JPS63143576A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPS63143576A
JPS63143576A JP61290806A JP29080686A JPS63143576A JP S63143576 A JPS63143576 A JP S63143576A JP 61290806 A JP61290806 A JP 61290806A JP 29080686 A JP29080686 A JP 29080686A JP S63143576 A JPS63143576 A JP S63143576A
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JP
Japan
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developer
image forming
developing
developing device
image
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Application number
JP61290806A
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English (en)
Inventor
Kenichi Tokieda
常枝 健一
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/100,756 priority patent/US4885221A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えばマイクロフィルムの投影及び記録媒体
へ記録を行なうと共に画像出力として高機能を有するイ
ンテリジェント複写機等の画像形成装置に関する。
(従来の技術) 従来よシ、種々の情報を記録、保管するに当り、マイク
ロフィルムが広く用いられている。そして、このマイク
ロフィルムを投影し、また、必要に応じてこれを用紙上
に記録できる装置が提供されている。このように用紙上
に記録するためには、一般に電子写真記録プロセスが使
用される。
例えば、第13図は従来の画像形成装置の画像形成ユニ
ットの概略断面図である。同図において、101は画像
形成ユニット本体であり、この本体10ノの底面側には
給紙カセット11が左側面(画像形成装置のフロント側
)には排紙トレイ102がそれぞれ装着されている。ま
たこの本体10ノのほぼ中央部には像担持体である感光
体ドラム103が配設されている。そして、この感光体
ドラム103の周囲には、帯電用帯電器104゜現像装
置105.転写除電装置106.転写手段である転写用
帯電器107.剥離用帯′電器10?。
清掃装置109.及び除電ランデ110などが順次配設
されている。また、本体101内の下部には、給紙カセ
ット11から給紙ローラ111を介して自動取出しされ
た用紙Pを感光体ドラム103と転写用帯電器107こ
の間の像形成部112を経て排紙トレイ102に導く用
紙搬送路113が形成されている。そして、この用紙搬
送路113の像形成部112の上流側にはレジストロー
ラ114が、また下流側には定着装置としてヒートロー
ラ115及び排紙ローラ116が配設されている。
しかして、感光体ドラム103が図示矢印a方向に駆動
されると、まず、帯電用帯電器104によシ一様に帯電
され、図示されない走査光案内ユニットからの走査光が
順次感光体ドラム103上に結像され、静電潜像が形成
される。この形成された静電潜像は、現像装置105に
よシ現像されて顕在化され、転写用帯電器107側に送
り込まれる。一方、給紙カセット11より供給された用
紙Pは、レジストローラ114によシ供給され、予め感
光体ドラム103上に形成された画像が転写用帯電器1
07により転写される。この画像が転写された用紙Pは
、剥離用帯電器10Bにより感光体ドラム103から剥
離され、用紙搬送器113を通過してヒートローラ11
5へ導かれ、ここで転写像が溶融定着された後、排紙ロ
ーラ116により排紙トレイ104へ排出される。一方
、用紙P上に画像を転写した後、感光体ドラム103上
の残像が消去され、次の複写動作に備えるようになって
いる。
このような装置でのプロセスに於いて、感光体ドラム1
03を繰返し使用するには、感光体ドラム103上に現
像されたトナー像が用紙Pに転写される転写工程と、感
光体ドラム103上に帯電露光して静電潜像を形成する
静電潜像形成工程の間に、感光体ドラム103上の転写
残り粉体を清掃するための清掃装置109が設けられて
いる。
この清掃装置109にはクリーニングブレード117が
備えられておシ、このクリーニングブレード117によ
り転写用帯電器107によって用紙Pに転写されずに、
前記感光体ドラム103上に残った転写残りトナーを除
去する。
こうして清掃された感光体ドラム103は、除電ランプ
110で帯電電荷を除去され、再び帯電用帯電器104
で帯′電されて前述の作像プロセスを継続することがで
きる。感光体ドラム103の静電潜像の帯電部に、帯電
電荷と逆極性のトナーを吸着させ現像する方法は、ポジ
ティブな像露光をポジティブな像に現像する正規現像で
あり、一方、感光体ドラム103の静電潜像の露光部に
高電位部と同極性のトナーを吸着させて現像する方法は
、ネガティブな像露光をポジティブな像に現像する反転
現像である。これらの正規現像及び反転現像に於いて、
感光体ドラム103を繰返し使用するためには、転写工
程の後に感光体ドラム103上の転写残シトナーを、感
光体ドラム103から除去することが必要且つ不可欠と
されてきた。
実際に、前述した正規現像プロセスに於いて、清掃工程
を省略して転写工程から直接除電工程を行なうと、次の
ようになる。すなわち、感光体ドラム103を繰返して
使用した場合、転写残りトナーが帯電工程で帯電される
。その後、露光部に残ったトナーは現像工程に移っても
、感光体ドラム103の露光後の残留電位と現像バイア
スがほぼ同じであるため、現像時に清掃されることがな
く感光体ドラム103上にそのまま残留する。そして、
次の転写工程で感光体ドラム103から用紙Pに転写さ
れ、コ9−スト像、地かぶシ、地汚れ等の画像悪化の要
因になる。したがって感光体ドラム103を繰返して使
用する場合、転写工程と帯電工程の間に感光体ドラム1
03の清掃工程を設けることは必要不可欠になってくる
しかしながら、このような清掃工程を設けることは、第
一に清掃装置109を設置しなければならず、それだけ
空間容積を大きく取らねばならない。したがって記録装
置?大きくしてしまうという問題が生ずる。第二にクリ
ーニングブレード117等の清掃部材を感光体ドラム1
03に押し合って摺擦するなどの機械的応力を感光体ド
ラム103に与え、この感光体ドラム103に損傷を与
えたり、その表面上にトナー等を密着吸着させてフィル
ムフォーミングを行なわせて画像悪化の原因となったり
する。
また、清掃装置109によって除去された転写残りトナ
ーは、回収容器等によって留められ、一定量になったな
らば排臭しなければならず、取扱いの不便さ、非消エネ
ルギーの見地からも問題となりている。
これらの欠点を克服するため、清掃装置109を省略し
