JPS63137344A - トランザクシヨン処理システムにおけるメモリ管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明はトランザクション処理システムにおけるメモリ
管理方式に関し、特にトランザクション処理システムに
おいてトランザクションを処理する業務プログラムが占
有するメモリの管理方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のトランザクション処理システムにおける
メモリ管理方式では、トランザクションを処理する業務
プログラムをメモリに常駐させるかさせないかは業務プ
ログラム毎にトランザクション処理システムの起動時に
あらかじめ決められており、トランザクション処理シス
テムの運用中にはその設定に従ったメモリの管理が行わ
れていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来のトランザクシタン処理システムにおける
メモリ管理方式では、トランザクションを処理する業務
プログラムをメモリに常駐させるかさせないかがトラン
ザクション処理システムの起動時にあらかじめ決められ
ていてトランザクション処理システムの運用中にトラン
ザクションによる業務プログラムの使用頻度に応じて動
的にメモリを管理することができなかったので、使用頻
度の高い業務プログラムがメモリに常駐されていなかっ
た場合には不必要にページ不在フォルトが増加してトラ
ンザクションの処理性能が低下するという欠点がある。

また、使用頻度の低い業務プログラムがメモリに常駐さ
れていた場合には不必要にメモリが占有されるという欠
点がある。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、トランザクションを
処理する業務プログラムの使用頻度に応じてメモリを動
的に管理することにより、メモリの削減とトランザクシ
ョンの処理性能の向上とを達成するようにしたトランザ
クション処理システムにおけるメモリ管理方式を提供す
ることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のトランザクション処理システムにおけるメモリ
管理方式は、トランザクションを処理する業務プログラ
ムの負荷状況を監視するトランザクシロン監視手段と、
このトランザクション監視手段による監視結果に基づい
て前記業務プログラムをメモリに常駐させる必要がある
か否か前記業務プログラムが占有しているページをリリ
ースする必要があるか否かを判定するメモリ変更判定手
段と、このメモリ変更判定手段により前記業務プログラ
ムをメモリに常駐させる必要があると判定されたときに
前記業務プログラムが占有するメモリを常駐化させ前記
メモリ変更判定手段により前記業務プログラムが占有し
ているページをリリースする必要があると判定されたと
きに前記業務プログラムが占有しているページをリリー
スさせるメモリ変更手段とを有する。

〔作用〕

本発明のトランザクシッン処理システムにおけるメモリ
管理方式では、トランザクション監視手段がトランザク
ションを処理する業務プログラムの負荷状況を監視し、
メモリ変更判定手段がトランザクション監視手段による
監視結果に基づいて業務プログラムをメモリに常駐させ
る必要があるか否か業務プログラムが占有しているペー
ジをリリースする必要があるか否かを判定し、メモリ変
更手段がメモリ変更判定手段により業務プログラムをメ
モリに常駐させる必要があると判定されたときに業務プ
ログラムが占有するメモリを常駐化させメモリ変更判定
手段により業務プログラムが占有しているページをリリ
ースする必要があると判定されたときに業務プログラム
が占有しているページをリリースさせる。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図は、本発明の一実施例のメモリ管理方式が適用さ
れたトランザクシッン処理システムを示すブロック図で
ある。このトランザクション処理システム１は、端末２
．データベース３および管理ファイル４と接続されてい
て、トランザクション処理管理手段５と、トランザクシ
ョンを処理する複数の業務プログラムに対応する複数の
タスク６ａ〜６Ｃとを含んで構成されている。

トランザクション処理管理手段５は、トランザクション
処理システム１に対する全トランザクションの負荷状況
および各業務プログラムに対するトランザクションの負
荷状況を監視するトランザクション監視手段１０と、ト
ランザクション監視手段１０による監視結果に基づいて
業務プログラムをメモリに常駐させる必要があるか否か
業務プログラムが占有しているページをリリースする必
要があるか否かを判定するメモリ変更判定手段２０と、
メモリ変更判定手段２０により業務プログラムをメモリ
に常駐させる必要があると判定されたときに業務プログ
ラムが占有するメモリを常駐化させメモリ変更判定手段
２０により業務プログラムが占有しているページをリリ
ースする必要があると判断されたときに業務プログラム
が占有しているページをリリースさせるメモリ変更手段
３０と、トランザクジョン監視手段１０がトランザクシ
ョン負荷情報を格納しメモリ変更判定手段２０がトラン
ザクション負荷情報を参照するトランザクション負荷情
報格納領域５０と、メモリ変更判定手段２０が参照する
メモリ変更判定テーブル６０とを含んで構成されている
。

第２図を参照すると、トランザクション監視手段１０に
おける処理は、トランザクシラン検知ステップ２１と、
トランザクション負荷情報格納ステップ２２とからなる
。

第３図を参照すると、メモリ変更判定手段２０における
処理は、メモリ常駐基準値決定ステップ３１と、ページ
リリース基準値決定ステップ３２と、メモリ変更判定処
理ステップ３３とからなる。

第４図を参照すると、メモリ変更手段３０における処理
は、メモリ常駐必要性判定ステップ４１と、パーシリリ
ース必要性判定ステップ４２と、ページ占有判定ステッ
プ４３と、ページリリース処理ステップ４４と、メモリ
常駐化判定ステップ４５と、メモリ常駐化処理ステップ
４６とからなる。

