JPS63142333A - 導波型光スイツチ - Google Patents

導波型光スイツチ

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JPS63142333A
JPS63142333A JP28890286A JP28890286A JPS63142333A JP S63142333 A JPS63142333 A JP S63142333A JP 28890286 A JP28890286 A JP 28890286A JP 28890286 A JP28890286 A JP 28890286A JP S63142333 A JPS63142333 A JP S63142333A
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JP
Japan
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port side
electrode
output port
branch paths
input port
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Application number
JP28890286A
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English (en)
Inventor
Hideaki Okayama
秀彰 岡山
Kiyoshi Nagai
長井 清
Shigehiro Kusumoto
楠本 茂宏
Keisuke Watanabe
敬介 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPS63142333A publication Critical patent/JPS63142333A/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/29Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the position or the direction of light beams, i.e. deflection
    • G02F1/31Digital deflection, i.e. optical switching
    • G02F1/313Digital deflection, i.e. optical switching in an optical waveguide structure
    • G02F1/3137Digital deflection, i.e. optical switching in an optical waveguide structure with intersecting or branching waveguides, e.g. X-switches and Y-junctions

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分¥f) この発明は、導波路中を伝搬する光の進行方向を電気的
に制御する導波型光スイッチに関する。
(従来の技術) 従来より、種々の構造の光スィッチの研究−開発が行な
われている。以下、図面を参照して従来の光スィッチの
一構成例につき説明する。
第5図は従来の導波型光スイッチ例えば特開昭59−6
0425号公報に開示されている全反射型の光スィッチ
の構成を概略的に示す全体斜視図である。
同図において、11は電気光学効果を有する基板材料例
えばLiNbO3から成る基板で、この基板11に交差
導波路13、入力ポート側分岐路15.17及び出力ポ
ート側分岐路19.21を設けている。入力ポート側分
岐路15及び17は交差導波路13の一端に個別に連続
して設けられて入力ポート15a及びleaをそれぞれ
構成する。同様に、出力ポート側分岐路18及び21は
交差導波路13の他端に個別に連続して設けられて出カ
ポ−)19a及び21aをそれぞれ構成する。また23
は位相差制御用の制御電極を示し、この制2R電極23
に電圧を印加して電極ドの交差導波路13の屈折率を変
化させることによって交差導波路13を伝搬する0次及
び1次モードの位相差を制御する。
図示例の光スィッチでは、信号光は入力ポート側分岐路
15.17及び出力ポート側分岐路19.21において
は単一モードで伝搬し、及び交差導波路13においては
0次及び1次モード伝搬して行く。このように単一モー
ドで或は0次及び1次モードで信号光の伝搬を行なうた
め、通常は、入力ポート側分岐路15.17及び出力ポ
ート側分岐路18.21のそれぞれの分岐路幅を同一幅
に形成すると共に、交差導波路13の導波路幅を両ポー
ト側の分岐路幅のおよそ1.3〜2倍の幅に形成してい
る。
尚、第5図において交差導波路13の始端を記号Xを付
して示すと共に終端を記号yを付して示し、制御電極2
3には斜線を付して示す。
次に第6図(A)及び(B)を参照して従来の光スィッ
チの動作につき説明する。第6図(A)はクロス(Cr
 o s s)状態で動作する光スィッチの動作説明図
及び第6図(B)はバー(B a r)状態で動作する
光スィッチの動作説明図である。
まず第6図(A)を参照してクロス状態の動作につき説
明する。
同図において、実線図示の曲線25及び27は入力ポー
ト+5aから入力される信号光及び出力ポート21aか
ら出力される信号光の光パワー分布状態をそれぞれ示す
。実線で示す曲線29及び31は交差導波路13の始′
jj、Xにおける及び終端yにおける信号光の0次モー
ドの光パワー分布状態をそれぞれ示す。さらに破線で示
す曲線33及び35は始端Xにおける及び終端yにおけ
る信号光の1次モードの光パワー分布状態をそれぞれ示
す。
この図から理解出来るように、入カポ−115aで曲線
25で示すような光パワー分布の信号光が入力されて入
力側分岐路15を伝搬していき、この信号光が始端Xに
至ると、始端Xにおいて信号光の0次及び1次モードが
励起される(図に示す曲線29及び33を参照)、尚、
この場合、始端Xにおける0次及び1次モードの理想的
な励起状態においては1例えば、実線図示の0次モード
は左右対称に及び破線図示の1次モードは点対称に励起
されると共に、0次及び1次モードの図中左側に突出し
ている曲線の山部分の高さがそれぞれ等しい高さく図中
符号りで示す高さ)と成る。
このように励起された0次及び1次モードは交差導波路
13を伝搬して終端yに達する。この際、交差導波路1
3での位相制御を、始端Xにおける0次及び1次モード
間の位相差と、終端yにおける0次及び1次モード間の
位相差との差をπ×奇数倍と成るように、行なう。この
ような制御を行なうと、終端yにおける0次及び1次モ
ードの光パワーの分布状7gを、始端Xにおける0次及
び1次モードの光パワーの分!U状態の鏡映状態と成す
ことが出来る(図に示す曲線29.33及び曲線31.
