JP2005236923A - 無線パケット通信方法および無線局 - Google Patents

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信也 大槻
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健悟 永田
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智明 熊谷
Kazumasa Saito
一賢 齋藤
Satoshi Aikawa
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Abstract

【課題】 マルチキャストデータパケットを効率よく送信し、さらにスループットを劣化させることなく再送処理を効率よく行う。
【解決手段】 キャリアセンスによって空き状態と判定された無線チャネルを用いて、マルチキャストデータパケットを複数の無線局に同時に送信する無線パケット通信方法において、キャリアセンス後に1つのマルチキャストデータパケットを送信した後に、そのマルチキャストデータパケットと同一宛先のマルチキャストデータパケットが送信バッファに存在する場合に、キャリアセンスをせずに同一宛先のマルチキャストデータパケットを順次送信する。ここで、最初のマルチキャストデータパケットを送信してから制限時間を経過するまで、キャリアセンスをせずに同一宛先のマルチキャストデータパケットを順次送信するようにしてもよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マルチキャストデータパケットの送信処理および再送処理を行うための無線パケット通信方法および無線局に関する。
従来の無線パケット通信システムでは、データパケットの送信に先立って無線チャネルの空き状態を検出(キャリアセンス)し、空き状態の場合にのみ1つのデータパケットを送信している。このような制御により、1つの無線チャネルを複数の無線局で互いに時間をずらして共用することができた(非特許文献1)。
図10は、従来の無線局の構成例を示す。図において、無線局は、ヘッダ付加部11、送信バッファ12、パケット送信制御部13、変調器14、無線送信部15、アンテナ16、無線受信部17、復調器18、FCS検査部19、パケット選択部20、ヘッダ除去部21およびキャリア検出部22を備える。
ヘッダ付加部11には、送信データフレーム系列が入力される。この送信データフレーム系列は、1つあるいは複数のデータフレームで構成される。実際に扱うデータフレームとしては、例えばイーサネット(登録商標)フレームなどが想定される。ヘッダ付加部11は、データフレームに対して宛先となる無線局のID情報や当該パケットのタイプを示すフィールド、誤り検出のためのFCSを付加し、図11(1) に示すようなデータパケットを生成する。ヘッダ付加部11で生成されたデータパケットは、送信バッファ12に入力されてバッファリングされる。
一方、他の無線局が送信した無線信号は、アンテナ16を介して無線受信部17に入力される。無線受信部17は、入力された無線信号に対して周波数変換,フィルタリング,直交検波およびAD変換を含む受信処理を施し、受信処理されたベースバンド信号を復調器18へ出力する。なお、無線受信部17には、接続されたアンテナ16が送信のために使用されていない時に、無線チャネルにおける無線伝搬路上の無線信号が常時入力されており、無線チャネルの受信電界強度を表すRSSI信号がキャリア検出部22へ出力される。
キャリア検出部22は、RSSI信号が入力されると、その信号によって表される受信電界強度の値と予め設定した閾値とを比較する。そして、所定の期間中の受信電界強度が連続的に閾値よりも小さい状態が継続すると、無線チャネルが空き状態であると判定し、それ以外の場合には無線チャネルがビジーであると判定する。キャリア検出部22は、この判定結果をキャリア検出結果としてパケット送信制御部13へ出力する。
