JPS63141110A - ロボットのデジタル制御装置 - Google Patents

ロボットのデジタル制御装置

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JPS63141110A
JPS63141110A JP62295014A JP29501487A JPS63141110A JP S63141110 A JPS63141110 A JP S63141110A JP 62295014 A JP62295014 A JP 62295014A JP 29501487 A JP29501487 A JP 29501487A JP S63141110 A JPS63141110 A JP S63141110A
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robot
acceleration
profile
deceleration
equation
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JP62295014A
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ラジャン・チャンドラカント・ペンカー
ニール・タン
リチャード・ジェイムス・キャスラー・ジュニア
ティモシィ・ピー・スキュウイズ
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Unimation Inc
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    • G05B19/416Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by control of velocity, acceleration or deceleration
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 序説: 本発明はロボットに係わり、特に、改良されたプログラ
ム運動制御及び/または弯曲パス動作、ロボットの可変
加速及び減速のプロフィル形成、及びロボットのプログ
ラムされた複数運動実行時間のコンパチブルな制御に係
わる。
ロボット利用に際して、ユーザは多くの場合、ロボット
が工具を一連の点へ移動させ、及び/または一連のパス
・セグメントを通過させ、前記点またはパスにおいて所
与のタスクを実行させるようにロボットに命令するプロ
グラムを書込む。各パス・セグメントに、規定時間に亘
る旋回(一定)速度への加速、規定時間に亘る旋回速度
での動作、及び規定時間にわたるリセットへの減速を含
む各ジヨイントの運動を伴なう可能性がある。ジヨイン
トの運動を整合させることによって所要の工具先端運動
が得られる。
ロボット制御装置はロボット・プログラムが速度変化を
要求するとロボットを加速または減速させるための単一
機構を具えるのが普通である。即ち、ユーザは加速/減
速率をプログラムすればよいが、加速または減速の特徴
(即ち、プロフィル)を規定する自由がほとんどまたは
全く与えられない。
従って、加速/減速プロフィルがロボット制御装置に組
込まれる。即ち、ユーザはいつ、いかなる率で加速/減
速が行われるべきかを規定するのが普通であり、典型的
な従来型ロボット制御装置は固定の加速/減速プロフィ
ルで運動を実行する。例えば、加速プロフィルが方形波
プロフィルなら、速度プロフィルは台形となる。、ほか
に考えられる加速プロフィルとして正弦波プロフィルも
文献に提案されており、これが採用されると速度プロフ
ィルは正弦波形になる。
一般に公知の方式でも充分満足な結果が得られているが
、ロボット・アーム運動のセグメントにおける加速/減
速の特徴が工具先端運動の円滑さ、精度及び速度に影響
するから、ロボットの運動の再現性には限界があった。
例えば、旋回速度に達するように規定されたプロフィル
がたちまち減速時オーバーシュートするおそれがある。
他の例として、1つの運動セグメントによって円滑に運
動させるプロフィルは他の運動セグメントでの運動を不
当に低速にするおそれがある。
ロボットの動作、エンドエフェクタの運動はロボット・
パラメータに制約される、プログラムされた加速、旋回
及び減速に従って行われるのが普通である。従って、各
パス・セグメントまたは全パスに亘ってロボット・アー
ムが運動するのに要する時間はプログラムされたパラメ
ータに基づく運動に要する時間である。
ロボット動作を設備の他の部分の動作と時間整合しなけ
ればならない場合が多く、この条件を満たすためには、
プログラムされているロボット動作が規定のまたは所要
のサイクル時間で、または所定の限界値以下の時間で行
われなければならない。
ロボット動作が行われる時間を設定するにはロボット・
プログラム作成中に加速、旋回及び減速値を設定すれば
よいが、特にロボット・プログラムに必要な時定動作数
が多い場合にはこれはかなり煩雑なタイミング制御プロ
セスである。
点間ロボット・プログラミングの場合、ロボット制御装
置に連続的なパス・ポイントが規定され、各点から次の
点へロボット工具先端を移動させる際に制御装置が加速
プロフィルを実施する。多くの場合、加速プロフィルの
実施に伴なって、リセットからの加速フィードバック、
一定速度または旋回フィードバック、及びリセットへの
減速フィードバックから成る工具先端運動が起こる。プ
ログラム指令の補間に際しては、ロボット制御装置がパ
スを連続する点間のセグメントに再分割し、各セグメン
トにロボット・アームの加速、旋回速度または減速が伴
なう。
ロボット動作の能率及び円滑性を高めるためには、ロボ
ットのユーザが点間プログラムされているパスを任意に
連続パス補間するのが普通である。連続パス動作に際し
ては、ロボット制御装置が全体的なパスを構成するそれ
ぞれの点間セグメントの旋回速度を比較し、1つの旋回
速度から次の旋回速度への円滑な移行を算出しかつ実行
することにより不要の減速及び再加速を回避する。一般
に連続パス動作は期待されるほど円滑ではなかった。
また、公知技術では、弯曲パスに沿ったロボット運動を
点間プログラミングを利用して制御して一連の直線セグ
メントで弯曲に近づけ、次いで連続パス制御によってセ
グメント間を円滑化することが多かった。従って、連続
パス制御には、旋回速度の異なるパスセグメント間の円
滑移行を実施しなければならない。
連続パス制御で弯曲パスをできるだけ正確に辿るために
は、パスに沿って多数の点を決定しなければならない。
即ち、膨大なプログラミング作業が必要となる。また、
パスに沿って多数の点を決定することにより、円滑化に
よる影響のため、ロボット工具先端が全速に到達できな
いことが多い。さらにまた、ロボット速度が異なれば、
その結果として工具先端パスも異なる。工具先端パスは
速度に依存するからである。
■: 本発明の目的はロボット・アーム及びエンドエフェクタ
の運動制御動作、好ましくは連続パス動作が改善される
ように多軸デジタル・ロボット制御装置を構成すること
にある。
本発明で、ロボット運動の加速/減速プロフィルを規定
する、多軸デジタル・ロボット制御装置の自由度が高め
られる。
本発明では、さらに、ロボット制御システムのプログラ
ムにあらかじめ時間規定が組込まれている自動時定運動
を実現するように多軸デジタル・ロボット制御装置が構
成されている。
本発明の他の目的は公知技術の不連続現象を伴なうこと
なく弯曲パスを正確に限定する数学的曲線を直接辿るよ
うにロボット・アームの工具先端の運動を整合制御する
ロボット・パス制御のための数学的曲線調整技術に従っ
て多軸デジタル・ロボット制御装置を構成することにあ
る。
え豆亘I上: 複数アーム・ジョイントを有するロボットの制御装置は
各アーム・ジョイントを駆動するモータ及び各モータに
駆動電流を供給する電力増幅器を含む。各ジヨイントモ
ータのフィードバック制御ループ手段は位置及び速度制
御ループのほかに、好ましくは連携の電力増幅器を制御
するトルク制御ループをも含む。
ロボット・プログラムにあらかじめ定められている運動
に従って、フィードバック制御ループ手段に対する1位
置指令を発生するデジタル制御手段を設ける。プランニ
ング・プログラム手段は好ましくは加速、旋回及び減速
の規定時間に従って各ロボット・プログラム運動を実現
するための、加速、旋回及び減速時間セグメントを含む
時間プロフィルを形成する。前記プランニング・プログ
ラム手段は旋回速度から旋回時間を、複数の加速プロフ
ィルのうちの所定の1つに関する方程式から加速時間を
、複数の減速プロフィルのうちの所定の1つに関する方
程式から減速時間をそれぞれ算出する。位置指令発生手
段は現時運動セグメントに適用される時間プロフィルに
従い、所定タイプのパス運動に従い、かつ弯曲パス軌道
に従ってフィードバックループ制御手段に対する軌道位
置指令を発゛生ずる軌道プログラム手段をも含む。軌道
プログラム手段は加速中には所定の加速プロフィル方程
式から、減速中には所定の減速方程式からそれぞれ位置
指令を算出する。
軌道プログラム発生手段はそれぞれが各方程式を指令さ
れた弯曲パス・セグメントに一致させる所定の可変パラ
メータを有する曲線決定方程式を記憶している。軌道プ
ログラム発生手段はロボット・プログラムによって規定
されるパラメータに応答し、規定パラメータに対応する
記憶方程式を実施することにより、位置指令を発生し、
ロボット・プログラムによって決定される弯曲パスに対
応する工具先端軌道を決定する。
プランニング・プログラム手段は配向についても位置に
ついても、1つのパス・セグメントの旋回部分の終りに
おける初期転移点から次のパス・セグメントの旋回部分
の始まりにおける最終転移点へロボット工具を円滑に8
勅させる工具配向及び工具位置指令としてジヨイント及
びデカルト座標運動に位置指令が発生することを可能に
する記憶多項方程式の係数を算出する連続パス手段をも
含む。軌道プログラム手段は各フィードバックループ手
段の動作に位置、速度及び加速の不連続性が現われない
ようにパス・セグメント間で工具を円滑に位置ぎめ及び
配向穆勅させる補間位置指令を多項方程式係数から算出
する手段をも含む。
一以 下 余 白− [好ましい実施例の説明] 三!J」ニニ咀1  。
ロボットの性能は、簡単な点間の反復動作から、コンピ
ュータ制御され、−法的な製造システムの一部としてシ
ーケンスされる複雑な動作まで多様である。工場用の場
合、ロボットはダイカスト、スポット溶接、アーク溶接
、インベストメント鋳造、鍛造、プレス加工、吹付は塗
装、プラスチック成形、工作機械装填、熱処理、金属粗
面削り、パレット積み、れんが製造、ガラス製造など、
種々の製造部門における多様な仕事を行うことができる
。ロボット及びその利用法の詳細については、1980
年に出版されたJoseph F、 Engelber
ger ”fi″Robotics In Pract
ice″を参照されたい。
作用域内で作業を行うため、ロボットはアーム、リスト
小集合体及びエンドエフェクタを具えているのが普通で
ある。ロボット・アームに使用される座標系は多くの場
合、デカルト、円柱、極または回転座標である。一般的
には3つの運動軸を利用することにより、リスト小集合
体を作用域内の任意の場所へ移動させ、別に3つの運動
軸を使用することによりエンドエフェクタを自在に方向
づける。
各運動軸ごとに駆動系を連携させるが、この駆動系は電
動式でも液圧式でも空気圧式でもよい。
PUMAロボット 本発明の原理に従って作動することができる多様なロボ
ットのうちの1例として6軸の産業用電動ロボット20
を第1図に示した。
このロボット20は本願出願人であるLlnims−t
ion社から商品名UNIMATE PUMAシリーズ
700で販売されている比較的強力な電動ロボットであ
る。Model 761 PUMAは有効荷重が22ボ
ンド、リーチが59.1インチ、Model 762 
PUMAは有効荷重が44ボンド、リーチが49.2イ
ンチである。
PUMA700シリーズロボツトは最も苛酷な、最も条
件のきびしい製造環境にあっても長い耐用寿命と最適の
性能が確保されるように、融通性と堅牢さを重視して設
計されている。特定の仕事にどのモデルが好適であるか
を決定するのは顧客が有効荷重を重視するかリーチを重
視するかにかかつている。
リーチの長いPUMA761はアーク溶接やシーラント
注入などのような正確かつ反復的な仕事に好適であり、
他方、PUMA762は高精度の材料取扱い、機械装填
、検査、試験、媒体中の接合及び組立や、重い対象物を
扱う部門に好適である。PUMAロボットが占めるフロ
ア・スペースは極めて狭いにも拘らず、作業範囲が広い
からロボットは複数の機械や加工面に作用することがで
きる。
各軸の運動は増分エンコーダから発生する軸位置フィー
ドバック信号に従ってブラシ付き直流モータによって行
われる。図示のように、リストは3つの関節を具備する
。即ち、矢印21によって示す上/下回転、矢印22に
よって示す左/右回転及び矢印23によって示す第3の
アーム運動をそれぞれ行う。エルボ及びシ町ルダの上/
下方向回転を矢印24.25でそれぞれ示した。最後に
、台座27上での左/右方向アーム回転を矢印26で示
した。
ロボット制御装置 本発明は第1図のロボット20や、ブラシなし直流軸モ
ータ及び絶対位置フィードバックを利用する大型のt]
nimation 860ロボツトを含むその他のロボ
ットを作動することができるロボット制御装置30(第
2図)に係わる。ただし、一般的に、は、ロボット制御
装置30は単独の、またはネットワーク動作する種類及
びサイズの異なるロボットに汎用的に応用することがで
きる。
汎用性であるから、制御装置30は1つのロボット・シ
リーズを作動するように構成することができる。即ち、
本願の出願人であるUnimation社の製造にかか
るすべての液圧駆動または電動ロボット・アームを制御
装置30によって作動することができる。制御装置30
をシリーズのすべてのロボットに使用できるということ
、もっと一般的に言えばその汎用性の決め手はモジュー
ル化すると共にアーム従属ハードウェアの使用を極力少
なくし、モジュール制御構造にアーム従属ハードウェア
が使用されることをできるだけ避けることにある。
制御ループ 第2図にはUNIVALロボット制御装置に利用できる
普遍的な制御ループ構成100の実施例を示した。各ロ
ボット・アーム・ジョイントモータ102はトルク制御
ループ104によって作動される。外側位置制御ループ
106が速度制御ループ108と直列に接続し、速度制
御ループ108はトルク制御ループ104を駆動する。
フィードフォワード加速制御ループ110は加速指令1
12に応答し、トルク制御ループ104の入力にはアー
