JPS6313570B2 - - Google Patents

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JPS6313570B2
JPS6313570B2 JP55091291A JP9129180A JPS6313570B2 JP S6313570 B2 JPS6313570 B2 JP S6313570B2 JP 55091291 A JP55091291 A JP 55091291A JP 9129180 A JP9129180 A JP 9129180A JP S6313570 B2 JPS6313570 B2 JP S6313570B2
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JP
Japan
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transistor
circuit
current
constant current
resistor
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JP55091291A
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English (en)
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JPS5717207A (en
Inventor
Kenji Yokoyama
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Yamaha Corp
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Yamaha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、利得の増大、電源利用の改善およ
び歪率の低減化を計つた直結増幅回路に関する。
従来、オーデイオ等に用いられるコンプリメン
タリ型増幅回路として、初段にNチヤンネル、P
チヤンネル電界効果トランジスタ(以下、N―
FET、P―FETと略称する)を用いたものが知
られている。
第1図は、このようなコンプリメンタリ型増幅
回路の1例を示すもので、図において、符号1a
はN―FET、符号1bはP―FETである。
N―FET1aは、ゲートが入力端子2と接続
され、ソースが抵抗3a(値RS)を介して接地さ
れ、ドレインが、抵抗4a(値RL)を介して正電
源端子5aに接続されている。またP―FET1
bは、ゲートが入力端子2に接続され、ソースが
抵抗3bを介して接地され、ドレインが抵抗4b
を介して負電源端子5bに接続されている。そし
て、これらN―FET1a,P―FET1bは各々
駆動段トランジスタ6a,6bを駆動する。
駆動段トランジスタ6aは、ベースがN―
FET1aのドレインと接続され、エミツタが抵
抗7a(値Re)を介して正電源端子5aと接続さ
れ、コレクタがバイアス安定回路8を介して駆動
段トランジスタ6bのコレクタと接続されてい
る。また駆動段トランジスタ6bは、ベースがP
―FET1bのドレインと接続され、エミツタが
抵抗7bを介して負電源端子5bと接続されてい
る。そしてこれら駆動段トランジスタ6a,6b
は、各ベースに印加された入力信号を電圧増幅
し、シングル・エンデツド・プシユプル
(SEPP)接続されたトランジスタ9a,9bを
駆動する。
トランジスタ9a,9bは電流増幅するもの
で、エミツタ抵抗10a,10bを介して出力端
子11に出力電圧が得られる。
そして、このような増幅回路において、初段の
N―FET1aのゲインAは、 A=gm・RLRi=gm・RL・Re・hfe/RL+Re・hfe…(1
) 但し、gm:N―FET1a、RSで決まる相互コ
ンダクタンス Ri:トランジスタ6aのベースから見
たインピーダンス(Ri=Re・hfe) となる。またN―FET1aのドレイン電流をID
おくと、抵抗4aの両端電圧VLは、 VL=ID・RL …(2) 但し、トランジスタ6aのベース電流は無視す
るとなる。そしてトランジスタ6aのコレクタ電
流ICは、 VL=Re・IC+VBE …(3) (但し、VBE:トランジスタ6aのベース・エ
ミツタ電圧)となり、(2),(3)式より、 IC=ID・RL−VBE/Re となる。すなわち、トランジスタ6aのコレクタ
電流ICは、値ID,RL,Reによつて定まり、安定化
する。
ところで、このような回路において、N―
FET1aの負荷が抵抗4aであるため、次の不
都合があつた。
まず、初段のゲインは、(1)式よりあきらかなよ
うに、抵抗4aの値RLとトランジスタ6aの入
力インピーダンスRiとの並列値によつて決まる。
ところが、抵抗4aの値RLは、ドレイン電流ID
同抵抗4aの両端電圧VLとによつて決まり、か
つ、この電圧VLは電源利用率を考慮して、ある
一定の合理的な値に設定されるので、むやみに大
きくできず、このため初段のゲインの大きさが制
限される。
またN―FET1aの負荷が抵抗4aであるこ
とは、トランジスタ6aが電圧駆動形となり、こ
のため同トランジスタ6aのVBEの非線形に起因
して歪が発生する。
これらの問題を解決する方法として、抵抗4a
の代りに定電流回路を設けて初段のゲインの上昇
を計る方法が考えられる。
しかしながら、単に定電流回路を負荷として用
いると、同定電流回路の電圧値が安まらず、この
