JPS63139627A - エンジンにおけるオイルフイルタ組付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、組付ステーションに定置したエンジンの横側
部にカートリッジ型のオイルフィルタを螺着するオイル
フィルタ組付装置に関する。

（従来の技術） 従来は、作業者が手作業でオイルフィルタをエンジンの
オイルフィルタ螺着箇所に仮締めし、次いで締付工具を
用いてこれを螺着するようにしている。

（発明が解決しようとする問題点） ところで、組付ステーションの横側部にオイルフィルタ
をこれの端部に組付けた０リングが横向きとなる水平姿
勢で搬送するワーク搬送コンベアを設けると共に、該コ
ンベアの終端に該コンベアから供給されたオイルフィル
タを嵌入する先端のソケットを有する締付具を、該組付
ステーション上のエンジンのオイルフィルタ螺着箇所に
向って進退自在に設け、エンジンに該コンベアからのオ
イルフィルタを該締付具により自動的に組付けるように
して作業能率の向上が図れるようにすることが考えられ
る。

この場合、ワーク搬送コンベアでオイルフィルタを水平
姿勢で搬送し、その水平姿勢のまま締付具に供給するた
め、該コンベアでオイルフィルタを搬送する途中や該締
付具に供給する途中で振動等によりＯリングが脱落する
可能性があり、０リングが脱落したままオイルフィルタ
を組付けたのではオイル洩れを生じることがらＯリング
の無いオイルフィルタを組付ける誤組付けを防止し得る
ようにすることが望まれる。

本発明は、かかる要望を充足し得るようにした装置を提
供することをその目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、かかる目的を達成すべく、組付ステーション
に定置したエンジンの横側部にカートリッジ型のオイル
フィルタを螺着する組付装置であって、該組付ステーシ
ョンの横側部にオイルフィルタをこれの端部に組付けた
Ｏリングが横向きとなる水平姿勢で搬送するワーク搬送
コンベアを設けると共に、該コンベアの終端に該コンベ
アから供給されたオイルフィルタを嵌入する先端のソケ
ットを有する締付具を、該組付ステーション上のエンジ
ンのオイルフィルタ螺着箇所に向って進退自在に設ける
ものにおいて、Ｏリングの有無を検査する０リング検出
手段を該締付具の進退軌跡に臨む所定の検査位置とその
外側の退避位置とに移動自在に設けたことを特徴とする
。

（作　用） 先ず、ワーク搬送コンベアによりオイルフィルタが水平
姿勢で搬送されてその水平姿勢のまま該コンベアの終端
の締付具のソケットに嵌入される。この際Ｏリング検査
手段を締付具の進退軌跡に臨む所定の検査位置に移動さ
せオイルフィルタの０リングの有無を検出し、０リング
が脱落していなければ該検査手段を退避位置に移動させ
た後、該締付具を前進させてオイルフィルタをエンジン
のオイルフィルタ螺着箇所に螺着する。

この場合、ワーク搬送コンベアでオイルフィルタを搬送
する途中でＯリングの検査を行ない得るようにすること
も考えられるが、これではオイルフィルタを該コンベア
から受取って締付具のソケットに嵌入させるまでにＯリ
ングが脱落する可能性が有り、０リングの無いオイルフ
ィルタがエンジンに組付けられてしまう。しかし、本発
明では０リング検出手段を締付具の進退軌跡に臨む所定
の検査位置とその外側の退避位置とに移動自在に設ける
ため、Ｏリングの検査をオイルフィルタが締付具のソケ
ットに嵌入された後従ってオイルフィルタがエンジンに
螺着される直前に行ない得られ、オイルフィルタの誤組
付けを確実に防止できる。

（実施例） 第１図乃至第３図を参照して、（１）は組立ラインの途
中の組付ステーション、（りは該組付ステーション（１
）の外方の供給ステーション、（３）は該供給ステーシ
ョン（りにオイルフィルタＡを搬送するコンベアを示し
、該組付ステーション（１）の横側部にはオイルフィル
タＡをこれの端部に組付けたＯリングＢが横向きとなる
水平姿勢で搬送するワーク搬送コンベア（４）と、その
外方のオイル槽（５）とが設けられており、該組付ステ
ーション（１）の横側部上方に設けた移載手段（６）に
より該供給ステーション（２）からオイルフィルタＡを
垂直姿勢で取出して該オイル槽（５）に入れ、Ｏリング
Ｂにオイルを塗布後、オイルフィルタＡを水平姿勢にし
て該ワーク搬送コンベア（４）に移載するようにした。