ム及び負荷慣性114も直接供給される。ロボット・ア
ームは位置制御ループに供給される一連のプログラム位
置指令116を介してロボット・プログラムに従い、制
御ループ1o。
によって作動される。
第3図はUNIVALロボット制御装置に使用できる好
ましい普遍的制°御ループ構成118を示す。この構成
は全デジタル式制御装置として実施するのが好ましい。
本願発明または上記した他の特許出願に開示されている
ような階層構造、多重プロセッサ構造及び浮動小数点ハ
ードウェアを組込めば、採用するモジュール構成に応じ
て32乃至8ミリ秒のサイクル時間で起動サイクルを特
徴づけることができる。
好ましい制御ループ構成118では、位置及び速度制御
ループ120.122がトルク制御ループ124の入力
と並列に接続する。
速度指令はブロック128が受信する位置指令に基づき
ブロック126によって形成される。フィードフォワー
ド加速指令は速度指令に基づきブロック130によって
形成される。フィードフォワード加速制御ループ136
において、参照番号134で示すように慣性計算値(負
荷及びアーム)132が加速指令に乗算される。
速度ループ120においては、この実施例の場合、ロボ
ット制御装置のモジュール構成に応じて8乃至32ミリ
秒ごとに速度指令が発生する。後述する基本的なロボッ
ト制御装置の軌道サイクル時間は32ミリ秒であり、改
良型の軌道サイクル時間は8ミリ秒である。
いずれの場合にも、速度指令発生器138は速度フィー
ドバックパス140における速度フィードバックサンプ
リング速度に対応する1ミリ秒に1回の速度で速度指令
を補間する。図示のように、llnimation86
0ロボツトのための速度フィードバックはタコメータ信
号をコンバータ142によりA/D変換することによっ
て形成される。スケーラ144及びフィルタ146が組
込まれて速度フィードバック回路が完全なものになる。
同様に、位置制御ループ122においてもフィードバッ
クパス150における位置フィードバックサンプリング
速度に対応して1ミリ秒毎に1回ずつ、補間回路148
が位置指令を発生する。Unimation 880ロ
ボツト制御装置の場合、位置フィードバックは絶対量で
あり、速度及び位置フィードバックパス140.150
は(スイッチ151が図示位置を占める状態で)動作す
る。llnimation PUMAロボットに対して
は、タコメータを使用せず、(スイッチ151が他方の
位置へ移行した状態で)ブロック152で示すように増
分位置フィードバックから速度フィードバックが算出さ
れる。
速度誤差はループ156によって供給されるゲインに基
づいて加算器154が形成する。同様に、位置誤差はボ
ックス160によって供給されるゲインに基づいて加算
器158が形成する。速度及び位置の誤差とフィードフ
ォワード加速指令が加算器162において加算される。
ゲインがボックス166に供給されてトルク指令を形成
し、このトルク指令は1ミリ秒毎に1回ずつトルク制御
ループ164の入力に供給される。加算器168はトル
ク指令(モータ電流指令)をフィードバックパス170
からの電流フィードバックと加算することによってトル
ク誤差を形成する。ボックス172がトルク・ループ・
ゲインをトルク誤差に印加し、パルス幅変調(PWM)
出力指令(モータ電圧指令)が電力増幅器174に供給
され、電力増幅器174がロボット・シミインドを動作
させるためのモータ駆動電流を供給する。250マイク
ロ秒ごとに抵抗175から電流フィードバックが発生し
く第7Bi図の詳細なブロックダイヤグラムを参照され
たい)、ボックス178によって供給されるスケーリン
グに基づき、ボックス376によってデジタル信号に変
換される。
一以 下 余 白− ヱ:」」と1塔 ロボット制御装置30の制御ルーピングは複数の電子ボ
ードゝに設けたデジタル制御回路を利用することによっ
て実現する。ボード別に回路を組織し、種々のマイクロ
プロセッサにプログラミングを分担させることにより、
モジュール制御構成を利用してロボット制御能力を高め
ると共に、製造コストを軽減し、汎用を可能にする構成
の可変性及び制御性能レベル選択の融通性を高めること
ができる。
第4図に示すように、制御ボード構成は制御されるロボ
ット・アームのタイプに応じて異なるが、好ましくはす
べての回路を収容するアーム・インターフェース・ボー
ド800を含む。例えば、位置フィードバック回路は制
御されるロボット・アームが絶対位置フィードバックを
採用するか増分位置フィードバックを採用するかに従っ
て異なったものとなる。従って、サイズまたはタイプの
異なる種々のロボット・アームに対応できるデジタル制
御システムを得るには、2種類以上のアーム・インター
フェース・ボード800を使用すればよい。特定のロボ
ット・アームはこのロボット・アームと協働するように
構成されたアーム・インターフェース・ボードの使用を
必要とする。
アーム・インターフェース(AIF)ボード800はま
た、2つ以上のボードと連携するが特に1つのボードと
は連携しない例えばVMEパス制御回路のような包括的
な回路をも収容する。
(パルス幅変調された)制御信号がAIFボード800
から発生して、ロボット・ジョイント・モータにモータ
電流を供給する電力増幅器ブロック150を制御する。
AIFボード800はロボット制御装置30を作業セル
152内の他のロボット制御装置、エリア・ネットワー
ク中のプログラム可能制御装置及びその他の入/出力装
置153、及び統括制御用の高レベル・コンピュータ1
54に外部接続するチャンネルをも兼ねる。
トルク・プロセッサ(TP)ボード600及びサーボ制
御ボード400はあらゆる種類のロボットを対象とする
あらゆるロボット制御システムにおいてAIFボード8
00及び電力増幅器ブロック150と併用される包括的
な回路ボードである。3つの回路ボード400.600
及び800はロボット・アームに対する完全6軸制御を
可能にするから、tlNIVALタイプ及びその他のロ
ボット制御装置の基本的な制御装置構造を形成する。
トルク・プロセッサ・ボード600はサーボ制御ボード
400からの指令に応答してモータトルクを制御する。
サーボ制御ボード400はロボット制御プログラムに従
ってアームの解を求めると共に、位置及び速度制御を行
う。
追加の電子ボードま°たは装置を基本制御装置400.
600.800と接続することによって制御能力及び/
またはシステム機能をさらに充実することができる。例
えば、システム制御ボード500を追加し、サーボ制御
ボード400からアームの解を求めるなどの所定プログ
ラム機能をこのシステム制御ボード500に割当てると
、UNIVAL制御装置はロボット20やその他のロボ
ットを、はるかに迅速な制御作用で、即ち、軌道サイク
ル時間を32ミリ秒から8ミリ秒に短縮して作動するこ
とができる。
制御などを目的とするボード間データ通信はVMEパス
155の多重信号パスを介して行われる。また、トルク
・プロセッサ・ボード600とAIFボード800を接
続する1MXパス156をも設けた。
AIF、TP及びSCMボード及びその他の接続可能な
ユニットに(第3A図には示さない)多重ビン・インタ
ーコネクタを設けることにより、VME及びVMXボー
ド間接続を容易にすると共に、ロボット制御装置30を
構成するためモジュール方式でボードを組立てる作業を
容易にする。外部人/出力接続用として別のコネクタを
AIFボード800に設ける。
ボード回路構造の詳細は後述する。
−以 下 余 白− 多軸ロボットにおける選択可能な加速/減速プロフィル
を  するためのシステム第5A及び6A図に示すよう
に、ロボット制御装置が実施するロボット・プログラム
200Bを作成するのにプログラム・エディタ201B
が使用される。編集プロセスにおいて、ロボット運動、
パラメータ、タスクなどがブロック202Bで示すよう
に規定される。第6A図に示すように、パス・プランニ
ング203Bがロボット・プログラム200Bを実行す
る時に該ロボット制御装置200Bによって行われる。
プログラム・エディタ201Bはブロック204B及び
206Bで示すように、利用可能な加速プロフィル・リ
スト208及び利用可能な減速プロフィル・リスト21
0Bから加速及び減速プロフィルを選択する。
ロボット制御装置はロボット・プログラムが実行される
過程で、選択された加速/減速プロフィルを実現するシ
ステム212Bを含む。システム212Bは電子SCま
たはSCM、TP及びAIF制御ボードの各種素子を含
むロボット制御装置の種々の素子を含む。
基本的なロボット制御装置では、ロボット・プログラム
が50Mボード400の、メモリにロードされる。パス
・プランニング・プログラム203B及び軌道補間プロ
グラム205Bを含むシステム運動ソフトウェア400
Aも50Mボード400に記憶され、ロボット・プログ
ラムに応答し、ロボット・プログラムにおいて選択され
る加速及び減速プロフィルを実現するように実際のロボ
ット運動をプランニングしかつ補間する。
第5A図には破線で示すように性能を拡充されたロボッ
ト制御装置構成の場合、システム制御ボードZOOはロ
ボット・プログラムを受信し、該ボード200はシステ
ム運動ソフトウェアを実行するマイクロプロセッサ回路
を含む。システム制御ボード200は50Mボード40
0における位置/速度制御装置に供給するための位置指
令を発生する。
基本的制御装置構成では、50Mボード400は一般に
サーボ制御管理プロセッサと呼ばれるマイクロプロセッ
サを含み、このマイクロプロセッサは演算コプロセッサ
と協働してシステム運動ソフトウェアを実行し、すべて
のロボット軸に関する位置指令を発生する。サーボ制御
管理プロセッサ及びサーボ演算回路を含むS0Mボード
の位置及び速度制御ルーピングは位置指令に基づいて動
作してTPボード600に対するトルク指令を発生する
TPボード600のトルク制御回路はAIFボード80
0のパルス幅変調器(PWM)に供給される電圧指令を
発生する。PWMは種々のジヨイントモータのパワース
イッチを操作することにより、ロボット工具先端が選択
された加速/減速プロフィルに従って指令された運動を
行うように整合的に”ジヨイントを運動させる。図示の
ように、制御ルーピングのためのフィードバックはAI
Fボード800を介して供給される。
ロボット 乍タイミング制御システム 第5B図に示す実施例では、プログラム・エディタを利
用してロボット制御プログラム202丁を作成し、参照
符号204Tで示すようにロボットを作動するロボット
・コントローラに前記プログラムを記憶させる。プログ
ラム・エディタはロボット動作、パラメータ、タスクな
どを規定するロボッ)・・プログラムをロボット・ユー
ザが書込めるように構成されている。実施例の関連する
Unimatlonロボットを使用してロボット・プロ
グラムを書込む。本発明を利用するには、ユーザがボッ
クス203Tで示すようにロボット・プログラム202
Tにロボット動作の時間指定を記入する。ロボット動作
の制御が完了しなければならない時間としては動作が完
了すべき具体的な時間、即ち、タイムリミツト、例えば
動作完了において超過してはならない最長時間をプログ
ラムに記入すればよい。
第5B図に示したのはロボット制御装置の基本構成であ
り、50Mボード400が最高レベル電子制御ボードで
あり、ロボット・プログラム202Tを記憶し、ロボッ
ト制御装置によって実行されるアーム解をロボット・プ
ログラム202Tから求めるシステム動作ソフトウェア
206Tを実行する。図示のように、ロボット制御装置
はロボット動作タイミング制御を行うシステム205T
を含む。
システム205Tは電子SCM、TP及びAIFボード
の各種素子を含むロボット制御装置の種々の素子を含む
システム動作ソフトウェア206Tは基本的ロボット制
御装置の場合には50Mボード400に記憶されるパス
・プランニング・プログラム207T及び軌道補間プロ
グラム209Tを含むのが普通である。これらのプログ
ラムはロボット・プログラムに記入されているロボット
動作時間指定203Tを実現するように実際のロボット
動作をプランニングし、補間する。
性能を拡充されたロボット制御装置構成の場合、ロボッ
ト制御装置に(図示しない)システム制御ボード200
Tが含まれる。一般に、このような高性能制御装置にあ
ってはシステム制御ボードにロボット・プログラム20
2Tが記憶され、このボードのマイクロプロセッサ回路
が動作ソフトウェアを実行する。その結果、アーム解が
求められ、すべての軸に関する位置指令がSCMボード
に転送され、実行される。
基本制御装置におけるアーム解の実行に際しては、30
Mボード400の動作ソフトウェア206Tが各軸につ
いて形成する位置指令に基づき、各軸に対応する30M
ボード400の位置及び速度制御装置がトルク指令を形
成し、このトルク指令がトルク・プロセッサ・ボード6
00に供給される。各軸と対応するTPボード600の
トルク制御装置がS1Fボード800のパルス幅変調器
(pwM)208Tを作動する電圧指令を発生する。多
軸ロボットに対する連続パス制御を  “するシステム 第5C図に示す実施例の場合、プログラム・エディタを
利用してロボット制御装置が実施するロボット・プログ
ラム200Bを編集する。編集のプロセスにおいて、ブ
ロック202Bで示すようにロボット動作、パラメータ
、タスクなどが規定される。全移動パスを構成する各セ
グメントはロボット工具先端の運動範囲の両端位置、こ
の運動の速度及び加速プロフィルに関して規定される。
第6B図には1つのパス・セグメントの典型的な速度プ
ロフィルを示した。
ロボット制御装置は点間プログラムを連続パス制御下に
実現するシステム212C(第5C図)を含む。システ
ム212cは電子SCまたはSCM、TP及びAIF制
御ボードの各種素子を含むロボット制御装置の種々の素
子を含む。
基本的なロボット制御装置構成では、ロボット・プログ
ラムは30Mボード400のメモリにロードされる。パ
ス・プランニング・プログラム410A及び軌道補間プ
ログラム412Aを含むシステム動作ソフトウェア40
0Aも30Mボード400に記憶され、ロボット・プロ
グラムに応答し、実際のロボット動作を、本発明の連続
パス制御下にロボット動作を円滑化するようにプランニ
ングし、補間する。
プログラムされているパス・セグメント間の動作を円滑
化する際に、システム動作ソフトウェアは連続パス(c
p)円滑化方程式214Cを利用する。好ましくは、方
程式214Cは連続する旋回速度間に円滑度の高いパス
(即ち、位置、速度または加速度に不連続性の高いパス
)を規定する3次以上の方程式を含む。即ち、パス・セ
グメント間の移行に1.2及び3次方程式を使用するこ
とにより、216C及び218C(第6B図)のような
加速不連続性が回避され、円滑化が達成される。
