JPS63134566A - Al↓2O↓3−TiC焼結体の製造方法 - Google Patents

Al↓2O↓3−TiC焼結体の製造方法

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JPS63134566A
JPS63134566A JP61280508A JP28050886A JPS63134566A JP S63134566 A JPS63134566 A JP S63134566A JP 61280508 A JP61280508 A JP 61280508A JP 28050886 A JP28050886 A JP 28050886A JP S63134566 A JPS63134566 A JP S63134566A
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JP
Japan
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sintered body
present
tic
hot press
spacer
Prior art date
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Pending
Application number
JP61280508A
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English (en)
Inventor
行雄 川口
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 発明の背景 技術分野 本発明はA 120s −、T i C焼結体の製造方
法に関する。
先行技術とその問題点 Aj220.−T i C焼結体は、近年、磁気ヘッド
スライダ材料として注目されている(特開昭55−16
3665号等)。
そして、このようなセラミック材料の焼結に際しては、
近年、加圧焼結法が登場しており、このような焼結法は
、常圧焼結法に比べて、l)焼結時の緻密化温度が低下
すること、2)焼結温度の低下に伴い均一で粒子径が小
さく、かつ理論密度をもった焼結体を作成できるという
利点が挙げられる。
このような加圧焼結法の1つとしてホットプレス法があ
る。
ホットプレス法は粉体を一軸加圧する方法であり、これ
を実施するためのホットプレス装置では、パンチ棒と型
枠とが要部をなし、型枠にはスリーブを設けるのが一般
的であり、また、複数の焼結体(試料)を同時に焼成す
るためスペーサーを用いるのが一般的である。
そして、こわらの材料としてもっとも多く使用されてい
るのが黒鉛である。
しかし、A1□03−TiC系材料では、試料と直接接
するスリーブやスペーサーに黒鉛を用いた場合、焼成後
の試料の離型性が充分でない。
ところで一般のセラミック材料では、離型性を良好にす
るため、スリーブ等にSiC、アルミナ、BN等が用い
られる。
しかし、Aj!203−TiC系材料では、これらの材
質でも離型性が良くない。
唯−BNは離型性が良好であるが、材料的に高価な上、
結着材と混合して成形されているため、非常にもろく実
用に耐えない。
■ 発明の目的 本発明の目的は、ホットプレス装置において焼成後のA
 j2203  T i C焼結体との離型性および耐
久性を改善したセラミック材料の製造方法を提供するこ
とにある。
■ 発明の開示 このような目的は下記の本発明によって達成される。
すなわち、本発明はAIl、、03−TiC焼結体をホ
ットプレス焼成する際、ホットプレス装置のスペーサー
および/またはスリーブにBNをコーティングしたカー
ボンを使用することを特徴とするAj!203−TiC
焼結体の製造方法である。
■ 発明の具体的構成 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明する。
本発明のAJi!203−Ti C焼結体の製造方法に
おいては、このセラミック材料(試料)をホットプレス
焼成する際、ホットプレス装置のスペーサーおよび/ま
たはスリーブにBNをコーティングしたカーボンを使用
する。
BNをコーティングしたカーボンを使用するのは、焼成
後の試料が容易に離型できるからである。
本発明におけるカーボンとは黒鉛をいう。
またBNをカーボンにコーティングするには、BNをア
セトン、エタノール、■、1゜1−トリクロロエタン等
でスラリー化したものをスプレー化するなどして用いれ
ばよい。
BNとしては、1〜5−程度の粒径のものを用いわばよ
い。
BN層の厚さは10〜100−程度する。
以下、本発明の製造方法を図面を用いて説明する。
第1図は、本発明の製造方法に好ましく用いられるホッ
トプレス装置の1態様を示す断面図である。
第1図に示されるように、本発明に用いられるホットプ
レス装置lは上部パンチ棒1!、下部パンチ棒12、型
枠13、スリーブ14、およびスペーサー15を有する
そして、試料2は、型枠13との直接の接触を回避する
ためスリーブ14を介し、またスペーサー15を介して
スペーサー15と交互に複数枚重ねられて型枠13内に
設置され、上部パンチ棒11および下部パンチ棒12に
よって上下方向から加圧されつつ、同時に加熱される。
 この場合スリーブ14は、第1図に示されるように、
テーパーを有することが好ましい。 着脱が容易になる
からである。
なお、スペーサー、スリーブ等の具体的な大きさについ
ては型枠、パンチ棒等の具体的な大きさとともに所望と
する試料の大きさに応じて適宜決定すればよい。
加熱方法は、一般に電気加熱式を適用すればよいが、具
体的には、抵抗式間接加熱、高周波式間接加熱、抵抗通
電式直接加熱、高周波式直接加熱等、適宜目的に応じて
選択すればよい。
加熱温度は1500〜1800℃程度とする。
加圧は、一般に油圧加圧方式を適用すればよいが、具体
的には、第1図に示すような復動式の他、単動式、側圧
式等、適宜目的に応じて選択すればよい。
加圧圧力は200〜300にg/C12程度とする。
本発明の製造方法を通用するAx2 o、、−TiC焼
