JP3006551B2 - 複数コンピュータ間の業務分散システム、業務分散方法および業務分散プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

複数コンピュータ間の業務分散システム、業務分散方法および業務分散プログラムを記録した記録媒体

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JP3006551B2
JP3006551B2 JP9177288A JP17728897A JP3006551B2 JP 3006551 B2 JP3006551 B2 JP 3006551B2 JP 9177288 A JP9177288 A JP 9177288A JP 17728897 A JP17728897 A JP 17728897A JP 3006551 B2 JP3006551 B2 JP 3006551B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶装置を共有す
る複数のコンピュータシステム間で負荷を分散するため
に、各コンピュータシステムの負荷を監視し、各コンピ
ュータシステムに投入されたジョブやトランザクション
(以下、業務とする)を他のコンピュータシステムへ移
動することを決定する業務分散システム、業務分散方法
および業務分散プログラムを記録した記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特開平5−101019号公報には、通
信回線で接続された3台以上の分散コンピュータシステ
ムにおいて、各コンピュータが自コンピュータに対する
ジョブの実行要求に応じて自コンピュータの負荷が限界
値を超えているか判定し、超えていると判定した場合に
は該実行要求を受けたジョブを負荷情報送受信手段を用
いて他のコンピュータへ送信することにより、各コンピ
ュータの負荷を調整する技術が開示されている。
【0003】また、特開平5−151177号公報に
は、通信回線で結ばれた各コンピュータシステムのCP
U使用率を負荷制御コンピュータシステムにより監視
し、CPU負荷の低いコンピュータへジョブを移動する
ことにより、各コンピュータの負荷を調整する技術が開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の技術においては、ジョブの実行要求に応じて各
コンピュータの負荷情報を調べるために、または特定の
監視コンピュータから各コンピュータの負荷情報を得る
ために通信処理を行わなければならないため、特にジョ
ブの実行要求が多い状況下においては該通信処理に係る
オーバヘッドがコンピュータシステムの性能や該負荷監
視処理の性能を劣化させるという問題点がある。
【0005】また、自コンピュータのみの負荷に基づい
て他コンピュータへジョブを移動したり、自コンピュー
タと他のコンピュータとの負荷の差がわずかなものであ
っても負荷の低い方へジョブを移動したりすることによ
って、ジョブの移動先のコンピュータの負荷を不適切に
増大させてしまう可能性があるという問題点がある。
【0006】本発明の目的は、複数のコンピュータ間で
負荷を平準化することにより、各コンピュータが業務を
効率良く実行することができるようにすることにある。
【0007】本発明の他の目的は、各コンピュータの負
荷情報を共有ファイルに格納し、各コンピュータが互い
の負荷情報を監視することができるようにすることによ
り、業務を他のコンピュータへ移動して負荷分散を図る
場合に、移動先となるコンピュータの性能が劣化せず、
かつ各コンピュータの負荷が平準化されるように適切な
移動先のコンピュータを選択することができるようにす
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の複数コン
ピュータ間の業務分散システムは、外部記憶装置を共有
する複数のコンピュータから構成される計算機システム
において、前記複数のコンピュータのそれぞれが、自コ
ンピュータ上で実行されるCPUを使用する優先度が高
い業務のCPU使用率とコンピュータ全体のCPU使用
率とを一定時間毎に採取する自コンピュータ負荷情報採
取手段と、前記自コンピュータ負荷情報採取手段が採取
した前記優先度が高い業務のCPU使用率と前記コンピ
ュータ全体のCPU使用率とを前記外部記憶装置に格納
する自コンピュータ負荷情報格納手段と、前記外部記憶
装置から他のコンピュータ群の前記優先度が高い業務の
CPU使用率と前記コンピュータ全体のCPU使用率と
を取り出す他コンピュータ負荷情報参照手段と、前記自
コンピュータ負荷情報採取手段が採取した自コンピュー
タの前記優先度が高い業務のCPU使用率と前記コンピ
ュータ全体のCPU使用率、および前記他コンピュータ
負荷情報参照手段が取り出した他のコンピュータ群の前
記優先度が高い業務のCPU使用率と前記コンピュータ
全体のCPU使用率に基づいて、最も負荷に余裕のある
コンピュータを特定するコンピュータ特定手段と、自コ
ンピュータの前記コンピュータ全体のCPU使用率がし
きい値を超えている場合に、自コンピュータの前記優先
度が高い業務のCPU使用率についてもしきい値を超え
ているかを判断し、しきい値を超えていない場合には、
優先度が高い業務を除くその他の業務を前記コンピュー
タ特定手段が特定した前記コンピュータに移動すること
を決定し、前記優先度が高い業務のCPU使用率もしき
い値を超えている場合には、すべての業務を前記コンピ
ュータ特定手段が特定した前記コンピュータに移動する
ことを決定する移動先コンピュータ決定手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0009】本発明の第1の複数コンピュータ間の業務
分散方法は、外部記憶装置を共有する複数のコンピュー
タのそれぞれが、自コンピュータ上で実行されるCPU
を使用する優先度が高い業務のCPU使用率とコンピュ
ータ全体のCPU使用率とを一定時間毎に採取する自コ
ンピュータ負荷情報採取ステップと、前記複数のコンピ
ュータのそれぞれが、前記自コンピュータ負荷情報採取
ステップで採取した前記優先度が高い業務のCPU使用
率と前記コンピュータ全体のCPU使用率とを前記外部
記憶装置に格納する自コンピュータ負荷情報格納ステッ
プと、前記複数のコンピュータのそれぞれが、前記外部
記憶装置から他のコンピュータ群の前記自コンピュータ
負荷情報格納ステップで格納された前記優先度が高い業
務のCPU使用率と前記コンピュータ全体のCPU使用
率とを取り出す他コンピュータ負荷情報参照ステップ
と、前記複数のコンピュータのそれぞれが、前記自コン
ピュータ負荷情報採取ステップで採取した自コンピュー
タの前記優先度が高い業務のCPU使用率と前記コンピ
ュータ全体のCPU使用率、および前記他コンピュータ
負荷情報参照ステップで取り出した他のコンピュータ群
の前記優先度が高い業務のCPU使用率と前記コンピュ
ータ全体のCPU使用率に基づいて、最も負荷に余裕の
あるコンピュータを特定するコンピュータ特定ステップ
と、前記複数のコンピュータのそれぞれが、自コンピュ
ータの前記コンピュータ全体のCPU使用率がしきい値
を超えている場合に、自コンピュータの前記優先度が高
い業務のCPU使用率についてもしきい値を超えている
かを判断し、しきい値を超えていない場合には、優先度
が高い業務を除くその他の業務を前記コンピュータ特定
ステップで特定した前記コンピュータに移動することを
決定し、前記優先度が高い業務のCPU使用率もしきい
値を超えている場合には、すべての業務を前記コンピュ
ータ特定ステップで特定した前記コンピュータに移動す
ることを決定する移動先コンピュータ決定ステップとを
含むことを特徴とする。
【0010】本発明の第1の記録媒体は、外部記憶装置
を共有する複数のコンピュータのそれぞれに自コンピュ
ータ上で実行されるCPUを使用する優先度が高い業務
のCPU使用率とコンピュータ全体のCPU使用率とを
一定時間毎に採取する自コンピュータ負荷情報採取処理
と、前記自コンピュータ負荷情報採取処理で採取した前
記優先度が高い業務のCPU使用率と前記コンピュータ
全体のCPU使用率とを前記外部記憶装置に格納する自
コンピュータ負荷情報格納処理と、前記外部記憶装置か
ら他のコンピュータ群の前記自コンピュータ負荷情報格
納処理で格納された前記優先度が高い業務のCPU使用
率と前記コンピュータ全体のCPU使用率とを取り出す
他コンピュータ負荷情報参照処理と、前記自コンピュー
タ負荷情報採取処理で採取した自コンピュータの前記優
先度が高い業務のCPU使用率と前記コンピュータ全体
のCPU使用率、および前記他コンピュータ負荷情報参
照処理で取り出した他のコンピュータ群の前記優先度が
高い業務のCPU使用率と前記コンピュータ全体のCP
U使用率に基づいて、最も負荷に余裕のあるコンピュー
タを特定するコンピュータ特定処理と、自コンピュータ
の前記コンピュータ全体のCPU使用率がしきい値を超
えている場合に、自コンピュータの前記優先度が高い業
務のCPU使用率についてもしきい値を超えているかを
判断し、しきい値を超えていない場合には、優先度が高
い業務を除くその他の業務を前記コンピュータ特定処理
で特定した前記コンピュータに移動することを決定し、
