JPS63133379A - 記憶媒体管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記憶媒体管理方式に関し、特に集合型記憶装置
における記憶媒体管理方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の記憶媒体管理方式では、ホストコンピュ
ータにおいて記憶媒体の移動を要求するプログラムから
記憶媒体の移動の要求を受けた媒体移動依頼手段が媒体
移動制御手段に記憶媒体の移動の依顛を行い、媒体移動
制御手段がメモリ上の制御情報域を参照し集合型記憶装
置内の媒体格納域とリードライトステーションとの間の
記憶媒体の移動を媒体移動装置に要求していた。

また、外部記憶装置内の管理ファイル上に媒体名情報と
格納域位置とからなる格納域媒体情報が存在し、メモリ
上の制御情報域の内容が消去されてもリードライトステ
ーション上に残った記憶媒体に媒体名が書き込まれてい
る場合には、その記憶媒体を媒体格納域の元の格納場所
に戻すことができた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の記憶媒体管理方式では、媒体移動制御手
段の使用する情報はメモリ上の制御情報域に存在してお
りホストコンピュータがシステムダウンを起こした場合
等には制御情報域の内容が全て消去されてしまうので、
再びホストコンピュータを起動するときにリードライト
ステーション上に記憶媒体が残っておりその記憶媒体が
媒体名が書き込まれていない記憶媒体（以下、媒体名の
ない記憶媒体という）である場合には媒体格納域の元の
格納場所への移動が不可能になるという欠点がある。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、ホストコンピュータ
の起動時（システムダウン後の再起動時および定期的な
通常の起動時等）にそのホストコンピュータに接続され
ている集合型記憶装置内のリードライトステーションに
存在する媒体名のない記憶媒体を媒体格納域の元の格納
場所に戻すことが可能な記憶媒体管理方式を提供するこ
とにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の記憶媒体管理方式は、リードライトステーショ
ンに存在する媒体名のない記憶媒体の媒体格納域におけ
る元の格納場所を示す戻り格納域位置の情報を有する名
前なし媒体情報を含む管理ファイルと、記憶媒体の移動
を要求するプログラムより前記媒体格納域と前記リード
ライトステーションとの間の記憶媒体の移動要求を受け
取る媒体移動依頼手段と、この媒体移動依頼手段から渡
された移動要求に基づき媒体移動装置に対して記憶媒体
の移動を要求しこの移動要求に基づき前記媒体格納域か
ら前記リードライトステーションに移動された記憶媒体
が媒体名のない記憶媒体である場合に前記管理ファイル
上の名前なし媒体情報に戻り格納域位置の情報を書き込
む媒体移動制御手段と、ホストコンピュータの起動時に
前記リードライトステーションに媒体名のない記憶媒体
が残存する場合に前記管理ファイル上の名前なし媒体情
報を参照し戻り格納域位置の情報に基づき前記リードラ
イトステーションから前記媒体格納域の元の格納場所に
記憶媒体を戻す要求を前記媒体移動装置に対して行う起
動時制御手段とを有する。

〔作用〕

本発明の記憶媒体管理方式では、管理ファイルがリード
ライトステーションに存在する媒体名のない記憶媒体の
媒体格納域における元の格納場所を示す戻り格納域位置
の情報を有する名前なし媒体情報を格納し、媒体移動依
頼手段が記憶媒体の移動を要求するプログラムより媒体
格納域とリードライトステーションとの間の記憶媒体の
移動要求を受け取り、媒体移動制御手段が媒体移動依頼
手段から渡された移動要求に基づき媒体移動装置に対し
て記憶媒体の移動を要求しこの移動要求に基づき媒体格
納域からリードライトステーションに移動された記憶媒
体が媒体名のない記憶媒体である場合に管理ファイル上
の名前なし媒体情報に戻り格納域位置の情報を書き込み
、起動時制御手段がホストコンピュータの起動時にリー
ドライトステーションに媒体名のない記憶媒体が残存す
る場合に管理ファイル上の名前なし媒体情報を参照し戻
り格納域位置の情報に基づきリードライトステーション
から媒体格納域の元の格納場所に記憶媒体を戻す要求を
媒体移動装置に対して行う。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の記憶媒体管理方式の一実施例の構成
を示すブロック図である０本実施例の記憶媒体管理方式
は、ホストコンピュータ１と、集合型記憶装置２と、管
理ファイル１２が格納される外部記憶装置３とから構成
されている。

