JPS63142189A - 高周波励振による推進工法 - Google Patents

高周波励振による推進工法

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JPS63142189A
JPS63142189A JP28845486A JP28845486A JPS63142189A JP S63142189 A JPS63142189 A JP S63142189A JP 28845486 A JP28845486 A JP 28845486A JP 28845486 A JP28845486 A JP 28845486A JP S63142189 A JPS63142189 A JP S63142189A
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JP
Japan
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propulsion
tube
pipe
high frequency
excitation
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JP28845486A
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English (en)
Inventor
有祐 和泉
佐内 小杉
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は高周波励振による推進工法に関するもので、
主として小径管の長距離推進工法として利用することが
できる。
〔従来の技術および問題点〕
従来の推進工法において長距湘推進を行なうための技術
としては、■中間ラムを用いた中間押し工法、■先導管
部を励振させる方法などがある。従来工法の概要と問題
点を以下に述べる。
■ 中間押し工法 中間押し工法は、第8図(al、 (b)に示すように
、先導管laに接続した推進管1の途中に中間押し用の
油圧ラム20を設置し、油圧ラム20の前方の推進管1
を前方へ圧入した後、後方の発進立坑A内の油圧ラム2
でその前方の推進管1を前方へ圧入していく工法である
この工法は、推進管lの途中に油圧ラム20を複数本(
通常上下左右の4本)設置する必要があり、大径管の場
合は設置できるが、小径管の場合、空間的に余裕がなく
設置困難である。
また、−個所設置したとしても推進距離は2倍にしかな
らない。油圧ラム20設置場所は、曲げ剛性が低いため
、管が蛇行した際、この部分でこしれが発生し、油圧ラ
ム2oのストロークの伸縮が困難になる恐れがある。
■ 先導管振動方式(特開昭60−112991号公報
参照) 本工法は、推進管先端の先導管内に起振機を設置し、先
導管を加振して先R管周辺の土を流動化させて先導管に
作用する先端抵抗力を低減する方法である。本工法でぼ
、先端抵抗力は低減するが、推進管と土との摩擦抵抗力
は低減しない。したがって長距離推進では所要推進力に
対する摩擦抵抗力の占める割合の方が、先端抵抗力の占
める割合よりもはるかに高いため、効果が小さい。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は従来の推進工法において推進管を管軸直角方
向にI kHz以上程度の高周波で励振し、管と土との
摩擦力を低減させて、長距離推進を可能とするものであ
る。推進管を高周波で励振する方法としては以下の方法
等がある。
■ 推進管に設置した超音波振動子を超音波発振器によ
り1 kJlz以上程度の高周波で振動させる。
■ 水を満たした管内に水ジェットを噴射し、その時発
生するキャビテーションにより推進管を1 kHz以上
程度の高周波で振動させる。
〔作  用〕
杭の打込みおよび引抜きにおいて、振動杭打機により杭
を杭の軸方向に加振した場合、抗の周囲の土の粒子に振
動が伝播し、土の粒子の運動がその粒子間の内部摩擦を
減少させるため、振動前に存在していた静摩擦力が大幅
に低減することが知られている。摩擦抵抗の低減効果は
主として振動加速度の大きさに支配され、その関係は第
6図に示すようになることが知られている。すなわち、
振動加速度が大きくなるほど、摩擦抵抗は小さくなり、
振動加速度が10g(gは重力加速度であり、以下の表
現も同様とする)を超えると摩擦抵抗の低減効果はほぼ
一定になっ ており、砂質土の場合約1/10まで減少
している。第6図より効果的に摩擦力を低減するのに必
要な振動加速度は4〜10g程度と考えることができる
また、振動杭打機の場合、杭先端の土の抵抗に打ち勝っ
て杭を打ち込むため、大きな起振力で杭を管軸方向に振
動させる必要がある。
この発明では、既設管周辺の土の粒子に振動を与えて、
その粒子間の内部摩擦を低減することを目的として、管
を管軸直角方向に励振し、管表面を板振動の状態で振動
させることを特徴としている。
すなわち、地中に埋設された既設管を板振動の状態で励
振すると管周辺の土の粒子に振動が伝わり、その粒子間
の内部摩擦が低減し、管と土との摩擦力が低減する。そ