、−作像プロセス中、感光体ドラム103を2回転させ
、2回転毎に現像バイアスを変化させ、1回転毎に現像
工程を担った現像装置105を、今度は清掃手段として
働かせるものがつくられている。
例えば、帯電工程で感光体ドラム103は一様にプラス
帯電されて表面電位v0と々シ、露光工程で露光されて
静電潜像が形成される。現像工程では感光体ドラム10
3の露光放電部の残留電位゛とほぼ同電位、もしくはや
や大きい電位にバイアスされた現像ローラによシ静框潜
像の帯電部に帯電電荷と逆極性の粉体を吸着させて現像
する。転写工程では、上記現像された粉体像を転写チャ
ージャによシ転写部材に転写する。この後除電工程で感
光体ドラム103は除電光と除電チャージャによシミ気
的に除電される。ここで、感光体ドラム103はほぼ1
回転する。この後現像ローラのバイアスVBはOくvB
<Voとなるように設定される。
ここで現像ローラは、清掃手段の機能を伴って、感光体
ドラム103上の転写残り粉体を感光体ドラム103か
ら除去する。このようにして、感光体ドラム103が2
回転する間に一記録画像が形成されるようになる。
次に前述した画像形成装置の現像装置105について第
14図を参照して説明する。
第14図に示されるように、第1現像ローラ118、及
び第2現像ローラ118.を有し、これら二種類の現像
ローラ118.及び118.を選択的に駆動して、ネガ
ティブで記録されたマイクロフィルムあるいはポジティ
ブで記録されたマイクロフィルムの双方が、共にポジテ
ィブな画像として現像できるようになっている。すなわ
ち、現像装置105は、前記第1現像ローラ1181を
含む第1現像器119mと、前記第2現保ローラ118
.を含む第2現像器119!とに二分割されておシ、第
1現像器119mはポジティブからポジティブへの現像
を行い、第2現像器1192はネガティブからポジティ
ブへの現像を行なうようになっている。
前記第1現像器119□は、第1現像機借部120□と
第1トナー補給部1211とから↑11成されている。
前記第1現像機構部120□は第1現像ローラ1181
と、この第1現像ローラ1181の表面に形成された第
1現像剤磁気ブラシ1221の感光体ドラム103この
摺接部、すなわち、第1現像位eZZS、よシも上流に
設けられ、第1現像剤磁気ブラシ122□の厚みを規制
する第1ドクタ124□と、第1現像位置123.より
も下流側に設けられ、第1現像ローラ1181の表面に
ある第1現像剤磁気ブラシ122□を掻落とし、第1現
像剤収容部1251に導く第1スクレーパ1261と、
第1現保剤収容部1251に収容された第1現像剤攪拌
体127□とを第1ケーシング1281内にワ容した構
成となっている。
々お、第1ケーシング128□の第1現像ローラ118
1の上方部位に対応する位置にはトナーG1の透磁率の
変化を磁気的に検知することによシ現像剤r度を検知す
る第1現像剤&度検知器1291が取着されている。
また、第1現像ローラ118□は感光体ドラム103の
回転中心を通シ水千線L1に対して角度α(約510)
となる状態に引かれる直線り、上に中心が位置する状態
に設けられた第1磁気ロール130工と、この第1磁気
ロール13o1の外嵌され図中時計方向に回転する第1
スリーブ131にとから構成されている。前記第1磁気
ロール130□は5つの磁極部1321〜1361を有
し、そのうちの磁極部1321.134□及び1361
はN極、磁極部133□及び1351はS極となってい
る。そして、磁極部132□と磁極部1331この間の
角度θ、は約50°、磁極部1331と磁極部134□
この間の角度θ、は約71°、磁極部134□と磁極部
135□この間の角度θ、は約60°、磁極部135□
と磁極部136□この間の角度θ、は約60°に、それ
ぞれ設定されている。
また、前記第1トナー補給部121には、第1トナー補
給ロ137□を第1現像機構部120゜の第1現像剤収
容部125□に臨ませた第1ホツΔ138□と、この第
1ホツ141381内でかつ前記第1トナー補給口13
71を閉塞する状態に設けられた第1トナー補給ローラ
1391、及びこの第1トナー補給ロー2139□側に
トナーG1を搬送するように第1ホッ/’?1311.
内のトナーGKを攪拌する一対の攪拌ローラ140□ 
1411を有した構成となっている。
また、前記第2現像器119.は、上述の第1現像器1
19.とほぼ同一基本構成となっておシ、第2トナー補
給口121.の第2ホツノ々138゜の形状及び第2現
像ローラ118.の第2磁気ロー2130!の磁極の配
置構造、更に筒2現像創製度検知器129.の取付位置
と、これに伴う幅狭(約50ffil+)でほぼ2デの
傾斜をもつ第3スクレーパ142を付加した点、及びト
ナーG、の攪拌は攪拌ローラ140.の1個という点等
が異なる。したがって、他の同一構成部分は符号のサフ
ィクス文字を「1」から「2」に変更した符号を付して
詳細な説明を省略する。
なお、第2現像ロー2118□の第2磁気ロール130
.は4つの磁極部132□〜135.を有しているもの
で、そのうちの磁極部132.及び134.はN極、磁
極部133.及び1353はS極となっている。そして
、磁極部132.と133、この間の角度θ、は約71
f’、磁極部1333と1342この間の角度θ、は約
70°、磁極部134、と135.この間の角度θ、は
約80°にそれぞれ設定されている。また、第2磁気ロ
ール130、は、感光体ドラム103の回転中心を通り
、水平線L1に対して角度β(約1°)となる状態に引
かれる直線り、上に中心が位置する状態に設けられてい
る。
一方、第1現住器119□及び第2現像器119゜のそ
れぞれの磁気ロール1301.130.は、それぞれ回
動角が約2ダとなる状態に回動変位し得る構成となって
おシ、この回動変位動作に伴って各現像ローラ118□
 、 J J g、の表面に各現像剤磁気ブラシ122
.,122.を形成したり、取り除いたりできるように
なっている。そして、前記第1現像器1191及び第2
現像器119゜のそれぞれの磁気ロール130□ 、1
so、を、後述する磁気ロール駆動手段で所定位置に切
換えられることによシ、第1現像器119□もしくは第
2現像器119.のいずれか一方の現傅ローラ11B、
、11B、の表面にのみ現像剤磁気プラ’/122.,
122.が形成されるようになっている。
すなわち、第1現像器1191側を動作させる場合には
、第14図に示すように第1現像器1191側の第1磁
気ロール1301を磁極部134□が第1現像位置12
3、に対向する状態で、がっ、磁極部1321と133
1このほぼ中間に第1ドクタ124□に対向するように
する。そして、第1現像器1191側の第1現Qローラ
1181の表面にのみ第1現像剤磁気ブラシ1221が
形成されるようになっている。
また、第2現像器1192側を動作させる場合には、第
15図に示すように第1現像器119□側の第1磁気ロ
ール130□を第11図の位置から時計方向に約25°
(θ、)変位させて磁%部132□を第1ドクタ124
.に対向させるとともに、第2現像器119□側の第2
磁気ロール130、を第14図の位置から反時計方向に
約25°(θ、)回動変位させて磁極部132.と13
3、このほぼ中間に第2ドクタ124.が位置するよう
にする。そして、第2現像器119□側の第2現像ロー
ラ118.の表面にのみ第2現像剤磁気ブラシ122.
