JPS6314077A - 輻射熱式乾燥装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明はガラス布のような基材に熱硬化性樹脂を含浸さ
せた樹脂含浸プリプレグを連続的に乾燥室に送って乾燥
室を通過するとき輻射熱で乾燥する輻射熱式乾燥装置に
関するものである。

［背景技術１ 近年、樹脂含浸プリプレグを連続的に送っ゛Ｃ乾燥する
乾燥装置は、熱風を直接樹脂含浸プリプレグに吹き付け
て乾燥する熱風式乾燥５ｊｃ置から輻射熱乾燥する輻射
熱式乾燥装置が主流になりつつある。これは熱風を樹脂
含浸プリプレグに吹き付けるとａ１脂の飛散等の弊害が
あるためである。ところで従来の輻射熱式乾燥装置にあ
っては、第３図に示すように乾燥室１′と、燃料を燃焼
させる加熱用燃焼１ｆｉａとよりなり、乾燥室１′の輻
射熱発生部と加熱用燃帽すとを熱ｖＬ経路らにて連通さ
せてあり、熱媒経路すを循環する熱媒を加熱用燃焼機８
で加熱し、乾燥室１″の輻射熱発生部で輻射熱を発生し
て乾燥室１′内の樹脂含浸プリプレグを乾燥するように
なっており、また乾燥室１′から有害な排気が人が発生
するので、脱臭燃焼機２′と乾燥室１′内とを排気ガス
経路３′に一〇連通させ、排気ガスを脱臭燃焼機２′に
て燃焼させて大気に放出している。しかしかかる従来例
にあっては、排気ガスを燃焼させるだけのために脱臭燃
焼１Ｆ！２’　にて余分に燃料が必要であると共に燃焼
させた後大気に放出するのでエネルギー的に無駄である
という欠点があり、また乾燥室１′に輻射熱用の熱を供
給する熱媒は熱媒油のようなものであるので引火のよう
な危険性があるという欠点がある。

［発明の目的１ 本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本発
明の目的とするところは熱効率が上が９大幅に省エネル
ギー化が図れ、しかも安全性を向上できる輻射熱式乾燥
装置を提供するにある。

［発明の開示１ 本発明輻射熱式乾燥装置は、樹脂含浸プリプレグを通し
て乾燥する乾燥室１と、燃料と排気ガスとを燃焼させる
脱臭燃焼機２とを具備し、乾燥室１からの排気ガスを脱
臭燃焼機２に供給する排気ガス経路３にて乾燥室１内と
脱臭燃焼へ２とを連通させ、吸入した大気を加熱して輻
射熱発生部４に供給する熱風供給経路５を乾燥室１に連
通させると共に脱臭燃焼機２の燃焼にて発生した熱風と
熱交換して熱風供給経路５の空気を加熱する熱風熱交換
器６を熱風供給経路５に設けて成ることを特徴とするも
のであって、上述のように枯成することにより従来例の
欠点を解決したものである。

つまり、上記のように摺成したことにより、乾燥室１か
らの排気ガスを脱臭燃焼８！２にて燃焼させることがで
きて有害なガスを処理して公害を発生しないようにでき
るのは勿論、脱臭燃焼機２にて発生した熱風の熱と熱交
換して加熱した空気の熱風にて乾燥室１に輻射熱用の熱
を送ることができて従来のように脱臭だけのために無駄
な燃焼を必要とせず、熱効率が大幅に上がって省エネル
ギー化が図れるようになり、しかも加熱した空気の熱風
にて熱を伝えるので従来の引火の可能性のある熱媒に比
べて安全性が尚くなった。

以下本発明を第１図、第２図に示す実施例により詳述す
る。

乾燥室１は内部にりＩ脂含浸プリプレグを送って輻射熱
にて乾燥するものである。本実施例の場合縦型であって
、例えば乾燥室１の下から乾燥室１内に樹脂含浸プリプ
レグを送り込み、乾燥室１内の上部で下方に祈り返し、
乾燥室１の下から送り出−１ようになっている。つまり
、乾燥室１内で樹脂含浸プリプレグが逆Ｕ字状の経路で
送られるようになっている。乾燥室１の壁１２の内面側
には輻射熱発生部４を設けである０本実施例の場合、壁
１２は断熱材にて形成され、輻射熱発生部４として輻射
熱パネル４ａを埋設しである。この輻射熱パネル４ａは
仕切［７にて仕切って多数個の熱風通路８を形成しであ
る。この輻射熱パネル８には効率を上げるためフィンを
有する方が望ましい。