公知の円滑化方法では連続パス移行中、位置及び配向を
補間するのに双曲線関数(2次関数)が利用される。こ
れにより位置及び速度の連続性は得られるが、加速度の
不連続性はそのまま残る。この不連続性はCP移行の始
まりと終りに円滑を欠いたロボット動作となって現われ
る。
本発明は最初と最後の移行点間連続パス・セグメントの
補間に3次方程式を利用する。
この3次方程式は位置、速度及び加速度の連続性を保証
して著しく円滑なロボット動作を可能にする。ジヨイン
ト領域において連続パス穆勤が行われる時、3次方程式
が直接実行される。デカルト領域において3次方程式を
実行しようとすると特殊な困難に遭遇する。
デカルト空間における補間に際しては位置だけでなく配
向も補間しなければならない。位置部分をベクトルとし
て扱い、(3次方程式の係数算出に使用される境界条件
である)移行点における位置及び配向を計算することは
できるが、これと同じことを配向に関して行うことはで
きない。配向はベクトル量として扱うことができず、非
加算的であるのがその理由である。
即ち、XをX方向の移動量、yをX方向の移動量とすれ
ば、 x+y=y+x (デカルト領域) となるが、Oxをy軸を中心とする回転角度;Oyをy
軸を中心とする回転角度とすれば、 Ox+0yf−Oy+Ox (公知の物理法則) である。
本発明は(単なる回転ではなく)ODA基準フレームと
呼ぶ共通基準フレームにおける回転速度を限定すること
によってこの問題を解決する(計算の詳細は後述する)
。ODAフレームは最初と最後の移行点に基づいて算出
される。回転速度はベクトルであるから加算性である。
即ち、Oxをy軸、を中心とする回転角度;Oyをy軸
を中心とする回転角度とすれば、Ox+0y=Oy+O
x 従って、共通のODA基準フレームとの関連における回
転速度の形で境界条件を決定することができ、3次方程
式の係数を算出するためのプランニング・プログラム実
行にこの境界条件を使用することができる。
要約すると、本発明は(加算性の)回転速度を利用して
回転の非加算性という問題を克服することにより、円滑
なロボットCP移行動作を可能にし、特にデカルト領域
における円滑な動作を可能にする。回転速度を特別に計
算されたCDA基準フレーム内において規定し、加算的
に使用することにより実際の回転を演鐸する。次いで3
次方程式・を利用することによって位置及び配向の双方
を算出することができる。
第5C図に破線で示す性能を拡充されたロボット制御装
置構成では、システム制御ボード200がシステム運動
ソフトウェアを実行するためのマイクロプロセッサを含
み、ロボット・プログラムを受信する。システム制御ボ
ード200はSCMボード400の位置/速度制御装置
に供給される位置指令を発生する。
軸ロボット用曲線合 パス制御システム第5D図に示す
他の実施例では、プログラム・エディタ202Bを利用
して、ロボット制御装置によって実行されるロボット・
プログラム200Bを編集する。編集プロセスにおいて
、ブロック202Bに示すように、ロボット運動、パラ
メータ、タスクなどが規定される。
プログラム・エディタ202Bは曲線あてはめ技術を利
用して弯曲パスを規定する能力をも含む。一般に、円弧
方程式及びスプライン方程式を組合わせることにより、
いかなるパスをも数学的に規定することができる。即ち
、ブロック204S及び206Sで示すように、プログ
ラマは先ず、所期の弯曲パスに沿ってロボット工具先端
を移動させるのに必要な円弧及びスプライン方程式の組
合わせを求める。好ましい実施例では、ロボット制御装
置が3次までの多項式関数を含むスプライン関数に基づ
く指令を実行する。
用途によっては、ロボット・ユーザが必要とする円滑度
を得るために3次以上の多項式関数を使用しなければな
らない場合もある。
本発明の他の実施例では演算速度が許す限り、高次の多
項式関数を使用することができる。
方程式を規定したのち、プログラマは各アーク方程式ご
とに係数をそれぞれに求める。
これらの方程式パラメータがプログラム・エディタ20
2Bに記入され、編集されるロボット・プログラム20
0Bに反映される。
ロボット制御装置はロボット・プログラムが実行される
過程でパス制御を行うシステム212Bを含む。システ
ム212Bはロボット制御装置の種々の素子、特に電子
SCまたはSCM、TP及びAIF制御ボードの種々の
素子を含む。
基本的なロボット制御装置構成の場合、ロボット・プロ
グラムがSCMボード400のメモリにロードされる。
パス・プランニング・プログラム410A及び軌道補間
プログラム412Aを含むシステム運動ソフトウェア4
00AもSCMボード4ooに記憶されてロボット・プ
ログラムに応答し、実際のロボット動作をプランニング
し、かつ補間することにより、ロボット・プログラムに
設定さレテイるパス決定方程式パラメータを実施する際
にパス制御を行う。
一以  下  余  白− Zムニ互I動ソフトウェア ロボット位置指令はシステム・レベルにおける運動ソフ
トウェアによって形成される。
具体的なロボット制御装置の場合、システム運動ソフト
ウェアはSCMボード400に組込まれている。
iaA図に示すように、システム運動ソフトウェアはパ
ス・プランニング・プログラム203B及び軌道補間プ
ログラム205Bを含む。この実施例の場合、好ましく
は本願出願人のプログラミング言語VALによるプログ
ラム・エディタを使用してユーザが編集したロボット・
プログラム200Bがプログラムされているパスに沿っ
たロボットの行先点、及びロボット動作に関するその他
のリクエスト及び規定を決定する。即ち、プランニング
及び軌道プログラムがシステム・レベルで動作すること
により、ロボット・コントローラによるロボット・プロ
グラム実行を可能にするようにロボット・プログラム出
力処理する。
従って、複雑なパスがプログラムされている場合、ロボ
ット・ダラムは補足的な中間パス・ポイントを含むのが
普通である。さらにまた、ロボット・プログラムは工具
先端の速度、加速度及び減速度の最大%を規定すると共
に、パス制御のタイプ、即ち、連続か点間かを規定する
プランニング及び軌道プログラムは内部ボード・メモリ
、好ましくはEFROMに設けるか、あるいは使用の際
にフロッピ・ディスクなどの記憶手段から包括ボード・
メモリヘロードすればよい。ユーザ・ロボット・プログ
ラムは使用時にボード・メモリにロードされる基本的な
ロボット制御装置の場合、システム運動ソフトウェアは
SCMボード400に組込まれ、性能を拡充されたロボ
ット制御装置の場合にはシステム制御ボードに組込まれ
る。その他の方式を採用してもよいことはいうまでもな
い。
プランニング・プログラム203Bは需要に応じて、即
ち、ロボット・プログラムから新しい行先点が受信され
るごとに作動される軌道プログラム205Bはシステム
・サイクル速度、即ち、好ましい実施例では引用特許出
願などにも記載されているようなロボット制御システム
の構成に応じて32.16または8ミリ秒に1回の速度
で周期的に作用する1、プランニング・プログラム 基本的には、ロボット工具先端が現在位置から指令行先
まで移動する態様を規定するためにロボット制御装置が
実行するのがプランニングである。従って、プランニン
グ・プログラムはロボット・プログラムによって規定さ
れる運動の各セグメントについて、加速、流向及び減速
の時間プロフィルを形成する。
MTA図に示すように、プランニング・プログラム20
03Bはブロック410Aで記入され、各セグメントに
おける運動タイプを判定し、この運動タイプに従ってセ
グメントの時間プロフィルを算出する。
従って、ブロック414Aは湾曲パスの形のデカルト運
動が規定されているかどうかを判定する。もし規定され
ているなら、ボックス416Aは(この実施例の場合な
ら3次までの多項方程式である)スプラインあてはめ方
程式及び/または円弧方程式を利用してパス沿いの移動
距離を算出する。次いでブロック418Aが選択された
加速及び減速プロフィル(この実施例では方形波、正弦
波、他の実施ではその他の値またはプロフィル)を利用
してデカルト空間における加速、旋回及び減速時間を算
出する。
一般に、この実施例のソフトウェア構成はユーザ需要に
応じた広範囲の加速/減速プロフィルに対応できる融通
性を持っている。
下記方程式を利用して時間T、、T、及びTdを計算す
る。
正常なデカルト運動のta、t、、t、計算: UNIVALを利用してユーザが乍記要素を規定する: 速度係数=最大速度に対する0−1正規化スケーリング
; 加速係数=最大加速度に対する。−i正規化スケーリン
グ; 減速係数=最大減速度に対する。−i正規化スケーリン
グ。
”短”運動か”長”運動かの試験: dtata r<(da”dd)なら”短”運動、さも
な番すれば”長”運動。
短運動: t、  −ta・[dtota1/(da  +  d
d)]””1、− 1d・[dtota+/(da  
”  da)]”]2t、− 長連9: tl  ・  (dtota 五−dll  +  d
d) /(速度係数X最大速度) 1、   =  加速時間 1d=  減速時間 d、   =  加速中のB勤距離 dd=  減速中の移動距離 dtotal   ”  総移動距離 1、   =  旋回時間(定速度) 湾曲パス運動が指令されていなければ、ブロック420
Aは直線上のデカルト運動が規定されているかどうかを
検出する。直線運動の場合、工具先端はデカルト空間内
を直線に沿って移動し、現在位置と旋回位置との間の最
短距離を移動する。直線運動はジヨイント移動の方が速
いため2点間の最も速い運動でない場合があり得る。直
線運動が必要かどうか、いつ必要かは用途に応じて異な
る。
湾曲パス移動の場合と同様に、直線移動が指令されてい
る場合、デカルト空間における移動距離が計算され、ブ
ロック422Aが上記式を利用して直線距離を算出する
最短時間で工具先端を点から点へ8勅させたい時にはジ
ヨイント移動が利用される。ただし、想定される移動域
に障害物が存在するならジヨイント移動は回避する。ジ
ヨイント移動においてはすべてのジヨイントを整合移動
させることによって、工具先端のパスに関係なく最高速
の工具先端移動を達成する。
ボックス424Aはジヨイント移動を実行すべきかどう
かを判断する。もし実行すべきなら、ブロック425A
がこのジヨイント移動に関連してすべての軸の終点ジヨ
イント角度を計算する。次に、それぞれの軸ごとに行先
ジヨイント角度と現在ジヨイント角度の差を求めること
によってジヨイント空間におけるジヨイント距離を計算
する。こうして各ジョインドのジヨイント移動が達成さ
れる。
同様に、ブロック426Aは湾曲パス及び直線6勤に際
してのジヨイント空間におけるジヨイント距離を計算す
る。次いでブロック428Aが選択された加速/減速プ
ロフィルを利用してジヨイント距離からジヨイント空間
における加速、旋回及び減速時間を計算する。即ち、各
ジヨイント移動の時間プロフィルを求める。この計算は
(湾曲または直線)デカルト運動の場合、ブロック41
8Aにおけるチェックとして行なわれる。なぜなら、た
とえプランニングされた工具先端の移動が所定の限界以
内であっても個々のジヨイント移動が所定限界からはみ
出すことがあり得るからである。
従って、ボックス430Aは必要に応じてジヨイント限
界に従って時間プロフィルを修正するためにジヨイント
の加速、旋回及び減速時間にいかなる制限を課すべきか
を判断する。特定ジヨイントに対する最長制限時間をす
べてのジヨイントに対する、即ち、全体としての運動に
対する制限時間として設定する。時間制限の設定に際し
ては、制御されるロボットの加速/減速(トルク)及び
速度能力を利用する。
移動時間がユーザによって規定されるというロボット制
御装置の特徴(即ち、プログラム時間移動)、及びプロ
グラム時間移動がジヨイント時間プロフィル演算に組込
まれる(ブロック430A)態様については後述するユ
ーザによって連続パス制御が指令されていることをボッ
クス432Aが確認すると、ボックル434Aは現時移
動セグメントに次の移動セグメントを円滑に連続させる
ために使用すべき連続パス係数を計算する。連続する移
動セグメントの旋回間の移動を円滑化する際に、ボック
ス434Aは速度変化における不要な減速/加速をほと
んど解消する。
肌臣11 空間内の位置及び配向はすべて同時変換Tで表わすこと
ができる。
「 = 法線ベクトル O; 配向ベクトル r + アプローチ・ベクトル ベクトル五、8及び盲は配向を表わす。同時変換の詳細
については、Paul著“Robot Manipul
ators、Mathematics Program
ming and C。
ntrol”を参照されたい。
配向補間: 配向補間は直線パス、円弧パス、スプライン・パスの相
違に関係なく、デカルト空間運動に広く利用される。
位置補間は所定の直線または曲線をたどるように起点か
ら終点までのX s :J s Z位置を補間するだけ
である。4角法を利用する配向補間は下記のように行な
われる: T1は6動開始における同時変換を表わしT2移動終了
における変換を表わす。
T+ =n+ + O+ *  at * P+T2=
π2.υ2.盲2.シ2 配向をT1からT2に変えるため、ベクトルo1及びa
lに垂直な単位ベクトルであるベクトルTを規定する。
第1ベクトル8.をベクトルTを中心に回転させてベク
トル−02と合致させ、次いで貰、を盲2を中心に回転
させてベクトルW2と合致させる。これらの回転を加速
させるのに必要な2つの角度はTベクトルを中心とする
θ、及び終点a(またはa2)ベクトルを中心とするθ
、である。起点及び終点においてファン角度が規定され
る。(θ1→θ4)起点及び(θ1−θ4)終点。
θ、起点 = θ、終点 θ2起点 = 02終点 θ2; θ、終点−〇、起点 θ1− θ4終点−θ4起点 rX θ、 m tan−’  − y rま ただしC,=Co、θ1 sl=sinθ 2つのデカルト・パス・セグメントを融合するには3次
多項関数を使用する。下記変数に対応する6つの多項関
数がある。
−位置 1、x 2、y 3、  z −配向 4、ベクトルCを中心とする回転角度 5、ベクトルafを中心とする回転角度6、ベクトルd
を中心とする回転角度 これらのベクトル変数がすべての配向速度ベクトルをマ
ツプすることのできる配向基準フレームの基礎を形成す
る。基準フレームを第6C図に示した。
各多項方程式の4つの係数を計算するには、4つの境界
条件十移動時間を計算しなければならない。境界または
移行点は第1セグメントの減速起点及び第2セグメント
の加速終点である。
x、y、z位置に対応する4つの境界条件は下記の通り
ニ ーx (0) 、 y (0) 、 Z (0)は移行
起点において計算され; −x (1)、 y (1)、 z (1)は移行終点
において計算され; −x (0)、 y (0)、 z (0)は第1セグ