35を参照)ので、信号光は出力ポート側分岐路21を
伝搬して出力ポート21aから出力する。よってこの場
合には光スイフチはクロス状態で動作する(図に示す曲
線27を参照)。尚、上述の鏡映状態とは、交差導波路
13の右側側縁を含む面を鏡映面とした場合に曲線31
及び35が曲線29及び33の鏡映対称と成る状態を意
味する。
この場合、出力ポート側分岐路19への漏れ光が全くな
く出力ポート21aからのみ信号光が出力される状態が
クロストークのない理想的なりロス動作状態である。
次に第6図(B)を参照してバー97gの動作につき説
明する。
同図において、実線で示す曲線37及び破線で示す曲線
33は信号光の0次モード及び1次モードの終端yにお
ける光パワー分布状態をそれぞれ示す、また実線図示の
曲線41は出カポ−)21aから出力される信号光の光
パワー分布状態を示す。
この図からも理解出来るように、信号光の0次及び1次
モードが、上述のクロス状態の動作と同様、始端Xで励
起され、然る後交差導波路13を伝搬して終端yに至る
。この場合には、始端Xにおける0次及び1次モード間
の位相差と、終端yにおける0次及び1次モード間の位
相差との差がπX偶数倍と成るように、交差導波路13
において位相差制御を行なって、始端Xにおける0次及
び1次モードの光パワーの分布状態と、終端yにおける
0次及び1次モードの光パワーの分布状態とを同一の状
yムにする(図に示す曲線2S、33及び曲線37.3
9を参照)、その結果、信号光は終端yがら出力ポート
側分岐路19へ伝搬して出力ポート21aから出力する
。よって光スィッチはバー状態で動作する(図に示す曲
線27を参照)。
この場合、出力ポート側分岐路21aへの漏れ光が全く
なく出力ポート19aからのみ信号光が出力される状態
がクロストークのない理想的なパー動作状態である。
従来の導波型光スイッチでは上述のようにしてバー状態
或はクロス状IEで光スィッチを動作させ、よって信号
光の進行方向の切換え(信号光のスイッチング)を行な
うことが出来た。
(発14が解決しようとする問題点) しかしながら上述した構成の導波型光スイッチでは、例
えば交差導波路の始端において0次及び1次モードの光
パワー分布状態を設計通りに理想的な励起状態で励起す
ることが難しいこと、交差導波路及び基板間の界面形状
の乱れによるロスが0次及び1次モードのそれぞれで異
なること1作製誤差によって制御電極の位置が設計位置
からずれてしまうことがあること、及び又は交差導波路
中の屈折率のゆらぎに起因してモード変換が生じること
が主要原因と成って交差導波路を伝搬する0次及び1次
モードの光パワーの分布状態が理想的な励起状態からず
れてしまい、その結果クロストークの低下を招き、これ
がため光スィッチの動作状態にかかわらず実用り好まし
い30dB以丑のクロストークを得ることが難しく、よ
って光スィッチの理想的な動作状態を得ることが難しか
った。
この発明の目的は、上述した従来の光スィッチの問題点
を解決し、従来よりもクロストーク特性に優れた導波型
光スイッチを提供することにある。
C問題点を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明の導波型光スイッ
チは、位相差制御用電極を具える交差導波路と、この交
差導波路の一端に連続して設けられ個別の入力ポートを
それぞれ構成する2つの入力ポート側分岐路と、交差導
波路の他端に連続して設けられ個別の出力ポートをそれ
ぞれ構成する2つの出力ポート側分岐路とを基板に設け
て成る導波型光スイッチにおいて、2つの入力ポート側
分岐路間の屈折率差を調整するための入力ポート側電極
と、2つの出力ポート側分岐路間の屈折率差を調整する
ための出力ポート側電極とを具えた構成と成っている。
この発明の実施に当り、入力ポート側電極を。
2つの入力ポート側分岐路のそれぞれに個別に部分的に
設けた電極部で構成し、また出力ポート側電極を、2つ
の出力ポート側分岐路のそれぞれに個別に部分的にjQ
けた電極部で構成するのがtlf適である。