パケット送信制御部13は、キャリア検出結果に応じて無線チャネルが空き状態か否かを認識し、空き状態の場合に、送信バッファ12にバッファリングしているデータパケットを出力するように要求する。送信バッファ12は、この要求に応じて送信バッファに入力された時刻が最も早いデータパケットを取り出してパケット送信制御部13へ出力する。パケット送信制御部13は、送信バッファ12から出力されたデータパケットを変調器14へ出力する。変調器14は、そのデータパケットに対して所定の変調処理を施して無線送信部15へ出力する。無線送信部15は、変調器14から出力された変調処理後のデータパケットに対して、DA変換,周波数変換,フィルタリング及び電力増幅を含む送信処理を施し、アンテナ16から無線パケットとして送信する。
一方、復調器18は、無線受信部17から出力されたベースバンド信号に対して復調処理を行い、得られたデータパケットまたはACKパケットがFCS検査部19に入力される。FCS検査部19は、図11に示すデータパケットまたはACKパケットのFCS部を用いて正しく受信されたか否かを検出し、誤りが検出された場合は当該データパケットまたはACKパケットを破棄し、誤りが検出されなかった場合は当該データパケットまたはACKパケットをパケット選択部20へ出力する。
パケット選択部20は、入力されたデータパケットまたはACKパケットが自局に対して送信されたものか否かを識別する。すなわち、データパケットまたはACKパケットの宛先無線局IDが自局と一致するか否かを調べ、自局宛でないものは破棄し、自局宛てのものはフレームタイプをみてデータパケットかACKパケットかを区別する。自局宛てのデータパケットはヘッダ除去部21へ出力するとともに、自局宛てのデータパケットがユニキャストデータパケットの場合には、正常に受信したことをパケット送信制御部13に通知し、マルチキャストデータパケットの場合にはパケット送信制御部13への通知は行わない。また、自局宛てのACKパケットの場合には、その旨をパケット送信制御部13へ通知する。
ヘッダ除去部21は、パケット選択部20から出力されたデータパケットに付加されているヘッダ部分を除去し、受信データフレーム系列として出力する。
パケット送信制御部13は、パケット選択部20から自局宛てのユニキャストデータパケットを受信したことを通知された場合に、図11(2) に示すACKパケットを生成し、一定時間経過後に変調器14、無線送信部15およびアンテナ16を介して送信する。また、自局宛てのACKパケットを受信したことを通知された場合は、対応するデータパケットを送信バッファ12から削除して送信処理を完了する。
小電力データ通信システム/広帯域移動アクセスシステム(CSMA)標準規格、ARIB SDT−T71 1.0 版、(社)電波産業会、平成12年策定
従来の無線パケット通信システムにおいて、マルチキャストデータパケットを送信する場合には、図12に示すようにユニキャストデータパケットと同様に、マルチキャストデータパケットの送信に先立ってキャリアセンス(DIFS+CW)を行い、無線チャネルが空き状態の場合にマルチキャストデータパケットを送信する。マルチキャストデータパケットを受信した無線局は、自局宛てのマルチキャストデータパケットであれば受信処理を行い、自局宛てでなければ破棄する。
このようなマルチキャストデータパケットの通信方法では、マルチキャストデータパケットを1つ送信するたびに一定時間のキャリアセンスを行うので効率が悪く、スループットが劣化していた。また、マルチキャストデータパケットについては、正常に受信されなかった場合でも再送処理は行わず、そのまま損失となっていた。
なお、マルチキャストデータパケットの損失を低減する方法としては、ユニキャストデータパケットと同様に応答信号(ACKパケットまたはNACKパケット)を返信し、正常に受信されたかった場合に再送する処理が考えられる。しかし、マルチキャストデータパケットは、通常は複数の無線局宛てに送信されるので、応答信号も複数の無線局から送信されることになり、そのためにスループットが劣化する問題がある。
本発明は、マルチキャストデータパケットを効率よく送信し、さらにスループットを劣化させることなく再送処理を効率よく行うことができる無線パケット通信方法および無線局を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、キャリアセンスによって空き状態と判定された無線チャネルを用いて、マルチキャストデータパケットを複数の無線局に同時に送信する無線パケット通信方法において、キャリアセンス後に1つのマルチキャストデータパケットを送信した後に、そのマルチキャストデータパケットと同一宛先のマルチキャストデータパケットが送信バッファに存在する場合に、キャリアセンスをせずに同一宛先のマルチキャストデータパケットを順次送信する。
