JPS63144822A - 長尺材の曲がり矯正方法 - Google Patents

長尺材の曲がり矯正方法

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JPS63144822A
JPS63144822A JP29092186A JP29092186A JPS63144822A JP S63144822 A JPS63144822 A JP S63144822A JP 29092186 A JP29092186 A JP 29092186A JP 29092186 A JP29092186 A JP 29092186A JP S63144822 A JPS63144822 A JP S63144822A
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pipe
straightening
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bend
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JP29092186A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Tanaka
利幸 田中
Kazuhiro Tanaka
和博 田中
Hiroshi Tamaki
田巻 浩
Kazuo Sasaki
和夫 佐々木
Hiroji Kega
気駕 博爾
Shiyundou Riyou
凌 舜堂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON BAINARU KK
Nippon Steel Corp
Yamamoto Suiatsu Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
NIPPON BAINARU KK
Nippon Steel Corp
Yamamoto Suiatsu Kogyosho Co Ltd
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、長尺材、例えばパイプ、シャフト等の曲がり
矯正方法に関するものである。
〔従来の技術〕
例えばパイプは各種の方法によって製造されるが、一般
に造管工程における歪に起因して曲がりを生ずることが
ある。
一般にこのパイプの曲がり矯正はオンラインで行われる
ことが多くなっており、そのための曲がり矯正装置とし
て例えば特開昭59−39419号公報に記載されたも
のが知られている。
この曲がり矯正装置は、パイプを搬送ローラで所定の計
測位置に搬送し、ここで回転ローラで把持した状態でパ
イプを回転させ、このパイプの長手方向に配設した変位
計とパイプ端面位置に配設した回転角度計によりパイプ
曲がり量を計測してその最大面がり部位を検出し、最大
面がり部位をプレスラム位置に移動してプレスラムによ
り矯正力を加えて、パイプの曲がり矯正をするようにし
たものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この従来例においては、矯正力を加える
プレスラムの位置、パイプを支持する受台の位置は固定
されているため、その矯正に際してはパイプの最大面が
り部位を長手方向に移動し、プレスラム直下に位置決め
する必要がある。また、矯正結果を確認するための計測
に際しては矯正位置から再び計測位置に移動位置決めす
る必要があり、計測から矯正作業にかかるまでに長時間
を要するという問題がある。
また最大面がり部位は回転軸中心からの変位量の検出に
よって把握していると推測され、パイプを把持する場合
においては、その回転中心軸の変動は避けられないため
回転中心軸の変動による変位量計測値の精度低下が生じ
矯正精度の低下は避けられず、計測0移動0矯正の繰り
返しが多くなるという欠点がある。
上述のような曲がり矯正装置による押込み矯正は、一般
的には、次に説明する基本原理に基づいて行われている
。すなわち、第5図(a)に示すように、基準線■(下
金型の谷底部を結ぶ直線)よりDだけ上に曲がっている
パイプにPという力を加え、■の状態よりSだけ押し下
げ、除荷すると、■の状態となり、Dの曲がりが矯正さ
れたことになる。この押し込みMSと曲がりiDの間に
は、次式の関係があることが知られている。
5=aDT+b (ただし、a、b、  γは学習パラメータであり、a
>0.boo、o<r<iの範囲の値である)パイプ外
径、肉厚、材質、金型パターン毎に、このa、b、rを
与えておき、曲がりDに応した押込量Sを演算し、矯正
作業を行う。
ところが、これらのa、  b、  γを予め正確に予
知することは困難である。そこで、今までの経験に基づ
いて予想したSD凸曲線設定し、それに従って矯正を行
い、その矯正実績により、予想SD凸曲線修正して、真
のSD凸曲線近づける工夫が必要となる。
本発明は、このような観点に基づいて達成されたもので
あり、矯正曲線を、真のSD凸曲線近づけることを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕この目的を達
成するため、本発明の長尺材の曲がり矯正方法は、長尺
材を回転させながら該長尺材の長手方向に所定間隔で配
設された複数個の計測子によって該長尺材の曲がりを算
出し、この算出値により曲がり矯正パターンを決め、そ
の矯正パターンに対応した矯正特性関数に従って押込み
量を決め、押込み矯正を行うようにした長尺材の曲がり
矯正方法であって、矯正特性関数を単調増加関数として
設定し、この矯正特性関数による押込み矯正に加えて、
適応制御矯正法による再押込み矯正を行うと共に押込量
対矯正量のデータを学習標本値として蓄積し、この学習
標本値により、前記矯正特性関数のパラメータを学習推
定し、修正することを特徴とする。
以下、本発明をその作用と共に具体的に説明する。先ず
、本発明を実施するための装置例について説明する。本
例は、パイプの矯正に適用した例である。
第1図において、造管後のパイプPは搬送ラインに沿っ
て所定位置に送られ、ここでターニングローラ4とこれ
に対向して配設されたピンチローラ6によって把持され
る。パイプPは、駆動用モータ8によりピンチローラ6
を介して回転され、この回転はタコジェネレータ9によ
って計測される。ターニングローラ4は昇降シリンダ5
によって、またピンチローラ6は昇降シリンダ7によっ
てそれぞれ昇降自在であり、パイプ把持位置、傾きが1
周整自在である。
所定位置に停止しているパイプの長手方向には複数の計
測子1.〜1.が所定の間隔で配設されている。この計
測子1.〜1.は計測子ベース2に取付けられており、
計測子昇降a3により昇降自在である。
所定位置に停止しているパイプの先端は回転計測用コー
ン11によって支承され、その回転角度はパルスジェネ
レータ12によって計測される。
この回転計測コーン11の位置はシリンダ13.14に
よって調整自在であり、パイプの端面の変位に追従でき
るようになっている。
また計測子1の近傍には曲がり矯正用の下金型15a〜
15eが配設され、この下金型15a〜15eの上方に
は、上金型17a、17bが対向して設置されている。
この上金型17a、17bは昇降装置20により昇降し
、かつ移動装置19により水平移動自在であり、各下金
型158〜15eの位置に対応して位置を移動でき、更
に、下金型15a=15eと協動することによって、そ
の間に位置するパイプの曲がりを矯正できるようになっ
ている。
この下金型はパイプPの軸に対して進退自在であり、光
点となる場合は位置を固定できるようになっている。
18a、18bは上金型17aと17b間の間隔を調整
するシリンダである。
21はパイプに対する上金型による押込みストロークを
制御する油圧装置である。
22は矯正作業手順を設定したシーケンサであり、矯正
作業は次の手順で行われる。
先ず、スタート信号により、ターニングローラ4とピン
チローラ6によりパイプPを把持し、駆動モータ8によ
りピンチローラ6を回転し、パイプを回転させる。
この回転角度はパイプ先端面を支承している回転計測コ
ーン11を介してパルスジェネレータ12によって計測
され、同時に計測子1.〜1.によりパ・fプPの各部
(所定位置)における変位が計測される。
パルスジェネレータ12で計測された回転角度計測信号
は直接に、また、計測子1で計測された各部の変位は、
フィードバンクユニット10を経てそれぞれ中央処理袋
!23に送られ、ここでパイプの曲り量と変形パターン
が演算される。
この演算結果はCRT24に表示され、またプリンタ2
5によって出力される。
そして、この演算結果に基づいてパイプPの曲がり矯正
作業が行われる。
曲り量が基準値(許容曲り)以上である場合、すなわち
矯正を必要とする場合、その変形パターン及び曲り量に
応じて、矯正パターン及び押込量が決定される。
即ち、上金型17 a 、 17 bの間隔、押込み(
加圧)位置、採用下金型(152〜15eのうちの2個
