JPS63133953A - 液入り寒天ゼリ−菓子及びその製造方法 - Google Patents

液入り寒天ゼリ−菓子及びその製造方法

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JPS63133953A
JPS63133953A JP61281551A JP28155186A JPS63133953A JP S63133953 A JPS63133953 A JP S63133953A JP 61281551 A JP61281551 A JP 61281551A JP 28155186 A JP28155186 A JP 28155186A JP S63133953 A JPS63133953 A JP S63133953A
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JP
Japan
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liquid
jelly
center
agar
filled
Prior art date
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Pending
Application number
JP61281551A
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English (en)
Inventor
Masahiro Sugihara
杉原 昌廣
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SUGIMOTOYA SEIKA KK
Original Assignee
SUGIMOTOYA SEIKA KK
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Publication date
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  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は中心部に液入りのゼリー菓子に関するものであ
る。
[従来の技術] ゼリー菓子の内部に年間、飴、その他固形物を入れた製
品は従来から広く知られていたが、ゼリーセンター部に
液体が入った寒天ゼリーは今日まで見ることができなか
った。すなわち寒天ゼリーがゲル化までに長時間のゲル
化時を必要とするため、液部をセンターに止めておくこ
とはできないためである。
寒天ゼリーの製造工程は通常、寒天の水溶液に砂糖、水
飴、その他を加え加熱混合しつつ濃縮し、これに果汁、
香料、色素等を添加仕手後、この濃縮液を成形容器に流
し込み冷却固化後、取出してピアノ線カッターにより小
型ブロックに切断し、各ゼリーブロックを1個ずつ、人
手によってオブラートで包装し、乾燥した後、吸湿によ
りオブラートが軟化弾力を帯びるに至らせセロファンで
外装している。
このようにゼリー菓子のgA造には多大な時間と労力を
必要としており、内部に固形物を入れてもゼリー製造工
程を複雑にするばかりか、生産性を著しく低下させるこ
ととなる。
ゼリー菓子内部に羊受、飴、その他固形物を入れた寒天
ゼリー菓子の製造方法はゼリーの2度流しによる方法が
多く採られている。第3図はその製造工程を示すもので
(イ)は1回目ゼリー充填工程で(aはゼリー液)、冷
却した後、(ロ)の工程でその上に羊費、飴、その他の
固形物すを配置し、くハ)の工程で2回目のゼリーa′
を充填し、(ニ)は冷却後の切断工程である。この方法
は上述のように時間と労力が多すぎ、大口生産上好まし
いものではなく、またこのような方法では液入りゼリー
菓子は製造し得ない。従来寒天ゼリー菓子製造方法にお
いては均一にセンター部に液体を保持することは不可能
であり、従って今日まで液入り寒天ゼリー菓子は存在し
なかった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上述の現状に鑑み、従来から存在しなかったセ
ンター部に液を入れたゼリー菓子を提供することを目的
とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上述の問題点を解決するためになされたもので
、カラギーナンを混合してなるゼリー用組成の寒天液を
濃縮し、塩化カリウム水溶液を入れた型容器中に流し込
み、そのセンター部にシロップ状またはペースト状の流
動物を細管を通して注入し、ゲル化せしめた後、上記型
容器より離型して取出し、乾燥することにより中心部に
液体の入ったゼリー菓子とすることが出来るようになっ
た。
[実 施 例] 本発明につき実施例により具体的に説明する。
第1図は本発明の中心に液体の入ったゼリー菓子の断面
説明図で、Aはゼリ一部、Bは液体である。
第2図はその製造工程説明図で、1は混合煮詰工程で、
1aは混合煮詰釜で、ゼリーベース(カラギーナン入り
)Aの水溶液が混合濃縮される。2はゲル化工程で冷却
用の10℃位の塩化カリウム水溶液(il1度約0.1
5%)Cが収容されている。この容器の底に底なしの型
枠を配置し、これにゼリーベース△を充填し、3の液注
入工程でゼリーの中心にシロップ等の液体Bを細管を通
して注入する。ゲル化後、離型工程4を経て乾燥工程5
に入る。この後、包装するが、包装の前で砂糖、チョコ
レート、糖衣等をコーティングしてもよい。
以下具体的に実施例を説明する。
常法で製造される寒天ゼリー組成物水溶液に海藻抽出物
であるカラギーナン溶液を加えた混合溶液Aを混合煮詰
工程1の混合煮詰釜1aで濃縮し、次いで塩化カリウム
溶液C(例えば濃度0,15%10℃)を満したトレー
容器2aの底に、底なし型枠2bを配列し、その中にゼ
リーベースAを充填するゲル化工程2を経て、シロップ
、ペースト状の流動物Bを中心部に細管3aを介して注
入する液注入工程を経てゲル化する。ゲル化は5〜10
