JPS63136385A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、制御用ＲＯＭを交換可能な形態で有する記録
装置において、前記制御用ＲＯＭの誤挿入を防止するこ
とができる記録装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来、この種の記録装置は、コマンド等が違う複数のコ
ンピュータのいずれにも接続して、使用できるように制
御プログラムを格納した制御用ＲＯＭをＩＣソケット等
によって交換可能とし、接続したコンピュータに適合し
た制御用ＲＯＭを挿入して使っていた。

［発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、この場合、制御用ＲＯＭの未装着や誤装
着をした場合に対する措置がなされておらず、記録装置
が暴走して制御不能になったり、記録装置のモータや記
録ヘッド等ハードウェアを破損するという問題点があっ
た。

［問題点を解決するための手段］ この問題点を解決する為に本発明は、記録手段を制御す
る制御プログラムの一部または全部を着脱可能な制御Ｒ
ＯＭによって与えられる記録装置において、該制御ＲＯ
Ｍ内の認識コードによって、装置された制御ＲＯＭが記
録装置に適合するか否かを判別する判別手段を備えてな
る。

［作　用］ この構成により、判別手段の判別結果に従って記録装置
に適合した制御ＲＯＭを装置した場合に、記録装置が動
作するようにでき、記録装置のモータや記録ヘッドの破
損を防止できる。

［実施例］ 本発明の実施例を以下、図面を用いて説明する。

第１図は本発明に基づき構成した記録装置の制御部の一
例である。１０は記録装置本体で、ここで１はモータ７
や記録ヘッド９の主制御を行うところのＭＰＵ、２及び
３はＭＰＵＩの制御の手順を格納したＲＯＭであり、Ｒ
ＯＭ３はカートリッジ等の形態を有し交換可能とする。

また、ＲＯＭ２はＲＯＭ３で交換する必要のない共通の
制御手順を格納することにする。７は紙送り用のモータ
で、９は印字を行う記録ヘッドである。８はインターフ
ェースでホストコンピュータから０データを受けてＭＰ
Ｕ　Ｉに渡す。

第２図は制御ＲＯＭのメモリーマツプである。

ここで４はＲＯＭ２の領域であり、５はＲＯＭ３の領域
である。そして、６はＲＯＭ３の領域の先頭の番地に書
かれた特定の認識コード（ＩＤコード）である。ＲＯＭ
　２は交換不可で内容は第３図のフローチャートに従っ
た制御プログラムや電瀞投人後の初期設定、またはＭＰ
Ｕのリセット状態の回復後の制御の手順等を格納する。

第３図は本発明に基づいた制御のフローチャートである
。

電源役人後、またはＭＰｔＪ　１のリセット状態の解除
後にステップＳ１において初期設定またはリセット状、
鳴解除後の制御を行い、次にデータを外部から受けとっ
て印字を開始する前にステップＳ３においてＲＯＭ３の
ＩＤコードを読んで、挿入されているＲＯＭ３がその記
録装置用のＲＯＭかどうか判断して、違うＲＯＭならば
エラー状態としてインターフェース８を介してホストコ
ンピュータに印字データを送らせないようにする。

また、その記録装置用のＲＯＭならば印字をするように
する。これらの手順はＲＯＭ２に格納する必要がある。

また、ＲＯＭ３がその記録装置用のＲＯＭかどうかを判
断するために、ＲＯ，Ｍ２にもＲＯＭ３のＩＤコードを
持たなければならない。

つまり、制御用ＲＯＭを全て交換するのではなくて、制
御用ＲＯＭの内容で交換する必要のない共通部分は交換
不可のＲＯＭ２に格納しておく。

そして、ＲＯＭ２とＲＯＭ３にはそれぞれ識別用のＩＤ
コードを記憶させておく。さらにＲＯＭ３のＩＤコード
がＲＯＭ２のＩＤコードと同じかどうかを判断する手順
をＲＯＭ２に格納しておく。