)、押込み(加圧)ストロークが決定され、この結果に
基づいてシリンダ18a、18b+移動装置19を駆動
し、油圧装置21により、昇降装置20を制御して上金
型17a、17bの押込みを行う。
矯正作業中、各計測子1によるパイプの変形量の計測が
行われ、押込み量と有効矯正量が把握され、必要に応じ
て矯正特性関数の補正による適応制御が行われる。そし
て、パイプの曲がりが許容範囲に矯正されたことを中央
処理装置23によって監視し、所定の基準値に入った場
合、再度、回転計測を行い、全長にわたって曲り量が基
準値(許容曲り)内に入ったことをli!認した後、矯
正作業を終了し、パイプの払い出しを行う。
なお、矯正特性関数のパラメータは学習により修正され
、その修正値は記憶装置27に蓄積される。
図中28はキーボードである。
次に、本発明の特徴的構成についてパイプの曲がり矯正
に適用する場合に基づいて説明する。
本発明は、凡そ次の5つの工程よりなる。すなわち、パ
イプの曲がり量の回転計測、この計測結果に基づく曲が
り量の演算、押込矯正パターン分類、適応制御法による
矯正作業、パラメータ学習である。これについて詳細に
説明する。
f)回転計測 第1図に示すように計測位置に導かれたパイプPの片側
はターニングローラ4とピンチローラ6によって把持さ
れ、ピンチローラ6の駆動によって回転する。
第2図fatに示すようにこのパイプPの長手方向には
、複数の計測子l、〜17がIlh l −Na nの
位置にそれぞれ配設されており、それぞれ回転するパイ
プPに接触し、パイプPの変位を測定し、この測定値に
基づいてパイプPの中心軸の曲がりを演算で導き出す回
転計測方式を採用している。
ここで曲がりというのは、!1kLlの位置の軸中心と
l’hnの位置の軸中心を結んだ直線から見た当該位置
の軸中心までの距離Xのことを、食味する。
この曲がりを算出することによって、このパイプの最大
面がりを知ることができ、その曲がりの程度に応じ、良
品、要矯正、不良品を判別し、それらに応じた処理をす
る。
この内の要矯正のパイプについては各位置(隘1−Na
n)の曲がりに応じて第2図世)に示すように光点(下
金型15a〜15eのうちの2点)と押込点(上金型装
置16)及び押込計測点(計測子1b〜ld)を決め、
そのパターンを分類し、そのパターンに対応した押込量
を求め、これによって矯正を行う。
したがって、回転計測は矯正装置の各動作を導き出す根
拠を提供する役割を持ち、最も基本的で重要な部分をな
している。
本回転計測法においては、測定値の変化だけを利用し、
絶対値を要求しないので、原理的には計測子の較正をし
なくても曲がり量を求めることができる。
また位置階1とNanの中心軸を結んだ直線から見た曲
がり量を問題にしており、回転中心軸から見た曲がり、
即ち偏差そのものを問題にしていないので、パイプ把持
側の影響による回転軸の変動に左右されない強みがある
■)測定演算方法 第3図(alに示すように、パイプPがある回転軸○の
回りに公転しその1回転毎に1回転の自転をするとき、
あるXY断面(Za)上ではパイプPの状態は第3図(
blのようになる。
なお、ここではθとθ+πにおけるパイプの位置につい
てのみ論するのでθが変わったときにO軸が変動しても
差支えない。
C(+1は初期位置からθ、たけ回転したときのパイプ
の中心であり、CeIからπだけ前のパイプの中心をC
at−πとすると、このCes+Ce+−πをもってパ
イプの状態を表示するある水平線B (便宜上、鉛直方
向に計測子を配置するとして記述するが、原理上軸方向
に横切る方向に配置すればここでの議論が適用できる。
)から測ったCeuこおけるパイプの底面の高さをhi
、cθ1−πにおけるパイプ底面の高さをり、πで表す
と、0から見た001点の高さ、すなわち0CesのY
軸への射影d、。は、 d直。=(h蓋−り、π)/2     ・・・・・・
(1)で求められることが容易に判る。
さらに軸方向Zの次元を加えると座標系が第3図(C)
のようになる、この座標系でhi、h If、d i。
を表すと次のようになる。
長さ方向(軸方向)の座標Zj(Jはj番目を表し、端
部側をj=1.把持側をj=nとする)において、回転
角θ+(iはi番目の取り入れた回転角)にきたとき、
測定したパイプ底面の高さをH(21,θ、)とすると
、回転軸に対するパイプ中心の鉛直成分D(z;、θ、
)は、(1)弐よりD(z1θ; ) =2 CII 
(z j−θ+)  H(zJ、θi−π))・・・・
・・(1)′ で求められる。
1回転をm分割すると ・・・・・・(2) と書き換えられる。但しmは4の倍数とする。
z、と2いにおけるパイプ中心を結んだ直線から見た位
置2.の、パイプ中心のずれの鉛直成分V(わ、θ、)
は、(3)式で表される。
V(zj、θt)”D(Za、θi)  t’(zj、
θ、 )  、 、 、 、 、 、 (31但し、L
(zj、θ、)は端部側Cz−z、)パイプ中心と把持
側(z=z、、)パイプの中心を結んだ直線上における
Zjの縦座標であり、次のように表される。
LCz;、θt)=D(zl、θ蘇) + ムニ虹(D (z n、θt)−D(zl、θ、)
)1l−zl =Zn二”−D (z 、 、θ、) ZR21 +     D(ZR,θ、 )   、 、 、 、
 、 、 (41z、1−zl +21. +31. +41の各式より、h二Zj=g
1.□=k、    ・・・・・・(5)Zn  21
        2,1 21とおくと、次式が導かれ
る。
V(z1θ、)=D(zJ、θt)−g=D(z+、θ
t)  kJD(2++、θ、)−kjll(za、θ
1−−zz))      ・・=・16)・・・・・
・(7) とおくと(6)式は、 V(Zj+θ;) =’r(Z;)−”+−+azz(
Z=)   +−106,(Illとなる。
ある回転角θ、とそのπだけ前(θ=θ、−π)におけ
る測定値よりθ、における曲がりの鉛直成分V(z7.
  θ、)が求められることは(8)式の示す通りであ
る。
いま、θ=0においての中心線とZ −ZjのX−Y平
面との交点P(zJ、o)が水平軸となす角度をφ(j
)で表すと、曲がりの絶対値a(1[Jl、  φ(j
)、θ、とv(zJ、θ、)の間には次の関係がある。
V(z4.θt) =ao(J)sin(θ、+φ(j
))   ・・・・・・(9)θ、よりπ/2だけ前(
θ=θ、−π/2)におけるV(zj、  θ、−π/
2)は、 V(g、θ1−π/2)  =ao(J)sin(θ、
−π/2+φ(j))=−aoolcos(θ、+φ(
j))・・・・・・(lO) である。T9)、  (10)式より、aaU)=  
d■Z丁ムy1弓〔v(zj、θ1−1t/2)ν・・
・・・・(11) θ1+φ(Jl−−tan−’ (V(zJ、θt)/
V(z、θ、−π/2))・・・・・・(12) φfj)=−jan−’ (V(zJ、θt)/V(Z
J、θi−π/2)l  −θ。
・・・・・・(13) となる、θ1におけるao(jl、  φ(Jlを(1
1)式、 (13)式で求め、それぞれaat(jl、
  φ、(j)で表し、Σaok(jl、   Σφm
fjl k+la/4に+3M/4 を求めておくと、1回転完了後、平均値を計算すること
ができる。これによって測定誤差等の影響が、ある程度
軽減されるe ’ ” o (tl =a o (nl
−0であるから、このao(jlとφfJ](j=2・
・・n−1)とで、n−”1個の計測子位置における曲
がりは完全に規定される。
第1図に示した装置では、ピンチローラとターニングロ
ーラでパイプを把持し、回転させながら計測を行うが、
パイプの大曲がりの影響でパイプは必ずしも一定の回転
軸の周りに回転しない。つまり、回転軸自身が変動する
可能性がある。
ところが前に述べた説明は、あるθ、とθ、−πについ
て展開しているので、他のθξのときの回転軸がθ、の
それと異なってもその議論が成立つ。
したがって、回転軸が変動しても差支えない。
■)押込矯正とパターン分類 パイプを第4図fa+のようにS、、S、点で支え、2
0点で外力F、を加えるとパイプが曲がる。弾性限界内
では外力を取除くとパイプは元の形に戻るが、弾性限界
を超えると外力を除いても元の形に戻らないで永久歪み
が残り、いわゆる塑性変形が起こる。始めから曲がって
いるパイプを矯正するのにこの性質を利用して元の曲が
りと反対方向に同じ大きさの塑性変形を起こせば両方が
相殺してパイプが矯正される。
第4図(blに示すように元々5LAS、なる形に外力
を加えてS、CS、まで押込んだ後、外力を取除くと5
LBS、まで戻る。この場合、oCを押込量S、ABを
矯正量りと呼ぶと、DとSには第4図(C1のような関
係があることが経験的に知られている。このD−3曲線
はパイプの材質寸法、履歴と関係があるが、これらの条
件が一定のとき、交点S、、S、と押込点0の位置に依
存する。つまり、あるパイプのD−3特性は、S、、S
、、Oの位置に  “よって決まる。
そこで、S、、S、、Oでパターン分類し、そのパター
ンに応したD−3特性に従ってD=AOなるDに該当す
