JPS63137939A - ベルト用ゴム組成物およびそれを用いたベルト - Google Patents

ベルト用ゴム組成物およびそれを用いたベルト

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JPS63137939A
JPS63137939A JP28520386A JP28520386A JPS63137939A JP S63137939 A JPS63137939 A JP S63137939A JP 28520386 A JP28520386 A JP 28520386A JP 28520386 A JP28520386 A JP 28520386A JP S63137939 A JPS63137939 A JP S63137939A
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belt
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Shigemitsu Tochimori
杼森 重光
Hitoshi Tomokiyo
友清 仁
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/3605Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by their material

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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、硬度、耐摩耗性、摩擦係数および耐クランク
性をバランスよく備えたベルト用ゴム組成物およびそれ
を用いたヘルドに関する。
(従来の技術) ベルト用ゴム組成物には9例えば、天然ゴム。
スチレン−ブタジェンゴム(SBI?) 、エチレン−
プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM) 、クロ
ロプレンゴム(CR) 、  ウレタンゴム(IIR)
 、 アクリロニトリル−ブタジェン−イソプレン三元
共重合体(NBII?) 、アクリロニトリルーブタジ
エンゴ1、(NBR)とポリ塩化ビニル(PVC)との
ブレンド物を含有する組成物がある。しかし、これらの
組成物は、硬度と耐摩耗性に欠けるため、これを用いた
ベルトの耐久性は低い。特に、この組成物を工業用ミシ
ンなどのVベルトに用いる場合、急加速。
急停止が頻繁に行われることから、Vベルトが側面から
早期に摩耗する。そのために、摩耗粉が飛散して縫製の
生地を汚すおそれがある。
このような欠点を解決するために、ヘルド用ゴム組載物
として1種々のニトリル含有量のアクリロニトリル−ブ
タジェンゴム(NBR)が提案されている。二l−IJ
ル含有量を増加させれば1組成物の耐摩耗性が向−ヒす
る。しかし、ニトリル含有量が42〜46%という高含
量のアクリロニトリル−ブタジェンゴム(極高ニトリル
)でも、必ずしも所望の耐摩耗性が達成され得ない。し
かも、ヘルド材料の耐摩耗性と摩擦係数とは相反する関
係にあり。
単に耐摩耗性を向上させるだけでは、摩擦係数が低下し
てヘルドがから回りするなどヘルドとしての機能に支障
が生しる。さらに、耐摩耗性の向上につれて耐クラツク
性が低下する傾向にあり、ヘルi・の表面に亀裂が生じ
る。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、その
目的とするところは、硬度、耐摩耗性。
摩擦係数および耐クラツク性をバランスよく備えたヘル
ド用ゴム組成物およびそれを用いたヘルドを捉供するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ベル1〜用ゴム組成物として、従来のアクリ
ロニトリル−ブタジェンゴム(NBII)に代えて、ア
クリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸三元共重合
体を用い、この共重合体中のカルボキシル基の含有量を
4.5〜8.5重量%に調整することにより、ベルト用
ゴム組成物として、硬度。
耐摩耗性、摩擦係数および耐クラツク性をバランスよく
有し得る。との発明者の知見にもとづいて完成された。
本発明のベルト用ゴム組成物は、カルボキシル基を4.
5〜8.5重量%含むアクリロニトリル−ブタジエン−
メタクリル酸三元共重合体を主成分とし、そのことによ
り上記目的が達成される。
本発明のヘルドは、カルボキシル基金4.5〜8.5重
量%、好ましくは5.5〜7.5重量%含むアクリロニ
トリル−ブタジエン−メタクリル酸三元共重合体を主成
分とするベルト用ゴム組成物を用いてなり、そのことに
より上記目的が達成される。
アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸三元共重
合体中に含有されるカルボキシル基が4.5重量%を下
まわると、ベルト用ゴム組成物の硬度。
耐摩耗性が低下する。8.5重量%を上まわると。
ヘルド用ゴム組成物の摩擦係数、耐クラツク性が低下す
る。アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸三元