脱臭燃焼機２は燃料ガスを燃焼させるものであるが、こ
のとき同時に排気がスも燃焼させるものである。脱臭燃
焼機２と乾燥室１内とが排気ガス経路３にて連通させて
あり、乾燥室１内での樹脂含浸プリプレグの乾燥時生じ
た溶剤等を含む排気ガスが排気ガス経路３を介して脱臭
燃焼機２に供給されるようになっている。脱臭燃焼８！
２に供給された排気ガスはガス加熱用熱交換器９を通っ
て加熱され、燃料ガスと一緒に燃焼する。排気ガス経路
３には排気用送風機１０と流ｆｆｉ調整ダンパー１１と
を配置しである。脱臭燃焼へ２から燃焼した熱風を排出
する排出経路１６には熱風熱交換器６を配置してあり、
この熱風熱交換器６と熱交換するように熱風供給経路５
を設けである。この熱風供給経路５は一端に新鮮な空気
を吸入する大気吸入部１７を設けてあり、他端を乾燥室
１の輻射熱発生部４としての輻射熱パネル４ａと連通さ
せてある。熱風供給経路５の大気吸入部１７と熱風熱交
換器６との間には熱風用送風ｒＩｉ２８を配置してあり
、脱臭燃焼機３の燃焼で発生した熱風と大気吸入部１７
から吸入した空気とが熱風熱交換器６にて熱交換し、こ
の熱交換にて得られた熱風を熱風供給経路５から輻射熱
パネル４ａに供給するようになっている。熱風供給経路
５には流量調整グンパー１４を配置しである。この流量
調整グンパー１１は温度指示制御部１５で開閉制御され
るものであって、乾燥室１内の温度に応じて開閉制御さ
れるものである。乾燥室１の輻射熱発生部４としての輻
射熱パネル４ａから排気経路１８を導出してあり、排気
経路１８に排気用送風機１９を配置してあり、排気経路
１８を介して輻射熱パネル４ａで熱交換した排気は大気
に排出されるよ・）になっている。乾燥室１内には大気
から空気を供給する空気供給経路２０を連通させてあり
、空気供給経路２０には空気供給用送風機２１と流量調
整ダンパー２２を配置しである。排気経路１８から排気
の一部を空気供給経路２０に供給する分岐排気経路２３
を導出してあり、排気経路１８に流量調整ダンパー２４
を配置しである。上記流量調整ダンパー２２．２．１は
温度指示制御部２５と流量指示制御部２６にて制御され
て適当な温度に制御された空気が乾燥室１内に供給され
るようになっている。

上記のように輻射熱式乾燥装置が形成され、熱硬化性樹
脂を含浸させた樹脂含浸プリプレグを乾燥室１内に供給
すると、輻射熱発生部４としての輻射熱パネル４ａから
の輻射熱にて樹脂含浸プリプレグが乾燥される。樹脂含
浸プリプレグの乾燥により発生した溶剤等を含む排気ガ
スは排気ガス経路３から脱臭燃焼機２に送られて燃焼処
理される。脱臭燃焼機２で得られた熱風は熱風熱交換器
６で熱風供給経路５を流れる空気を加熱し、加熱された
空気の熱風が流量制御されて乾燥室１の輻射熱パネル４
ａに供給され、一定の輻射熱にて樹脂含浸プリプレグが
乾燥される。このとき乾燥室１内は輻射熱パネル４ａか
らの輻射熱と、空気供給経路２０からの空気の温度及び
流量の制御と、排気ガス経路３からの排気流量の制御と
により一定の温度に保持される。

［発明の効果］ 本発明は叙述のように樹脂含浸プリプレグを通して乾燥
する乾燥室と、燃料と排気ガスとを燃焼させる脱臭燃焼
機とを具備し、乾燥室からの排気がスを脱臭燃焼機に供
給する排気ガス経路にて乾燥室内と脱臭燃焼機とを連通
させ、吸入した大気を加熱して輻射熱発生部に供給する
熱風供給経路を乾燥室に連通させると共に脱臭燃焼機の
燃焼にて発生した熱風と熱交換し−Ｃ熱風供給経路の空
気を加熱する熱風熱交換器を熱風供給経路に設けている
ので、乾燥室からの排気ガスを脱臭燃焼機にて燃焼させ
ることができて有舜なガスを処理して公害を発生しない
ようにできるのは勿論、脱臭燃焼機にて発生した熱風の
熱と熱交換して加熱した空気の熱風にて乾燥室に輻射熱
用の熱を送ることができて従来のようにＩＢＭ、臭だけ
のための無駄な燃焼を必要とせず、熱効率が大幅に上が
っ−Ｃ省エネルギー化が図れるものであり、しかも樹脂
含浸プリプレグより出た溶剤等の可燃性成号を含む排気
ガスを燃焼させた熱も利用できて燃料を節約できてこの
点でも省エネルギー化が図れるものて゛あり、さらに加
熱した空気の熱風にて熱を伝えるので従来の引火の可能
性のある熱媒に比べて安全性の高いものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図は同上の輻
射熱パネル部の斜視図、第３図は従来例の構成図であっ
て、１は乾燥室、２は脱臭燃焼機、３は排気ガス経路、
４は輻射熱発生部、５は熱風供給経路、６は熱風熱交換
ｒＪである。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 ｉｙ￥１ｙＪ 第３問

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ［１］樹脂含浸プリプレグを通して乾燥する乾燥室と、
   燃料と排気ガスとを燃焼させる脱臭燃焼機とを具備し、
   乾燥室からの排気ガスを脱臭燃焼機に供給する排気ガス
   経路にて乾燥室内と脱臭燃焼機とを連通させ、吸入した
   大気を加熱して輻射熱発生部に供給する熱風供給経路を
   乾燥室に連通させると共に脱臭燃焼機の燃焼にて発生し
   た熱風と熱交換して熱風供給経路の空気を加熱する熱風
   熱交換器を熱風供給経路に設けて成ることを特徴とする
   輻射熱式乾燥装置。