JPS63144964A - 電解砥石 - Google Patents

電解砥石

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JPS63144964A
JPS63144964A JP29257886A JP29257886A JPS63144964A JP S63144964 A JPS63144964 A JP S63144964A JP 29257886 A JP29257886 A JP 29257886A JP 29257886 A JP29257886 A JP 29257886A JP S63144964 A JPS63144964 A JP S63144964A
Authority
JP
Japan
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weight
eva
graphite
grinding
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP29257886A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Shimizu
清水 實
Hiroshi Komagine
駒木 根博
Junichi Sato
純一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSAKA KONGO SEITO KK
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
OSAKA KONGO SEITO KK
Showa Denko KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電解砥石に関し、特にガラスその他セラミック
等の脆性材料の研削に適した電解砥石に関する。
従来の技術 被剛材の研削方法として導電性砥石(電解砥石)を用い
た電解研削がある。
従来の電解砥石は結合材としてフェノール等熱硬化性樹
脂が耐熱性や引張り強度が優れているため通常使用され
ている。
発明が解決しようとする問題点 熱硬化性樹脂は弾力性がなく、これを砥石の結合材とし
た場合、研削中に砥粒と被削材に強い衝撃が起っても結
合材にクッシ百ン作用がないため、被剛材にチッピング
現象が起る。特にガラスその他セラミック材料のように
脆性材料の場合に著しい。研削中には砥石に熱が発生す
るが熱硬化性樹脂はこの程度の熱では硬度や弾力性は殆
んど変らない。
砥石の弾力性を大きく(ヤング率小)するには結合材に
弾力性の高い樹脂例えばシリコン樹脂、あるいは各種ゴ
ムを使えばよいが、多くの場合これらは砥粒等との接着
力が弱く、通電性が不安定になり、電解研削中にスパー
クが発生し、研削表面を損傷するので電解砥石の結合材
には適さない。
本発明、=4−4は砥粒の接着力が大で導電性が安;定
しかつ弾力性、特に研削中の弾力性が大きくス・ぐ−ク
の発生がない電解砥石を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上記の目的のため砥石の結合材としてエチレン
−酢酸ビニル共重合体もしくはそのケン化物を用いるこ
とを特徴とする。またこれらの樹脂の1部を熱硬化性樹
脂で置換することもできる。
さらに砥石に導電性及び潤滑性をもたせるために金属粉
末、黒鉛粉末を特定量配合したものである。
即ち、本発明は砥粒100重量部に対し、砥粒以外の部
分が100〜200重量部からなり、そして砥粒以外の
部分の組成割合は金属粉末30〜70重量%(以下チは
重量基準)、黒鉛粉末20〜50%、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体又はそのケン化物10〜30チからなる電
解砥石である。またこの共重合体又はそのケン化物は5
部チ以内の範囲でこれを熱硬化性樹脂で置換したもので
あtき解砥石において一般に砥粒と砥粒以外の部分の割
合は、被剛材の種類、砥粒の種類等によって変るが、砥
粒部が100重量部に対し、砥粒以外の部分が100〜
2.00重量部の間で選ばれる。本発明においてもこの
範囲が適する。
砥粒はダイヤモンドや立方晶窒化ホウ素等の超砥粒や一
般のアルミナ、炭化ケイ素、エメリー、炭化ホウ素、窒
化ケイ素等制限なく使用できる。
砥粒の粒度は通常#100〜#2000の範囲で選ばれ
る。
金属粉末は砥石に導電性を付与するためのものであり、
銅、銀、コバルト等が用いられ、これらは150μm以
下程度の粉末が適当である。
黒鉛粉末は人造黒鉛でも天然黒鉛でもよく、その粒度は
5μm以下が適当である。
エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)は酢酸ビニル
の含有量によって性質が変シ、例えば結晶度は酢酸ビニ
ルの増加に従って減少する。そして酢酸ビニルが30〜
40重量%までは樹脂状を示し、さらにこれ以上になる
と無定形となって常温で弾性体状となシ伸びは増大する
が、分子間にすベシが起り、破断点抗張力の低下する領
域が現れる(プラスチック材料講座4.「Iリエチレン
樹脂」山形京他編、昭和46年)。
EVAのケン化物はその中のアセチル基をアルカリ又は
