JPH01147926A - 同報無線通信方法 - Google Patents
同報無線通信方法Info
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- JPH01147926A JPH01147926A JP62305614A JP30561487A JPH01147926A JP H01147926 A JPH01147926 A JP H01147926A JP 62305614 A JP62305614 A JP 62305614A JP 30561487 A JP30561487 A JP 30561487A JP H01147926 A JPH01147926 A JP H01147926A
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- JP
- Japan
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- communication system
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- Granted
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- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims description 23
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 5
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は同報無線通信方式、更に詳しく言えばARQ方
式によるパケット無線通信ディジタル送信システムで、
特に複数の受信者に対し、同時に送信を行′う同報無線
通信方式に関する。
式によるパケット無線通信ディジタル送信システムで、
特に複数の受信者に対し、同時に送信を行′う同報無線
通信方式に関する。
無線によりディジタル情報を確実に相手方に伝達する手
段としてパケット無線伝送方式が知られている。この無
線伝送方式の基本概念および従来技術に関しては文献、
プロシーデインゲス オブザ アイ・イー・イー・イー
、第75巻、第1号。
段としてパケット無線伝送方式が知られている。この無
線伝送方式の基本概念および従来技術に関しては文献、
プロシーデインゲス オブザ アイ・イー・イー・イー
、第75巻、第1号。
(Proc、 I EEE、 voQ 、 75. N
a1. J a n −1987)などが詳しいが、基
本的には示す通り。
a1. J a n −1987)などが詳しいが、基
本的には示す通り。
伝送すべきディジタル情報系列を適当な長さに切断し、
これに情報送信者及び受信者の識別番号、誤り制御のた
めの検査記号列その他を付加したフレームと呼ばれる情
報塊をディジタル無線系により伝送するものである。
これに情報送信者及び受信者の識別番号、誤り制御のた
めの検査記号列その他を付加したフレームと呼ばれる情
報塊をディジタル無線系により伝送するものである。
ディジタル無線伝送系は、雑音・干渉・フェージング等
、伝送品質を劣化させる要因が多く、−般に有線伝送系
に比較して誤り率特性が極めて悪い。そのため信頼性の
高い伝送を行うためには誤り訂正、誤り検出・再送等の
技術が必要となる。
、伝送品質を劣化させる要因が多く、−般に有線伝送系
に比較して誤り率特性が極めて悪い。そのため信頼性の
高い伝送を行うためには誤り訂正、誤り検出・再送等の
技術が必要となる。
この内、比較的簡単なシステム構成にて信頼度の高い伝
送を行う方式としてARQ方式が良く知られている。A
RQの概略は第2図に示すごとく、情報送信者から伝送
情報を含むフレーム(以下。
送を行う方式としてARQ方式が良く知られている。A
RQの概略は第2図に示すごとく、情報送信者から伝送
情報を含むフレーム(以下。
情報フレームと略す)201が送信されると受信者は自
身宛てのフレームである事を確認の上、該フレームに誤
りが含まれているか否かを検査する。
身宛てのフレームである事を確認の上、該フレームに誤
りが含まれているか否かを検査する。
その結果、誤りが含まれていない場合は確認応答フレー
ム202を返送し、誤りが含まれる場合は否定応答フレ
ーム204を返送する。情報送信者は情報フレーム送出
後、確認応答フレームが返送された場合は次の情報フレ
ームを、また否定応答フレームが返送された場合は該情
報フレームを再送する。
ム202を返送し、誤りが含まれる場合は否定応答フレ