またこの=% I!llの実施に当っては、入力ポート
側R,極を、2つの入力ポート側分岐路の外側に対向さ
せて個別に設けた2つの電極部と、この2つの入力ポー
ト側分岐路の両者に部分的に設けた電極部とを以ってM
成し、さらに出力ポート側電極を、2つの出力ポート側
分岐路の外側に対向させて個別に設けた2つの電極部と
、この2つの出力ポート側分岐路の両者に部分的に設け
た電極部とを以って構成するのが好適である。
さらにこの発明の実施に当っては、2つの入力ポート側
分岐路間及び2つの出力ポート側分岐路間の分岐角をそ
れぞれ1 / 100 r a d以下とするのが好適
である。
(作用) このような構成の導波型光スイッチによれば、入力ポー
ト側電極を介して2つの入力ポート側分岐路間の屈折率
差を制御することによって、交差導波路の始端における
0次及び1次モードの光パワー分布状態を自由に制御す
ることが出来る。また出力ポート側電極を介して2つの
出力ポート側分岐路間の屈折率差を制御することによっ
て、出力ポートから出力される信号光の出力比を調整す
ることが出来る。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の導波型光スイッチの実
施例につき説明する。尚、図はこの発明が理解出来る程
度に概略的に示しであるにすぎず、従って各構成成分の
形状、寸法及び配置関係は図示例に限定されるものでは
ない。
第−実施例 第1図は第一実施例の導波型光スイッチの構成を示す全
体斜視図である。同図において、51は基板、53は交
差導波路を示す。また55及び57は不労ポート側分岐
路をそれぞれ示し、さらに59及び61は出力ポート側
分岐路をそれぞれ示す。
基板5】は電気光学効果を有する基板材料例えば2カツ
トLiNbO3基板から成り、基板51に交差導波路5
3.入力ポート側分岐路55.57及び出力ポート側分
岐路59.81を設けている。入力ポート側分岐路55
及び57は交差導波路53の一端に個別に連続して設け
られて入力ポート55a及び57aをそれぞれ構成する
。同様に、出力ポート側分岐路19及び21は交差導波
路13の他端に個別に連続して設けられて出カポ−) 
59a及び81aをそれぞれ構成する。
さらに、入力ポート側分岐路55.57及び出力ポート
側分岐路59.61のそれぞれの分岐路幅を同一幅に形
成すると共に、この分岐路幅のおよそ1.3〜2倍の幅
の分岐路幅で交差導波路53を形成している。
この実施例においては、入力ポート側分岐路55及び5
7の分岐角の角度(図中符号αで示す角度)、及び出力
ポート側分岐路59及び61の分岐角の角度(図中符号
βで示す角度)をそれぞれl/100rad以下の角度
で形成する0分岐角αを1 / 100 r a d以
下の角度とすることによって、交差導波路53の始端近
傍の入力ポート側分岐路55及び57においてモード変
換が発生するのを抑制することが出来る。また分岐角α
及びβをl/100rad以下の角度とすることによっ
て、光スィッチの設計を容易にし、また信号光が分岐路
55或は57から交差導波路53に入力するときの散乱
及び交差導波路53から分岐路59或は61−から出力
するときの散乱による信号光のロスを低減出来る。
さらに次段の光回路素子との結合を容易に行うため、図
示のように分岐路55及び分岐路57を入力ポート側で
それぞれ部分的に屈曲させて、入力ポート55a及び5
7a間の離間距離を充分に確保するように構成し、同様
に分岐路59及び61を出力ポート側でそれぞれ部分的
に屈曲させ出力ポート59a及び61a間の離間距離を
充分に確保するように構成する。
分岐路55.57及び59.f(1の各分岐路幅は必ず
しも同一幅である必要はなく、それぞれ設計に応じて任
意の分岐路幅と成して良い。この場合には各分岐路幅の
モ均値のおよそ1.3〜2倍の分岐路幅で交差導波路5
3を形成すれば良い。
また63は交差・9波路53に設けた位相差制御用の制
御′心棒を示し1、従来と同様にしてこの制御電極63
を介し0次及び1次モードの位相差制御を行なう。