ためトランジスタ6aのベース電位が不安定とな
り、コレクタ電流ICは安定しない欠点があつた。
この発明は、上記事情に鑑み、初段のゲインの
向上を計ると共に、その安定化を計つた増幅回路
を提供するもので、初段の負荷として定電流回路
を用い、出力段増幅素子のベース間に印加される
電圧と基準バイアス電圧とを比較し、その比較出
力で前記定電流回路の定電流値を変化させ、前記
両電圧が等しくなるように負帰還制御するように
したものである。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明
する。
第2図はこの発明による増幅回路の構成を示す
図である。図において、符号21aはN―FET、
符号21bはP―FETである。
N―FET21aは、ゲートが入力端子22と
接続され、ソースが抵抗23aを介して接地さ
れ、ドレインが定電流回路24aを介して正電源
端子25aに接続されている。またP―FET2
1bは、ゲートが入力端子22と接続され、ソー
スが抵抗23bを介して接地され、ドレインが定
電流回路24bを介して負電源端子25bに接続
されている。そして、これらN―FET21a,
P―FET21bは駆動段トランジスタ26a,
26bを各々駆動する。
駆動段トランジスタ26aは、ベースがN―
FET21aのドレインと接続され、エミツタが
抵抗27aを介して正電源端子25aと接続さ
れ、コレクタがバイアス安定用の抵抗28を介し
て駆動段トランジスタ26bのコレクタと接続さ
れている。また、駆動段トランジスタ26bは、
ベースがP―FET21bのドレインと接続され、
エミツタが抵抗27bを介して負電源端子25b
と接続されている。これら駆動段トランジスタ2
6a,26bは、そのベースに印加された信号を
電圧増幅し、SEPP接続されたトランジスタ29
a,29bを駆動する。
トランジスタ29aは、ベースが駆動段トラン
ジスタ26aのコレクタと接続され、コレクタが
正電源端子25aと接続され、エミツタが抵抗3
0aを介して出力端子31に接続されている。ま
た、トランジスタ29bは、ベースが駆動段トラ
ンジスタ26bのコレクタと接続され、コレクタ
が負電源端子25bと接続され、エミツタが抵抗
30bを介して出力端子31に接続されている。
また、従来の増幅回路と異なる構成は、定電流
回路24a,24bの電流値をバイアス安定用の
抵抗28の両端電圧に基づいて設定する電流値設
定回路32を設けたことである。
すなわち、定電流回路24aは、コレクタがN
―FET21aのドレインと接続されたトランジ
スタ33aと、このトランジスタ33aの各エミ
ツタ、ベースと正電源端子25aとの間に各々介
挿された抵抗34a,35aとから構成されてい
る。また定電流回路24bは、コレクタがP―
FET21bのドレインと接続されたトランジス
タ33bと、このトランジスタ33bの各エミツ
タ、ベースと負電源端子25bとの間に各々介挿
された抵抗34b,35bとから構成されてい
る。
電流値設定回路32は、トランジスタ36a,
36bと、ダイオード37,38とから構成され
ている。そして、トランジスタ36aは、ベース
が駆動段トランジスタ26aのコレクタと接続さ
れ、エミツタが直列接続されたダイオード37,
38を介してトランジスタ36bのエミツタと接
続され、コレクタがトランジスタ33aのベース
と接続されている。またトランジスタ36bは、
ベースが駆動段トランジスタ26bのコレクタと
接続され、コレクタがトランジスタ33bのベー
スと接続されている。
次に、このように構成された増幅回路の動作に
ついて説明する。
まず、入力端子22に印加される信号が零Vで
あり、またこの増幅回路が平衡状態を保つている
ものとする。この場合、駆動段トランジスタ26
aのコレクタ電流をId、抵抗28の値Rbとお
くと、抵抗28の両端間の電圧Vbは、 Vb=Id・Rb …(4) (但し、トランジスタ29a,36aのベース
電流は無視する)となる。また抵抗27aの値を
R1、トランジスタ26aのベース・エミツタ電
圧をVBEとおくと、定電流回路24aの両端間の
電圧VDCは、(4)式より VDC=Id・R1+VBE=R1/RbVb+VBE …(5) となる。この(5)において、電圧Vbは、基準バイ
アス電圧に該当するもので、トランジスタ36
a,36bの各エミツタ・ベース間電圧およびダ
イオード37,38の各順方向降下電圧の和であ
り、したがつて略一定である。またVBEも略一定
である。この結果、電圧VDCは略一定となる。
ここで、何らかの原因、例えば周囲温度の変化
等の原因で、抵抗28の両端間の電圧Vbが上昇
すると、トランジスタ36aのコレクタ電流が増
大し、トランジスタ33aのベース電位が下降
し、トランジスタ33aのコレクタ電位が上昇
し、駆動段トランジスタ26aのベース電位が上
昇し、これによつて駆動段トランジスタ26aの
コレクタ電流Idは減少して負帰還ループを形成
し、抵抗28の両端間の電圧Vbを下降するよう
に動作し安定する。また同様に、トランジスタ2
6b,33b,36bも負帰還ループを形成し、
同様に動作して安定する。
次に、入力信号が入力端子22に印加される
と、N―FET21a,P―FET21bがプツシ
ユプル動作し、これによつて駆動段トランジスタ
26a,26bがプツシユプル動作する。この場
合、トランジスタ29a,29bのベース間の電
圧(抵抗28の両端間の電圧Vb)は、平行移動
しながら一定である。すなわち正の入力信号が印
加された場合には、N―FET21aのドレイン