の時、推進管を管軸方向に圧入すると、励振をしない場
合と比べて小さな推進力で圧入できる。
また、地中で管を振動させた時、地表に伝播する振動の
減衰は、 ただし、 ΔL (db)  :距#x+  (m)からXz  
(m)までの間での減衰 f(tlz):振動数 η    :地盤の損失係数(0,01〜0.1)vl
I(ll/s):レーリー波ノ伝播速度(11式におい
て、同じ地盤ならば、振動数fが大きいほど、減衰ΔL
も大きいことがわかる。
この発明では、推進管を1 kHz以上の高周波で励振
するため、振動杭打機(f#20H2)と比べ、はるか
に減衰が大きく、地表への影響が非常に小さい。
〔実 施 例〕
次に、図示した実施例について説明する。
実施例1 第1図に示すように刃口1bを取付けた先導管1aを発
進立坑Aより土中へ圧入し、順次後方の推進管1の接続
および圧入を繰り返して行く。
発進立坑A内には、推進管lに推進力を与える推進装置
と推進管1を管軸直角方向に励振する励振装置が設置さ
れている。
推進装置は、発進立坑Aに反力をとった油圧ラム2と、
油圧ラム2先端の押し治具3からなり、油圧ラム2後端
は取付治具5で発進立坑Aの壁面に固定されている6な
お、推進装置は架台4にのせられており、油圧ラム2の
ストロークを伸ばすことにより、押し治具3で推進管l
を圧入することができる。
励振装置は、ホーン型超音波振動子7と超音波発振器6
などから構成される。発進立坑内へにおいて、これから
推進される推進管1の後端に、ホーン型超音波振動子7
を取付ける。なお、振動方向は管軸直角方向(図中の上
下方向)とする。このホーン型超音波振動子7を超音波
発振器6により1 kHz以上の高周波で振動させるこ
とにより、推進管1の管壁が高周波で励振される。この
管壁の振動により、前述したように、推進管1と土との
摩擦抵抗が低減するので、励振と平行して推進装置によ
り推進管1を圧入する。
したがって、励振装置により推進管1を励振し、管と土
との摩擦抵抗を低減して推進装置により推進管を圧入す
るため、小さな推進力で圧入でき、長距離推進が可能と
なる。
なお、図中8は中継ケーブルである。
実施例2 実施例1では、管端に取付けるホーン型超音波振動子7
は1個であるが、本実施例では、第2図に示すように推
進管l端の円周方向に複数個(図では4個)のホーン型
超音波振動子7を取付けている。したがって、実施例1
と比べてさらに大きな出力で推進管lを励振できるため
、大きな振動加速度を得ることが可能である。
実施例3 第3図(a) 、 (blは本管を敷設する前に本管の
外径よりも若干大きいバイロフト管9を推進管として到
達立坑まで推進した後、バイロフト管9をガイドとして
本管を順次発進立坑Aから圧入するとともに到達立坑か
らパイロット管9を順次撤去して行く二工程方式の推進
工法の場合の実施例を示したものである。
この実施例では泥水加圧式でパイロット管9を推進して
いる例を示しているが、パイロット管9内の送水管10
を介して先導管1a′先端の刃口1b’前面へ水を送り
、刃口1b’を回転させて掘削した土砂を水とともに排
泥管11を介してスラリー輸送して発進立坑A側へ排土
している。
この実施例では、送水管10.排泥管11の他に、励振
装置をパイロット管9内に設置している。この励振装置
は、投込式超音波振動子12.超音波発振器6および内
管13などから構成されている。
内管13は、パイロット管9内に、送水管10、排泥管
11とともに固定されており。
内管13には投込式超音波振動子12が複数個設置され
ている。また内管13内には水が満たされており、超音
波発振器6により投込式超音波振動子12をl kHz
以上の高周波で振動させる。その時、内管13内にキャ
ビテーションが発生し、内管13が高周波で励振される
と同時に、内管13を介してパイロット管9も励振され
る。このパイロット管9の励振によりパイロット管9と
土との摩擦抵抗が低減し、小さな推進力でパイロット管
9を圧入することができる。
なお、内管13への水の供給は送水管10を介して先導
管la′へ水を送るポンプ14により行なうことができ
る。図中15は水タンク、16はパルプである。
また、第3図(al、 (b)に示す例では、内管13
を2本設置しているが、その数をさらに増やすことによ
り内管13を励振する振動加速度をさらに大きくするこ
とができる。内管13内に設置する投込式超音波振動子
12の数を増やしても、振動加速度をさらに大きくする
ことができる。
実施例4 これまでの実施例では、超音波振動子により励振してい
るが、この実施例では水ジェットによる励振装置により
励振する。
この実施例では、第5図(a)、 (blに示すように
実施例3と同様に、二工程方式のパイロット管9の内側
に内管13を設置する。そして内管13内に水を満たし
発進立坑A内の管端からノズル17を介して水ジヱソト
を噴射する。その時、内管13内に発生するキャビテー
ションにより内管13がlk Hz以上の高周波で振動
し、同時に内管13を介し、パイロット管9も振動する
なお、実験で鋼管を水ジェットで励振した時の振動数と
振動加速度との関係の一例を第7図に示す。
鋼管は外径89.1m、肉厚4.2鶴であり、孔径8.