る押込1sを求め、そのSになるまで外力を加えれば、
外力が除去されたとき塑性変性となる矯正IAOが残り
、元の曲がりと相殺して0の位置においてパイプが0点
に来て矯正されたことになる。
これで、S、、SL、O点において、パイプが一直線上
に収まることになる。
一方、0の位置に外力を加えてもS、、SLにおいては
曲げモーメントがゼロなので塑性変形が残らない。もし
元々曲′率ゼロ(直線)の点をS−、Stに選んで上述
の矯正作業を行えば、矯正後、S、。
S4間に多少凸凹があっても、s、、st、oの三点に
関しては直線となり、S、、S、の外においては元々直
線であるので全体としてはほぼ直線となる。
例えば第4図fdlのようにMNLRなる形をもつパイ
プを矯正する場合について考えてみる。仮にMN、LR
間は元々直線つまり、N、L点の曲率が元々ゼロであれ
ば、N、Lを光点に選び、N。
L間を直線となるように矯正すれば、結果としてMNL
’R’のようになり、全体としてほぼ直線となり、矯正
されたことになる。
■)適応制御法による矯正作業 ■)の項で述べたように、第4図tb+の初期的がりA
Oを矯正するためパイプをCまで押込み、外力を取除い
た後、パイプが0点まで戻りSt、O。
S1三点は一直線上に並ぶこととなり、全体は矯正され
ることになる。
第411Zfe+の矯正ID対押込量S曲線は実験によ
って求められるが、パイプの寸法(外径、肉厚)。
材質のバラツキや履歴もあって、それを予知することが
困難である。そこでいままでの経験に基づいて予想矯正
特性曲線を立て、その予想曲線に従って押込んでみる。
押込結果によって特性曲線を修正し、次の押込量を算出
し、次の押込を実行する。このように漸次近位すること
によって、真に押込むべき量に接近し、所期の矯正量に
到達すると共に押込結果の知識を自動的に蓄積してD−
3特性曲線をより真に近い曲線にもっていく。
[V−1)比例補正による適応制御矯正法第5図tal
の基準線■よりDだけ上に曲がっているパイプを上から
矢印のように力を加えて、IffよりSだけ下に曲がる
まで押込んだ後、外力を取除けばパイプが■に戻り、も
とのIの曲がりが矯正されたこととなる(第5図F31
参照、ただし、パイプの中心線のみを表示している)。
この原理をパイプの曲がり矯正に利用する。
DとSの関係は、第5図(blに示すような単調増加関
数 5=So(D)        ・・・・・・(15)
の形に書けることが経験的に知られている。
もしく15)式が事前に正確に分かれば、Dに応したS
だけを押せば1回でDの曲がりを矯正できるはずである
。しかし、実際にはパイプの特性のバラツキがあり、式
は往々にして正確に求められていないこともあるので、
再押込の必要や過矯正が生じる。
第6図に示すように、いま予め仮定しておいた5=so
(D)による初期予想特性曲線をC,。とする。
矯正すべき初期的がりをDoとする。これは、これから
外力を加えて逆の方向に(下に凸)に生起させる予定の
変形に該当する。
D、の曲がりを逆方向につくるため、C,。によればS
lなる押込量だけ押込むべきである。
1回目の押込にSlだけ押込を実行したとき、Dlだけ
矯正された(初期の形より下にり、だけの変形を生起さ
せた)とする(第6図fat参照)。この場合、点P、
” CDI、S、)は真の特性曲線C1上にある。一方
、初期予想特性曲線C1゜に基づいてり。
の矯正量に対応する計算押込it s + cは、次式
よりS+’ =So(DI)    ・・・・・・(1
5’ )となる。
SlとS、eを比較して f(t)=3./S、e=So(Do)/5o(DI)
 −・・−(16)を求める。これはP−とPlCの関
係を示し、2回目の押込のための修正係数として利用す
る。
いま、1回目の結果に基づいて新たに 5=r(113,CD、)=Sl(DI)   ・−・
・(17)なる1回目の予想曲線C□をつくる(第6図
FC+参照)。
先ず、真の特性曲線C1が1回目予想特性曲線C□より
急峻、すなわちり、より大きいDについてCsにおける
SがCe+におけるSより大である場合について調べて
見る。
D、がり。より小さくて、矯正不十分である。
この場合、Do  Diだけ追加矯正を考えるよりはむ
しろ初期の形からDoだけ永久変化をつくり出すことを
考えなければならない(第6図(d+参照)。
1回目の押込結果より得たC□からり。に対応した押込
量が82になることが推測できる。式で表すと、(17
)式に代入して 5t=ffl)So(D;)=S+(Do)   −−
・・・・(18)が得られる。
このS2を実行すると、真の特性曲線がC1であるので
、真の矯正量D2が得られる(第6図[C1参照)。
一方、C,lよりD2に該当する計算押込量s z ’
は、 32′= f (tl S 0(02)     ・・
・・・・(19)である。(16)式と同しようにCa
lに対して、f (21= 32/S2’= f (1
)So(Do)/f (llso(Dt)即ち f (21= S o (D、)/ S o (Dz)
    ・・・・・・(20)を求める。この(20)
式をC0に掛けて新しい2回目予想特性C8□をつくる
(第6図ffl参照)。
0.2を表す式は S = f (21・f (1) S o(D) = 
52(D)  ・・・・・・(21)である。
真の特性曲線が予想曲線より上にある限り、以上の演算
を繰返して実行すれば限りなく真の押込量S、に接近す
ることができる。そこで、n回目押込後のn回目予想特
性曲線Ca+tは、S = f (n) r (n−I
L・・・・f fllso(D)  ・・、・−・<2
2a)r (ll = S o(Do)/ S o(D
t)     ・・・・・・(22b)となる。
そのうち、残油がり量(D、0−Di)が、許容曲がり
量以下になると、パイプのこの区間の矯正作業が終了す
る。
(22a)式を次の形に書き換えろこともできる。
S = ’F (nl S o (D)、     1
f (1+ = S。0.。)78゜1.)1次は、真
の特性曲線C1がn回目予想特性曲襟C,、、より平坦
、すなわちD7より大きいDについてC1におけるSが
C01lにおけるSより小さな場合について調べてみる
。この場合、第6図fg+のようになる。Ce+tの式
は(23)式の通り、S = g−int S o(o
) である。
C,llに基づいて求めたn+1回目の押込ff1s1
1.。
は、 S、、1=$tnlSo(no)        ・”
・・・(24)で押込実行すると、D7.1なる矯正量
が得られ、矯正過剰となる。そのときのこの区間の矯正
を中止し、再び回転計測を実行し、次の矯正点を求める
。一方、過剰矯正のために生じた、反対方向の変形り。
+I−DOが許容曲がり量以上であれば、後に反対方向
でもう一度矯正する必要が生じてくる。
そのため r m = S o(Do)/ S o(Di)   
 jを記憶しておく。ただし過矯正しないためヒ(、)
〉lならチ(・)=1とおき、′f−(・)≦1ならそ
の値を記憶する。また管棒材の異方性を考慮して次の押
込点が変わった場合び(・)=1に戻しておく。
過矯正した場合、 r (n+1) = 5o(DJ/5o(D11+1)
はlより小さい(それまでのf(・)は1より大きい)
■−2)多項式近似による適応近イ以法rv−tに述べ
た方法は同じ型のS−D矯正特性関数S、(D)を想定
してS−Dの実績値で比例計算して次の押込量を決める
が、5o(D)は通常5=aDγ+b   a、b、r
:パラメータ0≦γ≦1 の形をとる。しかし、限られたDの範囲内で次の形の多
項式で近似できる。
a llS 1″+a11−.5’−’+a+S+ao
 = D     ・・−−−−(26)(普通ではn
・2でかなりよい近似ができる)この多項式は(n+1
) MLの(S、  D> の値が与えられればa O
+・・・・・、a、、の(直がt夫まる。そこで、(r
Vl)で述べた方法で(n+1)回の押込を実行して(
n+1) &Jlの(S、D)が求まる。次に、それら
を用いてa。、、、、、、、 a、、を求め、それらを
Doと共に(26)式に代入して必要な押込量を求め、
n+2回目の押込を実行すれば、Doにかなり近い矯正
量が得られる。
このSで押込んでもなお、残油がりが許容曲がり量より
大きい場合、2回目から(n+2)回目までの(n+1
) &llの(S、[1)を用いて上述と同じ計算をし
て(n+3)回目の押込量を求めればよい。
rV−3)回転計測結果に基づく補正 ■の回転計測で述べた相対計測法は計測子の原点(基準
点)位置に関係なく計測子から読取った測定値の変化分
だけを用いて計算してきたので、基準点校正誤差が入っ
てこない、また、(14)式で平均値を求めているので
、パイプの表面の凹凸の影響も軽減され、高い精度の計
測値が得られる。
一方矯正作業に入ると光点の高さを知る必要があるが、
押込後の結果をいちいち回転計測を行って把持するのは
時間がかかって能率が悪い。そこで、矯正作業はある基
準点からの距離を計る絶対計測法を採用する。
このとき、矯正作業時光点でパイプを支えているため、
回転計測値時とパイプの状態が変わる。