前記優先度が高い業務のCPU使用率もしきい値を超え
ている場合には、すべての業務を前記コンピュータ特定
処理で特定した前記コンピュータに移動することを決定
する移動先コンピュータ決定処理とを行わせるプログラ
ムを記録したことを特徴とする。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【発明の実施の形態】次に本発明の第1の実施の形態に
ついて図面を参照して詳細に説明する。
【0033】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態は、プログラム制御により動作する自コンピュータ
1および他コンピュータ13と、それらから共有される
外部記憶装置5とから構成される。なお、本実施の形態
においては、2台のコンピュータから構成される場合に
ついて説明するが、3台以上のコンピュータから構成さ
れる場合についても同様に適用することができる。
【0034】自コンピュータ1(および他コンピュータ
13)は、一定時間毎にプログラムに実行契機を与える
ためのインターバルタイマ2と、自コンピュータ1の負
荷を測定して負荷情報とするプログラムである自コンピ
ュータ負荷情報採取プログラム(以下、自コンピュータ
負荷情報採取手段とする)3と、外部記憶装置5に自コ
ンピュータ1の負荷情報を格納するためのプログラムで
ある自コンピュータ負荷情報格納プログラム(以下、自
コンピュータ負荷情報格納手段とする)4と、外部記憶
装置5から他コンピュータ13の負荷情報を取り出すた
めのプログラムである他コンピュータ負荷情報参照プロ
グラム(以下、他コンピュータ負荷情報参照手段とす
る)6と、自コンピュータ1と他コンピュータ13との
負荷情報を自コンピュータ1内で記憶しておくための負
荷情報テーブル7と、負荷に余裕のあるコンピュータを
特定するプログラムであるコンピュータ特定プログラム
(以下、コンピュータ特定手段とする)8と、業務を実
行するコンピュータを決定するための規則とその判断に
必要な負荷監視項目を格納する業務実行コンピュータ決
定ルールテーブル9と、業務実行コンピュータ決定ルー
ルテーブル9に業務を実行するコンピュータを決定する
ための規則を格納するプログラムである決定ルール登録
プログラム(以下、決定ルール登録手段とする)12
と、負荷に余裕のあるコンピュータの識別情報と業務分
散情報とを格納するコンピュータ情報テーブル10と、
コンピュータ情報テーブル10を参照してスケジュール
前の業務を移動する移動先のコンピュータを決定するプ
ログラムである移動先コンピュータ決定プログラム(以
下、移動先コンピュータ決定手段とする)11とを含
む。
【0035】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて、図1〜図9を参照して詳細に説明する。
【0036】図2は、決定ルール登録手段12の処理の
流れを示すフローチャートである。
【0037】図1および図2を参照すると、自コンピュ
ータ1は、予め決定ルール登録手段12により、負荷監
視を行うか否かおよびコンピュータの負荷をどのように
監視するかという負荷監視項目と、監視した結果からど
のように業務を分散するかということとを業務実行コン
ピュータ決定ルールテーブル9に格納する(ステップ2
01)。
【0038】図6は、決定ルール登録手段12により作
成された業務実行コンピュータ決定ルールテーブル9内
の情報の一例を示す図である。
【0039】図6を参照すると、負荷監視を行うか否か
を示す負荷監視実行フラグ61が監視を行うことを示す
「ON」(監視を行わない場合は「OFF」で既定値は
「OFF」)、負荷監視を行う場合に監視動作を行う時
間間隔である負荷監視時間間隔62が「1000ミリ
秒」、CPUの使用状況を監視するか否かを示すCPU
監視フラグ63が監視を行うことを示す「ON」(監視
を行わない場合は「OFF」で既定値は「OFF」)、
分散を行う判断基準としてCPUの使用率のしきい値を
示すCPU負荷しきい値64が「80%」であることを
示している。本実施の形態においては、負荷の監視項目
をCPU使用率としているが、その他にメモリ使用量、
BKST使用量、DISK装置へのI/O負荷、各種サ
ービスプログラムのタスク使用率、ネットワークの回線
使用率など、分散する業務の内容と該業務を実行する場
合に最も必要とされるシステム資源によって適宜設定す
ることができる。
【0040】図3は、図1に示した自コンピュータ負荷
情報採取手段3の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0041】図1、図3および図6を参照すると、業務
実行コンピュータ決定ルールテーブル9に決定ルールを
登録した後、自コンピュータ1は、自コンピュータ負荷
情報採取手段3を起動し、最初の起動時に業務実行コン
ピュータ決定ルールテーブル9を参照して、業務分散を
行うか否かの情報である負荷監視実行フラグ61を取得
する(ステップ301)。
【0042】自コンピュータ負荷情報採取手段3は、業
務分散を行う指定がない場合(負荷監視実行フラグ61
が「OFF」)はそのまま終了し、業務分散を行う指定
があった場合(負荷監視実行フラグ61が「ON」)
は、自コンピュータ1の負荷情報を採取するための処理
を継続する(ステップ302)。
【0043】そして、自コンピュータ負荷情報採取手段
3は、負荷監視機能を動作させる場合(ステップ302
でYES)は、業務実行コンピュータ決定ルールテーブ
ル9から自コンピュータ1の負荷を監視する動作を一定
時間間隔で行うための負荷監視時間間隔62を取得し
(ステップ303)、その時間間隔を指定してインター
バルタイマ2を設定する(ステップ304)。
【0044】なお、インターバルタイマ2を設定する場
合は、1秒から数秒程度の短い期間であれば、各コンピ
ュータで独立に設定してもそれほど負荷情報の採取時刻
にずれがないため問題はないが、数十秒〜1分以上のタ
イマで監視を行うような指定がなされた場合は、特定の
時刻毎にタイマを設定し、一斉に各コンピュータが負荷
情報を採取し、全負荷情報が更新された後に参照するよ
うな同期制御を行うようにすることが望ましい。
【0045】インターバルタイマ2を設定した後、イン
ターバルタイマ2から自コンピュータ負荷情報採取手段
3に、指定した時間が経過したことを示す通知がされる
と、自コンピュータ負荷情報採取手段3は、業務実行コ
ンピュータ決定ルールテーブル9からどの負荷項目を監
視するかが定義してある負荷監視項目を取得する(ステ
ップ305)。
【0046】自コンピュータ負荷情報採取手段3は、取
得した負荷監視項目の指定に従って、自コンピュータ1
の対応する負荷情報を採取し(ステップ306)、負荷
監視情報として自コンピュータ負荷情報格納手段4によ
り外部記憶装置5に格納する(ステップ307)。
【0047】外部記憶装置5は、複数のコンピュータ間
で共有されている記憶装置であり、メモリ、電子ディス
ク、磁気ディスクなどの記憶装置である。各コンピュー
タにおいてステップ307の処理が行われると、外部記
憶装置5には各コンピュータの負荷監視情報が格納され
ており、負荷監視のインターバル時間毎に情報は更新さ
れる。このため、各コンピュータからこの外部記憶装置
5を参照すれば、最新の各コンピュータの負荷監視情報
を得ることができる。
【0048】次に、自コンピュータ負荷情報採取手段3
は、他コンピュータ負荷情報参照手段6を起動し、外部
記憶装置5から他コンピュータ13が格納した他コンピ
ュータ13の負荷監視情報を取得し、自コンピュータ1
内に取り込む(ステップ308)。他コンピュータ負荷
情報参照手段6が、他コンピュータ13の負荷監視情報
を読み込んだ後、自コンピュータ負荷情報採取手段3
は、全てのコンピュータの負荷監視情報を負荷情報テー
ブル7に格納し(ステップ309)、コンピュータ特定
手段8を起動し、負荷情報テーブル7の情報が更新され
たことを通知する(ステップ310)。
【0049】図7は、自コンピュータ負荷情報格納手段
4が外部記憶装置5へ格納する負荷監視情報と、他コン
ピュータ負荷情報参照手段6が外部記憶装置5から取得
する負荷監視情報の一例を示す図である。
【0050】図7を参照すると、負荷監視情報75は自
コンピュータ1の負荷監視情報であり、負荷監視情報7
6は他コンピュータ13の負荷監視情報である。各負荷
監視情報の内容は、例えば負荷監視情報75は、コンピ
ュータの識別情報であるコンピュータ番号71が
「1」、負荷情報を採取した時刻である情報採取時刻7
2が「17時30分18秒12ミリ秒」、負荷監視時間
間隔73が「1000ミリ秒」、負荷を監視した時間間
隔内でのCPU使用率が「92%」であることを示して
いる。また、負荷監視情報76は、負荷監視情報75と
同じ形式で負荷監視データが格納されており、情報が2
件あることから業務を分散できるコンピュータは2台あ
ることを示している。
【0051】図8は、自コンピュータ負荷情報採取手段
3が負荷情報テーブル7に格納した全てのコンピュータ
の負荷監視情報の一例を示す図である。
【0052】図8を参照すると、例えば負荷監視情報8
3は、コンピュータの識別情報であるコンピュータ番号
81が「1」、そのコンピュータのCPUの使用状況で
