JPS63133721A - ブロツクアドレス検出回路 - Google Patents

ブロツクアドレス検出回路

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JPS63133721A
JPS63133721A JP27968586A JP27968586A JPS63133721A JP S63133721 A JPS63133721 A JP S63133721A JP 27968586 A JP27968586 A JP 27968586A JP 27968586 A JP27968586 A JP 27968586A JP S63133721 A JPS63133721 A JP S63133721A
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address
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野) 本発明は、例えばDAT (デジタル・オーディオ・テ
ープレコーダ)やデジタル・ビデオ・テープレコーダ等
、ブロック単位で伝送されるデジタルデータに対して各
ブロックの順序を示す規則的に変化するブロックアドレ
スを付加した形で伝送する場合において、データ系列か
ら正確なブロックアドレスを検出するブロックアドレス
検出回路に関する。
[従来技術とその問題点] デジタル・オーディオ信号を録音/再生するDATにお
いては、ブロック単位で伝送されるデジタルデータに対
して各ブロックの順序を示す規則的に変化するブロック
アドレスを付加した形で伝送するようにしている。この
場合、例えば同期信号8ビツト、IDコード8ビツト、
ブロックアドレス8ビツト、パリティ8ビツト、データ
32×8ビツトを1ブロツクとして録音/再生を行なっ
ている。上記のデータ構成においてパリティはIDコー
ドとブロックアドレスに対するものであり、また、デー
タはPCM化したデジタル・オーディオデータと誤り訂
正符号からなるものである。
上記ブロックデータ中に含まれるブロックアドレスは、
デ・インタリーブ等の再生データ処理に極めて重要なも
のである。しかし、ブロックアドレス自体が誤って再生
された場合には、返って誤りが増すことになってしまう
。このためブロックアドレスは、高い信頼性が要求され
る。再生時にドロップアウトやランダムノイズ等により
ブロックアドレスが誤った場合、再生データが欠落する
ことになるので、従来ではブロックアドレスの規則性を
利用して補間している。すなわち、前回と今回のブロッ
クアドレスの差をとってその差が一定値となるようにブ
ロックアドレスを書き直している。この場合、前回ブロ
ックアドレス値というもの自体の信頼性が分らないまま
に差の検出を行なって今回のブロックアドレス値を推測
し補間しており、この為、信頼性の高いブロックアドレ
スが得られないという問題があった。
[発明の目的] 本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、ブロック単
位で伝送されるデジタルデータに対して各ブロックの順
序を示す規則的に変化するブロックアドレスを付加した
形で伝送する場合において、ブロックアドレス値の推測
の信頼性を向上させると共に、再生データ中のランダム
エラー及びバーストエラーによりブロックアドレス値が
不確実なものとなった場合にはそのブロックデータを採
用しないように判定制御することにより、次段の誤り訂
正処理における誤訂正を未然に防止することができるブ
ロックアドレス検出回路を提供することを目的とする。
[発明の要点] 本発明は、ブロック単位で伝送されるデジタルデータに
対して各ブロックの順序を示す規則的に変化するブロッ
クアドレスを付加した形で伝送されるデータ系列から正
確なブロックアドレスを検出するブロックアドレス検出
回路において、前回伝送されたブロックアドレスのパリ
ティチェック結果及び今回伝送されるブロックアドレス
のパリティチェック結果を保持する第1の手段と、前回
伝送もしくは推測されたブロックアドレスと今回伝送さ
れるブロックアドレスとの間の規則性を判定する第2の
手段と、データ伝送が開始されてから上記第1及び第2
の手段により得られるデータからブロックアドレスが正
しく安定して検出されたことを検出する第3の手段と、
伝送されるデータ系列中のバーストエラーを検出する第
4の手段と、データ系列中の初めのブロックアドレスと
しては今回伝送されるブロックアドレスを出力し、上記
第3の手段により安定状態が検出された後は前回値をも
とに今回値を推測した値を出力する第5の手段と、上記
第1ないし第4の手段の結果から上記第5の手段から出
力されるブロックアドレスを採用するか否かを判定制御
する第6の手段とを具備したことを特徴とするものであ
る。
[発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。ま
ず、第1図及び第2図によりDATにおけるテープ記録
状態及び記録フォーマットについて説明する。第1図は
、テープ記録状態を示すもので、磁気テープ1上には、
一定の角度で傾斜した記録トラック2 a、 2 b、
・・・が記録/再生ヘッドに対応して形成される。そし
て、上記記録トラック2 a、 2 b、・・・には、
それぞれ第2図(a)に示すトラックフォーマットが形
成される。このトラックフォーマットは、8ブロツクの
第1サブコードエリア5UB−1,128ブロツクのP
CMエリア、8ブロツクの第2サブコードエリア5UB
−2などからなっている。そして、上記PCMエリアに
は楽音信号が割当てられ、サブコードエリア5UB−1
,5UB−2には記録時間曲番などが割当てられる。
また、上記PCMエリアに記憶されるPCMデータのブ
ロックフォーマットは、第2図(b)に示すように8ビ
ツトの5YNCパターン、8ビツトのIDコード、8ビ
ツトのブロックアドレス。
8ビットのパリティ、256ビツト(32シンボル)の
PCMデータからなっている。