ここで、最初のマルチキャストデータパケットを送信してから制限時間を経過するまで、キャリアセンスをせずに同一宛先のマルチキャストデータパケットを順次送信するようにしてもよい(請求項2)。
請求項3に記載の無線パケット通信方法は、キャリアセンスをせずに連続して送信した最後のマルチキャストデータパケットを送信した送信無線局は、その宛先の受信無線局に対して、一連のマルチキャストデータパケットの受信の成否を示す肯定応答(ACK)を要求する信号を送信し、肯定応答(ACK)を要求する信号を受信した受信無線局は、受信に成功したマルチキャストデータパケットのシーケンス番号を示す正常受信リストを含む肯定応答(ACK)を送信無線局に送信し、送信無線局は、肯定応答(ACK)の正常受信リストにより正常に受信されなかったマルチキャストデータパケットを請求項1または請求項2に記載の手順に従って再送する。
請求項4に記載の無線パケット通信方法は、キャリアセンスをせずに連続して送信した最後のマルチキャストデータパケットを送信した送信無線局は、その宛先の受信無線局に対して、一連のマルチキャストデータパケットのシーケンス番号を示す送信リストを含み、その受信の成否を示す否定応答(NACK)を要求する信号を送信し、否定応答(NACK)を要求する信号を受信した受信無線局は、送信リストにより受信に失敗したマルチキャストデータパケットのシーケンス番号を示す非受信リストを含む否定応答(NACK)を送信無線局に送信し、送信無線局は、否定応答(NACK)の非受信リストにより正常に受信されなかったマルチキャストデータパケットを請求項1または請求項2に記載の手順に従って再送する。
請求項5に記載の発明は、キャリアセンスによって空き状態と判定された無線チャネルを用いて、マルチキャストデータパケットを複数の無線局に同時に送信する無線局において、キャリアセンス後に1つのマルチキャストデータパケットを送信した後に、そのマルチキャストデータパケットと同一宛先のマルチキャストデータパケットが送信バッファに存在する場合に、キャリアセンスをせずに同一宛先のマルチキャストデータパケットを順次送信する手段を備える。
ここで、最初のマルチキャストデータパケットを送信してから制限時間を経過するまで、キャリアセンスをせずに同一宛先のマルチキャストデータパケットを順次送信する手段を備えてもよい(請求項6)。
請求項7に記載の無線局は、キャリアセンスをせずに連続して送信した最後のマルチキャストデータパケットを送信したときは、その宛先の受信無線局に対して、一連のマルチキャストデータパケットの受信の成否を示す肯定応答(ACK)を要求する信号を送信する手段と、肯定応答(ACK)を要求する信号を受信したときは、受信に成功したマルチキャストデータパケットのシーケンス番号を示す正常受信リストを含む肯定応答(ACK)を送信無線局に送信する手段と、肯定応答(ACK)を受信したときは、その正常受信リストにより正常に受信されなかったマルチキャストデータパケットを請求項5または請求項6に記載の手順に従って再送する手段とを備える。
請求項8に記載の無線局は、キャリアセンスをせずに連続して送信した最後のマルチキャストデータパケットを送信したときは、その宛先の受信無線局に対して、一連のマルチキャストデータパケットのシーケンス番号を示す送信リストを含み、その受信の成否を示す否定応答(NACK)を要求する信号を送信する手段と、否定応答(NACK)を要求する信号を受信したときは、送信リストにより受信に失敗したマルチキャストデータパケットのシーケンス番号を示す非受信リストを含む否定応答(NACK)を送信無線局に送信する手段と、否定応答(NACK)を受信したときは、その非受信リストにより正常に受信されなかったマルチキャストデータパケットを請求項5または請求項6に記載の手順に従って再送する手段とを備える。
請求項1,2,5,6に記載の無線パケット通信方法および無線局は、同一宛先のマルチキャストデータパケットの2つ目以降をキャリアセンスをせずに連続的に送信することにより、送信効率が向上し、スループットを高めることができる。