あるCPU使用率82が「92%」であることを示して
いる。また、負荷監視情報84は、負荷監視情報83と
同じ形式で負荷監視データが格納されており、業務を分
散できるコンピュータは2台あることを示している。
【0053】図4は、図1に示したコンピュータ特定手
段8の処理の流れを示すフローチャートである。
【0054】図1および図4を参照すると、コンピュー
タ特定手段8は、前述したステップ310の処理で自コ
ンピュータ負荷情報採取手段3から負荷情報テーブル7
の情報が更新されたことが通知されると、業務実行コン
ピュータ決定ルールテーブル9から業務を実行するのに
最適なコンピュータを決定するための決定ルールを取得
し(ステップ401)、負荷情報テーブル7に格納され
た全てのコンピュータの負荷監視情報を取得する(ステ
ップ402)。
【0055】次に、取得した決定ルールと全てのコンピ
ュータの負荷監視情報から、業務を実行するのに最適な
コンピュータを確定し(ステップ403)、確定したコ
ンピュータの識別番号と業務を分散するか否かの判断情
報をコンピュータ情報テーブル10に格納する(ステッ
プ404)。コンピュータ特定手段8は、コンピュータ
情報テーブル10を更新した後、業務実行コンピュータ
決定ルールテーブル9から自コンピュータの負荷を監視
する動作を一定時間間隔で行うための負荷監視時間間隔
を取得し(ステップ405)、取得した負荷監視時間間
隔を指定してインターバルタイマ2を設定する(ステッ
プ406)。これにより、継続してインターバルタイマ
2から自コンピュータ負荷情報採取手段3が一定時間毎
に起動される。
【0056】図9は、コンピュータ特定手段8がコンピ
ュータ情報テーブル10に格納した業務の分散に関する
情報の一例を示す図である。
【0057】図9を参照すると、例えば自コンピュータ
1で負荷監視機能が動作しているか否かを示す負荷監視
フラグ91は負荷の監視が行われていることを示す「O
N」(負荷の監視が行われていない場合は「OFF」で
既定値は「OFF」)、コンピュータ間で業務の分散を
行うか、分散を行わずに自コンピュータで業務を実行す
るかを示す分散実行フラグ92が分散を行うことを示す
「ON」(業務の分散を行わない場合は「OFF」で既
定値は「OFF」)、業務を実行するのに最適なコンピ
ュータの識別情報である業務実行コンピュータ番号93
は、他コンピュータ13の識別番号である「2」を示し
ている。
【0058】以下、図6、図8および図9に示した例
で、負荷情報テーブル7と業務実行コンピュータ決定ル
ールテーブル9からコンピュータ情報テーブル10の内
容を決定する処理を具体的に説明する。
【0059】図1および図4を参照すると、コンピュー
タ特定手段8は、ステップ401において業務実行コン
ピュータ決定ルールテーブル9が図6に示したものであ
る場合、CPU監視フラグ63が「ON」であることか
ら、CPUの使用状況が監視されているという情報を取
得し、CPU負荷しきい値64が「80%」であること
から、CPU使用率が80%を超えている場合に負荷を
分散する規則であるという情報を採取する。次に、コン
ピュータ特定手段8は、ステップ402において負荷情
報テーブル7が図8に示したものである場合、自コンピ
ュータ1のCPU使用率82が「92%」で、他コンピ
ュータ13のCPU使用率82が「50%」であるとい
う情報を取得する。
【0060】コンピュータ特定手段8は、まず負荷情報
テーブル7内に負荷監視情報があったことから負荷監視
フラグ91を「ON」にし、さらに取得した情報のうち
CPU使用率に基づいて、自コンピュータ1のCPU使
用率がしきい値である80%を超えているため、自コン
ピュータ1の負荷が高く業務を分散すべきであると判断
し、さらに他コンピュータ13のCPU使用率が50%
であり、コンピュータ1に比較して余裕があるため、分
散実行フラグ92を「ON」にする。そして、業務実行
コンピュータ番号93に他コンピュータ13の識別番号
である「2」を格納する。
【0061】このようにして、業務実行コンピュータ決
定ルールテーブル9が図6に示したもので、負荷情報テ
ーブル7が図8に示したものである場合に、図9に示し
たようなコンピュータ情報テーブル10が作成される。
【0062】図5は、図1に示した移動先コンピュータ
決定手段11の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0063】図1および図5を参照すると、自コンピュ
ータ1に、自コンピュータ1でも他コンピュータ13で
も実行可能な業務が投入された場合、移動先コンピュー
タ決定手段11は、そのいずれかのコンピュータで業務
を実行させることを決定する。すなわち、コンピュータ
情報テーブル10から業務の分散に関する情報を取得し
(ステップ501)、該情報が示すコンピュータにスケ
ジュール前の業務を移動することを決定する(ステップ
502)。
【0064】以下、コンピュータ情報テーブル10の内
容が図9に示したものである場合に、移動先コンピュー
タ決定手段11が行う業務を実行する移動先のコンピュ
ータを決定する処理を具体的に説明する。
【0065】移動先コンピュータ決定手段11は、ステ
ップ501においてコンピュータ情報テーブル10か
ら、負荷監視フラグ91が「ON」、分散実行フラグ9
2が「ON」、業務実行コンピュータ番号93が「2」
であることを取得する。次に、移動先コンピュータ決定
手段11は、ステップ502において、負荷監視フラグ
が「ON」であることから、自コンピュータ1で負荷の
監視が行われていることが分かり、分散実行フラグ92
が「ON」であることから、自コンピュータ1の負荷が
高いために業務をコンピュータ間で分散させる方が効率
が良いことを認識し、業務を実行させるには業務実行コ
ンピュータ番号93が「2」であることから、負荷が低
い他コンピュータ13へスケジュール前の業務を移動す
ることを決定する。
【0066】以上により、業務分散の決定ルールに従っ
て、各コンピュータの負荷を監視し、一定時間毎に負荷
監視情報を更新し、業務を実行するのに最適なコンピュ
ータにスケジュール前の業務を移動することを決定する
ことにより、複数のコンピュータ間で業務の分散処理が
行われる。
【0067】なお、他コンピュータ13が2台以上存在
する場合には、それぞれに対して以上の処理を繰り返
し、自コンピュータ1よりもCPU使用率に余裕がある
コンピュータが他に存在する場合はそのコンピュータに
スケジュール前の業務を移動することを決定する。
【0068】なお、本実施の形態において詳細な説明は
省略するが、移動先コンピュータ決定手段11により他
コンピュータ13へ移動することが決定された業務は、
既知の伝送手段や外部記憶装置5を介した方法を用いて
他コンピュータ13へ移動される。
【0069】以上により、本発明の第1の実施の形態の
動作が完了する。
【0070】本発明の第1の実施の形態は、一定時間毎
に自コンピュータ負荷情報採取手段3を起動し、外部記
憶装置5に格納されている負荷監視情報を更新するとと
もに、他コンピュータの負荷監視情報を自コンピュータ
内に取り込んで、コンピュータ情報テーブル10の内容
を更新するため、業務の実行要求毎に他コンピュータの
負荷を収集する従来の方式に比べて負荷監視のために要
するオーバヘッドを抑えて業務分散を行うことができる
効果を有している。
【0071】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0072】本発明の第2の実施の形態は、第1の実施
の形態における業務実行コンピュータ決定ルールテーブ
ル9が、CPU使用率のしきい値と、自コンピュータ1
と他コンピュータ13とのCPU使用率の差で定義され
た余裕度とを格納し、コンピュータ特定手段8が、自コ
ンピュータ1のCPU使用率がしきい値を超えている場
合において、他コンピュータ13のCPU使用率が自コ
ンピュータ1のCPU使用率よりも低く、かつ他コンピ
ュータ13と自コンピュータ1のCPU使用率の差が業
務実行コンピュータ決定ルールテーブル9内の余裕度以
上の場合に、他コンピュータ13に業務を移動するよう
に決定するように構成されている。なお、本実施の形態
においては、CPU使用率を監視する場合について詳細
に説明するが、その他の負荷監視項目に対して同様に使
用率のしきい値と一定の余裕度とを設定して制御を行っ
てもよい。
【0073】次に、本発明の第2の実施の形態の動作に
ついて、図1、図10および図11を参照して詳細に説
明する。
【0074】図11は、決定ルール登録手段12により
作成された業務実行コンピュータ決定ルールテーブル9
内の情報の一例を示す図である。
【0075】図11を参照すると、負荷監視を行うか否
かを示す負荷監視実行フラグ111が監視を行うことを
示す「ON」(監視を行わない場合は「OFF」で既定
値は「OFF」)、負荷監視を行う場合に監視動作を行
う時間間隔である負荷監視時間間隔112が「1000
ミリ秒」、CPUの使用状況を監視するか否かを示すC
PU監視フラグ113が監視を行うことを示す「ON」
(監視を行わない場合は「OFF」で既定値は「OF
F」)、分散を行う判断基準としてCPU使用率のしき
い値を示すCPU負荷しきい値64が「80%」、さら
