JPS622725Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622725Y2 JPS622725Y2 JP1981197138U JP19713881U JPS622725Y2 JP S622725 Y2 JPS622725 Y2 JP S622725Y2 JP 1981197138 U JP1981197138 U JP 1981197138U JP 19713881 U JP19713881 U JP 19713881U JP S622725 Y2 JPS622725 Y2 JP S622725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistance
- insulator
- wire
- resistance wire
- holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000004568 cement Substances 0.000 description 4
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Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は耐振性能に優れた高温用抵抗素子を提
供せんとするものである。
供せんとするものである。
高温に於て使用する抵抗素子としては、「抵抗
線が高温灼熱して軟化し、隣接の螺旋が接続し易
くなる。保持体としてはセラミツクのみが存在し
たがガスの発生が多く抵抗線を汚染する」等のた
め、多くの欠点を有していたが、出願人はこれら
の欠点を除去した抵抗素子、即ち「抵抗線と保持
体の固定箇所を少くし、抵抗線の螺旋間隔の間に
耐熱絶縁材を介在せしめ、純度の高い耐熱絶縁材
で保持体を成形し、耐振性能に優れた高温用抵抗
素子が得られる様にしたものを発明し、特許登録
第685028号(特公昭47−35475)を受けたものを
実施しているものである。
線が高温灼熱して軟化し、隣接の螺旋が接続し易
くなる。保持体としてはセラミツクのみが存在し
たがガスの発生が多く抵抗線を汚染する」等のた
め、多くの欠点を有していたが、出願人はこれら
の欠点を除去した抵抗素子、即ち「抵抗線と保持
体の固定箇所を少くし、抵抗線の螺旋間隔の間に
耐熱絶縁材を介在せしめ、純度の高い耐熱絶縁材
で保持体を成形し、耐振性能に優れた高温用抵抗
素子が得られる様にしたものを発明し、特許登録
第685028号(特公昭47−35475)を受けたものを
実施しているものである。
本考案によるものは上記のものよりより一層耐
振性に優れたものである。即ち、碍子の孔に抵抗
線を挿通し、その間に可溶性物質(例えば碍子)
を介在したものが加熱により抵抗線の螺旋間隔の
一部を溶着することにより抵抗線の安定が得られ
る様にし、高温、耐振性にすぐれたものである。
振性に優れたものである。即ち、碍子の孔に抵抗
線を挿通し、その間に可溶性物質(例えば碍子)
を介在したものが加熱により抵抗線の螺旋間隔の
一部を溶着することにより抵抗線の安定が得られ
る様にし、高温、耐振性にすぐれたものである。
以下本考案の実施例を図を参照して説明すると
碍子2の孔1,1にリード線4,4を挿入す
る。(第1図) 抵抗線3の折曲端は碍子2に接触する螺旋間
隔を拡げるため、更にリード線4をイ−イ線ま
で引出し、碍子2とリード線4を耐熱セメント
5で固める。(第2図) 抵抗線3の折曲端に於て抵抗値を調整6し、
碍子2の孔1,1に硝子等の可溶性物質を挿
入、介在7せしめる。(第3図) 碍子2の両端の間に成形する凹部に耐熱セメ
ントを充填8して固める。(第4図) 従来の抵抗素子に於ては絶縁紛末を入れる際、
その充填を完全にするため時間を要したのであ
る。充填の密度が不充分である場合に於て抵抗線
が歪を生じたり、振動による断線、接触等の損傷
が発生するのである。
る。(第1図) 抵抗線3の折曲端は碍子2に接触する螺旋間
隔を拡げるため、更にリード線4をイ−イ線ま
で引出し、碍子2とリード線4を耐熱セメント
5で固める。(第2図) 抵抗線3の折曲端に於て抵抗値を調整6し、
碍子2の孔1,1に硝子等の可溶性物質を挿
入、介在7せしめる。(第3図) 碍子2の両端の間に成形する凹部に耐熱セメ
ントを充填8して固める。(第4図) 従来の抵抗素子に於ては絶縁紛末を入れる際、
その充填を完全にするため時間を要したのであ
る。充填の密度が不充分である場合に於て抵抗線
が歪を生じたり、振動による断線、接触等の損傷
が発生するのである。
本考案による可溶性物質(例へば硝子等)によ
り抵抗線の螺旋間隔の一部を溶着することにより
碍子と抵抗線の熱膨張の差による歪は殆んど発生
せず、その上、強振又は長い間の振動にも絶対に
接触する等のおそれはない。
り抵抗線の螺旋間隔の一部を溶着することにより
碍子と抵抗線の熱膨張の差による歪は殆んど発生
せず、その上、強振又は長い間の振動にも絶対に
接触する等のおそれはない。
以上の通り高温に於ても抵抗線に歪が生ぜず、
ガスによる汚染がないため温度係数の変化による
性能変化は生ぜず振動のために断線による事故が
殆んどなくなる等、高温用抵抗素子として極めて
有効な抵抗素子である。
ガスによる汚染がないため温度係数の変化による
性能変化は生ぜず振動のために断線による事故が
殆んどなくなる等、高温用抵抗素子として極めて
有効な抵抗素子である。
第1〜4図は製作工程毎の断面側面図。
1……碍子の孔、2……碍子、3……抵抗線、
4……リード線、5……耐熱セメント、6……抵
抗値の調整、7……可溶性物質の挿入、8……耐
熱セメント。
4……リード線、5……耐熱セメント、6……抵
抗値の調整、7……可溶性物質の挿入、8……耐
熱セメント。
Claims (1)
- 碍子に設けた1〜複数本の孔に挿通した螺旋状
抵抗線の両端を碍子に固着し、前記孔に介在した
可溶性物質を以て前記抵抗線の一部を溶着したこ
とを特徴とする抵抗素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19713881U JPS5897802U (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 抵抗素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19713881U JPS5897802U (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 抵抗素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5897802U JPS5897802U (ja) | 1983-07-02 |
JPS622725Y2 true JPS622725Y2 (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=30110353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19713881U Granted JPS5897802U (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 抵抗素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5897802U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3114125A (en) * | 1961-04-18 | 1963-12-10 | Rosemount Eng Co Ltd | Temperature probe |
-
1981
- 1981-12-25 JP JP19713881U patent/JPS5897802U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3114125A (en) * | 1961-04-18 | 1963-12-10 | Rosemount Eng Co Ltd | Temperature probe |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5897802U (ja) | 1983-07-02 |
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