JPS63140788A - Co↓2レ−ザ溶接のクレ−タ処理方法 - Google Patents
Co↓2レ−ザ溶接のクレ−タ処理方法Info
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- JPS63140788A JPS63140788A JP61288486A JP28848686A JPS63140788A JP S63140788 A JPS63140788 A JP S63140788A JP 61288486 A JP61288486 A JP 61288486A JP 28848686 A JP28848686 A JP 28848686A JP S63140788 A JPS63140788 A JP S63140788A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 claims abstract description 4
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明はCO2レーザ光を集光照射させて行なう溶接に
おいて終端部にクレータを生じさせないうにした溶接法
に関する。
おいて終端部にクレータを生じさせないうにした溶接法
に関する。
(従来の技術)
一般に円筒または円柱材料のCO2レーザ溶接法におい
ては、第1図に示すように、レーザ光1を集光レンズ2
によって集光し、集光したレーザ光を被溶接物3に照射
しながら、被溶接物3を回転治具4によって、一定ある
いは、可変速度で回転させながら溶接が行なわれる。そ
して、溶接はレーザ光を被溶接物に一回転以上照射させ
た後、シャッタ等により、レーザ光を遮断し終了させる
。
ては、第1図に示すように、レーザ光1を集光レンズ2
によって集光し、集光したレーザ光を被溶接物3に照射
しながら、被溶接物3を回転治具4によって、一定ある
いは、可変速度で回転させながら溶接が行なわれる。そ
して、溶接はレーザ光を被溶接物に一回転以上照射させ
た後、シャッタ等により、レーザ光を遮断し終了させる
。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、その際レーザ光を高出力のまま遮断すると、
第2図(a)に示すように、溶接部5にクレータ6と称
するくぼみを生ずる。これは、CO2レーザ溶接では光
エネルギーによる高エネルギー密度溶接のため、被溶接
物の反射条件や溶接中に発生するプラズマによるレーザ
光吸収などにより、溶接性が影響され、このため、レー
ザ光を低出力にすると、溶接性が急激に変化し、第2図
(b)に示すような遷移的な漬込現象により、クレータ
が生じやすくなるためである。
第2図(a)に示すように、溶接部5にクレータ6と称
するくぼみを生ずる。これは、CO2レーザ溶接では光
エネルギーによる高エネルギー密度溶接のため、被溶接
物の反射条件や溶接中に発生するプラズマによるレーザ
光吸収などにより、溶接性が影響され、このため、レー
ザ光を低出力にすると、溶接性が急激に変化し、第2図
(b)に示すような遷移的な漬込現象により、クレータ
が生じやすくなるためである。
溶接部にこのクレータが生じると、その部分の溶接肉厚
が減少し、機械的強度が低下する。従って、品質上、ク
レータの大きさを最小限にする必要がある。
が減少し、機械的強度が低下する。従って、品質上、ク
レータの大きさを最小限にする必要がある。
そこで従来の溶接では、レーザ光の出力を徐々に減少さ
せる出力スロープ・ダウン方式をはじめ、クレータ処理
時に、回転速度を早めたり、集光レンズの焦点位置をず
らしたりする等の方法が採られている。
せる出力スロープ・ダウン方式をはじめ、クレータ処理
時に、回転速度を早めたり、集光レンズの焦点位置をず
らしたりする等の方法が採られている。
しかしながら、これらの技術では、クレータの大きさを
縮小させるには限度がある。例えば第3図(a)に示す
ように、連続発振のレーザ出力を徐々に減衰させる出力
スロープダウン方式では、溶接ビード幅は、連続的に小
さくならず溶接部5に第2図(b)に示すような比較的
大きなりレータ7が残るという不具合がある。
縮小させるには限度がある。例えば第3図(a)に示す
ように、連続発振のレーザ出力を徐々に減衰させる出力
スロープダウン方式では、溶接ビード幅は、連続的に小
さくならず溶接部5に第2図(b)に示すような比較的
大きなりレータ7が残るという不具合がある。
本発明は、これら従来技術の欠点に鑑みてなされたもの
で溶接部にクレータを生じさせない溶接法を提供するこ
とを目的とする。
で溶接部にクレータを生じさせない溶接法を提供するこ
とを目的とする。
(間層点を解決するための手段)
本発明はレーザ光を集光照射させて行なう溶接方法にお
いて、少な(ともクレータ処理時、つまり、溶接部の溶
融池を漸次小さくする時にレーザ光を任意の周波数で出
力するパルス発振状態で、平均出力を徐々に減衰させる
ことを特徴とする。
いて、少な(ともクレータ処理時、つまり、溶接部の溶
融池を漸次小さくする時にレーザ光を任意の周波数で出
力するパルス発振状態で、平均出力を徐々に減衰させる
ことを特徴とする。
(作 用)
本発明は、CO2レーザ光をパルス化することによって
、金属表面での反射・吸収やプラズマ生成状態などが変
化し、低出力においても安定した溶接漬込性が維持でき
るため、出力減衰によりクレータを小さくする効果が得
られる。
、金属表面での反射・吸収やプラズマ生成状態などが変
化し、低出力においても安定した溶接漬込性が維持でき
るため、出力減衰によりクレータを小さくする効果が得
られる。
(実施例)
以下、添付図面を参照して本発明の実施例について説明
する。
する。