更に上記SUBコードのブロックフォーマットは、第2
図(C)に示すように8ビットの5YNCパターン、8
ビツトのIDコード、8ビツトのブロックアドレス/I
Dコード、8ビツトのパリティ、256ビツト(32シ
ンボル)のサブコードデータからなっている。上記第2
図(b)(C)に示すPCMブロックフォーマット及び
SUBブロックフォーマットにおけるブロックアドレス
は、ブロック単位で伝送されるデジタルデータに対して
各ブロックの順序を示す規則的に変化する値が設定され
る。
次に第3図により全体の概略構成について説明する。同
図において、11はシンボル分離回路で、再生ヘッドに
より再生され、更に復調回路により復調されたデジタル
再生復調データPDが端子12を介して入力されると共
に、データビットクロックPCKが端子13を介して入
力される。このデータビットクロックPCKは、PLL
回路(図示せず)が再生デジタルデータを用いて作成し
たものである。そして、上記シンボル分離回路11は、
シリアル入力される上記再生復調データPDを10ビツ
ト毎のシンボル単位に分離して10−8変換回路14へ
出力すると共に、シンクパターンの検出動作を行ない、
その検出信号をシンボルカウンタ15、  ビットカウ
ンタ16.シンク欠損カウンタ17の各リセット端子R
に入力する。しかして、上記10−8変換回路14は、
シンボル分離回路11から送られてくる10ビット単位
のデータを8ビット単位のデータに変換し、パリティチ
ェック回路18及びアドレス選択回路19へ出力する。
このアドレス選択回路19は、ブロックアドレス値をラ
ッチし、最上位ビットMSBをデータエリア検出回路2
3へ出力すると共に、前回の採用したアドレス値との連
続性の有無をチェックし、正しい確率の高いアドレス値
を選択してラッチし、アドレス/データ切換回路20及
び最終アドレス検出回路21へ出力する。一方、上記パ
リティチェック回路18は、シンクパターンの次に続<
IDデータとブロックアドレスに付加されているパリテ
ィをチェックし、その後、データをアドレス/データ切
換回路20へ出力すると共に、パリティエラーを検出し
た際に、その検出信号PNGをアドレス判定回路22及
びデータエ・リア検出回路23へ出力する。
しかして、上記ビットカウンタ1Bは、端子13を介し
て送られてくるビットクロックをカウントし、10ビツ
トカウントする毎にキャリー信号を発生し、シンボルカ
ウンタ15のクロック端子CK、  シンク保護ゲート
発生回路24及びタイミング信号発生回路25に入力す
る。上記シンボルカウンタ15は、36シンボルで1ブ
ロツクという単位を検出するカウンタで、36カウント
毎にキャリー信号を発生し、上記シンク欠損カウンタ1
7のクロック端子CK、  シンク保護ゲート発生回路
24及びタイミング信号発生回路25に入力する。上記
シンク保護ゲート発生回路24は、所定幅のシンク保護
ゲート信号をシンボル分離回路11へ出力し、1ブロツ
ク毎に検出されるべきシンクパターンが、本来あるべき
位置以外で検出されないようにしている。また、上記シ
ンク欠損カウンタ17は、シンボルカウンタ15の出力
パルスをカウントしてシンクパターン保護ゲート解除信
号GCをシンク保護ゲート発生回路24及びバーストエ
ラー検出回路2Bへ出力するが、正常な再生データが得
られている状態ではシンボル分離回路11からのシンク
検出信号により常に一定の間隔でリセットされ、上記解
除信号GCが出力されないようにカウント進数が設定さ
れている。
上記シンク欠損カウンタ17は、データが記録されてい
ない部分や、データ領域内でバーストエラーが発生した
時にシンクパターン保護ゲート解除信号GCを出力し、
バーストエラーを検出するための信号としてバーストエ
ラー検出回路2Bへ送出すると共に、シンク保護ゲート
発生回路24におけるシンク保護ゲート信号をハイレベ
ルの信号となるように制御する。
そして、上記タイミング信号発生回路25は、シンボル
カウンタ15及びビットカウンタ16から送られてくる
1ブロツクごと及び1シンボルごとのタイミングを基準
にして、10−8変換後の8ビツトパラレルのデータに
同期した各種タイミング信号を発生する。すなわち1ブ
ロツク中でシンボル0のデータが出力されるタイミング
でリセットタイミング信号RSTをデータエリア検出回
路23に出力し、パリティデータの出力タイミングでパ
リティチェック・ラッチタイミング信号PLをアドレス
判定回路22に出力し、ブロックアドレスの出力タイミ
ングでブロックアドレス・ラッチタイミング信号BLを
アドレス選択回路19に出力し、更にPL出力後でパリ
ティが出力されている期間中ハイレベルとなるパリティ
タイミング信号PTをDST発生回路29、アドレス選
択回路19及びアドレス/データ切換回路20へそれぞ
れ出力すると共に、各シンボルデータの出力タイミング
に同期したデータクロックD CL Kを次段のメモリ
制御部(図示せず)へ出力する。また、上記データエリ
ア検出回路23、バーストエラー検出回路26、最終ア
ドレス検出回路21及びアドレス判定回路22には、サ
ーボ回路(図示せず)から端子27.28を介して送ら
れてくるウィンドウ信号PCMWD及びウィンドウ信号
5UBWDが入力される。そして]二紀最終アドレス検
出回路21は、SUBエリア(1)、PCMエリア、S
UBエリア(2)の3箇所で動作し、各エリアごとに最
終のブロックアドレスを検出するとハイレベルとなり、
エリア終端でローレベルとなるブロックエンド信号LB
をデータエリア検出回路23へ出力する。このデータエ
リア検出回路23は、上記各入力信号から再生データエ
リアを検出すると、DST (データスタート信号)発
生イネーブル信号ENをDST発生回路29へ出力する
。また上記アドレス判定回路22は、パリティチェック
回路18からのパリティチェック信号PNG及びアドレ
ス選択回路19からのブロックアドレス連続信号C0N
T等に基づき、安定状態の検出及び裁ったアドレス値の
補正等を行ない、イニシャルフラグIF及び安定状態検