ホストコンピュータ１は、メモリ　（図示せず）上の制
御情報域５と、集合型記憶装置２内の記憶媒体４の移動
を要求するプログラム６と、プログラム６の要求を受け
取る媒体移動依頼手段７と、制御情報域５を参照して集
合型記憶装置２を制御し外部記憶装置３上の管理ファイ
ル１２に情報を古き込む媒体移動制御手段８と、ホスト
コンピュータ１の起動時にリードライトステーション１
１に存在する記憶媒体４の管理を行う起動時制御手段１
３とを含んで構成されている。

制御情報域５は、記憶媒体４が存在しているリードライ
トステーション１１の番号を示すリードライトステーシ
ョン番号５１と、リードライトステーション１１への移
動前にその記憶媒体４が格納されていた媒体格納域ｌＯ
における元の格納場所を示す移動元情報５２とを有して
いる。

集合型記憶装置２は、媒体格納域１０とリードライトス
テーション１１との間の記憶媒体４の移動を自動的に行
う媒体移動装置９と、複数の記憶媒体４を格納している
媒体格納域ｌＯと、記憶媒体４に対する読出しおよび書
込みを行う１つまたは複数のリードライトステーション
１１とを含んで構成されている。

媒体格納域１０に格納されている記憶媒体４は、記憶媒
体４の識別情報（媒体名）が書き込まれる媒体名部４１
と、一般のデータが格納されているデータ部４２とから
なる。記憶媒体４には、未使用等で媒体名部４１が書き
込まれていないものと、媒体名部４１が書き込まれてい
るものとがある。

外部記憶装置３上の管理ファイル１２は、集合型記憶装
置２内の媒体格納域１０に格納されている複数の記憶媒
体４の各媒体名を示す媒体名情報１２１１と各記憶媒体
４が格納されている媒体格納域１０内の格納場所を示す
格納域位置１２１２とからなる格納域媒体情報１２１と
、媒体名のない記憶媒体４が存在するリードライトステ
ーション１１の番号を示すリードライトステーション番
号１２２１とその記憶媒体４が格納されていた媒体格納
域ｌＯの元の格納場所を示す戻り格納域位置１２２２と
からなる名前なし媒体情！１１１１２２（この情報は媒
体名のない記憶媒体４がリードライトステーション１１
に移動されたときにのみ作成される）とを含んで構成さ
れている。

第２図を参照すると、プログラム６および媒体移動制御
手段８と情報の入出力関係を有する媒体移動依頼手段７
は、要求受付は部７１と、移動依頼部７２とからなる。

第３図を参照すると、集合型記憶装置２．制御情報域５
．媒体移動依頼手段７および管理ファイル１２と情報の
入出力関係を有する媒体移動制御手段８は、依頼受付は
部８１と、移動情報部８２と、判定部８３と、媒体情報
部８４と、外部媒体情報人出力部８５とからなる。

第４図を参照すると、集合型記憶装置２および管理ファ
イル１２と情報の入出力関係を有する起動時制御手段１
３は、リードライトステーション情報入力部１３１　と
、媒体情報入力部１３２と、媒体移動情報出力部１３３
とからなる。

次に、このように構成された本実施例の記憶媒体管理方
式の動作について説明する。

ホストコンピュータ１上で実行されているプログラム６
において集合型記憶装置２内の特定の記憶媒体４の移動
が要求されたときには、媒体移動依頼手段７の要求受付
は部７１によりその要求が受け取られ、移動依鯨部７２
によりその要求が媒体移動制御手段８に依頼される。