この相違と、他に起因する誤差を矯正前の回転計測結果
で補正する。
仮に第7図(alのように0点のa、b点に対する曲が
りが、回転計測によってD crと求められたとする。
同じパイプの光点に支えられたとき第7図中)のように
なる、なお、他の箇所の状態によって光点てパイプと光
点が接触しないことがある。絶対計測法でD e%なる
曲がりが計測されたとする。
ただし、 Dcs”” he  ((hb−h)ca/ba+h)
そこで、ΔD = Dc、−Dc。
を求めておくと、絶対測定値D csが分かれば、ΔD
を用いてDcl+ΔDを計算することによりD−が求ま
り、より精度の高い相対計測法に近づけ、作業時間の短
縮を計り高能率、高精度の矯正作業が得られる。
■)パラメータ学習 加圧矯正は S−5(D) に基づいて実行される。この式は前に述べたように実験
によって求められ、−例として、5=S(D)=aDr
 +b のような未定定数に関して非線型関数の形で表される。
ただし、a、b、rは未定定数である。
一方、加圧矯正作業で、実績押込量と実行矯正量がデー
タとして採取できる。この実績押込量Sと実効矯正量り
を実績値として受取って、それを用いてa、b、  γ
の値を推計することができる。
実効矯正4JDと実績押込量Sの組で1組のサンプル値
をなしている。但し、同一点あるいはその近傍を複数の
方向から矯正する場合、材質的問題のためにデータが乱
れるため、区別して認識しておく必要がある。このよう
なサンプル値の数(組数)がある値に達すると、推計作
業すなわち学習を実行し、パラメータa+b+7を推計
する。
■−1)非線型最小自乗法 S=a Dγ+b・・・・・・(27)において、(D
、  S)実験値がある程度集まると、非線型最小自乗
法を用いてa、b、rを求めることができる。
ここでは、矯正特性関数を 5=aDT+b とおいたが、未定定数について非線型な任意のS= f
 (D)についても適用できる。未定定数についての線
型関数〔たとえば(Sの多項式)=D)については、勿
論特例として通常の最小自乗法を適用すればよい。
■−2)矯正特性関数の更新 ■−1)で述べた方法で新しく求めた特性関数s = 
s p−(D)         ・・・・・・・・(
28)と、いままでの経験の蓄積として得た特性関数S
 = 5QL(D) ’        −−(29)
との荷重平均 S=S、(D)−8l、r(D)+WoLSoL(D)
・・・・(30)をとれば、突発的なサンプル値の乱に
よる誤りを   □防ぎながら、つねに最新なデータを
取入れる効果がある。
ところが、このS、、(D)では解析的に求めるよりも
Dの有効範囲について有限個のD点に関して(30)式
を計算してそれによって得た(S、 D)の組について
V−2で述べた非線型最小自乗法を適用した方が実際的
である。本装置ではこのようなシュミレーション方法を
採用して、古い矯正特性関数を更新し、それに基づいて
矯正作業を実行する。
〔実施例〕
第1図に示す曲がり矯正装置を用い、本発明によるパイ
プの曲がり計測と矯正を行った例について、第1表及び
第8図に基づいて説明する。
パイプの長さ方向の各位置(隘1〜隘5)の計測子によ
り曲がり量を計測した結果、第8図(alに示すように
、回転角が一69″のところで、MD 2 。
MD3即ち、隘2と隘3の位置の計測値が0.37fl
0.45鶴、で曲がり許容範囲の0.35日量を超え要
矯正となった。この場合の矯正パターンは1−5−3゜
即ち、磁1と魚5の位置で支持し、第8図世)の矢印で
示すように、最も曲がり量の大きい隘3の位置で押込む
というパターンが選定され、このパターンにおける学習
パラメータは過去の蓄積データからa =1.5. b
 =’3.5.7 =0.3と設定した。
この場合の矯正特性関数、即ち押込量Sは前記(27)
式から S、=aD0γ+b =1.5X0.45°・’+3.5″#4.68047
と算定した。
従って、隘3位置における押込量は4.68と設定し、
第1回目の押込みを行った。実際の押込み量も4.68
であった。
このときの有効矯正量は0.03であり、残曲がりが0
.42で曲がり許容範囲の外で計算値通りにはいかなか
った。
そこで、適応制御法による矯正を実施することとし、押
込み量と有効矯正量との関係から補正係数を算定し、2
回目の押込み量S2を算定した。
S、        4.68 ”=af:)、r +b ’1.5x0.03°・3+
3.5 =’°16305従って、第2回目の押込み量
Stは 5t−f、S、=1.16305 x4.68047 
=5.44362と算定された。
そこで、第2回目の押込み量は5.44に設定し、押込
みを行った(実際の押込み量は5.46) 。
その結果、有効矯正ff1ozは0.04で、残曲がり
が0.41となり、曲がり許容範囲外で、再矯正が必要
となった。
そこで、前記と同様、押込み量と有効矯正量との関係か
ら、補正係数f2を算定し第3回目の押込み量を算定し
た結果 f2−−一防−=    5.但−−=1.34aD2
γ+b  1.5X0.04°・’+3.5従って第3
回目の押込みlit S 3は、S+=ftSz=4.
68X1.34=6.28となった。
そこで、第3回目の押込み量を6.28にして、再押込
みを行った(実際の押込み量も6.28)。
その結果、有効矯正量口、は0.08となり、残曲がり
は0.37となり、また、曲がり許容範囲外となり、更
に矯正が必要であった。
そこで、また前記と同様にして押込みNssと有効矯正
量03との関係から補正係数f、を算定し、押込み量S
4を算定した。
[、=aD、T+b=1・49 第4回目の押込み量S4は、 54−bsz#1.49X4.68047 =6.99
となった。
そこで第4回目の押込み量を6.99として再押込みを
行った(実際の押込み量は7.02)。
その結果、有効矯正io、は0.16で、残曲がりは0
.29となり、曲り許容範囲内に入ったので−69゜の
位置における矯正を完了した。
しかる後、全体の曲がりを回転計測した結果、各点にお
ける曲がり量はいずれも曲がり許容範囲内に入っていた
ので矯正を完了し、良品として払い出しを行った。この
矯正による押込量の変化を第8図Telに示す。
なお、このパイプの適応制御法による矯正作業の結果が
集積され、学習過程を通じて矯正特性関数の諸パラメー
タの修正を行い、そのロフトにおける矯正特性関数のパ
ラメータの設定変更を行うようにした。
この実施例においてはこのロットの初期段階における矯
正であるため、4回もの押込みを繰り返したが、以後の
矯正においては、学習パラメータ。
矯正特性関数が補正、設定されるので押込み回数は減少
する。
〔適応制御の実施例〕
パイプ    D−φ139.7 t−12,09 アップセット部長さ−137,0 外径−160,0 許容面がり   0.351 第  1  表 注)※はすべて合格を示す。
〔発明の効果〕 以上に説明したように、本発明における長尺材の曲がり
矯正方法は、計測子の原点、すなわち基準点の計測結果
に基づく測定値の変化だけを利用し、高さの絶対値を要
求しないので、原理的には計測値の較正をしなくても曲
がり量を容易に求めることができる。
また、回転軸から見た曲がり偏差そのものを問題にして
いないので、把持側の影響による回転軸の変動に左右さ
れず、曲がり測定精度は良好である。
長尺材の特性のバラツキのため不確実な矯正特性関数し
か分からない場合においても、適応制御法による矯正作
業を実施する一方、学習機能を有するため、矯正作業を
繰り返して行くうち、再押込み回数を減少することがで
き、高精度でかつ、短時間で矯正作業を完了することが
できる。
また、押込み矯正に際しては軸方向の移動をしないで、
曲がり量を計測しながら矯正ができるので、短時間で矯
正を完了することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する曲がり矯正装置例を示す側断
面説明図、第2図falは本発明における曲がり量の回
転計測原理を示す側面説明図、第2図(blは本発明に
おける上金型と下金型による押込み矯正概念説明図、第
3図(al〜第3図fdlは本発明における回転計測に
おける曲がり量の計測演算の概念説明図、第4図(a)
は外力による押込み概念説明図、第4図中)は押込みと
矯正との関係を示す概念説明図、第4図telは押込み
量と矯正量との関係を表す矯正特性曲線の説明図、第4
図Td+は矯正の概念説明図、第5図(al、 (bl
は押込矯正の概念説明図、第6図f8)〜第6図Fg+
は比例補正による適応制御の概念説明図、第7図(a)
、第7図Tolは回転計測による絶対計測結果補正概念
説明図、第8図+a+は本発明の実施例における曲がり
后の説明図、第8図中)は第8図(alの曲がり量に対
応する押込パターン説明図、第8図(ciは本実施例に
おいて補正係数による押込IJsiの変化を示す説明図
である。 第10 28:キーボード 筒 2 図 (b) 第3図 (al            (b)(d) (C) 第4区 (。)(b) 砧 一 斎 ζ 第 5 図            (0)(b) 第6図 (d)       (Q) (e) (↑) 第7図 (bl +        t      5       4