出信号STAをバーストエラー検出回路2Bへ出力する
と共に、上記イニシャルフラグIFをアドレス選択回路
I9へ出力し、更にブロックアドレスの異常を検出した
場合にDST発生停止信号DE2をDST発生回路29
へ出力する。また、バーストエラー検出回路2Bは上記
各入力信号からバーストエラーの検出処理を行ない、バ
ーストエラ〜を検出するとDST発生停止信号DELを
DST発生回路29へ出力する。このDST発生回路2
9は、データエリア検出回路23からのDST発生イネ
ーブル信号ENを入力してDST発生イネーブル状態と
なった以後で、且つDST発生停止信′号DE1及びD
E2が与えられていない間は、パリティタイミング信号
PTに同期してデータスタート信号DSTを発生し、メ
モリ制御部へ出力する。
次に上記実施例におけるデータエリア検出回路23、バ
ーストエラー検出回路26、アドレス判定回路22及び
及びアドレス選択回路19の詳細について説明する。
第4図はデータエリア検出回路23の詳細を示すもので
ある。タイミング信号発生回路25から送られてくるリ
セットタイミング信号RST、最終アドレス検出回路2
1からのエンドブロック信号LBがアンド回路231に
入力され、パリティチェック回路18からのパリティN
G信号PNGがインバータ230を介してアンド回路2
31に入力され、このアンド回路231の出力はアンド
回路232の反転入力端子に入力される。更に、このア
ンド回路232には、第3図の入力端子27.28に与
えられるウィンドウ信号PCMWD及びウィンドウ信号
5UBWDがオア回路233を介して入力される。また
、′上記ウィンドウ信号5UBWDはアンド回路234
に入力される。このアンド回路234には、更に上記パ
リティNG信号PNGかインバータ230を介して人力
されると共にアドレス選択回路19から送られてくるブ
ロックアドレスの最上位ビットMSBが入力され、この
アンド回路234の出力はオア回路235を介してアン
ド回路232に人力される。また、上記ウィンドウ信号
PCMWDは、アンド回路23(iに入力される。この
アンド回路23Bには、更にパリティチェック回路18
から送られてくるパリティNG信号PNGがインバータ
230を介して入力されると共に」上記ブロックアドレ
スのMSBがインバータ237を介して入力され、その
出力信号がオア回路235を介してアンド回路232に
人力される。そして、このアンド回路232の出力信号
は、クロックパルスφに同期してラッチ回路238にラ
ッチされ、そのラッチ出力がアンド回路231及びオア
回路235に入力されると共に、DST発生イネーブル
信号ENとして第3図のDST発生回路29及びアドレ
ス判定回路22へ送られる。上記データエリア検出回路
23は、ウィンドウ信号PCMWD、 ウィンドウ信号
5UBWD及びその他の信号から第5図のタイミングチ
ャートに示すようにデータエリアを検出してDST発生
イネーブル信号ENを出力するもので、その動作の詳細
については後述する。
第6図はバーストエラー検出回路2Bの詳細を示すもの
で、シンク欠損カウンタ17から送られてくるシンクパ
ターン保護ゲート解除信号GCがアンド回路261に入
力されると共に、アドレス判定回路22から送られてく
るイニシャルフラグIPがアンド回路261の反転入力
端子に入力される。また、アドレス判定回路22からの
安定状態検出信号STAがアンド回路282の反転入力
端子に入力されると共に、ウィンドウ信号PCMWD及
びウィンドウ信号S IJ BWDがオア回路263及
びアンド回路284を介してアンド回路202に入力さ
れる。
そして、上記アンド回路281 、262の・出力信号
がオア回路2(15を介してラッチ回路26Bへ送られ
る。
このラッチ回路20Bは、クロックパルスφに同期して
人力信号をラッチし、アンド回路2B4に入力すると共
にDST発生停止信号DEIとして第3図のDST発生
回路29へ出力する。
上記のバーストエラー検出回路26の構成において、第
1図に示す磁気テープ1の記録トラック2aに再生ヘッ
ドが接触してその読取りが開始されると、サーボ回路(
図示せず)からPCMデータエリアを示すウィンドウ信
号PCMWD及びSUBデータエリアを示すウィンドウ
信号5UBWDがオア回路263に入力され、このオア
回路263の出力信号が第7図(a)に示すデータウィ
ンドウ信号となる。このデータウィンドウ信号は、第2
図(a)に示すトラックフォーマットに対応した信号、
つまり、第1 SUBコードエリア5UB−1、PCM
データエリア、第2SUBコードエリア5UB−2が読
出されている時がハイレベル、その他がローレベルとな
る。そして、上記データウィンドウ信号によりアンド回
路204のゲート制御が行なわれる。
一方、第3図のシンク欠損カウンタ17からは、第7図
(b)に示すシンクパターン保護ゲート解除信号GCが
アンド回路261に送られてくる。このシンクパターン
保護ゲート解除(、W号GCは、読出しデータにドロッ
プアウト等によるバーストエラーが発生していなければ
、データ再生期間中はローレベルの信号となっているが
、バースI・エラーが発生するとその間のシンクパター
ンが検出されなくなるため、第7図(b)に示すように
バーストエラー発生部分がハイレベルとなる。また、ア
ンド回路261の反転入力端子に入力されるイニシャル
フラグIFは、バーストエラーが発生していない状態で
は第7図(C)に示すようにシンクパターン保護ゲート
解除信号GCがハイレベルの時には必ずハイレベルとな
っており、このためアンド回路261の出力がローレベ
ルに保持されている。また、アドレス判定回路22から
アンド回路282に送られてくる安定状態検出信号ST
Aは、第7図(d)に示すように通常はイニシャルフラ
グ!Fを反転した信号波形となっているが、バーストエ
ラーが発生すると、その間口−レベルとなる。上記アン
ド回路262は、ドロップアウト発生時以外においては
アンド回路264から“0”信号が与えられてゲートが
閉じており、その出力信号が“0“となっている。バー