分以内に完結し、しつかりゲル化後、常法により型枠2
bから離型乾燥するもので、その工程は第2図の工程説
明図に示す通りである。
ゼリーベースAの組成の1例は下記の通りである。
寒    天                  1
、O%カラギーt ン(HV−100)    0.3
5グラニユー糖        31.0水   飴 
                48,0ソルビトー
ル        10.0色    素      
           少  組番   料     
            少  量加        
             適  置針       
              100.0%充填温度 
 85℃ 糖   度   BX76゜ シロップ液のBの組成の1例は下記の通りである。
異性化糖     60% グラニユー糖         30%り  エ  ン
  酸                 1.0%色
   素                 少  組
番   料                 少  
串加   水                 適 
 母計                     1
00.0%糖   度   BX76゜ 塩化カリウム液Cの1例は下記の通り。
0.15〜0.6% 10°±1°C [作用 効果コ 従来の寒天ゼリー組成物(ゼリーベース)ではゲル化ま
での時間が長いため、シロップがゼリーのセンター部に
止まることなく外周のゼリーに吸収され、ゼリー強度が
落ちてしまう。
本発明方法によればゲル化が短時間に完結し、シロップ
BとぜリーベースAにおりる粘度差(比重の相異)があ
ってもその差±2程度以内であれば影響がなく、製造上
、糖度差を±0とすることは極めて困難であるが、本発
明においでは上記の範囲の糖度差は問題なく、ゼリーベ
ースにカラギーナンを入れて均一な溶液としたものは塩
化カリウム水溶液内で短時間に中心部までゲル化させる
ことができるのでセンター部に液体を安定させて外部に
拡散さ仕ることがない。ゼリ一本体の色と同じ色の液体
で味覚的には異るものを入れてお番ノば口中にて意外な
味覚を感することができて興味深く、勿論、色、香、味
等の異る液を入れるならば、それ相当の興味あるゼリー
菓子となる。
なお従来の寒天ゼリーと本発明の寒天ぜり−におけるセ
ンター部の密液糖度差による液の状態を調べた結果は下
表の通りであった。
糖度差 従来の寒天ゼリー 本発明の寒天ゼリー+4 
             + +3              + +2             ++ +1      +         ++±O+  
      ++ −1+         ++ −2−+−十+ −3+ −4+ (註)++・・・特に良好(液がセンター部に止まり、
球状をなす) + ・・・良 好 (液が上部又は下部に移動、球状を
なす) −・・・不 良 (液が上部又は下部に移動、球状をし
ていない) m−・・・著しく不良(液が外部に漏れ又は漏れる虞あ
り) 以上のように本発明方法による液入りゼリー菓子は従来
方法では製造不可能で、ゼリー中心にシロップ等の流動
物をそのま)の状態で保持することは本発明によって初
めて製造することができるもので画期的なものであり、
中心にゼリーベースと異る色、味、香りの液体を保持さ
せて今までにないゼリーの味を楽しむことができるよう
になった。
なお、寒天ゼリーに酸を使用することは余り好しくなく
品質の低下を来すものであったが、本発明の液入りゼリ
ーにすることによりゼリーベースの品質を損ねることな
く、液中に酸を使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法によって製造された液入りゼリー菓
子の断面説明図、第2図は本発明の液入りビリー菓子の
製造工程説明図、第3図は従来の中心に固形物を入れて
なるゼリー菓子の製造工程説明図である。 A・・・本発明の液入りビリー菓子のゼリ一部B・・・
液体 C・・・塩化カリウム水溶液 1・・・混合煮詰釜     2・・・ゲル化工稈2a
・・・トレー容器    2b・・・型 枠3・・・液
注入工程     3a・・・細 管4・・・離型工程
      5・・・乾燥工程特許出願人   杉本屋
製菓株式会社 外1名

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中心部にシロップ状またはペースト状の流動物を
    入れてなることを特徴とする液入り寒天ゼリー菓子。
  2. (2)カラギーナンを混合してなるゼリー用組成の寒天
    液を濃縮し、塩化カリウム水溶液を入れた型容器中に流
    し込み、そのセンター部にシロップ状またはペースト状
    の流動物を細管を通じて注入し、ゲル化せしめた後、上
    記型容器より離型し、乾燥することを特徴とする液入り
    寒天ゼリー菓子の製造方法。
JP61281551A 1986-11-26 1986-11-26 液入り寒天ゼリ−菓子及びその製造方法 Pending JPS63133953A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012500012A (ja) * 2008-08-21 2012-01-05 ネステク ソシエテ アノニム 複合デザート及び該デザートを調製するための方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6012943A (ja) * 1983-07-05 1985-01-23 Ajinomoto Co Inc 軟カプセルの製法
JPS62248463A (ja) * 1986-04-22 1987-10-29 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 液相を内部に包含したゼリー体の製造法

Patent Citations (2)

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