第５図を参照すると、トランザクション負荷情報格納領
域５０には、トランザクション負荷情報として一定時間
（例えば、１０秒間）内に発生した全トランザクシシン
数と、一定時間内にトランザクションにより使用された
各業務プログラム毎の回数とが格納される。

第６図を参照すると、メモリ変更判定テーブル６０には
、トランザクション当たりの処理時間を基にトランザク
ション処理システム１の特性に合わせて一定時間内に発
生したトランザクション数に対するメモリ常駐基準値と
ページリリース基準値とが所定のトランザクション数毎
にあらかじめ設定されている。

次に、このように構成された本実施例のトランザクショ
ン処理システムにおけるメモリ管理方式の動作について
説明する。

トランザクション監視手段１０は、トランザクション処
理システム１の運用中に発生したトランザクションを検
知しくステップ２１）、一定時間内に発生した全トラン
ザクション数および各業務プログラム毎の使用回数をト
ランザクション負荷情報としてトランザクション負荷情
報格納領域５０に格納する（ステップ２２）。

メモリ変更判定手段２０は、トランザクション監視手段
１０で検知した一定時間内に発生した全トランザクシシ
ン数をトランザクション負荷情報格納８Ｎ［５０から得
、この全トランザクション数に対応するメモリ常駐基準
値とページリリース基準値とをメモリ変更判定テーブル
６０に基づいて決定する（ステ７プ３１および３２）０
次に、トランザクション監視手段１０で検知した一定時
間内での各業務プログラム毎の使用回数をトランザクシ
ョン負荷情報格納領域５０から得、業務プログラムの使
用回数とメモリ常駐基準値とを比較して業務プログラム
の使用回数がメモリ常駐基準値と等しいかまたは多い場
合にはその業務プログラムのメモリへの常駐が必要であ
ると判定し、業務プログラムの使用回数がページリリー
ス基準値と等しいかまたは少ない場合にはその業務プロ
グラムが占有するページのリリースが必要であると判定
する（ステップ３３）。

メモリ変更手段３０は、メモリ変更判定手段２０で業務
プログラムのメモリへの常駐が必要であると判定された
場合（ステップ４１の判定がイエスの場合）には、すで
に業務プログラムが占有するメモリが常駐化されている
かどうかを判定しくステップ４５）、メモリが常駐化さ
れていなければメモリ常駐化用のマクロ命令を使用して
業務プログラムが占有するメモリを常駐化させる（ステ
ップ４６）。

すでに業務プログラムが占有するメモリが常駐化されて
いた場合には、メモリ常駐化の処理は行わない。

また、メモリ変更手段３０は、メモリ変更判定手段２０
でページリリースが必要であると判定された場合（ステ
ップ４２の判定がイエスの場合）には、業務プログラム
がページを占有しているか否かを判定しくステップ４３
）、ページを占有していればページリリース用のマクロ
命令を使用して業務プログラムが占有しているページを
リリースさせる（ステップ４４）、業務プログラムがメ
モリを占有していない場合にはページリリースの処理は
行わない。

以上の処理をオンライントランザクション処理中に一定
の周期で行うことにより、トランザクション処理システ
ムにおけるメモリの削減とトランザクション処理能力の
向上とが達成される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、トランザクション処理シ
ステムにおいてトランザクションを処理する業務プログ
ラムが占有するメモリの管理を業務プログラムの使用Ｉ
ＮＫに応じて動的に行うことにより、メモリの削減とト
ランザクション処理能力の向上とを図ることができる効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図中のトランザクション監視手段の処理を示す流れ
図、 第３図は第１図中のメモリ変更判定手段の処理を示す流
れ図、 第４図は第１図中のメモリ変更手段の処理を示す流れ図
、 第５図は第１図中のトランザクション負荷情報格納領域
の内部構成を示す図、 第６図は第１図中のメモリ変更判定テーブルの内部構成
を示す図である。 図において、 １・・・トランザクション処理システム、２・・・端末
、 ３・・・データベース、 ４・・・管理ファイル、 ６ａ〜６Ｃ・・・タスク、 １０・・・トランザクション監視手段、２０・・・メモ
リ変更判定手段、 ３０・・・メモリ変更手段、 ５０・・・トランザクション負荷情報格納領域、６０・
・・メモリ変更テーブルである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 トランザクションを処理する業務プログラムの負荷状況
   を監視するトランザクション監視手段と、このトランザ
   クション監視手段による監視結果に基づいて前記業務プ
   ログラムをメモリに常駐させる必要があるか否か前記業
   務プログラムが占有しているページをリリースする必要
   があるか否かを判定するメモリ変更判定手段と、 このメモリ変更判定手段により前記業務プログラムをメ
   モリに常駐させる必要があると判定されたときに前記業
   務プログラムが占有するメモリを常駐化させ前記メモリ
   変更判定手段により前記業務プログラムが占有している
   ページをリリースする必要があると判定されたときに前
   記業務プログラムが占有しているページをリリースさせ
   るメモリ変更手段と、 を有することを特徴とするトランザクション処理システ
   ムにおけるメモリ管理方式。