7龍のノズルから圧力9.4 kg/cri、流量13
ON/分で水ジェットを噴射している。第7図より、鋼
管は、振動数0.25kllzから3.50kHzの範
囲で振動しており、振動数1.25kHzで振動加速度
は最大値1.3gを示している。このことから、水ジェ
ットにより管を高周波で励振することが可能であること
がわかる。
なお、この実施例では、内管13を2本設置しているが
、内管13およびノズル17の数をさらに増やすことに
より内管13を励振する振動加速度をさらに大きくする
ことができる。
実施例5 この実施例では、第5図に示すように、実施例4におい
て内管13とともに水の供給管18を設置し、内管13
内の途中に複数個設置したノズル17へ水を供給し、水
ジェットを噴射することができる。この方法では、バイ
ロフト管9の軸方向において複数の個所から水ジェット
を噴射することができるため、軸方向の減衰の範囲が小
さくなり、摩擦力低減効果が大きくなる。なお、供給管
18は第5図(b)のように内管13ごとに設置しても
、第5図(C)のように1本のみで、各内管13へ分岐
管19を介して水を供給してもよい。
〔発明の効果〕
(1)  励振装置により推進管を管軸直角方向に1 
kHzHz以上周波で励振することにより、土との摩擦
抵抗を低減することができる。したがって小さな推進力
で推進管を圧入することができ、従来工法と比べ長距離
推進が可能となる。
(2)推進管端または管内に補助装置として励振装置を
設置するので、推進管の剛性が部分的に弱くなることは
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例1の正面図、第2図は実施例
2の管端での断面図、第3図(a)、 (blはそれぞ
れ実施例3の正面図および管端での断面図、第4図+a
)、 (blはそれぞれ実施例4の正面図および管端で
の断面図、第5図(alは実施例5の正面図、第5図(
b)、 (C1は実施例5の管端での断面図、第6図は
振動加速度と土の摩擦力の低減効果との関係を示すグラ
フ、第7図は実験による振動数と振動加速度との関係を
示すグラフ、第8図(a)、 (blはそれぞれ従来例
の平面図および正面図である。 A −−−−−・発進立坑 1−・−・推進管、l a−・−・先導管、1b−・−
−−m−刃口、2−−−−−・油圧ラム、3−・−・押
し治具、4−・−一一−−架台、5−・−・−取付治具
、6・−・・超音波発振器、7・・−−一−−ホーン型
超音波振動子、8−−−−−−一中継ケーブル、9−−
−−−−パイロット管、10・・−・・−送水管、11
−−−−−一排泥管、12−−−−一投込式超音波振動
子、13−・・・・−・内管、14・−・・−・・ポン
プ、15・・−・−水タンク、16・〜・・・・−バル
ブ、17−・・−・−ノズル、18・・・・・−・供給
管、19−・・−・分岐管、20・−・・−・中間押し
用油圧ラム。 第1図 Δ 第4図 (a)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)推進管を順次接続しながら推進装置により土中に
    圧入して管路を形成する推進工法において、高周波の振
    動を与える励振装置により推進管を管軸直角方向に高周
    波で励振して推進管周辺の土との摩擦抵抗を低減させて
    圧入することを特徴とする高周波励振による推進工法。
  2. (2)推進管を管軸直角方向に1kHz以上の高周波で
    励振する特許請求の範囲第1項記載の高周波励振による
    推進工法。
  3. (3)励振装置は超音波発振器と推進管に設置した超音
    波振動子とからなる特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の高周波励振による推進工法。
  4. (4)励振装置は水を満たした推進管内に水ジェットを
    噴射し、キャビテーションを発生させるものである特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の高周波励振による
    推進工法。
JP28845486A 1986-12-03 1986-12-03 高周波励振による推進工法 Pending JPS63142189A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3615123A4 (en) * 2017-04-27 2020-12-30 Endogene Limited METHOD AND DEVICE FOR INSTRUMENT DRIVE

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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