JPS6313592B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6313592B2 JPS6313592B2 JP4650080A JP4650080A JPS6313592B2 JP S6313592 B2 JPS6313592 B2 JP S6313592B2 JP 4650080 A JP4650080 A JP 4650080A JP 4650080 A JP4650080 A JP 4650080A JP S6313592 B2 JPS6313592 B2 JP S6313592B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- shape
- density
- diaphragms
- modulus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 150000002642 lithium compounds Chemical class 0.000 claims description 7
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 3
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N Lithium Chemical compound [Li] WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052790 beryllium Inorganic materials 0.000 description 1
- ATBAMAFKBVZNFJ-UHFFFAOYSA-N beryllium atom Chemical compound [Be] ATBAMAFKBVZNFJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 238000007733 ion plating Methods 0.000 description 1
- 229910052744 lithium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 229910021332 silicide Inorganic materials 0.000 description 1
- FVBUAEGBCNSCDD-UHFFFAOYSA-N silicide(4-) Chemical compound [Si-4] FVBUAEGBCNSCDD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
- BHZCMUVGYXEBMY-UHFFFAOYSA-N trilithium;azanide Chemical compound [Li+].[Li+].[Li+].[NH2-] BHZCMUVGYXEBMY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007738 vacuum evaporation Methods 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R7/00—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
- H04R7/02—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones characterised by the construction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
この発明はスピーカー用振動板の改良に関す
る。 従来スピーカー用振動板の材料としては天然又
は合成繊維、高分子発泡体又はフイルム、金属箔
等が用いられているが、振動板として要求される
性質からみると、それぞれ一長一短を有してい
る。 一般にスピーカー用振動板の材料としては密度
が小さい事(軽量)、ヤング率が大きい事(機械
的強度が大)が要求される他、振動板として形成
した場合の形状剛性を得るために所望の形状に成
形できる事、更に当該形成方法が容易であり、し
かも大量生産に適したものである事が要求され
る。 ここで、従来振動板として使用されている金属
材について述べると、この種の金属材料としてベ
リリウム(以下Beと記す)、チタン(以下Tiと記
す)、アルミニユーム(Al)等がある。 Beは密度ρ=1.82g/cm3、ヤング率E=2.869
×1012dyn/cm2と材料自体の性質は振動板材料と
しての要求をほぼ満足するものである。 しかるに、Beはその加工性が極めて乏しく、
振動板に形成するのに種々の問題を有する。 すなわち、Beは極めて脆い金属であるのでこ
れを箔状に形成し、更にプレスによつて所望の複
雑な振動板形状に形成することが困難である。 更に公害防止設備を必要とする。 したがつて、このようなBeを振動板形状に形
成するには現在のところ真空蒸着、イオンプレー
テイング、気相成生等の表面処理技術を応用する
しているが、この装置自体の価格が極めて高い上
に、形成時間が極めて長く、その結果製品のコス
トが上昇するとともに、大量に提供することがで
きない欠点を有している。 一方、AlやTiについて考えると、両者共一応
のプレスによつて振動板形状に成形することがで
きるが、Tiは密度が大きい(ρ=4.54g/cm3)、
Alは密度(ρ=2.699g/cm3)の割にはヤング率
(E=0.708×1012dyn/cm3)が低いという物性上
の欠点を有していた。 この発明は、加工性にすぐれ、かつ振動板に形
成した場合の剛性の大きな振動板の提供という要
望に合致したものであり、リチウム化合物よりな
る振動板であつて、以下詳細に説明する。 実施例としてケイ化リチウム(Li3Si4)と窒化
リチウム(Li3N)について説明すると、当該リ
チウム化合物の密度ρ及びヤング率EをTi、Al
と比較すると第1表の通りである。
る。 従来スピーカー用振動板の材料としては天然又
は合成繊維、高分子発泡体又はフイルム、金属箔
等が用いられているが、振動板として要求される
性質からみると、それぞれ一長一短を有してい
る。 一般にスピーカー用振動板の材料としては密度
が小さい事(軽量)、ヤング率が大きい事(機械
的強度が大)が要求される他、振動板として形成
した場合の形状剛性を得るために所望の形状に成
形できる事、更に当該形成方法が容易であり、し
かも大量生産に適したものである事が要求され
る。 ここで、従来振動板として使用されている金属
材について述べると、この種の金属材料としてベ
リリウム(以下Beと記す)、チタン(以下Tiと記
す)、アルミニユーム(Al)等がある。 Beは密度ρ=1.82g/cm3、ヤング率E=2.869
×1012dyn/cm2と材料自体の性質は振動板材料と
しての要求をほぼ満足するものである。 しかるに、Beはその加工性が極めて乏しく、
振動板に形成するのに種々の問題を有する。 すなわち、Beは極めて脆い金属であるのでこ
れを箔状に形成し、更にプレスによつて所望の複
雑な振動板形状に形成することが困難である。 更に公害防止設備を必要とする。 したがつて、このようなBeを振動板形状に形
成するには現在のところ真空蒸着、イオンプレー
テイング、気相成生等の表面処理技術を応用する
しているが、この装置自体の価格が極めて高い上
に、形成時間が極めて長く、その結果製品のコス
トが上昇するとともに、大量に提供することがで
きない欠点を有している。 一方、AlやTiについて考えると、両者共一応
のプレスによつて振動板形状に成形することがで
