JPS6314375Y2 - - Google Patents

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JPS6314375Y2
JPS6314375Y2 JP250981U JP250981U JPS6314375Y2 JP S6314375 Y2 JPS6314375 Y2 JP S6314375Y2 JP 250981 U JP250981 U JP 250981U JP 250981 U JP250981 U JP 250981U JP S6314375 Y2 JPS6314375 Y2 JP S6314375Y2
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JP
Japan
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regenerant
regenerating agent
honeycomb
electrolyte
battery
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JP250981U
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    • Y02E60/128

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気−亜鉛湿電池に関するもので、
その電解液再生剤の構造を改良して、その生産性
を向上するとともに、電解液の再生効率を向上
し、電池性能を向上するものである。
空気−亜鉛湿電池は、活性炭などよりなる空気
極と亜鉛陰極及び苛性カリ電解液より構成されて
いる。この電池は、放電反応によつて生成する亜
鉛酸イオンZnO2 2 -が過剰になつてくると陰極の不
働態化が進み、放電反応が低下する。そこで従来
からアルカリ土類金属の水酸化物、特に水酸化カ
ルシウムCa(OH)2が電解液再生剤として用いら
れてきた。
この電解液再生剤(以下再生剤という)の反応
は、例えば Ca(OH)2+ZnO2 2 -→CaZnO2+2OH- で表わされる。
ところで、この種の再生剤は、普通、電槽底部
に充填するため、放電によつて生成した亜鉛酸イ
オンが電解液中を下方へ向かつて拡散してゆくの
で、この再生剤と反応する。その結果、例えば−
300メツシユ程度の水酸化カルシユウム粉末をそ
のまま使用して、電槽底部に充填すると、水酸化
カルシウム粉末上層部が反応して固形亜鉛酸カル
シウムCaZnO2になり、水酸化カルシウムの粒子
間の空隙をふさぎ、再生剤の内層までの反応を阻
害する。
これの改良のため、再生剤を粗粒子にして利用
することが実施されている。ところが、この粗粒
子化する方法として、製造工程で破砕する方法が
とられているが、この破砕工程で一部微粉化が起
こり、歩留りの低下をきたしている。
本考案は、粗粒子化した再生剤と同等以上の働
きを有し、かつ生産上の歩留りのよい再生剤の構
造を提供するものである。すなわち電槽底部に装
填する再生剤として、多数の透孔を有するハニカ
ム状の再生剤を用いるものである。
以下、本考案の実施例を説明する。第1図は本
考案の空気−亜鉛湿電池を示すもので、1は樹脂
製の電槽、2は同じく樹脂製の蓋である。蓋2は
その下方中央に活性炭よりなる空気極3を固定す
るとともに、空気極3をとり囲むように鋳造亜鉛
よりなる陰極4を吊下げ固定して、電槽1の開口
部を閉塞している。5は空気極の端子、6は陰極
の端子である。7はピツチなどの封口コンパウン
ド、8は苛性カリ水溶液からなる電解液である。
10は多数の透孔11を通液孔として設けたハ
ニカム状の電解液再生剤で、これを複数段に積層
して電槽の底部に装填してある。
この再生剤は、例えば、300メツシユのふるい
を通過する粒度の水酸化カルシウム70重量部を水
60重量部と混練し、ハニカム状に成形し、乾燥し
たものである。
成形方法としては、例えば、上記の再生剤混練
物を板状に押出し成形したものを凹型の内側に充
填し、複数個のピンを出する凸型を上部から板状
の再生剤混練物に垂直にあてて穴をあけ、その型
より取出し、乾燥する。
次にこの開孔率50%、孔径4mmのハニカム状再
生剤を第1図に示すように複数個底部に充填した
電池構成で放電したところ、従来の粗粒子を用い
た場合と差はなかつた。
ハニカム状の再生剤を複数個積重ねる方式の場
合は、再生剤間にスペース間隔をもうけて液の拡
散をよくするため、ハニカム状再生剤の上部に複
数個の突起を設けると好都合である。
以上のように、本考案は再生剤をハニカム状の
成形体とするので、粗粒子にする場合に比べて材
料損失がなく生産性が向上するとともに、電池の
組み込みも容易となり、しかも電解液の再生効率
も良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の空気−亜鉛湿電池の実施例を
示す縦断面図、第2図はその再生剤の平面図であ
る。 1……電槽、3……空気極、4……陰極、9…
…電解液、10……再生剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電槽底部にアルカリ土類金属の水酸化物よりな
    り、上下方向に多数の貫通孔を有するハニカム状
    の電解液再生剤を装填してなる空気−亜鉛湿電
    池。
JP250981U 1981-01-12 1981-01-12 Expired JPS6314375Y2 (ja)

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JP250981U JPS6314375Y2 (ja) 1981-01-12 1981-01-12

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JPS57117079U JPS57117079U (ja) 1982-07-20
JPS6314375Y2 true JPS6314375Y2 (ja) 1988-04-22

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JP (1) JPS6314375Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170065627A (ko) * 2015-02-13 2017-06-13 가부시키가이샤히로세세이사쿠쇼 수직 전회전 북집

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20170065627A (ko) * 2015-02-13 2017-06-13 가부시키가이샤히로세세이사쿠쇼 수직 전회전 북집

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JPS57117079U (ja) 1982-07-20

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