JPS6314104B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6314104B2
JPS6314104B2 JP55167670A JP16767080A JPS6314104B2 JP S6314104 B2 JPS6314104 B2 JP S6314104B2 JP 55167670 A JP55167670 A JP 55167670A JP 16767080 A JP16767080 A JP 16767080A JP S6314104 B2 JPS6314104 B2 JP S6314104B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
warp
threads
transfer
printing
printed
Prior art date
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Expired
Application number
JP55167670A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5795339A (en
Inventor
Takahiro Fujio
Junji Maehara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Toyo Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd, Toyo Kogyo Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP55167670A priority Critical patent/JPS5795339A/ja
Publication of JPS5795339A publication Critical patent/JPS5795339A/ja
Publication of JPS6314104B2 publication Critical patent/JPS6314104B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は製織方法に関するものである。従来か
ら、経糸に捺染を行つた後に緯糸をとおし製織す
る経糸捺染法(ワーププリント法)が知られてい
る。また従来より知られている方法をより効果
的、能率的ならしめる為に、ロール捺染法を利用
した特開昭52―27892や「繊維」第28巻、第4号、
145〜147頁に述べられる様な転写捺染方法を利用
したほぐし織物製造法などが一般に知られてい
る。本発明は従来の発明をさらに効果的にするべ
く発明されたものである。
すなわち本発明は、整経を行つた経糸の片面又
は両面から捺印を行つた後、かかる経糸に撚りを
かけ、再び整経を行い、その後さらに緯糸をとお
して製織することにより、従来では得られなかつ
た極めて美しい捺染模様を提供しようとするもの
である。以下本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の原理をわかりやすく説明する
ための説明図である。すなわちイは1本の経糸の
断面を示す。ロはイで示した1本の経糸の片面
(aの側)より捺染を行つたものの断面を示す。
すなわちaで示された部分には捺染により染料が
染着し、糸の裏面すなわちbで示される部分には
染料は殆んど染着しない。
ハは1本の経糸の長さ方向より見た断片を示
す。ニはハの経糸の染料が捺染された片面aの部
分よりみた断片を示す。ホはニの両端をつまんで
1回転糸に撚りをかけた状態を示す。すなわち撚
りをかけることによりaの裏面の染料のついてい
ない部分bが図の様にあらわれ、染料で捺染され
た部分と、捺染されない部分が交互に斜めに縞状
にあらわれる。同様に第1図に於て経糸の片面か
ら捺染を行う代りに、経糸の両面から色相の違つ
た染料を用いて同時に捺染を行うことにより、色
相の異つた染料が交互に縞状にあらわれ、より表
現効果を高めることができる。この様な効果をあ
らわす捺染方法としては乾式転写捺染方法が最も
適している。すなわち、周知のように乾式転写捺
染法は水を全く使用することなく、乾式転写処理
のみで染色が可能であるのと同時に、糸や布帛の
片面のみを染色するには最も適した方法であるか
らである。すなわち一般的に乾式転写捺染法は、
従来法である水を染色の媒体として使用するダイ
レクトプリント法に比べて、内部浸透性が悪いこ
とが指摘されており、転写紙と直接接触する面は
良好に捺染されるが、裏面は染色されずに繊維そ
のものの色相である白地として残つてしまい、乾
式転写捺染法の欠点であるとされていた。しかし
ながらこの性質を利用して本発明を行うことによ
り従来ではみられなかつた美しい捺染模様を得る
ことができる。
すなわち、あらかじめ整経を行つた経糸の片面
又は両面から捺染を行つた後に、この経糸に撚り
をかけると第1図に示す原理で糸の表裏の色相が
交互に斜めに縞状にあらわれ、この様な経糸が引
き揃えられた所に緯糸を織り込むことにより様々
な模様をかもし出すことができる。具体的な例と
して経糸の表裏から色相の異つた無端版柄(ベ
タ柄)を転写した後撚りをかけ、再び整経し、緯
糸をとおし製織すると2色が交互に入り混つた無
地柄模様が得られる。経糸の片面又は両面から
第2図に示すように色相が、横ストライプ状に数
色、交互に印刷された転写紙を用いて転写し、さ
らに撚りをかけた後、整経し製織すると玉虫調の
捺染布が得られる。経糸の片面又は両面から幾
可学模様や花柄などの一定の模様を有する転写紙
にて転写し、さらに撚りをかけた後、整経し製織
すると、ある種の偶然性を秘めた面白い模様が得
られる。例に於て緯糸にも転写捺染後撚
りをかけた糸を使用することによりさらに深みの
ある興味深い捺染布を得ることができ、絣模様効
果なども得ることができる。
ここで、乾式転写捺染法は例えば第3図に示す
ような装置を用いて行なうことができる。第3図