きるが、Tiは密度が大きい(ρ=4.54g/cm3)、
Alは密度(ρ=2.699g/cm3)の割にはヤング率
(E=0.708×1012dyn/cm3)が低いという物性上
の欠点を有していた。 この発明は、加工性にすぐれ、かつ振動板に形
成した場合の剛性の大きな振動板の提供という要
望に合致したものであり、リチウム化合物よりな
る振動板であつて、以下詳細に説明する。 実施例としてケイ化リチウム(Li3Si4)と窒化
リチウム(Li3N)について説明すると、当該リ
チウム化合物の密度ρ及びヤング率EをTi、Al
と比較すると第1表の通りである。
【表】
第1表から明らかなようにLi3Si4及びLi3Nは
Al、Tiにくらべて密度が小さい特質を有する。 更に、上記材料を用いた等重量の振動板の特性
を第2表に示す。 すなわち、第2表は20μ厚のAlより成形した振
動板と等面積、等重量のTi振動板、Li3Si4振動板
及びLi3N振動板の得られる厚さと剛性の目安と
なるEh3/12(E:ヤング率、h:厚さ)を表わ
したものである。
Al、Tiにくらべて密度が小さい特質を有する。 更に、上記材料を用いた等重量の振動板の特性
を第2表に示す。 すなわち、第2表は20μ厚のAlより成形した振
動板と等面積、等重量のTi振動板、Li3Si4振動板
及びLi3N振動板の得られる厚さと剛性の目安と
なるEh3/12(E:ヤング率、h:厚さ)を表わ
したものである。
【表】
上表から明らかなように、本発明によるリチウ
ム化合より成る振動板は、振動板形状に成形した
場合、すなわち、実際の使用状態における剛性の
目安となるEh3/12の値がTi、Alよりなる振動板
の値に比べて著しく高いものであることが分る。 これは、リチウム化合物の密度が小さい事によ
り、等重量の他の振動板と比べてその厚さを大き
くすることができ、形状よりくる剛性を著しく高
めることができるからである。 Li単体は空気中において酸化しやすく脆くなつ
て、振動板としての使用に耐え得ないが、化合物
にすることにより、空気中において安定に使用す
ることができ又、Li自体極めて展性がすぐれてい
るので箔状に形成することは勿論、プレスによつ
て所望の複雑な振動板形状に成形することが可能
となる。 以上に説明したように、本発明はリチウム化合
物より形成された振動板であつて、リチウム化合
物の密度が小さいことから振動板の厚さを大きく
することができ、又加工性が極めて良好であるの
で深絞り加工等の複雑な形状のプレス加工が可能
であり、振動板として形成した際の形状に起因す
る剛性によつて機械的強度の大なる振動板を大量
にしかも安価に提供することができるものであ
る。
ム化合より成る振動板は、振動板形状に成形した
場合、すなわち、実際の使用状態における剛性の
目安となるEh3/12の値がTi、Alよりなる振動板
の値に比べて著しく高いものであることが分る。 これは、リチウム化合物の密度が小さい事によ
り、等重量の他の振動板と比べてその厚さを大き
くすることができ、形状よりくる剛性を著しく高
めることができるからである。 Li単体は空気中において酸化しやすく脆くなつ
て、振動板としての使用に耐え得ないが、化合物
にすることにより、空気中において安定に使用す
ることができ又、Li自体極めて展性がすぐれてい
るので箔状に形成することは勿論、プレスによつ
て所望の複雑な振動板形状に成形することが可能
となる。 以上に説明したように、本発明はリチウム化合
物より形成された振動板であつて、リチウム化合
物の密度が小さいことから振動板の厚さを大きく
することができ、又加工性が極めて良好であるの
で深絞り加工等の複雑な形状のプレス加工が可能
であり、振動板として形成した際の形状に起因す
る剛性によつて機械的強度の大なる振動板を大量
にしかも安価に提供することができるものであ
る。
Claims (1)
- 1 リチウム化合物より形成されたことを特徴と
するスピーカー用振動板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4650080A JPS56143793A (en) | 1980-04-08 | 1980-04-08 | Diaphragm for speaker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4650080A JPS56143793A (en) | 1980-04-08 | 1980-04-08 | Diaphragm for speaker |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56143793A JPS56143793A (en) | 1981-11-09 |
JPS6313592B2 true JPS6313592B2 (ja) | 1988-03-26 |
Family
ID=12748954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4650080A Granted JPS56143793A (en) | 1980-04-08 | 1980-04-08 | Diaphragm for speaker |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56143793A (ja) |
-
1980
- 1980-04-08 JP JP4650080A patent/JPS56143793A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56143793A (en) | 1981-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4470479A (en) | Method of making metal coated foil speaker diaphragm | |
JPS6313592B2 (ja) | ||
US6148953A (en) | Loudspeaker component and resin composition therefor | |
JP3606492B2 (ja) | 電気音響変換器用振動板 | |
US4487877A (en) | Diaphragm for loudspeaker | |
JPS58161495A (ja) | スピ−カ用振動板 | |
US5072806A (en) | Diaphragm for acoustic equipment | |
JPS6313591B2 (ja) | ||
JPS58100655A (ja) | 音響機器用振動板 | |
JPS6313595B2 (ja) | ||
JPS5972896A (ja) | スピ−カ用振動板 | |
JPS6052639B2 (ja) | 音響振動板 | |
JP2710830B2 (ja) | 音響用振動系部材 | |
JPH0468839B2 (ja) | ||
JPS6211113Y2 (ja) | ||
JPS5816839B2 (ja) | 音響装置用振動板の製造法 | |
JPS5936498A (ja) | スピ−カ用振動板およびその製造方法 | |
JPS5986994A (ja) | スピ−カ用振動板 | |
JPS62154998A (ja) | スピ−カ−用振動板 | |
JPS59135996A (ja) | 音響用振動板 | |
JPH0141079B2 (ja) | ||
JPS60139099A (ja) | スピ−カ−用振動板 | |
JPS5825797A (ja) | スピ−カ用振動板 | |
JPS639440B2 (ja) | ||
JP2533402B2 (ja) | ボイスコイルボビン |