が形成されるようになっている。
彦お、各磁気ロール1361.130.のそれぞれの磁
極部132□ 、132.を非磁性材料からなる第1及
び第2・ドクタ1241.124.に対向させると、各
現像ローラ118□ 、 118゜の表面に第1及び第
2現像剤磁気ブラシ122□。
122、が形成されなくなる。これは、磁極部132□
 、132.の所は磁気ブラシの密度が疎の状態にある
ため、トナーG 1  m G gを吸着する力が弱く
なシ、各ドクタ1241.124.で簡単に規制できる
ためであ)、第1及び第2スリーブ131□ 、131
□が回転しても、前記トナーG1vG2が第1及び第2
ドクタ124.。
124、部を通過することがない。
ところで、第1現保器119□の各駆動部、すなわち第
1現像ローラ118にの第1スリーブ131、、第1現
f9剤攪拌体127.、第1トナー補給ローラ1391
は、図示されないよ11駆動力伝達系を介して駆動力が
伝達されるようになっている。また、第2現住器119
.の各駆動部、すなわち第2現像ローラ118!の第2
スリーブ131!、第2現像剤攪拌体127.も同様に
、図示されない第2駆動力伝達系を介して4駆動力が伝
達されるようになっている。これらの第1.第よシ、第
1及び第2現像器119t 、119.のいずれか一方
の1駆動系のみ選択的に動作するようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらこのような構成の装置に於いて、前述した
ような感光体ドラム103の繰返し使用プロセスでは、
感光体ドラム103の周長が少なくとも記9m像の長さ
以上になっていなければならない。換言すれば感光体ド
ラム103の周長が−記鎌画像の長さよシも短かければ
、−叱り画像の感光体ドラム103上の先端が現像ロー
ラ位置に到達したとき、−記像画像の感光体ドラム10
3上の後端は未だ現像工程にあって現像ローラが清掃手
段として働くことが出来ず、−記り画像の感光体ドラム
103上の先端部の転写残り粉体は感光体ドラム103
より清扮されることがない。
したがって感光体ドラム103の局長、すなわち外形を
大きくしなければならないという欠点を有していると共
に、2回転のうち1回転は必ず清掃工程として使用しな
ければならないため、感光体ドラム103の使用効率が
50%と極めて良くない。このようなことから、速度を
遅くせねばならない等の問題を有していると共に、各現
像o −ラのバイアスを変化させるため、バイアス電源
を2個用意しなければならないなどの間質を有している
更に、第1現像器1191及び第2現像器119゜はポ
ジティブからポジティブへの現像と、ネガティブからポ
ジティブへの現像を選択する場合、前述したようにそれ
ぞれの磁気ロール130.及び130、は選択に応じて
回動変位し得なければならない。加えて、第1及び第2
現像器1191p119、のいずれか一方の駆動系のみ
選択的に動作させねばならず、第1現像器119.及び
第2現像器119.の構成が非常に複雑になるという欠
点を有している。
また、ポジティブからポジティブ、またはネガティブカ
ラポジティブへの現イクに対応して、第1及び第2の現
像器119..119□を選択的に切換えて使用しなけ
ればならないため、前記現像器119□ 、 J J 
9.の本体及び現像器選択の駆動機構の構造も複雑にな
るものであった。そのうえ、清掃手段によって像担持体
の損傷や、フィルム・フす−ミング等が発生して画質悪
化の要因となシ、トナーを再使用しないためにエネルギ
ー消費の減少を妨げていた。
更に、従来は転写残シ粉体を清掃するために特別な清掃
手段が必要とされておシ、この清掃手段の占有空間部分
が前記それぞれの現像器119□。
119□の小型化に対する障害となっていた。
この発明は上記のような点に鑑みてなされたもので、ポ
ジティブからポジティブ及びネガティブからポジティブ
の二種類の現像を選択的に行なえるうえ、その選択の駆
動機構、装置全体の構成の複雑さを解消すると共に外形
を小型化し、且つ、感光体ドラムの使用効率を良くする
等の消エネルギ一対策を満足し得る画像形成装置を提供
することを目的とする。
[発明の構成コ (問題点を解決するための手段) すなわち本発明は、静電潜像形成媒体を一様に帯電する
帯電手段と、この帯電手段で帯電された前記静電潜像形
成媒体に静電潜像を形成するべく像露光を行なう露光手
段と、この露光手段で形成された前記静電潜像形成媒体
上の低電位部に現像剤を付着させて顕像を形成する第1
の現像手段と、前記露光手段で形成された前記併電Δ像
形成媒体上の高電位部に現像剤を付着させて顕像を形成
する第2の現像手段と、前記静電潜像形成媒体上の前記
低電位部と前記高電位部の何れか一方の顕像を選択して
配分媒体に原画像に対応した像を現像剤で転写する転写
手段とを具備し、前記第1の現像手段は前記帯電手段に
よって前記転写手段の残留現像剤の極性と前記第1の現
像手段で使用される前記現像剤の極性を同一にすること
で現像剤の清掃手段を兼ねることを特徴とする。
(作用) 本発明の作用について説明すると、本発明の画像形成装
置による電子写真記録プロセスに於いて、静電潜像形成
前に静電潜像形成媒体を帯電手段で帯電し、ポジティブ
またはネガティブの原画像に基づいて前記静電潜像形成
媒体上に形成された静電潜像を、反転現像による顕像化
を行なう第1現像器及び正規現像による顕像化を行なう
第2現像器によシ、前記原画像の種類に応じた所望の原
画像に対する顕像を用紙に転写する。そして、この転写
時に前記静電潜像形成媒体上に残留した転写残りトナー
と、前記所望の原画像とは他方の顕像トナーを前記静電
潜像形成媒体上から除去せずに、この静電潜像形成媒体
上に付着している残留トナーを介して除電を行ない、次
のサイクルの帯電時にコロナ帯電を施して、前記残留ト
ナー及び前記静電潜像形成媒体を同一極性に帯電する。
次に、前記静電潜像形成媒体上に付着している前記残留
トナーを介して前記原画像に応じた露光が露光手段によ
って行なわれ、前記第1現像器による現像での未露光部
分の静電潜像形成媒体帯電電位部に付着している前記残
留トナーは、前記帯電電位と現像バイアス電界下に置か
れ、前記残留トナー自体が前記静電a保形成媒体と同極
性であるために反発し、前記第1現像器の現像ローラ側
へ現像剤を通して清掃される。これに対し、前記静電潜
像形成媒体の電位減衰部に付着している残留トナーは、
第1現像器が反転現像であるため、新規に前記露光手段
からの露光に応じたトナーが前記現像ローラ側より前記
静電潜像形成媒体の電位減衰部に吸着され、前記残留ト
ナーは新規に現像されたトナーと混合されて前記第2現
像器を経た後清掃される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
先ず、第1図、第2図を参照して本発明に係る画像形成
装置の概略について説明する。
第1図は画像形成装置の外観斜視図、第2図は該装置の
概略断面図である。第1図において、この画像形成装置
はマイクロフィルムを拡大投影するための投影スクリー
ン12.各種掃作キー等を備えた操作パネル13.マイ
クロフィルムを挾持するためのフィルム押え板14等を
フロント面側に配置し、かつ、フィルム複写のための給
紙カセット11をフロント面側よシ挿脱可能にすると共
にフィルム像が形成された用紙を前記給紙カセット11
の挿脱口上方に排紙できるようになっている。このため
、マイクロフィルムの投影及び複写のための必要な操作
を装置本体のフロント側より行なえるようになっている
また、この画像形成装置の内部構成は、第2図に示すよ
うに前記フィルム押え板14を上面に具備し、その下方
に投影用の光源15を内蔵したフィルム設定ユニット1
0と、前記投影スクリーン12にフィルム像を投影する
ための投影ユニット200と、この投影ユニット200
内の回動ミラー2o1(詳細は後述する)で作成される
走査光を案内するための走査光案内ユニット20と、こ
の走査光案内ユニット20からの走査光に基づいて@配
給紙カセット11内の記録媒体へ画像を形成する画像形
成ユニット100とから成っている。
尚、Ieフィルム設定ユニット10と投影ユニット20
0で投影手段を構成し、前記回動ミラー201と前記走
査光案内ユニット20とで走査手段を構成するものであ
る。
ここで、前記フィルム設定ユニット10.走査光案内ユ
ニット201画像形成ユニット100゜投影ユニット2
00はそれぞれ単体で組み立てられて、第3図に示す2
階建フレーム構造の枠組み300に装着されるようにな
っている。第3図において、第1〜第4の水平フレーム
30 J 、 302゜303.304で1組の枠体3
05が構成され、第5〜第9の水平フレーム306 、
307 、308゜309.310で他の1組の枠体3
11が構成され、この両枠体305,311を例えば4
本の鉛直フレーム312,3139314,315で連
結して2階翅フレーム構造の枠組300が形成されてい
る。そして、前記フィルム設定ユニット10は前記第1
〜第3の水平フレーム301゜302.303で囲まれ
た領域の上方に装着され、前記投影ユニット10は前記
第5〜第8の水平フレーム306,307.3011.