       コ第8図 (C) 手続補正書 昭和62年6月27日 特許庁長官 小 川  邦 夫 殿 昭和61年特 許 願第290921号2、発明の名称 長尺材の曲がり矯正方法 3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 住 所   東京都千代田区大手町2丁目6番3号氏 
名   (665)新日本製鐵株式会社(ほか2名)代
表者   武 1)  豊 4、代理人 明細書及び図面 6、補正の内容 (1)明細書全文を別紙の通り補正する。 (2)図中、第1図、第3図(d)及び第7図(a)を
別紙の通り補正する。 明    細    書 1、発明の名称 長尺材の曲がり矯正方法2、特許請求
の範囲 1、 長尺材を回転させな赤ら該長尺材の長手方向に所
定間隔で配設された複数個の計測子によって該長尺材の
曲がりを算出し、この算出値により曲がり矯正パターン
を決め、その矯正パターンに対応した矯正特性関数に従
って押込み量を決め、押込み矯正を行うようにした長尺
材の曲がり矯正方法において、前記矯正特性関数を単調
増加関数として設定し、この矯正特性関数による押込み
矯正に加えて、適応制御矯正法による再押込み矯正を行
うと共に押込量対矯正量のデータを学習標本値として蓄
積し、この学習標本値により、前記矯正特性関数のパラ
メータを学習推定し、修正することを特徴とする長尺材
の曲がり矯正方法。 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、長尺材、例えばパイプ、シャフト等の曲がり
矯正方法に関するものである。 〔従来の技術〕 例えばパイプは各種の方法によって製造されるが、一般
に造管工程における歪に起因して曲がりを生ずることが
ある。 一般にこのパイプの曲がり矯正はオンラインで行われる
ことが多くなっており、そのための曲がり矯正装置とし
て例えば特開昭59−39419号公報に記載されたも
のが知られている。 この曲がり矯正装置は、パイプを搬送ローラで所定の計
測位置に搬送し、ここで回転ローラで把持した状態でパ
イプを回転させ、このパイプの長手方向に配設した変位
計とパイプ端面位置に配設した回転角度計によりパイプ
曲がり量を計測してその最大面がり部位を検出し、最大
面がり部位をプレスラム位置に移動してプレスラムによ
り矯正力を加えて、パイプの曲がり矯正をするようにし
たものである。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、この従来例においては、矯正力を加える
プレスラムの位置、パイプを支持する受台の位置は固定
されているため、その矯正に際してはパイプの最大面が
り部位を長手方向に移動し、プレスラム直下に位置決め
する必要がある。また、矯正結果を確認するための計測
に際しては矯正位置から再び計測位置に移動位置決めす
る必要があり、計測から矯正作業にかかるまでに長時間
を要するという問題がある。 また最大面がり部位は回転軸中心からの変位量の検出に
よって把握していると推測され、パイプを把持する場合
においては、その回転中心軸の変動は避けられないため
回転中心軸の変動による変位量計測値の精度低下が生じ
矯正精度の低下は避けられず、計測←移動0矯正の繰り
返しが多くなるという欠点がある。 上述のような曲がり矯正装置による押込み矯正は、−C
的には、次に説明する基本原理に基づいて行われている
。すなわち、第5図(alに示すように、基準線■(下
金型の谷底部を結ぶ直線)よりDだけ上に曲がっている
パイプにPという力を加え、■の状態よりSだけ押し下
げ、除荷すると、■の状態となり、Dの曲がりが矯正さ
れたことになる。この押し込み量Sと曲がりliDの間
には、次式の関係があることが知られている。 5=aDT十b (ただし、a、b、yは学習パラメータであり、a>Q
、boo、O<7<1の範囲の値である)パイプ外径、
肉厚、材質、金型パターン毎に、このa、b、1を与え
ておき、曲がりDに応じた押込量Sを演算し、矯正作業
を行う。 ところが、これらのa、  b、  γを予め正確に予
知することは困難である。そこで、今までの経験に基づ
いて予想したSD凸曲線設定し、それに従って矯正を行
い、その矯正実績により、予想SD凸曲線修正して、真
の3DIltlL?tに近づける工夫が必要となる。 本発明は、このような観点に基づいて達成されたもので
あり、矯正曲線を、真のSD凸曲線近づけることを目的
とする。 〔問題点を解決するための手段及び作用〕この目的を達
成するため、本発明の長尺材の曲がり矯正方法は、長尺
材を回転させながら該長尺材の長手方向に所定間隔で配
設された複数個の計測子によって該長尺材の曲がりを算
出し、この算出値により曲がり矯正パターンを決め、そ
の矯正パターンに対応した矯正特性関数に従って押込み
量を決め、押込み矯正を行うようにした長尺材の曲がり
矯正方法であって、矯正特性関数を単調増加関数として
設定し、この矯正特性関数による押込み矯正に加えて、
適応制御矯正法による再押込み矯正を行うと共に押込量
対矯正量のデータを学習標本値として蓄積し、この学習
標本値により、前記矯正特性関数のパラメータを学習推
定し、修正することを特徴とする。 以下、本発明をその作用と共に具体的に説明する。先ず
、本発明を実施するための装置例について説明する。本
例は、パイプの矯正に適用した例である。 第1図において、造管後のパイプPは搬送ラインに沿っ
て所定位置に送られ、ここでターニングローラ4とこれ
に対向して配設されたピンチローラ6によって把持され
る。パイプPは、駆動用モータ8によりピンチローラ6
を介して回転され、この回転はタコジェネレータ9によ
って計測される。ターニングローラ4は昇降シリンダ5
によって、またピンチローラ6は昇降シリンダ7によっ
てそれぞれ昇降自在であり、パイプ把持位置、傾きが調
整自在である。 所定位置に停止しているパイプの長手方向には複数の計
測子11〜1.が所定の間隔で配設されている。この計
測子1 l” l sは計測子ベース2に取付けられて
おり、計測子昇降機3により昇降自在である。 所定位置に停止しているパイプの先端は回転計測用コー
ン11によって支承され、その回転角度はパルスジェネ
レータ12によって計測される。 この回転計測コーン11の位置はシリンダ13.14に
よって調整自在であり、パイプの端面の変位に追従でき
るようになっている。 また計11ti子1の近傍には曲がり矯正用の下金型1
5a−15eが配設され、この下金型15a’−15e
の上方には、上金型17a、17bが対向して設置され
ている。 この上金型17a、17bは昇降装置20により昇降し
、かつ移動装置I9により水平移動自在であり、各下金
型15a〜15eの位置に対応して位置を移動でき、更
に、下金型152〜15eと協動することによって、そ
の間に位置するパイプの曲がりを矯正できるようになっ
ている。 この下金型はパイプPの軸に対して進退自在であり、光
点となる場合は位置を固定できるようになっている。 18a、18bは上金型17aと17b間の間隔を調整
するシリンダである。 21はパイプに対する上金型による押込みストロークを
制御する油圧装置である。 22は矯正作業手順を設定したシーケンサであり、矯正
作業は次の手順で行われる。 先ず、スタート信号により、ターニングローラ4とピン
チローラ6によりパイプPを把持し、駆動モータ8によ
りピンチローラ6を回転し、パイプを回転させる。 この回転角度はパイプ先端面を支承している回転計測コ
ーン11を介してパルスジェネレータ12によって計測
され、同時に計測子l、〜l、によりパイプPの各部(
所定位置)における変位が計測される。 パルスジェネレータ12で計測された回転角度計測信号
は直接に、また、計測子lで計測された各部の変位は、
フィードバックユニッ目Oを経てそれぞれ中央処理装置
23に送られ、ここでパイプの曲り量と変形パターンが
演算される。 この演算結果はCRT24に表示され、またプリンタ2
5によって出力される。 そして、この演算結果に基づいてパイプPの曲がり矯正
作業が行われる。 曲り量が基準値(許容曲り)以上である場合、すなわち
矯正を必要とする場合、その変形パターン及び曲り量に
応して、矯正パターン及び押込量が決定される。 即ち、上金型17a、17bの間隔、押込み(加圧)位
置、採用下金型(15a −15eのうちの2個)、押
込み(加圧)ストロークが決定され、この結果に基づい
てシリンダ13a、 18b、移動装置19を駆動し、
油圧装置21により、昇降装置20を制御して上金型1
7a、17bの押込みを行う。 矯正作業中、各計測子1によるパイプの変形量の計測が
行われ、押込み量と有効矯正量が把握され、必要に応じ
て矯正特性関数の補正による適応制御が行われる。そし
て、パイプの曲がりが許容範囲に矯正されたことを中央
処理装置23によって監視し、所定の基準値に入った場
合、再度、回転計測を行い、全長にわたって曲り量が基
準値(許容曲り)内に入ったことを確認した後、矯正作