媒体移動制御手段８の依頼受付は部８１により媒体移動
依頼手段７からの記憶媒体４の移動の要求が受け取られ
ると、移動情報部８２により集合型記憶装置２内のリー
ドライトステーション１１に記憶媒体４が存在するか否
か（リードライトステージジン１１が複数ある場合には
全てのリードライトステーション１１に記憶媒体４が存
在しているか否か）が調べられる。

この調査で記憶媒体４が存在している場合には、オペレ
ーティングシステム（図示せず）により指定されたリー
ドライトステーション番号５１のリードライトステーシ
ョン１１上の記憶媒体４についての媒体格納域１０の移
動元情報５２の情報が制御情報域５から媒体情報部８４
により取得される。

依頼受付は部８１により受け取られた媒体移動依頼手段
７からの移動要求と媒体情報部８４により取得された制
御情報域５からの情報とに基づき、媒体格納域１０から
リードライトステージジン１１に移動される記憶媒体４
とリードライトステーション１１から媒体格納域１０に
戻される記憶媒体４との媒体名、移動元および移動先等
の情報が判定部８３により判定され、移動情報部８２を
介して集合型記憶装置２に通知される。

移動情報部８２による調査で記憶媒体４が存在していな
い場合には、依頼受付は部８１により受け取られた媒体
移動依頼手段７からの移動要求のみによる判定部８３の
判定に基づく媒体格納域１０からリードライトステーシ
ョン１１への記憶媒体４の移動に関する情報が移動情報
部８２を介して集合型記憶装置２に通知される。

集合型記憶装置２内の媒体移動装置９では、媒体移動制
御手段８から通知された情報に基づき自動的に媒体格納
域１０とリードライトステーション１１とにおける記憶
媒体４の移動が行われる。

このような記憶媒体４の移動が完了すると、集合型記憶
装置２からリードライトステーション１１に移動された
記憶媒体４に関する情報が移動情報部８２により受け取
られ、判定部８３および媒体情報部８４を介して制御情
報域５の内容（移動された記憶媒体４が存在するリード
ライトステーション番号５１に対するその記憶媒体４の
移動元情報５２）が書き換えられる。

ここで、リードライトステーション１１に移動された記
憶媒体４が媒体名のない記憶媒体４である場合には、判
定部８３および外部媒体情報入出力部８５を介して外部
記憶装置３上の管理ファイル１２内の名前なし媒体情報
１２２が書き換えられる（制’＜ｕ情報域５におけるリ
ードライトステーション番号５１および移動元情報５２
と同一の内容がリードライトステーション番号１２２１
および戻り格納域位置１２２２に書き込まれる）。

ホストコンピュータ１の起動時（メモリ上の制御情報域
５の内容は消去されている）には、集合型記憶装置２の
リードライトステーション１１に記憶媒体４が残存して
いるか否かまた残存しているとするとその記憶媒体４は
媒体名のない記憶媒体４であるか否かが起動時制御手段
１３のリードライトステーション情報入力部１３１によ
り調べられる。

この調査でリードライトステーション１１上に記憶媒体
４が残存していない場合には、その状態からすぐにホス
トコンピュータ１のプログラム６による処理が行われる
。

起動時制御手段１３による調査で媒体名部４１が書き込
まれている記憶媒体４がリードライトステーション１１
に残存している場合には、媒体情報入力部１３２により
その記憶媒体４の媒体名部４１に基づき管理ファイル１
２上の格納域媒体情報１２１の媒体名情報１２工１が検
索されてリードライトステーション１１に残存する記憶
媒体４が格納されていた媒体格納域１０上の元の格納場
所である格納域位置１２１２が求められ、媒体移動情報
出力部１３３により格納域位置１２１２への記憶媒体４
の移動が媒体移動装置９に依頼され、リードライトステ
ーション１１から媒体格納域１０の元の格納場所に記憶
媒体４が戻される。

起動時制御手段１３による調査で媒体名のない記憶媒体
４がリードライトステーション１１に残存している場合
には、管理ファイル１２の名前なし媒体情報１２２から
記憶媒体４が残存しているリードライトステーション１
１のリードライトステーション番号１２２１に対応する
戻り格納域位置１２２２が媒体情報入力部１３２により
求められ、媒体移動情報出力部１３３により戻り格納域
位置１２２２が示す媒体格納域１０上の元の格納場所へ
の記憶媒体４の移動が媒体移動装置９に依頬され、リー
ドライトステーション１１から媒体格納域１０に記憶媒
体４が戻される。