ストエラーが発生していない状態ではアンド回路281
 、262の出力は“0“であり、ラッチ回路266に
“0″信号が保持されるので、DST発生停止信号DE
Lは出力されない。磁気テープから読出したデータにバ
ーストエラーが発生し、第7図(b)に示すように例え
ばPCMエリアにおいてシンクパターンが数回検出され
ずにシンクパターン保護ゲート解除信号GCが“1” 
(ハイレベル)になると、このときイニシャルフラグI
Fが0”であるので、アンド回路281の出力が′1”
となり、オア回路285を介してラッチ回路26へ送ら
れる。このラッチ回路28Bは、クロックパルスφに同
期して上記入力信号“1”をラッチし、第7図(e)に
示すようにDST発生停止信号DELをDST発生回路
29へ出力すると共に、アンド回路264に入力する。
このときデータウィンドウ信号が“1”となっているの
で、アンド回路264の出力が“1″となり、アンド回
路2B2のゲートを開く。上記バーストエラーが発生し
ている間、安定状態検出信号STAがローレベルとなっ
ているので、アンド回路282の出力が“1°となり、
オア回路285を介してラッチ回路26Bへ送られる。
従って、バーストエラーが無くなり、安定状態検出信号
STAが通常のハイレベルに戻るまでは、ラッチ回路2
66に“1”信号がラッチされ、DST発生停止信号D
EIが“1°信号レベルに保持されてDST発生回路2
9のデータスタート信号DSTの発生が禁止される。
第8図はアドレス判定回路22の詳細を示すもので、パ
リティチェック回路18から送られてくるパリティNG
信号PNGは、ラッチ回路221に入力される。このラ
ッチ回路221は、パリティチェック・ラッチタイミン
グ信号PLの立下りに同期してパリティNG信号PNG
をラッチし、そのラッチデータをパリティチェック・ラ
ッチタイミング信号PLの立上りに同期してラッチ回路
222がラッチする。そして、上記ラッチ回路221 
、222にラッチされたデータは、アドレス選択回路1
9から送られてくるブロックアドレス連続信号C0NT
と共にデコーダ223へ直接及びインバータ224゜2
25 、2213をそれぞれ介して人力する。上記デコ
ーダ223は、6ビツトの出力ライン、f’l−j?6
を備えており、ilラインの出力をフリップフロップ2
2Bのセット端子S及びフリップフロップ2212のリ
セット端子Rに入力し、I!2ラインの出力をアンド回
路229を介してオア回路221Oに入力し、13、ノ
4の出力をオア回路221Oに入力すると共に、オア回
路2211を介してフリップフロップ228のリセット
端子Rに入力し、l!5.1!8ラインの出力をオア回
路2213及びアンド回路2214を介してオア回路2
21Oに入力する。また、ウィンドウ信号PCMWD及
びウィンドウ信号5UBWDが共に入力されるノア回路
2215の出力は、オア回路2211を介してフリップ
フロップ228のリセット端子Rに入力される。そして
、上記フリップフロップ228の出力が安定状態検出信
号STAとしてバーストエラー検出回路26へ送られる
。また、フリップフロップ2212は、ウィンドウ(λ
号PCMWD及びウィンドウ信号5UBWDが共に入力
されるノア回路2215の信号の立上りによりセットさ
れる。
このフリップフロップ2z12の出力はイニシャルフラ
グIFとして出力されると共に、アンド回路229の反
転入力端子に入力され、更にアンド回路2214を介し
てオア回路2210に入力される。そして、このオア回
路22IOの出力信号がDST発生停止信号DE2とし
てDST発生回路29へ送られる。
上記のアドレス判定回路22の構成において、ラッチ回
路22[には今回のブロックアドレスに対するパリティ
NG信号PNGがラッチされ、ラッチ回路222には前
回のブロックアドレスに対するパリティNG信号PNG
がラッチされる。そして、第9図に示すように上記ラッ
チ回路221 、222にラッチされた今回及び前回の
パリティNG信号PNG、アドレス選択回路19から送
られてくるブロックアドレス連続信号C0NT及びフリ
ップフロップ2212から出力されるイニシャルフラグ
IFの組合わせに応じてDST発生停止信号DE2の出
力が決定される。すなわち、フリップフロップ2212
がセットされてイニシャルフラグIFか“1”となって
いる場合には、今回ブロックアドレスのパリティNO信
号PNGが“1“であれば、ブロックアドレス連続信号
C0NTが“O“、“1”の何れであってもDST発生
停止信号DE2が出力される。また、上記イニシャルフ
ラグIPが0”の場合には、前回ブロックアドレスのパ
リティNG信号PNGが1”、今回ブロックアドレスの
パリティNG信号PNG及びブロックアドレス連続信号
C0NTが“0”の時、また、前回及び今回のブロック
アドレスに対するパリティNG信号PNGが共に“1”
である時にDST発生停止信号DE2が出力される。
上記したようにアドレス判定回路22におけるブロック
アドレスの判定には、■イニシャルフラグIF、■前回
読取ったブロックアドレスのパリティNG信号PNG、
■今回のブロックアドレスのパリティNG信号PNG1
■前回のブロックアドレスと今回のブロックアドレスと
の連続性、の4つのパラメータが用いられる。上記■の
イニシャルフラグIFは、データ領域の開始時点では“
1”となっており、安定良好状態(前回パリティ及び今
回パリティがOKで、そのアドレスに連続性があるもの
)が少なくとも1回発生すると、0”になる信号である
。データの検出開始時点においては、読取りアドレスは
、パリティの正誤の判定情報しかないが、一旦安定良好
状態となった以降はブロックアドレスの連続性による捕
間を用いることができるので、イニシャルフラグIFが
“1“の時と“01の時でアドレス値に対する信頼性確
保の考え方を異なったものとしている。また、■。
■の前回及び今回のブロックアドレスのパリティNG信
号PNGは、ブロックアドレスとIDコードの2シンボ
ルに付加されたパリティのチェック結果である。更に、
