JPS63145874A - オイルシ−ル装置 - Google Patents
オイルシ−ル装置Info
- Publication number
- JPS63145874A JPS63145874A JP61287630A JP28763086A JPS63145874A JP S63145874 A JPS63145874 A JP S63145874A JP 61287630 A JP61287630 A JP 61287630A JP 28763086 A JP28763086 A JP 28763086A JP S63145874 A JPS63145874 A JP S63145874A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lip
- oil seal
- flat face
- face
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 abstract description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 6
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- 229920001343 polytetrafluoroethylene Polymers 0.000 description 3
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- -1 polytetrafluoroethylene Polymers 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、往復動する軸のシールに適するオイルシール
装置に関する。
装置に関する。
従来の技術
］ンプレソサやスターリング機関にみられるように、圧
縮室を作るピストンと駆動源とを結ぶロッドまわりの気
密は、圧縮比を高め且つ作動ガスの洩れを最小とさせる
ために重要となる。このための従来の往復動軸用シール
装置の例を第３図を参照して説明する。
縮室を作るピストンと駆動源とを結ぶロッドまわりの気
密は、圧縮比を高め且つ作動ガスの洩れを最小とさせる
ために重要となる。このための従来の往復動軸用シール
装置の例を第３図を参照して説明する。
ケース１の内周部に離間した中間部材２．２′間に金属
製のホルダ３とリテーナ４とを配し、ホルダ３とリテー
ナ４とによりオイルシール５を保持する。オイルシール
５は、環状の略断面逆Ｕ字状の本体６を有し、その内側
の片は半径方向内方に突出する断面略三角形状のリップ
７を有す。オイルシール５は、ポリテトラフルオロエチ
レン（ＰＴＦＥ）より製作される。リップ７が往復動す
る軸８に接し、リップ７の接触圧を高めるために、環状
のスプリング９をリップ７の背側に配する。該スプリン
グ９が位置する本体５の片の間の空間にオイル１０を充
満させる。
製のホルダ３とリテーナ４とを配し、ホルダ３とリテー
ナ４とによりオイルシール５を保持する。オイルシール
５は、環状の略断面逆Ｕ字状の本体６を有し、その内側
の片は半径方向内方に突出する断面略三角形状のリップ
７を有す。オイルシール５は、ポリテトラフルオロエチ
レン（ＰＴＦＥ）より製作される。リップ７が往復動す
る軸８に接し、リップ７の接触圧を高めるために、環状
のスプリング９をリップ７の背側に配する。該スプリン
グ９が位置する本体５の片の間の空間にオイル１０を充
満させる。
圧縮室からの高圧ガスは、リップ７及びオイル１０によ
り駆動源側への洩れを防止され、又、オイル１０の掻き
上げはリップ７により防止される。
り駆動源側への洩れを防止され、又、オイル１０の掻き
上げはリップ７により防止される。
本発明が解決しようとする問題点
第３図から明らかなように、リップ７を形成するだめに
、本体６の内側の片の内側面をθ、とθ２と角度で切削
加工する。この切削加工によりリップ７を形成すると共
に、オイルシール５の所定内径ｄを出す。しかし、この
切削加工は、リップ７の位置及び内径ｄを不安定にする
。加えて、スプリング９の附勢力の半径方向内方への作
用線とリップ７の頂点との間に変位ａを持つので、オイ
ル密封性能が非常に不安定である。
、本体６の内側の片の内側面をθ、とθ２と角度で切削
加工する。この切削加工によりリップ７を形成すると共
に、オイルシール５の所定内径ｄを出す。しかし、この
切削加工は、リップ７の位置及び内径ｄを不安定にする
。加えて、スプリング９の附勢力の半径方向内方への作
用線とリップ７の頂点との間に変位ａを持つので、オイ
ル密封性能が非常に不安定である。
即ち、従来のオイルシール装置は、リップの切削加工及
びオイルの密封性能に問題があった。それ故に、本発明
は、これらの従来技術の不具合を解消させることを解決
すべき課題とする。
びオイルの密封性能に問題があった。それ故に、本発明
は、これらの従来技術の不具合を解消させることを解決
すべき課題とする。
問題点を解決するための手段
本発明は、前述した問題点を解決するために、オイルシ
ールのリップに軸の外周面に接する平坦面とし、この平
坦面の一方の縁をスプリングの作用線上に位置させる手
段を基本的に用いる。
ールのリップに軸の外周面に接する平坦面とし、この平
坦面の一方の縁をスプリングの作用線上に位置させる手
段を基本的に用いる。
作用
本発明によればθ１で示される傾斜面の切削加工に続い
てリップ部の平坦面加工をすれば良いので、す、プ形成
のための交点を作る切削加工が不用となり、リップ製作
を容易にする。スプリングの附勢力の作用線がリップ平
川面の一方の縁に作用するので、この部分にピーク接触
圧を作り、密封性能が向上する。
てリップ部の平坦面加工をすれば良いので、す、プ形成
のための交点を作る切削加工が不用となり、リップ製作