第1図において、CO2レーザ溶接においては、レーザ
発振器からレーザ光1を取出し、集光レンズ2で集光さ
せて、被溶接物3に照射させ、被溶接物3を回転治具4
によって回転させることにより行なわれる。
発振器からレーザ光1を取出し、集光レンズ2で集光さ
せて、被溶接物3に照射させ、被溶接物3を回転治具4
によって回転させることにより行なわれる。
CO2レーザの発振は、一般的に容器内のCO2混合ガ
ス8にグロー放電による励起エネルギーを与え、光学的
共振器9によって、増幅させることにより達成され、同
位相で指向性のよいレーザ光が得られる。レーザ発振で
は電源10の出力を調節することにより、励起エネルギ
ーをコントロールさせて、レーザ光を任意の周波数と出
力に制御することができる。
ス8にグロー放電による励起エネルギーを与え、光学的
共振器9によって、増幅させることにより達成され、同
位相で指向性のよいレーザ光が得られる。レーザ発振で
は電源10の出力を調節することにより、励起エネルギ
ーをコントロールさせて、レーザ光を任意の周波数と出
力に制御することができる。
本実施例におけるレーザ出カバターンを第3図(b)に
示す、、12時間一定出力のパルス発振をさせた後レー
ザ光のピークエネルギーを13時間に渡って漸次小さく
して、出力を減衰させる。また被溶接物の回転速度は1
2時間内に一回転以上できるようにセットする。
示す、、12時間一定出力のパルス発振をさせた後レー
ザ光のピークエネルギーを13時間に渡って漸次小さく
して、出力を減衰させる。また被溶接物の回転速度は1
2時間内に一回転以上できるようにセットする。
このような方法で溶接を行うと、第2図(C)に示すよ
うに出力減衰に伴つて、溶接時の溶融池は連続的に小さ
くなり、クレータを生じない溶接部を得ることができる
。
うに出力減衰に伴つて、溶接時の溶融池は連続的に小さ
くなり、クレータを生じない溶接部を得ることができる
。
本実施例においては、レーザ光のパルス発振周波数を2
0〜400Hzの範囲の場合で、特によ−い結果を得る
ことができる。
0〜400Hzの範囲の場合で、特によ−い結果を得る
ことができる。
また、本発明は円筒または円柱以外の材料を溶接する場
合においてもクレータの大きさを小さくする効果を得る
ことができる。
合においてもクレータの大きさを小さくする効果を得る
ことができる。
以上述べた様に、本発明はCO2レーザ光をパルス発振
させながら出力を徐々に減衰させるようにしたので、金
属表面での反射・吸収やプラズマ生成状態などが変化し
、低出力においても安定した溶接漬込性が維持できるた
め、溶接部にはクレータが発生せず、溶接品質を向上さ
せることができる。
させながら出力を徐々に減衰させるようにしたので、金
属表面での反射・吸収やプラズマ生成状態などが変化し
、低出力においても安定した溶接漬込性が維持できるた
め、溶接部にはクレータが発生せず、溶接品質を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はCO。レーザ溶接装置の概略構成図、第2図(
a)(b)(c)は、それぞれ円筒材料のCO2レーザ
による溶接部外観の説明図、第3図(a)は、従来の円
筒材料をC02レーザ溶接する場合のレーザ出カニ時間
の関係を示す出カバターン例、第3図(b)は、本発明
における円筒材料をCO2レーザ溶接する場合のレーザ
出カニ時間の関係を示す出カバターン例である。 1・・・レーザ光、2・・・集光レンズ、3・・・被溶
接物、4・・・回転治具、5・・・溶接部、6.7・・
・クレータ、8・・・CO3混合ガス、9・・・共振器
、10・・・電源。 出願人代理人 佐 藤 −雄 第1目 (a) (b) (c)易2目
a)(b)(c)は、それぞれ円筒材料のCO2レーザ
による溶接部外観の説明図、第3図(a)は、従来の円
筒材料をC02レーザ溶接する場合のレーザ出カニ時間
の関係を示す出カバターン例、第3図(b)は、本発明
における円筒材料をCO2レーザ溶接する場合のレーザ
出カニ時間の関係を示す出カバターン例である。 1・・・レーザ光、2・・・集光レンズ、3・・・被溶
接物、4・・・回転治具、5・・・溶接部、6.7・・
・クレータ、8・・・CO3混合ガス、9・・・共振器
、10・・・電源。 出願人代理人 佐 藤 −雄 第1目 (a) (b) (c)易2目
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、CO_2レーザ光を照射させて行なうレーザ溶接に
おいて、少なくともクレータ処理時にレーザ光をパルス
発振させながら、出力を徐々に減衰させるようにしたこ
とを特徴とするCO_2レーザ溶接のクレータ処理方法
。 2、レーザ光のパルス発振の周波数は20〜400Hz
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のC
O_2レーザ溶接のクレータ処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61288486A JPS63140788A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | Co↓2レ−ザ溶接のクレ−タ処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61288486A JPS63140788A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | Co↓2レ−ザ溶接のクレ−タ処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63140788A true JPS63140788A (ja) | 1988-06-13 |