そして、上記ワーク搬送コンベア（４）の終端にオイル
フィルタＡを嵌入する先端のソケット（７ａ）を有する
締付具（７）を組付はステーション（１）上のエンジン
Ｃのオイルフィルタ螺着箇所に向って進退自在に設け、
該コンベア（４）から水平姿勢で搬送されるオイルフィ
ルタＡを該締付具（７）によりその水平姿勢のままエン
ジンＣの螺着箇所に組付は得るようにした。

図面で（８）はオイルフィルタＡを整列して段積みした
パケットＤを所定のストック位置から上記コンベア（３
）に供給する自動搬送台車を示し、該台車（８）により
供給されたパケットＤを段積みしたまま該コンベア（３
）により上記供給ステーション（りに搬送し、最上段の
パケットＤから上記移載手段（６）によりオイルフィル
タＡを取出し得るようにし、更に該供給ステーション（
りの外方に配置した旋回及び進退自在な払出手段（９）
により空になったパケットＤを該コンベア（３）の横側
の払出コンベア（ＩＧに払い出すようにした。

上記移載手段（６）は横動及び昇降動自在な可動枠（Ｉ
Ｚの下端に４個の吸！（１３を設けて成り、組付ステー
ション（１）の外方の機枠０Φに横設したガイドレール
（１５ａ）にスライダ（＋！ｉ）を支持させ、これにモ
ータ（１５ｂ）により正逆転駆動される螺杆Ｃ１５Ｃ）
を螺挿して該スライダ（＋５１に該モータ（１５ｂ）の
作動による横動が与えられるようにし、該スライダａ９
にモータ（１６ａ　）の作動により昇降動するロッド（
Ｉｅを垂設し、該ロッドａθの下端に該可動枠（＋２１
を取付けてこれに該各モータ（１５ｂ　）（１６ａ　）
の作動により該スライダ（＋５１及び該ロッドａｅを介
しての横動と昇降動とが与えられるようにした。

又、上記可動枠■の下端部に上記４個の吸盤ａ３を列設
したブラケット（１３ａ　）を軸着すると共に、該ブラ
ケット（１３ａ　）に該可動枠■に取付けたシリンダ（
１３ｂ）のピストンロッドを連結し、該ブラケット（１
３ａ　）に該シリンダ（１３ｂ）の作動によりこれら吸
ＩＩ（１３に吸着したオイルフィルタＡが水平姿勢とな
る横向き位置と垂直姿勢となる下向き位置とへの揺動が
与えられるようにした。

又、上記オイル槽（５）にはオイルに浸るように挿入し
た４個のスポンジ（５ａ）が設けられており、オイルフ
ィルタＡを垂直姿勢で該オイル槽〈５）に挿入したとき
該各スポンジ（５ａ）に各オイルフィルタＡの０リング
Ｂが密着しこれに該スポンジ（５ａ）を介してオイルが
塗布されるようにした。

又上記ワーク搬送コンベア（４）は、第５図に示す如く
、機枠（１４１の横側部に取付けた１対スプロケツト（
４ａＨ４ａ）間に張架したチェーン（４ｂ）に、ブロッ
ク（４Ｃ）を等間隔に複数個取付けて成り、該各ブロッ
ク（４Ｃ）間にオイルフィルタ八を水平姿勢で載置し得
るようにし、該チェーン（４ｂ）をシリンダ（４ｄ）の
作動により第３図で矢視方向に１ピツチずつ移動させオ
イルフィルタＡを搬送し得るようにした。

又、上記締付具（７）は、第４図に示す如く、機枠ａの
に固定のレール（１７ａ　）に支持させたスライダ（＋
７１に、組付ステーション（１）上のエンジンＣのオイ
ルフィルタ螺着箇所に対向するように固設され、該スラ
イダ０７）に該機枠（１４１に固定のシリンダ（１７ｂ
）のピストンロッドを連結し、該締付具（７）に該シリ
ンダ（１７ｂ　）の作動による該スライダ（＋７１を介
して上記螺着箇所に向っての進退動が与えられるように
した。

又、上記ワーク搬送コンベア（４）の終端には該コンベ
ア（４）上のオイルフィルタＡを着脱自在に把持する把
持具［相］が昇降自在に設けられており、該把持具ａ９
により該コンベア（４）からオイルフィルタＡを受取り
これを上記締付具（７）に供給し得るようにした。