ーム204を返送する。情報送信者は情報フレーム送出
後、確認応答フレームが返送された場合は次の情報フレ
ームを、また否定応答フレームが返送された場合は該情
報フレームを再送する。
上記従来技術は、基本的に有線通信網を利用したディジ
タル情報伝送技術であると言える。即ち。
タル情報伝送技術であると言える。即ち。
上記従来技術では1つの情報送信者が1つの受信者に対
してディジタル情報を伝送する状態のみが想定されてお
り、無線通信特有の性質である、複数の受信者に対し同
時にディジタル情報を伝送する、いわゆる同報という点
について配慮がされておらず、同報を行うためには、複
数の受信者毎にそれぞれ個々に情報フレームを送出する
必要があり、同一の情報フレームを数回に渡って送出す
るという無駄があった。
してディジタル情報を伝送する状態のみが想定されてお
り、無線通信特有の性質である、複数の受信者に対し同
時にディジタル情報を伝送する、いわゆる同報という点
について配慮がされておらず、同報を行うためには、複
数の受信者毎にそれぞれ個々に情報フレームを送出する
必要があり、同一の情報フレームを数回に渡って送出す
るという無駄があった。
本発明の目的は上記問題点を克服し、複数の受信者に対
し、1回の情報フレームの送信のみで行い得るようにす
る事にある。
し、1回の情報フレームの送信のみで行い得るようにす
る事にある。
上記目的を達するため1本発明においては情報フレーム
中に宛先の受信者の識別番号を複数個記載したフレーム
を付加し、受信者側においては受信された情報フレーム
中の宛先として少なくとも1回以上自身の識別番号が含
まれておれば、その情報フレームを自身宛てのフレーム
とみなし、取り込むとともに誤りの検査を行い、もし誤
りがなければ情報送信者に宛てて確認応答フレームを返
送する方式とした。
中に宛先の受信者の識別番号を複数個記載したフレーム
を付加し、受信者側においては受信された情報フレーム
中の宛先として少なくとも1回以上自身の識別番号が含
まれておれば、その情報フレームを自身宛てのフレーム
とみなし、取り込むとともに誤りの検査を行い、もし誤
りがなければ情報送信者に宛てて確認応答フレームを返
送する方式とした。
一方、受信者が複数存在する事から、1個の情報フレー
ムの伝送に対して、(1)全受信者に対し誤りなく伝送
が成功し、全受信者から確認応答フレームが返送される
、(2)全受信者に対し伝送誤りが発生し、確認応答フ
レームが全く返送されない、(3)少なくとも1の受信
者から確認応答フレームが返送され、少なくとも1の受
信者から該確認応答フレームが返送されない、の3種類
の状態が生じ得る。(1)および(3)に相当する場合
は上記従来技術による方法と同様であり1次の情報フレ
ームの送出を行うか、又は前の情報フレームを再送すれ
ば良い。(2)に相当する場合は確認応答フレームが返
送されてきた受信者の識別番号を情報フレームの宛先よ
り取り除き、再送する。
ムの伝送に対して、(1)全受信者に対し誤りなく伝送
が成功し、全受信者から確認応答フレームが返送される
、(2)全受信者に対し伝送誤りが発生し、確認応答フ
レームが全く返送されない、(3)少なくとも1の受信
者から確認応答フレームが返送され、少なくとも1の受
信者から該確認応答フレームが返送されない、の3種類
の状態が生じ得る。(1)および(3)に相当する場合
は上記従来技術による方法と同様であり1次の情報フレ
ームの送出を行うか、又は前の情報フレームを再送すれ
ば良い。(2)に相当する場合は確認応答フレームが返
送されてきた受信者の識別番号を情報フレームの宛先よ
り取り除き、再送する。
但し上記解決手段によるのみでは、情報送信者が情報フ
レーム送出後、複数の受信者が確認応答フレームを同時
に返送する事となり、常時フレームの衝突が発生し問題
となる。そのため、本発明においては各受信者間におい
て確認応答フレームの返送に際して優先順位を設け、互
いの確認応答フレームが衝突しないようにした。また上
記優先順位は情報送信者が送出する情報フレーム中の宛
先の記載順序に応じて決定するようにした。
レーム送出後、複数の受信者が確認応答フレームを同時
に返送する事となり、常時フレームの衝突が発生し問題
となる。そのため、本発明においては各受信者間におい
て確認応答フレームの返送に際して優先順位を設け、互
いの確認応答フレームが衝突しないようにした。また上
記優先順位は情報送信者が送出する情報フレーム中の宛
先の記載順序に応じて決定するようにした。
上記解決手段によれば、情報送信者は1個の情報フレー
ムを送出するだけで同時に複数の受信者にディジタル情
報を伝送する事が可能となり、なおかつ上記複数の受信