メントに関するパス単位janベクトル *“S”速度
パス長の成分として計算され;−x (1)、 y (
1)、 z (1)は第2セグメントに関するパス単位
tanベク)・ル *″S′速度パス長の成分として計
算される。
θ1、θ。、θ、配向角度に関する4つの境界条件は下
記の通り; 一〇a  (0)=0.θc (0)=0゜θd (0
)=0゜ 一θa(i)”o、θC(t)=O1 θd (i)−0゜ 一〇、(1)、θ、(fl)、θd(It)は[c、d
、a]フレームにマツプされ るw、(0)、wa (0) 一″”e−(fl )、 ’f9c(u )、 ”E3
d(旦)は[c、d、a]フレームにマツプされ るw−(fl )、 Wa  (1) 一般に係数の解は下記の通りである; a0=r (0) A1・r(0)+タイムインターバル a2−−3r (0)+3r (1)−r (1)傘タ
イムインターバ1しa3−2r(0)−2r(1)+r
(0)*タイムインターバル◆r(1)傘インターバル −”−r(S)’aQ+als+a2s2+a3s’ 
 for  smo  +4 1連続パス円滑化演算が
完了するか、または連続パス円滑化が不要なら、ブロッ
ク4326Aがプランニング・プログラムの実行を終了
させる。
2、軌道プログラム 軌道プログラム412Aは次のシステム・サイクルのジ
ヨイント位置を形成するため各システム・サイクル中に
実行される。一般に、軌道プログラム412Aはそれぞ
れの後続システム・サイクルに関して、この後続サイク
ル完了時における各ジヨイントの合計移動距離を計算す
る。後続”S”は距離計算に際して算出される。従って
、Sは正規化パス長(o−Hにおける総移動距離の%で
表わされる合計圧*<S>である。
次のシステム・サイクル中に実行されるロボット軸位置
指令を提供するため、新しい1組の補間終点が形成され
る。即ち、ユーザが規定するセグメント6動全体が(こ
の実施例では32.16または8ミリ秒の長さを有する
)各システム・サイクルにおいて順次実行されるサイク
ル6動に細分される。
新しい位置指令はS演算及び運動のタイプに基づいて形
成される。位置指令の実行に際しては、サーボ制御装置
が各システム・サイクルを、ジヨイントごとに等距離W
3動が行われるミリ秒・インターバルに分割することに
よってリアルタイム補間をも行う。
第7B1図のフローチャートに示すように、ブロック4
40Aは先ず次のシステム・サイクルみ関して距離計算
を行なう。即ち、Sが計算される。ボックス442Aに
おいて、運動のタイプが判定され、このタイプに対応す
る補間演算が実行される。
具体的には、所定のパス移動が指令されているかどうか
をブロック444Aが判定し、もし指令されているなら
、ボックル446AがS距離係数、スプラインあてはめ
方程式(3次までの多項方程式)及び円弧方程式を利用
してデカルトX、Y、Z、O,A及びT補間を演算する
。O,A及びT座標は工具先端の配向を角度で表わす。
一般に、種々のタイプのパス移動に関する補間演算にお
いて、S係数は次のシステム・サイクルで達成される総
指令移動量に占める部分を各軸について計算する際の%
乗数として作用する。
ボックス448Aは連続パス移動が指令されているかど
うかを判断し、もし指令されているなら、ボックス45
0AがS距離係数及び記憶連続パス係数を利用してX、
Y、Z。
0、A及びT補間を演算する。記憶連続パス係数は連続
するパス・セグメントにおける異なる旋回値開の円滑移
行を達成するのに利用される方程式において使用される
軌道制御中に、位置/配向設定点が下記のように演算さ
れる。
r(s)+++ao+als+a2s’+a3s3次い
でデカルト位置/配向が他のデカルト・パス・セグメン
トの場合と同様にジヨイント角度に変換される。
ブロック452Aにおいて、直線移動が指令されている
かどうかが判断される。もし指令されているなら、ボッ
クス454AはS距離係数及び直線方程式を利用してX
、Y。
Z、O,A及びTの補間演算を行う。
ボックス456Aにおいてジヨイント運動が検出される
と、ブロック458AはS距離係数を利用してすべての
ジヨイント角度について補間演算を行う。連続パス移動
か直接移動かに関係なく、ボックス460Aは規定され
ているパス移動に応じてデカルト補間をジヨイント角度
に変換する。ジヨイント角度への変換はアーム解を表わ
し、ロボット・アームの運動学的要素、具体的には種々
のリンクの長さや回転軸間の角度に基づいて行われる。
ブロック462Aは補間されたジヨイント角度指令を、
サーボ制御装置464Aによって種々のロボット軸に供
給される1組の位置指令として作用するエンコーダ・カ
ウントに変換する。エンコーダ・カウント変換はエンコ
ーダの分解能、ギヤ比、及びジヨイント間の機械的カプ
リング(リスト・ジヨイントだけがカプリングされるの
が普通である)を反映する。
S演算を第7B2図のフローチャートに詳細に示した。
ブロック441Aは先ずシステム・サイクル・カウンタ
を増分する。次いでブロック443Aが現時サイクル・
カウントを、現時パス・セグメントに関してプランニン
グ・プログラムで計算された時間プロフィルと比較する
。このようにすれば、工具先端が現時点において位置す
るセグメント部分(加速、旋回、減速)が求められ、従
って、S演算のための適用可能な加速度、旋回または減
速値が得られる。
サイクル・カウントがセグメント時間以上であることを
ボックス445Aが検出すると、ブロック447Aによ
ってSが1にセットされる。ボックス449Aによって
加速セグメント部分が検出されると、ブロック451A
が加速度方程式を利用することによってSを算出する。
同様に、ブロック453Aが旋回セグメント部分を検出
すると、ボックス455Aが旋回方程式を利用してSを
算出する。
加速、旋回及びセグメント終端ブロック445A、44
9A及び453Aが否定されると、ブロック457Aが
減速度方程式を利用してSを算出する。次いでS演算ル
ーチンが完了し、軌道プログラム実行がブロック444
Aに戻る。
一以 下 余 白− ロ ロ゛ 減速プロフィル構成 既に指摘したように、ロボット・アーム動作に適用され
る加速及び減速プロフィルをロボット・ユーザが変化さ
せることができるように構成することによって種々の利
点が得られる。ロボット制御装置はロボット・プログラ
ムの書込みにロボット・ユーザが利用できる加速及び減
速プロフィル・ライブラリーを含むように構成されてい
る。本発明のこの実施例では、2つの加速/減速プロフ
ィル、即ち、方形波プロフィル及び正弦波プロフィルが
含まれる。
可変加速/減速プロフィル形成は第7A図のプランニン
グ・プログラムに関連して述べたパス・プランニングに
組込まれる。第8A図のフローチャートは可変加速/減
速プロフィル形成を実行するロボット制御装置を構成す
るために軌道プログラムを編成、実行する態様を詳細に
示す。
従って、軌道補間中に移動するパス長の百分率Sを演算
する際に、加速及び減速分岐ブロック449A、453
Aは、現時パス・セグメントのプロフィル、即ち、選択
された加速または減速方程式を求めるブロック449P
、453Pにそれぞれ到達する。この実施例では、ロボ
ット・プログラムに方形波プロフィルが選択されている
なら、加速中のS演算にボックス451Pが方形波加速
方程式を利用する。ブロック452Pはもしロボット・
プログラムに正弦波方程式が選択されておれば、正弦波
方程式を利用する。
減速中にSを演算するには、もし減速に方形波方程式が
選択されているならブロック454Pが方形波方程式を
利用し、もし減速に正弦波方程式が選択されているなら
ブロック455Pが正弦波方程式を利用する。
利用される方程式は下記の通り: 就11旦羞 一方形波プロフィル S = t /(ta*(2傘tsla+td)−正弦
波プロフィル 一方形波プロフィル S  =  ((2中ts+ta+td)−((tt−
t) **2/ld) )/ (2*ts+ta+td
)−正弦波プロフィル ただし: y−(t−tt+td) 1亘立旦羞 S  =  (2*t−ta)/(21tS+ta+t
d)ただし: ta−加速時間 td−減速時間 ts=旋回時間(定速) t=現在時間 tt=  (ta+ts+td−t) pi= 3.1417 第9A及び9B図のグラフはそれぞれ方形波プロフィル
及び正弦波プロフィルを示す。
下方の符号“a′″は加速時間、′S″は旋回時間、“
d”は減速時間を表わす。図示のように、正弦波プロフ
ィルは連続性を有し、方形波プロフィルは不連続性を有
する。ただし、正弦波プロフィルの導関数もまた不連続
性を有する。比較的複雑なプロフィルを使用すれば、高
次導関数でも不連続性を解消できる。従ってロボット・
ユーザは利用できる種々のプロフィルの種々のプロフィ
ル導間a次元の不連続性がロボット性能にどの程度影響
するかを判断し、ロボット動作に望まれる円滑度を実現
するプロフィルを選択すればよい。
方形波プロフィルが正弦波プロフィルたを選択する際に
、ロボット・ユーザは下記の要因を考慮すればよい。
方形波プロフィル− 長所−ビーク加速/減速が極めて低いから極めて高速度
の運動を可能にする。
短所−8第2導関数が不連続であるため、サーボのパス
追従を困難にし、その結果、ロボットに強い力が作用す
る。
正弦波プロフィル− 長所−8が連続的であるから、サーボが追従し易いパス
を提供し、ロボットにかかる応力を小さくする。
短所−ピーク加速/減速が比較的高いため、移動時間が
比較的長くなる。
パス・タイミング制御 パス移動のタイミングをプランニングするため、プラン
ニング・プログラムはその詳細を第8B図に示すように
構成されている。
プログラム記入後、ブロック411Tは時定動作がロボ
ット・プログラムによって規定されているかどうかを判
定する。もし規定されていなければ、また、もしブロッ
ク412Tがデカルト運動を指示すれば、ブロック41
3Tにおいて弯曲パス6動及び直線移動についてデカル
ト・パス長が計算され、ブロック414A、420Aな
どに関連して既に述べたように、加速時間Ta、減速時
間Td及び旋回時間Tsがブロック415Tにおいて計
算される。もし運動がブロック424Aで示すようにジ
ヨイント運動なら、前記ブロックに関連して既に述べた
ように、ブロック426Aにおいてジヨイント距離が計
算される。
ブロック411Tによって時定動作が検出されると、ブ
ロック417Th(Ta%Td及びTsのユーザ規定値
から速度、加速及び減速を計算する。
時定デカルト運動に関する加速、減速、旋回速度の計算
は下記の通りである。
この運動に関するユーザ規定ta、 td、 ts;【
α 旋回速度−Vs ジヨイントモータの既知の物理的限界を超過しないかど
うかについて加速、減速、旋回速度をチェックする。
ta=加速時間 td=減速時間 ts=定速度時間(旋回時間) Vs=“S″ (パス長)領域に おける速度 次イで、ブロック426Aがジヨイント距離を計算し、
既に述べたようにプログラム実行が続く、プランニング
されたパスが実行されると、ロボット・アームが規定パ
ス時間でパスを通過する。ロボットの物理的限界を超え
るであろうとプランニング・ブ・ロックが判断すれば、
移動時間が修正されてロボット限界以内の運動プロフィ
ル(加速、旋回、減速)が得られる。
弯曲パス移動のプログラミングの詳細を第80及び8D
図に示した。工具先端配向及び速度のために入力及びス
プライン及び円弧運動のためのロボット・プログラムへ
の入力は下記の通りであるニ スプライン−多項係数、スプライン・パス・セグメント
長: 円弧−3−ポイント、現在位置くシステムから)。
プランニング・プログラム(第8C図)においては、ブ
ロック416Aはスプライン・パスカ七規定されている
かどうかを判定するデシジョン・ブロック431Sを含
む。もし規定されているなら。ブロック433Sが図示
のように多項式からパス長を計算する。もし規定されて
いないなら、ブロック435Sが図示のように円弧パス
長計算を行う。
軌道アルゴリズム(第8D図)においては5ブロツク4
46Aがスプライン・パス6動が規定されているかどう
かを判断するためのデシジョン・ブロック441Sを含
む。もし規定されているなら、図示のように、計算され
た△Sから増分距離ΔUが算出される。
利用される方程式が適正なのは限界△s−Oの場合に限
り1、繰返えし利用することによって所要の増分距離Δ
Uに収斂する。
次いでUwU+ΔUに基づいてデカルト位置x、y、z
を計算する。
円弧移動が規定されている場合には%パス長“S”を利
用して新しい角度を計算する。
次いで新しいサイクルに基づいてデカルト位置x、y、
zを計算する。
CIRCllLARPATI(機内 C1rcular PathはLINIVALユーザが
ロボット工具先端が辿る円弧パスを規定することを可能
にする。その上、工具先端の配向を規定し、実際の円形
パスに関連させることができる。“円形パス”は下記の
形で表わされる連続曲線の(正しい、または正しくない
)連続サブセットを意味する。
(X+Y)* (X−Xc)+ (Y−Yc)* (Y
−Yc) −Radius*Radfusこの方程式に
おいて、X及びYは基準フレームにおける日子面内のデ
カルト位置を表わす。
工具先端位置は規定されている円形パスに沿って補間さ
れるだけであるが、円形パスに沿って工具先端は多様な
配向を有する可能性があり、その1つがユーザによって
規定される。想定される配向は下記選択の組合わせによ
って決定される: 1、配向補間か定配向か。前者の場合、2つの規定配向
間で配向が線形補間され、後者の場合、全円形パスに亘
って配向が一定に維持される。
2、全域(World)フレーム配向か局部(Loca
l)フレーム配向か。前者の場合、W。
rld基準フレームに基づく配向となり、後者の場合、
Local基準フレームに基づく配向をなる。
3、ラップ(wrap)配向か非ラツプ(No Wra
p)配向か。前者の場合、休止中、配向がaベクトルを
中心に回転可能であり、後者の場合、aベクトルを中心
に回転不能で ある。
円形パスの長さは計算することができ、デカルト直線運
動の場合と全く同様に“S”プロフィルをこの長さにあ
てはめる。従って、工具先端はパスに沿って定速まで加
速し、次いで終点で停止するまで減速することができる
。円形パスとの間で連続パス(ContinuousP
ath)’を実施すればよい。境界条件はデカルト直線
運動の場合と全く同様に8行点において計算すればよく
、同じCPアルゴリズムが使用される。 。
円形パスのプランニングに利用できるデータは下記のよ
うな4つのtlNIVAL場所と3つの配向スイッチで
ある。
1.場所1−先行パス・セグメントのプランニングされ
ている最終場所として得られる円形パスの開始場所。
2、場所2−円を規定するのに利用され、円形パスに沿
って比較的遠い位置を占める点。