共重合体のカルボキシル基の含有量と、ベルト用ゴム組
成物を用いたベルトの硬度。
耐摩耗性、摩擦係数および耐クランク性との関係を第1
図に示す。第1図から明らかなように、カルボキシル基
を4.5〜8.5重量%含有する本発明のヘルド用ゴム
組成物は、硬度、耐摩耗性と摩擦係数、耐クランク性と
のバランスが良好であり。
ベルト用ゴム組成物としてふされしい。
アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸三元共重
合体の二) IJル含有量は、18〜42重量%。
好ましくは31〜35重量%の範囲とされる。18重量
%を下まわると、ベルト用ゴム組成物の所望の耐摩耗性
が得られない。42重量%を上まわると、ベルト用ゴム
組成物の摩擦係数、耐クラツク性が低下する。
本発明のヘルド用ゴム組成物には、アクリロニトリル−
ブタジエン−メタクリル酸三元共重合体のほかに、脂肪
酸(例えば、ステアリン酸など)。
シリカ系充填剤(例えば、無水珪酸、含水珪酸。
合成珪酸などの一種または混合物など)、クレー系充填
剤(例えば、ソフトクレー、ハードクレー。
焼成りジー、シラン改質クレーなどの一種または混合物
)、老化防止剤(例えば、ビスフェノールv12  ヒ
ドロキノン類1 ベンツイミダゾール類3 ジチオカル
バミン酸塩類、置換フェノール類、チオウレア類、ワッ
クス類などの一種または混合物)。
可塑剤(例えば、ジブルフタジート系、ジオクチルフタ
レート系、アルコールフタレート系、ヘンシルフタレー
ト系、ジメトキシエチルフタレート系などのフタレート
系可塑剤、アジペート系可塑剤、フォスフェート系可塑
剤など)、硫黄、金属酸化物(例えば、酸化亜鉛など)
、チアゾール系加硫促進剤(例えば、ジベンゾチアジル
スルフィド、2−メルカプトベンゾチアゾールなどの一
種または混合物)、チリウム系加硫促進剤(例えば。
テトラメチルチウラムモノスルフィド、テトラメトラメ
チルチウラムジスルフィドなどの一種または混合物)な
どの添加剤が含有されうる。
(実施例) 以下に本発明を実施例について述べる。
アクリロニトリループクジエン−メタクリル酸三元共重
合体(カルボキシル基含有量6.5重量%。
ニトリル含有量31重量%1日本ゼオン社製)100重
量部 脂肪酸            1〜7重量部シリカ系
充填剤        10〜50重量部クレー系充填
剤        10〜30重量部老化防市剤   
      0.1〜3重量部フタレート系可塑剤  
    5〜20重量部硫黄            
0.1〜2重量部金属酸化物          3〜
15重量部チアゾール系加硫促進剤   0.5〜3重
量部チウラム系加硫促進剤    0.1〜3重量部ポ
リエステルコードてなる拡張体(6体)を用いて上記配
合成分をアクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸
三元共重合体全体に均一に分散させ、8kg−f/c艷
(面圧)の圧力で、140°Cの温度にて30分間保持
してVベルト状に成形した。ベルトの形状2強度(引張
り強さ)は、 JIS K 6323の種類Mに適合す
るVベルトとした。
得られたV<ルトの硬度、耐摩耗性、摩擦係数および耐
クラツク性を、以下のようにして測定した。
(1)硬度(ゴム硬度) JIS K 6301により、Vベルトのゴム硬度を測
定した。その結果、ゴム硬度は82 JIS(A)であ
った。
(2)耐摩耗性 原動プーリとしてJIS B 1854のM形■ベルト
用プーリ (呼び径φ150mm)、そして従動プーリ
 (負荷側)としてJIS B 1854のM形■ヘル
ド用プーリ (呼び径φ65++■)を用いた。この原
動プーリおよび従動プーリに上記Vベルトを配置した。
原動プーリを3450 R/M、そして従動プーリを7
90OR/M  (負荷700凶att)にて連続走行
させ、Vベルトの重量が走行前に比べて10%減少する
までの時間を耐摩耗性の評価(耐久時間)とした。その
結果、耐久時間は4400Hrsであった。
(3)摩擦係数 ■へルー・に一定量の荷重をかけたときの張力を。
公知の方法により測定し、それにより摩擦係数を算出し
た。その結果、摩擦係数は0.59であった。
(4)耐クランク性 (2)と同様の方法によりVベルトをプーリに配置して
連続走行させ、Vベルトにクラックが発生するまでの時
間を耐クランク性の評価とした。その結果、耐クランク
性は4LOOIIrsであった。
十U列−V アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸三元共重
合体に代えて、アクリロニトリル−ブタジェンゴムにト
リル含有量18〜46重量%、極高ニトリル、日本ゼオ
ン社製)を用いたこと以外は。
実施例と同様にしてベルト用ゴム組成物を調製した。こ
の組成物を用いて、実施例と同様の方法によりVベルト
を形成し、その硬度、1Iiit1%!:耗性、摩擦係
数および耐クラツク性を測定した。その結果。
硬度は70〜85 JIS(A) 、耐摩耗性は200
0〜2500tlrs摩擦係数は0.45.そして耐ク
ラツク性は1500〜1800Flrsであった。
此桝I アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸三元共重