者より返送される確認応答フレームが互いに衝突する事
態を回避する事が可能となり、高能率な同報無線通信シ
ステムが構築できる。
ムを送出するだけで同時に複数の受信者にディジタル情
報を伝送する事が可能となり、なおかつ上記複数の受信
者より返送される確認応答フレームが互いに衝突する事
態を回避する事が可能となり、高能率な同報無線通信シ
ステムが構築できる。
以下、本発明の一実施例を詳細に説明する。第1図は本
発明に係る同報無線通信システムの概念を示したもので
ある。同図において101は情報送信者、211〜21
3は複数受信者、211〜213および220は伝送中
の情報フレームを表す。同図(a)は従来技術による同
報システムの概念であり、情報送信者101は、まず受
信者111に対して情報フレーム211を送り、その確
認応答フレームを受信すると次に受信者112に対し情
報フレーム212を送る。この時情報フレーム211,
212は宛先の識別番号のみが異なるだけである。
発明に係る同報無線通信システムの概念を示したもので
ある。同図において101は情報送信者、211〜21
3は複数受信者、211〜213および220は伝送中
の情報フレームを表す。同図(a)は従来技術による同
報システムの概念であり、情報送信者101は、まず受
信者111に対して情報フレーム211を送り、その確
認応答フレームを受信すると次に受信者112に対し情
報フレーム212を送る。この時情報フレーム211,
212は宛先の識別番号のみが異なるだけである。
ところが、無線通信システムでは一般に、同時に複数の
受信者に対し、同時に情報を伝送する事が可能である。
受信者に対し、同時に情報を伝送する事が可能である。
そのため、第1図(b)に示す通り、唯1回の情報フレ
ームの送出220にて複数の受信者111〜113に対
し同時に情報を送出し得る。
ームの送出220にて複数の受信者111〜113に対
し同時に情報を送出し得る。
第3図は上記概念で提示した同報通信システムをパケッ
ト無線通信システムとして実現させるための情報フレー
ムの構造の一実施例を示したものである。同図において
301はフレームの始まりを表すフレーム開始フラグ、
302は情報送信者の識別番号、303は受信者の識別
番号、304は制御フィールド、305は情報フィール
ド、306は誤り検出のための検査記号、307はフレ
ームの終了を表すフレーム終了フラグである。
ト無線通信システムとして実現させるための情報フレー
ムの構造の一実施例を示したものである。同図において
301はフレームの始まりを表すフレーム開始フラグ、
302は情報送信者の識別番号、303は受信者の識別
番号、304は制御フィールド、305は情報フィール
ド、306は誤り検出のための検査記号、307はフレ
ームの終了を表すフレーム終了フラグである。
この中で制御フィールド304はフレームの種類を示し
たり、情報フレームの番号を示すために使用される。情
報フィールド305は伝送すべき情報そのものが記載さ
れている。
たり、情報フレームの番号を示すために使用される。情
報フィールド305は伝送すべき情報そのものが記載さ
れている。
第3図に示す情報フレーム構成の一実施例は、従来知ら
れている有線通信によるものに比べ、受信者の識別番号
303が複数個記載されている点が異なる。
れている有線通信によるものに比べ、受信者の識別番号
303が複数個記載されている点が異なる。
受信者111〜133は情報フレームが受信されるとフ
レームの宛先内に自身の識別番号が含まれているか否か
を調べ、含まれていない場合は単に上記フレームを破棄
する。含まれている場合は上記−フレームの誤り検査を
フレーム内の検査記号306を用いて行い、その結果も
し誤りが発見されれば上記フレームを破棄し、誤りがな
ければ自身宛ての情報として上記フレームを受領する。
レームの宛先内に自身の識別番号が含まれているか否か
を調べ、含まれていない場合は単に上記フレームを破棄
する。含まれている場合は上記−フレームの誤り検査を
フレーム内の検査記号306を用いて行い、その結果も
し誤りが発見されれば上記フレームを破棄し、誤りがな
ければ自身宛ての情報として上記フレームを受領する。
また誤り検査の結果に応じて否定確認応答または確認応
答フレームを情報送信者に返送する。ただし否定確認応
答フレームは必ずしも返送する必要はない。
答フレームを情報送信者に返送する。ただし否定確認応
答フレームは必ずしも返送する必要はない。
一方、本システムにおいては複数の受信者が存在するた
め、複数の受信者が同時に上記確認応答フレーム、また
は否定応答確認フレームを返送すれば互いのフレームが
衝突を起こす。そのため受信者側において上記フレーム