3、場所3−円を規定するのに利用され、円形パスに沿
って比較的近い位置を占める点。
4、場所4−円形パス終点を規定する点。
必ずしも円周状に位置しなくてもよい。円と、この点を
円の中心と結ぶ線との交差点がパス終点である。
5、  ”INT  CON”配向スイッチ−補間され
た配向または一定初期配向を規定する。
6、“WORLOG”配向スイッチ−Worldフレー
ム配向またはLocalフレーム配向を規定する。
7、“WORNWRP”配向スイッチ−Wrapまたは
No wrap配向を規定する。
指定場所を有する円形パスを第9c図に示した。
規定された円形パス沿いの位置発生は2次元空間中に円
形パスを規定し、次いで2−D形をWorld座標で表
わされる3次元空間に変換することによって達成される
。このような2−D系A第9D図に示すように規定され
る。
従って、軌道は下記のように円形パス沿いに点を発生さ
せる。
X sra Radeus*fl:os (ANGLE
)+Y (:enterY = Radeus*Sin
 (ANGLE)+Y CenterANGLEを(I
nitial  Angle)から(Initial−
Angle+Total−八ngle)まで変化させ、
次いでCBASE変換によって2−DX、Y点をWor
ld内ヘマップすればよい。
従って、プランニングにおいて下記の2−0間特性が算
出される。
1、初期円弧角 2、総角変位 3、円の中心 4、円の半径 5、 (:BASE変換 配向 配向け“4角”法によって補間される。即ち、配向を補
間しなければならない場合、初期及び最終配向を求める
ことによって“4角”法に必要なデータを算出する。
Localフレーム配向はWorldフレーム配向を2
つの成分に分ける分かれ目である。
1 、 World/Local フレーム(Loca
lフレーム)2 、 Local/Tool配向 ただし、World配向は World =World/Local * Loca
l/Too1局部フレームはパスの幾何的条件によフて
規定されるから、円形パスに沿って変化する(第9C図
の矢印は移動方向を示す)。瞬時局部フレーム“0”ベ
クトル(配向ベクトル)はパス接線の方向である。“n
″ベクトル法線ベクトル)は0”ベクトルと直交するパ
ス法線の方向に向くベクトルである。
“a”ベクトル(アプローチベクトル)は“O″′及び
“n″ベクトルOxn)のベクトル積として規定される
No Wrap配向オプションはベクトルを中心とする
回転をなくするように配向を変える。
これは円の現時角度に比例する角度だけベクトルを中心
に回転させることによって達成される。この角度に先ず
正、負またはOdの“ ・符号“因数を乗算する。
一以 下 余 白− ≦パスのプランニング 鳳−1 円形パスのプランニングは下記ステップを踏んで行われ
る。
Worldから日子面Z−0(第9D図)への変換は下
記のように計算される。
CBASE−FRAME(Pi、Pl、P3.Pi)円
を限定する点を2−Dヘマッピング する。
P−20−(:BASE  rNVER5EIP−3D
ただし、(:BASE INVER5EはCBASE変
換の逆光である。即ち、[CBASE] [5base
  INVER5EI ・[11一単位行列。
CBASE  INVER5Eは下記のように計算され
る。
y=す=盲=貰= (注:xc、yc規定) 円中心の位置は下記の通り: 1、円中心がX−Pl、X/2線上に位置する。
2、円中心がPl及びP3を通る線と直交し、かつ点(
P3.X/2.P3.Y/2)を通る線上に位置する(
第9D図) この線を表わす方程式は Y−−(P3.X/P3.Y)IX+ (P3.Y*P3.Y+P3.X*P、3.X)/(2
*P3.Y)3、円中心がこの2つの直の交差点上に位
置する。
即ち、中心X−P2.X/2 中心 Y−(P3 、X−Pl 、X) *P3 、x
/ (2*p#>y!l+P3 、°Y円の半径は 半径−5QRT (中心X申中心X◆中心Y*中心Y)
初期角度は INTIAL−^NGLE=tan−1(中心、Y、中
心、x)最終角度はP4から FINAL    ANGLE− tan (P4 、Y中心、Y) (P4.X−中心、
X)総移動角は TOTAL  ANGLE− FINAL    ANGLE−INITIAL   
 ANGLE配  向 Worldフレーム配向が規定されている場合には初期
配向及びPlの配向を利用して配向補間データを算出す
る。Localフレーム配向が規定されている場合には
パスの起点及び終点におけるLocalフレームが計算
される。初期及び最終Local/Tool配向を計算
し、これに基づいて配向補間データを算出する。一定初
期配向が規定されているなら、補間データは使用されな
い。No WRAP配向が規定されている場合には、゛
初期aベクトルを検討することにより、上向きか、下向
きか、または日子面Z−0に沿っているかを確認する。
匹胆益区工」 位  置 軌道プログラムが下記ステップを踏んで円形パス沿いの
点を計算する。
パスに沿った角度は下、記のように計算される: ANGLE−INITIAL    ANGLE+ ″
S’*TOT八L   AへGLEただし、“S”は発
生器によって算出されるパス沿いの正規化距離。
次いで2−D位置を計算する: X−半径*Cos (ANGLE)十中心、XY−半径
申5in(ANGLE)十中心、Y2−D位置をCBA
SHによってWorldに変換する: 配向 軌道プログラムが下記ステップを踏んで円形パス沿いの
配向を計算する。
Worldフレームが規定されているなら、配向補間デ
ータを評価することによりRtoolorld 配向を求める。Local フレーム配向が規定されて
いるなら、配向補間データを評価するこtool とによってR配向を求める。
World Localフレーム配向が規定されているなら、Wor
ld/Localフレームを計算し、1ltorld/
loo l配向を求める。
Rtool    Local     tool= 
R World    World ”  RLocalた
だし、 R”cal=  World基準フレームに基づくWo
rld Localフレームの配向 Rto”  =  Local基準フレームに基づくL
ocal 工具先端の配向 ”01−  World基準フレームに基づくRWor
ld − 工具先端の配向 no wrap配向が規定されているなら、新配向aベ
クトルを中心に円弧角度だけ回転させる。
巴」紅へ2C旦 デカルト運動はそのタイプに関係なく同じCアルゴリズ
ム、即ち、多項方程式を利用して移行点におけるパス・
セグメント境界条件に合致する。従フて、円形パスにつ
いては、境界条件だけを計算、すればよい。境界条件は
下記の通り: 1 、 X、Y、Z位置−規定された8行点において円
形パスを評価することによって位置を計算する。
2、 X、Y、Z速度−速度は下記のように計算する: 速度;1パス接線1申旋回速度 3、配向−規定されている8行点における配向を評価す
ることによって配向を計算する。
4、配向速度−配向オプションに基づいて適用されるな
ら第9E図に示すベクトルを加算することにより配向速
度を計算する。
弯曲バズ−スプラインあてはめ 機能 スプライン・パスの場合、UNIVAL↓−ザが、ロボ
ット工具先端によって追従されるスプライン・パスを規
定することができる。さらに、工具先端の配向を規定し
、これらの実施例の“スプライン・パス”とは境界条件
が一致する一連の3次多項式である。
規定されたスプライン・パスに沿って工具先端位置を補
間するだけであるが、スプライン・パス沿いの工具先端
配向には多様の可能性があり、その1つがユーザにより
て規定される。工具先端配向の可能性は下記選択の組合
わせの数だけ考えられる。
1、配向補間か一定配向か。前者の場合には2つの特定
配向間で配向を線形補間し、後者の場合には全円形パス
に亘って配向を一定に維持する。
x (u) 、y (u) 、 Z (u)。第9F図
との関連で適用できる方程式は r (u) −aO+al傘u+a2傘u*u+a3*
u*u2、パス・セグメント長は下記のような積分に相
当する。
(x鴇*xx(u)+y(u)*y(u)+z(uDz
(u))’duそれぞれのスプライン・セクションごと
に1つの長さがある。
3 、 Localフレーム“n”ベクトルを利用して
Local フレームを限定する。
4、INT  CON”配向スイッチ−補間配向または
一定初期配向を規定する。
5、“NORLOじ配向スイッチ−World  フレ
ーム配向またはLocalフレーム配向を規定する。
位  置 パス全長は個々のセクション長を加算することによって
計算される。パスの1次空間導関数はプランニングにお
いては計算されない。
“S″プロフイルパス全てにはめる。
軌道プログラムの過程では、U=Sとセットしてx (
u) 、y (u) 、z (u)を演算するために“
S”値を利用することはできない。一般的な多項式では
、Uは正規化パス長に比例しない。従って、特定のSに
対応するUを求めるためのアルゴリズムを利用しなけれ
ばならない。簡略な形で表わすと、このアルゴリズムは
du= l d/duy (u)  l *dsただし
、“11″は包括されているベクトルの大きさの標記符
号である。この方程式は即時方程式の有限近似式である
。即ち、ds→Oの限界内で方程式は正確である。ds
は0がなることはないから、方程式を反復使用すること
で所要の増分距離(パス長ではない)に近づく。
配  向 “4角”法により配向を補間する。即ち、配向を補間し
たければ、初期及び最終配向を求めることによって“4
角”法に必要なデータを算出する。
Localフレーム配向はWorld配向を下記2つの
成分に分離する分かれ目である。
L0cal=WO「1d基準フレームニ基ツ<1°RW
orld Localフレームの配向 tool 2−  RL OCa 1 =L o c a l基準
フレームに基づく工具先端の配向 ただし、World基準フレームに基づく工具先端の配
向は、 tool    Loca l    tool”R*
RLocal RWorld    World Localフレームはパスの幾何的条件によって規定さ
れるからスプライン・パスに沿フて変化する。Loca
lフレーム″0″ベクトルとはパス接線の方向である。
nベクトルはユーザによって規定される。“a”ベクト
スは(nXO)から規定される。次いで“n”ベクトル
が(Oxa)によって再規定される。
スプライン・パスのプランニング 位−二車 スプライン・パスのプランニングは下記ステップを踏ん
で行われる。
個々のパス・セクション長を加算することによってパス
全長を計算する。ユーザによって規定された最大速度、
加速度及び減速度に基づい“S”プロフィルをパスにあ
てはめる。
配  向 規定に従い、初期及び最終1ocal/1ool配向を
計算する。“4角”補間法に必要なデータを算出する。
スプライン・パス季゛アルゴリズム 位  置 一般的な3次龜項方程式では“u”がパスに比例しない
から、パス長の所要の変化を達成するためU″を変化さ
せる新しい方法を利用する。即ち、次のような演算が利
用される。
“°u°増分“= “= Sl増分”、1市2T罰−]− 従って、軌道アルゴリズムを続けることによって所要の
百分率パス長゛S°値を求めることができる。反復方式
を利用することにより、この実施例の場合なら好ましく
は直線距離として近似値計算された所期の“パス長差”
に収斂する。実際のパス長に収斂する方法を採用しても
よいが、計算コストが著しく増大する。軌道プログラミ
ングの過程でパス長が直線によってその近似値が与えら
れるから、VALチイックにおけるデカルト速度は正確
であり、パスは常に追従される。この近似値計算は曲率
が増大しかつステップ長がセクション長に対して増大す
るに従ってその有効性が低下する。
軌道アルゴリズムにより下記ステップを辿ってスプライ
ン・パス沿いの点を計算する。
1、“パスi1分”=“S°増分”傘パス長 2、下記の演算を繰返す a、“U増分” =“パス増分”/“l d/duy (u)  I”b
、“パス増分“ =“パス増分”− “1γ(u+u)増分)−γ(u)1”3.u−u+u
増分 配向 軌道アルゴリズムにより下記のステップを踏んでスプラ
イン・パス沿いの配向を計算する。
World  フレーム配向が規定されているなら、配
向補間データを評価することによってool RWorldを求め、Localフレーム配向が規定さ
れているなら、配向補間データを評価するool ことによってRを求める。
ocal Localフレーム配向が規定されているならool tocatフレームを計算してR配向 ’ RWorld           Worldを
求める。
oo 1 Rtool  = RLocal *RLocalWo
rld   World スプライン・パスCP スプライン・パスにCP(連続パス)は不要であるが、
使用してもよい。あらゆるタイプのデラルト運動が同じ
CPアルゴリズム、即ち、移行点におけるパス・セグメ
ント境界条件を満たす多項方程式を利用する。即ち、ス
プライン・パスについては境界条件だけを計算すればよ
い。境界条件は t 、 x、y、z位置−は特定移行点における円形パ
スを評価することによって算出する。
2、 x、y、z速度−速度は下記のように計算する。
速度=1パス接線141旋回速度 3、配向・配向は特定8行点における配向を評価するこ
とによって計算する。
4、配向速度−配向速度は配向オプションに基づく該当
ベクトルを加算することによって算出する。
□以下余白□ サーボ制御ボ゛−ピ サーボ制御モジュール(SCM)またはボード400(
第1−2図)はロボット制御システムのモジュール構成
に従い、基本的ロボット制御全般に対応するコア・ボー
ドとして動作し、記憶されているロボット・プログラム
指令からアームの解を形成するか、または広範囲のロボ
ット制御装置の一部として動作し、高レベル・システム
制御ボード350によりロボット・プログラム指令から
形成されるアームの解を受信してこれを実行するように
構成する。アームの解の形成には、ロボット・プログラ
ム・ランゲージの解読、パス・プランニング、軌道演算
(中間位置指令及び軸整合)、デカルト座標系とロボッ
ト・ジヨイント及びロボット工具座標系との間の位置情
報変換などのようなロボット制御機能の実行が伴なう。
SC,Mボード400は関連周辺装置及び、もし設置さ
れるなら、ホスト・コントローラとインターフェースす
る通信をも可能にする。
SCMボード400はロボット制御系のアーム・モーシ
ョン制御ループを実行するためのプログラム制御される
デジタル回路を含む。モーション制御は好ましくは相関
位置、速度及び加速制御ループを含む制御ループ構造に
より軸ごとに行なわれ、前記ループからトルク指令が形
成され、トルク・プロセッサ・モジュール600によっ