上記■は前回に採用したブロックアドレスと今回読取ら
れたブロックアドレスとの連続性の有無を示している。
前回採用した値に対して、逆行、跳躍ならは、今回の読
取り値又は前回の採用値が異常であると判定することが
できる。
第10図はアドレス選択回路19の詳細を示すもので、
第3図の10−8変換回路14から送られてくる8ビツ
トのデータがラッチ回路191に人力される。このラッ
チ回路191は、タイミング信号発生回路25からのブ
ロックアドレス・ラッチタイミング信号BLの立下りに
同期して上記入力データをラッチし、比較回路192に
入力すると共に、トライステートバッファ193を介し
てトライステートバッフ7194及び8ビツトのラッチ
回路195に入力する。また、上記ラッチ回路191は
、ラッチデータの最上位ビットMSBを第3図のデータ
エリア検出回路23へ出力する。上記トライステートバ
ッファ193は、イニシャルフラグIF及びバーストエ
ラー検出時に出力されるDST発生停止信号DEIが共
に人力されるオア回路1910の出力により動作制御さ
れ、トライステートバッファ194は、パリティタイミ
ング信号PTにより動作制御される。そして、」1紀ラ
ッチ回路195は、ブロックアドレス・ラッチタイミン
グ信号BLの立上りに同期して上記入力データをラッチ
する。ラッチ回路195のラッチデータは半加算器19
Bにより「+1」された後、ブロックアドレス・ラッチ
タイミング信号BLの立下りに同期してラッチ回路19
9にラッチされ、そのラッチデータは上記比較回路19
2及びトライステートバッファ197に入力される。上
記比較回路192は、ラッチ回路191、のラッチデー
タとラッチ回路199のラッチデータとを比較し、その
比較結果に応じてブロックアドレス連続信号C0NTを
出力する。すなわち、比較回路192は、ラッチ回路1
91にラッチされた今回のブロックアドレスとラッチ回
路199にラッチされた「前回ブロックアドレス+1」
とが等しい時に連続性有りとして“1”信号、それ以外
の時は連続性無しとして“0”信号を出力する。一方、
上記トライステートバッファ197は、オア回路191
0及びインバータ198を介して与えられるイニシャル
フラグIFとDST発生停止信号DEIにより動作制御
されるもので、その出力信号はラッチ回路195及びト
ライステートバッファ194へ送られる。そして、この
トライステートバッファ194から出力される信号をブ
ロックアドレスとして第3図のアドレス/データ切換回
路20及び最終アドレス検出回路21へ出力する。
次に上記実施例の全体の動作を説明する。第3図におい
て、シンボル分離回路[1は、再生ヘッドにより磁気テ
ープLの記録データが再生され、更に復調回路により復
調されたシリアルのデジタルデータPDを10ビツト毎
のシンボル単位に分割し、10ビツトパラレルのデータ
として10−8変換回路14へ出力する。この10−8
変換回路14は、上記10ビツト毎に分割されたデータ
を8ビツトのシンボルデータに変換し、パリティチェッ
ク回路18及びアドレス選択回路19へ出力する。上記
パリティチェック回路18は、第2図(b)。
(C)に示すようにIDデータとブロックアドレスに対
して付加されているパリティをチェックした後、チェッ
ク結果としてパリティが誤っているときハイレベルとな
るパリティNG信号F’NGをアドレス判定回路22及
びデータエリア検出回路23に出力すると共に、データ
をアドレス/データ切換回路20へ出力する。このアド
レス/データ切換回路20は、パリティチェック回路1
8から出力されるデータとアドレス選択回路19から出
力されるブロックアドレスとを、タイミング信号発生回
路25からのパリティタイミング信号PTにより切換え
て出力する。そして、このアドレス/データ切換回路2
0から出力されるデータは、第11図に示すようにタイ
ミング信号発生回路25から出力されるデータクロック
DCLK及びDST発生回路29から出力されるデータ
スタート信号DSTと共に、メモリ制御回路へ送られる
また、」二足シンボル分離回路11は、再生復調データ
に対し、PCMブロック及びSUBブロックの先頭位置
に記録されているシンクパターンの検出動作を行なって
おり、そのシンクパターン検出信号によりシンボルカウ
ンタ15.  ビットカウンタ1B、  シンク欠損カ
ウンタ17をリセットする。上記ビットカウンタ16は
、上記シンクパターン検出信号によりリセットされた後
、PLLクロックPCKによりカウントアツプし、10
ビツトカウントする毎にシンボル単位を示すパルス信号
を発生し、シンボルカウンタ15、シンク保護ゲート発
生回路24及びタイミング信号発生回路25へ出力する
上記シンボルカウンタ15は、ビットカウンタ16の出
力パルスをカウントし、36カウントする毎に1ブロッ
ク単位を示すパルス信号を発生し、シンク欠損カウンタ
17、シンク保護ゲート発生回路24及びタイミング信
号発生回路25へ出力する。このタイミング信号発生回
路25は、ビットカウンタ10及びシンボルカウンタ1
5から出力されるパルス信号を基準として、10−8変
換後の8ビツトパラレルのデータに同期した各種のタイ
ミング信号を発生し、データエリア検出回路23.アド
レス判定回路22.アドレス選択回路19.アドレス/
データ切換回路20等へ出力する。
第4図に詳細を示すデータエリア検出回路23は、サー
ボ回路から送られてくるウィンドウ信号PCMWDある
いはウィンドウ信号5UBWDが入力された際、データ
エリアの再生期間を検出して第5図に示すようにDST
発生イネーブル信号ENを出力する。上記データエリア
再生期間を検出したと判断する条件は、ウィンドウ信号
内で、パリティがOKとなり、その時のブロックアドレ
スの最上位ビットMSB (PCMデータ領域ならば″
0″、SUBデータ領域ならば1″)と、各々のウィン
ドウ信号PCMWD、  ウィンドウ信。
号5UBWDのタイミングが一致した場合に、DSTを
発生させるイネーブル条件の1つとなる。
上記の条件を満足することにより、アンド回路234あ