業を終了し、パイプの払い出しを行う。 なお、矯正特性関数のパラメータは学習により修正され
、その修正値は記憶装置27に蓄積される。 図中28はキーボードである。 次に、本発明の特徴的構成についてパイプの曲がり矯正
に適用する場合に基づいて説明する。 本発明は、凡そ次の5つの工程よりなる。すなわち、パ
イプの曲がり量の回転計測、この計測結果に基づく曲が
り量の演算、押込矯正パターン分類、適応制御法による
矯正作業、パラメータ学習である。これについて詳細に
説明する。 ■)回転計測 第1図に示すように計測位置に導かれたパイプPの片側
はターニングローラ4とピンチローラ6によって把持さ
れ、ピンチローラ6の駆動によって回転する。 第2図fatに示すようにこのパイプPの長手方向には
、複数の計測子11〜1.lが一1〜Iknの位置にそ
れぞれ配設されており、それぞれ回転するパイプPに接
触し、パイプPの変位を測定し、この測定値に基づいて
パイプPの中心軸の曲がりを演算で導き出す回転計測方
式を採用している。 ここで曲がりというのは、−1の位置の軸中心とmnの
位置の軸中心を結んだ直線から見た当該位置の軸中心ま
での距離Xのことを意味する。 この曲がりを算出することによって、このパイプの最大
面がりを知ることができ、その曲がりの程度に応じ、良
品、要矯正、不良品を判別し、それらに応じた処理をす
る。 この内の要矯正のパイプについては各位置(高1−Na
n)の曲がりに応じて第2図(blに示すように光点(
下金型15a〜15eのうちの2点)と押込点(上金型
装置16)及び押込計測点(計測子1b〜ld)を決め
、そのパターンを分類し、そのパターンに対応した押込
量を求め、これによって矯正を行う。 したがって、回転計測は矯正装置の各動作を導き出す根
拠を提供する役割を持ち、最も基本的で重要な部分をな
している。 本回転計測法においては、測定値の変化だけを利用し、
絶対値を要求しないので、原理的には計測子の較正をし
なくても曲がり量を求めることができる。 また位置魚1とtlhnの中心軸を結んだ直線から見た
曲がり量を問題にしており、回転中心軸から見た曲がり
、即ち偏差そのものを問題にしていないので、パイプ把
持側の影響による回転軸の変動に左右されない強みがあ
る。 ■)測定演算方法 第3図Talに示すように、パイプPがある回転軸0の
回りに公転しその1回転毎に1回転の自転をするとき、
あるXY断面(Za)上ではパイプPの状態は第3図f
blのようになる。 なお、ここではθとθ+πにおけるパイプの位置につい
てのみ論するのでθが変わったときにO軸が変動しても
差支えない。 C111は初期位置から03だけ回転したときのパイプ
の中心であり、Ce1からπだけ前のパイプの中心をC
e1−πとすると、このcat、cet−πをもってパ
イプの状態を表示するある水平線B (便宜上、鉛直方
向に計測子を配置するとして記述するが、原理上軸方向
に横切る方向に配置すればここでの議論が適用できる。 )から測ったC6tにおけるパイプの底面の高さをll
i + cet−πにおけるパイプ底面の高さをり、π
で表すと、0から見たC61点の高さ、すなわち0Co
IのY軸への射影d、。は、 d、。=(hlhIπ)/2     ・・・・・・[
11で求められることが容易に判る。 さらに軸方向Zの次元を加えると座標系が第3図(C1
のようになる。この座標系でlli、)llf、di。 を表すと次のようになる。 長さ方向(軸方向)の座標zj(Jはj番目を表し、端
部側をj=11把持側をj=nとする(において、回転
角θ1(+はi番目の取り入れた回転角)にきたとき、
測定したパイプ底面の高さをH(zJ、θ、)とすると
、回転軸に対するパイプ中心の鉛直成分D(zj、θ、
)は、(1)式より・・・・・・(1)′ で求められる。 1回転をm分割すると ・・・・・・(2) と書き換えられる。但しmは4の倍数とする。 l、と2.1におけるパイプ中心を結んだ直線から見た
位LJの、バイブ中心のずれの鉛直成分V(2,、θ、
)は、(3)式で表される。 V(z7.θ1)−D(g、θ+)  L (z7.θ
り・・・・・・(31但し、L(z7.θI)は端部側
(z=zl)バイブ中心と把持側(z = z、)パイ
プの中心を結んだ直線上における2、の縦座標であり、
次のように表される。 L<z)、θ+)−D(zl、θ、) +hニム(D (l s−al) −D(21,B t
) )!、−z。 一二とユ’−D(z+、θ、) Zs−X+ +ムニ虹−D(z、、θ、)  ・・・・・・(4)Z
ll−2゜ +21. +31. +41の各式より、ムニム   
2EゴーL−−に、     ・・・・・・(5)gJ
 I zs   Zr        X5−2+とおくと、
次式が導かれる。 V (27,θ1)=D(z7.θ1)−gJD(zl
。θ+)−に、D(2*、θ1)! −2(II (z 1θ+ ) −g JIt (Z 
I−θi)  Lll(z、、θ、)−に、H(z、、
θI−−/2))      =−−−1(61j4r
 Cz;”) −2()l (z=、θt)−gjH(
z+、θ1) −に;H(zs、θi) )・・・・・
・(7) とおくと(6)式は、 V(ZJI θ +)  =*t(zJ)−−メイi−
+b/z(Zj    ・・・・・481となる。 ある回転角θiとそのバだけ前(θ=θ、−π)におけ
る測定値よりθ、における曲がりの鉛直成分V(z)、
  θ、)が求められることは+81式の示す通りであ
る。 いま、θ±0においての中心線とt −z4のX−Y平
面との交点P(z7.0)が水平軸となす角度をφ(J
lで表すと、曲がりの絶対値aowl、  φ(j)、
θ、とV (ZJ、  θI)の間には次の関係がある
。 νCz7.  θ+)−aofJlsin(θ、+ φ
(ハ)      −、、、、、[91θ直よりff/
2だけ前(θ−θ、−π/2)におけるV(z7.  
θ、−π/2)は、 V(3,θ、−π/2)  =aa(Jlsin(θ1
−π/2+φ(j)〉漏−as(j)cos(θ、+φ
(j))・・・・・・(10) である、 +91. (10)式より、・・・・・・(
11) θ、↓φ(Jl−−tan−’ (V(z7.θ+)/
V(z7.θ五−π/2))・・・・・・(12) φ(バー −jan−’  (V(zJ、θt)/V(
27,θ、−fc/2))  −θ。 ・・・・・・(13) となる、θ、におけるa@Ul、  φ(Jlを(11
)式、 (13)式で求め、それぞれaa+(11,φ
、〔ハで表し、を求めておくと、1回転完了後、平均値
を計算することができる。これによって測定誤差等の影
響が、ある程度軽減される。丁。fl+−丁。(nl−
〇であるから、このalJlとφ(31(j−2・・・
n−1)とで、n−2個の計測子位置における曲がりは
完全に規定される。 第1図に示した装置では、ピンチローラとターニングロ
ーラでパイプを把持し、回転させながら計測を行うが、
パイプの大曲がりの影響でパイプは必ずしも一定の回転
軸の周りに回転しない、つまり、回転軸自身が変動する
可能性がある。 ところが前に述べた説明は、あるθ1と01−πについ
て展開しているので、他のθξのときの回転軸がθ、の
それと異なってもその議論が成立つ。 したがって、回転軸が変動しても差支えない。 m)押込矯正とパターン分類 パイプを第4図(alのようにSt、SF点で支え、2
0点で外力F、を加えるとパイプが曲がる。弾性限界内
では外力を取除くとパイプは元の形に戻るが、弾性限界
を超えると外力を除いても元の形に戻らないで永久歪み
が残り、いわゆる塑性変形が起こる。始めから曲がって
いるパイプを矯正するのにこの性質を利用して元の曲が
りと反対方向に同じ大きさの塑性変形を起こせば両方が
相殺してパイプが矯正される。 第4図(blに示すように元々5IAS、なる形に外力
を加えてS、CS、まで押込んだ後、外力を取除くとS
、BS、まで戻る。この場合、OCを押込量S、ABを
矯正IDと呼ぶと、DとSには第4図(C1のような関
係があることが経験的に知られている。このD−3曲線
はパイプの材質寸法、履歴と関係があるが、これらの条
件が一定のとき、光点S、、S、と押込点Oの位置に依
存する。つまり、あるパイプのD−3特性は、S、、S
、、Oの位置によって決まる。 そこで、S、、S、、Oでパターン分類し、そのパター
ンに応じたD−3特性に従ってD=AOなるDに該当す
る押込量Sを求め、そのSになるまで外力を加えれば、
外力が除去されたとき塑性変性となる矯正IAOが残り
、元の曲がりと相殺して0の位置においてパイプが0点
に来て矯正されたことになる。 これで、S、、S、、0点において、パイプが一直線上
に収まることになる。 一方、0の位置に外力を加えてもS、、SI において
は曲げモーメントがゼロなので塑性変形が残らない。も
し元々曲率ゼロ(直線)の点をS、、S。 に選んで上述の矯正作業を行えば、矯正後、Sr。 Sl間に多少凹凸があっても、S、、S、、○の三点に
関しては直線となり、S、、S、の外においては元々直