結体は、所定の割合のALL203の粉末とTiCの粉
末との混合物にGa、Ba、Ce、Nb、Ti、Mnの
酸化物等の1種以上を適宜添加して焼成してなるもので
あり、主として磁気へラドスライダ材料として用いられ
るものである。
その詳細については、特願昭59−278810号、同
61−144182号、同61−149225号、同6
1−150531号などに記載されている。
■ 発明の具体的作用効果 本発明によれば、AJ2□O,−TiC焼結体をホット
プレス焼成する際、ホットプレス装置のスペーサーおよ
び/またはスリーブにBNをコーティングしたカーボン
を使用しているため、焼成後のセラミック材料と、スペ
ーサーおよびスリーブとの離型性が改善されたAIL2
03−Ti C焼結体の製造方法が得られる。
このような効果は、コーティング材料を他の材質、例え
ばS i C,An、03等に換えたときには実現しな
い。
■ 発明の具体的実施例 以下、本発明の具体的実施例を示し、本発明をさらに詳
細に説明する。
実施例 平均粒径0.5pのAILz 03  (純度99.9
%)粉末と平均粒径0.7−のTiC(純度99%、炭
素含有量19%以上でその1%以下は遊離コクエンであ
る)とを重量比で7=3の割合で混合したもの100重
量部に対してGaOを2重量部添加し、ボールミルによ
り20時時間式混合を行った。
混合したスラリーを乾燥造粒し、第1図に示すような本
発明の装置1を用いてホットプレス焼成を行った。 加
熱は高周波式間接加熱によった。
ただし、焼成雰囲気は真空とし、焼成温度は1500〜
1800℃、プレス圧力は200〜300 にg/【U
fとした。
装置1において、スリーブ14およびスペーサー15に
はBNをコーティングした黒鉛を用いた。  BNコー
ティング層の厚さは20−とした。 この製造方法をル
ート1とする。
なお、BNのコーティングにはBNをアセトンでスラリ
ー化したものをスプレーすることにより行った。
また、上記においてBNのかわりに5iC1Si3N4
またはAj2□03をコーティング層として用いたもの
を使用する製造方法をルート2.3.4とする。
さらに、コーティング層なしのものを使用する製造方法
をルート5とする。 また、BN板を用いた場合をルー
ト6とする。 BN板は、BN92%、残部B2O3か
らなるものである。
これらのルート1,2,3,4,5.6につき離型性お
よび耐久性を評価した。
(1)Ill型性 Al2O2−TiC焼結体とスペーサとが強固に密着し
た部分(面積比%)を測定した。
(2)耐久性 くりかえし使用に対する形状変化(カドのカケ)および
割れを調べた。
結果を以下に示す。
製造方法 コーティング層 離型性 耐久性ルートl 
   BN      0% 10回割れ(比 較) 
       (カドに100−〜2LoLl程度のカ
ケ) これらの結果から本発明の効果は明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のAl1.03−Ti C焼結体の製造
方法に用いられるホットプレス装置の1悪様を示す部分
断面図である。 符号の説明 l・−ホットプレス装置、11−・上パンチ棒、12−
・・下バンチ棒、   13・−型枠、14−・・スリ
ーブ、    15−・スペーサー、2・・・試料 出願人  ティーディーケイ株式会社 代理人  弁理士、  石 井 陽 −fFIG、1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Al_2O_3−TiC焼結体をホットプレス焼
    成する際、ホットプレス装置のスペーサーおよび/また
    はスリーブにBNをコーティングしたカーボンを使用す
    ることを特徴とする Al_2O_3−TiC焼結体の製造方法。
JP61280508A 1986-11-25 1986-11-25 Al↓2O↓3−TiC焼結体の製造方法 Pending JPS63134566A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61280508A JPS63134566A (ja) 1986-11-25 1986-11-25 Al↓2O↓3−TiC焼結体の製造方法

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JP61280508A JPS63134566A (ja) 1986-11-25 1986-11-25 Al↓2O↓3−TiC焼結体の製造方法

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JPS63134566A true JPS63134566A (ja) 1988-06-07

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ID=17626071

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JP61280508A Pending JPS63134566A (ja) 1986-11-25 1986-11-25 Al↓2O↓3−TiC焼結体の製造方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1304324C (zh) * 2004-05-21 2007-03-14 Tdk株式会社 磁头滑块用材料、磁头滑块及磁头滑块用材料的制造方法
WO2011045989A1 (ja) * 2009-10-12 2011-04-21 学校法人龍谷大学 化合物半導体薄膜の製造方法、太陽電池および化合物半導体薄膜製造装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849166A (ja) * 1981-09-17 1983-03-23 株式会社大一商会 パチンコ機

Patent Citations (1)

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