309で囲まれる領域の上方に装着され、前記走査光案
内ユニット20は前記第5.第6.第8.第9の水平フ
レーム306,307,309,310で囲まれる領域
の上方に装着され、前記画像形成ユニット100は前記
第1〜第4の水平フレーム301゜302.303,3
04で囲まれる領域の上方に装着されるようになってい
る。そして、前記各ユニット10,20,100,20
0は前記枠組300へ組み込まれる前に、例えばレーザ
ー光等によって各ユニット毎に予め光軸調整が行なわれ
るようになっている。
このように、各ユニット毎に組み立て、光軸調整が行々
われた後に、2階建フレーム溝造の枠組300に各ユニ
ットを装着するようにしているため、装置の製造及びメ
インテナンスが極めて容易になっている。尚、重量のあ
る前記画像形成ユニット100は、前記第1.第2の水
平フレームに止着されたレール(図示せず)に沿って装
置の背、 面側よりスライドできるようになっておシ、
所定位置までスライドさせた後に下方に落し込まれてビ
ンとホール、あるいは突起部と切欠部この係合によって
位置決めさせるようになっている。このような装着方式
を採用することにより、重量のある画像形成ユニット1
00の装着を簡易とすると共に、画像形成ユニット10
0の剛性を利用して前記枠組300の強度を高めること
ができる。
上記のようにして各ユニッ) J O、20、100゜
200の装着が終了した後に、第4図に示す各種ノやネ
ルを取シ付けることによって画像形成装置が完成される
。第4図において、投影スクリーンパネル316及び第
1〜第5のフロントノ卆ネル317゜slg、’t19
.yzo、321は装置フロント側各部に取シ付けられ
ている。そして、第1.第2の側面・母ネル322,3
23は装置右側面に取シ付けられ、第3.第4の側面・
々ネル324゜325は装置左側面に取り付けられ、第
1〜第3の上面・臂ネル326.327.328は装置
上面に取シ付けられるようになっている。また、装置背
面には、第1.第2の背面・ぐネル329 、330が
取シ付けられているようになっている。尚、前記第2の
背面パネル330はM配置i!i7保形成ユニット10
0の背面に取り付けられ、この中央部に切欠部330k
が設けられていると共に、この切欠部330にの下端に
はヒンジ330Bが形成されている。そして、このヒン
ジ330Bに開閉カバー331が回動可能に枢支され、
この開閉カバー331には把手部332が固着されてい
る。この開閉カバー331は、画像形成ユニット100
へのトナー補給時に開放されるようになっている。
次に、前記操作・9ネル13について第5図を参照して
説明する。第5図において、前記操作パネル13にはメ
インスイッチ340.光1調整がリシーム3イ1.ポジ
ティブあるいはネガティブで記録されたマイクロフィル
ムを、Iゾテイプな画像として現像するときに、−ジテ
イプ→ポジティブ(以下FDPと略記する)の現像か、
あるいはネガティブ−ポジティブ(以下N−+Pと略記
する)の現像か、何れかを選択するP→P選択キー34
2゜N→P選択キー343が設けられている。そして、
更に前記操作パネル13には、後述する各種の表示がさ
れる表示キーが一ド344.複写の枚数を選択して設定
する複写枚数設定キー345.クリア・ストップキー3
46.スタンバイキー347゜複写開始キー348が設
けられている。ここで、前記表示ゲート344上には各
種センサー等からの信号に基づいて、N−+P表示、P
→P表示、トナー補給表示、用紙補給表示2紙詰まシ表
示、複写→機表示、複写可能聚示及び複写枚数表示等が
表示されるようになっている。また、前記メインスイッ
チ340は画像形成装置の7駆動を開始させるスイッチ
であシ、このメインスイッチ340のONにより前記フ
ィルム設定ユニット10内の光源15がONされて投影
が可能となると共に、画像形成ユニット100内のヒー
タもONするようになっている。また、前記スタンバイ
キー347は、ONすることにより前記光源15のみを
OFFするようになっている。これは、画像形成ユニッ
ト100内のヒータのりす−ムアップに時間を要するた
め、つす−ムアップ中にも光源15をONさせて無駄々
投影を行なうことを排除するためである。光源15を長
時間点灯させておくことは温度上昇の前書と共に光源1
5の寿命を大幅に低減させてしまう欠点があるためスタ
ンバイキー347によりこの欠点を補うこともできる。
次に、上記各ユニット10,20,100゜200の構
成及び動作について説明する。、先ス、フィルム設定ユ
ニット10について第2図、第6図を参照して説明する
。このフィルム設定ユニット10は、前記光源15と、
この光源15の上方に配置されたコンデンサレンズ16
と前記フィルム押え板14とから構成されている。
そして、前記光源15からの光をコンデンサレンズ16
を介してフィルム押え板14内に保持されたマイクロフ
ィルム17に照射するようになっている。前記光源15
は、所定時間連続して点灯された際には自動的にOFF
されるようになっている。
これは、この光源15の寿命が比較的短く、かつ、ON
 、 OFFを手動によシ連続して繰返すことによシさ
らに短寿命化されるため、光源15の長寿命化を図るべ
く行なうようになっている。
前記フィルム押え板14は、第6図に示すように一対の
透明板J(A、J4Bから成シこの一対の透明板14A
、14Bの間にマイクロフィルムlり tを保持するようになっている。また、このフィルム押
え板14は、第2図に示す把手部の操作によシ、前記コ
ンデンサレンズ16の上方の平面上を前後、左右に移動
できるようになっている。また、この把手部18には指
針19が形成され、前記第3のフロントノやネル319
上に付された座標上を移動できるようになっている。従
って、フィルム上に複数の情報が記録されているマイク
ロフィルム17を前記フィルム押え板14に保持した場
合には、前記把手部18の操作によって座標上に沿って
指針1合を移動させ、この座標を目安として所望の情報
を前記コンデンサレンズ16の上方に設定できるように
なっている。尚、ロール状に巻回されたマイクロフィル
ムを設定する場合には、前記フィルム押え板14と、こ
れに付属するユニットを交換できるようになっておシ、
種々の形態のマイクロフィルムを設定できるようになっ
ている。また、このユニットの交換時には、このユニッ
トの有無を検知する図示しないセンサの出力に基づいて
前記光源15がOFFされるようになっている。これは
、ユニットが離脱された際にも投影を行なうことは無駄
であり、かつ、光源れが生ずるからである。
次に、前記投影ユニット20oの構成及び動作について
第2図、第6図及び第7図を参照して説明する。前記投
影ユニット200は、レンズホルダ一部210とスクリ
ーン投影部220とから構成されている。
前記レンズホルダ一部210は、投影像の焦点調整と、
前記投影スクリーン12上への投影像の回転調整とを行
なうものである。このレンズホルダ一部210は第2図
に示すように前記光源15の上方に位置している。
第6図に於いて、このレンズホルダ一部210は固定さ
れたホルダー211と、このホルダー211の長手方向
に沿って摺動可能なケーシング212と、このケーシン
グ212の中間部に回転可能に配置されたプリズム21
3と、前記ケーシング214の下端側に固定されたレン
ズ214と、上端を前記ケーシング21多の下端側に螺
合され、下端を前記フィルム押え板14に当接した焦点
調整部材215とから構成されている。
前記ホルダー211は、第7図に示すように中空筒状を
成すと共に、この筒状部材を半割シにした一方がヒンジ
21 fAを介して開閉自在な移動部材211Bとなっ
ている。この移動部材211Bには開閉用の把手部21
1Cが形成されると共に、クサビ状の係止片211Dが
形成されている。また、筒状部材を半割シとした他方の
固定部材211Eには、前記移動部材211Bが閉題さ
れる際に前記係止片211Dを係合保持する切欠部21
1Fが形成されている。さらに、この固定部材211E
の内壁には、第6図に示すように案内溝211Gが形成
されている。
