JPS63137105A - 焼結複合体 - Google Patents
焼結複合体Info
- Publication number
- JPS63137105A JPS63137105A JP28320486A JP28320486A JPS63137105A JP S63137105 A JPS63137105 A JP S63137105A JP 28320486 A JP28320486 A JP 28320486A JP 28320486 A JP28320486 A JP 28320486A JP S63137105 A JPS63137105 A JP S63137105A
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- JP
- Japan
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- divided
- sintered composite
- sintering
- sintered
- liquid phase
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- Granted
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- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims abstract description 25
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Landscapes
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
この発明はたとえば硬質合金やサーメットなどの焼結複
合体に関するものである。
合体に関するものである。
［従来の技術］
従来から超杖合金やサーメットなどの焼結体は、切削工
具、耐摩工具等の用途に使用されている。
具、耐摩工具等の用途に使用されている。
このような用途において、焼結体の全体を同一組成ある
いは同一原料とするのではなく、部分的に異なる組成や
、あるいは同一組成であっても価格の異なる原料を用い
たい場合がある。たとえば、超硬合金を研摩チップとし
て用いる場合について例示して説明すると、第３図に示
すような刃先部１は、硬さや耐摩耗性が要求されるが、
その他の中心部２は刃先部１はど硬さや耐摩耗性等が要
求されない。したがって、焼結体を刃先部１と中央部２
の領域に分割して構成させ、刃先部１には硬度等の優れ
た材質を用い、中央部２には靭性に優れた材質を用いる
とかあるいは低価格の材質を用いることによって、特性
面または価格面で優れたものが得られる可能性がある。
いは同一原料とするのではなく、部分的に異なる組成や
、あるいは同一組成であっても価格の異なる原料を用い
たい場合がある。たとえば、超硬合金を研摩チップとし
て用いる場合について例示して説明すると、第３図に示
すような刃先部１は、硬さや耐摩耗性が要求されるが、
その他の中心部２は刃先部１はど硬さや耐摩耗性等が要
求されない。したがって、焼結体を刃先部１と中央部２
の領域に分割して構成させ、刃先部１には硬度等の優れ
た材質を用い、中央部２には靭性に優れた材質を用いる
とかあるいは低価格の材質を用いることによって、特性
面または価格面で優れたものが得られる可能性がある。
［発明が解決しようとする問題点］
しかしながら、単に焼結前のものを互いに接触させて成
形し、これを焼結すると、焼結の際出現する液相の拡散
により、刃先部と中央部とが同一組成となり均一化して
しまうという問題があった。
形し、これを焼結すると、焼結の際出現する液相の拡散
により、刃先部と中央部とが同一組成となり均一化して
しまうという問題があった。
また、刃先部と中央部とをそれぞれ別に焼結しておき、
これを接触して組合わせ再焼結する方法も考えられるが
、再焼結の工程が必要となるため、製造工程が複雑化し
、また液相拡散の改善も不充分なものであった。刃先部
および中央部の一方のみを焼結させて、これを他方のも
のと組合わせ再焼結する方法も考えられるが、上記と同
様の理由から不充分なものであった。
これを接触して組合わせ再焼結する方法も考えられるが
、再焼結の工程が必要となるため、製造工程が複雑化し
、また液相拡散の改善も不充分なものであった。刃先部
および中央部の一方のみを焼結させて、これを他方のも
のと組合わせ再焼結する方法も考えられるが、上記と同
様の理由から不充分なものであった。
それゆえに、この発明の目的は、上述の問題点を解消し
、焼結の際の液相の拡散を有効に防止することによって
、従来にない優れた特性を有する焼結複合体を提供する
ことにある。
、焼結の際の液相の拡散を有効に防止することによって
、従来にない優れた特性を有する焼結複合体を提供する
ことにある。
［問題点を解決するための手段および作用］この発明で
は、焼結複合体を複数の領域に分割して構成し、各分割
部の間に、焼結の際出現する分割部の液相に対しぬれ性
の劣る拡散防止層を設けたごとを特徴としている。
は、焼結複合体を複数の領域に分割して構成し、各分割
部の間に、焼結の際出現する分割部の液相に対しぬれ性
の劣る拡散防止層を設けたごとを特徴としている。
したがって、この発明によれば、分割部間にぬれ性の劣
る拡散防止層が設けられており、焼結の際出現する分割
部の液相が分割部間で拡散し合うのを有効に防止するこ
とができる。
る拡散防止層が設けられており、焼結の際出現する分割
部の液相が分割部間で拡散し合うのを有効に防止するこ
とができる。
［実施例］
第１図は、この発明の一実施例を示す平面図であり、上
述した研摩チップにこの発明を応用した状態を示したも
のである。第１図において、１は刃先部、２は中央部、
３は拡散防止層を示している。このように、刃先部１と
中央部２の間の境界部分に拡散防止層３を設けることに
より、焼結の際の液相の拡散が防止される。