を容易にする。スプリングの附勢力の作用線がリップ平
川面の一方の縁に作用するので、この部分にピーク接触
圧を作り、密封性能が向上する。
実施例
第１図に本発明の一例を示すが、第３図に示す例と同部
分には同符号を記し、その説明を省略する。
分には同符号を記し、その説明を省略する。
本発明のオイルシール装置に用いられるＰＴＦＥ単体の
オイルシール１１は、断面略逆Ｕ字状をなす本体１２を
有し、該本体１２の内周側の片の内周面には、θ、で示
される傾斜が切削加工により付され、又、その頂部には
、寸法すで示されるリップとなる平坦面１３を作る。平
坦面１３の下部を段部１４とし、平坦面１３と段部１４
の裏側にスプリング９を配す。スプリング９の中心を結
ふ面（スプリングの附勢力が作用する方向）を、平坦面
１３の一方の縁を通るようにする。ごの結果、往復動す
る軸８とこれと接する平坦面１３との間にその縁部分で
高いピーク接触圧を示し、密封効果を向上させる。
オイルシール１１は、断面略逆Ｕ字状をなす本体１２を
有し、該本体１２の内周側の片の内周面には、θ、で示
される傾斜が切削加工により付され、又、その頂部には
、寸法すで示されるリップとなる平坦面１３を作る。平
坦面１３の下部を段部１４とし、平坦面１３と段部１４
の裏側にスプリング９を配す。スプリング９の中心を結
ふ面（スプリングの附勢力が作用する方向）を、平坦面
１３の一方の縁を通るようにする。ごの結果、往復動す
る軸８とこれと接する平坦面１３との間にその縁部分で
高いピーク接触圧を示し、密封効果を向上させる。
第１図に示す例と第３図に示す例について、軸８の往復
ストロークを５５＊＋ｍ、往復動回数１３００回／分、
オイル１０の温度を８０±２℃の条件での対比テスト（
オイルの洩れ量の測定）の結果を第２図に示す。同図か
ら明らかなように、本発明の例のオイル洩れ量は、従来
例に比し著しく少ない。
ストロークを５５＊＋ｍ、往復動回数１３００回／分、
オイル１０の温度を８０±２℃の条件での対比テスト（
オイルの洩れ量の測定）の結果を第２図に示す。同図か
ら明らかなように、本発明の例のオイル洩れ量は、従来
例に比し著しく少ない。
効果
本発明によるリップの平坦面の加工は、パリを作ること
なく切削加工時の寸法精度を高くすることができる。こ
のため、平坦面の一方の縁とスプリングの作用線とを一
致させ、高いピーク接触圧を容易に安定した形で作るこ
とができる。
なく切削加工時の寸法精度を高くすることができる。こ
のため、平坦面の一方の縁とスプリングの作用線とを一
致させ、高いピーク接触圧を容易に安定した形で作るこ
とができる。
第１図は本発明の一例の断面図、第２図は本発明と従来
例のオイル洩れの比較を示すグラフ図、第３図は従来例
を示す断面図である。 図中： １−−−−−−−ケース、３−−−−−一・
ホルダー、４−−−−−−−リテーナ、８−−−−−一
軸、９−・−スプリング、１０−−オイル、１１−−−
−−オイルシール、１３−−−−−平坦面。
例のオイル洩れの比較を示すグラフ図、第３図は従来例
を示す断面図である。 図中： １−−−−−−−ケース、３−−−−−一・
ホルダー、４−−−−−−−リテーナ、８−−−−−一
軸、９−・−スプリング、１０−−オイル、１１−−−
−−オイルシール、１３−−−−−平坦面。
Claims (1)
- 往復動する軸の外周面に接するリップを有するオイルシ
ール、該オイルシールを前記軸まわりに保持するリテー
ナ、前記リップを前記軸の外周面に押圧するスプリング
、前記リップの半径方向外側の空間を充満させるオイル
を有するオイルシール装置において、前記オイルシール
のリップが前記軸の外周面に接する平坦面を有し、該平
坦面の一方の縁が前記スプリングの中心を結ぶ平面上に
位置させることを特徴とするオイルシール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61287630A JPS63145874A (ja) | 1986-12-04 | 1986-12-04 | オイルシ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61287630A JPS63145874A (ja) | 1986-12-04 | 1986-12-04 | オイルシ−ル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63145874A true JPS63145874A (ja) | 1988-06-17 |
Family
ID=17719722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61287630A Pending JPS63145874A (ja) | 1986-12-04 | 1986-12-04 | オイルシ−ル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63145874A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5348313A (en) * | 1991-08-01 | 1994-09-20 | Leybold Ag | Radial shaft sealing ring |
-
1986
- 1986-12-04 JP JP61287630A patent/JPS63145874A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5348313A (en) * | 1991-08-01 | 1994-09-20 | Leybold Ag | Radial shaft sealing ring |
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