るいはアンド回路236の出力が“1”となり、更にア
ンド回路232から“1”信号が出力される。このアン
ド回路232の出力“1″信号はラッチ回路238にラ
ッチされ、このラッチ信号がDST発生イネーブル信号
ENとしてDST発生回路29へ送られる。上記DST
発生イネーブル信号ENは、オア直路235及びアンド
回路232を介してラッチ回路238に循環保持される
。、また、上記DST発生イネーブル信号ENの出力を
停止する条件としては、パリティがOKで、最終ブロッ
クアドレスを検出し、そのブロックの32シンボルデー
タの先頭のタイミング(リセットタイミング信号RST
)である。上記の条件を満足すると、アンド回路231
の出力が“1”となり、アンド回路232のゲートが閉
じてラッチ回路238に“0″信号がラッチされ、第5
図(d)に示すようにDST発生イネーブル信号ENが
立下がる。バーストエラー等で最終ブロックアドレスを
検出できなかった時は、第5図(f)に示すように各ウ
ィンドウ信号PCMWD、5UBWDが0”になった時
にDST発生イネーブル信号ENが立下がる。そして、
」二足データエリア検出回路23から出力されるDST
発生イネーブル信号ENは、DST発生回路29及びア
ドレス判定回路22へ送られる。
上記アドレス判定回路22は、第8図に詳細を示すよう
にウィンドウ信号PCMWD及び5UBWDが共に入力
されるノア回路2215の出力によりフリップフロップ
2212がセットされ、イニシャルフラグIFが“1°
信号レベルに立上がる。従って、各データエリアの先頭
ブロックの再生開始時点では、常にイニシャルフラグI
Fは“l“となっている。この状態でデータの読取りが
開始されてラッチ回路222 、221に前回ブロック
アドレス及び今回ブロックアドレスに対するパリティN
G信号PNGがラッチされ、更にアドレス選択回路19
からブロックアドレス連続信号C0NTが与えられると
、デコーダ223はこれらの状態をチェックする。そし
て、前回ブロックアドレス及び今回ブロックアドレスに
対する夫々のパリティが正しく、かつ前回と今回のブロ
ックアドレス間に連続性かあると判定されると、デコー
ダ223の11ラインの出力が“1”となり、フリップ
フロップ2212がリセットされると共にフリップフロ
ップ228がセラI・される。これにより、イニシャル
フラグIFが“0“、安定状態検出信号STAが”1”
となる。イニシャルフラグIFはデータの再生開始!1
!j点では“1°となっており、一旦安定良好状態か検
出されると、以降当該データエリアの終端まで“0”と
なる。また、安定状態検出信号STAは、前回と今回の
パリティチェックが共に誤っていた場合には“0”とな
り、再び安定良好状態となると“1”となるものでパリ
ティチェックの結果に応じて変動する信号となる。しか
して、このアドレス判定回路22は、前回及び今回のパ
リティNG信号PN、G、イニンヤルフラグIF及びブ
ロックアドレス連続信号C0NTから、第9図に示した
組合せとなったときオア回路221OからDST発生停
止信号DE2が出力されるようになる。 また、第10
図に詳細を示すアドレス選択回路F9は、タイミング信
号発生回路25からブロックアドレス・ラッチタイミン
グ信号BLが与えられると、その立下りで10−8変換
回路14から送られてくる今回のブロックアドレスをラ
ッチ回路191がラッチする。ここで、各データエリア
の先頭ブロックの再生開始時点ではアドレス判定回路2
2から与えられるイニシャルフラグIFは“1”信号レ
ベルとなっている。このイニシャルフラグIPが1#の
間はトライステートバッフ7193がオン、トライステ
ートバッファ197がオフとなり、それまでラッチ回路
191に保持されていたブロックアドレスが、ブロック
アドレス・ラッチタイミング信号BLの立上りでトライ
ステートバッファ193を介して前回ブロックアドレス
としてラッチ回路195にラッチされる。また、一旦安
定良好状態となって上記イニシャルフラグIPが“0°
信号レベルとなった以降は、トライステートバッファ[
93がオフ、トライステートバッファ197がオンとな
り、そのときラッチ回路195に保持されているブロッ
クアドレスが半加算器196により「+1」されラッチ
回路199にラッチされた後、トライステートバッファ
197を介して前回ブロックアドレスとしてランチ回路
195にラッチされる。上記のようにしてラッチ回路1
91に今回ブロックアドレスがラッチされ、ラッチ回路
+95に前回ブロックアドレスがラッチされる。
そして、上記ラッチ回路【95にラッチした前回ブロッ
クアドレスを半加算器196により「+1」してラッチ
回路199にラッチした後、ラッチ回路[91にラッチ
している今回ブロックアドレスと比較器192において
一致比較し、一致していればブロックアドレス連続信号
C0NTをアドレス判定回路22へ出力する。不一致の
場合は、ブロックアドレス連続信号C0NTは“0”信
号レベルに保持される。そして、その後、タイミング信
号発生回路25からパリティタイミング信号PTが送ら
れてくると、トライステートバッフ7 イニシャルフラグIFに応じてラッチ回路191あるい
はラッチ回路199にラッチされたブロックアドレスが
選択され、今回ブロックアドレスとして出力される。す
なわち、イニシャルフラグ!Fが11″の場合は、トラ
イステートバッファ193がオンし、ラッチ回路191
に保持されているブロックアドレスかトライステートバ
ッファ193 、194を介して取出され、今回ブロッ
クアドレスとしてアドレス/データ切換回路20へ送ら
れる。また、イニシャルフラグIFが“O@の場合は、
トライステートバッファ197がオンし、ラッチ回路1
95にラッチされているブロックアドレスが半加算器1
98で「+1」されラッチ回路199にラッチされた後
、トライステートバッファ197 、 194を介して
取出され、今回ブロックアドレスとしてアドレス/デー
タ切換回路20へ送られる。
上記アドレス選択回路19は、イニシャルフラグIFが
1°の場合は、トライステートバッフ7193がオンし