請求項3,4,7,8に記載の無線パケット通信方法および無線局は、複数のマルチキャストデータパケットを連続的に送信した後、各マルチキャストデータパケットの受信の成否を示す肯定応答(ACK)または否定応答(NACK)を要求し、その応答に応じて受信に失敗したマルチキャストデータパケットを再送することにより、スループットの低下を最小限に押さえながら、信頼性の高いマルチキャスト通信を行うことができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の無線パケット通信方法の第1の実施形態を示す。図2は、第1の実施形態における送受信例を示す。ここでは、簡単のために送信無線局から送信されるマルチキャストデータパケットの宛先を受信無線局1および受信無線局2とする。
図1および図2において、通常のキャリアセンス(DIFS+CW)により無線チャネルが空き状態であることが検出されたならば、マルチキャストデータパケットを送信し(S0,S1)、その後にそのマルチキャストデータパケットと同一宛先のマルチキャストデータパケットが送信バッファ内に存在するか否かを判断する(S2)。なお、同一宛先のマルチキャストデータパケットは、S1の時点ですでに送信バッファ内に存在していてもよいし、S1の送信中に送信バッファ内に入力されてもよい。ここで、同一宛先のマルチキャストデータパケットがなければ、マルチキャストデータパケットの送信処理を終了する(S3)。一方、同一宛先のマルチキャストデータパケットがあれば、それを送信した場合に最初のマルチキャストデータパケットを送信開始してから制限時間を超過するか否かを判断する(S4)。ここで、次のマルチキャストデータパケットを送信したときに制限時間を超過する場合には、それを送信せずにマルチキャストデータパケットの送信処理を終了し(S3)、次の送信機会を待つ。
次のマルチキャストデータパケットを送信したときに制限時間を超過しないことが分かった場合には、通常のキャリアセンスを省略しながら通常のキャリアセンス時間よりも短い時間(SIFS)だけ待機し(S5)、同一宛先のマルチキャストデータパケットを送信する(S6)。以上の処理を最初のマルチキャストデータパケットを送信してから制限時間経過するか、あるいは送信バッファ内に同一宛先のマルチキャストデータパケットがなくなるまで繰り返す。これにより、同一宛先のマルチキャストデータパケットについては、通常のキャリアセンス時間(DIFS+CW)より短い時間間隔(SIFS)で連続的に送信することができ、スループットを向上させることができる。なお、S4の処理は、別途制限時間に相当する機能がある場合には、任意としてもよい。
図2では、同一宛先のマルチキャストデータパケットが7個あり、制限時間内に、シーケンス番号1〜4のマルチキャストデータパケットを連続的に送信し、あらためてキャリアセンス後にシーケンス番号5〜7のマルチキャストデータパケットを連続的に送信する例を示している。
なお、受信側では、従来のマルチキャストデータパケットの受信と同様に応答信号は返さないので、受信に失敗したマルチキャストデータパケットはそのまま損失となる。すなわち、図2の例では、受信無線局2でシーケンス番号2,3,7のマルチキャストデータパケットが損失となる。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の無線パケット通信方法の第2の実施形態を示す。(1) は送信無線局の処理手順を示し、(2) は受信無線局の処理手順を示す。図4は、第2の実施形態における送受信例を示す。ここでは、簡単のために送信無線局から送信されるマルチキャストデータパケットの宛先を受信無線局1および受信無線局2とする。
図3および図4において、送信無線局は、同一宛先の複数のマルチキャストデータパケットが送信バッファにバッファリングされている場合に、第1の実施形態の手順により、通常のキャリアセンス後に最初のマルチキャストデータパケットを送信し、その送信開始から制限時間経過するか、あるいは送信バッファに同一宛先のマルチキャストデータパケットがなくなるまで、通常のキャリアセンス時間(DIFS+CW)より短い時間間隔(SIFS)で連続的に送信する処理を行う(S11)。このマルチキャストデータパケットには、図5(1) に示すように、宛先ごとに独立した送信順番を示すシーケンス番号が付加される。その後、各受信無線局に対して、連続送信したマルチキャストデータパケットの肯定応答(ACK)を要求するブロックACK要求信号(BAR:Block ACK Request)を送信する(S12)。図5(2) にBARの構成例を示す。