の返送に際し、互いに衝突を起こさないよう工夫する必
要がある。
め、複数の受信者が同時に上記確認応答フレーム、また
は否定応答確認フレームを返送すれば互いのフレームが
衝突を起こす。そのため受信者側において上記フレーム
の返送に際し、互いに衝突を起こさないよう工夫する必
要がある。
上記衝突回避のための一実施例を第4図に示す。
同図は情報送信者301が情報フレーム420を受信者
311,312,343に宛てて送り、それぞれの受信
者が確認応答フレーム431 、432゜433を返送
するタイムチャートを示したものである。各受信者は、
情報フレーム420中の宛先として自身の識別番号が含
まれているかどうかを調べる他、もし含まれている場合
は、宛先中に記載された自身の識別番号の位置、即ち宛
先中で自身が指定された順番を確認し、記憶する。この
ときもし自身の識別番号が最初に現れた場合は直ちに確
認応答フレームを一返送する。第4図においては受信者
311がこれに相当する。また自身の識別番号が最初に
現れなかった受信者については、自身の識別番号が表わ
れた順序に従って、あらかじめ定められた遅延時間T2
の整数倍の時間だけ待って、確認応答フレームを返送す
る。第4図においては受信者113の順位が2番目であ
るためT2だけ待って確認応答フレームを返送しており
、また受信者312の順位は3番目であるため、2XT
2だけ待って返送している。ただし、時間T2は確認応
答フレームの継続時間T1より十分長いものとする。以
上述べたように、情報送信者の送出する情報フレーム中
の宛先中に記載された受信者識別番号の順序により確認
応答フレームの返送の優先順位を設けると、上記衝突の
問題を回避できる。
311,312,343に宛てて送り、それぞれの受信
者が確認応答フレーム431 、432゜433を返送
するタイムチャートを示したものである。各受信者は、
情報フレーム420中の宛先として自身の識別番号が含
まれているかどうかを調べる他、もし含まれている場合
は、宛先中に記載された自身の識別番号の位置、即ち宛
先中で自身が指定された順番を確認し、記憶する。この
ときもし自身の識別番号が最初に現れた場合は直ちに確
認応答フレームを一返送する。第4図においては受信者
311がこれに相当する。また自身の識別番号が最初に
現れなかった受信者については、自身の識別番号が表わ
れた順序に従って、あらかじめ定められた遅延時間T2
の整数倍の時間だけ待って、確認応答フレームを返送す
る。第4図においては受信者113の順位が2番目であ
るためT2だけ待って確認応答フレームを返送しており
、また受信者312の順位は3番目であるため、2XT
2だけ待って返送している。ただし、時間T2は確認応
答フレームの継続時間T1より十分長いものとする。以
上述べたように、情報送信者の送出する情報フレーム中
の宛先中に記載された受信者識別番号の順序により確認
応答フレームの返送の優先順位を設けると、上記衝突の
問題を回避できる。
なお、上記衝突回避技術は他の情報送信者、受信者が同
一の無線チャネルを共用していないという前提の下で有
効となる。しかし現実には本発明に係るパケット無線通
信システムにおいては、複数の情報送信者が同一の無線
チャネルを共用するのが一般的であり、その場合、第4
図における情報フレーム220の送出から確認応答フレ
ーム431.432,433の返送までの間に、他の情
報送信者の情報フレーム等が割込む可能性もある。この
ような場合、各フレームの衝突を完全に防ぐことはでき
ないが、その確率を低減させ得る方式の一実施例を第5
図により説明する。
一の無線チャネルを共用していないという前提の下で有
効となる。しかし現実には本発明に係るパケット無線通
信システムにおいては、複数の情報送信者が同一の無線
チャネルを共用するのが一般的であり、その場合、第4
図における情報フレーム220の送出から確認応答フレ
ーム431.432,433の返送までの間に、他の情
報送信者の情報フレーム等が割込む可能性もある。この
ような場合、各フレームの衝突を完全に防ぐことはでき
ないが、その確率を低減させ得る方式の一実施例を第5
図により説明する。
本実施例においては受信者は確認応答フレームの送出に
先立ち、まず無線チャネルを観測し、空きである事を確
認してからフレームの送出を開始する。このときもし無
線チャネルが他局によって使用中であれば、そのまま無
線チャネルの観測を続け、空きになるまで待ってフレー
ムの送出を開始する。このとき、もし情報送出者から送
られた情報フレームの宛先中、自身の識別番号が最も優
先度の高い位置に記載されている場合は直ちに確認応答
フレームの送出を開始し、それ以外の場合は、確認応答