この実施例においては、従来と同様、制御電極63を交
差導波路の中心線に対して左右対象と成して交差導波路
53に設けている。
この発明においては、既に説明したように1.制御電極
53の他に、2つの入力ポート側分岐路55及び57間
の屈折率差を調整するための入力ポート側電極65を設
けると共に、2つの出力ポート側分岐路59及び61間
の屈折率差を調整するための出力ポート側電極67を設
けた構成と成っている。さらにこの実施例においては、
入力ポート側電極85を、入力ポート側分岐路55及び
57のそれぞれに個別に部分的に設けた電極部69及び
71で構成すると共に、出力ポート側電極87を出力ポ
ート側分岐路59及び81のそれぞれに個別に部分的に
設けた電極部73及び75で構成している。
この場合、−例として、電極部63は、交差導波路53
の始端Xの近傍でしかも入力ポート側分岐路55の一部
分例えば側縁部と基板51とにわたる領域に設けられて
いる。また、゛心棒部71も交差導波路53の始端Xの
近傍でしかも入力ポート側分岐路55の一部分例えば側
縁部と基板51とにわたる領域に設けられている。同様
にして、電極部73を、交差導波路53の終端yの近傍
でしかも出力ポート側分岐路59の一部分例えば側縁部
と基板51にわたる領域に、及び電極部75を、交差導
波路53の終端yの近傍でしかも出力ポート側分岐路は
61の一部分例えば側縁部と基板51とにわたる領域に
設ける。
動作の説明 次に、E述のように構成された第一実施例の動作につき
概略的に説明する。
この実施例では、入力ポート側電極65を介して始端X
における0次及び1次モードの励起比を調整し、制御電
極63を介して従来と同様にして位相差制御を行なって
信号光の出力ポートの選択を行なう、さらに出力ポート
側電極67を介して出力ポート59a及び61aからそ
れぞれ出力される信号光の光パワー比(出力比)を調整
する。
従って入出力側電極65及び67を介して交差導波路5
3及び出力分岐路59.61を伝搬する信号光の光パワ
ー分布状態の微妙な調整を行なうことが出来るので、光
スィッチのクロストーク特性の改善を図ることが出来る
く始端Xにおける励起比の調整〉 0次及び1次モードの励起比の調整は、入力ポート側分
岐路55及び57間の屈折率差を調整することによって
行なう、屈折率差の調整は、第一電極部63及び第二電
極部71の印加電圧をそれぞれ制御して電極下の分岐路
55及び57の屈折率をそれぞれ調整することによって
行われ、この屈折率差調整によって、0次及び1次モー
ドを任意所望の励起比で励起させることが可能である。
例えば1分岐路55及び57間の屈折率差を零と成した
場合には、理想的な励起状態で0次及び1次モードを励
起することが出来るし、また一方の分岐路55の屈折率
を他方の分岐路57の屈折率に対しある一定イ1以玉高
く或は低くすることによって0次モードのみ或は1次モ
ードのみを励起することが出来る。
さらに、交差導波路53においてモード変換を低減する
ような励起比で0次及び1次モード奢励起させることも
出来る。
く信号光の出力比の調整〉 信号光の出力比の調整は、出力ポート側分岐路59及び
61間の屈折率差を調整することによって行なう、屈折
率差の調整は、第三電極部73及び第四を極部75の印
加電圧をそれぞれ制御して電極下の分岐路59及び61
の屈折率をそれぞれ調整することによって行なわれ、こ
の屈折率差の調整によって信号光の光パワーを制御して
信号光を実質的に任意所望の出力比(出力パワー比)で
出力させることが出来る。出力比は、終端yにおける0
次及び1次モードの励起比によらず、自由に変化させる
ことが可使である。例えば、終端yにおいて0次モード
のみか1次モードのみが励起されている場合に1分岐路
59及び81間の屈折率差を零と成せば出力ポート59
a及び61aから光パワーの等しい信号光を出力させる
ことが出来るしく出力比0.5:0.5)、また一方の
分岐路58の屈折率に対し他方の分岐路61の屈折率を
ある一=一定値以ヒ高く或は低くすることによって出力