このようにして、ホストコンピュータ１の起動時にリー
ドライトステーション１１に残存している媒体名のない
記憶媒体４を媒体格納域１０上の元の格納場所に戻すこ
とが可能になる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、管理ファイル上に名前な
し媒体情報を設定しその情報に基づいて集合型記憶装置
における媒体名のない記憶媒体の移動を制御することに
より、ホストコンピュータの起動時にリードライトステ
ーション上に残されている媒体名のない記憶媒体を媒体
格納域の元の格納場所に戻すことが可能になるという効
果があこの場合に、名前なし媒体情報の書込みは媒体名
のない記憶媒体をリードライトステーションに移動する
ときにのみ行えばいいので、わずかな回数の書込み処理
で上述の効果を達成することが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、 第２図は第１図中の媒体移動依頼手段の詳細な構成なら
びに媒体移動制御手段と第１図中のプログラムおよび媒
体移動制御手段との関係を示すブロック図、 第３図は第１図中の媒体移動制御手段の詳細な構成なら
びに媒体移動制御手段と第１図中の集合型記憶装置、制
御情報域、媒体移動依頼手段および管理ファイルとの関
係を示すブロック図、第４図は第１図中の起動時制御手
段の詳細な構成ならびに起動時制御手段と第１図中の集
合型記憶装置および管理ファイルとの関係を示すブロッ
ク図である。 図において、 ■・・・ホストコンピュータ、 ２・・・集合型記憶装置、 ３・・・外部記憶装置、 ４・・・記憶媒体、 ５・・・制御情報域、 ６・・・プログラム、 ７・・・媒体移動依頼手段、 ８・・・媒体移動制御手段、 ９・・・媒体移動装置、 １０・・・媒体格納域、 １１・・・リードライトステーション、１２・・・管理
ファイル、 １３・・・起動時制御手段、 ４１・・・媒体名部、 ４２・・・データ部、 ５１・・・リードライトステーション番号、５２・・・
移動元情報、 ７１・・・要求受付は部、 ７２・・・移動依頼部、 ８１・・・依頼受付は部、 ８２・・・移動情報部、 ８３・・・判定部、 ８４・・・媒体情報部、 ８５・・・外部媒体情報入出力部、 １２１　　・・格納域媒体情報、 １２２　　・・名前なし媒体情報、 １３１　　・・リードライトステーション情報入力部、
１３２　　・・媒体情報入力部、 １３３　　・・媒体移動情報出力部、 １２１１・・媒体名情報、 １２１２・・格納域位置、 １２２１・・リードライトステーション番号、１２２２
・・戻り格納載位！である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 リードライトステーションに存在する媒体名のない記憶
   媒体の媒体格納域における元の格納場所を示す戻り格納
   域位置の情報を有する名前なし媒体情報を含む管理ファ
   イルと、 記憶媒体の移動を要求するプログラムより前記媒体格納
   域と前記リードライトステーションとの間の記憶媒体の
   移動要求を受け取る媒体移動依頼手段と、 この媒体移動依頼手段から渡された移動要求に基づき媒
   体移動装置に対して記憶媒体の移動を要求しこの移動要
   求に基づき前記媒体格納域から前記リードライトステー
   ションに移動された記憶媒体が媒体名のない記憶媒体で
   ある場合に前記管理ファイル上の名前なし媒体情報に戻
   り格納域位置の情報を書き込む媒体移動制御手段と、 ホストコンピュータの起動時に前記リードライトステー
   ションに媒体名のない記憶媒体が残存する場合に前記管
   理ファイル上の名前なし媒体情報を参照し戻り格納域位
   置の情報に基づき前記リードライトステーションから前
   記媒体格納域の元の格納場所に記憶媒体を戻す要求を前
   記媒体移動装置に対して行う起動時制御手段と、 を有することを特徴とする記憶媒体管理方式。