合体に代えて、アクリロニトリル−ブタジェンゴム(ニ
トリル含有量36〜41重量%、高ニトリル、日本ゼオ
ン社製)を用いたこと以外は。
実施例と同様にしてベルト用ゴム組成物を調製した。こ
の組成物を用いて、実施例と同様の方法により■ベル1
〜を形成し、その硬度、耐摩耗性、摩擦係数および耐ク
ランク性を測定した。その結果。
硬度は70〜85 JIS(八)、耐摩耗性は2000
〜2500Hrs摩擦係数は0.48.そして耐クラツ
ク性は2000〜2200Hrsであった。
比較例1 アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸三元共重
合体に代えて、アクリロニトリル−ブタジェンゴム(二
1〜リル含有量31〜35重量%、中高ニトリル、日本
ゼオン社製)を用いたこと以外は。
実施例と同様にしてヘルド用ゴム組成物を調製した。こ
の組成物を用いて、実施例と同様の方法によりVヘルド
を形成し、その硬度、耐摩耗性、摩擦係数および耐クラ
ンク性を測定した。その結果。
硬度は70〜85 JIS(Δ)、耐摩耗性は1800
−200011rs摩擦係数は0.5.そして耐クラン
ク性ば2300〜260011rsであった・ 一比十■靴t アクリロニトリループクジエン−メタクリル酸三元共重
合体に代えて、アクリロニトリル−ブタジェンゴムにト
リル含有量25〜30重量%、中低ニトリル、日本ゼオ
ン社製)を用いたこと以外は。
実施例と同様にしてベルト用ゴム組成物を調製した。こ
の組成物を用いて、実施例と同様の方法によりVベルト
を形成し、その硬度2耐摩耗性、摩擦係数および耐クラ
・7り性を測定した。その結果。
硬度は70〜85 、ll5(八)、耐摩耗性は500
〜600Hrs。
摩擦係数は0.55.そして耐クランク性は2500〜
2800Hrsであった・ ↓貝舛−y アクリコニ1〜リルーブタジエンーメタクリル酸三元共
重合体に代えて、アクリロニトリル−ブタジェンゴムに
トリル含有量18〜24重量%、低ニトリル、日本ゼオ
ン社製)を用いたこと以外は。
実施例と同様にしてベルト用ゴム組成物を調製した。こ
の組成物を用いて、実施例と同様の方法によりVベルト
を形成し、その硬度、耐摩耗性、摩擦係数および耐クラ
ツク性を測定した。その結果。
硬度は70〜85 JIS(八)、耐摩耗性ば500〜
60011rs。
摩擦係数は0.55.そして耐クラツク性ば2800〜
3100Hrsであった。
ル較炭立 アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸三元共重
合体に代えて、アクリロニトリル−ブタジェン−イソプ
レン三元共重合体(アクリロニトリル35重量%、ブタ
ジェン50重量%) (当社ガスクロマトグラフィー法
による分析値)を用いたこと以外は、実施例と同様にし
てベルト用ゴム組成物を調製した。この組成物を用いて
、実施例と同様の方法によりVベルトを形成し、その硬
度、耐摩耗性、摩擦係数および耐クランク性を測定した
その結果、硬度は70〜85 JIS(八)、耐摩耗性
は1200〜130011rs 、摩擦係数は0.45
.そして耐クランク性は1800〜2000)1rsで
あった。
此連λ例フー アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸三元共重
合体に代えて、アクリロニトリル−ブタジェンゴムにト
リル含有i33重量%9日本ゼオン社製)とポリ塩化ビ
ニル(日本ゼオン社製)とのブレンド物(ポリ塩化ビニ
ルを30重量%含有する)を用いたこと以外は、実施例
と同様にしてベルト用ゴム組成物を調製した。この組成
物を用いて、実施例と同様の方法によりVベルトを形成
し。
その硬度、耐摩耗性、摩擦係数および耐クラツク性を測
定した。その結果、硬度は70〜85 JIS(A) 
耐摩耗性は250〜30011rs、摩擦係数は0.5
.そして耐クラツク性は1000〜150011rsで
あった。
此較拠斐 アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸三元共重
合体に代えて、天然ゴム(Tropical Pro−
duce Co、 Ltd、製)を用いたこと以外は、
実施例と同様にしてヘルド用ゴム組成物を調製した。こ
の組成物を用いて、実施例と同様の方法によりVベルト
を形成し、その硬度、耐摩耗性、摩擦係数および耐クラ
ンク性を測定した。その結果、硬度は70〜85 JI
S(A) 、耐摩耗性は0.5〜111rs 、摩擦係
数は0.55.そして耐クランク性は1500〜200
011rsであった〇 几較炭ユ アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸三元共重
合体に代えて、スチレン−ブタジェンゴム(スチレン含
有量23.5重量%2日本ゼオン社製)を用いたこと以
外は、実施例と同様にしてベルト用ゴム組成物を調製し
た。この組成物を用いて。
実施例と同様の方法たよりVヘルI・を形成し、その硬
度、耐摩耗性、摩擦係数および耐クラツク性を測定した
。その結果、硬度は70〜85 JIS(A) 。
耐摩耗性は3〜4Hrs、摩擦係数はo、5.そして耐
クラツク性は1000〜150011rsであった。
几較狙用 アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸三元共重