て実行される。
デジタル・サーボ制御装置は協調されたマルチプロセッ
サ・サーボ制御装置であり、(1)アームの解によって
各軸について与えられる位置及び速度指令と、(2)ア
ーム・インターフェース・モジュール800を介して位
置エンコーダ及びタコメータから得られる位置及び速度
フィードバック信号に基づいて出力トルク指令を形成す
る。
SCM制御ループ動作において、供給される軸位置指令
及び軸位置フィードバックから各軸について位置誤差が
算出される。また、連続する位置指令、及び軸速度フィ
ードバックから、各軸について速度誤差が算出される。
好ましくは位置及び速度制御ループを並列に操作する。
即ち、位置及び速度誤差を加算することにより、トルク
制御モジュール600におけるトルク制御ループのため
のトルク指令を形成する。さらにまた、加速指令を好ま
しくは連続する速度指令から求め、これをフィードフォ
ワード加速制御ループに供給し、該制御ループが加速に
基づくトルク指令を発生し、SCM出力トルク指令形成
の際に前記加速に基づくトルク指令が位置及び速度誤差
と加算されるようにする。
ループ演算が行なわれる頻度は迅速、正確、円滑かつ安
定なロボット・アーム・モーションが得られるように選
択する。例えば、ここに述べる実施例のように軌道サイ
クルが32ミリ秒となるような頻度を選択する。必要な
ら、もっと速い軌道サイクル、即ち、8ミリ秒という短
いサイクルも可能である。
SCMデジタル回路 1to−t、2図から明らかなように、80Mボード4
00は一般にiつのセクション、即ち、局部プロセッサ
・セクション4゜1とシステム演算セクション403と
から成り、システム資源セクション403はパス405
を使用し、ロボット制御システム全般に関連し、位置お
よび速度制御ループの実行には特に関連しない機能を提
供する。
システム資源セクション403が提供する機能としては
、ロボット・アームの解を記憶するEPROM40B、
持久データを記憶するバッテリ・バックアップRAM4
10.静的RAM412、リアルタイム・クロック41
5、DMAコントローラ414、及び2つのマルチプロ
トコル・デュアル・チャンネル通信コントローラ416
.418などがある。
システム資源セクションはデュアル・ボート・メモリと
して構成する。従って、局部プロセッサ401からでも
VMEパス420からでも同様にシステム資源セクショ
ンにアクセスできる。システム資源機能はVMEパスに
従属するパスの様相を呈する。従って、これらの関連機
能をSCM局部プロセッサからでも、システム・パスに
接続した任意プロセッサからでも制御することができる
局部プロセッサ・セクション401において、SCMデ
ジタル回路は特定の性能を得るのに必要な、即ち、すべ
ての軸を正確かつ能率的に制御するのに必要な制御演算
及び制御データ管理を可能にすると共に、ホスト・コン
トローラ、周辺装置及びその他のロボット・コントロー
ラとのインターフェース通信を可能にする整合コプロセ
ッサ・インターフェース及び資源回路を含む。好ましく
は、サーボ制御管理プロセッサ402が、位置及び速度
制御ループ演算を主要目的とする従属プロセッサとして
機能するサーボ演算回路404と協働するように構成す
る(即ち、フィードバックフィルタ・ループ・ゲイン、
位置及び速度誤差など)。
サーボ制御管理プロセッサ402は80Mボード400
との間で、また、サーボ位置/速度制御演算回路404
との間で制御、状態及びプログラム・データを送受信す
る。サーボ制御管理プロセッサ402としては、データ
処理能力の高いMotorola 68000と利用で
きる。プロセッサ402.404のそれぞれの能力に従
ってデータ管理及び制御演算タスクを分離することによ
り、製造及び使用コストを軽減しながら著しく改善され
た制御性能を達成する基礎となる基本回路編成が得られ
る。
図示の実施例では、80Mボード400の局部プロセッ
サ・セクシ1ンを、サーボ制御管理プロセッサ及び2つ
のコプロセッサとして6800Gプロセツサを使用して
実施した。コプロセッサはいずれも68000の周辺装
置として作用する。コプロセッサの406の1つ(好ま
しくはNational Sem1−conducto
r32081)は30Mボード400によってアームの
解を供給すべき時に浮動少数点演算能力を提供する。他
方のコプロセッサ、即ち、従属プロセッサは位置/速度
サーボ演算回路404であり、これにはTexas I
nstruments TMS−32010Digit
al Signal Processorと採用した。
位置/速度プロセッサは高速固定少数点演算能力を提供
する。
局部プロセッサ・セクションの一部であるその他の機能
としては、局部メモリ、EPROM422及びRAM4
24ミ周辺タイマ/カウンタ装置、割込み制御装置43
0、及びシステム・エラー・モニター装置428がある
。局部プロセッサ402はTPMまたはその他の関連タ
イプの機能にアクセスするためのVMEパスに対するマ
スターとして作用することができる。ただし、30Mボ
ード400はシステム・リセット発生、パスにアクセス
するためのパス選択及びシステム・パス・クロック発生
などのようなVMEパス・システム・コントローラ・タ
イプの機能は提供しない。なぜなら、これらの機能はア
ーム・インターフェース・ボード800において行なわ
れるからである。
30Mボード400はできる限り多くのシステムに融通
性を与えると共に、市販の大規模集積(LSI)回路か
ら最大限の性能を引出せるように構成する。局部プロセ
ッサ・パスに直接接続せずに、システム資源セクション
にDMA及び通信手段を組込む理由の1つもここにある
。このように構成すれば、サーボ制御管理プロセッサj
00が通信データの移動に直接干、渉しなくてすみ、局
部プロセッサ・パス通信に伴なうオーバヘッド無駄時間
がなくなるから、サーボ制御管理プロセッサ400にお
けるプログラム実行時間に大きい影響を与えることなく
高速逐次通信を行なうことができる。また、これらの機
能をシステム資源セクションに組込むことにより、VM
Eパス・マスターとして作用できる他の任意のプロセッ
サによりてこれらの手段を操作することができる。その
結果、サーボ制御管理プロセッサ400を通信に関連す
る処理から完全に解放することになる。この構成を採用
すれば、ロボット制御システムに必要なすべての機能を
コストの点で能率的に、かつ最小セットのボードで実現
でき、しかも全体的なシステム設計に影響を及ぼすこと
なく制御装置の性能を高めることができる。
他の重要なセクションはサーボ制御管理プロセッサ40
2とサーボ演算回路404との間のインターフェースで
ある。ここでは”ビンボン”または”バンクスイッチ“
メモリと呼ばれる特殊なデュアルポート・メモリ編成に
より、どちらのプロセサの処理性能にも影響を及ぼすこ
となく、一方のプロセッサが他方のプロセッサと通信す
ることができる。
サーボ制′■ボードのプログラムされた動作第11B図
に略示するように、サーボ制御データ管理プロセッサ4
02のためのプログラム・システムはMAINと呼ぶバ
ックグラウンドプログラム450及び周期的に作動され
る5ERVOと呼ぶフォアグラウンド割込みルーチン4
52から成る。図示のようにシステムがRESETから
スタートすると、MAINプログラム450の連続実行
の前に初期設定ルーチン453が実行される。周期的に
実行される5ERVO割込みルーチン452のほかに、
必要に応じてフォアグラウンドにおいてG$UNEXと
呼ぶ割込みルーチン454が動作して予定外の割込みを
処理する。さらに、ウォッチ・ドッグ・タイマー割込み
と、呼ばれる特殊な最高優先順位ルーチン457が外部
ウォッチ・ドッグ・ハードウェアの動作に応答して機能
する。
ロボット制御システムが演算能力を高めることによって
性能を高めるためのシステム制御ボード350を含む場
合、MAINプログラムがシステム制御ボード350か
ら位置指令を受信し、分配する。最小限の、即ち、基礎
的なロボット制御システム構成にはシステム制御ボード
350が含まれず、MAINプログラム450はサーボ
制御ボード400において局部的に位置指令を発生させ
るためアームの解を求める機能をも行なう。基礎ロボッ
ト制御についてはさらに後述する。
5ERVOルーチン452を周期的に実行するためにM
AINプログラム450が割込まれる頻度はアーム・イ
ンターフェース・ボード800からのVMEパス155
に1ミリ秒毎に1回ずつ発生する信号VTrCKによっ
て制御される。5ERVOルーチン452の基本的機能
は下記の通り。
1)サーボ演算回路404との間で制御データを転送す
る; 2)トルク・プロセッサ・ボード600との間で制御デ
ータを転送する; 3)アーム・インターフェース・ボード800からψM
Eパス155を介してセンサフィードバックデータを受
信する; 4)補助バックグラウンドタスクRDMASCとインタ
ーフェースする; 5)同期データ記録を行なう; 6)ワン・ショット・データ記録を行なう;7)同報デ
ータをブラックボード記憶部に記憶させる; 8)重大なエラー状態が発生するとシステムを停止させ
る。
一以  下  余  白− サーボ演算回路では2つの基本的は機能が行われる。先
ず、VALCYCLEの長いチック間の31チツクのそ
れぞれについて、ダウンロードされた位置指が補間され
、チックごとに位置指令データから速度及び加速度指令
データが算出される。次いで各チックに続いて軸ごとに
位置、速度及び加速度指令のサーボ演算が行われ、さら
に、適用可能な、同時受信される位置及び速度機関につ
いてサーボ演算が行われる。その結果、トルク・プロセ
ッサ・ボードによって実行されるトルク指令が各チック
に続いて軸ごとに算出される □以下余白□ トルク・プロセッサ・ボード トルク・プロセッサ(TP)ボード600はロボット・
ジヨイント駆動モータとの機能的インターフェースを可
能にする。機能的には、TPボード600は階層制御シ
ステムにおける最も低いレベルの制御を実施してロボッ
トの6軸を閉ループ°・サーボ・トルク制御するや物理
的には、TPボード600はロボット・パス・ブラニン
グ制御システム及びサーボ制御(SCM)ボードをアー
ム・インターフェース(AIF)ボード800と電気的
にインターフェースさせ、前記アーム・インターフェー
ス(AIF)ボード800はロボット・ジヨイント駆動
モータとインターフェースする。TPボード600の主
な機能はAIFボードにおいてパルス幅変調方式で実行
されるモータ巻線電圧指令を形成することにより、ロボ
ット・ジョイント・モータ電流を指令値に調定すること
にある。
TPボード600は1つのレベルにおいて30Mボード
とインターフェースし、6軸に関して30Mボードから
トルク指令及びサーボ・パラメータを受信し、状態デー
タを返送する。TPボード600は2番目に低いレベル
においてAIFボード800とインターフェースし、ロ
ボット6軸に関するサーボ電圧指令を供給する。AIF
ボード800はSCM及びTPボードにおける閉ループ
制御のための駆動モータ電流、位置及び速度帰還を受信
する。
TPボード600は対のマイクロプロセッサを利用する
ことにより、以下に列挙するような多くの機能を果たす
1、ブラシ付き及びブラシなしモータに対する6軸トル
ク・ループ制御(6軸ごとに250マイクロ秒); 2、ソフトウェア調節可能な電流オフセット−電位差計
を不要にする; 3、ダウンロード可能なゲイン−5CMボードからアー
ム関連パラメータをダウンロードできる; 4、PWM補償;。
5、演算補償; 6、データ記録などのための電流平均;7、限流チェッ
ク 8、安全性チェックのための速度モニタリン(逆起電力
) 9、自己診断の強化;及び 10、ダウンロード可能な診断システム。
トルク・プロセッサ・ボード アームが運動状態にある時、アームの作用点に加わるト
ルクをデジタル制御して指令軌道に従いアーム作用点の
位置を制御することによってロボットの性能をさらに高
める。実際の工作物ローディングに従って軸駆動力を調
節することによって、一段と高い速度、精度及び能率で
位置及び軌道指令を満たす。
トルク制御はトルク・プロセッサ(TP)ボードと呼ば
れる包括的な制御回路ボード600(第4及び6図)、
即ち、負荷能力、駆動方式、軸数などの異なる多様なロ
ボットのトルク制御に利用できる電子ボードにおいて行
われる。
トルク・プロセッサ・ボード600は高制御レベル(3
0Mボード)から得られるトルク指令及びアーム・イン
ターフェース(AIF)ボード800を介して軸駆動手
段から得られるフィードバック電流に基づいて各ジョイ
ント・モータまたは各軸駆動手段ごとに、デジタル回路
を利用して電圧指令を形成する。従って、すべてのジョ
イント・モータと連携するトルク制御ループはTPボー
ド回路を介して閉成される。
電動駆動手段の場合、フィードバック電流は実際のモー
タトルクに比例するモータ巻線電流である。液圧式駆動
手段の場合、フィードバック信号も実際のモータトルク
に比例する。
好ましくは、デジタル・トルク制御回路を多重デジタル
・プロセッサで構成することにより、サンプリング周波
数条件の範囲内で、必要な制御演算及び制御補助機能を
すべての軸について正確かつ能率的に達成できるように
する。
具体的には、トルク制御管理プロセッサ602がデュア
ル・ボー830Mインターフェース・メモリ604とイ
ンターフェースして、SCM(サーボ制御モジュール)
とTP(トルク・プロセッサ)制御レベル間で記憶され
ているトルク制御データの交換が行われるようにする。
軸トルク指令及び制御ループ・パラメータがSCMから
TPインターフェース・メモリ604へ、好ましくはV
MEタイプのデータ・パス606を介してダウンロード
される。逆に、状態データがサーボ制御レベ(SCM)
ヘアツブロードされる。TP及びSCMC−ボード間モ
リ・インターフェース604はVMEバ、I、606(
DスL’−ブ、すなわち従属手段として作用するデュア
ル・ボート共用メモリ形である。その他のボ−ド・メモ
リとしては、ビンボン・メモリ608、プログラムEF
ROM 、ローカルRAM 、及びTP演算メモリなど
がある。
トルク制御管理プロセッサ602はまた、次に低い制御
レベルのAIFボード600へ電流フィードバックの流
れを向けることによってトルク制御ループを動作させる
。トルク制御演算から得られた駆動電圧指令がトルク制
御管理プロセッサ602によってアーム・インターフェ
ース(AIF)ボード600に伝送される。ビンボン(
バンク・スイッチ)メモリ608は初期手順フラッグの
制御下に指令、フィードバック、及び状態データを記憶
することにより、トルク制御演算、高制御レベル・リポ
ートまたは軸駆動制御に必要な時、利用できるようにす
る。
デジタル信号プロセッサの形態で設けられるプロセッサ
610はビンボン・メモリ608を介してトルク制御管