述した研摩チップにこの発明を応用した状態を示したも
のである。第１図において、１は刃先部、２は中央部、
３は拡散防止層を示している。このように、刃先部１と
中央部２の間の境界部分に拡散防止層３を設けることに
より、焼結の際の液相の拡散が防止される。
以下、この発明の実施例についてより具体的に例示し説
明する。第２図に示すような３層構造とし、下層の成分
をＡ、上層の成分を８１中間層の拡散防止層に相当する
成分をＣとして、以下に示す組成で（実施例１〜４．比
較例１〜４）変化させて焼結複合体を作成し、Ａおよび
Ｂにおける拡散層の厚みを測定した。なお、拡散層の厚
みは焼結複合体の断面を金属顕微鏡で組織観察すること
によりＭ１定した。測定結果を第１表に示す。
明する。第２図に示すような３層構造とし、下層の成分
をＡ、上層の成分を８１中間層の拡散防止層に相当する
成分をＣとして、以下に示す組成で（実施例１〜４．比
較例１〜４）変化させて焼結複合体を作成し、Ａおよび
Ｂにおける拡散層の厚みを測定した。なお、拡散層の厚
みは焼結複合体の断面を金属顕微鏡で組織観察すること
によりＭ１定した。測定結果を第１表に示す。
実施例Ｉ
ＡとしてＷＣ−５重量％ＣＯ％ＢとしてＷＣ−１０重量
％Ｃｏ、ＣとしてＭｏ（粒径３μｍ）を用いて第２図に
示すような３層構造に成形し、１４００℃で焼結して焼
結複合体を得た。なお、ＷＣの粒径はいずれも３μｍの
ものを用いた。
％Ｃｏ、ＣとしてＭｏ（粒径３μｍ）を用いて第２図に
示すような３層構造に成形し、１４００℃で焼結して焼
結複合体を得た。なお、ＷＣの粒径はいずれも３μｍの
ものを用いた。
比較例１
拡散防止層に相当するＣの部分を設けずに、ＡおよびＢ
を直接接合させる以外は実施例１と同様にして焼結複合
体を作製した。
を直接接合させる以外は実施例１と同様にして焼結複合
体を作製した。
実施例２
ＡとしてＷＣ−１０重量％Ｃｏ（ＷＣ粒径１μｍ）、Ｂ
としてＷＣ−１０重量％Ｃｏ（ＷＣ粒径３μｍ）、Ｃと
してＭｏ （３μｍ）を用いて第２図に示す３層構造に
成形し、焼結温度１４００℃で焼結して焼結複合体を作
製した。
としてＷＣ−１０重量％Ｃｏ（ＷＣ粒径３μｍ）、Ｃと
してＭｏ （３μｍ）を用いて第２図に示す３層構造に
成形し、焼結温度１４００℃で焼結して焼結複合体を作
製した。
比較例２
拡散防止層に相当するＣの部分を設けずに、ＡおよびＢ
を直接接合させる以外は実施例２と同様にして焼結複合
体を作製した。
を直接接合させる以外は実施例２と同様にして焼結複合
体を作製した。
実施例３
ＡとしてＷＣ−１０重量％ＴｉＣ−１０重量 ９ｂＴａ
Ｃ−１０重量％Ｃｏ、ＢとしてＷＣ−５重塁％Ｔｉｃ−
５重量％ＴａＣ−１０重二％Ｃｏ、ＣとしＷ−Ｎｉ（粒
径１０μｍ）を用いて、第２図に示すような３層構造に
成形し、焼結温度１４００℃で焼結して焼結複合体を作
製−した。なお、ＷＣとしてはＡおよびＢともに粒径２
μｍのものを用いた。
Ｃ−１０重量％Ｃｏ、ＢとしてＷＣ−５重塁％Ｔｉｃ−
５重量％ＴａＣ−１０重二％Ｃｏ、ＣとしＷ−Ｎｉ（粒
径１０μｍ）を用いて、第２図に示すような３層構造に
成形し、焼結温度１４００℃で焼結して焼結複合体を作
製−した。なお、ＷＣとしてはＡおよびＢともに粒径２
μｍのものを用いた。
比較例３
拡散防止層としてのＣを設けずに、ＡとＢを直接に接合
する以外は、実施例３と同様にして焼結複合体を作製し
た。
する以外は、実施例３と同様にして焼結複合体を作製し
た。
実施例４
ＡとしてＴｉｃ−５重量％Ｎｉ−１０重量％Ｍｏ２Ｃ−
１０重量％Ｃｏ、、ＢとしてＴｉＣ−２０重量％Ｎｉ−
５重量％Ｍｏ２０％ＣとしてＺｒＮ（粒径２μｍ）を用
いて、第２図に示すような３層構造に成形し、焼結温度
１４００℃で焼結して焼結複合体を作製した。なお、Ｔ
ｉＣとしてはＡおよびＢともに粒径２μｍのものを用い
た。
１０重量％Ｃｏ、、ＢとしてＴｉＣ−２０重量％Ｎｉ−
５重量％Ｍｏ２０％ＣとしてＺｒＮ（粒径２μｍ）を用
いて、第２図に示すような３層構造に成形し、焼結温度
１４００℃で焼結して焼結複合体を作製した。なお、Ｔ
ｉＣとしてはＡおよびＢともに粒径２μｍのものを用い
た。
比較例４
拡散防止層としてのＣを設けずに、ＡおよびＢを直接に
接合して焼結する以外は、実施例４と同様にして作製し
た。
接合して焼結する以外は、実施例４と同様にして作製し
た。
（以下余白）
第１表
第１表から明らかなように、拡散防止層を設けない従来
の焼結複合体では、拡散層が無限大に拡散し、Ａおよび
Ｂがほぼ同一組成になっているのに対して、この発明に
よる実施例１〜４は、いずれも拡散層が数１００μｍ程
度であり、焼結の際に出現する液相の相互拡散が有効に
防止されていることが確認された。
の焼結複合体では、拡散層が無限大に拡散し、Ａおよび
Ｂがほぼ同一組成になっているのに対して、この発明に
よる実施例１〜４は、いずれも拡散層が数１００μｍ程
度であり、焼結の際に出現する液相の相互拡散が有効に
防止されていることが確認された。
［発明の効果］
以上説明したように、この発明によれば、焼結複合体が
複数の領域に分割されて構成されており、かつ各分割部
の間に、焼結の際出現する分割部の液相に対しぬれ性の
劣る拡散防止層が設けられている。したがって、従来の
ように分割部間で液相が相互拡散しほぼ均一化してしま
うようなことなく、焼結することができる。これによっ
て、各分割部で組成の異なる焼結複合体を作製すること
ができ、従来にはない機械的電気的特性等を存する焼結
複合体とすることができる。
複数の領域に分割されて構成されており、かつ各分割部
の間に、焼結の際出現する分割部の液相に対しぬれ性の
劣る拡散防止層が設けられている。したがって、従来の
ように分割部間で液相が相互拡散しほぼ均一化してしま
うようなことなく、焼結することができる。これによっ
て、各分割部で組成の異なる焼結複合体を作製すること
ができ、従来にはない機械的電気的特性等を存する焼結
複合体とすることができる。
第１図は、この発明の一実施例である研磨チップを示す
平面図である。第２図は、この発明の他の実施例の断面