これを更に詳述するに、該把持具ａｅは第４図及び第５
図に示す如く、ワーク搬送コンベア（４）の終端の可動
枠ａ９に固定した下側の把持片（１８ａ　）と、機枠（
＋４１のブラケット（１４ａ）に立設したエアシリンダ
（１８ｂ）のピストンロッドに連結した上側の把持片（
１８Ｃ）とで構成され、該可動枠ａ！！１から垂下した
１対のがイドロッド（１９ａ）（１９ａ）を該ブラケッ
ト（１４ａ）に形成した各ガイド孔に夫々挿通すると共
に、該可動枠ａに該ブラケット（１４ａ）に垂設したエ
アシリンダ（１９ｂ）のピストンロッドを連結し、該可
動枠ＣＩつに該シリンダ（１９ｂ）の作動による昇降動
が与えられるようにし、上記シリンダ（１８ｂ）の縮み
側への作動と該可動枠ａ９の上昇とによる該両把持片（
１８ａ　）（１８Ｃ）の動きでワーク搬送コンベア（４
）上のオイルフィルタ八を把持し、引き続く該可動枠■
の該シリンダ（１９ｂ）のエアの閉じ込みによる反力に
抗しての上昇によりオイルフィルタＡを把持具［相］に
把持した状態で締付具（７）のソケット（７ａ）の進退
軌跡に臨む所定の受渡位置に上昇し得るようにした。

ここで組付ステーションク１）の横側部には、オイルフ
ィルタＡのＯリングＢの有無を検査する０リング検出手
段■が上記締付具（７）の進退軌跡に臨む所定の検査位
置とその外側の対比位置とに移動自在に設けられており
、該検出手段■により０リングＢの検査を該締付具（Ｄ
でオイルフィルタＡをエンジンＣに螺着する直前に行な
い得るようにした。

上記Ｏリング検査手段■は第６図に明示する如く、上記
可動枠Ｉ′ｌＳの把持片（１８ａ）の背側に、締付具（
７）のソケット（１ａ）に嵌入したオイルフィルタＡの
ＯリングＢに当接する当接プレート（２０ａ）をエアシ
リンダその他の駆動源（２ｏｂ）により該オイルフィル
タＡに向って進退自在に設けて成り、該プレートＣＩ！
Ｏａ）にエア吹出口（２０ｃ　）を開設し、該吹出口Ｇ
！ＯＣ）からオイルフィルタＡ内にエアを圧送しそのエ
アの洩れによりＯリングＢの有無を検査し得るようにし
、該検査手段■を該可動枠０うの上昇により締付具（７
）の進退軌跡に臨む上側の検査位置と、該可動枠（１！
！ｌの下降により下側の対比位置とに移動させるように
した。

又、図示のものでは、オイルフィルタＡに対向する上記
当接プレート（２０ａ　）の前面に、０リングＢの内側
に嵌合可能で且つ先端にテーパ面（２０ｄ）を有するＯ
リングガイドＧ！Ｏｅ）をばね（２０「）で前方に付勢
して設け、該当接プレート（２０ａ）の前進によりこれ
のＯリングＢへの当接に先立って該ＯリングガイドＣ２
ｏｅ）を０リングＢの内側に嵌入し得るようにした。

次いで実施例の作用を説明するに、先ず移載手段（６）
の８吸１（１３で供給ステーション（２）上のパケット
ＤのオイルフィルタＡを夫々吸着して該パケットＤから
垂直姿勢で取出し、次いで可動枠（＋２１及びロット０
３の動きでオイルフィルタＡをオイル槽（５）に入れて
ＯリングＢにオイルを塗布後、シリンダ（１３ｂ　）を
縮み側に作動してオイルフィルタ八を水平姿勢とし、こ
れらオイルフィルタＡをワーク搬送コンベア（４）上に
水平姿勢で移載する。

次いでワーク搬送コンベア（４）によりオイルフィルタ
Ａをその終端に搬送し、把持具（Ｉｅで該コンベア（４
）上のオイルフィルタＡを把持すると共にこれを可動枠
ｑ９の動きで上界させ、次いで締付具（７）を前進させ
てソケット（７ａ）に該把持具（Ｉｅに把持したオイル
フィルタ八を嵌入し、その後ソケット（７ａ）をゆっく
り回転させると共に、０リング検出手段■の当接プレー
ト（２０ａ　）を駆動源（２ｏｂ）の作動により前進さ
せてこれをＯリングＢに当接させる。