酸を触謀として均−系又は不均一系で加水分解すること
によって得られるものである。
本発明の砥石はこれらの樹脂を結合材とするが、樹脂の
弾力性、軟化点、砥粒に対する接着性等から、EVAは
酢酸ビニルの含有量が5〜50%、ケン化物の場合はア
セチル基のケン化物含有量が10係以上のものが好適で
ちる。砥石の製造に用いるこれらの粉末の粒度は特別の
制限はないが均−混合等から250メツシユ以下が適当
である。
これら金属、黒鉛及びFVA等の比率は、金属は導電性
を付与するものであり、黒鉛は潤滑性を付与して研削中
の目詰りを防止し、またEVA又はそのケン化物は砥石
に高い接着力及び弾力性を付与するが、これらは相互に
関係し、一方が増加すると他方を減らさなければならな
いので、砥石のすべての特性を考慮して総合的に定める
必要がある。
研究を重ねた結果金属30〜70チ、黒鉛20〜50チ
、EVA又はそのケン化物10〜30%が適することが
わかった。
次に本発明においてはEVA又はそめケン化物を50%
以下の範囲で熱硬化性樹脂で置換することができる。熱
硬化性樹脂としてはフェノール、不飽和ポリエステル、
エポキシ、シェラツク等の樹脂が使用される。砥石は被
削材の種類等によって弾力性の程度を変えることが望ま
しく、この調整に熱硬化性樹脂が有効である。熱硬化性
樹脂を加えるに従って砥石は硬くなシ、弾性率は上る。
しかも熱硬化性樹脂は研削中湿度が上ってもあまり硬度
は下らない。しかし熱硬化性樹脂があまり多くなると弾
性砥石としての性質が失なわれ、被剛材にチッピング現
象が生ずる。そのために熱硬化性樹脂は結合材中50チ
以下に抑えるのが適当である。
本発明の砥石は砥粒、金属粉末、黒鉛粉末、EVA又は
EVAのケン化物粉末を混合し、砥石形状の型に充填し
、加圧加熱し、通常のフィラー含有樹脂成形方法を用い
て成形することができる。加熱温度は90〜160°C
が適当である。
本発明は電解砥石の結合材にEVA又はそのケン化物を
使用するが、EVADケン化物については電解砥石でな
い多孔質砥石の結合材に使用できることを本出頭人の一
人は先に提案した(特開昭58−71070)。
しかし電解砥石は殆んど気孔がなく、多孔質砥石とは要
求さ′れる特性等が全く異なるものである。
効果 本発明によれば砥粒に対する結合材の接着力が犬なので
砥粒の欠は落ちが少なく、砥石の寿命が長い。また研削
中樹脂が軟化し、弾力性が高くなるので、砥粒による被
削材のチッピングが起らず、平滑度の高い研削面を得る
ことができるばかりでなく、機械の振動、主軸のフレを
砥石の弾力性で吸収できる。さらに導電性が安定し、研
削時のス・ぐ−クがなく、また潤滑性も優れているので
、電解研削が円滑に行なわれる。
実施例1゜ 酢酸ビニル含有量30係のEVA粉末を使用し、金属に
は250μm下の銅粉、黒鉛は人造黒鉛の5μm下の粉
末を使用した。砥粒はJISR6111の炭化ケイ素砥
粒を使用した。
配合は砥粒100重量部に対し、砥粒以外を165重量
部とした。そして後者の内訳は銅粉53チ、黒鉛32%
、EVA 15チである。
これらの配合物をよく混合し、型に入れて130°C1
200kg/CTL2で通常の砥石形状に成形した(外
径2101m、穴径7Qmm、厚さ3Qmm)。
上記の砥石を用いてステンレス/ガラスグラノド材(両
者とも厚さ2m+3)の端面を研削した。
電解研削盤は■応用磁気研究新製MEEK平面研削盤を
使用した。トラバース研削湿式である。砥石周速度18
00m/分、切込(6/1000 ) mi、送り20
m/分、研削液はポリエチレングリコール−ポリアクリ
ル酸ソーゾ系の水エマルジョンを使用した。
研削の結果は良好でガラスにチッピング起さず、ステン
レスと共に研削できた。
実施例2〜4 表1のように配合した。金属、黒鉛の粒度、EVA、 
 EVAのケン化物は実焔例1と同じでおる。
実施例5 実施例1のEVAの10%をシェラツク樹脂に置き換え
た以外は実施例1と同様:てして砥石をホットプレス温
度130°Cで30分間成形した。
上記砥石を用いてステンレスクラツド材の両者とも厚さ
2 mmの端面を研削した。
電解研削盤は実施例1と同じ機械で砥石周速度1800
m/分、加工物速度20m/分、湿式(例1と同じ研削
液)で671000の切込速度で1μ以上のカケが無く
研削出来た。
出 願 人  昭和電工株式会社 大阪金剛製砥株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)砥粒100重量部に対し、該砥粒以外の部分が1
    00〜200重量部であり、該砥粒以外の部分は金属粉
    末30〜70重量%、黒鉛粉末20〜50重量%、エチ
    レン−酢酸ビニル共重合体又はそのケン化物10〜30
    重量%からなる電解砥石。
  2. (2)エチレン−酢酸ビニル共重合体又はそのケン化物
    を重量で50%以下の範囲で熱硬化性樹脂で置換してな
    る特許請求の範囲第1項記載の電解砥石。
JP29257886A 1986-12-10 1986-12-10 電解砥石 Pending JPS63144964A (ja)

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