータ
を無視することを示している。また、ＯＫは子局からの
肯定応答を、ＮＧは子局からの肯定応答を表している。

第１図に示すように親局はまず、マルチキャストによる
データ送信を行なった役名子局へのポーリングにより送
達確認を行ない、否定応答受信時は再度マルチキャスト
によりデータを送信し、まだ正常データを受信していな
い子局のみ再送データを取り込むという原理からなる。

否定応答受信の都度マルチキャストによる再送を行なう
ため、まだポーリングによる送達確認を行なっておらず
、かつ正常データを取り込んでいない子局のうちいくつ
かがこの再送により正常データを取り込んでいない子局
のうちいくつかがこの再送により正常データを取り込む
と期待される。

［実施例］ 第２図は本発明の一実施例のブロック図であって、（ａ
）は親局の送受信部周辺の構成を、＜ｂ）は子局の送受
信部周辺の構成を示している。

第２図（ａ）において　１は送受信部、２はフレーム生
成部、３は送達確認部、４は送達データ保持部、５は制
御部を表している。

同図において、親局が一斉放送によりデータを伝送する
ときは、フレーム生成部２が第３図に示すような、フレ
ームヘッダ部１３、データ部１４、およびフレームチェ
ック部１５からなるデータフレームを生成して、これを
送受信部１が全子局に向けて一斉放送すべく通信線路に
送出する。このとき、フレーム生成部２が生成したデー
タフレームは送信データ保持部４に保持される。送達確
認部３は、一斉放送が行なわれた後、各子局をポーリン
グして、その都度返送される応答が肯定応答であるか否
定応答であるかを識別する。そして、もしそれが否定応
答である場合は送信データ保持部４に保持されているデ
ータフレームを再度一斉放送する。

一方、子局の送受信部周辺は前述のように第２図（Ｉ３
）のごとく構成されている。

同図において、６は送受信部、７は受信フレームのフレ
ームヘッダを記憶するヘッダ記憶部、８はヘッダチェッ
ク部、９はフレーノ）チェック部、１０は制揶部、１１
は応答部を表している。

一斉放送により伝送されたデータフレームを送受Ｃ部６
により受信した子局は、へ・・Ｉグチエフ２部８によっ
て、該データフレームのフレームヘッダがヘッダ記憶部
７に記憶されているものと同一であるか否かをチェック
し同一であればデータの取り込みを抑止する７フレーム
ヘツダにはフレーノ、を識別するための送信順序番号が
含まれているので同一であるか否か識別は容易である。

もし、フレームへ、ツダがＳ己憶されているものと同一
でなければデータを取り込み、データフレーム中のフＬ
・−ムチニックの情報を用いて受１１、．４ニデータが
正常であるか否かを判定する。

このとき、受信したデータが正常であれば応答部１１は
肯定応答を生成し、これを送受信部６が親局に向けて送
出する。そして、ヘッダ記憶部７の内容を受信したデー
タフレームのフレームヘッダ部の情報に更新する。

もし、受信したデータにエラーが検出された場合には応
答部１１は否定応答を生成し、これを送受信部６が親局
に向けて送出する。この場合には、ヘッダ記憶部７の内
容は更新されない。

第４図は上述の実施例のデータ伝送に係る制御を流れ図
として示したもので、（ａ）は親局における制御の流れ
を、（ｂ）は子局における制御の流れを示している。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明の方式によれば、マルチキ
ャストによるデータの伝送において、伝送エラー等が発
生した場合のデータの再送回数が従来より減少するから
、マルチキャスト方式の特徴を生かすことができ、伝送
路を効率よく使用できる利点がある。

そして、システムの規模が大であって子局の数が多く、
また、伝送するデータ量が多い場合程、効果が大である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明する図、第２図は本発明の
一実施例のブロック図、第３図はデータフレームを説明
する図、第４図は実施例のデータ伝送に係る制御を示す
流れ図、第５図はマルチキャストによるデータ伝送を行
なう系の構成の例を示す図、第６図は従来のマルチキャ
ストにおけるデータの再送手順を説明する図である。 １．６・・・・・・送受信部、２・・・・・・フレーム
生成部、３・・・・・・送達確認部、４・・・・・・送
信データ保持部、５．１０・・・・・・制御部、７・・
・・・・ヘッダ記憶部、８・・・・・・ヘッダチェック
部、９・・・・・・フレームチェック部 代理人　弁理士　井　桁　貞　− 水死期の原理を説明する起 沸　ｌ　図 （ａ） （ｂ） 第２図 データフレームを詭朗する図 第３図 構成の１例を示寸図 寮　５　図 （ａ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｃ
ｂ）尖施例のデータ伝送にイ系る制潮を示す流れ図第　
４　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 親局と複数の子局とが通信線路により接続されていて該
   親局が該各子局に対して一斉放送によりデータの伝送を
   行なつた後該各子局を順次ポーリングしてデータが正常
   に送達されたか否かを確認するごとく制御される系にお
   いて、該親局に、一斉放送を行なった後の該各子局に対
   するポーリングによる送達確認に際して該子局からの否
   定応答を受信したとき、直前の一斉放送の場合と同一の
   データを再び一斉放送によって伝送する手段を設けると
   共に、 該子局に、一斉放送されたデータを正常に受信したにも
   かかわらず再度一斉放送により同一データの伝送が行な
   われた場合に該データの受信を抑止する手段を設けたこ
   とを特徴とするデータリンク制御方式。