前記ケーシング、212は、第7図に示すように前記ホ
ルダー211内を摺動自在な筒状を成すと共に、その外
周面よシ突出した突起212Aが形成されている。この
突起212人は、第6図に示すように前記ホルダー21
1の内壁に設けられた前記案内溝211Gに挿入され、
前記ケーシング212のホルダー211内での回転を防
止するスト、、/41−として供するものである。また
、このケーシング212の外壁の一部には切欠部212
Bが形成され、この切欠部212Bの上端が突出されて
投影像回転調整ギア21′!Fが保持されている一方、
前記ケーシング212内に回転可能に支持されている前
記プリズム213の外周には、前記投影像回転調整ギア
216と噛合するギア217が固着されている。したが
って、前記投影像回転調整ギア216を回転操作するこ
とで、プリズム213が回転されることになる。このプ
リズム213の回転により、投影像を回転させることが
できるようになっている。さらに、前記ケーシング21
2の下端外周には、第7図に示すようにネジ212Cが
形成されている。
前記焦点調整部材215は、段付き筒状を成すと共に、
外壁には放射状に複数の羽根215Aが突出形成され、
内壁上端側にはねじ215Bが形成されている。そして
この焦点調整部材215は、前記ネジ215Bと前記ケ
ーシング212のねじ212Cとを螺合してケーシング
212の下端側に取り付けられるようになっている。そ
して、この焦点調整部材215の下端は、前記ケーシン
グ212及びこの焦点調整部材215の自重によシ前記
フィルム押え板14に当接するようになっている。従っ
て、前記羽根215Aを回転させると焦点調整部材21
5は前記フィルム押え板J41C当接したままその位置
で回転することになるが、この焦点調整部材215と螺
合するケーシング212は、前記ホルダー211内を上
下動することになる。このため、ケーシング212に固
定されたレンズ214と前記フィルム押え板14この離
間距離が変化し、焦点調整を行なえるようになっている
O 前記スクリーン投影部220は、前記レンズホルダ一部
210を介して入射される投影光に基づいて、投影スク
リーン12上に投影像を表示するものである。このスク
リーン投影部220において前記投影スクリーン12上
に投影するための構成部材としては、投影スクリーン1
2の他に第1及び第2のミラー221,222が配置さ
れている。そして、前記レンズホルダ一部210を介し
て入射される投影光を第1及び第2のミラー221゜2
22で順次反射させて、前記投影スクリーン12上に投
影するようになっている。尚、このスクリーン投影部2
20の入射端側には、第2図の紙面に於いて表面より裏
面に向かう方向に沿って往復可能でちると共に、その釧
面の傾斜角を変化させることができる回動ミラー201
が配置されている。この回動ミラー201は、投影スク
リーン12への投影時には前記レンズホルダ一部210
の上方よシ離脱した位置において停止され、第1のミラ
ー221への入射を妨げないようになっている。また、
前記画像形成ユニット300で複写を行なうときには、
前記レンズホルダ一部210の上方に配置され、かつ鏡
面の傾斜角を変化させて投影光を順次走査しながら後段
の前記走査光案内ユニット20に導くようになっている
。尚、この回動ミラー201の往復動は図示しないモー
タによって駆動されている。
ここで、回動ミラー201の回転駆動機構を第8図を参
照して説明する。第8図に於いて、投影ユニット200
内に回動自在に支持された回動ミラー201は2本のア
ーム223A、223Bの一端側を固着している。この
アーム223 A p223Bの他端側は移動板224
に回動自在に支持されている。そして、この移動板22
401部にはスチールベルト225の一端225kが固
着されている。また、前記スチールベルト225の他端
225Bは回転シャフト2260周面に固着されている
。したがって、この回転シャフト226が第8図に於い
て紙面に対して反時計方向に駆動されることによって回
転シャフト226の周面上に前記スチールベルト225
を巻き取るようになっている。このスチールベルト22
5の巻き取カによシ前記移動板22イが変位し、この変
位がアーム223A、223Bを介して回動ミラー20
1に伝達され、この回動ミラー201が走査、駆動され
るようになっている。また、逆に回転シャフト226が
前述のような時計方向に、駆動されて巻回されたスチー
ルベルト225が引き出されると、前記回動ミラー20
1は初期状態に復帰するようになっている。
次に、前記回転シャフト226の駆動系を説明する。先
ず、回転シャフト226の反時計方向への駆動について
説明する。第1のギア227は前記画像形成ユニット1
0Q内の後述する感光体ドラム103の駆動用モータに
直結されたものでちる。前述したような反時計方向の駆
動機構は、前記第1のギア227に噛合する第2のギア
228と、この男2のギア228に噛合する第3のギア
229と、この打3のギア229と同軸上に固着された
第4のギア230にそれぞれ噛合する第5及び第6のギ
ア231,232、更にこの第5のギア231と同軸上
に装着された第7のギア233、前記第6のギア232
と同軸上に装着された筒8のギア234及び第9のギア
235と、前記回転シャフト226に固着されて前記第
9のギア235と噛合する第10のギア236とから構
成されている。そして、往動時には往動用スプリング・
クラッチ・ユニットが働き、駆動ギアでちる前記第1の
ギア227が常時反時計方向に回転される。
すなわち、前記第1のギア227から前記第2゜第3.
第4.第5の各ギア228 、229 、230゜23
1を介して第7.第8.第9そして第10の各ギア23
3,234,235,236を介して前記回転シャフト
226が反時計方向に回転するようになっている。また
、復動時にはり動用スプリング・クラッチ・ユニットが
働き、前記第1のギア227から第2.第3.第4.第
6.第9゜第10の各ギア2289229、.230,
232゜235.236を経て、前記第1のギア227
の反時計方向の回転に基づいて回転シャフト226を時
計方向に回転駆動させるようになっている。
上記の構成により第1のギア227の反時計方向への常
時駆動に基づいて、回動ミラー201の走査、駆動及び
初期状態への復期駆動を行なうことができる。しかも、
前記第1のギア227は前記感光体ドラム103の駆動
モータに固着されたギアであるから、感光体ドラム10
3の回転、駆動と同期させて、前記回動ミラー20ノの
所定角度に亘る走査駆動を行なうことができる。また、
スチールベルト226の巻き取シ、引き出しによシ回動
ミラー201を、駆動しているため、回転シャフト22
6の多回転駆動に追随して回動ミラー201を必要な角
度だけ円滑に駆動することができる。
さらに、前記アーム223に、223Bを2本使用する
ことによって、移動板224の変位に基づく回動ミラー
201の駆動を安定して行なうこともできる。尚、前記
アーム223Am223Bは寸法精度の高いアルミダイ
キャスト製のものの他、可撓性を有する部材で形成して
さらに円滑な駆動を行なうようにしてもよい。
前記走査光案内ユニット20は、前記回動ミラー201
で反射される走査光を、前記画像形成ユニット100に
おける感光体ドラム103に結像すべく案内するもので
ある。この走査光案内ユニット20は、第3.第4.第
5のミラー2ノ。
22.23から構成されている。
次に本実施例による画像形成ユニット300の構成及び
動作について説明する。第9図は本実施例による画像形
成ユニット300の概略断面図である。同図において、
101は画像形成ユニット本体であり、この本体101
の底面側には前記給紙カセット11が、左側面(画像形
成装置のフロント側)には排紙トレイ102がそれぞれ
装着されている。また、この本体101のほぼ中央部に
は像担持体である感光体ドラム103が配設されている
。そして、この感光体ドラム103の周囲には、帯電手
段である帯電用帯電器104e才像装置105.転写削
除を装置106.転写手段である転写用帯電器107.
