JPS63142113A - 水位自動調節装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、水田、養殖池等の水位をある設定した水位
に自動的に保つ装置である。

〔発明の技術的背景〕

特願昭５９−２２６１８）、「水田の水位自動調節装置
」は、導水管にフロートを連結し、水位を調部する装置
において、導水管およびフロートを支持する部を柱状の
骨組で行なっているため、構造が複雑になりコストが高
くなった。また導水管部に上ド、左右に傾く構造部がな
かったため、本装置の設置に手間がかかり使用上問題が
あった。また導水管出口と可動弁が重なる部分に自由度
を持った機構がなかったため、密着性が悪く動作上問題
があった。

〔発明の目的〕

本発明は、上記事情にもとづきなされたもので、その目
的とするところは、コストの低減、動作の確実性、取付
性、取扱い性を向上した水位自動調節装置を提供するこ
とにある。

〔発明の構成と効果〕

本発明を実施例の図面にもとづいてその動作を説明すれ
ば、第１図は、水田２ｏに本装置を設置したもので、上
穴２１を水田２０の水路１３の水口近くに設け、この上
穴２１の中に本装置を設置し、導水管２４で水路１３と
結ぶ。

まず水田２０の水引きの初期は開閉可動弁１５を適当な
流水量になるまで開放し、水田２０の水位４が必要な水
位に達したら開閉可動弁１５を閉じ、フロート２に連結
しである導水管出口２５と可動弁７のすき間を流水状態
と断水状態の境界に可動弁支柱８の高さをＭ節して固定
ねじ１０で固定する。水田２０の水位４がこの状態時の
水位よりも低ドすると、フロート２も追従して低ドし、
導水管出口２５と可動弁７にすき間ができ流水状態とな
り、水位かもとの設定水位４になるまで流水が続き、水
位が設定水位４に達すると、フロート２も追従して上昇
し断水状態になる。この動作を繰り返し水田２０の水位
を一定に保持するものである。

従来水田の水管理は人が経験で行なっていたが、その手
間は多大であった。上記のよう′に本装置は電気等の動
力エネルギーを用いないため安全であり、かつ簡単な方
法であるためどこにでも簡単に設置でき、その効果は水
田の水をかけ流し状態にしないで水位を一定に保つので
、水温が高くなり、苗の活着、生育によい。また梅雨あ
るいは夕立などの気象条件の変化にも安定した水位を保
ち、増水による苗の冠水を防止できる。また生育時期に
合った水位の水管理が簡単にできる。

この装置において本発明の詳細な説明すれば、導水管２
４およびフロート２を支持するものを管状にした外管１
に水の流出口１４を設は骨組とカバーの役目を兼ねさせ
ているため構造が簡単になりコストが激減する。また外
管ｌの中のフロート２は、その周囲におもりの役目と案
内の役目を兼ねさせた突起部３をつけていて、導水管出
口２５に固定されていて、導水管２４に軟弱性にとんだ
伸権自在？？５を介して連結してあり、外管ｌの内面の
フロート案内突起部２３で上ドの動きを案内される状態
になっ【いる。このような状態で外管１の中に自由に浮
いているので、水位４の変化に対する追従は確実に行わ
れる。また水位４が上がり断水状態になった時導水管２
４の水圧が上昇し、その水圧がフロート２を上方に押し
上げる作用をするため、水位４がＦがった場合フロート
２の追従が敏感でなかった。このため導水管２４の一部
に水圧にがしの穴６を設は上記問題を解決しである。導
水管出口２５と町井７の位置がずれても自動的に芯が合
うよう可動弁支柱８は支柱台９の底面を球面状にし自由
に傾くようになっていて、流水状態と断水状態を確実に
つくるようになっている。水路１３と本装置の取付性を
よくするための導水管入口の向きが本体のどの上ド、左
右方向にも向くように導水管２４の一部に方向性自在管
ｌ２を設けである。入水初期等で急に水位を上昇させた
い時は、導水管２４の一部に設けである開ＩＺ可動弁１
５の弁を希望する流水量になるよう開放し入水すること
ができる。導水管２４の先端部に表面積の広いフィルタ
ー１６を設けごみ等がフィルター１６の一部に付着して
も導水管２４への入水量には影響を与えないようになっ
ている。

以上の特徴を持たせたことにより、その効果は特願昭５
９−２２６１８）に対してコストの微減、動作の信頼性
の向上、取扱い、取付けが簡単になった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の側面図、第２図は平面図、第
３図は第２図の一部拡大図である。 １・・・外管、２・・・フロート、３・・・突起部、４
・・・水位、５・・・伸縮自在管、６・・・穴、７・・
・可動弁、８・・・可動弁支柱、９・・・支柱台、１０
・・・固定ねじ、１１・・・水位目標リング、１２・・
・方向性自在管、１３・・・水路、１４・・・流出口、
１５・・・面閉町動弁、１６・・・フィル−１１７・・
・足、１８・・・上蓋、１９・・・ド蓋、２ｏ・・・水
田、２１・・・上穴、２２・・・水平器、２３・・・フ
ロート案内突起部、２４・・・導水管、２５・・・導水
管出口。

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. （１）導水管にフロートを連結し、水位を調節する装置
   において、この導水管およびフロートを支持する構造体
   を管状にしたことを特徴とする水位自動調節装置。
2. （２）特許請求の範囲第１項において、前記フロートの
   周囲に突起を持たせたことを特徴とする水位自動調節装
   置。
3. （３）特許請求の範囲第１項において、前記管状の内側
   に突起を持たせたことを特徴とする水位自動調節装置。
4. （４）特許請求の範囲第１項において、前記導水管の一
   部に伸縮自在管を取り付けたことを特徴とする水位自動
   調節装置。
5. （５）特許請求の範囲第１項において、前記導水管の一
   部に穴を明けたことを特徴とする水位自動調節装置。
6. （６）特許請求の範囲第１項において、前記導水管の上
   方の可動弁の一部を球面状にしたことを特徴とする水位
   自動調節装置。
7. （７）特許請求の範囲第１項において、前記導水管の上
   方の可動弁支柱の上方に水位目標リングをもうけたこと
   を特徴とする水位自動調節装置。
8. （８）特許請求の範囲第１項において、前記導水管の上
   方の可動弁支柱の支え部を球面状にしたことを特徴とす
   る水位自動調節装置。
9. （９）特許請求の範囲第１項において、前記導水管の一
   部を方向性自在管にしたことを特徴とする水位自動調節
   装置。
10. （１０）特許請求の範囲第１項において、前記導水管の
    一部に開閉可動弁をもうけたことを特徴徴とする水位自
    動調節装置。
11. （１１）特許請求の範囲第１項において、前記導水管の
    先端部分にフィルターをつけたことを特徴とする水位自
    動調節装置。