Family
ID=17730833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61288486A Pending JPS63140788A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | Co↓2レ−ザ溶接のクレ−タ処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63140788A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06149327A (ja) * | 1992-11-12 | 1994-05-27 | Fanuc Ltd | リアルタイム位置補正方法 |
WO2006062167A1 (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-15 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | ロボットシステム |
JP2012037401A (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-23 | Sankei Engineering:Kk | 検査用プローブの製造方法 |
JP2012170989A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Suzuki Motor Corp | レーザ重ね溶接方法 |
US8929580B2 (en) | 2009-02-20 | 2015-01-06 | Nittobo Acoustic Engineering Co., Ltd. | Sound generation system, sound recording system, sound generation method, sound recording method, sound adjusting method, sound adjusting program, sound field adjusting system, speaker stand, furniture, speaker cabinet, and speaker device |
DE102013227148A1 (de) * | 2013-12-23 | 2015-06-25 | Kuka Roboter Gmbh | Schweißroboter und Verfahren zum Betreiben einer Laserschweißvorrichtung |
JP2017039145A (ja) * | 2015-08-20 | 2017-02-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | レーザ溶接制御方法及びレーザ溶接システム |
WO2022218796A3 (de) * | 2021-04-16 | 2022-12-08 | Trumpf Laser- Und Systemtechnik Gmbh | Verfahren zum verschweissen von metallhaltigen, gebogenen stableitern, mit intensitätsumverteilung in einer anfangsphase und einer endphase; entsprechende stableiteranordnung und verwendung von solchen stableiteranordnungen |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5939492A (ja) * | 1982-08-27 | 1984-03-03 | Mitsubishi Electric Corp | レ−ザ加工方法 |
JPS5992190A (ja) * | 1982-11-15 | 1984-05-28 | Amada Co Ltd | レ−ザ加工装置 |
-
1986
- 1986-12-03 JP JP61288486A patent/JPS63140788A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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US7974735B2 (en) | 2004-12-10 | 2011-07-05 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Laser tool robot system with coordinated drive shaft control |
US8929580B2 (en) | 2009-02-20 | 2015-01-06 | Nittobo Acoustic Engineering Co., Ltd. | Sound generation system, sound recording system, sound generation method, sound recording method, sound adjusting method, sound adjusting program, sound field adjusting system, speaker stand, furniture, speaker cabinet, and speaker device |
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