、ラッチ回路191にラッチされている今回読取ったア
ドレスを採用し、トライステートバッファ194よりブ
ロックアドレスとして出力する。そして、その後、良好
安定状態を検出してイニシャルフラグIFが一旦″0″
になると、それ以後はトライステートバッファ197が
オンし、ラッチ回路195に保持されている前回のブロ
ックアドレスが半加算器196で「+1」されラッチ回
路199でラッチされてトライステートバッファ194
より出力される。上記イニシャルフラグIFが#0”に
なると、それ以降は特別な状態、つまり、バーストエラ
ーが発生しない限り、信頼性のあるブロックアドレス及
び32シンボルのデータを使用するか、捨て去るかは、
データスタート信号DSTの発生の有無に依存する。こ
のため一旦安定条件を満足した後は、アドレス値の逆行
が発生しないようにし、また、信頼性の無いデータは早
めに捨て去るようにして、次段の誤り訂正処理を確実に
行なわせるようにしている。
更に詳述すると、上記アドレス判定回路22は、第9図
に示すようにイニシャルフラグIFが“1″の場合はデ
ータ開始時で、この時はとにかく今回読取ったアドレス
のパリティがOKならばDST発生停止信号DE2は出
力せず、DST発生回路29からデータスタート信号D
STを発生させる。
次にイニシャルフラグIFが“0”となって確実なアド
レスが検出された後は、次のような判定処理を行なう。
■前回パリティがNG、今回パリティがOKでアドレス
の連続性が無いならば、前回NGであったブロックアド
レスが間違っていると判定する。
■ブロックアドレスの連続性に無関係に、前回及び今回
のパリティが連続してNGあれば異常であると判定する
上記■、■の2つの場合は、データスタート信号DST
の発生を停止し、疑わしきデータブロックを捨て去る。
すなわち、データシンボルに付加されている誤り訂正符
号の1系列は、データブロック方向にあり、その符号が
2ブロツクに対して完結している。この場合、1ブロツ
クのみ疑わしきデータを採用しても誤り訂正符号によっ
て誤っていると検出することができるが、2ブロツク連
続して疑わしきデータブロックを採用し、誤ったアドレ
ス値となっていると、誤り訂正処理回路で誤訂正を行な
ってしまい、再生音に異音を発生してしまう。このため
上記アドレス判定回路22は、疑わしきデータブロック
が2ブロツク連続した場合には、DST発生停止信号D
E2によりデータスタート信号DSTの出力を禁止し、
そのデータブロックを採用しないようにしている。
そして、採用するブロックアドレスは、一旦、安定良好
状態(連続して2ブロツクのパリティがOKで、アドレ
ス値に連続性がある場合)を経過してイニシャルフラグ
IFが102になると、トライステートバッフ7197
がオンし、ラッチ回路195に保持している前回のブロ
ックアドレスを半加算器196によりr+IJしてラッ
チ回路199にラッチし、このラッチデータをトライス
テートバッファ1971及び194を介して今回のブロ
ックアドレスとしてアドレス/データ切換回路20へ出
力する。以上の処理により、採用するブロックアドレス
の逆行が確実に防止される。
しかしながら、再生データ中にバーストエラー(幅にし
て約3ブロツク以上、時間で100μsec以上のもの
)が発生し、PLL回路による再生データクロックが正
しくなくなると、イニシャルフラグIFが“0”でも前
回のアドレスにr+IJしたものと、読取ったアドレス
との間にずれが生じ、以後、バーストエラーが終了して
も正常なアドレスにならない場合が発生する。しかし、
このような事態は、第6図に詳細を示すバーストエラー
検出回路2Bにより防止される。
上記バーストエラー検出回路26には、データ検出時に
サーボ回路(図示せず)から第5図(a)に示すPCM
データ領域を示すウィンドウ信号PCMWD及びSUB
データ領域を示すウィンドウ信号5UBWDがオア回路
263に与えられる。
そして、アンド回路281に与えられるイニシャルフラ
グIF(第7図(C))が“0”となり、安定状態にな
っている時、シンクパターン保護ゲート解除信号GC(
第7図(b))によりバーストエラーの発生を検出する
。このシンクパターン保護ゲート解除信号GCは、ドロ
ップアウト等の発生により保護ゲート内にシンクパター
ンを数回連続して検出できない状態のとき、1“信号レ
ベルとなり、アンド回路281のゲートを開く。これに
よりアンド回路261の出力信号が“1”となり、オア
回路265を介してラッチ回路28Bにラッチされ、こ
のラッチ信号が第7図(e)に示すDST発生停止信号
DEIとしてDST発生回路29へ送られる。このDS
T発生停止信号DELは、第7図(d)に示す安定状態
検出信号S T、Aが“0”レベルとなっている間、ア
ンド回路264 、262及びオア回路285を介して
ラッチ回路266に循環保持される。そして、バースト
エラーが終了して再び安定状態検出信号STAが“1″
レベルになると、アンド回路262のゲートが閉じ、ラ
ッチ回路26に“0“がラッチされてDST発生停止信
号DEIが解除される。
このDST発生停止信号DEIは、第10図に示す如く
アドレス選択回路19のオア回路1910にイニシャル
フラグIPと共に人力されており、バーストエラー発生
中はこのDST発生停止信号DEIによりトライステー
トバッファ193がオンされる。従って、テープから再
生したブロックアドレスがトライステートバッファ19
4より出力される状態とされると共に、ラッチ回路19
5には再生ブロックアドレス値が前回ブロックアドレス
としてラッチされている。そして、再び安定良好状態に
達するとDST発生停止信号DEIが解除されて、トラ
イステートバッファ トライステートバッフ7194から正確なブロックアド
レスが出力されるようになる。
そして、上記DST発生回路29は、バーストエラー検
出回路2B,アドレス判定回路22,データエリア検出
回路23からのDST発生イネーブル条件を基にして、
タイミング発生回路25からのパリティタイミング信号