各受信無線局は、それぞれ自局宛てのマルチキャストデータパケットを受信し(S21)、受信したマルチキャストデータパケットのシーケンス番号を記録する(S22)。その後、BARを受信するまでマルチキャストデータパケットの受信を繰り返す(S23、S21、S22))。ここで、BARを受信すると、正常に受信したマルチキャストデータパケットのシーケンス番号を示す「正常受信リスト」を含むブロックACK(BA:Block ACK )を生成し、所定のキャリアセンス後に送信無線局に対してBAを送信する(S24)。図5(3) にBAの構成例を示す。通常のACKパケットに正常受信リストが付加される。
送信無線局は、BARを送信してから所定時間経過するまで各受信無線局から送信されるBAを受信し(S13,S14)、BARを送信してから所定時間経過した後に、受信した各BAに記載された正常受信リストを調べ、全ての受信無線局で正常受信が確認されたマルチキャストデータパケットを送信バッファから削除し(S15)、マルチキャストデータパケットの送信処理を終了する(S16)。
図4では、同一宛先のマルチキャストデータパケットが6個あり、制限時間内に、シーケンス番号1〜4のマルチキャストデータパケットを連続的に送信し、続いてBARを送信する。このとき、受信無線局2ではシーケンス番号2,3のマルチキャストデータパケットの受信に失敗しており、正常受信リストにシーケンス番号1,4を記載したBAを送信無線局に送信する。一方、受信無線局1ではすべてのマルチキャストデータパケットを正常に受信しているので、正常受信リストにシーケンス番号1〜4を記載したBAを送信無線局に送信する。送信無線局では、この2つのBAによりシーケンス番号1,4のマルチキャストデータパケットは各受信無線局に正常に受信されたものとして送信バッファから削除する。したがって、次の送信の機会では、シーケンス番号2,3,5,6のマルチキャストデータパケットの再送および送信を行う。なお、受信無線局1では、すでに正常に受信しているシーケンス番号2,3のマルチキャストデータパケットを受信するが、それを破棄する。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の無線パケット通信方法の第3の実施形態を示す。(1) は送信無線局の処理手順を示し、(2) は受信無線局の処理手順を示す。図7は、第3の実施形態における送受信例を示す。ここでは、簡単のために送信無線局から送信されるマルチキャストデータパケットの宛先を受信無線局1および受信無線局2とする。
図6および図7において、送信無線局は、同一宛先の複数のマルチキャストデータパケットが送信バッファにバッファリングされている場合に、第1の実施形態の手順により、通常のキャリアセンス後に最初のマルチキャストデータパケットを送信し、その送信開始から制限時間経過するか、あるいは送信バッファに同一宛先のマルチキャストデータパケットがなくなるまで、通常のキャリアセンス時間(DIFS+CW)より短い時間間隔(SIFS)で連続的に送信する処理を行う(S31)。その後、各受信無線局に対して、連続送信したマルチキャストデータパケットの否定応答(NACK)を要求するブロックNACK要求信号(BNR:Block NACK Request) を送信する(S32)。このBNRには、図8(1) に示すように、送信無線局が送信したマルチキャストデータパケットのシーケンス番号を示す「送信リスト」が含まれる。
各受信無線局は、それぞれ自局宛てのマルチキャストデータパケットを受信し(S41)、受信したマルチキャストデータパケットのシーケンス番号を記録する(S42)。その後、BNRを受信するまでマルチキャストデータパケットの受信を繰り返す(S43、S41、S42))。ここで、BNRを受信すると、送信リストから受信に失敗したマルチキャストデータパケットのシーケンス番号を判別し(S44)、それを示す「非受信リスト」を含むブロックNACK(BN:Block NACK)を生成し、所定のキャリアセンス後に送信無線局に対してBNを送信する(S45)。図8(2) にBNの構成例を示す。また、送信リストのすべてのマルチキャストデータパケットを正常に受信できた無線局は、BNの送信は行わない。