に、他コンピュータ13に業務を分散する場合に該他コ
ンピュータ13のCPU使用率が自コンピュータ1のC
PU使用率よりもどの程度低くくなくてはならないかを
示すCPU負荷余裕度115が「10%」であることを
示している。
【0076】図10は、コンピュータ特定手段8のしき
い値と余裕度による業務分散の処理の流れを示すフロー
チャートである。
【0077】図1および図10を参照すると、コンピュ
ータ特定手段8は、自コンピュータ1のCPU使用率が
CPU負荷しきい値を超えているか判定し(ステップ1
001)、超えていると判定した場合には、他コンピュ
ータ13のCPU使用率が自コンピュータ1よりも低い
か判定し(ステップ1002)、低いと判定した場合に
は、自コンピュータ1のCPU使用率と他コンピュータ
13のCPU使用率の差を求め(ステップ1003)、
その差がCPU負荷余裕度の値以上かを判定し(ステッ
プ1004)、その差がCPU負荷余裕度の値以上の場
合には、スケジュール前の業務をCPUに余裕がある他
コンピュータ13に移動するために該他コンピュータ1
3の識別情報と業務分散に関する情報とをコンピュータ
情報テーブル10に格納し(ステップ1005)、その
差がCPU負荷余裕度の値よりも小さい場合には、業務
を全て自コンピュータ1で実行するために該自コンピュ
ータ1の識別情報と業務分散に関する情報とをコンピュ
ータ情報テーブル10に格納する(ステップ100
6)。
【0078】なお、他コンピュータ13が2台以上存在
する場合には、それぞれに対して以上の処理を繰り返
し、最も余裕度の差があるコンピュータにスケジュール
前の業務を移動する。
【0079】以上により、本発明の第2の実施の形態の
動作が完了する。
【0080】本発明の第2の実施の形態は、自コンピュ
ータ1よりも他コンピュータ13のCPU使用率に一定
値以上の余裕がある場合にのみ該他コンピュータ13へ
スケジュール前の業務を移動するようにしたことによ
り、CPU使用率にあまり余裕のないコンピュータへは
業務を移動しないようにすることができ、そのようなコ
ンピュータへ業務を移動してしまった場合に生じる性能
の劣化を回避することができる効果を有している。
【0081】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0082】本発明の第3の実施の形態は、第1の実施
の形態におけるコンピュータ特定手段8が、自コンピュ
ータ1のCPU使用率がしきい値を超えている場合に、
コンピュータ情報テーブル10に格納されている自コン
ピュータ1で処理する業務の割合の値を減少させ、移動
先コンピュータ決定手段11が、該減少された値に基づ
いて業務を他コンピュータ13へ移動することを決定す
るように構成されている。
【0083】次に、本発明の第3の実施の形態の動作に
ついて、図1、図12〜図14を参照して詳細に説明す
る。
【0084】図12は、コンピュータ特定手段8のしき
い値と処理率の変動による業務分散の処理の流れを示す
フローチャートである。
【0085】図1および図12を参照すると、コンピュ
ータ特定手段8は、自コンピュータ1のCPU使用率が
しきい値を超えているか判定し(ステップ1201)、
超えている場合には、他コンピュータ13のCPU使用
率と自コンピュータ1のCPU使用率を比較し(ステッ
プ1202)、他コンピュータ13のCPU使用率が自
コンピュータ1のCPU使用率よりも低い場合、すなわ
ち他コンピュータ13の方が余裕のある場合は、自コン
ピュータ1での業務の処理率を下げ(ステップ120
3)、逆に他コンピュータ13のCPU使用率が自コン
ピュータ1のCPU使用率よりも高い場合は、自コンピ
ュータ1の業務の処理率を上げ(ステップ1204)、
コンピュータ情報テーブル10に更新した処理率を格納
する(ステップ1205)。なお、業務分散を行わない
場合は、業務をすべて自コンピュータ1で実行するよう
にコンピュータ情報テーブル10に自コンピュータ1の
業務の処理率を100%とする(ステップ1206)。
【0086】なお、自コンピュータ1の業務の処理率を
下げる場合は、自コンピュータ1でそのまま業務を実行
するために必要な負荷と業務を移動するために必要な負
荷とが逆転することを防ぐために、一定の業務を自コン
ピュータ1で実行するという下限値を設けておくとよ
い。その場合は、業務の処理率はその下限値から100
%の間で変動することとなる。
【0087】図13および図14は、コンピュータ情報
テーブル10の内容の一例を示す図である。
【0088】図13では、自コンピュータ業務処理率1
33が「80%」であることを示している。これは、あ
る一定期間に100件の業務が自コンピュータ1に投入
された場合に、80件は自コンピュータ1で処理され、
残りの20件は他コンピュータ13で処理されることを
示している。また、自コンピュータ1のCPU使用率が
他コンピュータ13のCPU使用率よりも大きい場合
は、自コンピュータ業務処理率133は下げられて、例
えば図14の自コンピュータ業務処理率143が示すよ
うに「70%」のような値に更新される。
【0089】移動先コンピュータ決定手段11は、コン
ピュータ情報テーブル10の自コンピュータ業務処理率
133を参照して、該業務処理率に相当する数の業務を
自コンピュータ1で実行することを決定し、残りを他コ
ンピュータ13に移動することを決定する。
【0090】なお、他コンピュータ13が2台以上存在
する場合には、それぞれに対して以上の処理を繰り返
し、負荷が重いコンピュータでは業務の処理率を下げ、
負荷の軽いコンピュータでは業務の処理率を上げるよう
にして、各コンピュータ間で業務の移動を行う。
【0091】以上により、本発明の第3の実施の形態の
動作が完了する。
【0092】本発明の第3の実施の形態は、各コンピュ
ータの負荷状態に応じて各コンピュータに設定されてい
る業務の処理率を増減することにより各コンピュータ間
において業務を移動することを決定するようにしたの
で、各コンピュータに適切な業務の処理率を設定するこ
とができるようになり、かつ各コンピュータを適正な負
荷状態で運用することができる効果を有している。
【0093】次に、本発明の第4の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0094】本発明の第4の実施の形態は、第1の実施
の形態における負荷情報テーブル7が、各コンピュータ
のCPU使用率と該コンピュータのCPU性能を示す指
標(CPU性能値)を格納し、コンピュータ特定手段8
が、自コンピュータ1のCPU使用率がしきい値を超え
ている場合に、負荷情報テーブル7を参照し、各コンピ
ュータについてCPUが空いている時間の割合に該コン
ピュータのCPU性能値を乗算し、その値が最も大きい
コンピュータで業務を実行することを決定するように構
成されている。
【0095】次に、本発明の第4の実施の形態の動作に
ついて、図1、図15〜図19を参照して詳細に説明す
る。
【0096】図15は、本発明の第4の実施の形態にお
けるコンピュータ特定手段のCPU空き時間とCPU性
能値との積による業務分散の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【0097】図1および図15を参照すると、コンピュ
ータ特定手段8は、自コンピュータ1のCPU使用率が
CPU負荷しきい値を超えているか判定し(ステップ1
501)、超えている場合には、各コンピュータのCP
U使用率からCPU空き時間の割合を求め、それに各コ
ンピュータのCPU性能値を乗算し(ステップ150
2)、その乗算した積を自コンピュータ1と他コンピュ
ータ13とで比較し(ステップ1503)、他コンピュ
ータ13の積が自コンピュータ1の積よりも大きい場合
は、他コンピュータ13の方がCPUの処理能力に余裕
があると判断し、業務を他コンピュータ13に移動する
ための情報をコンピュータ情報テーブル10に格納し
(ステップ1504)、逆に他コンピュータ13の積が
自コンピュータ1の積よりも小さい場合は、業務を自コ
ンピュータ1で実行するための情報をコンピュータ情報
テーブル10に格納する(ステップ1505)。
【0098】なお、このCPU性能値は、単位時間当た
りの命令実行数(MIPS(Million Inst
ructions Per Second)値など)で
も、ある基準となる特定のコンピュータの性能値と比較
して、それぞれのコンピュータがどれくらいのCPU処
理性能を持つかという相対性能値であってもよい。すな
わち、各コンピュータ間で同一の指標であればCPUに
関するどのような性能値でも用いることができる。
【0099】図16は、決定ルール登録手段12により
作成された業務実行コンピュータ決定ルールテーブル9
内の情報の一例を示す図である。
【0100】図16を参照すると、CPU重み付けフラ
グ165がCPU性能値をCPU空き時間の比率に乗算
した積を用いて比較を行うことを示す「ON」(重み付
けを行わない場合は「OFF」で既定値は「OFF」)
であることを示しており、これにより、コンピュータ特
定手段8は、前述したステップ1502の処理を行うこ
とを決定している。
【0101】図17は、自コンピュータ負荷情報格納手
段4が外部記憶装置5へ格納する負荷監視情報と、他コ