フレームの送出に先立ち、確率pで事象H& 、確率1
−pで事象HXが生起する試行を行い、事象HAが生起
した場合にのみ確認応答フレームを送出し、事象H2が
生じた場合は一定時間経過後再び試行を繰り返す、上記
方法はp−persistent CS M A方式
として良く知られている0本実施例においては、情報送
信者から送出された情報フレーム中の宛先の記載順序に
よりp−persistent CS M A方式の
確率pの値を変化させる。確率pの決定方法は、例えば
情報フレーム中の宛先記載順序をJ (J=1.2,3
.・・・)とし、 p = 2−(’−”) とすれば宛先記載順序に応じて確認応答フレームの返送
に優先順位を設定する事が可能となる。
先立ち、まず無線チャネルを観測し、空きである事を確
認してからフレームの送出を開始する。このときもし無
線チャネルが他局によって使用中であれば、そのまま無
線チャネルの観測を続け、空きになるまで待ってフレー
ムの送出を開始する。このとき、もし情報送出者から送
られた情報フレームの宛先中、自身の識別番号が最も優
先度の高い位置に記載されている場合は直ちに確認応答
フレームの送出を開始し、それ以外の場合は、確認応答
フレームの送出に先立ち、確率pで事象H& 、確率1
−pで事象HXが生起する試行を行い、事象HAが生起
した場合にのみ確認応答フレームを送出し、事象H2が
生じた場合は一定時間経過後再び試行を繰り返す、上記
方法はp−persistent CS M A方式
として良く知られている0本実施例においては、情報送
信者から送出された情報フレーム中の宛先の記載順序に
よりp−persistent CS M A方式の
確率pの値を変化させる。確率pの決定方法は、例えば
情報フレーム中の宛先記載順序をJ (J=1.2,3
.・・・)とし、 p = 2−(’−”) とすれば宛先記載順序に応じて確認応答フレームの返送
に優先順位を設定する事が可能となる。
一方、情報送信者側における情報フレーム送出後の動作
を第6図を参照しながら説明する。
を第6図を参照しながら説明する。
第7図は情報送信者101が受信者111゜112.1
13に対し情報フレームを送出している場合のタイムチ
ャートの一例を示す、情報送信者101は情報フレーム
220送出後、受信者からの確認応答フレーム受信待ち
状態に移る。第6図に示す実施例では受信者のうち、受
信者111より確認応答フレームが、受信者112より
否定確認応答フレームが受信された状態を示している。
13に対し情報フレームを送出している場合のタイムチ
ャートの一例を示す、情報送信者101は情報フレーム
220送出後、受信者からの確認応答フレーム受信待ち
状態に移る。第6図に示す実施例では受信者のうち、受
信者111より確認応答フレームが、受信者112より
否定確認応答フレームが受信された状態を示している。
情報送信者は引き続き受信者113よりの確認応答フレ
ームが返送されるまで待つが、一定時間T8経過後、時
間切れとして再度情報フレームを送出する。但し、この
時点では受信者111にはフレームが確実に届いている
事が確認されているため、情報送信者101は情報フレ
ーム220の宛先から受信者111を取り除き、情報フ
レーム421として再送を行う、以後同様の手順に従い
。
ームが返送されるまで待つが、一定時間T8経過後、時
間切れとして再度情報フレームを送出する。但し、この
時点では受信者111にはフレームが確実に届いている
事が確認されているため、情報送信者101は情報フレ
ーム220の宛先から受信者111を取り除き、情報フ
レーム421として再送を行う、以後同様の手順に従い
。
最終的に全ての受信者から確認応答フレームが得られる
まで再送が繰り返される。
まで再送が繰り返される。
上記実施例ではディジタル情報伝送のためのシステムを
例としたが、この他無線電話システムの制御信号伝送等
、一般に複数の受信者に対しディジタル信号を同時に伝
送する必要のあるシステムに使用可能である。
例としたが、この他無線電話システムの制御信号伝送等
、一般に複数の受信者に対しディジタル信号を同時に伝
送する必要のあるシステムに使用可能である。
(発明の効果〕
以上説明の通り1本発明によれば従来パケット無線通信
システムにおいて、複数の受信者に対し同報通信を行う
場合、繰り返り情報フレームを伝送しなければならない
と言う欠点を取り除き、高能率が同報通信システムを実
現することができる6
システムにおいて、複数の受信者に対し同報通信を行う
場合、繰り返り情報フレームを伝送しなければならない
と言う欠点を取り除き、高能率が同報通信システムを実
現することができる6
第1図(a)および(b)はそれぞれ従来及び本発によ
