JPS63133479A - シ−ズヒ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、シーズヒータの改良に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図、第４図は従来のシーズヒータを示すものであり
、第３図において、１１は発熱コイル、１２は発熱コイ
ル１１に接続された取り出し端子、１３は金属パイプで
、内部に発熱コイル１１と取り出し端子１２の一部を挿
入している。

１４は金属パイプ１３の中に充填されたマグネシア粉末
、１５は低融点カラス粉末を成形し、仮焼成したガラス
封口体で、金属パイプ１３の端部開口に押入している。

第４図は前記ガラス封口体１５を溶融させて金属パイプ
１３の間口部の封口を完了した状態を示す断面図で、第
４図において、１６は例えばシリコンゴム等よりなる絶
縁チューブで、取り出し端子１２を通して一端を金属パ
イプ１３より突出させ、他端を常温加硫型シリコンゴム
１７を金属パイプ１３の端部に注入して固着させている
。

この絶縁チューブ１６は金属パイプ１３の端部の絶縁距
離を確保するためのもので、金属パイプ１３の径が細い
ものは所定の寸法が確保できないため、上記のような構
造が広〈実施されている。

以上のように、従来のシーズヒータはガラス封口体１５
を溶融させて、金属パイプ１３の開口部を封口した後、
さらに絶縁チューブ１６と常温加硫型シリコンゴム１７
で絶縁対策を施さなければならず、非常に手間がかかり
、コストも高くなるものであった。

また、この種シーズヒータは同一形状・寸法で定格（電
圧・容量）違いのものを製作する要求が多く、この場合
、製品への組込み間違いを防止す”る点から、例えば金
属パイプ１３の端部にマジック等で色別表示Ａを行って
いる。

この色別表示によって組込み門違いを防止しているが、
シーズと一部を製作する側にとっては、非常に面倒な作
業であり、手作業が主体となってコストも高くなる等の
不具合があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のシーズヒータは、以上のように構成されているの
で、金属バイブ１３＠部の５組処理や定格違いを一目で
分かる色別表示Ａ（ζ手間がかかり、コストの高いシー
ズヒータとなる問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、金属パイプ端部の絶縁処理と定格違いの色
別表示を同時に行い、作業が簡単でコストの安いシーズ
ヒータを得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明におけるシーズヒータは、ガラス封口体と、こ
の封口体より融点が高く、かつ所定の色に着色された絶
縁体を同時に金属パイプの端部開口に挿入し、その後加
熱してガラス封口体のみを溶融させるようにしたもので
ある。

〔作用〕

乙の発明に係わるシーズヒータは、ガラス封口体を溶融
させると、これと同時に押入しであるガラス封口体より
融点の高い絶縁体はそのまま残り、ガラス封口体と一端
で固着される。

この絶縁体の他端は金属バイブ端面より外へ突出するよ
う設定されているため、ガラス封口体を溶融させれば、
金属パイプの端部における絶縁処理も同時に行え、かつ
絶縁体は予め所定の色に着色された成形体となっている
ため、定格違いの色別表示も行えるものである。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を第１図、第２図に基づいて
説明する。

第１図において、１ば発熱コイル、２は該発熱コイル１
に接続された取り出し端子、３は金属パイプで、内部に
前記発熱コイル１と取り出し端子２の一部が挿入されて
いる。

４は金属パイプ３内に充填されたマグネシア粉末、５は
低融点ガラスの粉末を成形し、仮焼成されたガラス封口
体で、金属パイプ３の端部開口に挿入されている。

８はこのガラス封口体５より融点が高く、かつ予め所定
の色に着色されたガラス成形体で、一端が金属パイプ３
の端面より所定寸法突出する長さを有して前記ガラス封
口体５の上に積み重ねて挿入されている。

第２図は第１図の状態にあるものを電気炉等の中で加熱
し、ガラス封口体５のみを溶融させて完成させた状態を
示す断面図であり、ガラス封口体５より融点の高い絶縁
体８はそのまま残り、一端はガラス封口体５と固着され
、他端は金属パイプ３の端面より所定寸法突出した状態
で取９出し端子２を包囲する。

以上のようにガラス封口体５より融点が高く、かつ所定
の色に着色された絶縁体Ｂを金属パイプ３の端部開口に
ガラス封口体５を下にして積み重ねて挿入した後、ガラ
ス封口体５の溶融温度で加熱してガラス封口体５のみを
溶融させて金属パイプ３の開口を封口することにより、
絶縁体６はガラス封口体Ｓより融点が高いため溶けるこ
となくそのままの形で残り、溶融したガラス封口体５と
一体化される。

また、絶縁体８の他端は、金属パイプ３の端面より所定
寸法突出するようにその長さを設定してあり、封口が完
了した時には、金属パイプ３端面の絶縁距離も確保され
ているものとなる。

さらに、絶縁体＄１よ所定の色に着色されたものであり
、定格違いのものを作る場合には、この絶縁体８の色を
適宜変えることで色別化は可能である。

このようにガラス封口体５と着色された絶縁体６を同時
に金属パイプ３の端部開口に挿入１ノで加熱するのみで
封口、金属パイプ３の端部の絶縁処理、定各違いの色別
表示が同時に行え石ものである。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、ガラス封口体より融
点が高く、かつ任意の色に着色した絶縁体とガラス封口
体とを同時に挿入して、ガラス封口体のみを、溶融させ
ろことにより、封口と、金属パイプ端部の絶縁処理と、
定格違いの色別表示を同時に行うように構成したので、
作業が非常に簡単となり、時間の大幅な短縮が可能とな
って、コトスも安価にすることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の一実施例によるシーズ七−夕
を示すもので、第１図は途中工程を示す要部断面図、第
２図は完成後の要部断面図、第３図、第４図は従来のシ
ーズ七−夕を示すもので、第３図は途中工程を示す要部
断面図、第４図は完成後の要部断面図である。 図中、１は発熱コイル、２は取り出し端子、３は金属パ
イプ、４はマグネシア粉末、５はガラス封口体、６は絶
縁体を示す。 代理人　大　岩　増　雄（外２名） 第１図 →２Ｉ２１ 牙３図 牙４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 金属パイプの端部開口に、低融点ガラスの粉末を成形し
   仮焼成したガラス封口体と、このガラス封口体より融点
   が高く、かつ所定の着色がされた絶縁体を積み重ねて挿
   入し、加熱してガラス封口体のみを溶融させて金属パイ
   プ開口部を封口するとともに、前記絶縁体を金属パイプ
   の端部より所定寸法突出させて固着させたことを特徴と
   するシーズヒータ。