PTに同期したデータスタート信号DSTを発生し、メ
モリ制御部へ出力する。
また一方、上記アドレス/データ切換回路20は、タイ
ミング信号発生回路25から与えられるパリティタイミ
ング信号PTが°0“の時はパリティチェック回路18
からのデータを選択して出力し、パリティタイミング信
号PTが“]”の時はアドレス選択回路I9からのブロ
ックアドレスを選択して出力する。このアドレス/デー
タ切換回路2oがら出力されるアドレス/データは、タ
イミング信号発生回路25から出力されるデータクロッ
クDCLKと共にメモリ制御部へ送られる。このメモリ
制御部は、第11図に示すようにDST発生回路29か
らデータスタート信号DSTが与えられた時に動作し、
データクロックDCLKに同期してブロックアドレス値
で指定されたメモリエリアへのデータ書込みを行なう。
[発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、ブロック単位で伝
送されるデジタルデータに対して各ブロックの順序を示
す規則的に変化するブロックアドレスを付加した形で伝
送されるデータ系列からブロックアドレスを検出するブ
ロックアドレス検出回路において、前回伝送されたブロ
ックアドレスのパリティチェック結果及び今回伝送され
るブロツクアドレスのパリティチェック結果を保持する
第1の手段と、前回伝送もしくは推測されたブロックア
ドレスと今回伝送されるブロックアドレスとの間の規則
性を判定する第2の手段と、データ伝送が開始されてか
ら上記第1及び第2の手段により得られるデータからブ
ロックアドレスが正しく安定して検出されたことを検出
する第3の手段と、伝送されるデータ系列中のバースト
エラーを検出する第4の手段と、データ系列中の初めの
プロツクアドンスとしては今回伝送されるブロックアド
レスを出力し、上記第3の手段により安定状態が検出さ
れた後は前回値をもとに今回値を推測した値を出力する
第5の手段と、上記第1ないし第4の手段の結果により
上記第5の手段から出力されるブロックアドレスを採用
するか否かを判定制御する第6の手段とを備えることに
より、ブロックアドレス値の推測の信頼性が向上すると
共に再生データ中のランダムエラーやバーストエラーに
よりブロックアドレス値が不確実なものとなった場合に
はそのブロックデータを採用しないように判定制御する
ことにより、次段の誤り訂正処理における誤訂正を未然
に防止し得るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は磁気テ
ープ上のトラック形成状態を示す図、第2図はトラック
フォーマット及びブロックフォーマットを示す図、第3
図は全体の回路構成を示すブロック図、第4図はデータ
エリア検出回路の詳細を示すブロック図、第5図は第4
図に示すデータエリア検出回路の動作を説明するための
タイミングチャート、第6図はバーストエラー検出回路
の詳細を示すブロック図、第7図は第6図に示すバース
トエラー検出回路の動作を説明するためのタイミングチ
ャート、第8図はアドレス判定回路の詳細を示すブロッ
ク図、第9図は第8図に示すアドレス判定回路の動作内
容を示す図、第10図はアドレス選択回路の詳細を示す
ブロック図、第11図はデータ転送状態を示すタイミン
グチャートである。 ■・・・磁気テープ、2 a、 2 b・・・記録トラ
ック、■・・・シンボル分離回路、12・・・再生復調
データ入力端子、13・・・PLLクロック入力端子、
14・・・10−8変換回路、[5・・シンボルカウン
タ、16・・・ピッI・カウンタ、17・・・シンク欠
損カウンタ、18・・・パリティチェック回路、19・
・・アドレス選択回路、20・・・アドレス/データ切
換回路、21・・・最終アドレス検出回路、22・・・
アドレス判定回路、z3・・・データエリア検出回路、
24・・・シンク保護ゲート発生回路、25・・・タイ
ミング信号発生回路、2ト・・バーストエラー検出回路
、27.28・・・ウィンドウ信号入力端子、29・・
・DST発生回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 テープ記録状態 第1図 8          128          8
ブロツクトラツクフオーマツト (α) (b) (8)   (8)   (8)   (8)    
  (256ビツト)第2図 第4図 ドロップアウト発生(バーストエラ一部)第7図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ブロック単位で伝送されるデジタルデータに対して各ブ
    ロックの順序を示す規則的に変化するブロックアドレス
    を付加した形で伝送されるデータ系列からブロックアド
    レスを検出するブロックアドレス検出回路において、前
    回伝送されたブロックアドレスのパリティチェック結果
    及び今回伝送されるブロックアドレスのパリティチェッ
    ク結果を保持する第1の手段と、前回伝送もしくは推測
    されたブロックアドレスと今回伝送されるブロックアド
    レスとの間の規則性を判定する第2の手段と、データ伝
    送が開始されてから上記第1及び第2の手段により得ら
    れるデータからブロックアドレスが正しく安定して検出
    されたことを検出する第3の手段と、伝送されるデータ
    系列中のバーストエラーを検出する第4の手段と、デー
    タ系列中の初めのブロックアドレスとしては今回伝送さ
    れるブロックアドレスを出力し、上記第3の手段により
    安定状態が検出された後は前回値をもとに今回値を推測
    した値を出力する第5の手段と、上記第1ないし第4の
    手段の結果により上記第5の手段から出力されるブロッ
    クアドレスを採用するか否かを判定制御する第6の手段
    とを具備したことを特徴とするブロックアドレス検出回
    路。
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