剥離用帯電器108及び除電ランf110などが順次配
設されている。
また、本体101内の下部には、給紙カセット11から
給紙ローラ111を介して自動取出しされた用紙Pを感
光体ドラム103と転写用帯電器107この間の像形成
部112を経て排紙トレイ102に導く用紙搬送路11
3が形成されている。
そして、この用紙搬送路113の像形成部112の上流
側にはレジストローラ114が、また下流側には定着装
置としてヒートローラ115及び排紙ローラ116が配
設されている。
しかして、感光体ドラム103が図示矢印a方向に壓動
遥れると、まず、帯電用帯電器104により一様に帯電
され、前記走査光案内ユニット20からの走査光が順次
感光体ドラム103上に結像され、静電潜像が形成され
る。この形成された静電潜像は、現像装置105により
現像されて顕在化され、転写用帯電器107側に送シ込
まれる。一方、給紙カセット11よシ供給された用紙P
は、レジストローラ114により供給され、予め感光体
ドラム103上に形成された画像が転写用帯電器107
により転写される。この画像が転写された用紙Pは、剥
離用帯電器1011により感光体ドラム103から剥離
された後、用紙搬送路113を通過してヒートローラ1
15へ導かれ、ここで転写像が溶融定着された後、排紙
ローラ116により排紙トレイ102へ排紙される。一
方、用紙P上に画像を転写した後、感光体ドラム103
上の残留電荷は除電ランプ110に:り消去され、転写
残、9)ナーは本実施例による現像と同時に除去され、
順次、複写動作に備えるようになっている。
尚、本体101内には、上部フレーム151と下部フレ
ーム152とが一端部において支軸153を介して枢支
されていて、前記上部フレーム151には、感光体ドラ
ム103の周囲に帯電用帯電器IQ4.現像装置105
.除電ランプ110等の各装置が適宜の手段によシ取付
けられており、上部二二、ト101kを構成している。
また、下部フレーム152には、給紙カセット11.転
写用帯電器107.剥離用帯電器108.ヒートローラ
115.排紙ローラー16.排紙トレイ102等の各機
構及びメインモーター54等が適宜の手段によシ取付け
られて、下部ユニット101Bを構成している。そして
、前記第1の側面ノ4ネル4−22を回動させて開放し
た後、前記上部フレーム151を支軸153を中心に回
動させることによりほぼ用紙Pの用紙搬送路113に沿
って開閉できるように構成されている(クラム・シェル
構造ともいう)。このため、用紙詰まシの際の除去及び
メインテナンスの面で便宜となっている。
次に前記画像形成ユニット100について詳細を説明す
る。
この画像形成ユニツ)J 00は、第9図及び第10図
に示すように第1現像ローラ1181及び第2現像ロー
ラ118.を有しておシ、これらの現像ローラ” 8t
  t 11 g mは、従来の画像形成ユニットのよ
うに選択的に駆動する機能を有していない。これらは後
述する電子写真記録に於けるプロセスの違いにより実現
するようになっている。ここで第11図(a)に示され
るようなポジティブで記録されたマイクロフィルム、あ
るいは同図伽)に示されるようなネガティブで記録され
たマイクロフィルムの両者がポジティブな@像として出
力される。現像装置105は、tJ 1現像ローラ11
81を含む第1現像器119.と第2現像ローラ118
.を含む第2現像器119tとに於いて分割され、第1
現像器119□はN−opのいわゆる反転現像を行なう
もので、帯電用帯電器104と同極性のトナーG、fと
、鉄粉あるいはフェライト等の磁性材料から成る二成分
現像剤を収納している。また、第2現像器1193はP
惨Pのいわゆる正規現像を行なうものであシ、前記第1
現像器119□とは逆極性のトナーGPから成る前述と
同様の現像剤を収納している。また、前記帯電用帯電器
104.転写用帯?!器102及び剥離用帯電器108
は、それぞれ帯電用トランス155.転写用トランス1
56及び剥離用トランス157によって所定の電圧が印
加される。
第1及び第2現像器119□及び119.の基本構成は
、第14図及び第15図に示す従来例の現像装置105
と同様の構成となる。但し、第1現像器1181及び第
2現保器118.の、それぞれの磁気ロー/I/130
1.130.の構成は、それぞれ回動角の回動変位を不
要とする。したがって、第10図に示すように第1現像
ローラ1181及び第2現像ローラ118.の表面に形
成される現像剤磁気ブラシは、双方共に感光体ドラム1
03と摺接部を有することになる。
次に、このような構成の現像装ff1105に於いて、
P−4P現像の電子写真配分プロセスと、N→P現像の
電子写真記録プロセスについて第12図を参照して動作
を説明する。尚、図中のp−op及びN −+ pは、
それぞれP−)P現像プロセス及びN→P現像プロセス
を表しているものとし、図面上に表示されている番号は
工程を表している。また同一のプロセスではnの記号で
マルチツー一時を表わしている。
先ずP−4P現像について説明する。p−+p現像を行
なうときには、はじめに操作パネル13上のP−+P現
像選択キー342を押下し、FDP現保モードに設定す
る。このP−+P現像の開始時に、第12図(a)の工
程のに示すように、A−8e悪感光ドラム103上が帯
電用帯電器104によって一様に表面電位700Vにプ
ラス帯電される。この後同図(b)の工程■の露光工程
では、第11図(a)に示されるポジティブのマイクロ
フィルムに対する投影光(走査光)が、文字rAJ以外
の部分に対応して感光体ドラム103上に照射される。
したがって、前記文字「A」以外の部分に対応する感光
体ドラム103上の表面電位は減衰され、文字rAJの
部分に対応する感光体ドラムios上の表面電位のみが
残留することになる。この結果、マイクロフィルム上の
文字rAJに対応した静電潜像が図示の如く形成される
。そして、第1現像器1191内の現像ローラ118□
にはバイアス電圧400Vが印加され、且つ、第1現像
器119□内のトナーとキャリヤは両材料の帯電系列に
従い、例えばキャリヤはマイナスの極性になるように、
フッ素樹脂等をコーティングしたマグネタイトキャリヤ
を使用する。またトナーはプラスに摩擦帯電されるよう
にスチレン−アクリル系のパインター樹脂を帯電制御剤
を添加して極性を合わせたシ、ポリエステル系のバイン
ダー樹脂等を主成分とするトナーによってプラス極性の
トナーを得る。そして、キャリヤと共に第1現像ローラ
1181の周面に沿って搬送されるトナーは、前記感光
体ドラム103上の表面の潜像と対向されることにょシ
、感光体ドラム103上にクーロン力によって吸着され
、第12図(c)に示すように前記静電潜像の顕像化が
反転現像によって行なわれる(工程■)。
更に同図(d)に示すように第2現像工程に進むと、工
程■の第1現像とは逆に正規現像を行なう第2現像器1
19.内の現像ローラ118.に現像バイアスが200
v程度印加されて設定される。この第2現像器119.