ンピュータ負荷情報参照手段6が外部記憶装置5から取
得する負荷監視情報の一例を示す図である。
【0102】図17を参照すると、例えば、CPU性能
値175の項目が各コンピュータ毎に格納してあり、例
えばコンピュータ番号171が「1」のCPU性能値1
75が「200」で、コンピュータ番号171が「2」
のCPU性能値175が「30」であることを示してい
る。
【0103】図18は、自コンピュータ負荷情報採取手
段3が負荷情報テーブル7に格納した全てのコンピュー
タの負荷に関する情報の一例を示す図である。
【0104】図18を参照すると、例えば負荷情報18
4は、コンピュータ番号181が「1」、CPU使用率
182が「90%」で、CPU性能値183が「20
0」であり、負荷情報185には、コンピュータ番号1
81が「2」、CPU使用率182が「50%」で、C
PU性能値183が「30」であることを示している。
【0105】図19は、図18に示したようなデータが
負荷情報テーブル7に格納されている場合に、コンピュ
ータ特定手段8の前述したステップ1502の処理で計
算される値の一例を表形式で示した図である。
【0106】図19を参照すると、コンピュータ番号
「1」の方が、CPU使用率は高いが、CPU性能値が
コンピュータ番号「2」に比べて大きいため、計算結果
ではコンピュータ番号「1」の方がCPUの処理能力に
余裕があると判断されて、業務はコンピュータ番号
「1」へ移動することが決定される。
【0107】なお、他コンピュータ13が2台以上存在
する場合には、それぞれに対して以上の処理を繰り返
し、最もCPUの処理能力に余裕があるコンピュータに
業務を移動することが決定される。
【0108】以上により、本発明の第4の実施の形態の
動作が完了する。
【0109】本発明の第4の実施の形態は、CPUの空
き時間とCPU処理性能値の積で各コンピュータのCP
Uの処理能力の余裕を見積もることにより、CPU処理
性能が異なるコンピュータ間であっても、それぞれのコ
ンピュータのCPUの処理能力の余裕が等しくなるよう
に業務を移動して負荷を分散させることができる効果を
有している。
【0110】次に、本発明の第5の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0111】本発明の第5の実施の形態は、前述した第
1の実施の形態における自コンピュータ負荷情報採取手
段3が、CPU使用率の他に複数の負荷監視項目につい
ての情報を採取し、コンピュータ特定手段8が、複数の
負荷監視項目について予め定められた優先順位に基づい
てしきい値を超えているかを判断し、その優先順位で負
荷監視項目の比較を行い、負荷の軽いコンピュータを決
定して該コンピュータへ業務を移動することを決定する
ように構成されている。
【0112】次に、本発明の第5の実施の形態の動作に
ついて、図1、図20および図21を参照して詳細に説
明する。
【0113】図20は、本発明の第5の実施の形態にお
けるコンピュータ特定手段の複数の負荷監視項目による
業務分散の処理の流れを示すフローチャートである。な
お、本実施の形態においては、CPU使用率とメモリ使
用率の2つの負荷監視項目が設定されており、監視優先
順位がCPU使用率、メモリ使用率の順に定められてい
るものとする。
【0114】図1および図20を参照すると、コンピュ
ータ特定手段8は、自コンピュータ1のCPU使用率が
CPU負荷しきい値を超えているか判定し(ステップ2
001)、しきい値を超えている場合は、他コンピュー
タ13の方がCPUに余裕があるかを判定し(ステップ
2002)、余裕がない場合は、次の負荷監視項目の比
較、ここでは自コンピュータ1のメモリ使用率がしきい
値を超えているか判定し(ステップ2003)、しきい
値を超えている場合は、他コンピュータ13の方がメモ
リに余裕があるかを判定し(ステップ2004)、余裕
がない場合は、業務を自コンピュータ1で実行するため
に、自コンピュータ1の識別情報をコンピュータ情報テ
ーブル10に格納する(ステップ2005)。ステップ
2002またはステップ2004において他コンピュー
タ13に余裕があると判断された場合は、コンピュータ
情報テーブル10に他コンピュータ13の識別情報を格
納する(ステップ2006)。
【0115】なお、図20では、2つの負荷監視項目が
ある場合について示したが、3つ以上の負荷監視項目が
ある場合でも同様に前述した判断を繰り返し、他のコン
ピュータの資源に余裕がある場合には該他のコンピュー
タの識別情報をコンピュータ情報テーブル10に格納す
る。
【0116】図21は、決定ルール登録手段12により
作成された業務実行コンピュータ決定ルールテーブル9
内の情報の一例を示す図である。
【0117】図21を参照すると、CPU監視フラグ2
13およびCPU負荷しきい値214に続いて、メモリ
使用率を監視することを示すメモリ監視フラグ215が
監視を行うことを示す「ON」(監視を行わない場合は
「OFF」で既定値は「OFF」)、分散を行う判断基
準としてメモリの使用状況のしきい値を示すメモリ負荷
しきい値216が「50%」であることを示しており、
CPU、メモリの順に負荷を監視する優先度が決定され
ていることを示している。なお、3つ以上の負荷監視項
目を設定した場合には、図21のメモリ負荷しきい値2
16に連続して、さらに別の監視項目の内容とそれに対
するしきい値が格納される。
【0118】なお、他コンピュータ13が2台以上存在
する場合には、それぞれに対して以上の処理を繰り返
し、最も余裕のあるコンピュータに業務の移動を行うこ
とを決定する。
【0119】以上により、本発明の第5の実施の形態の
動作が完了する。
【0120】本発明の第5の実施の形態は、複数の負荷
監視項目を設定することによって、1つの業務分散項目
では業務分散を行わないという決定がなされる場合にお
いても、別の負荷監視項目で余裕があるコンピュータが
存在する場合には業務分散ができる効果を有している。
【0121】次に、本発明の第6の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0122】本発明の第6の実施の形態は、前述した第
1の実施の形態における自コンピュータ負荷情報採取手
段3が、CPUを使用する優先度が高い業務と、優先度
が低い業務をも含んだすべての業務とについてそれぞれ
のCPU使用率を求め、コンピュータ特定手段8が、自
コンピュータ1におけるすべての業務に係るCPU使用
率がしきい値を超えている場合に、CPUを使用する優
先度が高い業務に係るCPU使用率についてもしきい値
を超えているかを判断し、これがしきい値を超えていな
い場合には、CPUを使用する優先度が高い業務は移動
しないように決定し、CPUを使用する優先度が高い業
務に係るCPU使用率がしきい値を超えている場合に
は、移動先コンピュータ決定手段11が、すべての業務
を移動することを決定するように構成されている。
【0123】次に、本発明の第6の実施の形態の動作に
ついて、図1、図22〜図25を参照して詳細に説明す
る。
【0124】図24は、決定ルール登録手段12により
作成された業務実行コンピュータ決定ルールテーブル9
内の情報の一例を示す図である。
【0125】図24を参照すると、CPUの使用優先度
が高い業務のみのCPU使用率を監視するか否かを示す
優先度別CPU監視フラグ245が監視を行うことを示
す「ON」(監視を行わない場合は「OFF」で既定値
は「OFF」)であることを示している。このとき、自
コンピュータ負荷情報採取手段3は、通常の全体CPU
の負荷監視情報を採取するとともに、オンラインの業務
などのCPUの使用優先度が高い特定の業務のCPU使
用時間を計算してCPU使用率を求める。
【0126】図22は、本発明の第6の実施の形態にお
けるコンピュータ特定手段8のCPU使用優先度別の監
視を行う業務分散の処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【0127】図1および図22を参照すると、コンピュ
ータ特定手段8は、自コンピュータ1の業務全体のCP
U使用率がしきい値を超えているか判定し(ステップ2
201)、しきい値を超えていない場合は全ての業務を
自コンピュータ1で実行するようにコンピュータ情報テ
ーブル10に該自コンピュータ1の識別番号と業務分散
の情報とを格納する(ステップ2206)。業務全体の
CPU使用率がしきい値を超えていた場合は、自コンピ
ュータ1のCPU使用率よりもCPU使用率が小さい、
すなわちCPUに余裕がある他コンピュータ13が存在
しているか判定し(ステップ2202)、CPUに余裕
がある他コンピュータ13がない場合は、全ての業務を
自コンピュータ1で実行するようにコンピュータ情報テ
ーブル10に該自コンピュータ1の識別番号と業務分散
の情報とを格納する(ステップ2206)。CPUに余
裕がある他コンピュータ13がある場合は、CPUを使
用する優先度の高い業務に係るCPU使用率がしきい値
を超えているか判定し(ステップ2203)、しきい値
を超えていない場合は、CPUの使用優先度が高い業務
は自コンピュータ1で実行し、優先度が低い業務は他コ
ンピュータ13に移動するように、コンピュータ情報テ
ーブル10にそれぞれのコンピュータの識別番号と業務