交換可能な制御用ＲＯＭが誤挿入されていると交換可能
な制御用ＲＯＭの形態としては記録装置の基板上のＩＣ
ソケットによって交換可能なものをはじめ、プラスチッ
クパッケージに制御用ＲＯＭを収めたＲＯＭカートリッ
ジのものがある。また、記録装置の記録手段としてはワ
イヤドツトヘッドを有するものをはじめ、サーマルヘッ
ドを有するもの、インクジェットヘッドを有するもの等
がある。

交換可能な制御用ＲＯＭが２個以上ある場合、それぞれ
のＲＯＭが正しい場所に挿入されなければ誤動作してし
まう。従って、それぞれのＲＯＭのＩＤコードに挿入す
る場所を区別するコートを付は加える。

第４図にそのメモリーマツプの一例を示す。

７は交換しない共通の制御用ＲＯＭの領域であり、８．
９は交換可能な制御用ＲＯＭの領域である。

２０．２１はＲＯＭ２２．２３（７）先頭の番地に記憶
されているＩＤコードである。例えばＩＤコード２０を
°’ＡＯ”、ＩＤコート１１を“Ａ１″とする。ＩＤコ
ード２０．２１の値の“Ａ”はＲＯＭ２３．ＲＯＭ２４
が記録装置用の制御用ＲＯＭであることを示す値であり
、ＩＤコード２０のＭＯ”、ＩＤコード１１の°１°°
という値はそれぞれがＲＯＭ２３．ＲＯＭ２４を識別す
るための値である。

第５図にこの例の制御のフローチャートを示す。電源没
入後、ステップＳ２１において初期設定をした後に、ス
テップＳ２２において４０００番地の値を読んでステッ
プＳ２３においてＲＯＭ２３が正しく挿入されているか
判断する。ＲＯＭ２３が正しく挿入されていれば次にス
テップＳ２４において８０００番地の値を読んでステッ
プＳ２５においてＲＯＭ２４が正しく挿入されているか
を判断し、正しければステップＳ２７において印字を開
始する。もし、ＲＯＭ２３とＲＯＭ２４を間違えて逆に
挿入しても１０コード２０と２１が違うので、誤動作は
せずにエラー状態とし車な値であると、ＩＤコードをも
たない間違ったＲＯＭが挿入された場合、偶然に正しい
と判断して誤動作する可能性がある。そこでＩＤコード
を複雑にする。

ＴＤコードをおく番地をそのＲＯＭのメモリー領域の先
頭ではなくて、メモリー領域の最後あるいは適当な場所
におく。

［効　果］ 以上説明したように、交換可能な制御用ＲＯＭの誤挿入
による記録装置の誤動作を防止することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明記録装置の一構成例を示すブロック図。 第２図は本発明記録装置の制御用ＲＯＭのメモリーマツ
プの一例を示す図。 第３図はＲＯＭ３の誤挿入を判別するためのフローチャ
ートの一例を示す図。 第４図は交換可能な制御用ＲＯＭが２個の場合の制御用
ＲＯＭのメモリーマツプの一例を示す図。 第５図は第４図で構成された場合における交換可能な制
御用ＲＯＭの誤挿入を判別するためのフローチャートの
一例を示す図。 １はＭＰＵ、２．３は制御用のＲＯＭでＲＯＭ３は交換
可能である。 ４は第１図中、ＲＯＭ２の領域である。５は第１図中の
ＲＯＭ３の領域であり、６はＲＯＭ３の領域の先頭の番
地に記憶したＩＤコードである。 ２２は交換しないＲＯＭの領域、２３．２４は交換可能
なＲＯＭの領域である。２０．２１はそれぞれのＲＯＭ
のＩＤコードである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）記録装置を制御する為の制御プログラムの一部を前
   記記録装置に着脱可能な制御ＲＯＭによって与えられる
   記録装置において、 前記記録装置内の認識コードによって装着 された制御ＲＯＭが前記記録装置に適合するものである
   か否かを判別する判別手段を有することを特徴とする記
   録装置。 ２）前記判別手段によつて否の判別をしたときにその旨
   を警告する警告手段を有することを特徴とする特許請求
   の範囲第１項に記載の記録装置。