内のトナーとキャリヤは、第1現像器119□内の現像
剤と同様で両材料の帯電系列に従い、例えばキャリヤは
プラス極性となるように、アクリル系樹脂等をコーティ
ングしたマグネタイトキャリヤとスチレン−アクリル系
のバインダー樹脂から成るトナーを混合した現像剤ヲ使
用する。すなわち、トナーはマイナス極性となるように
調整され、第12図(d)の工程に示す正規現像を、第
2現像器119.で行ない、工程■で顕像化されなか・
った静電潜像の高電位部の顕像化を行なう。尚、工程■
の正規現像では、第1現像器1191にて顕像化された
像が乱されることなく、且つ、第2現像器119.に多
量に混入しないように、ソフトタッチの現像を行なうこ
とが必要となる。
一方、給紙カセット11よシ供給される用紙Pば、レジ
ストローラ114により同期がとられて転写用帯電器1
07に導出され、第12図(g)に示される転写工程■
pに進む。同図(g)の工程■pでは、前述した同図(
d)の工程■で行なわれた正規現像による顕像されたト
ナー、すなわちマイナス極性のトナーを転写用トランス
156によるDC5,4kVの印加電圧で転写用帯電器
107のプラス極性のコロナ電荷を用紙Pに与え、前記
マイナス極性のトナーを用紙Pに転写する。その後、こ
の用紙Pは剥離用帯電器108により、感光体ドラム1
03から剥離されてヒートローラ115へ導かれ、ここ
で転写像が溶融定着され、用紙P上にP−4P現像によ
る画像が形成される。一方、感光体ドラム103上には
第12図(g)の工程■pに於いて転写されずに残った
転写残シトナーと、同図(e)の工程■の第1現偉器1
19.によって顕像されたN−4P 像によるトナーが
残留することになる。
これらの残留したトナーを感光体ドラム103上に付着
した状態のまま、同図(h)に示される除1工程■pに
進む。この工程■pでは感光体ドラム103上に付着し
た1、これら転写残1−ナーと顕像されたN→P像に於
けるトナーの双方の残留トナー上からLED等の感光体
の分光感度上、感度を有する波長の光を照射する。この
照射された光は、前記残留トナーの各個の間隙から感光
体ドラム103上に照射され、感光体ドラム103の静
電潜像は消去される。このようにしてP−+P現像のプ
ロセス、すなわち1サイクルのプリント工程が終了する
ここで、次のサイクルのプリント工程について説明する
と、第12図(f)の工程■p以降は、先ず同図(1)
に示すように、感光体ドラム103上に帯電コロナを与
えて、一様に感光体ドラム103の表面電位をV。70
0V8度まで帯電する。この時、前述した転写残りトナ
ーはマイナス極性であるが帯電コロナはプラス極性のた
め、逆翫性に反転してグラス極性となる。したがって、
この工程■nでは感光体ドラム103を帯電し、更に、
転写残シトナーの1性をマイナスからグラスへ反転させ
、また、N−+P像によって顕像されたトナーをグラス
電性へ飽和電荷量まで帯電する。すなわち、感光体ドラ
ム103の表面1位700Vの表面上にプラスの極性の
残留トナーが存在することになる。
そして第12図(j)の工程■nの露光工程に於いて、
残留トナー上から同図(h)の工程epと同様に、残留
トナー個々の間隙から感光体ドラム103上に、前述し
た工程■の露光と同様に照射され、静電潜像が形成され
る。こうして第12図(k)に示すような工程■nの第
1現像に進むと、静電潜像高電位部に付着している残留
トナーは感光体ドラム103表百雷位700Vと第1現
偉器119.内の第1現像ローラ118にのバイアス電
位400vこの間に電界が生じる。ここで、残留トナー
と感光体ドラム103表百雷位が共にグラス電荷を有し
ているので、同極性による反発と前記゛電界この関係か
ら同図12(k)に破線で示される残留トナーの清掃作
用が生じる。一方、静電a0のα位減衰部に残留したト
ナーは、工程■n中の第1現像器119゜に於いて、反
転現像されるために新規のトナーによって現像されるの
で問題はない。すなわち、工程■n以降は再び工程■に
進み、一連の電子写真記録プロセスを工程9号で表すと
、■→■→■→■→■p→■p→■n→■n→■n→■
→■p・・・を順次繰返してP→Pなる画像を出力する
ことが可能となる。
次にN −+ P現像について説明する。N−4P現像
を行なうときには、FDP現像と同様に、はじめに操作
ノ4ネル13上のN→P選択キー343を押下しN→P
モードに設定する。以下前述のP−)P現像と同様にし
て順次説明する。工程■の帯電に於いては第12図(&
)に示すようにp−+p現像と同様であシ、同図(b)
の工程■の露光に於いて、第11図(b)に示されるよ
うなネガティブのマイクロフィルムに対する投影光(走
査光)が、文字「月の部分のみに対応して感光体ドラム
103上に照射される。したがって、文字「A」の部分
に対応する感光体ドラム103の表面電位が減衰され、
文字rAJ以外の部分に対応する感光体ドラム103上
の表面電位が残留する。次に第12図(C)及び(d)
の工程■、■に於いては、前述し九P−+Pと同様であ
るが、この工程■中の第2現岱器119□に於いて顕像
化された後、同図(e)の転写工程■Nで、p−+p現
像とは異なるプロセスとなる。
この工程■Nでは前述した同図(g)の工程■pとは逆
の極性のコロナ電荷、およそD C−5,0kVの印加
電圧を転写用帯電器107によって用紙Pに与え、工程
■の第1現像で顕像化された像を用紙Pに転写する。す
なわち、プラスの極性のトナ゛−をマイナスの転写コロ
ナに二って用紙Pに転写する・更に、第12図(f)に
示す工程■Nでは、同図(h)の工程■pと同様に、除
電ランプ110で残留トナー上から感光体ドラム103
に照射して除電を行ない、感光体ドラム103の電位を
洩衰させる。そして工程■N以降は、同図(+) 、 
(j)及び(k)に示される工程■n→■n→■nに従
って1P→P現像の場合と同様に繰返される。すなわち
、第12図に於いてN−+Pは、■→の→■→■→■N
→■、→■n→■n→■n→■→■N・・・と、順次電
子写真記録プロセスが進みN−+P現像の画像が出力さ
れる。
このようにして、感光体ドラム103を繰返し使用する
場合、第12図(@)及び(g)に示される転写工程■
N及び■pのみが、実際に、N−+P 、P→Pを選択
した場合に、転写コロナの微性が選択された条件で動作
されることが必要となる。したがって、転写工程の前に
第1現像器119工による反転現像、第2現@器119
.による正規現像によって各々頭像化された像は転写工
程によってN→P現■、p−+p現像の選択が行なわれ
る。また前述したようにp−+p現像の画像を得る場合
はN→P現像のトナーと、P−’)P現像の転写残りト
ナーが帯電用帯電器104によって極性が合せられ、第
1現像器1191によって清掃される。一方、NAP現
像の画像の場合は、これとは逆にP→P現像のトナーと
NAP現像の転写残りトナーが、帯電用帯電器104に
よって極性が合わせられ、第1現像器1191によって
清掃される。
このように、第1現像器1191は清掃用及び反転現像
によるN−+P現信の顕像化この役割を果たし、帯電用
帯電器104のコロナ電荷と同棲性のトナーを使用する
ことが必要である。したがって、第1現像器1191に
於けるFDP現像の像を出力するための正規現像は、帯
電用帯電器104のコロナ電荷と逆極性である。そして
、コロナ電荷によって残留トナーがコロナ電荷と同極性
に反転し、感光体ドラム103の高電位部に付着した残
留トナーが、例え清掃されたとしても、現像器内のトナ
ーと逆極性となる。
尚、本実施例の画像形成装置に於いて、P−+P現像用
とN→P現像用で、転写用帯電器107の切換え操作を
行なうため、p−+p現像またはN→P現像のいずれか
一方のモードで現像しているときには前記操作パネル1
3上のp−+p現像迅択キー342及びN−4P現像選
択キー343の選択ができないようになっているものと
する。
次に前記構成の画像形成装置全体の動作について簡単に
説明する。
まず、フィルム投影動作について説明する。フィルム投
影に際しては、先ず第2図に示す把手部18を手前に引
き出し、フィルム押え板14の上側の透明板14Aを開
放して透明板14 A 、 14B間にマイクロフィル
ム17を設定する。次に、操作ノfネル13上のメイン
スイッチ340を押下し、投影用の光源15を点灯させ
る。すると、マイクロフィルム17の拡大像を目視する
ことができる。
尚、焦点調整は焦点調整部材215の羽根215Aを回
転動作することで行い、投影像の位置合せは把手部18
を前後左右に移動させ、投影スクリーン12上又は指針
19によって指定される第3のフロントt!ネル319
上の座標を見ながら行なう。
更に、必要に応じて投影像回転調整ギア216を回転操
作することで、投影用スクリーン12上の投影像の回転
を容易に行なうことができる。
次に、このマイクロフィルム17の拡大像を給紙カセッ
ト11内の用紙Pにプリントする際の動作を説明する。
この際、操作パネル13上の表示情 ボード344に複写可能表示が成されている際には、ス
タンバイキー347をONさせて光源15の点灯を0F
FL、画像形成ユニット100内のヒータがつす−ムア