において、3は整経ビームを示しており、ここか
ら繰り出した経糸10は筬(おさ)6を経て、そ
の表裏に、表面用転写紙4及び裏面用転写紙5を
重ね、エンドレスベルト2により加熱シリンダー
1上に重ねられる。この加熱シリンダー1で転写
捺染を行なつた後、表面用転写残紙7、経糸1
0、裏面用転写残紙8はそれぞれ別途に巻取られ
る。9は経糸巻取りビームを示している。
また経糸捺染後の撚りのかけ方としては、捺染
後の経糸をビーム(beam)に巻きとつた後に、
それぞれの経糸をフライヤー式、リング式、ミユ
ール式などの通常知られた撚糸方法の原理を応用
し、ボビンに巻きとりながら撚りをかけるか、経
糸本の少ない場合には転写捺染機と連続し撚りを
かけながら経糸を巻きとつても良い。また撚りの
かけ方により、色相変化、風合なども調節でき
る。
次に、撚糸のかけられた経糸を再び元の配列ど
おり、整経し直し糊付を行つた後整経ビームに巻
きとる。
さらにその後織機にかけ製織を行つた後、簡単
な洗浄を行い、経糸捺染布が得られる。
本発明に使用できる素材としては、ポリエステ
ル繊維はもちろん、アクリル、ナイロン、トリア
セテートなどの合成繊維や木綿、羊毛、絹などの
天然繊維へも特願昭54―59363、特開昭54―
156883、特開昭54―134185、特開昭54―142388な
どに述べられる方法にて改質処理することによ
り、乾式転写捺染法が可能となり、適用すること
ができる。
以下実施例をもつてさらに詳細な説明を加え
る。
実施例 1 (1) 60g/m2の片面スターチコート紙に下記組成
のインキにより第2図に示す様な2cm幅の横スト
ライプ模様をグラビア印刷して乾式転写捺染紙を
得た。
( ( ( ( ( ( (染料(原末)※ 10部 エチルセルロース 9〃 非イオン界面活性剤 1〃 イソプロピルアルコール 40〃 エタノール 40〃 ※染料 ( ( ( (Aインキ:C.l.Disperse Yellow Bインキ:C.l.Disperse Red Cインキ:C.l.Disperse Blue 51 60 73 (2) 次に示す様な条件にて経糸整経を行い、経糸
ビームに巻き取つた。
( ( ( (ポリエステルフイラメント糸 150D/30f 整経巾 98cm 打込数 105本/inch (3) 次に(1)で作成した転写捺染紙を用い(2)で準備
した経糸に、第3図に示す様な方法で表裏から
同時転写を行つた。
ここで温度は195℃で転写時間は35秒の条件
にて転写を行い、表裏の転写紙は同じ色相のイ
ンキ部分が重ならない様に注意し、表面がAイ
ンキの部分に裏面はCインキが重なる様にして
転写した。
(4) 次にビームに巻き取られた経糸にそれぞれ
1m当り500回の撚りをかけサイジングを行つた
後、再びもとの様に整経ビームに巻きとつた。
(5) 次にこれを織機にかけ緯糸にC.l.Disperse
Yellow60とCl Disperse Blue56を用いて緑色
に先染めしたポリエステルフイラメント糸
120D/25fを使用し、平織り布を得た。
(6) その後、サイジング剤を落すための洗浄を行
い、乾繰仕上げを行つたところ玉虫模様の美し
い捺染布を得た。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は原理を
説明するための説明図。第2図は転写紙の例、第
3図は転写捺染工程を示す説明図である。 1;加熱シリンダ、2;エンドレスベルト、
3;整経ビーム、4;表面用転写紙、5;裏面用
転写紙、6;筬(おさ)、7;表面用転写残紙、
8;裏面用転写残紙、9;経糸巻取りビーム、1
0;経糸、a;経糸の捺染された片面、b;捺染
されない片面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 整経を行つた経糸の片面又は両面から捺染を
    行つた後に、かかる経糸に撚りをかけ、再び整経
    を行い、その後さらに緯糸をとおし製織すること
    を特徴とする製織方法。 2 捺染が乾式転写捺染法であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP55167670A 1980-11-28 1980-11-28 Weaving method Granted JPS5795339A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55167670A JPS5795339A (en) 1980-11-28 1980-11-28 Weaving method

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55167670A JPS5795339A (en) 1980-11-28 1980-11-28 Weaving method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5795339A JPS5795339A (en) 1982-06-14
JPS6314104B2 true JPS6314104B2 (ja) 1988-03-29

Family

ID=15854037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55167670A Granted JPS5795339A (en) 1980-11-28 1980-11-28 Weaving method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7001638B2 (ja) * 2019-06-26 2022-01-19 東リ株式会社 内装材及びその製造方法

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JPS5795339A (en) 1982-06-14

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