分散の情報とを格納する(ステップ2205)。逆に、
CPUを使用する優先度の高い業務のみのCPU使用率
がしきい値を超えている場合には、全ての業務が他コン
ピュータ13に移動されるように、コンピュータ情報テ
ーブル10に該他コンピュータ13の識別番号と業務分
散の情報とを格納する(ステップ2204)。
【0128】図25は、コンピュータ特定手段8により
作成されたコンピュータ情報テーブル10内の情報の一
例を示す図である。
【0129】図25を参照すると、例えば通常のCPU
使用優先度を持つ業務を移動するか否かを示す通常業務
分散実行フラグ252は、業務の移動を行うことを示す
「ON」(業務の移動を行わない場合は「OFF」で既
定値は「OFF」)、CPUを使用する優先度が高い業
務を移動するか否かを示す優先業務分散実行フラグ25
3は、業務の移動を行わない「OFF」(業務の移動を
行う場合は「ON」で既定値は「OFF」)、通常のC
PU使用優先度を持つ業務を実行するのに最適なコンピ
ュータの識別情報である通常業務実行コンピュータ番号
254は、他コンピュータ13の識別番号である「2」
を示しており、CPUを使用する優先度が高い業務を実
行するのに最適なコンピュータの識別情報である優先業
務実行コンピュータ番号255は、自コンピュータ1の
識別番号である「1」を示している。
【0130】図23は、本発明の第6の実施の形態にお
ける移動先コンピュータ決定手段11のCPU使用優先
度別の監視を行う業務分散の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【0131】図1および図23を参照すると、移動先コ
ンピュータ決定手段11は、コンピュータ情報テーブル
10を参照して、通常業務分散実行フラグ252がON
か否かを判断し(ステップ2301)、OFFの場合は
通常のCPU使用優先度を持つ業務を自コンピュータ1
で実行することを決定する(ステップ2305)。通常
業務分散実行フラグ252がONの場合は、ステップ2
302を経て、通常のCPU使用優先度を持つ業務を他
コンピュータ13で実行することを決定する(ステップ
2304)。また、移動対象の業務のCPU使用優先度
が高い場合には(ステップ2302)、さらに優先業務
分散実行フラグ253がONか否かを判断し(ステップ
2303)、フラグがOFFの場合は、移動対象の業務
を自コンピュータ1で実行することを決定し(ステップ
2305)、フラグがONの場合は移動対象の業務を他
コンピュータ13で実行することを決定する(ステップ
2304)。
【0132】なお、他コンピュータ13が2台以上存在
する場合には、それぞれに対して以上の処理を繰り返
し、最も負荷に余裕があるコンピュータに業務を移動す
ることを決定する。
【0133】以上により、本発明の第6の実施の形態の
動作が完了する。
【0134】本発明の第6の実施の形態は、CPU使用
優先度別にCPUの使用率を計算して業務の移動を行う
か否かを決定しており、自コンピュータの業務全体のC
PU使用率がしきい値を超えている場合において、CP
U使用優先度の高い業務のCPU使用率がしきい値を超
えていない場合には、CPU使用優先度の低い業務のみ
他コンピュータへ移動するようにしている。一般的に、
CPU使用優先度の高い業務は応答性を重視されるの
で、このようにCPU使用優先度の高い業務を自コンピ
ュータで実行し、他コンピュータへ移動しないようにし
たことにより、該移動処理に係るオーバヘッドを解消す
ることができ、その分の性能が向上するという効果を有
している。
【0135】次に、本発明の第7の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0136】本発明の第7の実施の形態は、前述した第
1の実施の形態における自コンピュータ負荷情報採取手
段3が、CPU使用率を採取する場合に、2つ以上の複
数の期間でのCPU使用率を求め、コンピュータ特定手
段8が、それぞれの期間のCPU使用率に対して定めら
れたしきい値を超えているかを判断し、さらに、移動先
コンピュータ決定手段11が、経過時間が短い業務には
短い期間のCPU使用率に基づいて該業務を移動するか
判断し、経過時間が長い業務には長い期間のCPU使用
率に基づいて該業務を移動するか判断するように構成さ
れている。
【0137】次に、本発明の第7の実施の形態の動作に
ついて、図1、図26〜図30を参照して詳細に説明す
る。
【0138】図29は、決定ルール登録手段12により
作成された業務実行コンピュータ決定ルールテーブル9
内の情報の一例を示す図である。
【0139】図29を参照すると、負荷監視を行うか否
かを示す負荷監視実行フラグ291が監視を行うことを
示す「ON」(監視を行わない場合は「OFF」で既定
値は「OFF」)、負荷監視を行う場合に監視動作を行
う時間間隔であり、短期間での監視を行う場合の短期負
荷監視時間間隔292が「1000ミリ秒」、長期間で
の監視を行う場合の長期負荷監視時間間隔293が「2
0000ミリ秒」、CPUの使用状況を監視するか否か
を示すCPU監視フラグ294が監視を行うことを示す
「ON」(監視を行わない場合「OFF」で既定値は
「OFF」)、分散を行う判断基準として短期間のCP
U使用率のしきい値を示す短期CPU負荷しきい値29
5が「80%」、分散を行う判断基準として長期間のC
PU使用率のしきい値を示す長期CPU負荷しきい値2
96が「50%」であることを示している。
【0140】なお、本実施の形態においては、CPUを
監視する場合について詳細に説明するが、その他の負荷
監視項目に対して同様に期間の異なる監視時間間隔を設
定して制御を行ってもよい。
【0141】図26は、本発明の第7の実施の形態にお
ける自コンピュータ負荷情報採取手段3の異なる期間の
CPU負荷監視の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0142】図1および図26を参照すると、自コンピ
ュータ負荷情報採取手段3は、インターバルタイマ2か
ら通知を受けたときに、CPU監視フラグ294が「O
N」の場合に、短期間でのCPU使用率を求める(ステ
ップ2601)。次に、自コンピュータ負荷情報採取手
段3は、長期間でのCPU使用率を求める定義があるか
を判断し(ステップ2602)、長期間でのCPU使用
率を求める定義がある場合は、その長期間でのCPU使
用率を求め(ステップ2603)、定義がない場合はそ
のまま処理を終了する。
【0143】図30は、コンピュータ特定手段8により
作成されたコンピュータ情報テーブル10内の情報の一
例を示す図である。
【0144】図30を参照すると、負荷監視を行うか否
かを示す負荷監視フラグ301が監視をしていることを
示す「ON」(監視をしていない場合は「OFF」で既
定値は「OFF」)、短い経過時間の業務を他コンピュ
ータ13に移動することを示す短期業務分散実行フラグ
302が移動することを示す「ON」(移動しない場合
は「OFF」で既定値は「OFF」)、長い経過時間の
業務を他コンピュータ13に移動することを示す長期業
務分散実行フラグ303が移動しないことを示す「OF
F」(移動する場合は「ON」で既定値は「OF
F」)、短い経過時間の業務を移動する場合に、どのコ
ンピュータで実行するのかを示す短期業務実行コンピュ
ータ番号304が他コンピュータ13の識別番号である
「2」を示し、長い経過時間の業務を移動する場合に、
どのコンピュータで実行するのかを示す長期業務実行コ
ンピュータ番号305が自コンピュータの識別番号であ
る「1」を示している。
【0145】図27は、本発明の第7の実施の形態にお
けるコンピュータ特定手段8の異なる期間のCPU負荷
監視をする場合の業務分散の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【0146】図1および図27を参照すると、コンピュ
ータ特定手段8は、図30に示したようなコンピュータ
情報テーブル10を作成するために、自コンピュータ1
での短期CPU使用率が、短期のCPU使用率のしきい
値を超えているかを判断し(ステップ2701)、しき
い値を超えていない場合は、短期業務分散実行フラグ3
02をOFFにして短い経過時間の業務を他コンピュー
タ13に移動させないようにする(ステップ270
4)。逆に、しきい値を超えていた場合は、他コンピュ
ータ13の短期間でのCPU使用率が自コンピュータ1
よりも低く、CPUに余裕があるかを判断し(ステップ
2702)、そのような余裕がある他コンピュータ13
が存在しない場合には、短期業務分散実行フラグ302
をOFFにして短い経過時間の業務を他コンピュータ1
3に移動をさせないようにする(ステップ2704)。
CPUに余裕がある他コンピュータ13が存在する場合
は、短期業務分散実行フラグ302をONにして短い経
過時間の業務を他コンピュータ13に移動させるように
し(ステップ2703)、さらにCPU負荷の低いコン
ピュータの識別番号をコンピュータ情報テーブル10に
格納する(ステップ2705)。
【0147】次に、長期間でのCPU使用率を求めてい
るかを判断し(ステップ2706)、求めていない場合
は処理を終了する。長期間でのCPU使用率を求めてい