ップするまで待機する。この間に図示しない操作釦を押
下し、第2図に示す回動ミラー201を同図の紙面の裏
面より表示に向かう方向に郡動させ、レンズホルダ一部
21o(7)上方に回動ミラー201を設定する。ヒー
タのつず−ムアッゾが完了し、前記表示が一ド344上
に複写可能表示が成されたら、前記スタンバイキー34
7をOFFにする。そして、次にP−+P現像選択キー
342またはNAP現像選択キー343のいずれか一方
を、マイクロフィルム像の種頑に合せて選択する。その
後複写枚数設定キー345で所望の枚数を選択し、複写
開始キー318を押下してプリント動作を開始させる。
すると、前記投影光は感光体ドラム1030回転駆動に
同期して回転される回動ミラー201によって走査され
、走査光案内ユニット20を介して走査光が感光体ドラ
ム103上に照射されることになる。
一方、前記感光体ドラム103は帯電用帯電器104に
よって帯電され、前記走査光に基づいて静電潜像が形成
される。
その後、感光体ドラム103が現像装置105に対向す
る位置に来ると、ネガティブなマイクロフィルムに基づ
く潜像に対して第1現像器119□によってポジティブ
な現像剤像が形成される。一方、ポジティブなマイクロ
フィルムに基づく潜像に対しては、第2現像器119t
によりてポジティブな現像剤像が形成される。その後、
この現像剤像は転写用帯電器107によってP−+P現
像。
N−4P現像に応じて用紙P上に画像が転写され、更に
、剥離用帯電器108によって感光体ドラム103から
剥離される。そして、前記用紙Pは用紙搬送路113を
通過してヒートローラ115へ導かれ、ここで転写像が
溶融定着された後、排紙ローラ116によシ装置フロン
ト側の排紙トレイ102へ排出される。一方、感光体ド
ラム103上に残った残留トナーは除電ランデ110に
よって感光体ドラム103上の残像が消去される。そし
て、感光体ドラム103上から残留トナーを介して帯電
用帯電器104で、感光体ドラム103及び残留トナー
が帯電され、次の複写動作に於ける第1現像器119.
で清掃される。
また、用紙搬送路113の途中で用紙Pの紙詰ま)等の
異状が生じた際には、操作者の表示yjr −ド344
上の紙詰まり表示等によりこれを検知することができる
。そして、操作者は第1の側面/4’ネル322を開放
し、上部フレーム16ノを支軸153を中心に回動させ
ることによシ、容易に用紙搬送路113上の用紙Pを除
去する等のメインテナンスを行なうことができる。
尚、本実施例では画像形成装置としてマイクロフィルム
・リーダ・プリント装置を実施例に挙げたが、インテリ
ジェント複写機等に於ける原稿の反転画像の出力として
も利用できる。
また、本発明は上記実施例に限定されるものに限らず本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、ボッチイブ−ポジ
ティブの現像を行なう第1の現像手段と、ネガティブ→
ポジティブの現像を行なう第2の現像手段による二つの
現像器を内蔵しても、これらの現像器を択一的に切換え
て使用する必要がないので、現像装置本体及び前記現像
器の選択駆動系の構造が簡単化する。また、現像手段が
同時に清掃手段となるため、清掃専用の装置が不要とな
シ、清掃装置による像担持体の損傷やフィルム・7す−
ミング等の諸問題を解決し得るものである。更に、前記
清掃装置の撤去による空間部分、前記現像器選択のため
の本体及び、駆動系の筒素化によって、画像形成装置全
体を小型化することができるうえ、安価で従来の装置と
同等以上の画像の品質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る画像形成装置の外捜斜
視図、第2図は同装置の概略断面図、第3図は同装置の
フレーム構造を示す概略斜視図、第4図は同装置のノ卆
ネルの取付けを示す組立分解斜視図、第5図は操作ノ4
ネルの概略図、第6図はレンズホルダ一部の断面図、第
7図はレンズホルダ一部の組立分解斜視図、第8図は走
査手段に於ける回動ミラーの、駆動系を示す概略説明図
、第9図は画像形成ユニットの概略断面図、第10図は
感光体ドラムの周辺配置を示す概略説明図、第11図(
a)及び(b)はそれぞれポジティブ及びネガティブな
マイクロフィルム像を示した図、第12図(、)〜Oc
)は本発明の画像形成装置による電子写真記録プロセス
を示す模式的動作説明図、筒13図は従来の画像形成装
置の画像形成ユニットの概略断面図、第14図及び第1
5図は第13図の画像形成ユニットの現像装置を説明す
るもので第14図は第1の現像器の動作説明図、第15
図は第2の現像器の動作説明図である。 10・・・フィルム設定ユニット、12・・・投影スク
リーン、13・・・操作ツヤネル、17・・・マイクロ
フィルム、20・・・走査光案内ユニット、100・・
・画像形成ユニット、103・・・感光体ドラム、10
4・・・帯電用帯電器、105・・・現像装置、106
・・・伝写前除電装り、107・・・転写用帯電器、1
08・・・剥離用帯電器、110・・・除電ランプ、1
12・・・像形成部、118□・・・第1現像ローラ、
118.・・・第2現像ローラ、1191・・・g1現
像器、119□・・・第2現像器、200・・・投影ユ
ニット、201・・・回動ミラー、210・・・レンズ
ホルダ一部、220・・・スクリーン投影部、300・
・・枠組、340・・・メインスイッチ。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第1図 (a) (b) 第11図 ■W−電   ■実兄   ■j151Jl!a■N−
P勉写  ■N−P詭電 @l帯電  ■n5!光  ■。31II Jju&第
12図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)静電潜像形成媒体を一様に帯電する帯電手段と、
    この帯電手段で帯電された前記静電潜像形成媒体に静電
    潜像を形成するべく像露光を行なう露光手段と、この露
    光手段で形成された前記静電潜像形成媒体上の低電位部
    に現像剤を付着させて顕像を形成する第1の現像手段と
    、前記露光手段で形成された前記静電潜像形成媒体上の
    高電位部に現像剤を付着させて顕像を形成する第2の現
    像手段と、前記静電潜像形成媒体上の前記低電位部と前
    記高電位部の何れか一方の顕像を選択して記録媒体に原
    画像に対応した像を現像剤で転写する転写手段とを具備
    し、前記第1の現像手段は前記帯電手段によって前記転
    写手段の残留現像剤の極性と前記第1の現像手段で使用
    される前記現像剤の極性を同一にすることで現像剤の清
    掃手段を兼ねることを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)前記第1の現像手段は低電位部を顕像する反転現
    像であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    画像形成装置。
  3. (3)前記第1の現像手段と前記第2の現像手段は、着
    色粉体と磁性材料から成る二成分磁気刷子現像装置によ
    って前記静電潜像形成媒体を顕像することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項若しくは第2項記載の画像形成装
    置。
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US07/100,756 US4885221A (en) 1986-12-06 1987-09-24 Electrophotography apparatus and electrophtographic process for developing positive image from positive or negative film

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0420201A2 (en) * 1989-09-26 1991-04-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Cleaning method for use in a copy apparatus
US6582580B1 (en) 1998-03-02 2003-06-24 Ebara Corporation Substrate plating apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0420201A2 (en) * 1989-09-26 1991-04-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Cleaning method for use in a copy apparatus
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