ポート59a或はHaの一方の出力ポートのみから信号
光を出力させることも可能である(出力比1:0或はO
:1)。
また経端yにおいて0次及び1次モードがほぼ理想的な
励起状態で励起されている場合に、分岐路59及び61
間の屈折率差を零と成すと共に制御電極e3を介して位
相差制御を行なえば実質的に任意所望の出力比で信号光
の出力を行なうことが出来るし、又一方の分岐路59の
屈折率を他方の分岐路61の屈折率に対しである−・定
値以上高く或は低くすることによって出力ポート59a
及び61aから光パワーの等しい信号光を出力させるこ
とも出来る1−−一″  グロストーク  。
結合方程式を用いた解析により下記の表1に示す結果が
得られた。
表  1 但し、解析条件を以rの通りに設定して解析を行なった
・交差導波路53の中心線に対する左右の領域の間の屈
折率差(Δβ/Ko)=0.4 ・交差導波路53の中心線に対する左右の領域の間の屈
折率差のゆらぎ(Δβ/KO):1〜1−0次及び1次
モード間の位相定数差のゆらぎ:100〜110% φΔβ層;(2π/光波長)×(入力ポート側分岐路間
或は出力ポート側分岐路間の屈折率差)但し、入力 ポ
ート側分岐路間の屈折率差及び出力ポート側分岐路間の
屈折率差は等しいものとした。
”Ko−2,15 但し、Ko −(π/2)÷(結合長)であり、結合長
は次式によって求めた。
(結合長)=π÷(ゆらぎがないときの0次及び1次モ
ード間の位相定数差) ・Δβ/Ko及び0次及び1次モード間の位相定数差の
ゆらぎは完全にランダムとした。
表1に示す実施例の解析結果は、入力ポート側分岐路5
5及び57間の屈折率差を:A整して交差導波路におけ
るモード変換を抑制した場合の解析結果を示す、従来の
光スィッチではバー状態及びクロス状態におけるクロス
トーク特性に著しい相違が認められ、クロス状態におい
て実用上好ましい30dB以北のクロストークが得られ
ていない。
しかじながら第一実施例ではバー状態及びクロス状態共
に30dB以上のクロストークを得ており、従来に比し
クロストーク特性が向上している。
このようにこの発明の第一実施例によれば、光スィッチ
の動作状態によらずに実用を好ましい30dB以上のク
ロストークを得ることが出来、特にクロス状態では20
dB以上のクロストークの改善を図ることが出来た。
第一実施例の変形例 第2図は第一実施例の変形例の全体斜視図である。尚、
第1図に示した構成成分と同一の構成成分については同
一の符号を付して示し、その詳細な説明を省略する。
第2図において、101は2つの入カポ−) 7!11
1分岐路55及び57間の屈折率差を調整するだめの入
力ポート側電極及び+03は2つの出力ポート側分岐路
59及び61間の屈折率差を調整するための出力ポート
側電極を示す。
この変形例では、入力ポート側電極101は始端Xの近
傍でしかも入力ポート側分岐路55及び57のそれぞれ
の一部分において一方の側縁から他方の側縁まで達する
ようにそれぞれ個別に設けた電極部105及び107を
以って構成する。
同様にして、出力ポート側電極103を、終端y近傍で
出力ポート側分岐路59及びBl上にそれぞれ個別に設
けた。電極部109及び電極部111を以って構成する
このような構成にしても第一実施例と同様の効果を期待
出来る。
第二実施例 第3図はこの発明の第二実施例の構成を示す全体斜視図
である。尚、第1図に示した構成成分と同一の構成成分
については同一の符号を付して示し、その詳細な説明を
省略する。
第3図において、77は基板、79は入力ポート側電極
、81は位相差制御用電極(制御電極)、及び83は出
力ポート側電極を示す。
この実施例においては、基板77をYカーフ トLiN
 b 03基板で形成し、この基板77に交差導波路5
3及び分岐路55.57.59J1を形成している。
またこの実施例においては、入力ポート側電極79を、
2つの入力ポート側分岐路55及び57の外側に対向さ
せて個別に設けた2つの電極部85及び87と、2つの