線であるので全体としてはほぼ直線となる。 例えば第4図fd+のようにMNLRなる形をもつパイ
プを矯正する場合について考えてみる。仮にMN、LR
間は元々直線つまり、N、L点の曲率が元々ゼロであれ
ば、N、  Lを光点に選び、N。 1間を直線となるように矯正すれば、結果としてMNL
’R’のようになり、全体としてほぼ直線となり、矯正
されたことになる。 ■)適応制御法による矯正作業 ■)の項で述べたように、第4図fb)の初期曲がりA
○を矯正するためパイプをCまで押込み、外力を取除い
た後、パイプが0点まで戻りS、、O。 S、、三点は一直線上に並ぶこととなり、全体は矯正さ
れることになる。 第4図(C1の矯正量り対押込1s曲線は実験によって
求められるが、パイプの寸法(外径、肉厚)。 材質のバラツキや履歴もあって、それを予知することが
困難である。そこでいままでの経験に基づいて予想矯正
特性曲線を立て、その予想曲線に従って押込んでみる。 押込結果によって特性曲線を修正し、次の押込量を算出
し、次の押込を実行する。このように漸次近似すること
によって、真に押込むべき量に接近し、所期の矯正量に
到達すると共に押込結果の知識を自動的に蓄積してD−
3特性曲線をより真に近い曲線にもっていく。 IV−1)比例補正による適応制御矯正法第5図fat
の基準線■よりDだけ上に曲がっているパイプを上から
矢印のように力を加えて、■よりSだけ下に曲がるまで
押込んだ後、外力を取除けばパイプが■に戻り、もとの
■の曲がりが矯正されたこととなる (第5図Tal参
照、ただし、パイプの中心線のみを表示している)。 この原理をパイプの曲がり矯正に利用する。 DとSの関係は、第5図(blに示すようなM、調増加
関数 5=36(D)        ・・・・・・(15)
の形に書けることが経験的に知られている。 もしく15)式が事前に正確に分かれば、Dに応じたS
だけを押せば1回でDの曲がりを矯正できるはずである
。しかし、実際にはパイプの特性のバラツキがあり、式
は往々にして正確に求められていないこともあるので、
再押込の必要や過矯正が生じる。 第6図に示すように、いま予め仮定しておいた5=so
(D)による初期予想特性曲線をC,。とする。 矯正すべき初期曲がりをDoとする。これは、これから
外力を加えて逆の方向に(下に凸)に生起させる予定の
変形に該当する。 Doの曲がりを逆方間につくるため、C1゜によればS
lなる押込量だけ押込むべきである。 1回目の押込にSIだけ押込を実行したとき、Dlだけ
矯正された(初期の形より下にDlだけの変形を生起さ
せた)とする(第6図ffl参照)。この場合、点’Z
” (DI、St)は真の特性曲線C,上にある。一方
、初期予想特性曲線C0゜に基づいてDlの矯正量に対
応する計算押込! s + ’は、次式よりS+C=S
o(DI)    ・・・・・・(15’)となる。 SlとSIcを比較して f(11=Sl/Sl’ =SO(DO)/30(DI
)・・・・(16)を求める。これはPI′とP、Cの
関係を示し、2回目の押込のための修正係数として利用
する。 いま、1回目の結果に基づいて新たに S= HtlS、(D)=S、(Il)     ・−
・−(17)なる1回目の予想曲線C□をつ(る(第6
図(C1参照)。 先ず、真の特性曲線C1が1回目予想特性曲線Catよ
り急峻、すなわちり、より大きいDについてC1におけ
るSがC01におけるSより大である場合について調べ
て見る。 D、がDoより小さくて、矯正不十分である。 この場合、DO−D、たけ追加矯正を考えるよりはむし
ろ初期の形からDoだけ永久変化をつくり出すことを考
えなければならない(第6図fd)参照)。 1回目の押込結果より得たC0からり。に対応した押込
量が82になることが推測できる。式で表すと、(17
)弐に代入して St = r (IIsO(06) = S 1(DO
)   ・・”・118)が得られる。 このS2を実行すると、真の特性曲線がC1であるので
、真の矯正ff1Dzが得られる(第6図ffl参照)
。 一方、C11lよりD2に該当する計算押込、Is、’
は、 S1’= f fllsa(Dz)     ・・・・
・・(19)である。(16)式と同じように00に対
して、f (2)”” Sz/5zc= f flls
o(Do)/ f (llso(Di)即ち f (2)= 5O(DO)/5o(02)     
・・・・・・(20)を求める。この(20)式をCa
tに掛けて新しい2回目予想特性C0っをつくる(第6
図ffl参照)。 Catを表す式は  − 3=f(2)・f(1130(D)=Sz(D)  ・
・・−・=(21)である。 真の特性曲線が予想曲線より上にある限り、以上の演算
を繰返して実行すれば限りなく真の押込量S、に接近す
ることができる。そこで、n回目押込後のn回目予想特
性曲線Ce+tは、5=ffnlf(n−1)・・・・
・f(1]S++(D)  ・・・−−−(22a)f
(1)” S e(DJ/ S a(DI)     
・・・・・・(22b)となる。 そのうち、残油がりI (Do−DI)が、許容曲がり
量以下になると、パイプのこの区間の矯正作業が終了す
る。 (22a)式を次の形に書き換えることもできる。 次は、真の特性曲線C1がn回目予想特性曲線C,、、
より平坦、すなわちり、、より大きいDについてC11
におけるSがC,,1におけるSより小さな場合につい
て調べてみる。この場合、第6図fglのようになる。 C0oの式は(23)式の通り、S=!)fnl S 
o (D) である。 C1,、に基づいて求めたfi+1回目の押込is、、
。 は、 S、、、 =?F[n1So(Do)        
・・−・・−<24)で押込実行すると、D7.、なる
矯正量が得られ、矯正過剰となる。そのときのこの区間
の矯正を中止し、再び回転計測を実行し、次の矯正点を
求める。一方、過剰矯正のために生した、反対方向の変
形D□1−D0が許容曲がり量以上であれば、後に反対
方向でもう一度矯正する必要が生じてくる。 そのため f(1)=So(D。)/5o(Di)ノを記憶してお
く。ただし過矯正し7ないため′F(、)〉lならチ(
・)=1とおき、ヂ(・)≦1ならその値を記憶する。 また管棒材の異方性を考慮して次の押込点が変わった場
合′J−(・)=1に戻しておく。 過矯正した場合、 r (n+1) = 5o(Do)/、5o(Dfi、
+)は1より小さい(それまでのf(・)は1より大き
い)。 ■−2)多項式近似による適応近似法 rV−1に述べた方法は同じ型のS−D矯正特性関数3
6 ([1)を想定してS−Dの実績値で比例計算して
次の押込量を決めるが、5o(n)は通常5=aDγ+
l)   a、b、T:パラメータ0≦γ≦1 の形をとる。しかし、限られたDの範囲内で次の形の多
項式で近イ以できる。 alls’+a、、s’−’+a、S+ao =D  
   ・−−−−−<26’)(普通ではn=2でかな
りよい近似ができる)この多項式は(n+1) Hの(
S、  D)の値が与えられればao+・・・・・I 
allの値が決まる。そこで、(IV−1)で述べた方
法で(n+1)回の押込を実行して(n+1)組の(S
、[))が求まる0次に、それらを用いてa。+””’
+ allを求め、それらをDoと共に(26)式に代
入して必要な押込量を求め、n+2回目の押込を実行す
れば、Doにかなり近い矯正量が得られる。 このSで押込んでもなお、残油がりが許容的がり量より
大きい場合、2回口から(n+2)回目までの(n+1
)組の(S、D)を用いて上述と同じ計算をして(n+
3)回目の押込量を求めればよい。 IV−3)回転計測結果に基づく補正 ■の回転計測で述べた相対計測法は計測子の原点(基準
点)位置に関係なく計測子から読取った測定値の変化分
だけを用いて計算してきたので、基準点校正誤差が入っ
てこない。また、(14)式で平均値を求めているので
、パイプの表面の凹凸の影響も軽減され、高い精度の計
測値が得られる。 一方矯正作業に入ると光点の高さを知る必要があるが、
押込後の結果をいちいち回転計測を行って把握するのは
時間がかかって能率が悪い。そこで、矯正作業はある基
準点からの距離を計る絶対計測法を採用する。 このとき、矯正作業時光点でパイプを支えているため、
回転計測値時とパイプの状態が変わる。 この相違と、他に起因する誤差を矯正前の回転計測結果
で補正する。 仮に第7図18+のように0点のa、b点に対する曲が
りが、回転計測によってD eFと求められたとする。 同じパイプが光点に支えられたとき第7図(blのよう
になる。なお、他の箇所の状態によって光点でパイプと
光点が接触しないことがある。絶対計測法でD caな
る曲がりが計測されたとする。 ただし、 Dcs= hc −((hb−hs)ca/ba  十
ha)そこで、ΔD = DC,−D、。 を求めておくと、絶対測定値D csが分かれば、ΔD
を用いてD el+ΔDを計算することによりD (F
が求まり、より精度の高い相対計測法に近づけ、作業時
間の短縮を計り高能率、高精度の矯正作業が得られる。 ■)パラメータ学習 加圧矯正は 5=S(D) に基づいて実行される。この式は前に述べたように実験