る場合は、自コンピュータ1での長期CPU使用率が、
長期のCPU使用率のしきい値を超えているかを判断し
(ステップ2707)、しきい値を超えていない場合
は、長期業務分散実行フラグ303をOFFにして長い
経過時間の業務を他コンピュータ13に移動させないよ
うにする(ステップ2711)。逆に、しきい値を超え
ていた場合は、他コンピュータ13で長期間のCPU使
用率が自コンピュータ1よりも低く、CPUに余裕があ
るかを判断し(ステップ2708)、そのような余裕が
ある他コンピュータ13が存在しない場合は、長期業務
分散実行フラグ303をOFFにして長い経過時間の業
務を他コンピュータ13に移動させないようにする(ス
テップ2711)。CPUに余裕があるコンピュータが
存在する場合は、長期業務分散実行フラグ303をON
にして長い経過時間の業務を他コンピュータ13に移動
させるようにし(ステップ2709)、さらにCPU負
荷の低いコンピュータの識別番号をコンピュータ情報テ
ーブル10に格納する(ステップ2710)。
【0148】図28は、本発明の第7の実施の形態にお
ける移動先コンピュータ決定手段11の異なる期間のC
PU負荷監視をする場合の業務分散の処理の流れを示す
フローチャートである。
【0149】図1および図28を参照すると、移動先コ
ンピュータ決定手段11は、自コンピュータ1に投入さ
れたスケジュール前の業務に対して、以上のようにして
作成されたコンピュータ情報テーブル10を参照して、
次のような処理を行う。
【0150】まず、投入された業務の経過時間が短いか
長いかを判断する(ステップ2801)。経過時間が短
い場合、短期業務分散実行フラグ302がONであるか
判断し(ステップ2802)、ONである場合は、コン
ピュータ情報テーブル10内に格納された短期業務実行
コンピュータ番号304で指定されたコンピュータに該
業務を移動することを決定する(ステップ2803)。
短期業務分散実行フラグ302がOFFである場合は、
該業務を移動せず、自コンピュータ1で実行することを
決定する(ステップ2805)。
【0151】一方、投入された業務の経過時間が長い場
合、長期業務分散実行フラグ303がONであるかを判
断し(ステップ2804)、ONである場合は、コンピ
ュータ情報テーブル10内に格納された長期業務実行コ
ンピュータ番号305で指定されたコンピュータに業務
を移動することを決定する(ステップ2806)。長期
業務分散実行フラグ303がOFFである場合は、該業
務を移動せず、自コンピュータ1で実行することを決定
する(ステップ2805)。
【0152】なお、この実施例では、CPUを監視する
場合に2つの測定期間を設定しているが、負荷の監視項
目はCPU以外であっても、また測定期間が3つ以上あ
る場合であっても以上の処理の繰り返しが行われるだけ
であり、基本的な処理の内容は同様である。
【0153】また、他コンピュータ13が2台以上存在
する場合には、それぞれに対して以上の処理を繰り返
し、最も負荷に余裕があるコンピュータに業務を移動す
ることを決定する。
【0154】以上により、本発明の第7の実施の形態の
動作が完了する。
【0155】本発明の第7の実施の形態は、負荷を監視
する場合に2つ以上の測定期間を設定し、経過時間が短
い業務には短い期間の監視データを用い、経過時間が長
い業務には長い期間の監視データを用いるようにしてい
る。短い期間での監視データに基づいて経過時間が長い
業務を移動するか否かを判断すると、該業務の一時的な
高負荷状態に起因して、平均すればさほど負荷の高くな
い該業務を他コンピュータへ移動することを決定してし
まうような不適切な業務分散処理を行ってしまう可能性
があるが、本実施の形態のように構成することにより、
そのような不適切な業務分散を行わないようにすること
ができる効果を有している。
【0156】次に、本発明の第8の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0157】図1を参照すると、本発明の第8の実施の
形態は、第1の実施の形態に加えて、自コンピュータ1
および他コンピュータ13に上述した第1〜第7の実施
の形態に係る処理を実行させるためのプログラムを記録
する記録媒体14を備える。
【0158】該プログラムは、記録媒体14から自コン
ピュータ1および他コンピュータ13に読み込まれ、自
コンピュータ1および他コンピュータ13の動作を制御
する。自コンピュータ1および他コンピュータ13は、
該プログラムの制御により、第1〜第7の実施の形態に
おける自コンピュータ1および他コンピュータ13によ
る処理、すなわち自コンピュータ負荷情報採取手段3、
自コンピュータ負荷情報格納手段4、他コンピュータ負
荷情報参照手段6、コンピュータ特定手段8、移動先コ
ンピュータ決定手段11、および決定ルール登録手段1
2と同一の処理を実行する。
【0159】以上により、第8の実施の形態の処理が完
了する。
【0160】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のコンピュータ間で負荷を平準化することにより、
業務を効率良く実行することができる効果を有してい
る。
【0161】また、各コンピュータの負荷情報を共有フ
ァイルに格納することにより、各コンピュータが互いの
負荷情報を監視することができるようにして、コンピュ
ータ間で業務を移動しても該移動に係るオーバヘッドで
コンピュータシステムの性能が劣化しないようにするこ
とができる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第8の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における決定ルール
登録手段12の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態における自コンピュ
ータ負荷情報採取手段3の処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるコンピュー
タ特定手段8の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の第1の実施の形態における移動先コン
ピュータ決定手段11の処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の第1の実施の形態における業務実行コ
ンピュータ決定ルールテーブル9内の情報の一例を示す
図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態において外部記憶装
置5に格納されている負荷監視情報の一例を示す図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施の形態における負荷情報テ
ーブル7内の情報の一例を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態におけるコンピュー
タ情報テーブル10内の情報の一例を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるコンピュ
ータ特定手段8のしきい値と余裕度による業務分散の処
理の流れを示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施の形態における業務実行
コンピュータ決定ルールテーブル9内の情報の一例を示
す図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態におけるコンピュ
ータ特定手段8のしきい値と処理率の変動による業務分
散の処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】本発明の第3の実施の形態におけるコンピュ
ータ情報テーブル10の内容の一例を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態におけるコンピュ
ータ情報テーブル10の変更後の内容の一例を示す図で
ある。
【図15】本発明の第4の実施の形態におけるコンピュ
ータ特定手段8のCPU空き時間と性能値の積による業
務分散の処理の流れを示すフローチャートである。
【図16】本発明の第4の実施の形態における業務実行
コンピュータ決定ルールテーブル9内の情報の一例を示
す図である。
【図17】本発明の第4の実施の形態において外部記憶
装置5に格納されている負荷監視情報の一例を示す図で
ある。
【図18】本発明の第4の実施の形態における負荷情報
テーブル7内の情報の一例を示す図である。
【図19】本発明の第4の実施の形態におけるコンピュ
ータ特定手段8による決定のための計算例を表形式で示
す図である。
【図20】本発明の第5の実施の形態におけるコンピュ
ータ特定手段8の複数の負荷監視項目による業務分散の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図21】本発明の第5の実施の形態における業務実行
コンピュータ決定ルールテーブル9内の情報の一例を示
す図である。
【図22】本発明の第6の実施の形態におけるコンピュ
ータ特定手段8のCPU使用優先度別の監視を行う業務