理プロセッサ602からトルク指令及びフィードバック
電流な受信し、トルク指令及びフィードバック電流から
算出されるトルク誤差に基づいてそれぞれのロボット軸
に関して駆動電圧指令を演算し、トルク制御管理プロセ
ッサ602からの指令に基づきビンボン・メモリ608
を介してアーム・インターフェース回路へ駆動電圧指令
を転送するトルク・ループ演算回路として動作する。
以上に述べたデジタル回路構造を採用すれば、必要なす
べてのトルク制御機能を周波数応答条件の範囲内で迅速
に(250マイクロ秒以上のサンプリング速度)かつ正
確に行うことができる。具体的には、トルク制御管理プ
ロセッサ602のデータ編成及び指示転送能力を他の大
部分の機能に利用しながら、デジタル信号プロセッサ6
10の迅速な演算能力をトルク制御演算に利用すること
により、著しく改善された制御性能を能率的かつ経済的
に達成することができる。
トルク制御管理プロセッサ602はデータ管理プログラ
ムに関する上記タスクには好適な構造を具えているが、
その演算速度(即ち、16x16ビツト乗算に4マイク
ロ秒以上の時間を要する演算速度)はトルク制御帯域幅
条件を満たすには低過ぎる。デジタル信号プロセッサ6
10はZ変換演算に適合させた(即ち、16xl 6ビ
ツト乗算の演算速度が200ナノ秒の)構造を具えてい
るものの、その他の点ではデータ管理プロセッサ602
に割当られた各種タスクには概して不適当である。この
2つのマイクロプロセッサが1つのユニットとして、還
元すれば、サーボ・エンジンとして機能する。
トルク制御プログラミング トルク・プロセッサ・ボード600はボード・プロセッ
サ602.610において実行されるプログラムの制御
下に動作して高SCM制御レベルからのトルク指令を実
行する。
トルク・プロセッサ・ソフトウェアはそれぞれに割当ら
れた下記タスクを行うのが普通である。
トルク制御管理プロセッサ602 SCMとの通信 指令処理 電流サンプリング、変換及びオフセット調節コミュテー
ション・スイッチ・フラッグ(状態読取) PWMチップ管理 診断 誤差リポート トルク・ループ演 回路610 (プログラム・サイクルは250マイクロ秒割込み) 過電流チェック−絶対量及び平均量 トルク・ループ演算 電流平均 PWM補償 コミュテーション補償 逆起電力チェック−安全性のための速度モニタリング エネルギー・チェック−停動状態の試験−以 下 余 
白− アーム駆動制御装置 既に述べたように、高レベル制御ルーピングは、ユーザ
のロボット・プログラムに従って速度;加速度及びトル
クを制御されながらアーム作動体が指令位置へ8勅する
ように第12図に示すAIFボード800を介して実行
されるアーム軸に対°する電圧指令信号を発生する。軸
駆動信号を発生させるため、AIFボードにパルス軸変
調回路801及び駆動回路802を設ける。軸駆動信号
はこの実施例では電力増幅器に供給され、電力増幅器は
アームの6つの運動軸とそれぞれ連携するDCブラシレ
スモータに駆動電流を供給する。
AIFボード回路(第12図)は電圧指令データを処理
することにより、軸モータに駆動電流を供給する電力増
幅器のベースまたはゲート駆動回路を制御するためのデ
ジタルTTL論理レベル信号を形成する。既に指摘した
ように、モータ電流及び軸位置/速度データは閉ループ
位置、速度及びトルク制御するための高レベル制御ルー
プへAIFボード800を介して帰還する。
AIFボード−パルス幅 調構゛ AIFボード800のパルス幅変調回路801は軸モー
タ駆動回路を介してTPシルクたは電流制御ループを閉
じるためのデジタル・インターフェースを提供する。パ
ルス幅変調はジヨイントモータのパワースイッチの導通
時間を制御してモータ電圧及びトルク指令を満足させる
のがその目的である。
第15図の包括的なブロックダイヤグラムに示すように
、デジタルPWM発生器825Aはトルク・マイクロプ
ロセッサPSパスから9ビツト・データ指令及び3つの
レジスタ・アドレス・ビットを受信する。P2パスから
はほかに、装置選択ロジック、読取/書込、リセット(
初期化)′ELびデータ・ストローブ信号も受信される
。トルク・プロセッサ・ボードのトルク演算回路から受
信するごとに、PWM発生器825AからパスへDTA
CK(確認)信号が返送される。
デジタルPWM発生器825Aは軸駆動手段として例え
ばブラシなしまたはブラシ きDCモータが使用される
場合、3軸に作用するように構成することが好ましい。
従って、モータがブラシなしかブラシ付きであるかに関
係なく各軸モータと連携する増幅器ベースまたはゲート
駆動回路を制御するために1組のデジタル信号(この実
施例では4つのデジタル信号A1、A2、B1、B2、
)が形成される。
4つのデジタルPWM制御信号はオン/オフ・パワース
イッチ制御下にモータ巻線を流れる電流の方向及び大き
さを制御するのに利用される。第13A図に示すブラシ
なしDCモータ使用実施例の場合、ブラシなしDCモー
タの3相巻線はモータ駆動電流が常に1対の巻線を流れ
、モータ導通パスが連続する巻線ベアを通って回転また
は方向転換させられることによってモータ駆動トルクを
発生するようにブリッジ回路(第13B図)の形で互い
に接続している。この構成では、PWMパルスがモータ
電流の流動時間を決定し、PWMパルスに基づくコミュ
テーション・スイッチング・ロジック及びホール効果セ
ンサ帰還信号が駆動電流が流れる巻線及び方向を決定す
る。
H形電力増幅ブリッジ回路が使用されるDCCブラシ台
モータ利用実施例の場合、pwM出力信号A1及びB2
の制御下に電力増幅器スイッチ827A及び828Aが
開くとDCブラシ付縫子−タ826A (第14図)が
1つの方向に作動し、PWM出力信号B1及びA2の制
御下に電力増幅器スイッチ829A及び830Aが開く
と逆方向に作動する。
パルス幅変調回路は1対の大規模集積パルス幅変調回路
(PWM)チップの形に実施するのが好ましい。一般に
、各PWMチップはマイクロプロセッサ周辺装置として
(即ち、制御ループ構成中の高位、マイクロイプロセッ
サの制御下に)動作して、DCCブラシ台モータ駆動手
段を有する3軸を制御するデジタル・パルス幅変調信号
を発生する。
□以下余白□
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を利用するシステムによる制御下に従来
よりも進歩した、かつ正確な性能を発揮するロボットの
斜視図; 第2図は本発明を組込むことのできる位置、
速度及びトルク制御ループを使用する制御ループ構成を
略伝するブロックダイヤグラム; 第3図は本発明を組
込むことが好ましい位置、速度及びトルク制御ループを
使用する制御ループ構成の詳細なブロックダイヤグラム
; 第4図は本発明の可変加速/減速プロフィル形成を
含むロボット制御システムを実現するように回路が配置
されている電子ボード構成の概観図; 第5A図は本発
明の加速/減速プロフィル選択を行うロボット制御シス
テムのブロックダイヤグラム;第5B図は本発明の運動
時間規定を行うロボット運動タイミング制御システムの
ブロックダイヤグラム; 第5C図は本発明の連続パス
操作を行うロボット制御システムのブロックダイヤグラ
ム; 第5D図は本発明の弯曲パス制御を行うロボット
制御システムのブロックダイヤグラム;第6A図はロボ
ット・プログラムの形成を示すブロックダイヤグ、ラム
: 第6B図はプログラムされる運動のセグメントに対
応する典型的速度プロフィルを示すグラフ: 第6C及
び6B図はそれぞれ工具先端の運動に適用される速度ベ
クトルのためのベクトル基準フレーム; 第7A、7B
−1及び7B−2図は本発明を実施するため第5A−5
D図のシステムに使用されるシステム運動ソフトウェア
の包括的なフローチャート; 第8A図は可変加速/減
速プロフィル形成を行う機能を第7B−2図よりも詳細
に示すフローチャート; 第8B図は運動ソフトウェア
、即ち、パス・プランニング・プログラムを、パス・タ
イミング規定を行うように構成する態様を示すフローチ
ャート: 第8C及び8B図は本発明の弯曲パス運動を
発生させ°る詳細なプログラミング; 第9A及び9B
図はそれぞれ、本発明の図示実施例に使用される方形波
及び正弦波加速/減速プロフィル; 第9O−9F図は
ロボット制御装置の弯曲パス操作を示すグラフ; 第1
0−1、−2.11−1−2及び12図はそれぞれ第5
A−5D図のシステムに使用されるサーボ制御ボード、
トルク・プロセッサ・ボード及びアーム・インターフェ
ース・ボードのブロックダイヤグラム; 第13A、1
3B及び14図はDCブラシなし及びブラシ付きDCジ
ヨイントモータのブリッジ構成を示す回路図; 第15
図はジヨイントモータ制御信号を形成するためAIFボ
ードに使用されるPWM回路のブロックダイヤグラムで
ある。 F I G、 4 FIG、5B FIG、5C C0NTIIIOL 丁1111ε −一一− TO444A ↓ FIG、8△ 旦鈷 叩 FIG、9B FIG、9C FIG、9D FIG、9E FIG、IO−2 FIG、+3A I−ン FIG、13B

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ロボットの各アーム・ジョイントを駆動するモータ
    と; 各モータに駆動電流を供給する電力増幅器と; 連携の電力増幅器を制御するため所定のサンプリング速
    度で作動可能な少なくともデジタル位置及び速度制御ル
    ープを含む各ジョイント・モータのためのフィードバッ
    ク制御ループ を含む複数アーム・ジョイントを有するロボットのデジ
    タル制御装置であって、 ロボット・プログラムにあらかじめ規定されている運動
    に従って前記フィードバック制御ループ手段に対する位
    置指令を発生するデジタル制御手段を含み; 前記位置指令発生手段が各ロボット・プログラム指令を
    実行するための、加速、旋回及び減速セグメントを含む
    プロフィルを形成するプランニング・プログラム手段を
    含み; さらに、現時運動セグメントに適用されるプロフィルに
    従って前記フィードバックループ制御手段に対する軌道
    位置指令を発生する軌道プログラム手段を含むことを特
    徴とするデジタル制御装置。 2、プランニング・プログラム手段が加速、旋回及び減
    速時間セグメントを含む時間プロフィルを形成し、軌道
    プログラム手段が現時運動セグメントに適用される前記
    時間プロフィルに従って軌道位置指令を発生し; 前記ロボット制御装置が 旋回速度から旋回時間を算出する手段と; 複数の加速プロフィルのうちの特定プロフィルに対応の
    方程式から加速時間を算出する手段と; 複数の減速プロフィルのうちの特定プロフィルに対応の
    方程式から減速時間を算出する手段を含むことと; 前記軌道位置指令発生手段が加速中には特定の加速プロ
    フィル方程式から、減速中には特定の減速方程式から位
    置指令を算出することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載のロボット制御装置。 3、加速プロフィルの1つとして、及び速度プロフィル
    の1つとして正弦波プロフィルが含まれることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項に記載のロボット制御装置。 4、正弦波プロフィル及び方形波プロフィルが加速プロ
    フィル及び減速プロフィルに含まれることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項に記載のロボット制御装置。 5、正弦波加速中には方程式 −正弦波プロフィル S={ta*[(t/ta)−(sin(180*(t
    a/t)))]/pi}/[ta+2*ts+td] を利用して軌道位置指令を算出し、正弦波減速中には方
    程式 −正弦波プロフィル S={t+ts+(td/pi)*[sin(180*
    y/td)]}/[ta+2*ts+td] ただし、y=(t−tt+td) を利用して軌道位置指令を算出することを特徴とする特
    許請求の範囲第3項に記載のロボット制御装置。 6、加速及び減速プロフィルに方形波プロフィルも含ま
    れ、方形波加速中には方程式 −方形波 S=t2/(ta*(2*ts+ta+td
    ) を利用して軌道位置指令を算出し、方形波減速中には方
    程式 S=((2*ts+ta+td)−((tt−t)**
    d/td))/(2*ts+ta+td) を利用して軌道位置指令を算出することを特徴とする特
    許請求の範囲第5項に記載のロボット制御装置。 7、プランニング・プログラム手段が規定の加速、旋回
    及び減速時間に従って各ロボット・プログラム運動指令
    を実行するための、加速、旋回及び減速セグメントを含
    む運動プロフィルを形成し、前記ロボット制御装置が 規定の旋回時間から運動プロフィルのための旋回速度を
    算出する手段と; 規定の加速時間から運動プロフィルのための加速度を算
    出する手段と; 規定の減速時間から運動プロフィルのための減速度を算
    出する手段とを含むことと; 軌道プログラム手段が現時運動セグメントに適用される
    運動プロフィルとして算出された加速度、速度及び減速
    度値に従って前記フィードバックループ制御手段に対す
    る軌道位置指令を発生することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載のロボット制御装置。 8、前記プランニング・プログラム手段がセグメント時
    間規定を調整し、記憶ロボット限界値を満足させる加速
    度、旋回速度及び減速度値を供給する手段を含むことを
    特徴とする特許請求の範囲第7項に記載のロボット制御
    装置。 9、プランニング・プログラム手段が指令されたそれぞ
    れのロボット・プログラム運動を実行するための、加速
    、旋回及び減速時間セグメントを含む時間プロフィルを
    形成し; 軌道プログラム手段があらかじめ規定された移動パス及
    び現時パス・セグメントに適用される時間プロフィルに
    従い、現時パス・セグメントに沿って前記フィードバッ
    ク制御ループ手段のそれぞれについて補間位置指令を発
    生することと; 前記ロボット制御装置が少なくとも3次までの多項方程
    式を記憶する手段を含むことと; プランニング・プログラム手段が工具の配向についても
    位置についても、1つのパス・セグメントの旋回部分の
    終りにおける初期転移点から次のパス・セグメントの旋
    回部分の始まりにおける最終転移点へロボット工具を円