によって求められ、−例として、5=S(D)=aDT
+b のような未定定数に関して非線型関数の形で表される。 ただし、a、b、7は未定定数である。 一方、加圧矯正作業で、実績押込量と実効矯正量がデー
タとして採取できる。この実績押込1sと実効矯正量り
を実績値として受取って、それを用いてa、b、1の値
を推計することができる。 実効矯正i1Dと実績押込1sの組で1組のサンプル値
をなしている。但し、同一点あるいはその近傍を複数の
方向から矯正する場合、材質的問題のためにデータが乱
れるため、区別して認識しておく必要がある。このよう
なサンプル値の数(組数)がある値に達すると、推計作
業すなわち学習を実行し、パラメータa+b+rを推計
する。 ■−1)非線型最小自乗法 S = a Dr + b        ・・・・−
・(27)において、(D、  S)実験値がある程度
集まると、非線型最小自乗法を用いてa、b、  γを
求めることができる。 ここでは、矯正特性関数を 5=aDr+b とおいたが、未定定数について非線型な任意のS= f
 (D)についても適用できる。未定定数についての線
型関数〔たとえば(Sの多項式)=D〕については、勿
論特例として通常の最小自乗法を適用すればよい。 ■−2)矯正特性関数の更新 ■−1)で述べた方法で新しく求めた特性関数S=S□
(D)         ・・・・・・・・(28)と
、いままでの経験の蓄積として得た特性関数s = 5
QL(D)         ・・−−−−−・C29
>との荷重平均 S ” S++w(D) = 5pr(D) + WO
LS(IL(D) ・・・・(30)をとれば、突発的
なサンプル値の乱による誤りを防ぎながら、つねに最新
なデータを取入れる効果がある。 ところが、このS、l、(D)では解析的に求めるより
もDの有効範囲について有限個のD点に関して(30)
式を計算してそれによって得た(S、D)の組について
V−1で述べた非線型最小自乗法を適用した方が実際的
である0本装置ではこのようなシェミレーション方法を
採用して、古い矯正特性関数を更新し、それに基づいて
矯正作業を実行する。 〔実施例〕 第1図に示す曲がり矯正装置を用い、本発明によるパイ
プの曲がり計測と矯正を行った例について、第1表及び
第8図に基づいて説明する。 パイプの長さ方向の各位f(llhl〜N15)の計測
子により曲がり量を計測した結果、第8図(alに示す
ように、回転角が一69″のところで、6口2゜MD3
即ち、隘2とNa3の位置の計測値が0.37■■。 Q、45m、で曲がり許容範囲の0.3511を超え要
矯正となった。この場合の矯正パターンは1−5−3゜
即ち、陽lと嵐5の位置で支持し、第8図中)の矢印で
示すように、最も曲がり量の大きい隘3の位置で押込む
というパターンが選定され、このパターンにおける学習
パラメータは過去の蓄積データからa =1.5. b
 =3.5.1 =0.3と設定した。 この場合の矯正特性関数、即ち押込量Sは前記(27)
式から S、=aD、T +b =1.5X0.45°・”+3.5 =4゜68047
と算定した。 従って、−3位置における押込量は4.68と設定し、
第1回目の押込みを行った。実際の押込み量も4.68
であった。 このときの有効矯正量は0.03であり、残曲がりが0
.42で曲がり許容範囲の外で計算値通りにはいかなか
った。 そこで、適応制御法による矯正を実施することとし、押
込み量と有効矯正量との関係から補正係数を算定し、2
回目の押込み量S2を算定した。 従って、第2回目の押込み量S□は s、=f、S、=1.16305 x4.68047 
=5.44362と算定された。(但し、ここのf、l
は(23)式の!F (nlと同じである。) そこで、第2回目の押込み量は5.44に設定し、押込
みを行った(実際の押込み量は5.46)。 その結果、有効矯正量D!は0.04で、残曲がりが0
.41となり、曲がり許容範囲外で、再矯正が必要とな
った。 そこで、前記と同様、押込み量と有効矯正量との関係か
ら、補正係!3[rzを算定し第3回目の押込み量を算
定した結果 従って第3回目の押込み量S3は、 Ss”fist−4,68X1.34=6.28となっ
た。 そこで、第3回目の押込み量を6゜28にして、再押込
みを行った(実際の押込み量も6.28)。 その結果、有効矯正lotは0.08となり、残曲がり
は0.37となり、また、曲がり許容範囲外となり、更
に矯正が必要であった。 そこで、また前記と同様にして押込みffi S 3と
有効矯正量り、との関係から補正係数f、を算定し、押
込み景S4を算定した。 第4回目の押込み量S4は、 54=f3Sz#1.49X4.68047 =6.9
9となった。 そこで第4回目の押込み量を6.99として再押込みを
行った(実際の押込み景は7.02) 。 その結果、有効矯正10.は0.16で、残油がりは0
.29となり、曲り許容範囲内に入ったので−696の
位rにおける矯正を完了した。 しかる後、全体の曲がりを回転計測した結果、各点にお
ける曲がり量はいずれも曲がり許容範囲内に入っていた
ので矯正を完了し、良品として払い出しを行った。この
矯正による押込量の変化を第8図fclに示す。 なお、このパイプの適応制御法による矯正作業の結果が
集積され、学習過程を通じて矯正特性関数の諸パラメー
タの修正を行い、そのロフトにおける矯正特性関数のパ
ラメータの設定変更を行うようにした。 この実施例においてはこのロフトの初期段階における矯
正であるため、4回もの押込みを繰り返したが、以後の
矯正においては、学習バラメーク。 矯正特性関数力楠11正、設定されるので押込み回数は
減少する。 〔適応制御の実施例〕 パイプ    D=φ139.7 t−12,09 アップセット部長さ= 137.0 外径= 160.0 許容曲がり   0.351 第  1  表 注)※はすべで合格を示す。 〔発明の効果〕 以上に説明したように、本発明における長尺材の曲がり
矯正方法は、計測子の原点、すなわち基準点の計測結果
に基づく測定値の変化だけを利用し、高さの絶対値を要
求しないので、原理的には計測値の較正をしなくても曲
がり量を容品に求めることができる。 また、回転軸から見た曲がり偏差そのものを問題にして
いないので、把持側の影響による回転軸の変動に左右さ
れず、曲がり測定精度は良好である。 長尺材の特性のバラツキのため不確実な矯正特性関数し
か分からない場合においても、適応制御法による矯正作
業を実施する一方、学習機能を有するため、矯正作業を
繰り返して行くうち、再押込み回数を減少することがで
き、高精度でかつ、短時間で矯正作業を完了することが
できる。 また、押込み矯正に際しては軸方向の移動をしないで、
曲がり量を計測しながら矯正ができるので、短時間で矯
正を完了することができる。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明を実施する曲がり矯正装置例を示す側断
面説明図、第2図fa+は本発明における曲がり量の回
転計測原理を示す側面説明図、第2図(blは本発明に
おける上金型と下金型による押込み矯正概念説明図、第
3図fal〜第3図[dlは本発明における回転計測に
おける曲がり量の計測演算の概念説明図、第4図fat
は外力による押込み概念説明図、第4図[blは押込み
と矯正との関係を示す概念説明図、第4図telは押込
み量と矯正量との関係を表す矯正特性曲線の説明図、第
4図(dlは矯正の概念説明図、第5図f8)、 01
1は押込矯正の概念説明図、第6図fa1〜第6図fg
+は比例補正による適応制御の概念説明図、第7図(a
)、第7図(blは回転計測による絶対計測結果補正概
念説明図、第8図fatは本発明の実施例における曲が
り量の説明図、第8図fblは第8図(alの曲がり量
に対応する押込パターン説明図、第8図telは本実施
例において補正係数による押込量S、の変化を示す説明
図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、長尺材を回転させながら該長尺材の長手方向に所定
    間隔で配設された複数個の計測子によって該長尺材の曲
    がりを算出し、この算出値により曲がり矯正パターンを
    決め、その矯正パターンに対応した矯正特性関数に従っ
    て押込み量を決め、押込み矯正を行うようにした長尺材
    の曲がり矯正方法において、前記矯正特性関数を単調増
    加関数として設定し、この矯正特性関数による押込み矯
    正に加えて、適応制御矯正法による再押込み矯正を行う
    と共に押込量対矯正量のデータを学習標本値として蓄積
    し、この学習標本値により、前記矯正特性関数のパラメ
    ータを学習推定し、修正することを特徴とする長尺材の
    曲がり矯正方法。
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Cited By (3)

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