電流が増加し、このドレイン電流の増加分が駆動
段トランジスタ26aのベース電流の増加分とな
り、このベース電流の増加分が増幅されて同トラ
ンジスタ26aのコレクタ電流の増加分となり、
このコレクタ電流の増加分がトランジスタ29a
のベースに供給される。一方P―FET21bの
ドレイン電流が減少し、このドレイン電流の減少
分が駆動段トランジスタ26bのベース電流の減
少分となり、このベース電流の減少分が増幅され
て同トランジスタ26bのコレクタ電流の減少分
となり、このコレクタ電流の減少分がトランジス
タ29bのベースに供給される。
このようにして、出力端子31から、トランジ
スタ29aのベース電流の増加分に起因するエミ
ツタ電流の増加分と、トランジスタ29bのベー
ス電流の減少分に起因するエミツタ電流の減少分
との合成電流が得られる。
以上の動作によつて、N―FET21a,P―
FET21bの負荷となる定電流回路24a,2
4bの安定化が計れ、かつ定電流化が計れる。ま
た定電流回路24aのインピーダンス値がN―
FET21aの動作点(アイドルドレイン電流)
とは独立して無限大とみなすことができ、このた
めN―FET21aの入力信号に対する負荷は駆
動段トランジスタ26aによつて構成されるエミ
ツタ接地増幅回路の入力インピーダンスRiとな
る。この場合N―FET21aの電圧ゲインAVは、 AV=gmRi=gm・Re・hfe 但し、gm:N―FET21aおよび抵抗23aに
よつて決まる相互コンダクタンス。
hfe:トランジスタ26aの増幅率。
となり、高ゲインが得られる。
第3図は、この発明の別の実施例であり、初段
および駆動段を各々差動構成し、また初段の負荷
として定電流回路24を、駆動段の負荷としてカ
レントミラー回路40を設けたものである。な
お、この図において第2図に示す回路各部と同一
の部分には同一符号を付してある。
第3図において、初段は、各ベースが各々入力
端子22a,22bに接続された差動構成のトラ
ンジスタ41,42と、これらトランジスタ4
1,42の共通エミツタと負電源端子25bとの
間に介挿された定電流回路43と、これらトラン
ジスタ41,42の各負荷となる定電流回路24
とからなるものである。
定電流回路24は、トランジスタ33a,33
bと、抵抗34a,34b,35とから構成され
ている。
また駆動段は、差動構成されたトランジスタ4
4,45と、トランジスタ46,47を有するカ
レントミラー回路40とからなるものである。
そして、この増幅回路においても、定電流設定
回路32が抵抗28の両端電圧に基づいて定電流
回路24の電流値を設定するので、第2図に示す
増幅回路と同様の作用効果が得られる。また、一
般に、FETに比べて、トランジスタの方が高ゲ
インが得られる。
以上説明したように、この発明によれば、初段
の負荷として定電流回路を用い、出力段増幅素子
のベース間に印加される電圧と基準バイアス電圧
とを比較し、その比較出力で前記定電流回路の定
電流値を変化させ、前記両電圧が等しくなるよう
に負帰還制御するようにしたので、高利得を得る
と共に、動作点の安定化が得られ、また電源利用
率の向上が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の増幅回路の一例を示す回路図、
第2図はこの発明の一実施例の構成を示す回路
図、第3図はこの発明の別の実施例の構成を示す
回路図である。 21a,21b,41,42…初段増幅素子、
24,24a,24b…定電流回路、26a,2
6b,44,45…駆動段増幅素子、29a,2
9b…出力段増幅素子、32…電流値設定回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 初段増幅素子と、この初段増幅素子の負荷と
    なる定電流値可変の定電流回路と、前記初段増幅
    素子によつて駆動される駆動段増幅素子と、この
    駆動段増幅素子によつて駆動されるシングル・エ
    ンデツド・プシユプル接続された出力段増幅素子
    と、これら出力段増幅素子のベース間に印加され
    る電圧と基準バイアス電圧とを比較しその比較出
    力で前記定電流回路の定電流値を変化させ前記両
    電圧が等しくなるように負帰還制御する電流値設
    定回路とを具備してなる増幅回路。
JP9129180A 1980-07-04 1980-07-04 Amplifying circuit Granted JPS5717207A (en)

Priority Applications (1)

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JP9129180A JPS5717207A (en) 1980-07-04 1980-07-04 Amplifying circuit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6113807A (ja) * 1984-06-29 1986-01-22 Pioneer Electronic Corp プッシュプル増幅回路
JP2563521Y2 (ja) * 1991-10-17 1998-02-25 エスエムシー 株式会社 エアアブソーバ内蔵シリンダ
JPH06232651A (ja) * 1993-01-29 1994-08-19 Akai Electric Co Ltd 電流ー電圧変換回路

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