    滑に移動させる工具配向及び工具位置指令として前記位
    置指令が発生することを可能にする前記多項方程式の係
    数を算出する連続パス手段をも含み; 軌道プログラム手段が前記フィードバックループ手段の
    それぞれの動作に位置、速度及び加速の不連続性が現わ
    れないようにパス・セグメント間で工具を円滑に位置ぎ
    め及び配向運動させる補間位置指令を前記多項方程式係
    数から算出する手段をも含むこと を特徴とする特許請求範囲第1項に記載のロボット制御
    装置。 10、前記連続パス手段がデカルト座標移動リクエスト
    に応答して、工具位置については位置ベクトルに基づい
    て、工具配向については所定フレームを基準とする回転
    速度に基づいて前記多項方程式係数を算出する手段を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載のロボ
    ット制御装置。 11、プランニング・プログラム手段がそれぞれの指令
    されたロボット・プログラム運動について、加速、旋回
    及び減速時間セグメントを含む時間プロフィルを形成し
    ; 軌道プログラム手段が弯曲パス軌道に従い、かつ現時運
    動セグメントに適用される時間プロフィルに従って、前
    記フィードバック制御ループ手段のそれぞれについて、
    位置指令を発生し;軌道プログラム発生手段がそれぞれ
    が各方程式を指令された弯曲パス・セグメントに対して
    特定する所定の可変パラメータを有する弯曲パス・セグ
    メント決定方程式を記憶しており; 軌道プログラム発生手段がロボット・プログラムによっ
    て規定されるパラメータに応答し、かつこの規定パラメ
    ータに対応する記憶されている方程式を実行することに
    より、前記位置指令を形成し、ロボット・プログラムに
    よって決定された弯曲パスに対応する工具先端軌道を決
    定する手段をも含む ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のロボッ
    ト制御装置。 12、前記方程式が2次以上の多項方程式を含み、規定
    パラメータが多項方程式が指定された弯曲パスと対応で
    きるように規定された係数を含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第11項に記載のロボット制御装置。 13、前記多項方程式が3次以上であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第12項のロボット制御装置。 14、前記多項方程式が4次以上であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第12項のロボット制御装置。 15、前記方程式がアーク方程式を含み、規定パラメー
    タが指令されたアーク・パス上にアーク方程式をこれと
    対応させる少なくとも2つの点を含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第12項に記載のロボット制御装置。 16、前記多項方程式が3次以上であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第15項に記載のロボット制御装置。 17、工具がその弯曲パス軌道を通過する過程で、ロボ
    ット・プログラムからの工具配向指令に応答して工具配
    向を制御する手段を設けたことを特徴とする特許請求の
    範囲第12項に記載のロボット制御装置。 18、位置/速度制御ループを作動し、前記プランニン
    グ及び軌道プログラム手段を実行することにより、位置
    /速度制御ループのための前記位置指令を形成する位置
    /速度マイクロプロセッサ・サーボ手段を設けたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のロボット制御
    装置。 19、前記マイクロプロセッサ・サーボ手段が演算マイ
    クロプロセッサ手段及びデータ処理マイクロプロセッサ
    、及び前記データ処理マイクロプロセッサと前記演算マ
    イクロプロセッサ手段とを、前記データ処理マイクロプ
    ロセッサが前記プランニング及び軌道プログラミングの
    実行中に前記演算マイクロプロセッサ手段との間の入/
    出力データ流れを管理できるように接続する手段を含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲第18項に記載のロボ
    ット制御装置。 20、トルク制御ループを作動するトルク・マイクロプ
    ロセッサ・サーボ手段を設けたことを特徴とする特許請
    求の範囲第19項に記載のロボット制御装置。 21、前記プランニング及び軌道手段が弯曲パス・セグ
    メント間の指令軌道を平滑化する連続パス・プログラム
    手段を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のロボット制御装置。 22、位置及び速度制御ループを作動する位置/速度マ
    イクロプロセッサ・サーボ手段を設け、前記プランニン
    グ及び軌道プログラム手段を実行するシステム・マイク
    ロプロセッサ手段を設け、前記マイクロプロセッサ・サ
    ーボ手段が位置/速度制御演算を実行する演算マイクロ
    プロセッサを含むと共に、データ処理マイクロプロセッ
    サ、及び前記データ処理マイクロプロセッサと前記演算
    マイクロプロセッサとを、前記データ処理マイクロプロ
    セッサが前記演算マイクロプロセッサとの間の入/出力
    データ流れを管理できるように接続する手段をも含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のロボット
    制御装置。 23、それぞれの前記フィードバック制御ループ手段に
    おける前記制御手段が 前記位置指令及び位置/速度フィードバックに応答して
    トルク指令を発生する位置/速度マイクロプロセッサ制
    御手段と; 前記トルク指令及びモータ電流フィードバックに応答し
    て電圧指令を発生するトルク・マイクロプロセッサ制御
    手段と; 前記電圧指令に応答して連携の電力増幅器に対する制御
    信号を発生するパルス幅変調手段を含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のロボット制御装置。 24、複数のジョイントを有するアームと; ロボット・アーム・ジョイントのそれぞれを駆動するモ
    ータと; 各モータに駆動電流を供給する電力増幅器と; 所定のサンプリング速度で動作して連携の電力増幅器を
    制御する少なくともデジタル位置及び速度制御ループを
    含む各ジョイントモータと連携するフィードバック制御
    ループ手段と を含むロボットであって、 ロボット・プログラムに定められている所定の運動に従
    って前記フィードバック制御ループ手段に対する位置指
    令を発生するデジタル制御手段を含み; 前記位置指令発生手段が各ロボット・プログラム指令を
    実行するための加速、旋回及び減速セグメントを含むプ
    ロフィルを形成するプランニング・プログラム手段を含
    み; 現時運動セグメントに適用されるプロフィルに従って前
    記フィードバックループ制御手段に対する軌道位置指令
    とすることを特徴とするロボット。 25、プランニング・プログラム手段が加速、旋回及び
    減速時間セグメントを含む時間プロフィルを発生し、軌
    道プログラム手段が現時運動セグメントに適用される前
    記時間プロフィルに従って軌道位置指令を発生すること
    と;前記ロボットが 旋回速度から旋回時間を算出する手段と; 複数の加速プロフィルのうち所定の1つのプロフィルに
    ついての方程式から加速時間を算出する手段と; 複数の減速プロフィルのうち所定の1つのプロフィルに
    ついて方程式から減速時間を算出する手段とを含むこと
    と; 前記軌道位置指令発生手段が加速中には所定の加速プロ
    フィル方程式から、減速中には所定の減速方程式からそ
    れぞれ位置指令を算出することを特徴とする特許請求の
    範囲第24項に記載のロボット。 26、加速プロフィルの1つとして、かつ減速プロフィ
    ルの1つとして正弦波プロフィルが含まれることを特徴
    とする特許請求の範囲第25項に記載のロボット。 27、加速プロフィル及び減速プロフィルに正弦波プロ
    フィル及び方形波プロフィルが含まれることを特徴とす
    る特許請求の範囲第26項に記載のロボット。 28、プランニング・プログラム手段が規定の加速、旋
    回及び減速時間に従って各ロボット・プログラム運動指
    令を実行するための、加速、旋回及び減速セグメントを
    含む運動プロフィルを形成することと;前記ロボットが 規定の旋回時間から運動プロフィルのための旋回速度を
    算出する手段と; 規定の加速時間から運動プロフィルのための加速度を算
    出する手段と; 規定の減速時間から運動プロフィルのための減速度を算
    出する手段と を含むことと; 軌道プログラム手段が現時運動セグメントに適用される
    運動プロフィルとして算出された加速度、速度及び減速
    度値に従って前記フィードバックループ制御手段に対す
    る軌道位置指令を発生することを特徴とする特許請求の
    範囲第24項に記載のロボット。 29、プランニング・プログラム手段が指令されるそれ
    ぞれのロボット・プログラム運動について加速、旋回及
    び減速時間セグメントを含む時間プロフィルを形成し; 軌道プログラム手段が弯曲パス軌道に従い、かつ現時運
    動セグメントに適用される時間プロフィルに従い、前記
    フィードバック制御ループ手段のそれぞれについて位置
    指令を発生し; 軌道プログラム発生手段がそれぞれが各方程式を、指令
    された弯曲パス・セグメントに対して特定する所定の可
    変パラメータを有する弯曲パス・セグメント決定方程式
    を記憶しており; 軌道プログラム発生手段がロボット・プログラムによっ
    て規定されるパラメータに応答し、かつこの規定パラメ
    ータに対応する記憶されている方程式を実行することに
    より、前記位置指令を形成し、ロボット・プログラムに
    よって決定された弯曲パスに対応する工具先端軌道を決
    定する手段をも含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    24項に記載のロボット。 30、前記方程式が2次以上の多項方程式を含み、規定
    パラメータが多項方程式が指令された弯曲パスと対応で
    きるように規定された係数を含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第29項に記載のロボット。 31、前記方程式がアーク方程式を含み、規定パラメー
    タが指定されたアーク・パス上 に、アーク方程式をこれを対応させる少なくとも2つの
    点を含むことを特徴とする特許請求の範囲第30項に記
    載のロボット。 32、前記多項方程式が3次以上であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第31項に記載のロボット。 33、位置/速度制御ループを作動し、前記プランニン
    グ及び軌道プログラム手段を実行することにより、位置
    /速度制御ループにための前記位置指定を形成する位置
    /速度マイクロプロセッサ・サーボ手段を設けたことを
    特徴とする特許請求の範囲第31項に記載のロボット。 34、プランニング・プログラム手段がそれぞれの指定
    されたロボット・プログラム運動を実行するため加速、
    旋回及び減速時間セグメントを含む時間プロフィルを形
    成し; 軌道プログラム手段が所定タイプのパス運動に従い、か
    つ現時パス・セグメントに適用される時間プロフィルに
    従い現時パス・セグメントに沿って前記フィードバック
    制御ループ手段のそれぞれについて補間位置指定を発生
    し;前記ロボットが 少なくとも3項までの多項方程式を記憶する手段を含む
    ことと; プランニング・プログラム手段が配向についても位置に
    ついても、1つのパス・セグメントの旋回部分の終りに
    おける初期転移点から次のパス・セグメントの旋回部分
    の始まりにおける最終転移点へロボット工具を円滑に移
    動させる工具配向及び工具位置指定として前記位置指定
    が発生することを可能にする前記多項方程式の係数を算
    出する連続パス手段をも含み; 軌道プログラム手段が前記フィードバックループ手段の
    それぞれの動作に位置、速度及び加速の不連続性が現わ
    れないようにパス・セグメント間で工具を円滑に位置ぎ
    め及び配向移動させる補間位置指定を前記多項方程式係
    数から算出する手段をも含むこと を特徴とする特許請求の範囲第24項に記載のロボット
    。 35、前記連続パス手段がデカルト座標移動リクエスト
    に応答して、工具位置については位置ベクトルに基づき
    、工具配向所定クレームを基準とする回転速度に基づき
    、前記多項方程式係数を算出する手段を含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第34項に記載のロボット。 36、それぞれの前記フィードバック制御ループ手段に
    おける前記制御手段が すべてのロボット軸について、前記制御ループ手段に対
    するデジタルモータ位置、速度及び駆動電流フィードバ
    ック信号を発生する手段と; 前記位置指令及び位置/速度フィードバックに応答して
    トルク指令を発生する位置/速度マイクロプロセッサ制
    御手段と; 前記トルク指令及びモータ電流フィードバックに応答し
    て電圧指令を発生するトルク・マイクロプロセッサ制御
    手段と; 前記電圧指令に応答して連携の電力増幅器に対する制御
    信号を発生するパルス幅変調手段と を含むことを特徴とする特許請求の範囲第24項に記載
    のロボット。
JP62295014A 1986-11-20 1987-11-20 ロボットのデジタル制御装置 Pending JPS63141110A (ja)

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