入力ポート側分岐路55及び57の両者に部分的に設け
た電極部89とを以って構成する。
電極?B89は、交差導波路53の始端X近傍で分岐路
55及び57間の領域の基板77、及びこの基板領域と
接する分岐路55.57の一部分例えば側縁部に設けて
いる。電極部85は分岐路55の電極部89を設けた側
と反対側に分岐路55と離間させて設けている。また電
極587も分岐路57の電極部83を設けた側と反対側
に分岐路57と離間させて設けている。
同様にして出力ポート側電極83を、2つの出力ポート
側分岐路58及び61の外側に対向させて個別に設けた
2つの電極部91及び93と、2つの出力ポート側分岐
路5!3及び61の両者に部分的に設けた電極部35と
を以って構成する。
電極部85は、交差導波路53の終端y近傍で分岐路5
9及び61間の領域の基板77、及びこの基板領域と接
する分岐路59.61の一部分例えば側縁部に設けてい
る。電極部91及び93は電極部95を設けた側と反対
側で分岐路59及び61とそれぞれ離間させて設けてい
る。
さらにこの実施例においては、制御電極部81を交差導
波路53に個別に部分的に設けた電極部87及び99を
以って構成する。
電極部87は交差導波路53の一方の側縁側でこの側縁
部及び基板77にわたり設けられ、また同様にして電極
部89は交差導波路53の他方の側縁側でこの側縁部及
び基板77にわたり設けられている。
このように構成された第二実施例の導波型光スイッチに
よっても第一実施例と同様、クロストーク特性の向上を
期待出来る。
■1二LI例 第4図は第三実施例の全体斜視図である。尚、第3図に
示す構成成分と同一の構成成分については同一の符号を
付して示し、その詳細な説明を省略する。
第4図において、113は入力ポート側電極及び115
は出力ポート側電極を示す。
この実施例においては、入力ポート側電極113を、電
極部117.113及び121で構成する。電極部11
8は入力ポート側分岐路55及び57の外側領域であっ
てこれら分岐路55及び57間の基板77上に設けられ
ている。また電極部117は、電極eB 119を設け
た側とは反対側で分岐路55の側縁部及び基板77にわ
たる領域に設けられ、さらに電極部119も電極部11
9を設けた側とは反対側で分岐路57の側縁部及び基板
77にわたる領域に設けられている。
同様に出力ポート側電極115を電極部123.125
及び127で構成し、電極部125を出力ポート側分岐
路5日及び61の外側領域であってこれら分岐路59及
び61間の基板77上に設け、さらに電極部123及び
127を電8i部125を設けた側とは反対側で分岐路
59の側縁部から基板77にわたる領域及び分岐路61
の側縁部から基板77にわたる領域に設けている。
このように構成された第三実施例の導波型光スイッチに
よっても第一実施例と同様、クロストーク特性の向とを
期待出来る。
この発明は丘述した実施例にのみ限定されるものではな
く、設計に応じて任意好適な配設位置、形状その他の設
計条件で入出力ポート側電極、位相差制御用電極、交差
導波路及び入出力ポート側分岐路を形成して良い、また
基板材料も任意好適な基板材料を用いて良い。
(発明の効果) L述した説明からも明らかなように、この発明の導波型
光スイッチによれば、製作誤差による電極ずれ、交差導
波路における屈折率のゆらぎその他の要因により交差導
波路で励起される信号光の0次及び1次モードの励起状
態が理想的な励起状態からずれたとしても、入出力側電
極を介して交差導波路及び出力ポート側分岐路を伝搬す
る信号光の光パワー分布状県を微調整することが出来る
ので、導波型光スイッチのクロストーク特性の改善を図
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の導波型光スイッチの第一実施例の全
体創視図、 第2図はこの発明の導波型光スイッチの第一実施例の変
形例の全体斜視図、 第3図はこの発明の導波型光スイッチの第二実施例の全
体斜視図、 第4図はこの発明の導波型光スイッチの第三実施例の全