合体に代えて、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重
合体(エチレン含有量54重量%。
プロピレン含有量43重量%2日本合成ゴム社製)を用
いたこと以外は、実施例と同様にしてベル1−用ゴム組
成物を調製した。この組成物を用いて。
実施例と同様の方法によりVベルトを形成し、その硬度
、耐摩耗性、摩擦係数および耐クラック性を測定した。
その結果、硬度は70〜85 JIS(A) 。
耐摩耗性は3〜4Hrs、摩擦係数は0.5.そして耐
クラツク性は1000〜150011rsであった。
IL漱皇旦 アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸三元共重
合体に代えて、クロロプレンゴムを用いたこと以外は、
実施例と同様にしてベルト用ゴム組成物を調製した。こ
の組成物を用いて、実施例と同様の方法によりVベルト
を形成し、その硬度。
耐摩耗性、摩擦係数および耐クラツク性を測定した。そ
の結果、硬度は70〜85 JIS(A) 、耐摩耗性
は100(1〜1loOHrs 、摩擦係数は0.45
.そして耐りランク性は800〜1000Hrsであっ
た。
1目幻殊U アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸三元共重
合体に代えて、ウレタンゴム(住友バイエルウレタン社
製)を用いたこと以外は、実施例と同様にしてベルト用
ゴム組成物を調製した。この組成物を用いて、実施例と
同様の方法によりVベルトを形成し、その硬度、耐摩耗
性、摩擦係数および耐クランク性を測定した。その結果
、硬度は70〜85 JIS(A) 、耐摩耗性は18
00〜2000tlrs 。
摩擦係数は0.5.そして耐クランク性は1500〜1
80011rsであった。
北較炭U 市販のM形■ベルト(JIS K6323 、ラップト
M形Vベルト)について、実施例と同様の方法により硬
度、耐摩耗性、摩擦係数および耐クランク性を測定した
。その結果、硬度は75 JIS(A) 、耐摩耗性は
2000〜250011rs 、摩擦係数は0.5.そ
して耐クランク性は2000〜2300Hrsであった
実施例および比較例から明らかなように、零発明のヘル
ド用ゴム組成物を用いたベルトは、硬度。
耐摩耗性と摩擦係数、耐クラツク性とのバランスが良好
である。種々のニトリル含有量のアクリロニトリル−ブ
タジェンゴム、アクリロニ1−リルーブクジエンーイソ
プレン三元共重合体、アクリロニトリル−ブタジェンと
ポリ塩化ビニルとのブレンド物、天然ゴム、スチレン−
ブタジェンゴム。
・  エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体、ク
ロロプレンゴム、ウレタンゴムを含有する従来のベルト
用ゴム組成物は2本発明の組成物に比べて著しく耐摩耗
性が悪い。市販のM形Vベルトも耐摩耗性に欠ける。
(発明の効果) 本発明のベルト用ゴム組成物は、このように。
硬度、耐摩耗性、摩擦係数および耐クラツク性をバラン
スよく備えている。それゆえ9本発明の組成物を用いた
ベルトは、使用時において、早期に摩耗したりベルトの
表面にクランクが発生ずることはない。ヘルドがから回
りするなどのベルトの機能に支障を生ずることもない。
その結果、この組成物を用いたヘルドは、工業用ミシン
に用いられる駆動用Vベルトなどに有用である。
4、゛の“゛な云I 第1図は、アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル
酸三元共重合体のカルボキシル基含有量と、これを用い
たベルトの耐摩耗性、硬度、摩擦係数および耐クラツク
性との関係を示すグラフである。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カルボキシル基を4.5〜8.5重量%含むアクリ
    ロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸三元共重合体を
    主成分とするベルト用ゴム組成物。 2、前記アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸
    三元共重合体のニトリル含有量が18〜42重量%の範
    囲である特許請求の範囲第1項に記載のベルト用ゴム組
    成物。 3、カルボキシル基を4.5〜8.5重量%含むアクリ
    ロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸三元共重合体を
    主成分とするベルト用ゴム組成物を用いたベルト。 4、前記アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸
    三元共重合体のニトリル含有量が18〜42重量%の範
    囲である特許請求の範囲第3項に記載のベルト。
JP28520386A 1986-11-28 1986-11-28 ベルト用ゴム組成物およびそれを用いたベルト Granted JPS63137939A (ja)

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