形状を示す断面図である。第３図は、従来の焼結複合体
を説明するための平面図である。 図において、１は分割部の一方としての刃先部、２は分
割部の他方としての中央部、３は拡散防止層を示す。
平面図である。第２図は、この発明の他の実施例の断面
形状を示す断面図である。第３図は、従来の焼結複合体
を説明するための平面図である。 図において、１は分割部の一方としての刃先部、２は分
割部の他方としての中央部、３は拡散防止層を示す。
Claims (4)
- （１）複数の領域に分割されて構成された焼結複合体で
あって、 焼結の際出現する分割部の液相に対しぬれ性の劣る拡散
防止層を各分割部の間に設けたことを特徴とする、焼結
複合体。 - （２）前記焼結複合体が硬質合金であることを特徴とす
る、特許請求の範囲第１項記載の焼結複合体。 - （３）前記焼結複合体がサーメットであることを特徴と
する、特許請求の範囲第１項記載の焼結複合体。 - （４）焼結の際出現する分割部の液相が鉄族金属を含む
組成であることを特徴とする、特許請求の範囲第１、２
または３項に記載の焼結複合体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61283204A JPH086127B2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | 焼結複合体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61283204A JPH086127B2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | 焼結複合体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63137105A true JPS63137105A (ja) | 1988-06-09 |
| JPH086127B2 JPH086127B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=17662469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61283204A Expired - Lifetime JPH086127B2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | 焼結複合体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086127B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012030293A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | Kyocera Corp | 切削工具およびその製造方法 |
| JP2014105354A (ja) * | 2012-11-27 | 2014-06-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Ｗｃ基超硬合金及び切削工具 |
| JP2014105353A (ja) * | 2012-11-27 | 2014-06-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Ｗｃ基超硬合金及び切削工具 |
| JPWO2013161747A1 (ja) * | 2012-04-23 | 2015-12-24 | アイダエンジニアリング株式会社 | 混合粉末の高密度成形方法、高密度成形装置および高密度３層構造圧粉体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57175776A (en) * | 1981-04-23 | 1982-10-28 | Sumitomo Electric Industries | Sintered body for excavating tool |
-
1986
- 1986-11-27 JP JP61283204A patent/JPH086127B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57175776A (en) * | 1981-04-23 | 1982-10-28 | Sumitomo Electric Industries | Sintered body for excavating tool |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012030293A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | Kyocera Corp | 切削工具およびその製造方法 |
| JPWO2013161747A1 (ja) * | 2012-04-23 | 2015-12-24 | アイダエンジニアリング株式会社 | 混合粉末の高密度成形方法、高密度成形装置および高密度３層構造圧粉体 |
| JP2014105354A (ja) * | 2012-11-27 | 2014-06-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Ｗｃ基超硬合金及び切削工具 |
| JP2014105353A (ja) * | 2012-11-27 | 2014-06-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Ｗｃ基超硬合金及び切削工具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH086127B2 (ja) | 1996-01-24 |
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