送信無線局は、BNRを送信してから所定時間経過するまで各受信無線局から送信されるBNを受信し(S33,S34)、BNRを送信してから所定時間経過した後に、受信した各BNに記載された非受信リストを調べ、受信に失敗した無線局が確認されたマルチキャストデータパケットについて次の送信機会に再送するように設定し(S35)、さらにBNの非受信リストで通知されなかったマルチキャストデータパケットについては送信バッファから削除し(S36)、マルチキャストデータパケットの送信処理を終了する(S37)。
図7では、同一宛先のマルチキャストデータパケットが6個あり、制限時間内に、シーケンス番号1〜4のマルチキャストデータパケットを連続的に送信し、続いてシーケンス番号1〜4の送信リストを記載したBNRを送信する。このとき、受信無線局2ではシーケンス番号2,3のマルチキャストデータパケットの受信に失敗しており、非受信リストにシーケンス番号2,3を記載したBNを送信無線局に送信する。一方、受信無線局1ではすべてのマルチキャストデータパケットを正常に受信しているので、BNの送信は行わない。送信無線局では、このBNによりシーケンス番号2,3のマルチキャストデータパケットの再送設定を行い、シーケンス番号1,4のマルチキャストデータパケットは各無線局に正常に受信されたものとして送信バッファから削除する。したがって、次の送信の機会では、シーケンス番号2,3,5,6のマルチキャストデータパケットの再送および送信を行う。なお、受信無線局1では、すでに正常に受信しているシーケンス番号2,3のマルチキャストデータパケットを受信するが、それを破棄する。
(無線局の実施形態)
図9は、本発明の無線局の実施形態を示す。図において、無線局は、ヘッダ付加部11、送信バッファ12、パケット送信制御部31、変調器14、無線送信部15、アンテナ16、無線受信部17、復調器18、FCS検査部19、パケット選択部32、受信バッファ33、ヘッダ除去部34およびキャリア検出部22を備える。
ヘッダ付加部11には、送信データフレーム系列、送信マルチキャストデータフレーム系列が入力される。このマルチキャストデータフレーム系列は、1つあるいは複数のマルチキャストデータフレームで構成される。実際に扱うデータフレームとしては、例えばイーサネット(登録商標)フレームなどが想定される。ヘッダ付加部11は、マルチキャストデータフレームに対して宛先となる無線局のID情報や当該パケットのタイプを示すフィールド、宛先ごとに独立した送信順番を示すシーケンス番号、誤り検出のためのFCSを付加し、図5(1) に示すようなマルチキャストデータパケットを生成する。なお、宛先無線局IDによりユニキャストかマルチキャストの識別を行う。ヘッダ付加部11で生成されたマルチキャストデータパケットは、送信バッファ12に入力されてバッファリングされる。
一方、他の無線局が送信した無線信号は、アンテナ16を介して無線受信部17に入力される。無線受信部17は、入力された無線信号に対して周波数変換,フィルタリング,直交検波およびAD変換を含む受信処理を施し、受信処理されたベースバンド信号を復調器18へ出力する。なお、無線受信部17には、接続されたアンテナ16が送信のために使用されていない時に、無線チャネルにおける無線伝搬路上の無線信号が常時入力されており、無線チャネルの受信電界強度を表すRSSI信号がキャリア検出部22へ出力される。
キャリア検出部22は、RSSI信号が入力されると、その信号によって表される受信電界強度の値と予め設定した閾値とを比較する。そして、所定の期間中の受信電界強度が連続的に閾値よりも小さい状態が継続すると、無線チャネルが空き状態であると判定し、それ以外の場合には無線チャネルがビジーであると判定する。キャリア検出部22は、この判定結果をキャリア検出結果としてパケット送信制御部31へ出力する。
パケット送信制御部31は、キャリア検出結果に応じて無線チャネルが空き状態か否かを認識し、空き状態の場合に、送信バッファ12にバッファリングしているマルチキャストデータパケットを出力するように要求する。送信バッファ12は、この要求に応じて同一宛先のシーケンス番号順にマルチキャストデータパケットを取り出してパケット送信制御部13へ出力する。パケット送信制御部13は、送信バッファ12から出力されたマルチキャストデータパケットを制限時間に対応する数だけ順次変調器14へ出力し、最後にBARまたはBNRを変調器14へ出力する。変調器14は、そのマルチキャストデータパケットおよびBARまたはBNRに対して所定の変調処理を施して無線送信部15へ出力する。無線送信部15は、変調器14から出力された変調処理後のパケットに対して、DA変換,周波数変換,フィルタリング及び電力増幅を含む送信処理を施し、アンテナ16から無線パケットとして送信する。