体斜視図、 第5図は従来の導波型光スイッチの全体斜視図、 第6図(A)及び(B)は従来及びこの発明の導波型光
スイッチの動作説明図である。 51.77・・・基板、   53・・・交差導波路5
5.57・・・入力ポート側分岐路 59.81・・・出力ポート側分岐路 55a、57a・・・人力ポート 59a、61a・・・出力ポート ロ3.81・・・制御電極 65.7S、101.113・・・入力ポート側電極6
7.83.103.115・・・出力ポート側′屯極。 特許出願人   沖電気工業株式会社 f(/li    6;fa 5f養秋     jJ 交息淳波経 IF 57. IQ、 61  分岐路fja、f7a
   入力小’−) jf’ld、 6fa   :呂カポ−トロ3  制′
4釘宝蹄   6’?、 7f、 7J、 7j  電
靴奎P6f 入ル丁パ−ト刑’に’イ仮   67、出
カポートイ帽1電廣に笛−英族分10金棒斜親暗 第1図 101 : Δカ、rr−)根))り不ケtσ3: 呂
刀庄・°−ト4貝’J盲稜10f、107 fH,ff
f : fi h97笛−災絶4111の復形4?’l
の斜罹国第2図 77:基才反 7q  入力j1−ト橿・14L、極 δf %す’4#’E& OLカポート4状’l電不セ δシδZδデ(If、 fJ、 (19171M : 
l: &”、P笛二実施拝°1の全1+jp+親阻 第3図 ff):入力;rF −) 4貝り電矛仮fff   
ま1カポ−) 41’l ’f手牧ff’l  ff(
/、  /2f、 123.125.127:@jr、
シ冬P笛三実万乞4列の全俸斜筏困 第4図 従車の九ス4ツナの斜程図 第5図 死スイ・1+ 第 の゛會カ4乍執B月広 6図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)位相差制御用電極を具える交差導波路と、該交差
    導波路の一端に連続して設けられ個別の入力ポートをそ
    れぞれ構成する2つの入力ポート側分岐路と、 該交差導波路の他端に連続して設けられ個別の出力ポー
    トをそれぞれ構成する2つの出力ポート側分岐路とを基
    板に設けて成る導波型光スイッチにおいて、 前記2つの入力ポート側分岐路間の屈折率差を調整する
    ための入力ポート側電極と、 前記2つの出力ポート側分岐路間の屈折率差を調整する
    ための出力ポート側電極とを具えて成ること を特徴とする導波型光スイッチ。
  2. (2)前記入力ポート側電極を、2つの入力ポート側分
    岐路のそれぞれに個別に部分的に設けた電極部で構成し
    、 前記出力ポート側電極を、2つの出力ポート側分岐路の
    それぞれに個別に部分的に設けた電極部で構成したこと を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の導波型光ス
    イッチ。
  3. (3)前記入力ポート側電極を、2つの入力ポート側分
    岐路の外側に対向させて個別に設けた2つの電極部と、
    該2つの入力ポート側分岐路の両者に部分的に設けた電
    極部とを以って構成し、 前記出力ポート側電極を、2つの出力ポート側分岐路の
    外側に対向させて個別に設けた2つの電極部と、該2つ
    の出力ポート側分岐路の両者に部分的に設けた電極部と
    を以って構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の導波型光スイッチ。
  4. (4)2つの入力ポート側分岐路間及び2つの出力ポー
    ト側分岐路間の分岐角をそれぞれ1/100rad以下
    としたこと を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    導波型光スイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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