このとき、オイルフィルタＡのＯリング已に一寸とした
位置ずれがあった場合には、当接プレート（２０ａ）の
ＯリングＢへの当接に先立ってＯリングガイド（２０ｅ
　）がＯリングＢの内側に嵌入され、該Ｏリングガイド
（２０ｅ）のテーパ面（２０ｄ）の案内作用によりソケ
ット（７ａ）の回転によるＯリング自身の回転と相俟っ
てその位置ずれが修正される。

次いでソケット（７ａ）の回転を停止した後、オイルフ
ィルタＡ内にエア吹出口（２０ｃ　）からエアを圧送す
るもので、これによればそのエアの洩れによりＯリング
Ｂの有無が検出される。

次いで当接プレートＧ！Ｏａ）を後退し、シリンダ（１
８ｂ’）を伸び側に作動して上側の把持片（ｔａＣ）を
上方に退去させると共に可動枠０！１１を下降して下側
の把持片（１８ａ）及び０リング検出手段■を下側の対
比位置に対比した後、ソケット（７ａ）を回転駆動しな
がら締付具（７）を前進するもので、これによれば締付
ステーション（１）に定置したエンジンＣのオイルフィ
ルタ螺着箇所にオイルフィルタＡが螺着される。

その後、締付具（７）を後退し、エンジンＣを払い出し
て組付作業を完了する。

尚、オイルフィルタＡに亀裂等が有った場合には０リン
グＢが脱落していなくてもこのままエンジンＣに組付け
るとオイル洩れを生じる不都合があるが、実施例のよう
にオイルフィルタＡ内にエア吹出口＋２０　Ｃ）からエ
アを圧込しそのエアの洩れによりＯリングＢの有無を検
査し得るようにすると、オイルフィルタ自身の不良も検
出でき、従ってＯリングＢの無いオイルフィルタＡの組
付だけでなく不良のオイルフィルタＡを組付ける誤組付
を防止でき有利である。

（発明の効果） このように本発明によるときは、オイルフィルタの０リ
ングの検査を自動的に行ない得られ、而も０リングの検
査をエンジンにオイルフィルタが螺着される直前に行な
うことができてエンジンへのオイルフィルタの誤組付け
を確実に防止できる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の１例の正面図、第２図はその平面
図、第３図は第１図の■−■線矢視図、第４図及び第５
図は夫々第２図のＩＶ　−ＩＶ線及びｖ−ｖ線拡大矢視
図、第６図はＯリング検出手段の截断正面図である。 （１）・・・組付ステーション （４）・・・ワーク搬送コンベア （７）・・・締　付　具 （７ａ）・・・ソ　ケ　ッ　ト ａ９・・・可　勅　枠 ■・・・Ｏリング検出手段 （２０ａ）・・・当接プレート （２０ｃ　）・・・エア吹出口 （２０ｄ）・・・テーバ面 （２０ｅ）・・・０リングガイド （２Ｏｆ）・・・ば　ね

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、組付ステーションに定置したエンジンの横側部にカ
   ートリッジ型のオイルフィルタを螺着する組付装置であ
   って、該組付ステーションの横側部にオイルフィルタを
   これの端部に組付けたＯリングが横向きとなる水平姿勢
   で搬送するワーク搬送コンベアを設けると共に、該コン
   ベアの終端に該コンベアから供給されたオイルフィルタ
   を嵌入する先端のソケットを有する締付具を、該組付ス
   テーション上のエンジンのオイルフィルタ螺着箇所に向
   って進退自在に設けるものにおいて、Ｏリングの有無を
   検査するＯリング検出手段を該締付具の進退軌跡に臨む
   所定の検査位置とその外側の退避位置とに移動自在に設
   けたことを特徴とするエンジンにおけるオイルフィルタ
   組付装置。 ２、該Ｏリング検出手段は、該検査位置と該退避位置と
   に移動自在な可動枠に該ソケットに嵌入したオイルフィ
   ルタのＯリングに当接する当接プレートを設けて成り、
   且つ該プレートに該オイルフィルタ内にエアを圧送する
   エア吹出口を開設したことを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載のエンジンにおけるオイルフィルタ組付装置
   。 ３、該プレートの前面に、Ｏリングの内側に嵌合可能で
   且つ先端にテーパ面を有するＯリングガイドをばねで前
   方に付勢して設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項及び第２項記載のエンジンにおけるオイルフィルタ
   組付装置。