一方、復調器18は、無線受信部17から出力されたベースバンド信号に対して復調処理を行い、得られたマルチキャストデータパケット,BAR,BNR,BAまたはBNがFCS検査部19に入力される。FCS検査部19は、図5および図8に示す各パケットのFCS部を用いて正しく受信されたか否かを検出し、誤りが検出された場合は当該パケットを破棄し、誤りが検出されなかった場合は当該パケットをパケット選択部32へ出力する。
パケット選択部32は、入力されたマルチキャストデータパケット,BAR,BNR,BAまたはBNが自局に対して送信されたものか否かを識別する。すなわち、各パケットの宛先無線局IDが自局と一致するか否かを調べ、自局宛でないものは破棄し、自局宛てのものはフレームタイプをみて各パケットを区別する。自局宛てのパケットがマルチキャストデータパケットの場合には、受信バッファ33にバッファリングするとともにそのシーケンス番号を記録する。また、自局宛てのBARまたはBNRの場合には、記録したシーケンス番号に基づいてBAまたはBNを生成し、パケット送信制御部31へ通知する。また、自局宛てのBAまたはBNの場合には、その旨をパケット送信制御部31へ通知する。
ヘッダ除去部34は、受信バッファ33から出力されたマルチキャストデータパケットに付加されているヘッダ部分を除去し、受信データフレーム系列として出力する。
パケット送信制御部31は、パケット選択部32からBAまたはBNを入力した場合に、所定のキャリアセンス後に変調器14、無線送信部15およびアンテナ16を介して送信する。また、自局宛てのBAまたはBNによって再送が必要になったマルチキャストデータパケットについては送信バッファ12から取り出し、所定のキャリアセンス後に変調器14、無線送信部15およびアンテナ16を介して送信する。また、マルチキャストデータパケットが各無線局に正常に受信された場合は、対応するマルチキャストデータパケットを送信バッファ12から削除して送信処理を完了する。
なお、ユニキャストデータパケットについては、本構成例の無線局の構成において従来と同様に送受信処理が行われる。
本発明の無線パケット通信方法の第1の実施形態を示すフローチャート。 第1の実施形態における送受信例を示すタイムチャート。 本発明の無線パケット通信方法の第2の実施形態を示すフローチャート。 第2の実施形態における送受信例を示すタイムチャート。 マルチキャストデータパケット、BAR、BAの構成を示す図。 本発明の無線パケット通信方法の第3の実施形態を示すフローチャート。 第3の実施形態における送受信例を示すタイムチャート。 BNR、BNの構成を示す図。 本発明の無線局の実施形態を示す図。 従来の無線局の構成を示す図。 データパケット、ACKの構成を示す図。 従来の無線パケット通信システムの送受信例を示すタイムチャート。
符号の説明
11 ヘッダ付加部
12 送信バッファ
13,31 パケット送信制御部
14 変調器
15 無線送信部
16 アンテナ
17 無線受信部
18 復調器
19 FCS検査部
20,32 パケット選択部
21,34 ヘッダ除去部
22 キャリア検出部
33 受信バッファ

Claims (8)

  1. キャリアセンスによって空き状態と判定された無線チャネルを用いて、マルチキャストデータパケットを複数の無線局に同時に送信する無線パケット通信方法において、
    前記キャリアセンス後に1つのマルチキャストデータパケットを送信した後に、そのマルチキャストデータパケットと同一宛先のマルチキャストデータパケットが送信バッファに存在する場合に、前記キャリアセンスをせずに前記同一宛先のマルチキャストデータパケットを順次送信することを特徴とする無線パケット通信方法。
  2. 請求項1に記載の無線パケット通信方法において、
    前記最初のマルチキャストデータパケットを送信してから制限時間を経過するまで、前記キャリアセンスをせずに前記同一宛先のマルチキャストデータパケットを順次送信することを特徴とする無線パケット通信方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の無線パケット通信方法において、