分散の処理の流れを示すフローチャートである。
【図23】本発明の第6の実施の形態における移動先コ
ンピュータ決定手段11のCPU使用優先度別の監視を
行う業務分散の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図24】本発明の第6の実施の形態における業務実行
コンピュータ決定ルールテーブル9内の情報の一例を示
す図である。
【図25】本発明の第6の実施の形態におけるコンピュ
ータ情報テーブル10内の情報の一例を示す図である。
【図26】本発明の第7の実施の形態における自コンピ
ュータ負荷情報採取手段3の異なる期間のCPU負荷監
視の処理の流れを示すフローチャートである。
【図27】本発明の第7の実施の形態におけるコンピュ
ータ特定手段8の異なる期間のCPU負荷監視をする場
合の業務分散の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図28】本発明の第7の実施の形態における移動先コ
ンピュータ決定手段11の異なる期間のCPU負荷監視
をする場合の業務分散の処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図29】本発明の第7の実施の形態における業務実行
コンピュータ決定ルールテーブル9内の情報の一例を示
す図である。
【図30】本発明の第7の実施の形態におけるコンピュ
ータ情報テーブル10内の情報の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 自コンピュータ 2 インターバルタイマ 3 自コンピュータ負荷情報採取手段 4 自コンピュータ負荷情報格納手段 5 外部記憶装置 6 他コンピュータ負荷情報参照手段 7 負荷情報テーブル 8 コンピュータ特定手段 9 業務実行コンピュータ決定ルールテーブル 10 コンピュータ情報テーブル 11 移動先コンピュータ決定手段 12 決定ルール登録手段 13 他コンピュータ 14 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−68052(JP,A) 特開 平5−101019(JP,A) 特開 平2−120968(JP,A) 特開 平8−83257(JP,A) 特開 平7−234847(JP,A) 特開 平8−30471(JP,A) 特開 昭58−151666(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/177 674

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部記憶装置を共有する複数のコンピュ
    ータから構成される計算機システムにおいて、 前記複数のコンピュータのそれぞれが、 自コンピュータ上で実行されるCPUを使用する優先度
    が高い業務のCPU使用率とコンピュータ全体のCPU
    使用率とを一定時間毎に採取する自コンピュータ負荷情
    報採取手段と、 前記自コンピュータ負荷情報採取手段が採取した前記優
    先度が高い業務のCPU使用率と前記コンピュータ全体
    のCPU使用率とを前記外部記憶装置に格納する自コン
    ピュータ負荷情報格納手段と、 前記外部記憶装置から他のコンピュータ群の前記優先度
    が高い業務のCPU使用率と前記コンピュータ全体のC
    PU使用率とを取り出す他コンピュータ負荷情報参照手
    段と、 前記自コンピュータ負荷情報採取手段が採取した自コン
    ピュータの前記優先度が高い業務のCPU使用率と前記
    コンピュータ全体のCPU使用率、および前記他コンピ
    ュータ負荷情報参照手段が取り出した他のコンピュータ
    群の前記優先度が高い業務のCPU使用率と前記コンピ
    ュータ全体のCPU使用率に基づいて、最も負荷に余裕
    のあるコンピュータを特定するコンピュータ特定手段
    と、 自コンピュータの前記コンピュータ全体のCPU使用率
    がしきい値を超えている場合に、自コンピュータの前記
    優先度が高い業務のCPU使用率についてもしきい値を
    超えているかを判断し、しきい値を超えていない場合に
    は、優先度が高い業務を除くその他の業務を前記コンピ
    ュータ特定手段が特定した前記コンピュータに移動する
    ことを決定し、前記優先度が高い業務のCPU使用率も
    しきい値を超えている場合には、すべての業務を前記コ
    ンピュータ特定手段が特定した前記コンピュータに移動
    することを決定する移動先コンピュータ決定手段とを備
    えたことを特徴とする複数コンピュータ間の業務分散シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 外部記憶装置を共有する複数のコンピュ
    ータのそれぞれが、自コンピュータ上で実行されるCP
    Uを使用する優先度が高い業務のCPU使用率とコンピ
    ュータ全体のCPU使用率とを一定時間毎に採取する自
    コンピュータ負荷情報採取ステップと、 前記複数のコンピュータのそれぞれが、前記自コンピュ
    ータ負荷情報採取ステップで採取した前記優先度が高い
    業務のCPU使用率と前記コンピュータ全体のCPU使
    用率とを前記外部記憶装置に格納する自コンピュータ負
    荷情報格納ステップと、 前記複数のコンピュータのそれぞれが、前記外部記憶装
    置から他のコンピュータ群の前記自コンピュータ負荷情
    報格納ステップで格納された前記優先度が高い業務のC
    PU使用率と前記コンピュータ全体のCPU使用率とを
    取り出す他コンピュータ負荷情報参照ステップと、 前記複数のコンピュータのそれぞれが、前記自コンピュ
    ータ負荷情報採取ステップで採取した自コンピュータの
    前記優先度が高い業務のCPU使用率と前記コンピュー
    タ全体のCPU使用率、および前記他コンピュータ負荷
    情報参照ステップで取り出した他のコンピュータ群の前
    記優先度が高い業務のCPU使用率と前記コンピュータ
    全体のCPU使用率に基づいて、最も負荷に余裕のある
    コンピュータを特定するコンピュータ特定ステップと、 前記複数のコンピュータのそれぞれが、自コンピュータ
    の前記コンピュータ全体のCPU使用率がしきい値を超
    えている場合に、自コンピュータの前記優先度が高い業
    務のCPU使用率についてもしきい値を超えているかを
    判断し、しきい値を超えていない場合には、優先度が高
    い業務を除くその他の業務を前記コンピュータ特定ステ
    ップで特定した前記コンピュータに移動することを決定
    し、前記優先度が高い業務のCPU使用率もしきい値を
    超えている場合には、すべての業務を前記コンピュータ
    特定ステップで特定した前記コンピュータに移動するこ
    とを決定する移動先コンピュータ決定ステップとを含む
    ことを特徴とする複数コンピュータ間の業務分散方法。
  3. 【請求項3】 外部記憶装置を共有する複数のコンピュ
    ータのそれぞれに、 自コンピュータ上で実行されるCPUを使用する優先度
    が高い業務のCPU使用率とコンピュータ全体のCPU
    使用率とを一定時間毎に採取する自コンピュータ負荷情
    報採取処理と、 前記自コンピュータ負荷情報採取処理で採取した前記優
    先度が高い業務のCPU使用率と前記コンピュータ全体
    のCPU使用率とを前記外部記憶装置に格納する自コン
    ピュータ負荷情報格納処理と、 前記外部記憶装置から他のコンピュータ群の前記自コン
    ピュータ負荷情報格納処理で格納された前記優先度が高
    い業務のCPU使用率と前記コンピュータ全体のCPU
    使用率とを取り出す他コンピュータ負荷情報参照処理
    と、 前記自コンピュータ負荷情報採取処理で採取した自コン
    ピュータの前記優先度が高い業務のCPU使用率と前記
    コンピュータ全体のCPU使用率、および前記他コンピ
    ュータ負荷情報参照処理で取り出した他のコンピュータ
    群の前記優先度が高い業務のCPU使用率と前記コンピ
    ュータ全体のCPU使用率に基づいて、最も負荷に余裕
    のあるコンピュータを特定するコンピュータ特定処理
    と、 自コンピュータの前記コンピュータ全体のCPU使用率
    がしきい値を超えている場合に、自コンピュータの前記
    優先度が高い業務のCPU使用率についてもしきい値を
    超えているかを判断し、しきい値を超えていない場合に
    は、優先度が高い業務を除くその他の業務を前記コンピ
    ュータ特定処理で特定した前記コンピュータに移動する
    ことを決定し、前記優先度が高い業務のCPU使用率も
    しきい値を超えている場合には、すべての業務を前記コ
    ンピュータ特定処理で特定した前記コンピュータに移動
    することを決定する移動先コンピュータ決定処理とを行
    わせるプログラムを記録したことを特徴とする記録媒
    体。
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