る同報無線通信システムの概念図、第2図はARQ方式
の概念図、第3図は本発明の一実施例に係る情報フレー
ムの構成図、第4図は確認応答フレームの送出時間関係
を示すタイムチャート、第5図は受信者側の動作の一実
施例を示すフローチャート、第6図は情報送信者側の動
作の−実施例を示すタイムチャートである。 201,203.’205・・・情報フレーム、202
゜206・・・確認応答フレーム、204・・・否定確
認応答フレーム、301・・・情報送信者、311〜3
13・・・受信者。
、7−1T−・。 、t゛ ゝ、
る同報無線通信システムの概念図、第2図はARQ方式
の概念図、第3図は本発明の一実施例に係る情報フレー
ムの構成図、第4図は確認応答フレームの送出時間関係
を示すタイムチャート、第5図は受信者側の動作の一実
施例を示すフローチャート、第6図は情報送信者側の動
作の−実施例を示すタイムチャートである。 201,203.’205・・・情報フレーム、202
゜206・・・確認応答フレーム、204・・・否定確
認応答フレーム、301・・・情報送信者、311〜3
13・・・受信者。
、7−1T−・。 、t゛ ゝ、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、1つのディジタル情報源から、無線により複数の情
報受信者に同一の情報を伝送するARQ式パケット無線
通信システムにおいて、情報送信者が複数の受信者の識
別番号を宛先として記載した情報フレームを送信し、情
報送信者側において、複数の受信者を宛先とした情報フ
レームを送出後、あらかじめ定められた時間内に宛先と
して指定した受信者のうち、少なくとも1つの受信者か
ら該情報フレームに対する確認応答フレームが返送され
なかつた場合にあつては、該情報フレームの宛先から既
に確認応答フレームが返送された受信者の識別番号を取
残き、再送することを特徴とする同報無線通信方式。 2、特許請求の範囲第1項に記載の同報無線通信方式で
あつて、上記複数の受信者において確認応答フレームの
返送に際し優先順位を設け、送信された該情報フレーム
の宛先記載部分における受信者識別番号の並び順により
優先順位を決定する事を特徴とする同報無線通信方式。 3、特許請求の範囲第2項に記載の同報無線通信方式で
あつて、上記情報送信者側において、受信者から返送さ
れた確認応答フレームの受信順序に応じて、次に送出す
べき情報フレーム中の宛先記載順序を入れ替える事を特
徴とする同報無線通信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62305614A JP2624730B2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 同報無線通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62305614A JP2624730B2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 同報無線通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01147926A true JPH01147926A (ja) | 1989-06-09 |
JP2624730B2 JP2624730B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=17947257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62305614A Expired - Fee Related JP2624730B2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 同報無線通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2624730B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2016225937A (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-28 | 株式会社日立国際電気 | 無線通信システムおよび統制局 |
-
1987
- 1987-12-04 JP JP62305614A patent/JP2624730B2/ja not_active Expired - Fee Related
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