    前記キャリアセンスをせずに連続して送信した最後のマルチキャストデータパケットを送信した送信無線局は、その宛先の受信無線局に対して、一連のマルチキャストデータパケットの受信の成否を示す肯定応答(ACK)を要求する信号を送信し、
    前記肯定応答(ACK)を要求する信号を受信した受信無線局は、受信に成功したマルチキャストデータパケットのシーケンス番号を示す正常受信リストを含む肯定応答(ACK)を前記送信無線局に送信し、
    前記送信無線局は、前記肯定応答(ACK)の正常受信リストにより正常に受信されなかったマルチキャストデータパケットを請求項1または請求項2に記載の手順に従って再送する
    ことを特徴とする無線パケット通信方法。
  4. 請求項1または請求項2に記載の無線パケット通信方法において、
    前記キャリアセンスをせずに連続して送信した最後のマルチキャストデータパケットを送信した送信無線局は、その宛先の受信無線局に対して、一連のマルチキャストデータパケットのシーケンス番号を示す送信リストを含み、その受信の成否を示す否定応答(NACK)を要求する信号を送信し、
    前記否定応答(NACK)を要求する信号を受信した受信無線局は、前記送信リストにより受信に失敗したマルチキャストデータパケットのシーケンス番号を示す非受信リストを含む否定応答(NACK)を前記送信無線局に送信し、
    前記送信無線局は、前記否定応答(NACK)の非受信リストにより正常に受信されなかったマルチキャストデータパケットを請求項1または請求項2に記載の手順に従って再送する
    ことを特徴とする無線パケット通信方法。
  5. キャリアセンスによって空き状態と判定された無線チャネルを用いて、マルチキャストデータパケットを複数の無線局に同時に送信する無線局において、
    前記キャリアセンス後に1つのマルチキャストデータパケットを送信した後に、そのマルチキャストデータパケットと同一宛先のマルチキャストデータパケットが送信バッファに存在する場合に、前記キャリアセンスをせずに前記同一宛先のマルチキャストデータパケットを順次送信する手段を備えたことを特徴とする無線局。
  6. 請求項1に記載の無線局において、
    前記最初のマルチキャストデータパケットを送信してから制限時間を経過するまで、前記キャリアセンスをせずに前記同一宛先のマルチキャストデータパケットを順次送信する手段を備えたことを特徴とする無線局。
  7. 請求項5または請求項6に記載の無線局において、
    前記キャリアセンスをせずに連続して送信した最後のマルチキャストデータパケットを送信したときは、その宛先の受信無線局に対して、一連のマルチキャストデータパケットの受信の成否を示す肯定応答(ACK)を要求する信号を送信する手段と、
    前記肯定応答(ACK)を要求する信号を受信したときは、受信に成功したマルチキャストデータパケットのシーケンス番号を示す正常受信リストを含む肯定応答(ACK)を送信無線局に送信する手段と、
    前記肯定応答(ACK)を受信したときは、その正常受信リストにより正常に受信されなかったマルチキャストデータパケットを請求項5または請求項6に記載の手順に従って再送する手段と
    を備えたことを特徴とする無線局。
  8. 請求項5または請求項6に記載の無線局において、
    前記キャリアセンスをせずに連続して送信した最後のマルチキャストデータパケットを送信したときは、その宛先の受信無線局に対して、一連のマルチキャストデータパケットのシーケンス番号を示す送信リストを含み、その受信の成否を示す否定応答(NACK)を要求する信号を送信する手段と、
    前記否定応答(NACK)を要求する信号を受信したときは、前記送信リストにより受信に失敗したマルチキャストデータパケットのシーケンス番号を示す非受信リストを含む否定応答(NACK)を送信無線局に送信する手段と、
    前記否定応答(NACK)を受信したときは、その非受信リストにより正常に受信されなかったマルチキャストデータパケットを請求項5または請求項6に記載の手順に従って再送する手段と
    を備えたことを特徴とする無線局。
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